JP2720349B2 - インストルメントパネルの配線検査装置 - Google Patents

インストルメントパネルの配線検査装置

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JP2720349B2 JP1144198A JP14419889A JP2720349B2 JP 2720349 B2 JP2720349 B2 JP 2720349B2 JP 1144198 A JP1144198 A JP 1144198A JP 14419889 A JP14419889 A JP 14419889A JP 2720349 B2 JP2720349 B2 JP 2720349B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のインストルメントパネルに組み付
けられる部品の配線状態の良否を自動的に検査するイン
ストルメントパネルの配線検査装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
特開昭59−15871により、スイッチング素子を通して
複数個のランプ等車両部品に付属コネクタを通して給電
し、そのスイッチング素子のオン・オフ状態を検出する
ことにより配線の断線又はコネクタの接続不良を検査す
る車両配線検査装置が周知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この装置ではスイッチング素子のオン
・オフを検出するだけであり、配線の断線、コネクタの
抜け等を検出することは可能であるが、回路的にオープ
ンとならない配線の短絡、接続位置のミス或は装着部品
の取付けミス等多岐にわたる配線異常の検出は不能であ
った。しかも、スイッチングトランジスタ等素子で必ず
しもスイッチングされるとは限らない種々の電気特性の
部品が装着されるインストルメントパネルの配線チェッ
クに関しては全く言及されていない。
よって、本発明は、自動車のインストルメントパネル
の各部品のコネクタ及び後続する車体装備用の統括コネ
クタの接触不良或は接続ミス、アースへの接触等の配線
異常を部品コネクタ単位で自動的に検査するインストル
メントパネルの配線検査装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、この目的を達成するために、インストルメ
ントパネルに取付けられた部品群に関連するそれぞれの
配線状態の良否を部品にそれぞれ付属する部品コネクタ
単位で表示する個別判定用表示器群及び全ての配線状態
が正常であるか否を表示する総合判定用表示器を配列さ
れた表示パネルと、部品コネクタ群からの導出配線が統
括されて接続している複数個のインストルメントパネル
側コネクタに装着される複数個の検査装置側コネクタ
と、このコネクタの接点群に、所属の部品の端子が呈す
べき抵抗の大小に対応して設定された抵抗値を有する抵
抗を通して基準電圧源からそれぞれ給電する検査電流供
給手段と、この検査電流供給手段からインストルメント
パネル側コネクタを通して所属の部品端子へ給電されて
いる状態で、所属の各抵抗がそれぞれ呈すべき部品の端
子に対する分圧電圧の上限及び下限電圧を指示する参照
電圧指示手段と、各抵抗における実際の検出電圧と参照
電圧指示手段で指示された上限及び下限電圧と照合して
検出電圧が許容範囲内にあるか否かを判断する検出電圧
判断手段と、この検出電圧判断手段の判断結果を基に個
別判定用表示器群の表示をそれぞれ制御し、かつ全ての
検出電圧が許容範囲内にあるか否かを判断して総合判定
用表示器の表示を制御する表示制御手段とより構成され
ている。
〔作用〕
インストルメントパネル側コネクタに検査装置側コネ
クタを装着した検査状態において、このコネクタの検査
対象となる接点に検査電流供給手段が検査電流を通流さ
せると、その各抵抗にはそれぞれの所属の部品の端子が
呈すると抵抗との基準電圧源の電圧に対する分圧電圧が
検出される。検出電圧判断手段は、各抵抗における実際
の検出電圧と参照電圧指示手段で指示された上限及び下
限電圧と照合して検出電圧が許容範囲内にあるか否かを
判断する。表示制御手段は、その判断結果を基に、イン
ストルメントパネルに取付けられた商品群に関連する配
線状態の良否をそれぞれの部品コネクタ単位で個別判定
用表示器群に表示させ、全ての検出電圧が許容範囲内に
あるか否かを総合判定用表示器に表示させる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本発明の一実施例によるインストル
メントパネルの配線検査装置を示す。
第1図において、2は本発明のインストメントパネル
の配線検査装置であり、サブアッシィ状態のインストル
メントパネル(以下インパネとする)1のワイヤカウル
ハーネス、ワイヤフロアハーネス用等の3個の統括用の
インパネ側コネクタ3〜3bに、コネクタ6に接続したジ
ョイントボックス5から導出された検査装置側コネクタ
4〜4bが接続されて検査が行われる。
第2図は配線検査装置2の表示パネル10を示すもの
で、インパネ1の外観を模して描記され、各部品コネク
タが枠状に描記されて、その内部に所属のコネクタ単位
の検査結果を表示するランプが2個づつ配列されてい
る。即ち、111及び121は時計に付属する部品コネクタに
関連する(所属のコネクタ3〜3bも含めて)配線状態の
検査結果を表示するOK表示用のグリーンのLED及びNG表
示用のレッドのLEDであり、枠状の絵11aで囲まれてい
る。以下、112、122はスインググリルのコネクタ関連の
OK表示用グリーンLED及びNG表示用レッドLED、113、123
はバザードウォーニングのコネクタ用、114、124はエア
コンサテライトスイッチのコネクタ用、115〜118、125
〜128はエアコンCPU用、119、129はCRTディスプレイ
用、1110、1210はシガーライタのコネクタ用、1111、12
11は灰皿照明のコネクタ用、1112、1212はラジオ&ステ
レオのコネクタ用、1113〜1116、1213〜1216はレシーバ
アッシィラジオのコネクタ用である。
13は検査状態をリセットするためのリセットスイッ
チ、14は検査を開始するためのチェックスイッチ、15は
全て検査対象配線に異常がない場合にOKを表示する表示
器、16はいずれか少なくとも1個所の異常がある場合に
NGを表示する表示器である。
第3図は配線検査装置2に収納された回路装置の構成
を示す。
20は検査電流供給手段であり、コネクタ3〜3bの検査
対象となる各接点、即ち後続する所属の部品端子に基準
電圧源20aから所属の部品端子が呈すべき抵抗特性に対
応して設定された抵抗値を有する抵抗を通して給電する
ように構成されている。例えば、前述の時計の場合、第
2図に描記するように部品コネクタは1個で、検査対象
となるその接点即ち部品端子は4個であり、それぞれの
正常抵抗値に対応した抵抗値のR11〜R14を通して給電さ
れる。部品端子の呈すべき抵抗値が大きい場合、対応し
て抵抗値が大きく、小さい場合には小さく設定される。
前述のスインググリルのコネクタには、検査対象となる
部品端子に相当する個数及び抵抗値の抵抗R2(図では1
個のみ太線で示してある)を通してそれぞれ給電され
る。同様に、検査対象となる端子数及び個有の抵抗特性
に対応する直列抵抗が順に配列され、前述の最後のレシ
ーバアッシィの4個のコネクタにも検査対象の部品端子
の個数及び抵抗値の抵抗R16を通して給電される。
21は基準電圧の分圧回路として構成された参照電圧指
示手段であり、前述の各部品コネクタの各接点が接続す
る部品端子の抵抗特性の正常状態において検査電流に対
して呈すべき電圧の上限及び下限電圧を発生する。例え
ば、前述の時計については、4種の上下限電圧を発生す
る。
22は各検査対象接点に付属する電圧比較回路群より構
成された検出電圧判断手段であり、抵抗R11〜R14、R2〜
R16において各部品端子の抵抗特性に応じて発生する電
圧降下に対応し、各部品の端子での基準電圧源20aに対
する分圧電圧である検出電圧と、前述の上下限電圧とを
比較して、その許容範囲内にあるか否かの0、1の判断
信号を出力する。
23はこの2値の判断信号を入力とする論理回路より構
成された表示制御手段であり、先ず各部品コネクタ単位
でその少なくとも1個に許容範囲外の検出電圧が存在し
ているか否かを判断して所属のグリーン及びレッドのLE
D111〜1116、121〜1216を点灯させる。例えば、抵抗R11
〜R14のいずれかの検出電圧に異常があれば表示パネル1
0においてLED121を点灯させ、全て許容範囲の場合、LED
111を点灯させる。さらに、全ての検出電圧がOKである
か否かを総合判断し、OKの場合表示器15にOKを表示さ
せ、少なくとも1個の検出電圧に異常がある場合、表示
器16にNGを表示させる。
このように構成された配線検査装置2を使用する場
合、第1図に示すように、受け側のコネクタ4〜4bを相
手側のインパネ1のコネクタ3〜3bに接続する。次い
で、チェックスイッチ14をオン操作してインパネ1に装
着された前述の16個の部品コネクタの各検査対象接点に
検査電流を供給する。これにより、抵抗R11〜R14、R2〜
R16においても、もしオープン回路が存在すれば、電圧
降下は生じず、アースに接続している場合過大な電圧降
下を発生する。また接続位置が間違って抵抗特性が異る
場合等も許容範囲外の電圧降下を発生する。
したがって、検出電圧判断手段22において所属の抵抗
の検出電圧が上限及び下限電圧内にあるか否かを判断す
ることにより、コネクタ抜け、接続ミス、部品異常等の
配線状態が検知される。表示制御手段23においては、部
品コネクタ単位で配線異常があるか否か及び総合判断が
行われ、表示パネル10において所属の部品コネクタに関
連する配線状態が正常であればそのコネクタの絵内でグ
リーン、異常であれレッドの表示が行われ、全てOKであ
えば表示器15にOK表示が行われ、いずれかの部品コネク
タもしくはコネクタ3〜3bに異常があれば表示器16にNG
表示が行われる。このNG表示により、いずれかに異常が
あることが分り、レッド表示の確認ミスが回避される。
リセットスイッチ13が押されると、表示制御手段23の
制御信号はクリヤされ、新たな測定又は再測定に備える
ことができる。
第4図は、第3図における参照電圧指示手段21、検出
電圧判断手段22、表示制御手段23を構成するCPU利用の
別の回路構成を示す。
即ち、CPU30は抵抗R11〜R14、R2〜R16の検出電圧を所
属のA/Dコンバータ31でディジタル化してI/Oポート32を
通して取込み、ROM33に格納された各部品端子の上下限
電圧値を読出して許容範囲内か否かを照合する。さら
に、その判断結果を基に表示パネル10のLED111〜1116
121〜1216及び表示器15、16のいずれを作動させるべき
かを判断してI/Oポート32を通して所属の表示駆動を行
う。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、インストルメントパネルに取
付けられた種々の電気特性を有する多数の部品の複雑な
配線状態が、部品コネクタ単位で自動的に検査可能にな
る。つまり、部品コネクタの外れ、接触不良、配線ミ
ス、組付け部品自体又はその取付け異常が確認できる。
サブアッシィ状態で検査されるために、完成車両での手
直し工数が大幅に減少する。総合判定も行われるため
に、配線ミス表示を見逃すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインストルメントパネ
ルの配線検査装置の使用状態を示す斜視図、第2図は同
装置の表示パネルの正面図、第3図は同装置の回路構成
を示す図及び第4図は別の実施例による回路構成を示す
図である。 1……インストルメントパネル、 2……配線検査装置、 3〜3b、4〜4b……コネクタ、10……表示パネル、 111〜1116、121〜1216……LED、 15……OK表示器、16……NG表示器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルに取付けられた部
    品群に関連するそれぞれの配線状態の良否を前記部品に
    それぞれ付属する部品コネクタ単位で表示する個別判定
    用表示器群及び全ての前記配線状態が正常であるか否を
    表示する総合判定用表示器を配列された表示パネルと、 前記部品コネクタ群からの導出配線が統括されて接続し
    ている複数個のインストルメントパネル側コネクタに装
    着される複数個の検査装置側コネクタと、 このコネクタの接点群に、所属の前記部品の端子が呈す
    べき抵抗値の大小に対応して設定された抵抗値を有する
    抵抗を通して基準電圧源からそれぞれ給電する検査電流
    供給手段と、 この検査電流供給手段から前記インストルメントパネル
    側コネクタを通して所属の前記部品端子へ給電されてい
    る状態で、所属の前記各抵抗がそれぞれ呈すべき前記部
    品の端子に対する分圧電圧の上限及び下限電圧を指示す
    る参照電圧指示手段と、 前記各抵抗における実際の検出電圧と前記参照電圧指示
    手段で指示された前記上限及び下限電圧と照合して前記
    検出電圧が許容範囲内にあるか否かを判断する検出電圧
    判断手段と、 この検出電圧判断手段の判断結果を基に前記個別判定用
    表示器群の表示をそれぞれ制御し、かつ全ての前記検出
    電圧が許容範囲内にあるか否かを判断して前記総合判定
    用表示器の表示を制御する表示制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするインストルメントパネルの配線検査装
    置。
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