JP2723453B2 - 超音波血流観測装置 - Google Patents

超音波血流観測装置

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JP2723453B2 JP5255953A JP25595393A JP2723453B2 JP 2723453 B2 JP2723453 B2 JP 2723453B2 JP 5255953 A JP5255953 A JP 5255953A JP 25595393 A JP25595393 A JP 25595393A JP 2723453 B2 JP2723453 B2 JP 2723453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波パルスドプラ法
に基づいて生体内の血流情報を表示する超音波血流観測
装置に関し、特に前記血流情報の信号処理による血流情
報の高精度化に関する。
【0002】
【従来の技術】医用分野で用いられる超音波血流観測装
置は、生体内の臓器を白黒のBモード断層像で実時間表
示すると共に、生体内に流れている血流の情報、つまり
血流の平均速度又は血流の速度分散又はドプラ信号の強
度をBモード断層像に重ねてカラーで実時間表示する。
このため、このような装置の信号処理回路は、Bモード
像を得るための断層データ処理系と血流情報を得るため
のドプラ信号処理系とを有する。このドプラ信号処理系
において、血流情報を得るためのドプラ信号処理におけ
る血流情報は、超音波パルスドプラ法に基づいて血球か
らのエコー信号のドプラシフト量を計測することによっ
て得られる。
【0003】超音波パルスドプラ法は、生体に対してス
キャンしている超音波パルスビームの各ビーム方向につ
いて超音波パルスを所定の周期で複数回生体内に順次送
り、そして各々その生体内から返ってくるエコー信号を
受信し、パルス周期にわたるエコー信号の位相変化(ド
プラシフト周波数)又は相関関数などを算出し、血流情
報へと変換する方法である。そしてこの方法による血流
情報の抽出をスキャンしているすべての超音波ビーム方
向について行えば、二次元の血流情報が得られ、画像と
して表示できる。
【0004】パルスドプラ法により順次受信されたエコ
ー信号には、血流からのドプラシフトを受けたドプラ成
分と、血流以外の静止又は動きの少ない臓器からのクラ
ッタ成分と、ノイズとが含まれている。エコー信号にお
けるクラッタ成分を抑圧し、ノイズを除去し、ドプラ成
分のみから血流情報を精度良く抽出するために、従来の
超音波血流情報装置ではドプラ信号処理系は図4に示す
ように構成されている。以下その原理を説明する。
【0005】まず、探触子41及び送受信回路42によ
り、超音波パルスが生体内に送信され、生体内から返っ
てくるエコー信号が受信される。受信回路で所定の処理
を受けたエコー信号は位相検波回路43に入力される。
位相検波されたエコー信号がA/Dコンバータ44でデ
ジタル信号に変換された後にMTI(MovingTa
rget Indication)フィルタ45に通さ
れ、ここでクラッタ成分が抑圧される。クラッタ成分が
抑圧されたエコー信号は、相関処理回路46で解析され
る。この解析では、パルス周期にわたるエコー信号のド
プラシフト周波数又は相関係数などが算出され、これに
より血流の平均速度又は血流の速度分散又はドプラ信号
の強度の血流情報が得られる。そして、この血流情報
は、ノイズ判別処理回路47に入力され、ここでノイズ
が判別されノイズが除去される。ノイズが除去された血
流情報は、DSC(Digital Scan Con
verter)を含む画像表示回路48に入力され、こ
こでカラーコーディングされた後に、カラー画像として
表示器49に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、探触子
41及び送受信回路42により受信されたエコー信号に
は、ドプラ成分、クラッタ成分、ノイズ成分が含まれて
おり、高域通過フィルタであるMTIフィルタ45によ
り、低周波成分であるクラッタ成分は抑圧される。しか
し、完全に抑圧しきれない場合、残存クラッタ成分及び
前記ノイズ成分は、ノイズ判別処理回路47に入力され
る。
【0007】このノイズ判別処理回路47により、入力
信号の強度が所定の閾値より大きい場合は、ドプラ成分
と判断し、入力信号をそのまま出力する。また、入力信
号の強度が所定の閾値より小さい場合は、ノイズ成分で
あると判断し、入力信号を除去する。
【0008】このため、強度の小さいドプラ成分である
血流情報は失われてしまう。また、強度の大きい残存ク
ラッタ成分、又はノイズ成分は除去されることなく出力
される場合が生じる。このように従来の超音波血流観測
装置においては、血流情報の欠落、クラッタ成分又はノ
イズ成分の残存があるため、局所的に画質を劣化させる
という問題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、信号欠落の補填、残存ノイズ成
分の除去により前記血流画像の画質を改善し、画質の良
い超音波血流観測装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、超音波ビームをスキャンしながら超音波
パルスを生体内に送信する送信装置と、前記送信された
超音波パルスによる生体からのエコーを受信する受信装
置と、前記受信装置からの受信信号により血流情報を得
るドプラ処理手段と、前記血流情報を超音波画像として
表示する手段と、を含む超音波血流観測装置において、
前記超音波画像を構成する各画素を注目画素とし、その
注目画素を中心とする複数の画素で構成される窓を設定
し、その窓内の各画素の画素値を抽出する窓抽出手段
と、前記窓抽出手段により抽出された前記窓内の各画素
の画素値を多値化する多値化手段と、前記多値化された
注目画素の画素値に応じて及び前記多値化された前記窓
内における各画素値の個数に応じて、前記注目画素が実
信号であるか、実信号の欠落であるか、又はノイズであ
るかを判別する判別手段と、前記実信号であると判別さ
れた場合には前記注目画素の更新画素値としてそのまま
の画素値を出力し、前記実信号の欠落であると判別され
た場合には前記窓内の他の画素の画素値を利用して前記
注目画素の更新画素値を決定し、前記ノイズであると判
別された場合には前記注目画素の更新画素値として所定
値を出力する画素値選択手段と、含むことを特徴とす
る。
【0011】又は、上記に、この注目画素更新手段によ
り更新された注目画素の値を線形又は非線形フィルタに
よりフィルタリングするフィルタ手段とを備える。
【0012】
【作用】本発明において、以上の手段により、画面の各
画素を順次注目画素とし、その注目画素毎に以下の処理
を行う。注目画素の値を血流情報と判断した時は、注目
画素の値をそのまま注目画素の値とする。また、注目画
素の値を欠落情報と判断した時は、窓内の注目画素以外
の全画素の重み付き平均値を注目画素の値とする。更
に、注目画素の値をノイズであると判断した時は、注目
画素の値を画像情報がない時の画素の値とする。
【0013】又は、上記注目画素の最終結果を更にフィ
ルタリングすることにより各画素の値を平滑化する。
【0014】
【実施例】図1に、本発明に係る超音波血流観測装置の
概略構成図を示す。図1の探触子41及び送受信回路4
2により、超音波が生体内に送信され、生体内から返っ
てくるエコー信号が受信される。受信回路で所定の処理
を受けたエコー信号は、断層データ処理系13及びドプ
ラ信号処理系11に入力される。断層データ処理系13
はBモード断層像を得るための回路である。その出力は
画像表示回路48に入力され、表示器49に入力され
る。一方、ドプラ信号処理系11は、図4の点線枠内に
示す回路構成であり、上述したように血流の平均速度又
は血流の速度分散又はドプラ信号の強度の血流情報を得
るための回路である。その出力は画像処理回路12に入
力される。本実施例において特徴的な前記画像処理回路
12は、画像処理により信号(血流情報)の欠落を補填
し、残存ノイズを除去する。この画像処理回路12の内
部構成を図2に示す。以下にその動作を説明する。
【0015】初めに、ドプラ信号処理系11による血流
情報を画像メモリ20に格納し、この画像メモリ20の
画像情報を原画像とする。次に、アドレス発生部21か
ら発生するアドレスと各画素を一対一に対応させ、この
各画素をアドレス発生部21により選択されるアドレス
毎に順次注目画素とし、この注目画素を中心とするi×
jの画素により構成されるマトリックスを窓とする。こ
の窓1個分の画素による情報が順次取り出され、絶対値
化回路22と注目画素値抽出部25と平均値算出部26
の各々に入力される。iとjの方向は各々超音波ビーム
のスキャン方向と超音波ビームのビーム方向に対応す
る。本実施例ではiとjの値を共に3とし、3×3の場
合を示す。
【0016】図2において、ドプラ信号処理系11より
得られる血流の平均速度には、速度の方向を示す正又は
負の符号を有するが、絶対値化回路22では、この平均
速度の絶対値化を行う。ただし、前記画像メモリ20の
情報が、血流の平均速度画像である時、前記絶対値化回
路22を必要とするが、画像メモリ20の情報が、血流
の速度分散又はドプラ信号の強度である時、この強度は
常に正値であり、絶対値化回路22を省略できる。
【0017】この絶対値化回路22の出力は二値化回路
23に入力される。二値化回路23では、絶対値化回路
22より得られる窓内の各画素の信号の値が、閾値より
大きい値又はそれ以外の値であるかの判定により、窓内
の画素のすべてを“1”又は“0”の二値に分類する二
値化処理を行う。本実施例では、閾値を0とする。つま
り窓内の各画素の値は0であれば、“0”とし、それ以
外は“1”とする。この二値化処理より、窓の各画素が
二値で表現され、3×3画素の二値パターンが得られ
る。この窓の二値パターンには29 =512通りの組合
せが存在する。
【0018】上記3×3画素の二値パターンのデータ、
つまり窓は、9ビットで表現でき、この9ビットによる
窓のデータより、注目画素の属性を決定する。この注目
画素の属性の決定方法は図2の記憶装置を備えるパター
ンテーブル24との比較により行う。
【0019】図3に、窓内のパターンと注目画素の属性
との関係を示す。注目画素値が“1”及び“0”の時
の、窓内全体の“1”の数と注目画素の属性との関係
を、図3にまとめる。また、図3の中で特に、注目画素
値が“1”、かつ窓内全体の“1”が2個の時、注目画
素の属性を“血流情報”と判定する場合の全パターンを
図3の(注)にまとめる。
【0020】前記パターンテーブル24による属性の判
定の仕方を前記図3を用い、以下に説明する。図3に示
すように、窓の注目画素が“1”、かつ窓内の“1”の
数が2以上ならば、注目画素の属性を“血流情報”と判
定する。また、注目画素のみが“1”の時、注目画素の
属性は“ノイズ”であると判定する。更に、注目画素が
“1”、かつ窓内の注目画素以外に“1”が1つある場
合、図3の(注)に示す窓のパターン時のみ“血流情
報”と判定し、それ以外は“ノイズ”であると判定す
る。
【0021】更に図3に示すように、注目画素が
“0”、かつ窓内の“1”の数が4以上ならば、注目画
素の属性を“信号の欠落”であると判定する。また、注
目画素が“0”、かつ、窓内の“1”の数が4以下なら
ば、注目画素の属性は“ノイズ”であると判定する。
【0022】上記のようにパターンテーブル24と窓の
パターンとの比較によるパターン認識により、注目画素
の属性を判定する。この注目画素の属性を示す情報がセ
レクタ28に入力される。セレクタ28の入力側には、
前記属性情報以外に注目画素値抽出部25と平均値算出
部26と0値レジスタ27の出力部が入力される。この
注目画素値抽出部25では、3×3の画素で構成される
窓の中心に位置する注目画素の値のみが抽出される。ま
た、平均値算出部26では、窓内の注目画素以外の各画
素による重み付き平均値が算出される。また、0値レジ
スタ27は、0データを保持している。
【0023】前記パターンテーブル24の属性の判定結
果が“血流情報”である時、注目画素値抽出部25が選
択され、注目画素値抽出部25の出力結果がセレクタ2
8から出力される。また、パターンテーブル24の判定
結果が“信号の欠落”である時、平均値算出部26が選
択され、平均値算出部26の出力結果がセレクタ28か
ら出力される。パターンテーブル24の判定結果が“ノ
イズ”である時、0値レジスタ27が選択され、0値レ
ジスタ27の出力結果がセレクタ28から出力される。
【0024】以上より、原画像において、注目画素が、
“血流情報”と識別される場合は、注目画素の値をその
ままに画素の信号とする。また、“信号の欠落”と識別
される場合は、窓内の注目画素以外の8個の画素の重み
付き平均値を画素の信号とし、信号の欠落を補填する。
“ノイズ”と識別される場合は、0が出力され、ノイズ
が除去される。このようにして、血流イメージの画質の
改善を実現することが可能である。
【0025】更に、このセレクタの出力を、メディアン
フィルタ29に入力し、ノイズの除去と信号欠落の効果
を更に上げて、血流イメージの画質を改善することがで
きる。このため、メディアンフィルタ29の出力結果を
画像表示回路48の入力信号とすることにより、更に画
質の改善された血流情報の画像が得られる。
【0026】以上、本発明の一実施例について説明した
が、原画像上におけるノイズと信号の欠落の多少に応じ
て、i×jの窓の画素を、例えば、3×5と変えたり、
図3の(注)に示す二値パターン認識表の内容を変えた
り、画像の平滑化処理をするためのフィルタをメディア
ンフィルタ以外の一次元又は二次元フィルタに変えた
り、フィルタを使用しないなど、種々の仕様により実現
可能である。また、本実施例では、注目画素の属性の識
別について、窓内の“1”の値を持つ画素の数を用いた
が、“0”の値を持つ画素の数によっても同じ結果を得
ることが可能であることは言うまでもない。更にまた、
符号付きの血流平均速度の原画像について、窓内の画素
値を符号に応じて、二値ではなく、“−1”、“0”、
“1”の三値で三値化して、注目画素の値、窓内に
“1”又は“−1”の値を持つ画素の数、方向から注目
画素の属性を識別する変化も利用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素の値を忠実に伝達又はノイズの除去又は欠落情報
の補填を行うことにより、画質の良い血流情報を得る超
音波血流観測装置を提供できる。
【0028】また、上記注目画素の最終結果を更にフィ
ルタリングすることにより各画素の値を平滑化し、更に
画質の良い血流情報を得る超音波血流観測装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る超音波血流観測装置の
概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る画像処理回路の構成図
である。
【図3】本発明の一実施例に係る窓内の“1”の数及び
注目画素の値と注目画素の属性との関係図である。
【図4】従来の超音波血流情報装置のドプラ信号処理系
の概略構成図である。
【符号の説明】
20 画像メモリ 21 アドレス発生部 22 絶対値化回路 23 二値化回路 24 パターンテーブル 25 注目画素値抽出部 26 平均値算出部 27 0値レジスタ 28 セレクタ 29 メディアンフィルタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−161146(JP,A) 特開 昭56−91738(JP,A) 特開 昭61−201372(JP,A) 特開 平1−303132(JP,A) 特開 昭62−270139(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波ビームをスキャンしながら超音
    波パルスを生体内に送信する送信装置と、前記送信された 超音波パルスによる生体からのエコーを
    受信する受信装置と、前記受信装置からの受信信号により血流情報を得るドプ
    ラ処理手段と、 前記血流情報を超音波画像として表示する手段と、 を含む 超音波血流観測装置において、前記超音波画像 を構成する各画素を注目画素とし、その
    注目画素を中心とする複数の画素で構成される窓を設定
    し、その窓内の各画素の画素値を抽出する窓抽出手段
    と、前記 窓抽出手段により抽出された前記窓内の各画素の画
    素値を多値化する多値化手段と、 前記多値化された注目画素の画素値に応じて及び前記多
    値化された前記窓内における各画素値の個数に応じて、
    前記注目画素が実信号であるか、実信号の欠落である
    か、又はノイズであるかを判別する判別手段と、 前記実信号であると判別された場合には前記注目画素の
    更新画素値としてそのままの画素値を出力し、前記実信
    号の欠落であると判別された場合には前記窓内の他の画
    素の画素値を利用して前記注目画素の更新画素値を決定
    し、前記ノイズであると判別された場合には前記注目画
    素の更新画素値として所定値を出力する画素値選択手段
    と、含むことを特徴とする超音波血流観測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記画素値選択手段から出力された前記注目画素の更新
    画素値を線形又は非線形フィルタによりフィルタリング
    する手段 を備えることを特徴とする超音波血流観測装
    置。
  3. 【請求項3】 超音波ビームをスキャンしながら、超音
    波パルスを生体内に送信する送信装置と、 前記送信された超音波パルスによる生体からのエコーを
    受信する受信装置と、 前記受信装置からの受信信号により血流情報を得るドプ
    ラ処理手段と、 前記血流情報を超音波画像として表示する手段と、 を含む超音波血流観測装置において、 前記超音波画像を構成する各画素を注目画素とし、その
    注目画素を中心とする複数の画素で構成される窓を設定
    し、その窓内の各画素の画素値を抽出する窓抽出手段
    と、 前記窓抽出手段により抽出された前記窓内の各画素の画
    素値を二値化する二値化手段と、 前記二値化された注目画素の画素値が1か又は0かに応
    じて及び前記二値化された前記窓内の画素値1又は画素
    値0の個数に応じて、前記注目画素が実信号であるか、
    実信号の欠落であるか、又はノイズであるかを判別する
    判別手段と、 前記実信号であると判別された場合には前記注目画素の
    更新画素値としてそのままの画素値を出力し、前記実信
    号の欠落であると判別された場合には前記窓内の他の画
    素の画素値を利用して前記注目画素の更新画素値を決定
    し、前記ノイズであると判別された場合には前記注目画
    素の更新画素値として所定値を出力する画素値選択手段
    と、 を含むことを特徴とする超音波血流観測装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記窓は3画素×3画素の大きさを有し、 前記判別手段は、 前記二値化された注目画素の画素値が1の場合であって
    前記窓内の画素値1の個数が3以上の場合に、又は、前
    記二値化された注目画素の画素値が1の場合であって前
    記窓内の画素値1が2個ありかつ縦又は横に画素値1が
    連続する場合に、前記注目画素の画素値が実信号である
    と判別し、 前記二値化された注目画素の画素値が0の場合であって
    前記窓内の画素値1の個数が5以上である場合に、前記
    注目画素の画素値が実信号の欠落であると判別し、 上記条件以外の場合に前記注目画素の画素値がノイズで
    あると判別することを特徴とする超音波血流観測装置。
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