JP2716446B2 - サーボ制御装置 - Google Patents

サーボ制御装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は制御対象を目標位置に高精度で移動させるた
めのサーボ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
サーボ制御装置は、自動製図機、工作機械、ロボツト
制御等多くの分野で用いられている。このようなサーボ
制御装置の概略を図により説明する。
第7図は従来のサーボ制御装置のブロツク図である。
図で、1はマイクロコンピュータであり、制御対象の目
標位置および目標速度を出力する。2はパルス分配器で
あり、マイクロコンピュータ1から出力された目標位置
に対応したパルスを発生する。このとき、これらのパル
スの周波数は指令された目標速度にしたがつて変換され
る。3は比較器であり、パルス分配器2のパルスの位相
と後述する位置検出器9から出力される現在位置に応じ
た位相信号との差を出力する。4は比較器3からの位相
差信号と後述する速度発電機からの速度信号との差を演
算する減算器、5は減算器4の差の信号を増幅する増幅
器である。6はサーボモータであり、増幅器5からの信
号により常に指令に見合つた速度で駆動される。7はサ
ーボモータに連結された負荷、即ち制御対象である。8
はサーボモータ6に連結された速度発電機であり、サー
ボモータ6の現在速度を出力する。9はサーボモータ6
に連結された位置検出器であり、負荷7の現在位置デー
タを出力する。
このような構成により、制御対象は目標位置へ指令値
に見合つた速度で移動せしめられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のサーボ制御装置にあつては、速度制御は、
パルス分配器2においてパルスを発生し、これらのパル
スを速度の指令値にしたがつた周波数のパルスとするこ
とにより実行されていた。即ち、パルス分配器2は各パ
ルスを速度に見合つた間隔で出力するような構成となつ
ていた。このような出力を得るためにはパルス周波数の
広帯域変換機能を備えねばならずパルス分配器2の回路
構成は極めて複雑かつ大形となり、高価となるという問
題があつた。
さらに、次の理由によつても上記パルス分配器2にパ
ルス周波数の広帯域変換機能が要望される。即ち、サー
ボ制御装置にあつては、加速度の変化が大きく、このた
め機械に衝撃、振動を与え、ねじのゆるみや接着個所の
剥離等を生じて装置の寿命や精度を低下させるばかりで
なく、移動中における振動により、例えば自動製図機に
おいては所望の線分を正確に描くことができず、又、工
作機械においては所望の切削ができない等の不都合が発
生し易いという事情があつた。そして、これを防止する
には、サーボモータ6の速度を適切に低速又は高速に制
御しなければならず、このため、パルス周波数は低周波
数から高周波数まで広い範囲にわたつて制御しなければ
ならず、そのためには必然的にパルス分配器2に広帯域
変換機能をもたせねばならなかつた。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、パル
ス分配器を使用することなく、構成簡素で、しかも衝撃
で振動を容易に抑制し得るサーボ制御装置を提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、制御対象を駆
動する駆動機構と、前記制御対象の目標移動位置および
目標速度を指示する指示部とを備え、この指示部の指示
に応じて前記駆動機構を作動させるサーボ制御装置にお
いて、前記目標移動位置および前記目標速度に基づいて
出発位置を原点とする単位時間毎の目標移動位置の配列
を求める目標位置演算手段と、この目標位置演算手段で
得られた前記配列の前に移動量0と等価の単位時間を所
定数配列しこの新たな各配列における各目標移動位置を
その配列順に所定単位時間数ずつ平均化してゆきこの平
均化を前記目標位置演算手段で得られた最終目標位置が
得られるまで実行する平均化手段とを設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
指示部により目標移動位置および目標速度が与えられ
ると、これらの値に基づいて単位時間当りの移動量(分
配データ)が求められ、これらの分配データを順次積算
して単位時間毎の目標移動位置の配列が求められる。次
に、この目標移動位置の配列の前に、移動量0と等価
(0を含む)な配列を所定数付加して新らたな配列を作
り、この配列に対して所定単位時間数だけとり出してそ
れらの目標移動位置の平均を演算する。この演算は、上
記配列を1つずつずらしながら順次実行され、その結
果、駆動機構に対して指示すべき位置指令の配列が得ら
れる。これらの位置指令は駆動機構に対して配列順に出
力される。これにより、制御対象が適切な速度で駆動さ
れてゆく。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るサーボ制御装置のブロ
ツク図である。図で、第7図に示す部分と同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。10はマイクロコンピ
ユータで構成される制御部である。本実施例では、第7
図に示す装置においてマイクロコンピユータ1およびパ
ルス分配器2の機能を制御部10で行うものである。
次に、制御部10の動作を第2図および第4図に示すフ
ローチヤートならびに第3図(a)〜(d)に示すグラ
フを参照しながら説明する。ここで、理解を容易にする
ため、負荷7を原点から座標(400,300)に速度50mm/se
cで移動させよ、という指令が入力された具体例につい
て説明する。制御部10にこのような指令が入力される
と、制御部10はこれらの値に基づいてX軸、Y軸の分配
データを演算する。分配データとは単位時間毎に出力す
る移動量のデータである。ここで、 x:X軸方向の目標距離 y:Y軸方向の目標距離 l:位置A,B間の距離 v:指令速度 N:移動時間 とすると、X軸の分配データDX,Y軸の分配データDYはそ
れぞれ次式で表わされる。
上記の例では、x=400,y=300,v=50であるから、N
=10,DX=40,DY=30となる。即ち、分配データは単位時
間N回(10回)毎に、移動量DX(40)となる。この分配
データのうち、X軸についての分配データが第3図
(a)に図示されている。即ち、各単位時間について40
である。
ところで、分配データ(x/N,y/N)が上記のように整
数となるのは稀であり、整数にならないのが通常であ
る。そこで、本実施例では分配データを以下に説明する
処理により得ている。この処理を第2図に示すフローチ
ヤートを参照しながら説明する。
この処理においては、各単位時間の各移動量、即ち分
配データX軸についてはDXi,Y軸についてはDYiで表わ
す。この添字「i」は単位時間の番号を示す。そこで、
まず、分配処理に際し、添字「i」と1とする(第2図
に示す手順S1)。そして次の手順S2に移る前に1単位時
間が経過するまで(サンプリング時間の信号が入力する
まで)待機する。この時間が経過した後、制御部10に移
動指令による移動データ(目標位置)が存在するか否か
が判断される(手順S2)。移動データが存在しないとき
は分配データDXi,DYiを0として出力し(手順S3)、添
字iに1を加えて1単位時間経過後再び手順S2を実行す
る。
手順S2において移動データ有りと判断されると、その
移動データ、即ちX軸方向の距離xとY軸方向の距離y
が取込まれ(手順S5)、現在位置から目標位置までの移
動距離 が演算される(手順S6)。次いで、この演算された移動
距離lと、制御部10に指令された移動速度vから移動時
間N(単位時間の数)が演算される(手順S7)。なお、
上記移動速度v(さきの例では50mm/sec)は、機械の性
能や付属用具(例えば自動製図機では筆記具が何か)等
により予め決定されている。移動時間Nはl/vで求めら
れるが、前述のように整数となることは少ない。そこ
で、手順S7で求められた移動時間Nの端数は切上げられ
る。以下、手順S8〜S17の処理は単位時間当りの移動量
が整数でない場合の分配データを決定するための処理で
ある。
単位時間当りの移動量が整数でない場合、各単位時間
毎の分配データの差はできるだけ小さくし、かつ、移動
時間N全体にわたつて平均化される必要がある。このた
め、以下の処理では、各単位時間毎に分配データを最小
の値で順次増減させる処理が実行される。この処理を行
なうため、分配データの出力回数を判断する数J、前回
の分配データの増減を判断する数qx,qyが設けられる。
これらの数J,qx,qyは実際にはメモリの所定アドレスに
格納されている数値である。
以下の説明では、X軸に関してのみ最も単純な数値を
例示して説明する。今、x=10、N=4とすると、手順
S8では次の処理が行なわれる。即ち、距離xの絶対値を
移動時間Nで除し、その商をΔx,余りをrxとする処理で
あり、この処理により上記数値例は、Δx=2,rx=2と
なる。次に、処理は手順S9に移り、数J、qxを0とし、
次いで手順S10において、新しい数qxを(qx+2・rx
を演算することにより定めるとともに、分配データDxi
をΔxに定める。上記例の場合、新しい数qxは(0+2
×2)で数値4となり、かつ、分配データDxiは値2と
なる。
次いで、数値qxと移動時間Nとを比較する(手順
S11)。上記の場合、qx=4,N=4であるからqx>Nとは
ならず、処理は手順S12に移り、Y軸に関しても同様の
処理が行なわれた後、手順S13に移る。手順S13では、手
順S10で定められた分配データDxi(=2)にX軸方向の
符号を付し、これを分配データとして出力する。次に、
番号iに1を加え、かつ、Jの数にも1を加え(手順S
14)、この新しい数Jと移動時間Nとを比較する(手順
15)。数Jが移動時間Nに達していない場合、処理は再
び手順S10に戻る。この場合、数qxは前回の手順S10でqx
=4となつているので、新しい数qxは8(4+2×2)
となる。又、分配データはDx(i+1)で表わされ、Dx(i+1)
=Δx=2である。
手順S11では、qx=8,N=4であるから、qx>Nである
と判断され、処理は手順S16に移行する。手順S16では、
Dx(i+1)=2に1を加えて分配データDx(i+1)を3とし、
又、新しい数qxとしてqx−2×N=8−2×4=0を定
める。Y軸についても同様の処理(手順S12,S17)が実
行された後、手順S13で上記分配データDx(i+1)に符号を
付して出力する。以下、同様の手順が繰り返えされる。
これにより、上記の例では、X軸の分配データDxi
「3」,「2」,「3」,「2」となる。Y軸について
も同様に手順S9以下の処理が実行される。
さて、以上の処理により順次分配データが出力され
る。第3図(a)はこのようにして得られたX軸の分配
データの配列を示す。ただし、第3図(a)に示す分配
データは、前述のN=10,Dx=40の場合の分配データで
ある。図で、横軸には時間が縦軸には分配データがとつ
てあり、単位時間毎の移動量が40であることが示されて
いる。
このような分配処理により得られた第3図(a)に示
されるX軸の分配データには、制御部10で次に示す平均
化処理が施される。以下、この平均化処理を第3図
(b),(c),(d)に示すグラフについて説明す
る。まず、この分配データに基づいて単位時間毎のX軸
の目標位置が求められる。この目標位置は、分配データ
が移動量を示すものであるところから、当該分配データ
を順次積算してゆくことにより求められる。この目標位
置の配列が第3図(b)に示されており、最初の目標位
置は40、最終目標位置は400である。次に、この目標位
置の配列の前に、第3図(c)に示すように移動量0の
4つの時間単位を挿入する。次いで、時間単位T-3〜T1
の5つの時間単位の平均の目標位置(40/5)を演算して
平均目標位置(位置指令)8を得る。次に、時間単位T
-2〜T2の目標位置の平均{(40+80)/5}を演算して位
置指令24を得る。このような演算を繰返えすことによ
り、第3図(d)に示すような平均化された位置指令が
制御部10から比較器3に対して出力されることになる。
第3図(d)から、加速時(時間T1〜T4)および減速
時(時間T11〜T14)における目標とする位置の距離の増
加が抑制されていることが明らかであり、これにより衝
撃や振動が抑えられる。なお、Y軸についても全く同様
の手段により位置指令を得ることができる。以下、上記
具体例におけるY軸の分配データ、目標位置および位置
指令を表により示す。
ところで、分配データの場合と同様、上記位置指令を
求める平均化処理においては、平均化した演算値は整数
でない場合が多い。そこで、以下、制御部10における位
置指令を求める動作を第4図に示すフローチヤートを参
照しながら説明する。まず、平均化時間として数T(さ
きの例ではT=5)を設定する。(第4図に示す手順S
21)。次に平均化時間内の積算値をSとする。この積算
値Sは、時間をi,その目標位置をxiとすると次式で求め
られる。
今、i=1とすると(1)式は、 となる。さきの例では、目標位置x-3,x-2,x-1x0は0で
あり、目標位置x1は値40である。さらに、制御部10のメ
モリの所定のアドレスの値をP1〜PTとし、平均化の回数
をjとする。そして、S=T/2,P1=1,P2=0,……PT=0,
i=1,j=1に設定する(手順S22)。
次に、処理を手順S23に移す前に1単位時間が経過す
るまで(サンプリング時間の信号が入力するまで)待機
した後、積算値Sを演算する(手順S23)。この積算値
Sは、 S=(T/2)+x1−0 となる。ここで、値T/2を加算するのは後述する平均化
処理において少数以下の数値を切捨てるためのものであ
る。次いで、値P1をx1として(手順S24)、位置指令Xi
の演算Xi=S/Tを行なう(手順S25)、第1の位置指令X1
は、 となる。そして、上記演算の端数は切捨てられ、位置指
令X1は整数として制御部10から出力される(手順
S26)。この時点で駆動機構の駆動が開始される。次
に、値i,jに数1を加算する(手順S27)。これにより、
i=2,j=2となる。次いで、平均化がT回実行された
か否か、即ち、値P1〜P5に手順S24で実施した目標位置x
iの置換が一順したか否かが(j>T)の比較により判
断され(手順S28)、一順してなければ、処理は再び手
順S23に戻る。
上記手順S23〜S28が繰返えされ、さきの例で値P1〜P5
が目標位置x1〜x5(40〜200)に置換されると、手順S28
では(j=T)と判断し、数値jを数値1に戻す(手順
S29)。これにより、次の手順S23では、新しい積算値S
は次のように演算される。
S={(T/2)+x1+x2+x3+x4+x5+x6−x1} なお上式で(T/2)〜x5までが旧積算値Sである。こ
のようにして、平均化が実行され、順次位置指令X1が出
力されてゆく。
なお、上記の処理では端数の切捨てを行なうが、この
ような切捨てを行っても、上記処理における平均化は目
標位置毎の平均化であるので、切り捨てられた端数によ
る誤差が累積されることはなく、誤差の累積を処理して
精度を確保するための手段は不要である。
上記の例では、制御対象を直線移動させる場合につい
て述べたが、以下に曲線移動させる例について述べる。
制御対象は曲線移動させる場合は、通常、その曲線は分
割された微線分の連続として表わされる。そこで、以下
の例では、直線の一部をなす連続する2つの微線分につ
いて説明する。
第5図は2つの微線分OD,DEのグラフである。点Dの
座標(88,234),点Eの座標は(158,474)だり、した
がつて、微線分OD,DETの距離はいずれも250mmである。
なお、理解を容易にするため、各線分は点Dの折曲が誇
張されるように描かれている。ここで、目標速度を50mm
/secとし、さきの直線移動の場合と同様の手法でX軸,Y
軸について配列および平均化を行うと各軸の分配デー
タ,目標位置,位置指令は第6図に示すような値とな
り、最終的に点Dを中心とした近辺において図示点線の
ようになめらかな曲線となる。
このように、2つの微線分の移動量が連続して平均化
されることにより、両微線分の境界における速度の変化
はなだらかとなり、曲線の角張つた部分がとれてより一
層所望の曲線に近似した軌跡を描かせることができる。
ところで、上記の例は2つの微線分により曲線の一部
を表わす場合の例であるが、直線でなく、連続した2つ
の直線を明確に表わすべき場合もある。この場合には、
2つの線分の境界、即ち角の部分が明確に表われねばな
らない。これは、線分ODの領域と線分DEの領域との境界
において同一位置指令を出力し、点Dにおいて速度が0
となるようにすればよい。これにより明確な2つの直線
の軌跡を描かせることができる。
さらに、上記のことから、線分ODの領域と線分DEの領
域の境界における位置指令を調整することにより、点D
のなだらかさを自由に制御することが可能となる。
このように、本実施例では、X軸方向の目標距離、Y
軸方向の目標距離に基づいて移動の直線距離を求め、直
線距離と指定速度から移動時間を求め、前記各軸の目標
距離を移動時間で除し,その商と余りに基づいて各軸の
分配データを求め、得られた分配データから各軸につい
て単位時間毎の目標位置を求め、この目標位置に対して
平均化処理を施して位置指令を求め、この位置指令によ
り駆動機構を駆動するようにしたので、パルス分配器を
使用することなくサーボ制御を行なうことができ、又、
平均化処理を行っても端数による誤差の累積は生じず、
これに対する処理手段は不要であり、これらにより、全
体構成を簡素化することができ、かつ、衝撃や振動の抑
制が容易となる。又、曲線軌跡をなめらかにすることが
できる。
なお、上記実施例の説明では、目標位置0の配列を所
定数作る例について説明したが、これは必ずしも0であ
る必要はなく、0に近い値を用いることもできる。又、
3軸以上の多軸にも適用可能であるのは明らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、分配データに基づい
て単位時間舞の目標位置を求め、これを平均化して位置
指令を得、この位置指令により駆動機構を駆動するよう
にしたので、パルス分配器を使用することなくサーボ制
御を行なうことができ、又、平均化処理を行っても端数
による誤差の蓄積は生じず、これに対する処理手段は不
要であり、これらにより、全体構成を簡素化することが
でき、又、機械の衝撃や振動を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るサーボ制御装置のブロツ
ク図、第2図および第4図は第1図に示す装置の動作を
説明するフローチヤート、第3図(a),(b),
(c),(d)は第1図に示す装置の平均化手段を説明
するグラフ、第5図は2つの線分を示すグラフ、第6図
は第5図に示す線分に対する平均化処理のデータを示す
図、第7図は従来のサーボ制御装置のブロツク図であ
る。 3……比較器、6……サーボモータ、7……負荷、8…
…速度発電機、9……位置検出器、10……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象を駆動する駆動機構と、前記制御
    対象の目標移動位置および目標速度を指示する指示部と
    を備え、この指示部の指示に応じて前記駆動機構を作動
    させるサーボ制御装置において、前記目標移動位置およ
    び前記目標速度に基づいて出発位置を原点とする単位時
    間毎の目標移動位置の配列を求める目標位置演算手段
    と、この目標位置演算手段で得られた前記配列の前に移
    動量0と等価の単位時間を所定数配列しこの新たな各配
    列における各目標移動位置をその配列順に所定単位時間
    数ずつ平均化してゆきこの平均化を前記目標位置演算手
    段で得られた最終目標位置が得られるまで実行する平均
    化手段とを設けたことを特徴とするサーボ制御装置。
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