JP2721918B2 - コンベヤベルトモジュール - Google Patents

コンベヤベルトモジュール

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JP2721918B2 JP1196459A JP19645989A JP2721918B2 JP 2721918 B2 JP2721918 B2 JP 2721918B2 JP 1196459 A JP1196459 A JP 1196459A JP 19645989 A JP19645989 A JP 19645989A JP 2721918 B2 JP2721918 B2 JP 2721918B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2207/00Indexing codes relating to constructional details, configuration and additional features of a handling device, e.g. Conveyors
    • B65G2207/30Modular constructions

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プラスチック製の回転軸により回転可能に
接続されたコンベヤベルトモジュールを製作するための
新しく且つ簡潔な要素に関する。より詳しくは、本発明
は、ベルトが組み立てられた後に回転軸の両端に“ヘッ
ド(頭)”を形成する必要なく回転軸が組立状態に保持
されるようなコンベヤベルトに関する。更に、該回転軸
は、非破壊的方法で該ベルトから除去され且つ再使用さ
れ得る。モジュールは、好ましくは射出成形により形成
されたものであり、他のモジュールの軸端部と噛合され
る第一及び第二の複数個の軸端部を有し、該モジュール
においては、噛合された軸着端部が回転軸により接続維
持される。より好ましい実施例では、本発明の特定の実
施例のモジュールは、噛合されたリンク端部に形成され
た開口を通過した回転軸の移動を通常は制限する弾性部
材が形成され、該回転軸の挿入及び/又は除去の際に
は、該弾性部材を脇に避ける方向に力が加えられ弾性変
形させることが可能である。
従来技術及びその問題点 本願は、1988年11月14日に出願され水平方向自在コン
ベヤベルト(Horizontal Flexing Conveyor Belt)の名
称をつけられた米国特許出願第270101号の続きの一部継
続出願に対応するものである。
典型的なモジュール式コンベヤベルトは、1975年3月
11日にジェイ.エム.ラペイア(J.M.Lapeyre)の米国
特許第3870141号明細書に開示されている。該特許に示
すところでは、射出成形により形成された実質的に同じ
モジュールが、所要の長さのコンベヤベルトを形成する
ように互いに回転可能に接続されている。個々のモジュ
ールは、複数の細長い部材を有し、該細長い部材の個々
は、第一の軸着端及び第二の軸着端を有している。該複
数の細長い部材は、第一及び第二の軸着端の個々に設け
られた開口が互いに平行な第一及び第二の回転軸各々に
沿う位置にあるように、互いに結合されている。一つの
モジュールのリンク端部は、別のモジュールのリンク端
部に対して噛合し且つ回転軸により軸回転可能に接続さ
れ、所要の長さを有するコンベヤベルトが形成される。
本特許明細書の示すところにより製作された射出成形に
よるプラスチック製ベルトは、産業上充分に受け入れら
れ且つ多く使用されている。
更に、1977年10月4日にラペイアの米国特許第405194
9号に係るベルトは、傾けることなくコンベヤベルトか
ら小さな及び/又は不安定な品物を除去する問題を解決
した。該ベルトは、品物を収納するための櫛の“歯”の
ようなものを装着しモジュールに形成された多くのチャ
ンネルを備えている。更に、ラペイアの米国特許第4171
045号に開示されているベルトは、ベルトが下側で滑ら
ないように運搬面上の品物とずっと接触し且つ後押しす
るように、翼部の特定のものが運搬面の通常の位置上に
延びている複数の“把持具(dogs)”を有する以外は、
前述の米国特許第3870141号明細書及び米国特許第40519
49号明細書のベルトと類似している。
1980年6月22日に、ジェイ.エム.ラペイア他の米国
特許第4213527号明細書は、更にリンク式コンベヤベル
トを形成するためのモジュールを開示している。該コン
ベヤベルトは、コンベヤベルト面上を搬送されている品
物の下でコンベヤベルトが滑らないようにするために運
搬方向に対して横方向に延びている突出部又は縁を有し
ている。
類似のものとしては、どちらもラペイアに対して特許
が付与されたものであるが、1979年10月19日付の米国特
許第4170281号明細書及び1978年3月22日付の米国特許
第4080842号明細書は、ベルトが品物の下で滑らないよ
うに該ベルトに沿った搬送面上の品物を移動させるため
の搬送面に対して横方向に延びている部材を有する搬送
ベルトを示している。
ジェイ.エム.ラペイア及び本発明と同じ譲受人の米
国特許出願及び米国特許に係る他のモジュール式リンク
コンベヤベルトには、1983年4月14日に出願された名称
“リンクチェーンベルト”の米国特許出願第483210号、
1980年8月19日に出願された名称“モジュール式センタ
ードライブコンベヤベルト”の米国特許出願第179523号
がある。より詳細には、米国特許出願第179523号の継続
出願である米国特許出願第118309号明細書は、噛合され
たリンク端部から回転軸が軸方向に移動することを制止
する分離した“ストップ”又は当接部に関する。
その他ラペイアの特許としては、1985年12月3日付の
名称“軽量モジュール式コンベヤベルト”の米国特許第
4556142号がある。
加えて、1987年10月15日付で出願された名称“端部相
互接続方式の成形コンベヤベルトモジュール(End−to
−End Molded Conveyor Belt Module)”の米国特許出
願第110109号明細書は、“端部を相互に接続”するよう
に成形されることが可能なモジュールを開示している。
水平方向に変化し又は屈曲するように特に設計された
別のコンベヤベルトは、各々1979年5月8日付及び1980
年1月22日付でジェイ.エム.ラペイアに特許が付与さ
れた米国特許第4153152号及び第4184588号において開示
されている。
1987年12月1日付発効のポエリンク(Poerink)の米
国特許第4709807号明細書は、ベルト幅方向の回転軸が
抜け出ないように、外部スリーブタイプのリンク端部に
挿入される閉鎖又は“ストップ”装置として釘及び/又
は合い釘の使用を開示している。
同様に、1973年4月10日付発効のマグリオ(Maglio)
他の米国特許第3726569号明細書は、接続ロッドが外れ
ないようにするために“スリーブ”部材に割り込むか又
は収納される種々のタイプの端部プラグの使用を開示し
ている。
カリフォルニア州サクラメントにあるケーヴィピーカ
ンパニィ(KVP Company)により製造され、1988年5月1
0日付発効のカール ヴィ.パルメアー(Karl V.Palmae
r)の米国特許第4742907号の第4図に示された“オール
インワン(All−in−One)”方式のコンベヤベルトは、
煉瓦積み状に配置可能であるため幅を種々の寸法とする
ことが可能である中央の幅方向の接続部材において駆動
されるモジュール式プラスチックベルトである。
メリーランド州ケンブリッジにあるケンブリッジワイ
ヤークロスカンパニィ(Cambridge Wire Cloth Compan
y)によりカム−クリーン(Cam−Clean)の名称で販売
され、実質的に1985年12月10日付でロバート エイチ.
ボード(Robert H.Bode)に特許が付与された米国特許
第4557374号明細書に記述されたプラスチック製モジュ
ール式ベルトは、一対のベルト幅方向の接続部材により
限定されたモジュール内の凹部により収納されたスプロ
ケット歯によりモジュールの中央領域内で運転される。
ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるレックスノー
ドコーポレーション(Rexnord Corp.)は、最近“5900"
シリーズとして設計された一群のプラスチック製コンベ
ヤベルトを紹介している。これは、“ヘッドレス(頭な
し)”の回転軸を所定の位置に保持するために個々の又
は分離したスナップ−イン式のプラグを使用している。
従来技術の特許及び市販ベルト、並びに本発明に係る特
許の米国における譲受人の出願中特許の見直しにより、
組立られたモジュール式コンベヤベルトにおいて回転軸
を所定位置に保持するための容易且つ簡潔で安価な技術
は、現在のところ存在しないことは明らかである。より
詳細には、従来技術のコンベヤベルトは、個々の回転軸
に各々挿入されるべき分離した当接又は“ストップ”部
材を必要とすることを除いては、回転軸の非破壊的な除
去による修繕又は組立は全く不可能である。
発明の概要 それゆえに、本発明の目的は、モジュールが回転軸を
破壊せずに修繕され又は組立られることが可能であり、
それゆえに該回転軸の再利用が可能であるコンベヤベル
トを提供することである。
本発明の別の目的は、モジュール式であり、それゆえ
に容易に修繕及び交換が可能なコンベヤベルトを形成す
るためのモジュールを提供することである。
更に、本発明の目的は、組立が容易且つ簡便で安価で
あり、回転軸を所定位置に保持するための分離した“プ
ラグ”を必要としないコンベヤベルトを提供することで
ある。
その他の目的及び特徴は、以上の如くであり、更に以
下に示されるが、軸回転可能に接続される複数個のモジ
ュールからなるコンベヤベルトを製作するために一体成
形されたモジュールを提供する本発明により達成され
る。該モジュールは、ポリエチレン、ポリプロピレン又
はアセタールのようなプラスチック材の射出成形により
好ましくは形成される。個々のモジュールは、リンク端
部を有して一体的にモールド成形された接続構造を伴っ
た第一及び第二の複数リンク端部を有する。第一及び第
二の複数リンク端部の個々のリンクは、特定の直径の軸
孔を備え、該複数個の軸孔は、第一及び第二の軸のため
に設けられている。本発明の好ましい実施例において
は、第一の複数リンク端部は、第二の複数リンク端部に
対してリンク一個分の幅だけずれている。個々のモジュ
ールの長さは、第一及び第二の軸の間の距離により決め
られ、個々のモジュールの幅は、中央部に配置された接
続構造又は部材により互いに結合されるリンク端部の数
により決められる。第一及び第二の複数リンク端部によ
り限定される第一及び第二の軸は平行であるので、該軸
は共通平面内にある。軸を包囲する個々の軸着端部の厚
みは、隣接する軸着端部間の間隔より小さいので、一つ
のモジュールの軸着端部は、二つのモジュールの軸が同
軸に配置されている場合、回転軸により別のモジュール
の軸着端部と噛合され且つ接続されることが可能であ
る。
一個又はそれ以上のストップ部材が、複数リンク端部
の一方のベルト幅方向において最も外側のリンク端部に
近接して一体的にモールド成形されている。これによ
り、最も外側のリンク端部は、該端部内に設けられた開
口内への回転軸の挿入を部分的に妨害している。このこ
とは、リンク端部の開口より少し小さいが実質的に該開
口と同じ大きさの直径を有する回転軸又は該ストップ部
材又はこれら両方が、噛合されたリンク端部の整列され
た開口を貫通して該回転軸が挿入される事が可能なよう
に充分に該回転軸の通過路から変形され押圧されねばな
らないことを意味する。該回転軸が、充分に正しい位置
にあり、且つ該ストップ部材を通過している場合、該ス
トップ部材は、回転軸が通常のベルト動作中に噛合され
たリンク端部との接続から外れて移動するのを防止す
る。しかしながら、該回転軸又は該ストップ部材又はこ
れら両方が保持を解除する方向へ押圧されるように回転
軸の軸方向に付加的な力を加えることにより、該回転軸
は非破壊的に除去され得る。
実 施 例 本発明実施例につき添付図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明に係るプラスチック製モジュール式
コンベヤベルトの一部(10)を示す。第2A図、第2B図、
第2C図及び第2D図は、該ベルト(10)のモジュール(1
2)を種々の方向から示す図である。第1図に示される
ように、一連のモジュール(12)、(14)、(16)及び
(18)は、モジュール(12)の細長いリンク(32)、
(34)及び(36)の端部に形成された開口(26)、(2
8)及び(30)のような開口を通じて延びている回転軸
(20)、(22)及び(24)により回転可能に接続または
結合されている。第1図に示されるモジュール(12)、
(14)、(16)及び(18)は、モジュール(12)の細長
いリンク(32)、(34)及び(36)のような細長いリン
クを3個だけ示してある。しかしながら、ベルトは、典
型的には3個の細長いリンクより実質的には広い幅とす
ることができ、各々のモジュールは、例えば20又はそれ
以上の細長いリンクのように非常に多数の細長いリンク
を有し得ることが理解されるであろう。このように、こ
のような方式で既に予備組立されたモジュールを使用す
ることによるベルトの組立製作は、リンクが接続されて
いない場合より実質的に容易である。実質的には同じ物
であるが、モジュール(14)及び(18)は、正確にはモ
ジュール(12)及び(16)と同じ物ではない。詳細に
は、モジュール(12)及び(16)のエッジ(38A)及び
(38B)は、モジュール(14)及び(18)のエッジ(40
A)及び(40B)より幾分か幅広くなっている。更に、モ
ジュール(14)のリンク端部(44)がモジュール(16)
のスペース(42B)により受け止められるように、モジ
ュール(12)及び(16)のエッジ(38A)及び(38B)
は、軸回転可能に接続されたモジュールのリンク端部を
受け止めるためにスペース(42A)及び(42B)を有して
いる。厚みにおける違いは、真っ直ぐ且つより円滑なエ
ッジを得るためのものである。該スペース及び増加され
た厚み以外は、モジュール(12)及び(16)とモジュー
ル(14)及び(18)とは同じ物である。
種々の形態の運搬需要を果たすために、コンベヤベル
トは幅と長さについてあらゆるサイズが要求される。従
って、どのような幅や長さのベルトでも形成するよう
に、端と端とを繋ぎ互いに平行に並べた関係において組
立られ得るモジュール又はユニットから構成されるベル
ト装置は非常に望ましいものである。
第3図は、前記タイプのモジュールから組立られたベ
ルトが、単位モジュール3個分の幅にベルトを形成する
ために、部分的又は半分の大きさのモジュールと共に単
位幅を有する複数の同じモジュールから製作され得るこ
と及び該ベルトはベルトを横切る方向には単位モジュー
ルと実質的に同じ機械的強度を有することを示す。該ベ
ルトの強度は、軸着端部を噛合及び連結することの結果
として得られる。図示のように、モジュール1単位分の
長さを有する単位モジュール(46A)、(46B)及び(46
C)は、該ベルトの幅を横切る方向に平行に並べ単純に
配置されている。モジュール(46A)、(46B)及び(46
C)からなる列両側の列の各々は、モジュール(48A)や
(48B)のような単位モジュール2個と(48C)や(48
D)のような分割モジュール2個とを有している。この
煉瓦積み状の組立様式がベルトの長さに渡って続けられ
る場合は、該ベルトはその幅方向に煉瓦積み状としない
場合より実質的に強い強度を有する。
第2A図から第2D図は、各々第1図のモジュール(12)
の平面図、側面図、底面図及び正面図である。本実施例
に関する以下の説明は、モジュール(12)に類似したモ
ジュールについて行なわれるが、その説明は、(14)及
び(18)で示されたタイプのモジュールに等しく適用で
きる。図示されるように、細長いリンク(32)と一体に
モールド成形されたエッジ(38A)は、ストップ部(5
0)を有している。図示のように、ストップ部(50)
は、細長いリンク(32)内に配置された開口(26)を
(側面視において)部分的に塞ぐようにエッジ(38A)
の下面から延びている。従って、回転軸が、開口(2
6)、(28)及び(30)のようなモジュール(12)の一
列に配置された開口並びに別のモジュールの噛合された
リンク端部の開口を通過して矢印(52)の方向に挿入さ
れる以前に、ストップ部(50)、軸ロッド又はこれら両
者は、該回転軸の通過すべき経路から変形または屈曲さ
れなければならない。
開口(26)及び(28)内の箇所に実質的に同じサイズ
(但し、少し開口より小さい)の直径を有する回転軸
(54)を示す以外は、第4図は、実質的に第2D図と同じ
である。図示されるように、ストップ部(50)の先端位
置は、回転軸(54)のエッジ(56)と接触し、矢印(5
2)で示されるのと反対方向への該回転軸の移動を防止
または少なくとも制限する。第4図における破線(58)
は、破線(60)で示された回転軸端部により変形される
ことにより、ストップ部(50)が如何にして回転軸(5
4)の強制的な挿入(または引き抜き)を許容するかを
示す。
第5A図、第5B図、第5C図、第5D図、第6A図及び第6B図
は、全体を(62)で示された異なるタイプのモジュール
についての本発明の別実施例の図面である。図示される
ように、モジュールの一方側のリンク端部(64)及び
(66)は、リンク端部の厚みと等しいか又は少し大きい
厚みだけモジュールの他方側のリンク端部(68)及び
(70)と位置をずらされている。リンク端部におけるこ
の位置のずれは、接続されたリンク端部の整列されたエ
ッジを提供することをより容易にする。当業者に理解さ
れ得るように、モジュール(62)に類似のモジュールか
ら構成されたコンベヤベルトは、クロス部材(72)に直
交する力を与えることにより中央で駆動され、また同一
平面をなすように円滑な上面の配列をなす。図示される
ように、リンク端部(70)は、該リンク端部(70)にお
いて形成された開口(78)を部分的に塞ぐ二つの傾斜端
(ramp)形状をなすストップ部(74)及び(76)を有す
る。ストップ部(74)及び(76)は、リンク端部(70)
及び(68)の各開口(78)及び(84)並びに別のモジュ
ールの噛合リンク端部の開口を通過して矢印(82)で示
された方向に回転軸(80)が自由に挿入されるのを許容
する。しかしながら、第6A図と第6B図に示され得るよう
に、ストップ部(74)及び(76)は、ヘッド(86)が破
線で示された座部(88)へ移動する前にストップ部(7
4)及び(76)を経て変形または屈曲されなければなら
ないように、ヘッド(86)の通過を妨害する。ヘッド
(86)が一旦十分に据え付けられると、該ヘッド及び回
転軸(80)全体は、ベルトの通常の動作において矢印
(82)により示されたのと反対方向へ移動することを制
限される。勿論、回転軸(80)は、ヘッド(86)に力を
加えてストップ部(74)及び(76)を通過させること、
又は回転軸(82)から単にヘッド(86)を切断すること
のどちらかにより取り外され得る。
第7A図、第7B図及び第7C図は、コンベヤベルト(90)
の一部として示されているような、非常に軽量で且つ開
放部を有するコンベヤベルトの製造において使用される
モジュールが組み込まれている本発明の別の実施例であ
る。図示のように、ベルト(90)は、モールド成形され
一体化され、典型的には回転軸(98)及び(100)によ
り接続されたモジュール(92)、(94)及び(96)を有
している。本実施例を説明するために、回転軸(102)
及び(104)が、モジュール(92)及び(96)各々のリ
ンク端部(106)及び(108)に配置された状態を示す。
しかし、別のモジュールを接続している部分は図示され
ていない。図示されるように、エッジ(110A)、(110
B)及び(110C)は、各モジュールに一体的にモールド
成形されている。各々のエッジ(110A)、(110B)及び
(110C)は、スリーブ部分(112A)、(112C)のような
支持構造と、(114A)及び(114C)のような当接部また
はストップ部とを有している。図示される実施例におい
ては、ベルト(90)のモジュールは、矢印(116)で示
された方向に噛合されたリンク端部を介して回転軸を挿
入することにより組み立てられている。しかしながら、
モジュールのエッジのストップ部は、スリーブ部及びリ
ンク端部を介して回転軸の挿入を行なわせるためには通
路から変形または屈曲されなければならない。第7A図、
第7B図において図示されるように、モジュールの当接ま
たはストップ部は、通常の位置から屈曲されたり変形さ
れたりし、ロッド(102)のようなロッドは、リンク端
部(106)のスリーブ部(112A)及び開口(118)、(12
0)のようなスリーブ部及びリンク端部を介して矢印(1
16)で示された方向へ通過される。一旦、該ロッドが充
分に位置に挿入されたら、隣接したモジュールのストッ
プ部または当接部は、矢印(116)により示されたのと
反対の方向にロッドを移動させないようにスリーブ位置
を包囲する通常の又は変形されていない位置に戻る。こ
のことは、係合位置から回転軸(98)を動かさないよう
にモジュール(94)のスリーブ部(図示せず)を包囲し
ているモジュール(92)の当接部又はストップ部(114
A)により示されている。モジュール(96)のリンク端
部(122)の破砕表示部及び破線部(124)は、どのよう
にして回転軸(100)が、モジュール(94)のエッジ(1
10B)のストップ部(破砕状態の表示ゆえ図示せず)と
略接触状態で実質的にスリーブ(112C)の端部まで延び
ているのかを示す。他方、回転軸は、回転軸(104)と
当接部又はストップ部(114C)とにより示されるように
不都合を生じることなしに当接部またはストップ部に達
しない十分に離反した位置に端部を有し得ることが示さ
れている。第7B図は、モジュール(94)の当接部又はス
トップ部(114B)がモジュール(96)のスリーブ部(11
2C)の位置から外れて屈曲されている状態を示し、また
当接部またはストップ部(114B)が、通常の変形してい
ない位置に戻るときは、スリーブ(112C)を囲んでスナ
ップ係合し得るようにエッジ(110B)の最も底部のエッ
ジ位置(128B)から通路(126B)をなす鍵穴形状のカッ
トアウトを有している状態を示す。第7C図の底面図によ
く示されるように、破線で示された円筒形状で凹形をな
す収納部(130)は、他の同一のモジュールのスリーブ
部(132)の直径に対し、実質的に同じ直径であるかま
たは幾分大きい。モジュール(94)の通路(134)及び
通路(126B)のような円筒形状部分へのカットアウトま
たは通路は、モジュール(94)のストップ部(114B)
が、回転可能に接続されたモジュール(96)のスリーブ
部(112C)を囲んでスナップ係合するように、モジュー
ル(96)のスリーブ(112C)の直径と等しいかまたは少
し小さい。本実施例によれば、分離された又は別体のプ
ラグ及び/又は閉塞用部品を使用しない接続構造に基づ
き、円滑なエッジが提供され、ヘッドレス回転軸が軸方
向の移動を完全に拘束されている。
第8A図及び第8B図は、本発明の別の実施例に係る別タ
イプのモジュールを示す。図示のように、特定のモジュ
ールのエッジ(136)は、上面の傾斜した(top ramp)
形状の当接部またはストツプ部(138A)及び(138B)並
びに底面の傾斜した(bottom ramp)形状をした当接部
またはストップ部(140A)及び(140B)を有している。
回転軸の本体(142)はストップ部(138B)及び(140
B)を開口(144B)へ容易に貫通させられるが、ヘッド
(146)は、ストップ部と開口(144A)及び(144B)を
区画するエッジ部との間のギャップ(148A)または(14
8B)内に設置されるように、該ストップ部(138B)及び
(140B)に押圧されなければならない。一旦、ヘッド
(146)がギャップ(148B)に設置されると、回転軸
は、実質的にいかなる軸方向の移動も制限される。
第9A図及び第9B図は、本発明の更に別の実施例の平面
図及び側面図を示す。図示のように、曲線形状の傾斜当
接部(150)は、回転軸本体を側端部リンク(154)の開
口(152)内へ通過させ、リンク(158)内の開口(15
6)のようなリンク端部内に限定された開口を通過させ
ることができる。
しかしながら、回転軸の拡大されたヘッドは、該スト
ップ部(150)を通して側端部(154)の面(162)とス
トップ部(150)との間のギヤップ(160)に押圧されな
ければならない。一旦、“ヘッドされた(ロッド頭部が
固定された)”ロッドは、いかなる軸方向の移動も制限
される。
第10図、第11A図、第11B図及び第11C図は、本発明の
特徴を組み込んでいる別のベルトの例である。図示され
るように、モジュール(164)、(166)及び(168)
は、“ヘッド(頭)無し”回転軸(170)及び(172)に
より回転可能に接続されている。図示されるように、ス
トップ部(174A)、(174B)及び(174C)のような傾斜
形状をした当接部又はストツプ部は、ストップ部のきわ
めて近くのリンク端部の開口への回転軸の挿入を部分的
に防止する。このように回転軸と当接部のどちらか又は
これら両者は、二つのモジュールの噛合されたリンク端
部の開口へ回転軸が挿入されることが可能なように変形
されなければならない。一旦、設置されると、接続部
は、通常の操作の際に噛合されたリンク端部の開口から
矢印(176)で示される方向において回転軸の軸方向へ
の移動が制限されまたは防止される。勿論、回転軸は、
該ストップ部に力を加えられ押圧される。第11A図、第1
1B図及び第11C図は、モジュール(164)の各面を図示し
ている。
以上のように、本発明によれば、回転軸が非破壊的方
法で移動され得るように、モジュールが該回転軸を保持
するためのストップ装置を備えているコンベヤベルトを
形成するモジュールが提供される。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はプラスチッ
ク製モジュール式コンベヤベルトの斜視図、第2A図〜第
2D図は各々第1図のモジュールの平面図、側面図、底面
図及び正面図、第3図はモジュールを煉瓦積みして構成
されたベルトの概略図、第4図は“ヘッド(頭)無し”
回転軸の配置を示す正面図、第5A図〜第5D図は各々別の
実施例の平面図、側面図、底面図、正面図、第6A図〜第
6B図はスナップ係合により配置され“ヘッド固定され
た”回転軸を有するモジュールの側面図及び正面図、第
7A図は、開放部分を有するベルトに特に適した別の実施
例の一部断面を伴なう平面図、第7B図は第7A図のモジュ
ールの側面図、第7C図は第7A図のモジュールの一部の底
面図、第8A図は噛合した他の実施例に係る3個のモジュ
ールの斜視図、第8B図は第8A図のモジュールの側面図、
第9A図〜第9B図は各々別の実施例の平面図及び側面図、
第10図及び第11A図〜第11C図は各々別の実施例の斜視
図、側面図、正面図及び平面図を示す。 (12)、(14)、(16)、(18)……モジュール (20)、(22)、(24)……回転軸 (26)、(28)、(30)……開口 (32)、(34)、(36)……リンク (38A)、(38B)、(40A)、(40B)……エッジ (42A)、(42B)……スペース (44)……リンク端部 (46A)、(46B)、(46C)……単位モジーュル (48C)、(48D)……分割モジュール (50)……ストップ部 (54)……回転軸 (56)……エッジ (66)、(66)、(68)、(70)……リンク端部 (74)、(76)……ストップ部 (78)、(84)……開口 (80)、(82)……回転軸 (86)……ヘッド (88)……座部 (92)、(94)、(96)……モジュール (102)、(104)……回転軸 (110A)、(110B)、(110C)……エッジ (112A)、(112B)……スリーブ部分 (114A)、(114B)……ストップ部 (130)……収納部 (138A)、(138B)、(138C)、(138D)……ストップ
部 (144A)、(144B)……開口 (146)……ヘッド (148A)、(148B)……ギャップ (164)、(166)、(168)……モジュール (170)、(172)……回転軸 (174A)、(174B)、(174C)……ストップ部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め決められた軌道に沿って移動し得るコ
    ンベヤベルトを構成するために回転軸により多数の類似
    モジュールと回転可能に接続されるのに適している一体
    成形されたコンベヤベルトモジュールであって、 該コンベヤベルトモジュールは、第一及び第二の各複数
    のリンク端部を備えており、 前記第一の複数リンク端部は第一の回転軸に沿って配置
    された軸回転可能な開口を備え、前記第二の複数リンク
    端部は第二の回転軸に沿って配置された軸回転可能な開
    口を備え、各複数リンクの端部は、コンベヤベルトを形
    成するために前記第一と第二の回転軸が同軸配置され且
    つ類似モジュールのリンク端部に回転軸により回転可能
    に接続されるように噛合されるのに適しており、 前記コンベヤベルトモジュールは更に、前記第一と第二
    の複数リンク端部を結合するため、並びに前記リンク端
    部の相対的に平行な位置関係を相互に維持するために、
    一体成形され接続された部分と、 前記モジュールの少なくとも一つの側部に、前記第一の
    複数リンク端部の最も外側に近接して一体成形されたス
    トップ部材とを備えており、 該ストップ部材及び回転軸の一つが、前記噛合されたモ
    ジュールを回転可能に接続するために一つのモジュール
    の前記第二の複数リンク端部と噛合された、他のモジュ
    ールの前記第一の複数リンク端部を貫通して該回転軸を
    挿入する際に変形するように、且つ、該ストップ部材を
    越えて挿入され前記噛合されたリンク端部を接続してい
    る回転軸の移動により、該ストップ部材が該接続関係の
    逸脱をしないように、前記ストップ部材は、前記最も外
    側のリンクに設けられた開口内への回転軸の挿入を少な
    くとも部分的に妨害するように配置されており、 更に、前記ストップ部材には、該ストップ部材を越え且
    つ回転可能な接続関係に回転軸が移動するのを容易にす
    るように、限定された傾斜(ramp)面が形成されている
    ことを特徴とするコンベヤベルトモジュール。
  2. 【請求項2】前記回転軸が一端にヘッドを備え、且つ前
    記ストップ部材が該ヘッドの通過を妨害する請求項1に
    記載のコンベヤベルトモジュール。
  3. 【請求項3】前記回転軸がヘッドレスである請求項1に
    記載のコンベヤベルトモジュール。
  4. 【請求項4】前記第二の複数の端部の最も外側に近接
    し、前記ストップ部材を有する側と反対側に一体成形さ
    れた別のストップ部を更に備えている請求項1に記載の
    コンベヤベルトモジュール。
  5. 【請求項5】前記ストップ部材が、単一のストップ部を
    備えている請求項1に記載のコンベヤベルトモジュー
    ル。
  6. 【請求項6】前記ストップ部材が、少なくとも2個のス
    トップ部を備えている請求項1に記載のコンベヤベルト
    モジュール。
  7. 【請求項7】前記ストップ部材が弾性を有する請求項1
    から7のいずれかに記載のコンベヤベルトモジュール。
  8. 【請求項8】予め決められた軌道に沿って移動し得るコ
    ンベヤベルトを構成するために回転軸によりにより多数
    の類似モジュールと回転可能に接続されるのに適してい
    る一体成形されたコンベヤベルトモジュールであって、 該コンベヤベルトモジュールは、第一及び第二の各複数
    のリンク端部を備えており、 前記第一の複数リンク端部は第一の回転軸に沿って配置
    された軸回転可能な開口を備え、前記第二の複数リンク
    端部は第二の回転軸に沿って配置された軸回転可能な開
    口を備え、各複数リンクの端部は、コンベヤベルトを形
    成するために前記第一と第二の回転軸が同軸配置され且
    つ類似モジュールのリンク端部に回転軸により回転可能
    に接続されるように噛合されるのに適しており、 前記コンベヤベルトモジュールは更に、前記第一と第二
    の複数リンク端部を結合するため、並びに前記リンク端
    部の相対的に平行な位置関係を相互に維持するために、
    一体成形され接続された部分と、 前記モジュールの少なくとも一方の側部に、前記第一の
    複数リンク端部の最も外側に近接して一体成形されたス
    トップ部材及び前記第二の複数リンク端部の最も外側に
    近接して一体成形されたスリーブ部材を備えており、 該ストップ部材は、噛合されたモジュールを回転可能に
    接続するために、前記回転軸が噛合された一方のモジュ
    ールの第一の複数リンク端部と他方のモジュールの第二
    の複数リンク端部及びスリーブ部材とを貫通して挿入さ
    れ得るように変形可能であり、且つ、前記噛合されたリ
    ンク端部を接続する回転軸の移動による該接続関係の逸
    脱を防ぐように、前記他方のモジュールのスリーブ部材
    と弾性的にスナップ結合可能であるように構成されてい
    ることを特徴とするコンベヤベルトモジュール。
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