JP2720426B2 - データベース情報抽出方法および装置 - Google Patents

データベース情報抽出方法および装置

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JP2720426B2
JP2720426B2 JP60196997A JP19699785A JP2720426B2 JP 2720426 B2 JP2720426 B2 JP 2720426B2 JP 60196997 A JP60196997 A JP 60196997A JP 19699785 A JP19699785 A JP 19699785A JP 2720426 B2 JP2720426 B2 JP 2720426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、データベース情報抽出方法および装置に関
し、特に汎用的に用いることができ、かつ抽出したデー
タベース情報の表現形式を処理し易い構造に変換して格
納するデータベース情報抽出方法に関する。 〔発明の背景〕 従来のデータ構造モデル(例えば、関係形式モデルや
ネットワークモデルなど)に基づくデータベースを対象
としたデータベース情報抽出方法では、データベースか
ら情報を、単なる集合要素として抽出してくるだけであ
る。しかし、一般に情報は、実体に関して発生するもの
であり、実体のもつ内部構造や相互関係に即した情報間
の論理的な関係から、データ構造を構成している。した
がって、データベース抽出情報を利用するためには、集
合要素として抽出した個々の要素に対して、要素間の関
係や構造を十分に考慮しなければならない。すなわち、
従来、データベース抽出情報は、そのままの形では効率
良く利用することはできないという問題点がある。デー
タベース情報を格納する場合、種々の仕様に適用できる
汎用性と、利用者の要求の変化に迅速に対応できる柔軟
性を持たせることが望ましい。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、従来のこのような問題点を解決する
ために、データの完全性や無矛盾性の検証を必要としな
い実体関係モデル(以下、ERモデルと称す)で定義され
たデータベースからデータベース情報を抽出し、それを
処理し易い構造に変換して格納するデータベース情報抽
出方法および装置を提供することにある。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため、本発明のデータベース情報
抽出方法は、(イ)実体関係モデルで定義されたデータ
ベースからデータベース情報を抽出し、処理した後にデ
ータベース情報をデータベースに格納するデータベース
情報抽出方法において、操作信号とパラメータ情報を受
けて動作を開始した後、入力信号を受けて中間木情報を
抽出し、中間木情報から配列項目を形成するノード情報
を生成し、ノード情報を構文木に格納する処理を繰り返
し、非配列項目と中間木のノード検索処理を実行すると
ともに、実体型、関係型、弱関係型の各集合処理の1つ
を選択して集合処理を行い、ノード情報を受けて、実体
型、関係型、弱関係型、属性型、空型に分岐して実行
し、抽出したデータベース情報を木構造で上記データベ
ースに格納することを特徴としている。また、本発明の
データベース情報抽出装置は、(ロ)操作信号とパラメ
ータ情報を受けて動作開始する入力制御手段と、入力信
号を受けると中間木情報を抽出する抽出制御手段と、配
列項目を形成するノード情報を生成し、構文木に格納す
る処理を繰り返えす配列制御手段と、非配列項目と中間
木のノード検索処理を実行する非配列制御手段と、実体
型、関係型、弱関係型の各集合処理の1つを選択して集
合処理を行う配列項目処理手段と、ノード情報を受け
て、実体型、関係型、弱関係型、属性型、空型に分岐し
て実行する非配列項目処理手段と、集合要素記憶手段
と、戻りアドレス等をスタックするスタックエリアとを
内蔵し、外部には中間木情報記憶手段とを有することを
特徴としている。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を、詳細に説明する。 本実施例において、対象とするデータベースは、ERモ
デルに基づく構造を忠実に反映したものである。ERモデ
ルは、実世界を実体(Entity)と関係(Relationship)
で表現するデータモデルであり、データモデルとして、
概念の(Conceptual)最も良いモデルであると言われて
いる。その情報は、実体、関係,弱関係,属性とそれら
の値、および実体と関係あるいは、弱関係との関係を示
すロールからなり、実体に関して上記情報が付随してい
る。次に、これらについて、1例としてソフトウェア仕
様の用語を用いて説明する。すなわち、実体とは明確に
識別できるもので、例えば、システムとかモジュール等
を指す。関係は、実体間の関係を示すもので、例えば実
体間のコール(Call)関係とかアクセス(Access)関係
を指す。弱関係は、ある実体が他の存在に依存している
状態を示すもので、例えばインクルード(Include)関
係とかパラメータ(Parameter)関係を示す。ロール
は、関係あるいは弱関係の中で実体の果たす役割を示す
もので、コール(Call)/コーラー(Caller)とかサブ
ジェクト(Subject)/オブジェクト(Object)等の役
割を指す。属性は、実体,関係,弱関係が持つ値との対
応を示すものである。 属性の型としては整数,実体,文字,列挙,テキスト
型が許される。 第11図は、ERモデルによるデータベーススキーマの例
を示す図である。第11図(a)では、実体として、プロ
セジユアとバリアブルがあり、関係として、プロセジユ
アがコール関係であることを示している。弱関係とし
て、プロセジユアとバリアブルがパラメータ関係にある
ことを示しており、属性として、プロセジユアには、ネ
ーム、オーサー、フアンクシヨン、データの性質があ
り、パラメータにはモードの性質があり、バリアブルに
はネーム、タイプ、エクスプラネーシヨンの性質があ
る。データベースは、データ操作機能として次のような
機能を持っている。 (1)操作単位:オカレンス単位操作、一括操作 (2)操作対象:実体,関係,弱関係,属性 (3)操作種別:生成,削除,更新,参照 入力情報としては、データベーススキーマとの対応関
係を定義した中間木情報とパラメータ情報がある。中間
木情報はあらかじめ外部記憶装置にて格納提供される情
報であり、パラメータ情報はデータベース情報抽出操作
を開始する時に、操作信号と共に入力され、パラメータ
リストに格納される情報である。 第12図は、データベーススキーマとの対応関係を、第
11図の例から定義した説明図である。 第12図では、実体型であるプロセジユア(PROCEDUR
E)を頂点ノードとして、それに関係する情報をデータ
ベースから抽出する例を示している。このように、中間
木情報は木構造で定義され、格納されている。情報が木
構造で定義されているのは、一般に他の構造でデータを
格納した場合に比べてデータ操作が都合よく行えるから
である。なお、第12図において、Eは実体、Wは弱関
係,Aは属性、*は配列項目である。 第13図は、中間木情報の構造を示す図である。 中間木情報は、木構造を構成するノード単位に情報が
定義されている。1つのノードには、ノード間の親子兄
弟関係を表わす情報と項目分類情報と記載情報がある。
ノード間の親子兄弟関係がない場合はNULL値が設定され
ている。項目分類情報は、ノードの記載内容が複数成分
からなる場合を配列項目として指定している。記載情報
は、抽出するデータベース情報を指定するもので、記載
型分類情報に従ってERモデルの定義による名前で指定さ
れた情報をポインタでつないでいる。記載情報からポイ
ンタで結ばれている選択条件は、データベース情報を抽
出する時の条件を指定するものであり、その中のデータ
種別はスター型、パラメータ型、定数型がある。スター
型は親ノード(空型以外の)の情報を、パラメータ型は
入力されたパラメータ情報を、定数型は定義されている
属性名と属性値を選択条件とする。 出力は、抽出したデータベース情報を木構造で格納し
た構文木情報である。木構造にしたのは、中間木と同じ
理由である。 第14図は、構文木情報の構造図である。 構文木情報はノード単位にエントリ情報が格納されて
おり、1つのエントリ情報はノードの親子兄弟関係を表
わす情報と記載型によって分類されたエントリがポイン
タでつながっている。構文木は、中間木を基に作成する
ため木構造体系は同じになるが、配列項目とテキスト/
シノニム属性の場合は、エントリ情報を配列の項目単位
に管理するために、ツリーが複数に分岐する。 従って、第12図の中間木からは、構文木が第15図に示
すように作成される。第15図の構文木は、プロセジユア
(Procedure)という実体の具体値(Instance)をデー
タベースより抽出し、木構造で格納した例を示したもの
である。また、テキスト/シノニム属性は、第16図に示
すように作成される。 構文木の木構造の作成は、末子ノードを作成するとい
う操作で実現する。 第17図は、末子ノードを作成する操作を示す図であ
る。構文木では、木構造のノード関係を表わす情報とし
て、親,兄,弟、長子,末子を表現するポインタを持っ
ている。ノード関係を表わすためには、ポインタを親,
弟,長子または親,兄,弟,長子でもよいが、ここでは
メモリ効率よりもアクセス効率を重視した。ここで、ポ
インタの構造が第17図(A)のようになっているとする
と、まず、頂点ノードを作成する。頂点ノードは他のノ
ードに影響されないから独自に作成できる。この時、ポ
インタはすべてNULL値が設定される。次に、(B)のよ
うに長子ノードを作成する時は、末子ノードとして作成
する。従って、頂点ノードの末子ポインタは、末子ノー
ドのアドレスをポイントしており、末子ノードとして作
られた長子ノードの親ポインタは、頂点ノードのアドレ
スをポイントしている。そして頂点ノードの長子ノード
ポインタがNULLの時は、長子ポインタにも末子ノードの
アドレスをポイントさせる。次に、(C)のように次子
ノードを作成する時も、末子ノードとして作成する。す
なわち、頂点ノードの末子ポインタは新たに作った末子
ノードのアドレスをポイントしており、末子ノードの親
ポインタは頂点ノードのアドレスをポイントする。末子
ノードの兄ポインタは1つ前に作られた末子ノードのア
ドレスをポイントしており、1つ前に作られた末子ノー
ドの弟ポインタには、いま作った末子ノードのアドレス
が設定される。以上の操作を繰り返し実行することによ
り、末子登録操作だけで木構造を構築できる。 次に、本発明による自動処理装置の一実施例を説明す
る。第1図は、本発明によるデータベース情報抽出方法
に基づいたデータベース情報抽出装置の構成図である。
データベース情報抽出装置1は、木構造で定義されたER
モデルの用語によるデータベーススキーマとの対応情報
である中間木情報を入力し、それに基づいてデータベー
ス情報を抽出し、ERモデルの定義による情報構成を、処
理し易い木構造に変換して格納するものである。 データベース情報処理装置は、入力制御回路2、抽出
制御回路3、配列制御回路4、非配列制御回路5、配列
項目処理回路6、非配列項目処理回路7、集合要素記憶
部8、スタックエリア9から構成される。また、外部記
憶装置として、中間木情報記憶装置10、データベース1
1、構文木情報記憶装置12を具備している。 データベース情報抽出装置は、入力制御回路2が入力
装置からの操作信号13を受信することにより処理を開始
する。13は直列なデータの並びであり、この先頭情報が
操作信号であり、2番目以降の情報がパラメータ情報で
ある。パラメータ情報は、その型と値の対で入力され
る。その記憶例は、第13図に示す通りである。 第2図は、第1図の入力制御回路の動作フローチャー
トである。入力制御回路2は、操作信号13を受信する
と、中間木ノード退避アドレスと構文木ノードアドレス
と戻りアドレスをスタックするためのスタックカウンタ
の初期値に、0を設定する(101,102)。そしてパラメ
ータ情報の有無を判別し(103)、無い時は抽出制御回
路3へ開始信号14を送信する。有る時は、パラメータリ
ストへパラメータ情報の格納を行い(104)、終了後抽
出制御回路3へ開始信号14を送信する。 抽出制御回路3は、再帰的に実行する抽出処理を制御
する回路である。 第3図は、抽出制御回路の動作フローチャートであ
る。抽出制御回路3が受信する信号には、入力制御回路
2からの開始信号14と配列制御回路4または非配列制御
回路5からのエラー信号24、抽出制御信号25,36、終了
信号26,37、割込み信号27,38がある。抽出制御回路3
は、開始信号14を受信すると入力信号15を中間木情報記
憶装置10に送信し、あらかじめ入力装置によって中間木
情報記憶装置10に記憶されている中間木情報16をノード
単位に抽出し入力する。中間木情報16とその記憶例は、
第13図に示した通りであり、中間木情報記憶装置10に記
憶する時には、必ず先頭のノード情報は、構造の頂点に
位置するノード情報が記憶されている(202)。そし
て、項目分類情報に従って項目チェックを行い(20
3)、配列項目の場合は配列制御回路4へノード情報17
を(204)、非配列項目の場合は非配列制御回路5へノ
ード情報30を送信する(205)。ここで、配列項目の指
定は必ず空型ノードに対して定義される。抽出制御回路
3は抽出制御信号25または36を受信すると、再び中間木
情報16をノード単位に入力し、項目分類に従った処理分
類動作を実行する。また、終了信号26または37を受信す
ると終了信号40を出力し、データベース情報抽出処理の
全てを終了する。割込み信号27または38を受信すると、
スタツクエリア9より、現在のスタックカウンタが指す
エリアの戻りアドレス29を取り出し(206)、1番最近
に抽出制御信号25または36を発行した回路の該当アドレ
スを持つ処理の次に、強制的に制御を戻す(208)。エ
ラー信号24を受信すると、終了信号40を出力して全ての
処理を終了する。 配列制御回路4は、空型ノードの子ノードの先読み処
理を実行し、配列項目を形成するノード情報をデータベ
ースの一括検索機能により集合要素として生成する。そ
して、配列制御回路4は、非配列項目処理の実行におい
て、ノード単位に1要素ずつ取り出し、これをエントリ
情報として構文木に格納する処理を繰り返すことによ
り、配列処理を実現する制御回路である。 第4図は、配列制御回路の動作フローチャートであ
る。配列制御回路4はノード情報17を受信すると、ノー
ド退避アドレスの指すエリアにノードのアドレス値を退
避させ(301)、ノード退避アドレスに1を加えてその
更新を行う(302)。これは、配列項目処理を実行した
後、その親ノードである空型ノードの構文木格納処理を
行うためである。次に記載型情報をチェックし(30
3)、空型以外の時はエラー信号24を抽出制御回路3に
送信する(304)。空型の時は、子ノードの先読み信号1
8を中間木情報記憶装置10に送信し、子ノード情報19を
入力する(305)。そして、このノードアドレスを現在
のノードアドレスとして、配列項目処理回路6にノード
情報20を送信し、配列項目を形成するノード情報を一括
検索機能により集合要素として集合要素記憶部8に記憶
する(307)。そして、構文木アドレスやスタックカウ
ンタを更新して、抽出制御回路3に対して抽出制御信号
25を送信すると共に、戻りアドレス28をスタックエリア
9に記憶する。これより、非配列項目処理により集合要
素記憶部8から1要素取り出してエントリ情報を作成
し、構文木へ格納する処理が実行される。構文木への格
納が終了すると割込み信号38により制御が戻されるの
で、この処理を要素がなくなるまで再帰的に繰り返し配
列項目の構文木への格納を実現する(308〜311)。配列
処理が終了したならば、ノード退避アドレスより空型ノ
ードのアドレスを回復し、配列項目の親ノードとして構
文木に格納する(312〜314)。そして、スタックカウン
タが0の時は終了信号26を、その他の時は割込み信号27
を抽出制御回路3に送信する(315〜317)。 次に、非配列制御回路5は抽出制御回路3からのノー
ド情報30を受信すると、非配列項目処理と中間木のノー
ド検索処理を実行する。 第5図は、非配列項目処理と中間木のノード検索処理
の動作フローチャートである。まず現ノードアドレスの
退避処理を実行した後(401)、記載型情報に従って制
御を非配列項目処理回路7に移し、非配列項目処理を実
行する(402)。そして、上記処理の終了後、中間木に
対してノード検索を行う。まず、長子ノードの存在を検
索する。長子ノードが有る時は構文木ノードアドレスを
更新して末子ノードを生成し、抽出制御回路3に抽出制
御信号36を送信すると共に、戻りアドレス31をスタツク
エリア9にスタックする(403〜406)。長子ノードが無
い時は、ノード退避アドレスよりノードを回復し(411,
412)、スタックカウンタが0の時は終了信号37を、そ
の他の時は割込み信号38を抽出制御回路3に送信する
(413〜415)。このとき、抽出制御回路3では、割込み
信号38を受信すると、戻りアドレスにより制御が1つ前
の非配列項目処理の弟ノードの存在検索に移る。弟ノー
ドが有るときには、構文木ノードアドレスを更新して、
末子ノードを生成し、抽出制御回路3に抽出制御信号36
を送信するとともに、戻りアドレス31をスタツクエリア
9にスタツクする(407〜410)。弟ノードが無いときに
は、長子ノードが無い場合と同じ処理を行う。このと
き、抽出制御回路3では割込み信号38を受信すると、戻
りアドレスにより1つ前のノードの処理に制御が戻され
る。 配列項目処理回路6は、ノードの記載型情報に従って
実体型集合処理、関係型集合処理、弱関係型集合処理の
いずれかを選択し、データベースの一括検索操作を使用
して集合処理を実行する回路である。一括検索操作は検
索,選択,生成の順序で行われ、検索は検索対象を定義
する機能、選択は検索の条件を定義する機能、生成は定
義された検索対象と検索条件を、満足するすべての要素
をデータベースから抽出する機能である。配列項目処理
回路6では、記載型に従って実体型、関係型、弱関係型
に分岐して動作するが、型が違ってもその動作手順は同
じである。 第6図は、配列項目処理回路の動作フローチャートで
ある。まず、ノード情報20から記載型名を抽出し、これ
を検索対象として指定する(501)。次に、選択条件数
を抽出して、選択条件数をチェックする(502,503)。
選択条件が有る時は、データ種別をチェックし、それに
従って選択条件を定義する(504)。スター型の時に
は、属性名と親ノード(空型以外の)の実体キーを条件
として選択指定を行う(505)。パラメータ型の時に
は、属性名と属性値を配列番号として得るパラメータ値
を条件として選択指定を行う(506)。定数型の時に
は、属性名と属性値を条件として選択指定を行う(50
7)。そして生成では、データベースの情報抽出操作を
用いてデータベースに抽出信号21を送信し、指定を満た
す全ての要素22を抽出し、集合要素記憶部8に格納する
(508)。格納が終了したならば、終了信号23を非配列
制御回路5に送信し処理を終了する。条件指定が無い時
は、データベースに抽出信号21を送信して、指定された
型名に対する全ての要素22を抽出し集合要素記憶部8に
格納する。格納が終了したならば、終了信号23を非配列
項目処理回路5に送信し、処理を終了する(509)。 非配列項目処理回路7は、ノード情報30を受信する
と、記載型情報に従い、実体型,関係型,弱関係型,属
性型,空型に分岐して実行する。 分岐実行される各動作を、第7図から第10図の動作フ
ローで説明する。 第7図は、実体型処理の動作フローチャートである。
実体型の場合は、親ノードの存在をチェックする(60
1)。親ノードが有る時は、その項目分類情報に従って
配列または非配列項目の処理を実行する(602)。親ノ
ードが無い時は、非配列項目である。配列項目の時は実
体名より実体キーを求め、要素抽出機能により、集合要
素記憶部8より1要素と要素カウンタを抽出する(60
8)。要素カウンタが0でない時、すなわち要素がある
時は記載種別に実体型を、実体情報に実体キーを設定し
てエントリ情報39を作成し、構文木に格納する(60
7)。要素がない時は、終了信号35を発行し非配列制御
回路5に制御を戻す。非配列項目の場合は、親ノードの
記載型情報に従って処理を分岐する。まず、親ノードが
関係型や弱関係型の時は、それぞれの実体型のロール名
を抽出し、そのロール名と一致するロール名を持つ関係
型や弱関係型から実体キーを抽出する(604,605)。実
体型の時は、その選択条件より属性値を配列番号として
パラメータ情報から実体名を抽出し実体キーを得る(60
6)。そして、記載種別に実体型、実体情報に実体キー
を設定してエントリ情報39を作成して構文木に格納し、
終了信号35を非配列制御回路5に送信する。 第8図は、関係型/弱関係型の動作フローチャートで
ある。関係型/弱関係型の場合は、SUBJ側ロール名とOB
J側ロール名をフィールド情報として要素抽出操作によ
り、集合要素記憶部8から実体とある関係にある実体を
要素として1つ取り出す(701)。この時、要素がない
時は、要素カウンタに0が設定される。要素がない時
は、終了信号35を非配列制御回路5に送信する。要素が
ある時は、記載種別を関係型(または弱関係型)とし、
関係(または弱関係)情報にロール名と実体キーを設定
してエントリ情報39を作成し、構文木に格納して終了信
号35を非配列制御回路5に送信する。 次に、属性型の処理について説明する。属性型の場合
は、親ノード型から実体型,関係型,弱関係型の属性処
理に分岐する(801)。 第9図は、実体型属性処理の動作フローチャートであ
り、第10図は関係/弱関係型属性処理の動作フローチャ
ートである。実体型の属性処理では、属性情報型から抽
出される属性型によって、テキスト,シノニム、その他
の属性の処理に分けられる(803)。その他の属性の処
理では、データベースの実体型属性抽出操作によりデー
タベースに抽出信号33を送信し、属性値34を抽出する
(804)。そして、記載種別を属性型,属性情報に属性
値を設定してエントリ情報39を作成し構文木に格納する
(805)。テキスト型の処理では、データベースの実体
型属性抽出操作よりデータベースに抽出信号33を送信
し、テキスト要素34を抽出する(806)。この場合、テ
キスト要素がない時には、テキストカウンタに0が設定
され、終了信号35が非配列制御回路5に送信される(80
7)。テキスト要素がある時は、記載種別を属性型,属
性情報にテキスト要素を設定してエントリ情報39を作成
し構文木へ格納する(808)。このテキスト処理は、テ
キスト要素がなくなるまで、繰り返し実行され、構文木
には要素が配列構造に展開され格納される。次に、シノ
ニム属性であるが、シノニム属性が存在するのは実体型
属性処理だけである。シノニム型の処理もデキスト型と
同様であり、データベースの実体型属性抽出操作よりデ
ータベースに抽出信号33を送信し、シノニム要素34を抽
出する(809)。この時、シノニム要素がない時はシノ
ニムカウンタに0が設定され、終了信号35が非配列制御
回路5に送信される(810)。シノニム要素がある時
は、記載種別を属性型,属性情報にシノニム要素を設定
してエントリ情報39を作成し、構文木に格納する(81
1)。このシノニム処理は、シノニム要素が無くなるま
で繰り返し実行され、構文木には要素が配列構造に展開
され格納される。 関係/弱関係型の属性処理では、第10図に示すように
属性情報型から抽出される属性型によって、テキストと
のその他の属性処理に分けられる(901)。その他の属
性処理では、関係/弱関係型属性抽出操作により、デー
タベースに抽出信号33を送信し、属性値34を抽出する
(903)。そして、記載種別を属性型、属性情報に属性
値を設定してエントリ情報39を作成し、構文木に格納す
る(904)。次に、終了信号35を非配列制御回路5に送
信し、処理を終了する。テキスト型の処理では、データ
ベースの関係/弱関係型のテキスト属性抽出操作によ
り、データベースに抽出信号33を送信し、テキスト要素
34を抽出する(905)。この場合、テキスト要素がない
時は、テキストカウンタに0が設定され、終了信号35が
非配列制御回路5に送信される(906)。テキスト要素
がある時は、記載種別を属性型、属性情報にテキスト要
素を設定して、エントリ情報39を作成し、構文木へ格納
する(907)。このテキスト処理は、テキスト要素がな
くなるまで繰り返し実行され、構文木には要素が配列構
造として展開され格納される。 空型の場合は、記載種別に空型を設定しエントリ情報
39として構文木に格納する。そして終了信号35を非配列
制御回路5に送信して、処理を終了する。 以上、データベース情報抽出装置としての実施例につ
いて説明したが、装置とは限らず、ソフトウエアで計算
機等一般に広く実施することも当業者において、本発明
思想の範囲内で容易に実施し得るところである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によるデータベース情報
抽出方法によれば、従来のデータベースの情報を単なる
集合の要素として抽出する方法に比べて、(a)実体関
係モデル(ERモデル)で定義されたデータベース情報を
抽出し、それを木構造に変換して格納するので、データ
の構成要素やデータの属性やデータ間の関係を容易に表
現する事ができるとともに、(b)データベース抽出情
報を木構造に変換して格納するので、抽出情報を効率良
く、また汎用的に利用することができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すデータベース情報抽出
装置の構成図、第2図は第1図における入力制御回路で
の処理を示すフローチャート、第3図は第1図における
抽出制御回路での処理を示すフローチャート、第4図は
第1図の実施例における配列制御回路での処理を示すフ
ローチャート、第5図は第1図の実施例における非配列
制御回路での処理を示すフローチャート、第6図は第1
図の実施例における配列項目処理回路での処理を示すフ
ローチャート、第7図は実体型処理を示すフローチャー
ト、第8図は関係/弱関係型処理を示すフローチャー
ト、第9図は実体型属性処理を示すフローチャート、第
10図は関係/弱関係型属性処理を示すフローチャート、
第11図はERモデルによるデータベーススキーマの例図、
第12図はデータベーススキーマとの対応関係を第11図の
例から定義した図、第13図はデータベーススキーマとの
対応関係を定義する中間木情報の構造を示した図、第14
図は抽出したデータベース情報を木構造で格納する構文
木情報の構造を示した図、第15図は第12図の中間木に対
応し作成される構文木を示した図、第16図はテキスト/
シノニム属性の中間木から構文木への作成を示した図、
第17図は構文木の木構造の作成を示す図である。 1:データベース情報抽出装置、2:入力制御回路、3:抽出
制御回路、4:配列制御回路、5:非配列制御回路、6:配列
項目処理回路、7:非配列項目処理回路、8:集合要素記憶
部、9:スタックエリア、10:中間木情報記憶装置、11:デ
ータベース、12:構文木情報記憶装置、13:操作信号、1
4:開始信号、15:入力信号、16:中間木情報、17:ノード
情報、18:ノード先読み信号、19:子ノード情報、20:ノ
ード情報、21:抽出信号、22:要素、23:終了信号、24:エ
ラー信号、25:抽出制御信号、26:終了信号、27:割込み
信号、28:戻りアドレス、29:戻りアドレス、30:ノード
情報、31:戻りアドレス、32:ノード情報、33:抽出信
号、34:抽出情報、35:終了信号、36:抽出制御信号、37:
終了信号、38:割込み信号、39:エントリ情報、40:終了
信号。
フロントページの続き (56)参考文献 情報処理学会研究報告(ソフトウェア 工学研究会),〔40〕 (1985−2− 7) PP.13−18 「E−Rモデル仕 様データベースエディタ」

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.実体関係モデルで定義されたデータベースからデー
    タベース情報を抽出し、処理した後に該データベース情
    報を該データベースに格納するデータベース情報抽出方
    法において、 操作信号とパラメータ情報を受けて動作を開始した後、
    入力信号を受けて中間木情報を抽出し、 該中間木情報から配列項目を形成するノード情報を生成
    し、 該ノード情報を構文木に格納する処理を繰り返し、 非配列項目と中間木のノード検索処理を実行するととも
    に、 実体型、関係型、弱関係型の各集合処理の1つを選択し
    て集合処理を行い、 上記ノード情報を受けて、実体型、関係型、弱関係型、
    属性型、空型に分岐して実行し、 抽出したデータベース情報を木構造で上記データベース
    に格納することを特徴とするデータベース情報抽出方
    法。 2.操作信号とパラメータ情報を受けて動作を開始する
    入力制御手段と、 入力信号を受けると木構造で定義されたデータベースス
    キーマ情報である中間木情報を抽出する抽出制御手段
    と、 配列項目を形成するノード情報を生成し、木構造で構文
    木に格納する処理を繰り返す配列制御手段と、 非配列項目と中間木のノード検索処理を実行する非配列
    制御手段と、 実体型、関係型、弱関係型、属性型、空型に分岐して実
    行する非配列項目処理手段と、 集合要素を記憶する集合要素記憶手段と、 戻りアドレス等をスタックするスタック手段とを内蔵
    し、 外部には中間木情報記憶手段と を具備することを特徴とするデータベース情報抽出装
    置。
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情報処理学会研究報告(ソフトウェア工学研究会),〔40〕 (1985−2−7) PP.13−18 「E−Rモデル仕様データベースエディタ」

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