JP2720025B2 - 愛玩動物用遊戯具及びそれを備えた愛玩動物用飼育箱 - Google Patents

愛玩動物用遊戯具及びそれを備えた愛玩動物用飼育箱

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JP2720025B2 JP8023216A JP2321696A JP2720025B2 JP 2720025 B2 JP2720025 B2 JP 2720025B2 JP 8023216 A JP8023216 A JP 8023216A JP 2321696 A JP2321696 A JP 2321696A JP 2720025 B2 JP2720025 B2 JP 2720025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハムスターなどの
愛玩動物を遊ばせる愛玩動物用遊戯具及びそれを備えた
愛玩動物用飼育箱に関するものである。
【0002】
【従来技術】愛玩動物の飼育にあたっては、ストレスが
たまらないように十分に運動をさせる必要がある。その
ため、飼育用の籠の中には愛玩動物が狭い場所でも興味
をもって遊ぶように様々な構造の遊戯具が設置されてい
る。従来の遊戯具は、ブランコ、滑り台、梯子、シーソ
ーなど、人の子供用の遊戯具をそのまま小さくした構造
のものが主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の遊戯具には、次のような課題があった。すなわ
ち、従来のものは、本来は人の体型や運動能力に合った
構造であり、人とは体型や運動能力が違うハムスターな
どの愛玩動物にとっては、十分な運動ができる適切な構
造とはいい難い。そのため、遊戯具を籠内に設置しても
愛玩動物が遊戯具に興味を示さなくなり、十分な運動量
が得られずにストレスがたまり、短期間の内に病気にな
ったり死んでしまうことがあった。
【0004】また、愛玩動物の中には、例えばハムスタ
ーのように飼育籠の中でも巣作りをする習性を持つもの
もいる。飼育する側にとっては、この巣作りをする様子
もかわいく興味深いものである。しかし、上記遊戯具を
始め従来の飼育籠内設置物には、巣の材料となるような
ものは含まれていないため、植物の繊維などを特別に与
えない限り、ハムスターなどは巣作りをすることができ
なかった。
【0005】本発明は上記課題を解消するもので、愛玩
動物の体型や運動能力に適合した構造で十分な運動がで
き、愛玩動物が興味を示さなくなる心配のない愛玩動物
用遊戯具を提供することを目的とする。また、愛玩動物
が飼育籠の中でも巣作りをする習性を持つものである場
合には巣作りができるように、巣の材料を構造の一部と
して使用した愛玩動物用遊戯具を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、愛玩動物用遊戯具であって、この遊戯具
は、台部材と、愛玩動物が出入りできる出入口を備えた
室部材と、可撓性または/及び伸縮性を有し、上記台部
材と上記室部材を連結する連結部材と、を備えている、
愛玩動物用遊戯具である。
【0007】第2の発明にあっては、愛玩動物用遊戯具
であって、この遊戯具は、愛玩動物が出入りできる出入
口を備えた室部材と、当該室部材に設けられ、所要箇所
に取り付け可能な取付手段を備えた可撓性または/及び
伸縮性を有する連結部材と、を備えている、愛玩動物用
遊戯具である。
【0008】第3の発明にあっては、室部材から、植物
繊維を含むものまたは合成繊維で形成された紐体が吊下
げてある、第1または第2の発明に係る愛玩動物用遊戯
具である。
【0009】第4の発明にあっては、飼育箱の内部に第
1ないし第3の発明に係る愛玩動物用遊戯具を備えてい
る、愛玩動物用飼育箱である。
【0010】室部材の外形は、例えば直方体状、球体
状、卵形状、各種正多面体状などであるが、特に限定す
るものではない。連結部材は、例えば、可撓性(弾性)
を有する鋼線やバネ板、可撓性及び伸縮性を有するコイ
ルスプリングやゴム製の棒体などであるが、可撓性また
は/及び伸縮性を有するものであれば、これらに限定す
るものではない。紐体の材質は、例えば植物繊維を含む
ものである綿、しゅろ、あるいは合成繊維であるナイロ
ン(商標名:デュポン社)などであるが、特に限定する
ものではない。飼育箱の構造は、例えば、金属の線材で
形成した籠状のものであるが、これに限定するものでは
ない。
【0011】(作 用)ハムスターなどの愛玩動物は、
室部材の内部に出入口から自由に出入りができる。室部
材が台部材と組み合わされたものは、例えば飼育籠の内
部などに据え置かれて使用されるので、室部材は連結部
材により支持される。また、室部材が取付手段を備えた
連結部材に設けられたものは、連結部材が取付手段を介
し例えば飼育籠の底部や側部に取り付けられた場合は、
室部材は連結手段により支持され、連結部材が取付手段
を介し飼育籠の天井部に取り付けられた場合は、室部材
は連結手段により懸吊される。
【0012】そして、愛玩動物が室部材に乗り移ろうと
すると、その重さや勢いで室部材が上下左右あるいは斜
めに不規則に動き、愛玩動物が内部に入った場合は入っ
たままで不規則に動くので、出入口から転げ落ちるな
ど、愛玩動物は興味をもって楽しく遊ぶことができる。
【0013】室部材から、植物繊維を含むものまたは合
成繊維で形成された紐体が吊下げてあるものにあって
は、愛玩動物が例えばハムスターのように飼育籠の中で
も巣作りをする習性を持つものである場合には、紐体を
かじって繊維を噛み切り、これを巣の材料として巣作り
をする。また、愛玩動物は室部材から吊下げてある紐体
を伝って室部材によじ登るなどして遊ぶこともできる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施例に基
づき更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る愛玩動
物用遊戯具の第1の実施の形態を示す斜視図である。符
号A1は、愛玩動物用遊戯具である。愛玩動物用遊戯具
Aは、金属製で円板状の台部材1を備えている。台部材
1の上面側の中心部には、可撓性及び伸縮性を有するコ
イルスプリングで形成された連結部材2が立設してあ
る。連結部材2の上端部には、室部材3の底面が固着し
てある。室部材3は木製で、外形がほぼ立方体状に形成
されている。室部材3の角部及び角辺部は一定幅に切り
欠かれおり、内部には空間部30が設けてある。室部材
3の四枚の側壁31の中央部には円形の出入口32がそ
れぞれ設けてある。
【0015】(作 用)図1を参照して本実施の形態の
作用を説明する。本発明に係る愛玩動物用遊戯具A1
は、例えば飼育籠の内部などに据え置かれて使用され
る。愛玩動物用遊戯具A1の室部材3には、ハムスター
などの愛玩動物が出入口32から自由に出入りができ
る。室部材3は、可撓性または伸縮性を有する連結部材
により支持されているので、愛玩動物が室部材3に乗り
移ろうとすると、その重さや勢いで室部材3が上下左右
あるいは斜めに不規則に動く。また、愛玩動物がしつ部
材3の内部に入った場合も入ったままで不規則に動くの
で、出入口32から転げ落ちるなど、愛玩動物は興味を
もって楽しく遊ぶことができる。
【0016】図2は、本発明に係る愛玩動物用遊戯具の
第2の実施の形態を籠内に取り付けた状態を示す斜視図
である。本実施の形態の愛玩動物用遊戯具A2が飼育籠
Cの内部に懸吊されることにより、愛玩動物用飼育箱B
が形成されている。愛玩動物用遊戯具A2は、上記愛玩
動物用遊戯具A1の室部材3と同じ構造の室部材3aを
備えている。室部材3aの上面33には、コイルスプリ
ングで形成された連結部材2aの基端側が取り付けてあ
る。連結部材2aの先端側には取付手段であるフック2
0が設けてある。
【0017】愛玩動物用遊戯具A2によれば、図2に示
すように飼育籠Cの天井部の線材にフック20を引っ掛
けて室部材3aを懸吊することにより、室部材3aは上
記愛玩動物用遊戯具A1の室部材3の動きに連結部材2
aの伸縮による上下方向の動きが加わるので、更に複雑
に動くようになる。従って、愛玩動物はより興味をもっ
て楽しく遊ぶことができる。なお、図面において、図1
に示した愛玩動物用遊戯具A1と同一または同等箇所に
は同一の符号を付して示している。
【0018】図3は、本発明に係る愛玩動物用遊戯具の
第3の実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態の
愛玩動物用遊戯具A3は、室部材3bを備えている。室
部材3bはプラスチックで形成されている。室部材3b
の下部には円板状の底板34が設けてある。底板34の
上面の中央部には室体35が設けてある。室体35は外
形がほぼ半球状で内部に空間部30bを有するものの四
箇所に出入口32bを設けた構造である。また、底板3
4の周縁部寄りには周方向へ等間隔で四箇所に装着孔3
6が設けてある。装着孔36には、しゅろの繊維で形成
された所要長さの紐体37が装着してある。紐体37は
基端側に結び目をつくり、これを上部から係合させて吊
下げてあり、着脱が容易にできる。
【0019】室体35の頂部にはコイルスプリングで形
成された連結部材2bの基端側が取り付けてある。連結
部材2bの先端側にはフック20が設けてある。底板3
4の下面の中央部にはコイルスプリングで形成された懸
吊体38が垂下されて取り付けてある。懸吊体38の下
端部は、上記底板34と同じ円板状の下板39の中央部
に固着してある。なお、上記紐体37の長さは、底板3
4と下板39の間隔よりやや短くなるよう設定してあ
る。
【0020】愛玩動物用遊戯具A3は上記愛玩動物用遊
戯具A2と同じく飼育籠Cの天井部の線材に連結部材2
bのフック20を引っ掛けて吊下げて使用する。愛玩動
物用遊戯具A3は、上記愛玩動物用遊戯具A2とほぼ同
じような動きをするが、室部材3bの下側に懸吊体38
により下板39を備えているので、下板39に愛玩動物
が乗り移ろうとするときには懸吊体38が自由に撓み、
下板39が複雑に動くので愛玩動物も興味をもって遊ぶ
ことができる。
【0021】また、底板34から、植物繊維を含むしゅ
ろで形成された紐体37が吊下げてあるので、愛玩動物
が例えばハムスターのように飼育籠Cの中でも巣作りを
する習性を持つものである場合には、紐体37をかじっ
て繊維を噛み切り、これを巣の材料として巣作りをす
る。また、愛玩動物は底板34から吊下げてある紐体3
7を伝って底板34上によじ登るなどして遊ぶこともで
きる。なお、本発明は図示の実施の形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変
形が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)ハムスターなどの愛玩動物は出入口から室部材に
自由に出入りができる。室部材が台部材と組み合わされ
たものは、例えば飼育籠の内部などに据え置かれて使用
されるので、室部材は連結部材により支持されることに
なる。また、室部材が取付手段を備えた連結部材に設け
られたものは、連結部材が取付手段を介し例えば飼育籠
の底部や側部に取り付けられた場合は、室部材は連結手
段により支持されることになり、連結部材が取付手段を
介し飼育籠の天井部に取り付けられた場合は、室部材は
連結手段により懸吊されることになる。従って、愛玩動
物が室部材に乗り移ろうとすると、室部材は愛玩動物の
重さや勢いで上下左右あるいは斜めに不規則に動き、愛
玩動物が内部に入った場合も入ったままで不規則に動く
ので、出入口から転げ落ちるなど、愛玩動物は興味をも
って楽しく遊ぶことができる。
【0023】(b)室部材から、植物繊維を含むものま
たは合成繊維で形成された紐体が吊下げてあるものにあ
っては、愛玩動物が例えばハムスターのように飼育籠の
中でも巣作りをする習性を持つものである場合には、紐
体をかじって繊維を噛み切り、これを巣の材料として巣
作りをするので、巣作りに必要な材料を別に与えること
なく、巣作りをする様子をみて楽しむことができる。ま
た、愛玩動物は室部材から吊下げてある紐体を伝って室
部材によじ登るなどして遊ぶこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る愛玩動物用遊戯具の第1の実施の
形態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る愛玩動物用遊戯具の第2の実施の
形態を籠内に取り付けた状態を示す斜視図。
【図3】本発明に係る愛玩動物用遊戯具の第3の実施の
形態を示す斜視図。
【符号の説明】
A1、A2、A3 愛玩動物用遊戯具 B 愛玩動物用飼育箱 C 飼育籠 1 台部材 2、2a、2b 連結部材 20 フック 3、3a、3b 室部材 30 空間部 31 側壁 32、32b 出入口 33 上面 34 底板 35 室体 36 装着孔 37 紐体 38 懸吊体 39 下板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 愛玩動物用遊戯具であって、この遊戯具
    は、 台部材と、 愛玩動物が出入りできる出入口を備えた室部材と、 可撓性または/及び伸縮性を有し、上記台部材と上記室
    部材を連結する連結部材と、を備えていることを特徴と
    する、 愛玩動物用遊戯具。
  2. 【請求項2】 愛玩動物用遊戯具であって、この遊戯具
    は、 愛玩動物が出入りできる出入口を備えた室部材と、 当該室部材に設けられ、所要箇所に取り付け可能な取付
    手段を備えた可撓性または/及び伸縮性を有する連結部
    材と、を備えていることを特徴とする、 愛玩動物用遊戯具。
  3. 【請求項3】 室部材から、植物繊維を含むものまたは
    合成繊維で形成された紐体が吊下げてあることを特徴と
    する、 請求項1または2記載の愛玩動物用遊戯具。
  4. 【請求項4】 飼育箱の内部に請求項1ないし3記載の
    愛玩動物用遊戯具を備えていることを特徴とする、 愛玩動物用飼育箱。
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