JP2727286B2 - サッカーゲーム盤 - Google Patents

サッカーゲーム盤

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JP2727286B2
JP2727286B2 JP5132867A JP13286793A JP2727286B2 JP 2727286 B2 JP2727286 B2 JP 2727286B2 JP 5132867 A JP5132867 A JP 5132867A JP 13286793 A JP13286793 A JP 13286793A JP 2727286 B2 JP2727286 B2 JP 2727286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スポーツとしてのサ
ッカーに類似した興趣を、室内で簡単に、ゲームとして
楽しめるサッカーゲーム盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サッカーは、11人ずつ2組のチーム
が、ボールを、手を使わずに相手方ゴールに入れ合うス
ポーツであり、フットボール、蹴球とも呼ばれる。サッ
カー競技場は、図4のように、タッチライン(長辺)と
ゴールライン(短辺)からなる長方形の枠ライン、該枠
ラインを中央で2分割するハーフウェイライン、該ハー
フウェイラインの中央に描かれたセンターサークルなど
によりエリア分割されている。また、各ゴールライン
(短辺)の中央部に、ゴールが設けられており、該ゴー
ルは、両サイドのゴールポスト(縦棒)と上辺のクロス
バー(横棒)からなる長方形の入口と、該入口から蹴り
込まれたボールを後方で受止するネットを備えている。
競技ルールは、この枠ライン内で、パスやドリブルによ
ってボールを縦横に受渡しながら相手方陣内に入り込
み、最終的にボールをゴールに蹴り込めば、得点になる
というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、サッカーは、青
少年の間で野球を凌ぐ勢いで普及し、子供たちの日常的
遊びとして定着している。さらに、マスコミによる宣伝
効果も手伝って、国民的スポーツといってよいほどの人
気を博しつつある。このため、サッカーの興趣をスポー
ツとしてではなく、家庭内で手軽にできる遊戯ゲームと
しても楽しみたいという要求が出てきた。ところが、い
わゆるコンピュータゲームでは、サッカーボールの不規
則方向からパスされ、かつ不安定に転動するボールの動
きを実感することはできないし、従って、不安定に動く
ボールをシュートしてゴールした時の喜びを得ることも
困難である。
【0004】この発明は上記の点に鑑み、不規則な方向
から転がってくるボールを、反射神経を働かせながらキ
ックして、サッカー特有の興趣を卓上の盤面内にて実現
可能なサッカーゲーム盤を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のサッカーゲーム盤は、長方形盤面の周囲
を立壁で囲繞してなる盤本体と、該盤面上を転動可能な
ボールと、該盤面の短辺中央部に前記ボールを受入れ
ールと、前記盤面の各コーナーにボールの側面に空気
流を当てることができ、かつ、空気流の方向を水平方向
に変えられるようにした空気噴出手段と、を備えたこと
を特徴とし、該空気噴出手段を操作することにより、ゴ
ールシュートのテクニックを競い合えるように構成した
ものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記空気
噴出手段、空気噴射ノズルを側面下部にもつ縦蛇腹ポ
ンプと、該ポンプをそのノズル端が側面凹溝より突出さ
せた状態で覆った外筒体とからなり、該外筒体は縦方向
及び周方向に可動可能であり、縦方向に可動させたとき
はポンプを圧縮させ、周方向に可動させたときは前記ノ
ズル端の向きを変化させるようになっていることを特徴
し、簡潔な操作によって、空気噴流を自在に制御でき
るようにしたものである。
【0007】
【作用】2人の競技者が向かい合い、各人が左右2個の
噴出手段に手を懸ける。合図とともに、盤上に置かれた
ボールを、噴出手段によって相手方ゴールに向けて吹き
飛ばす。この時、吹き飛ばされたボールは、盤面周囲の
立壁との衝突や、空気噴流の乱れなどによって、思わぬ
方向へ不規則に転動する。競技者は、このボールの動き
を注視しながら、左右の噴出手段の噴射圧と噴射方向を
調整し、ゴールを狙ってキック(空気噴出によるボール
移動)を続ける。そして、一定時間内に成功したゴール
数の多い者、または所定ゴール数に先に達した者が勝者
となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を添付の図面に基づく実施例
により説明する。図1は本願サッカーゲーム盤の全体構
成図、図2は噴出手段によるボールの吹き飛ばしを示す
説明図、図3は噴出手段の噴出可変方向を示す説明図、
図4はサッカー競技場の構成図である。
【0009】図において、1は本願サッカーゲーム盤の
盤本体で、該本体1は周囲を立壁1Aで囲繞された長方
形のプラスチック盤面Bからなり、該盤面B上には、タ
ッチライン、ゴールライン、ハーフウェイライン、セン
ターサークルと、緑色の芝生面などからなる、サッカー
競技場に模した図柄が描かれている。該本体1の盤面B
上には、ボール2が載置されているが、該ボール2は、
空気噴流によって任意方向へ転動できるように、発泡プ
ラスチックなどの極めて軽い部材で構成されている。該
ボール2の表面には、サッカーボール特有のパッチパタ
ーン(例えば、黒い5角形と白い6角形からなる20面
体)や、有名戦(例えば、Jリーグ)のシンボルマーク
などを印刷してもよい。
【0010】3はゴールで、該ゴール3は、前記盤面B
の各短辺中央部に設けられ、前記ボール2を受入できる
ようになっている。即ち、該ゴール3は、盤面Bに向け
て長方形の開口を備えた筺体からなり、その内側底面は
盤面Bよりわずかに低く構成されている。このため、一
度ゴール3内に入ったボール3は、(極端に強い勢いで
投入されたものでない限り)ゴール底面と盤面Bの段差
によって障壁され、ゴール外へ転がり出すことがないよ
うになっている。
【0011】4は噴出手段で、該噴出手段4は、前記ボ
ール2を吹飛ばす空気噴流を、任意の方向に噴出するた
めのもので、前記盤面Bの各コーナーに計4個設けられ
ている。該噴出手段4は、盤面Bに対してボール2の半
径程度の高さに配設されたノズル4Aと、該ノズル4A
を側面に有する縦蛇腹ポンプ4Bと、該ポンプ4Bを回
転及び押圧可能な外筒4Cとで構成されている。該ノズ
ル4Aは、弁などを一切持たない簡潔構造であり、該ポ
ンプ4Bは、空気の噴出も吸入も該ノズル4Aを介して
行うようになっている。また、該ポンプ4Bも、プラス
チックの一体成形品からなる簡潔構造である。
【0012】前記外筒4Cの上面には、ノズル4Aの位
置を示す矢印が、ノズルの直上に対応して刻印されてい
る。このため、該矢印をボール2に向けて外筒4Cを押
圧することにより、ポンプ4B内の空気をノズル4Aか
ら噴出し、その噴気流で、ボール2を所望の方向へ吹き
飛ばすことができるようになっている。
【0013】上記実施例において、噴出手段4を操作し
て、盤面B上に置かれたボール2に向けて、空気噴流を
噴射すると、ボール2が盤面B上を転動する。この時、
ボール2の動きは、ノズル4Aとの相対的位置関係によ
って大きく変動する。即ち、ノズル4Aの直前のボール
2に向けて空気を噴出すると、ボール2はほぼノズルと
同じ向きへ勢いよく吹き飛ばされるが、ボール2がノズ
ル4Aから離れていると、空気噴流が拡散する上、乱流
成分が多くなるため、ノズル方向とは一致しない方向へ
転動することとなる。
【0014】また、ボール2は、4つのコーナーに配設
された噴出手段4から噴出される空気噴流の影響を受け
ながら転動するため、不規則な軌跡を描きながら、盤面
B上を転動する。さらに、ボール2は、立壁1Aやゴー
ル3のゴールポストに衝突して、思いがけない方向へ反
射したりする。このため、向かい合って噴出手段4を操
作する遊戯者にとっては、ボール2の位置と速度を瞬時
に判断し、ノズル4Aの向きを的確に変えるとともに、
外筒4Cを素早く押圧して噴射を行わなければならず、
サッカー特有の緊張感が醸成されることとなる。また、
一瞬の判断の差でゴールシュートに成功したり、失敗し
たりすることになり、ゲームの興趣が倍加する。一定時
間内に成功したゴール数の多い者、または所定ゴール数
に先に達した者が勝者となる。
【0015】
【発明の効果】上記のようにこの発明のサッカーゲーム
盤は、長方形盤面の周囲を立壁で囲繞してなる盤本体
と、該盤面上を転動可能なボールと、該盤面の短辺中央
に前記ボールを受入れるゴールと、前記盤面の各コー
ナーにボールの側面に空気流を当てることができ、か
つ、空気流の方向を水平方向に変えられるようにした空
噴出手段と、を備えたことを特徴としているから、該
空気噴出手段を操作し、盤上に置かれたボールを目掛け
て空気を吹き掛けることにより、ボールを盤面に沿って
シュートするように吹き飛ばし、相手陣にあるゴールに
入れ合うことができるというゴールシュートのテクニッ
クを競い合うことができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、前記空気
噴出手段、空気噴射ノズルを側面下部にもつ縦蛇腹ポ
ンプと、該ポンプをそのノズル端が側面凹溝より突出さ
せた状態で覆った外筒体とからなり、該外筒体は縦方向
及び周方向に可動可能であり、縦方向に可動させたとき
はポンプを圧縮させ、周方向に可動させたときは前記ノ
ズル端の向きを変化させるようになっていることを特徴
しているから、空気噴出手段の操作が、外筒体を握る
手指の下向きの押し操作と、水平回転操作をタイミング
よく選択する如き簡潔な操作によって、空気噴流を自在
に制御することができる。
【0017】この結果、サッカー特有の興趣を、家庭内
で手軽に、盤面上にて実現できるという効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願サッカーゲーム盤の全体構成図である。
【図2】噴出手段によるボールの吹き飛ばしを示す説明
図である。
【図3】噴出手段の噴出可変方向を示す説明図である。
【図4】サッカー競技場のフィールドライン構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ゲーム盤本体 1A 立壁 2 ボール 3 ゴール 4 噴出手段 4A ノズル 4B ポンプ 4C 外筒

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形盤面の周囲を立壁で囲繞してなる
    盤本体と、該盤面上を転動可能なボールと、該盤面の短
    辺中央部に前記ボールを受入れるゴールと、前記盤面の
    各コーナーにボールの側面に空気流を当てることがで
    き、かつ、空気流の方向を水平方向に変えられるように
    した空気噴出手段と、を備えたことを特徴とするサッカ
    ーゲーム盤。
  2. 【請求項2】 前記空気噴出手段、空気噴射ノズルを
    側面下部にもつ縦蛇腹ポンプと、該ポンプをそのノズル
    端が側面凹溝より突出させた状態で覆った外筒体とから
    なり、該外筒体は縦方向及び周方向に可動可能であり、
    縦方向に可動させたときはポンプを圧縮させ、周方向に
    可動させたときは前記ノズル端の向きを変化させるよう
    になっていることを特徴とする請求項1に記載のサッカ
    ーゲーム盤。
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