JP2718762B2 - 伝送信号注入回路 - Google Patents

伝送信号注入回路

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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、データ伝送用の網制御回路(NCU)に使用
され、電話回線に伝送信号を注入する伝送信号注入回路
に関する。
(従来の技術) 第3図を参照して、従来の伝送信号注入回路について
説明する。第3図に示す伝送信号注入回路は、端子T1,T
2が電話回線に接続され、該端子T1,T2間に抵抗R11とト
ランジスタTrが直列に接続されている。該トランジスタ
Trのベースには抵抗R17を介して制御回路2が接続さ
れ、該制御回路2の制御信号によりトランジスタTrは導
通し、これにより抵抗R11を介して電話回線にループを
形成し、発呼時のオフフック状態を形成するようになっ
ている。
また、端子T1はコンデンサCを介して演算増幅器OPの
出力に接続され、該演算増幅器OPの反転入力端子は抵抗
R15を介して発振回路1に接続されている。また、演算
増幅器OPの出力と反転入力端子との間には抵抗R13が接
続されている。
発振回路1は、例えばFSK MODEMまたはDTMFダイアラ
のような伝送信号を発生する回路であり、該伝送信号の
発生は前記制御回路2によって制御されるようになって
いる。そして、発振回路1から出力される伝送信号は、
抵抗R15を介して演算増幅器OPに供給され、抵抗R13およ
び抵抗R15とともに増幅回路を構成する該演算増幅器OP
によって電力増幅され、コンデンサCを介して端子T1か
ら電話回線に注入されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように構成される従来の伝送信号注入回路は、
電話回線を演算増幅器OPによって駆動するため、演算増
幅器OPの消費電力が大きく、このため本伝送信号注入回
路を内蔵する端末装置の電源が大きくなり、大きなスペ
ースを必要とし、また非経済的であるという問題があ
る。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、消費電流を低減し、小型化および経済化
を図った伝送信号注入回路を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の伝送信号注入回路
は、電話回線に伝送信号を注入する伝送信号注入回路で
あって、電話回線間に接続され、電話回線の線間インピ
ーダンスを変化させる制御型可変抵抗手段と、電話回線
に注入する伝送信号を発生する伝送信号発生回路と、該
伝送信号発生回路から発生する伝送信号を増幅する演算
増幅手段と、該演算増幅手段の出力信号の交流成分によ
って前記制御型可変抵抗手段を制御し、該制御型可変抵
抗手段によって電話回線の線間インピーダンスを可変し
て伝送信号を電話回線に注入すべく前記演算増幅手段の
出力信号の交流成分のみを前記制御型可変抵抗手段の制
御入力に供給するコンデンサと、電話回線の交流成分を
前記演算増幅手段にフィードバックする交流フィードバ
ック手段と、前記演算増幅手段の出力信号の直流成分を
前記演算増幅手段にフィードバックする直流フィードバ
ック手段とを有することを要旨とする。
(作用) 本発明の伝送信号注入回路では、伝送信号を演算増幅
手段で増幅し、この演算増幅手段のコンデンサを介した
出力信号の交流成分によって制御型可変抵抗手段を制御
し、該制御型可変抵抗手段によって電話回線の線間イン
ピーダンスを可変制御して伝送信号を電話回線に注入し
ている。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる伝送信号注入回路
の構成を示す回路図である。同図に示す伝送信号注入回
路は、前述した第3図の伝送信号注入回路と同様に、端
子T1,T2が電話回線に接続され、該端子T1,T2間に抵抗R1
とトランジスタTr1が直列に接続されている。該トラン
ジスタTr1のベースにはダイオードD1および抵抗R4を介
して制御回路2が接続され、該制御回路2の制御信号に
よりトランジスタTr1は導通し、これにより抵抗R1を介
して電話回線にループを形成し、発呼時のオフフック状
態を形成するようになっている。なお、オフフック状態
を形成するには、抵抗R1の抵抗値は300オーム程度が適
当である。
また、端子T1はコンデンサC3を介して演算増幅器OP1
の非反転入力に接続されるとともに、抵抗R3を介して発
振回路1に接続されている。
発振回路1は、例えばFSK MODEMまたはDTMFダイアラ
のような伝送信号を発生する回路であり、該伝送信号の
発生は前記制御回路2によって制御されるようになって
いる。そして、発振回路1から出力される伝送信号は、
抵抗R3を介して演算増器OP1の非反転入力に供給され、
該演算増幅器OP1によって電力増幅され、コンデンサC1
を介して前記トランジスタTr1の制御入力であるベース
に供給されるようになっている。また、前記演算増幅器
OP1の出力と反転入力端子との間には抵抗R2が接続さ
れ、該反転入力端子はコンデンサC2を介してアースに接
続されている。
前記抵抗R2およびコンデンサC2は演算増幅器OP1の出
力電圧の直流分のみを該演算増幅器OP1の反転入力端子
にフィードバックする平滑回路を構成し、この時定数は
発振回路1の出力周波数を十分に平滑できるように設定
されている。また、コンデンサC3は電話回線上の交流信
号を端子T1から演算増幅器OP1の非反転入力端子にフィ
ードバックするためのものであり、抵抗R3とともに交流
電圧分の増幅度を決定している。前記トランジスタTr1
は電話回線の有するインピーダンスと、トランジスタTr
1および抵抗R1の合計のインピーダンスとの抵抗分圧に
より端子T1に現れる電圧を所望の値にするために設けら
れている。
前記制御回路2は抵抗R4およびダイオードD1を介して
高電圧信号をトランジスタTr1のベースに供給して、該
トランジスタTr1をオンにし、これにより抵抗R1を介し
て端子T1,T2間を閉成し、オフフック状態を形成する。
なお、ダイオードD1は逆流防止用ダイオードであり、抵
抗R4は制御回路2の出力電圧と演算増幅器OP1の出力電
圧を加算するために設けられている。
次に、第2図に示す各部の波形を参照して作用を説明
する。
発振回路1、制御回路2および演算増幅器OP1は例え
ば5ボルトの電源電圧で作動しているものとする。ま
た、発振回路1から出力される伝送信号の波形は第2図
のVaで示すように2.5ボルトを中心に発振しているもの
とする。
このように発振回路1から出力される伝送信号Vaは抵
抗R3を介して演算増幅器OP1の非反転入力に供給され、
演算増幅器OP1から同様な発振波形の信号が出力され、
この演算増幅器OP1の出力信号は抵抗R2およびコンデン
サC2により平滑され、演算増話器OP1の反転入力には第
2図のVbのような直流波形の信号が供給され、平衡状態
になる。
また、演算増幅器OP1から出力される伝送信号のうち
交流成分のみはコンデンサC1を介してトランジスタTr1
のベースに供給され、これによりトランジスタTr1を駆
動し、第2図においてVcで示す電圧が端子T1を介して電
話回線に出力される。なお、第2図において、Vdは伝送
信号がない状態の端子T1における電圧を示している。
トランジスタTr1を介して端子T1に出力された伝送信
号の交流成分Vcは、トランジスタTr1により位相が180゜
反転し、コンデンサC3を介して演算増幅器OP1の非反転
入力に負帰還され、これにより平衡するようになってい
る。
また、制御回路2から抵抗R4およびダイオードD1を介
してトランジスタTr1のベースに高レベル信号を供給す
ることにより抵抗R1(例えば300オーム)で終端した電
話回線上に伝送信号を重畳することができる。
なお、上記実施例には示していないが、実用上では、
コンデンサC1とトランジスタTr1のベースとの間をトラ
ンジスタTr1がオンしない程度の高抵抗でプルアップ
し、トランジスタTr1のベースに負電圧がかからないよ
うにすることが必要である。
また、上記実施例では、トランジスタTr1を使用して
いるが、これに限定されるものでなく、例えばフォトカ
プラ等の制御型可変抵抗素子を使用してもよい。更に、
端末発呼を行わない場合には、抵抗R4およびダイオード
D1は不要である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、伝送信号を演
算増幅手段で増幅し、この演算増幅手段のコンデンサを
介して出力信号の交流成分によって制御型可変抵抗手段
を制御し、該制御型可変抵抗手段によって電話回線の線
間インピーダンスを可変制御して伝送信号を電話回線に
注入しているので、消費電流が小さく、従って電源容量
も小さくてよく、小型化および経済化を図ることができ
る。また、演算増幅手段には電話回線の高電圧が直接供
給されないため、高耐圧のものである必要はなく、一般
のものを使用でき、論理回路と同じ低電圧の電源を使用
できる一般のものを使用でき、小型化および経済化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる伝送信号注入回路の
構成を示す回路図、第2図は第1図の伝送信号注入回路
の作用を示す各部の波形図、第3図は従来の伝送信号注
入回路の回路図である。 1……発振回路、 2……制御回路、 C1〜C3……コンデンサ、 R1〜R4……抵抗、 OP1……演算増幅器、 Tr1……トランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に伝送信号を注入する伝送信号注
    入回路であって、電話回線間に接続され、電話回線の線
    間インピーダンスを変化させる制御型可変抵抗手段と、
    電話回線に注入する伝送信号を発生する伝送信号発生回
    路と、該伝送信号発生回路から発生する伝送信号を増幅
    する演算増幅手段と、該演算増幅手段の出力信号の交流
    成分によって前記制御型可変抵抗手段を制御し、該制御
    型可変抵抗手段によって電話回線の線間インピーダンス
    を可変して伝送信号を電話回線に注入すべく前記演算増
    幅手段の出力信号の交流成分のみを前記制御型可変抵抗
    手段の制御入力に供給するコンデンサと、電話回線の交
    流成分を前記演算増幅手段にフィードバックする交流フ
    ィードバック手段と、前記演算増幅手段の出力信号の直
    流成分を前記演算増幅手段にフィードバックする直流フ
    ィードバック手段とを有することを特徴とする伝送信号
    注入回路。
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