JP2727248B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2727248B2
JP2727248B2 JP2028001A JP2800190A JP2727248B2 JP 2727248 B2 JP2727248 B2 JP 2727248B2 JP 2028001 A JP2028001 A JP 2028001A JP 2800190 A JP2800190 A JP 2800190A JP 2727248 B2 JP2727248 B2 JP 2727248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像が記録された、X線フイルム,蓄積性
蛍光体シート等の記録シートを主走査するとともに副走
査することにより、前記画像を表わす画像信号を得る画
像読取装置に関するものである。
(従来の技術) 記録された画像を読み取って画像信号を得、この画像
信号に適切な画像処理を施した後、画像を再生表示する
ことは種々の分野で行なわれている。たとえば、後の画
像処理に適合するように設計されたガンマ値の低いX線
フイルムを用いてX線画像を記録し、このX線画像が記
録されたフイルムからX線画像を読み取って電気信号
(画像信号)に変換し、この画像信号に画像処理を施し
た後コピー写真等に可視像として再生することにより、
コントラスト,シャープネス,粒状性等の画質性能の良
好な再生画像を得ることが行なわれている(特公昭61−
5193号公報参照)。
また本願出願人により、放射線(X線,α線,β線,
γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの放射線エネ
ルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照
射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す
蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被
写体の放射線画像情報をシート状の蓄積性蛍光体に一旦
記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の励起
光で走査して揮尽発光光をお生ぜしめ、得られた揮尽発
光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像信号
に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材
料、CRTデイスプレイ装置等に可視画像として出力させ
る放射線画像記録再生システムがすでに提案されている
(特開昭55−12429号,同56−11395号,同55−163472
号,同56−104645号,同55−116340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真
システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって
画像を記録しうるという実用的な利点を有している。す
なわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対し
て蓄積後に励起によって揮尽発光する発光光の光量が極
めて広い範囲にわたって比例することが認められてお
り、従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり
大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される
揮尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光
電変換手段により読み取って電気信号(画像信号)に変
換し、この画像信号を用いて写真感光材料等の記録材
料、CRTデイスプレイ装置等の表示装置に放射線画像を
可視像として出力させることによって、放射線露光量の
変動に影響されない放射線画像を得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような画像信号を得る各システムにおいて、ど
のような画像であっても同一のサンプリング密度を有す
る画像信号を得ればよいというものではなく、通常、た
とえば撮影条件(通常撮影,拡大撮影,断層撮影等)や
撮影部位(たとえば被写体が人体の場合の、頭部,頸
部,胸部,腹部等)等、画像の種類を入力し、その種類
に応じたサンプリング密度を有する画像信号を得るよう
に構成されている。
しかし、同一の種類の画像(例えば互いに同一の撮影
条件および同一の撮影部位の複数の画像)であっても、
画像信号に基づいて得られた可視画像を観察する観察者
がその可視画像をどのような観点から観察しようとして
いるのかにより必要とするサンプリング密度が異なり、
必要とする細部まで観察することができない場合がある
という問題点があった。たとえば胸部X線画像は通常は
肺結核や肺癌等の診断に用いられるため、通常撮影・胸
部正面なる種類を選択して画像の読取りを行なうと肺結
核や肺癌等の一般的な疾患の診断に用いるために最適な
サンプリング密度を備えた画像信号が得られる。ところ
が時には肺胞と肺胞との間に認められる間質性疾患の観
察(診断)を行なう必要があり、この場合上記通常のサ
ンプリング密度を備えた画像信号に基づく可視画像では
十分な細部まで観察できないという問題点がある。また
他の例を挙げる得と、通常撮影・膝蓋骨正面なる種類を
選択して画像の読取りを行なうと、通常の骨折等の観察
(診断)には十分な程度のサンプリング密度を備えた画
像信号が得られるが、これでは骨の中のカルシュウムの
欠如に起因する骨粗しょう症の観察(診断)には不十分
であるという問題がある。
また一方、上記のような特殊な観察(診断)を考慮し
て常に高いサンプリング密度を備えた画像信号を得るこ
とも考えられるが、これでは画像信号のデータ量が厖大
なものとなり、したがって厖大な記憶容量が必要となっ
てしまいファイリング適性に劣るという問題が生じるこ
とになる。
本発明は、上記問題点に鑑み、非常に細部の情報を必
要とする特殊な観察にも対応することができるとともに
ファイリング適正にも優れた画像信号を得ることのでき
る画像読取装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の第一の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記画像が所定のサンプリング密
度でサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 前記画像の種類を入力するとともに、高密度サンプリ
ング指定を入力することが可能な入力部とを備え、 前記読取部が、前記入力部から前記種類のみが入力さ
れた場合に前記所定のサンプリング密度を前記種類に応
じたサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記高
密度サンプリング指定が入力された場合に前記所定のお
サンプリング密度を前記種類に応じたサンプリング密度
より高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備え
たことを特徴とするものである。
また、本発明の第二の画像読取装置は、前記第一の画
像読取装置において、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記高密度でサンプリングされた画像信号を入力して
該画像信号に再サンプリング処理を施することにより、
前記種類に応じたサンプリング密度を有する画像信号を
得る再サンプリング部と、 前記入力部から前記高密度サンプリング指定の入力が
行なわれた場合に、前記画像出力部には前記高密度でサ
ンプリングされた画像信号を伝送するとともに前記画像
蓄積部には前記再サンプリング部で得られた前記種類に
応じたサンプリング密度を有する画像信号を伝送する画
像信号伝送制御部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
また、本発明の第三の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記画像が所定のサンプリング密
度でサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 前記記録シートの寸法を表わす情報を入力するととも
に、高密度サンプリング指定を入力することが可能な入
力部とを備え、 前記読取部が、前記入力部から前記情報のみが入力さ
れた場合に前記所定のサンプリング密度を前記寸法に応
じたサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記高
密度サンプリング指定が入力された場合に前記所定のサ
ンプリング密度を前記寸法に応じたサンプリング密度よ
り高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備えた
ことを特徴とするものである。
また、本発明の第四の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記画像が所定のサンプリング密
度でサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 高密度サンプリング指定を入力することが可能な入力
部と、 前記記録シートの寸法を検出する検出手段とを備え、 前記読取部が、前記高密度サンプリング指定が入力さ
れない場合に前記所定のサンプリング密度を前記寸法に
応じたサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記
高密度サンプリング指定が入力された場合に前記所定の
サンプリング密度を前記寸法に応じたサンプリング密度
より高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備え
たことを特徴とするものである。
また、本発明の第五の画像読取装置は、前記第三もし
くは第四の画像読取装置において、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記高密度でサンプリングされた画像信号を入力して
該画像信号に再サンプリング処理を施すことにより、前
記寸法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を得
る再サンプリング部と、 前記入力部から前記高密度サンプリング指定の入力が
行なわれた場合に、前記画像出力部には前記高密度でサ
ンプリングされた画像信号を伝送するとともに前記画像
蓄積部には前記再サンプリング部で得られた前記寸法に
応じたサンプリング密度を有す得る画像信号を伝送する
画像信号伝送制御部とを備えたことを特徴とするもので
ある。
また、本発明の第六の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記画像の種類に応じた所定のサ
ンプリング密度より高密度で前記画像がサンプリングさ
れた画像信号を得る読取部と、 前記種類を入力することが可能な入力部と、 前記入力部において前記種類が入力された場合に、前
記画像信号を入力して該画像信号に再サンプリング処理
を施すことにより、前記種類に応じた所定のサンプリン
グ密度を有する画像信号を得る再サンプリング部とを備
えたことを特徴とするものである。
また、本発明の第七の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記記録シートの寸法に応じた所
定のサンプリング密度より高密度で前記画像がサンプリ
ングされた画像信号を得る読取部と、 前記寸法を表わす情報を入力することが可能な入力部
と、 前記入力部において前記情報が入力された場合に、前
記画像信号を入力して該画像信号に再サンプリング処理
を施すことにより、前記寸法に応じた所定のサンプリン
グ密度を有する画像信号を得る再サンプリング部とを備
えたことを特徴とするものである。
また、本発明の第八の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記画像の種類に応じた所定のサ
ンプリング密度より高密度で前記画像がサンプリングさ
れた画像信号を得る読取部と、 前記種類を入力するとともに、高密度サンプリング指
定を入力することが可能な入力部と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密
度でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号
に再サンプリング処理を施すことにより前記種類に応じ
た所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サ
ンプリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力
の有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた
画像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記
種類に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記
画像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部は前記
高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再サ
ンプリング部で得られた前記種類に応じたサンプリング
密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部と
を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の第九の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記記録シートの寸法に応じた所
定のサンプリング密度より高密度で前記画像がサンプリ
ングされた画像信号を得る読取部と、 前記記録シートの寸法を表わす情報を入力するととも
に、高密度サンプリング指定を入力することが可能な入
力部と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密
度でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号
に再サンプリング処理を施すことにより前記寸法に応じ
た所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サ
ンプリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力
の有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた
画像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記
寸法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記
画像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部には前
記高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再
サンプリング部で得られた前記寸法に応じたサンプリン
グ密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部
とを備えたことを特徴とするものである。
さらに本発明の第十の画像読取装置は、 画像が記録された記録シートを主走査するとともに副
走査することにより、前記記録シートの寸法に応じた所
定のサンプリング密度より高密度で前記画像がサンプリ
ングされた画像信号を得る読取部と、 高密度サンプリング指定を入力することが可能な入力
部と、 前記記録シートの寸法を検出する検出手段と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密
度でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号
に再サンプリング処理を施すことにより前記寸法に応じ
た所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サ
ンプリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力
の有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた
画像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記
寸法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記
画像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部には前
記高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再
サンプリング部で得られた前記寸法に応じたサンプリン
グ密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部
とを備えたことを特徴とするものである。
ここで前記第一,第二,第六,第八の画像読取装置に
おける前記「種類」は必要とするサンプリング密度等の
観点から画像を分類したものをいい、特定の分類に限ら
れるものではないが、たとえば医療診断用X線撮影シス
テムにおける撮影方法(通常撮影,拡大撮影,縮小撮
影,断層撮影,造影撮影等)と撮影部位(頭部正面,胸
部正面大胸部側面等)との組合せ等をいう。
また、前記第三,第四,第五,第七,第九,第十の画
像読取装置における「記録シートの寸法を表わす情報」
は、例えばxセンチメートル×yセンチメートル等のよ
うに寸法を直接的に表わす情報のみを意味するものでは
なく、記録シートの寸法と対応づけられた番号,記号,
名称等であってもよい。
また、前記第二,第五,第八〜第十の画像読取装置に
おける前記「画像出力部」は、たとえばレーザプリンタ
等のように画像のハードコピーを得るものであってもよ
く、CRT表示装置のように画像をその表示画面上に表示
するものであってもよい。
(作用) 本発明の第一の画像読取装置は、読取部がサンプリン
グ密度調整手段を備え、入力部から種類のみが入力され
た場合に前記所定のサンプリング密度を前記種類に応じ
たサンプリング密度に調整し、入力部から高密度サンプ
リング指定が入力された場合に前記所定のサンプリング
密度を前記種類に応じたサンプリング密度より高密度に
調整するようにしたため、必要時には高密度サンプリン
グ指定を行なって非常に細かい部分の観察を可能とし、
また通常は種類に応じたサンプリング密度を備えた画像
信号が得られ診断画質適性は十分である。
また、本発明の第二の画像読取装置は、入力部から高
密度サンプリング指定が行なわれた場合に、画像出力部
には高密度でサンプリングされた画像信号が伝送され、
一方、画像蓄積部には再サンプリング部で得られた種類
に応じたサンプリング密度を有する画像信号が伝送さ
れ、画像出力部では非常に細かい部分まで観察が行なわ
れ、一旦細部まで観察を行なった後の画像は多少粗くな
ってもかまわない場合がほとんどであるため画像蓄積部
には高密度サンプリング指定が行なわれなかった場合と
同様のサンプリング密度を備えた画像信号が蓄積され、
したがってこの場合ファイリング適性を損なうことも一
切ない。
また、画像をその必要なサンプリング密度で分類する
と記録シートの寸法とその分類とは通常一致する。した
がって上記第一および第二の画像読取装置における「画
像の種類」をその画像が記録された「記録シートの寸
法」に置き換えることができる。
本発明の第三の画像読取装置は、上記第一の画像読取
装置における入力部が画像の種類を入力するものである
ことに代えて記録シートの寸法を表わす情報を入力する
ものであり、このため上記第一の画像読取装置と同様
に、必要時には高密度サンプリング指定を行なって非常
に細かい部分の観察を可能とし、また通常は記録シート
の寸法に応じたサンプリング密度を備えた画像信号が得
られ診断画質適性は十分である。
また本発明の第四の画像読取装置は、入力部からは必
要に応じて高密度サンプリング指定のみを入力し、画像
の種類もしくは記録シートの寸法を該入力部から入力す
ることに代えて記録シートの寸法を検出する検出手段を
備えたため、上記第3の画像読取装置と同様の作用効果
を奏することのほか、入力部から画像の種類もしくは記
録シートの寸法を入力する必要がなく、入力の煩らわし
さや入力ミスが防止され、より使いやすい装置となる。
また、本発明の第五の画像読取装置は、上記第二の画
像読取装置と同様に、入力部から高密度サンプリング指
定が行なわれた場合に画像出力部には高密度でサンプリ
ングされた画像信号が伝送され、一方、画像蓄積部には
再サンプリング部で得られた記録シートの寸法に応じた
サンプリング密度を有する画像信号が伝送され、画像出
力部では非常に細かい部分まで観察が行なわれ、一旦細
部まで観察を行なった後の画像は多少粗くなってもかま
わない場合がほとんどあるため画像蓄積部には高密度サ
ンプリング指定が行なわれなかった場合と同様のサンプ
リング密度を備えた画像信号が蓄積され、したがってこ
の場合ファイリング適正を損なうことも一切ない。
また、本発明の第六の画像読取装置は、前記第一〜第
五の画像読取装置と異なり、読取部では常に高密度でサ
ンプリングされた画像信号が得られるが、再サンプリン
グ部を備え、入力部において前記種類が入力された場合
に、画像信号を入力して該画像信号に再サンプリング処
理を施すことにより前記種類に応じた所定のサンプリン
グ密度を有する画像信号を得るようにしたため、前記第
一の画像読取装置と同様に、必要時には非常に細かい部
分の観察を可能とし、また通常は種類に応じたサンプリ
ング密度を備えた画像信号が得られ診断画質適性が十分
にある画像読取装置が実現される。
また、本発明の第七の画像読取装置は、上記第六の画
像読取装置における入力部が画像の種類を入力すること
が可能なものであることに代え、記録シートの寸法を表
わす情報を入力することが可能なものであり、このため
上記第六の画像読取装置と同様に、必要時には非常に細
かい部分の観察を可能とし、また通常は種類に応じたサ
ンプリング密度を備えた画像信号が得られ診断画質適性
が十分にある画像読取装置となる。
また本発明の第八の画像読取装置は、前記第六の画像
読取装置と同様に、読取部は常に高密度でサンプリング
された画像信号を得るものであるが、入力部から高密度
サンプリング指定が行なわれた場合に画像出力部には高
密度でサンプリングされた画像信号が伝送され、一方画
像蓄積部には再サンプリング部で再サンプリングされた
種類に応じたサンプリング密度を有する画像信号が伝送
され、これにより前記第六の画像読取装置と同様に、画
像出力部では非常に細かい部分まで観察が行なわれ、ま
た画像蓄積部には高密度サンプリング指定が行なわれな
かった場合と同様のサンプリング密度を備えた画像信号
が蓄積され、したがってファイリング適性を損なうこと
も一切ない。
また本発明の第九の画像読取装置は、上記第八の画像
読取装置がその入力部から画像の種類を入力するもので
あることに代えて入力部から記録シートの寸法を入力す
るものであり、したがって上記第八の画像読取装置と同
様に、画像出力部では非常に細かい部分まで観察が行な
われ、また画像蓄積部には高密度サンプリング指定が行
なわれなかった場合と同様のサンプリング密度を備えた
画像信号が蓄積され、したがってファイリング適性を損
なうことも一切ない。
さらに本発明の第十の画像読取装置は、入力部からは
必要に応じて高密度サンプリング指定のみを入力し、画
像の種類もしくは記録シートの寸法は入力部からは入力
せずにそれに代えて記録シートの寸法を検出する検出手
段を備えたため、上記第九の画像読取装置の作用効果に
加え、入力部から画像の種類もしくは記録シートの寸法
を入力する必要がなく、入力の煩らわしさや入力ミスが
防止され、より使いやすい装置となる。
(実施例) 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明
する。尚、ここでは前述した蓄積性蛍光体シートを用い
た例について説明する。
第2図は、X線撮影装置の一例の概略図である。
このX線撮影装置10のX線源11からX線12が人体13の
胸部13aに向けて照射され、人体13を透過したX線12aが
蓄積性蛍光体シート14に照射されることにより、人体の
胸部13aの透過X線画像がシート14に蓄積記録される。
第1図は、本発明の画像読取装置の一実施例である、
X線画像読取装置を表わした斜視図である。
第2図に示したX線撮影装置で撮影が行なわれ、X線
画像が記録された蓄積性蛍光体シート14が読取部20の所
定位置にセットされる。
また、本発明の入力部の一例である、コンピュータシ
ステム40のキーボード44からX線撮影装置で撮影を行な
った際の撮影条件および撮影部位が入力される。またこ
のキーボード44から高密度サンプリング指定を行なうこ
とも可能である。
キーボード44から撮影条件・撮影部位が入力される
と、回転多面鏡26を回転させるモータ25の回転速度およ
びエンドレスベルト22を搬送する搬送モータ21の回転速
度の調整が行なわれ、これにより主走査速度,副走査速
度、即ちサンプリング密度の調整が行なわれる。また上
記サンプリング密度の調整と合わせて適切なレベルのア
ナログ信号SOが得られるようにフォトマルチプライヤ31
に印加する高圧電圧の調整も行なわれる。また、キーボ
ード44から高密度サンプリング指定が行なわれると、撮
影条件・撮影部位に拘らず、あらかじめ定められた高密
度のサンプリングが行なわれるように上記サンプリング
密度の調整およびフォトマルチプライヤに印加する電圧
の調整が行なわれる。
このようにして蓄積性蛍光体シート14が読取部20の所
定位置にセットされ、キーボード44から所定の入力が行
なわれると、このシート14はモータ21により駆動される
エンドレスベルト22により、矢印Y方向に搬送(副走
査)される。一方、レーザー光源23から発せられた光ビ
ーム24はモータ25により駆動され矢印方向に高速回転す
る回転多面鏡26によって反射偏向され、fθレンズ等の
集束レンズ27を通過した後、ミラー28により光路を変え
て前記シート14に入射し副走査の方向(矢印Y方向)と
略垂直な矢印X方向に主走査する。シート14の励起光14
が照射された箇所からは、蓄積記録されているX線画像
情報に応じた光量の揮尽発光光29が発散され、この揮尽
発光光29は光ガイド30によって導かれ、フォトマルチプ
ライヤ(光電子増倍管)31によって光電的に検出され
る。上記光ガイド30はアクリル板等の導光性材料を成形
して作られたものであり、直線状をなす入射端面30aが
蓄積性蛍光体シート14上の主走査線に沿って延びるよう
に配され、円環状に形成された射出端面30bにフォトマ
ルチプライヤ31の受光面が結合されている。入射端面30
aから光ガイド30内に入射した揮尽発光光29は、該光ガ
イド30の内部を全反射を繰り返して進み、射出端面30b
から射出してフォトマルチプライヤ31に受光され、X線
画像を表わす揮尽発光光29がフォトマルチプライヤ31に
よって電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ31から出力されたアナログ出力
信号SOは対数増幅器32で対数的に増幅され、A/D変換器3
3でディジタル化され、画像信号S1が得られる。
この画像信号S1は、キーボード44から高密度サンプリ
ング指定が行なわれた否かに拘らずCRT41に送られてそ
の表示画面41a上に画像信号S1に基づく可視画像が表示
される。尚このCRT41は、高密度サンプリング指定が行
なわれた場合でも対処することができるよう高解像度を
備えたものである。
また、この画像信号S1がキーボード44から高密度サン
プリング指定が行なわれたものである場合に、コンピュ
ータシステム40の本体部42内に備えられたCPUで再サン
プリング処理が施され、高密度サンプリング指定を行な
わなかった場合と同様のサンプリング密度を有する画像
信号に変換される。ここで行なわれるサンプリング演算
は、種々の補間演算等を用いることができる。尚、本体
部42で行なわれる上記再サンプリング処理を実行するハ
ードウェア,ソフトウェアの組合せが本発明の再サンプ
リング部の一例と観念される。
このようにしてキーボード44から高密度サンプリング
指定が行なわれた場合の再サンプリング処理により得ら
れた画像信号、または、高密度サンプリング指定が行な
われなかった場合の上記画像信号S1は、本発明の画像蓄
積部の一例である光ディスク装置50に入力され光ディス
クに記録される。
このように、キーボード44から高密度サンプリング指
定が行なわれた場合に、CRT41には高密度でサンプリン
グされた画像信号に基づく可視画像が表示されて観察に
供されるとともに、一度細部まで観察した後は多少粗い
画像となってもよい場合がほとんどであるため、再サン
プリング処理を行なった画像信号が光ディスクに記録さ
れ、ファイリング適性を損なうこともない。
尚、上記実施例ではCRT41に画像を表示する例である
が、CRTに代えてレーザプリンタ等を備え画像信号S1に
基づく可視画像のハードコピーを得るようにしてもよ
い。この場合、高密度サンプリング指定を行なって得た
画像信号に基づく可視画像のハードコピーが得られるた
め、CRTに表示する場合よりも多少粗い画像を記憶して
おくだけでよい場合がさらに増えることとなる。
また、一方、高密度サンプリング指定を行なった場
合、再サンプリングを行なわずに高密度でサンプリング
された画像信号をそのまま光ディスク装置50に伝送して
記録するようにしてもよい。この場合、高密度サンプリ
ング指定の行なわれる頻度に応じて多少ファイリング適
性は低下ぎみとなるが、その一方いつでも細部まで再現
された画像を出力することができるというメリットを有
する。
また、上記実施例は、読取部20がサンプリング密度調
整手段を備えたものであるが、読取部20は必ずしもサン
プリング密度調整手段を備えたものである必要はない。
この場合、読取部は常に高密度サンプリングを行なうよ
うに固定され、本体部42で再サンプリングを行なうこと
により撮影条件・撮影部位に応じたサンプリング密度を
備えた画像信号が求められる。この場合もキーボード44
から高密度サンプリング指定が行なわれた場合に、CRT4
1には再サンプリングを行なう前の画像信号が送られ、
光ディスク装置50には再サンプリングを行なった後の画
像信号が送られる。尚、キーボード44から高密度サンプ
リング指定が行なわれた場合に、光ディスク装置50にも
再サンプリング前の画像信号を送ってもよいことも前述
した実施例の場合と同様である。この場合、キーボード
44から撮影条件・撮影部位を入力しないことをもって、
積極的に高密度サンプリング指定を行なうことに代えて
もよい。
これまで述べた実施例はキーボード44から本発明にい
う「画像の種類」の一例である撮影条件・撮影部位を入
力するように構成した例であるが、撮影条件・撮影部位
の情報を必要とするサンプリング密度の観点から分類す
ると、用いられる蓄積性蛍光体シート14のサイズに基づ
いてサンプリング密度を定めることと等価となり、した
がって上記各実施例においてキーボード44からは撮影条
件・撮影部位を入力することに代えて蓄積性蛍光体シー
ト14のサイズを表わす情報を入力するように構成しても
よい。
また例えば読取りの際にキーボード44から蓄積性蛍光
体シート14のサイズを表わす情報を入力することに代え
て蓄積性蛍光体シート14のサイズを測定するようにして
もよい。
第3図は、蓄積蛍光体シート14のサイズを測定するよ
うに構成した、本発明の画像読取装置の他の実施例であ
るX線画像読取装置を表わした斜視図である。第1図に
示した実施例と互いに対応する要素には第1図に付した
番号と同一の番号を付し、説明は省略する。
第3図に示す実施例においては、蓄積性蛍光体シート
14が矢印Y方向に搬送されているときに該蓄積性蛍光体
シート14の幅を測定するための2つのセンサアレイ35a,
35bが備えられている。これらのセンサアレイ35a,35bを
構成するどのセンサ(図示せず)までシート14を検出し
たかによりその幅が測定され、コンピュータシステム40
に入力される。尚、ここでは複数サイズの蓄積性蛍光体
シート14が用いられるが、それら蓄積性蛍光体シート14
の縦横の寸法比は定まっており、したがって蓄積性蛍光
体シート14のサイズを特定するにはその幅を測定するこ
とで十分である。コンピュータシステム40に入力され
た、蓄積性蛍光体シート14のサイズを表わす情報は、前
述した各実施例と同様にサンプリング密度の調整に用い
られる。
尚、上記各実施例は蓄積性蛍光体シートにされたX線
画像を読み取るX線画像読取装置であるが、本発明の画
像読取装置は蓄積性蛍光体シートを用いる装置に限られ
るものではなく、X線フイルム等に記録されたX線画
像、その他記録シートに記録された一般の画像等を読み
取って画像信号を得る画像読取装置に広く適用できるも
のである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の第一および第三
の画像読取装置は、入力部が画像の種類もしくは記録シ
ートの寸法の他高密度サンプリング指定の入力も可能で
あり、高密度サンプリング指定が行なわれた場合に、読
取部におけるサンプリング密度の調整により高密度でサ
ンプリングされた画像信号が得られ、高密度サンプリン
グ指定が行なわれなかった場合には、読取部におけるサ
ンプリング密度の調整により画像の種類もしくは記録シ
ートの寸法に応じたサンプリング密度を備えた画像信号
が得られ、必要時には細部まで観察することができると
ともにファイリング適性を損なうことも少ない。
また、本発明の第四の画像読取装置は、記録シートの
寸法を検出する検出手段を備えるため入力部から画像の
種類もしくは記録シートの寸法を入力する必要がなく、
したがって上記第一および第三の画像読取装置における
上記効果に加え、入力の煩らわしさや入力ミスが防止さ
れる。
また、本発明の第二および第五の画像読取装置は、入
力部から高密度サンプリング指定が行なわれた場合に、
画像出力部には高密度でサンプリングされた画像信号が
伝送され、一方、画像蓄積部には再サンプリング部で得
られた種類もしくは寸法に応じたサンプリング密度を有
する画像信号が伝送され、画像出力部では非常に細かい
部分まで観察が行なわれ、画像蓄積部には高密度サンプ
リング指定が行なわれなかった場合と同様のサンプリン
グ密度を備えた画像信号が蓄積され、したがってこの場
合ファイリング適正を損なうことも一切ない。
また、本発明の第六ないし第十の画像読取装置は、読
取部では一律に高密度サンプリングを行なった画像信号
が得られ、第六ないし第七の画像読取装置では「種類」
もしくは「寸法」が入力された場合に再サンプリング処
理によりその種類もしくは寸法に応じた再サンプリング
密度を備えた画像信号が得られ、また第八ないし第十の
画像読取装置では高密度サンプリング指定が入力されな
かった場合に再サンプリング処理によりその種類もしく
は寸法に応じた再サンプリング密度を備えた画像信号が
得られ、したがって上記第一ないし第五の画像読取装置
と同様に、必要時には細部まで観察ができるとともにフ
ァイリング適性を損なうことも少ない。
また、高密度サンプリング指定を行なうことにより得
られた画像信号に基づく可視画像を出力するとともに画
像の種類もしくは寸法に応じたサンプリング密度を備え
た画像信号に変換して蓄積するように構成することによ
り、ファイリング適性を損なうこともほとんど防止でき
る。
さらに、本発明の第十の画像読取装置は上記第四の画
像読取装置と同様に記録シートの寸法を検出する検出手
段を備えたため、種類もしくは寸法の入力の煩わしさや
入力ミスの防止も図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の画像読取装置の一実施例である、X
線画像読取装置の一例を表わした斜視図、 第2図は、X線撮影装置の一例の概略図、 第3図は、本発明の画像読取装置の他の実施例であるX
線画像読取装置を表わした斜視図である。 10…X線撮影装置 14…蓄積性蛍光体シート 20…X線画像読取装置 21…搬送モータ、23…レーザ光源 25…モータ、26…回転多面鏡 29…揮尽発光光、30…光ガイド 31…フォトマルチプライヤ 35a,35b…センサアレイ 40…コンピュータシステム 41…CRT、41a…表示画面 42…本体部、44…キーボード 50…光ディスク装置

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記画像が所定のサン
    プリング密度でサンプリングされた画像信号を得る読取
    部と、 前記画像の種類を入力するとともに、高密度サンプリン
    グ指定を入力することが可能な入力部とを備え、 前記読取部が、前記入力部から前記種類のみが入力され
    た場合に前記所定のサンプリング密度を前記種類に応じ
    たサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記高密
    度サンプリング指定が入力された場合に前記所定のサン
    プリング密度を前記種類に応じたサンプリング密度より
    高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備えたこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像読取装置において、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
    と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記高密度でサンプリングされた画像信号を入力して該
    画像信号に再サンプリング処理を施すことにより、前記
    種類に応じたサンプリング密度を有する画像信号を得る
    再サンプリング部と、 前記入力部から前記高密度サンプリング指定の入力が行
    なわれた場合に、前記画像出力部には前記高密度でサン
    プリングされた画像信号を伝送するとともに前記画像蓄
    積部には前記再サンプリング部で得られた前記種類に応
    じたサンプリング密度を有する画像信号を伝送する画像
    信号伝送制御部とを備えたことを特徴とする画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記画像が所定のサン
    プリング密度でサンプリングされた画像信号を得る読取
    部と、 前記記録シートの寸法を表わす情報を入力するととも
    に、高密度サンプリング指定を入力することが可能な入
    力部とを備え、 前記読取部が、前記入力部から前記情報のみが入力され
    た場合に前記所定のサンプリング密度を前記寸法に応じ
    たサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記高密
    度サンプリング指定が入力された場合に前記所定のサン
    プリング密度を前記寸法に応じたサンプリング密度より
    高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備えたこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記画像が所定のサン
    プリング密度でサンプリングされた画像信号を得る読取
    部と、 高密度サンプリング指定を入力することが可能な入力部
    と、 前記記録シートの寸法を検出する検出手段とを備え、 前記読取部が、前記高密度サンプリング指定が入力され
    ない場合に前記所定のサンプリング密度を前記寸法に応
    じたサンプリング密度に調整し、前記入力部から前記高
    密度サンプリング指定が入力された場合に前記所定のサ
    ンプリング密度を前記寸法に応じたサンプリング密度よ
    り高密度に調整するサンプリング密度調整手段を備えた
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】請求項3もしくは4記載の画像読取装置に
    おいて、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
    と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記高密度でサンプリングされた画像信号を入力して該
    画像信号に再サンプリング処理を施すことにより、前記
    寸法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を得る
    再サンプリング部と、 前記入力部から前記高密度サンプリング指定の入力が行
    なわれた場合に、前記画像出力部には前記高密度でサン
    プリングされた画像信号を伝送するとともに前記画像蓄
    積部には前記再サンプリング部で得られた前記寸法に応
    じたサンプリング密度を有する画像信号を伝送する画像
    信号伝送制御部とを備えたことを特徴とする画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記画像の種類に応じ
    た所定のサンプリング密度より高密度で前記画像がサン
    プリングされた画像信号を得る読取部と、 前記種類を入力することが可能な入力部と、 前記入力部において前記種類が入力された場合に、前記
    画像信号を入力して該画像信号に再サンプリング処理を
    施すことにより、前記種類に応じた所定のサンプリング
    密度を有する画像信号を得る再サンプリング部とを備え
    たことを特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記記録シートの寸法
    に応じた所定のサンプリング密度より高密度で前記画像
    がサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 前記寸法を表わす情報を入力することが可能な入力部
    と、 前記入力部において前記情報が入力された場合に、前記
    画像信号を入力して該画像信号に再サンプリング処理を
    施すことにより、前記寸法に応じた所定のサンプリング
    密度を有する画像信号を得る再サンプリング部とを備え
    たことを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記画像の種類に応じ
    た所定のサンプリング密度より高密度で前記画像がサン
    プリングされた画像信号を得る読取部と、 前記種類を入力するとともに、高密度サンプリング指定
    を入力することが可能な入力部と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密度
    でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号に
    再サンプリング処理を施すことにより前記種類に応じた
    所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サン
    プリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
    と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力の
    有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた画
    像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記種
    類に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記画
    像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部には前記
    高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再サ
    ンプリング部で得られた前記種類に応じたサンプリング
    密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】画像が記録された記録シートを主走査する
    とともに副走査することにより、前記記録シートの寸法
    に応じた所定のサンプリング密度より高密度で前記画像
    がサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 前記記録シートの寸法を表わす情報を入力するととも
    に、高密度サンプリング指定を入力することが可能な入
    力部と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密度
    でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号に
    再サンプリング処理を施すことにより前記寸法に応じた
    所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サン
    プリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
    と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力の
    有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた画
    像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記寸
    法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記画
    像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部には前記
    高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再サ
    ンプリング部で得られた前記寸法に応じたサンプリング
    密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】画像が記録された記録シートを主走査す
    るとともに副走査することにより、前記記録シートの寸
    法に応じた所定のサンプリング密度より高密度で前記画
    像がサンプリングされた画像信号を得る読取部と、 高密度サンプリング指定を入力することが可能な入力部
    と、 前記記録シートの寸法を検出する検出手段と、 前記高密度サンプリング指定の有無に拘らず前記高密度
    でサンプリングされた画像信号を入力して該画像信号に
    再サンプリング処理を施すことにより前記寸法に応じた
    所定のサンプリング密度を有する画像信号を得る再サン
    プリング部と、 前記画像信号に基づく可視画像を出力する画像出力部
    と、 前記画像信号を蓄積する画像蓄積部と、 前記入力部からの前記高密度サンプリング指定の入力の
    有無に応じそれぞれ前記高密度でサンプリングされた画
    像信号もしくは前記再サンプリング部で得られた前記寸
    法に応じたサンプリング密度を有する画像信号を前記画
    像出力部に伝送するとともに、前記画像蓄積部には前記
    高密度サンプリング指定の入力の有無に拘らず前記再サ
    ンプリング部で得られた前記寸法に応じたサンプリング
    密度を有する画像信号を伝送する画像信号伝送制御部と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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