JP2716175B2 - カートンのフラップを折り曲げる機構 - Google Patents
カートンのフラップを折り曲げる機構Info
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- JP2716175B2 JP2716175B2 JP63323190A JP32319088A JP2716175B2 JP 2716175 B2 JP2716175 B2 JP 2716175B2 JP 63323190 A JP63323190 A JP 63323190A JP 32319088 A JP32319088 A JP 32319088A JP 2716175 B2 JP2716175 B2 JP 2716175B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B11/00—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
- B65B11/06—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths
- B65B11/08—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths in a single straight path
- B65B11/10—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths in a single straight path to fold the wrappers in tubular form about contents
- B65B11/105—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths in a single straight path to fold the wrappers in tubular form about contents the axis of the tube being parallel to the conveying direction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、欧州特許第0,200,445号明細書に開示され
ているタイプの素材折りたたみ機構に係り、より詳細に
は、内部に回転可能の指状部材を含んでいるカートンの
素材を折り曲げる装置及びその方法に関する。
ているタイプの素材折りたたみ機構に係り、より詳細に
は、内部に回転可能の指状部材を含んでいるカートンの
素材を折り曲げる装置及びその方法に関する。
［従来の技術］ 上記のような回転可能の指状部材は、瓶の下部を支持
するフラップと、瓶の下部を挿入して支持するための穴
が形成されている包装材補強用フラップとを、これらの
フラップがヒンジ結合されているカートンの素材に部分
的に隣接して重なるように折り曲げるために使用され
る。このような保持及び補強用のフラップは欧州特許第
0,171,229号明細書に開示されており、この欧州特許第
0,171,229号明細書に開示された内容は、引用する範囲
内で、本発明を部分的に構成する。このフラップを折り
曲げる作動は、カートンの素材を、素材折りたたみ機構
の折り曲げ装置と共に、包装機のカートンの素材を送り
込む側の端部に通している時に行われる。
するフラップと、瓶の下部を挿入して支持するための穴
が形成されている包装材補強用フラップとを、これらの
フラップがヒンジ結合されているカートンの素材に部分
的に隣接して重なるように折り曲げるために使用され
る。このような保持及び補強用のフラップは欧州特許第
0,171,229号明細書に開示されており、この欧州特許第
0,171,229号明細書に開示された内容は、引用する範囲
内で、本発明を部分的に構成する。このフラップを折り
曲げる作動は、カートンの素材を、素材折りたたみ機構
の折り曲げ装置と共に、包装機のカートンの素材を送り
込む側の端部に通している時に行われる。
この従来の構造にあっては、回転可能の各折り曲げ装
置はカートンの素材に係合するための対を成す回転可能
の指状部材を有し、この指状部材は球形のカムフォロア
の移動に対応して、このカムフォロアと共に開閉するよ
うに配設されており、カムトラックに沿って、回転可能
の折り曲げ装置を部分的に構成している。このフラップ
を折り曲げる作動を行うためには、回転可能の指状部材
を最も端の位置で回転可能の指状部材を回転させ、この
最も端の位置でカートンのフラップの瓶の下部を支持す
る穴を離すように移動させ、係合させ、折り曲げ、その
後に、完全に後退する位置まで回転させ、この完全に後
退した位置で、指状部材がフラップを閉じる。
置はカートンの素材に係合するための対を成す回転可能
の指状部材を有し、この指状部材は球形のカムフォロア
の移動に対応して、このカムフォロアと共に開閉するよ
うに配設されており、カムトラックに沿って、回転可能
の折り曲げ装置を部分的に構成している。このフラップ
を折り曲げる作動を行うためには、回転可能の指状部材
を最も端の位置で回転可能の指状部材を回転させ、この
最も端の位置でカートンのフラップの瓶の下部を支持す
る穴を離すように移動させ、係合させ、折り曲げ、その
後に、完全に後退する位置まで回転させ、この完全に後
退した位置で、指状部材がフラップを閉じる。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の回転可能の指状部材にあって
は、回転可能の指状部材が被包装物である瓶等を打ち、
そのために、瓶が破損し、及び（又は）フラップを完全
に折り曲げることができなくなるという問題点があっ
た。また、上記従来装置では指状部材の開閉動作が同部
材の包装材に対する進退動作によって生じるものである
ため、この指状部材の開閉動作と進退運動とを切り離す
ことができず、特に指状部材の閉動作以前に後退動作が
開始されてしまい、カートンを損傷させるおそれもあっ
た。本発明は、この問題点を解消して、回転可能の指状
部材が開くための移動を行っている時に、この回転可能
の指状部材を下方に移動させ、かつ指状部材の開閉動作
を同部材の進退動作と独立して制御できる機構によっ
て、改良された折曲げ作動を行い得る装置を提供するこ
とを目的としている。
は、回転可能の指状部材が被包装物である瓶等を打ち、
そのために、瓶が破損し、及び（又は）フラップを完全
に折り曲げることができなくなるという問題点があっ
た。また、上記従来装置では指状部材の開閉動作が同部
材の包装材に対する進退動作によって生じるものである
ため、この指状部材の開閉動作と進退運動とを切り離す
ことができず、特に指状部材の閉動作以前に後退動作が
開始されてしまい、カートンを損傷させるおそれもあっ
た。本発明は、この問題点を解消して、回転可能の指状
部材が開くための移動を行っている時に、この回転可能
の指状部材を下方に移動させ、かつ指状部材の開閉動作
を同部材の進退動作と独立して制御できる機構によっ
て、改良された折曲げ作動を行い得る装置を提供するこ
とを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は、カートンに設
けられたフラップをカートンの内側に折り曲げるための
カートンフラップ折りたたみ機構において、カートン及
び被包装物を所定の作用経路に沿って前進させる前進装
置と、互いに接近離間する方向に回動自在な一対の指状
部材を有する折り曲げ装置と、この折り曲げ装置を前記
作用経路に沿って前記カートン及び被包装物と同期的に
前進させる駆動装置と、前記折り曲げ装置の前進中に前
記駆動装置と共働して前記指状部材を回動させるカムト
ラックとを有し、何れか一方の指状部材が回動させられ
たときにこれに連動して他方の指状部材が逆方向に回動
するよう前記一対の指状部材がギアを介して互いに連結
されていることを特徴とする機構を提供する。
けられたフラップをカートンの内側に折り曲げるための
カートンフラップ折りたたみ機構において、カートン及
び被包装物を所定の作用経路に沿って前進させる前進装
置と、互いに接近離間する方向に回動自在な一対の指状
部材を有する折り曲げ装置と、この折り曲げ装置を前記
作用経路に沿って前記カートン及び被包装物と同期的に
前進させる駆動装置と、前記折り曲げ装置の前進中に前
記駆動装置と共働して前記指状部材を回動させるカムト
ラックとを有し、何れか一方の指状部材が回動させられ
たときにこれに連動して他方の指状部材が逆方向に回動
するよう前記一対の指状部材がギアを介して互いに連結
されていることを特徴とする機構を提供する。
［実施例］ 実施例について図を参照して説明すると、まず最初に
第５図において、素材折りたたみ機構10はカートンの素
材を折りたたむ装置であり、スプロケット12,14を有す
る。このスプロケット12,14は組を成しており、相互に
離間されている。このスプロケット12,14の周囲を、無
端チエン16が取り囲んでいる。
第５図において、素材折りたたみ機構10はカートンの素
材を折りたたむ装置であり、スプロケット12,14を有す
る。このスプロケット12,14は組を成しており、相互に
離間されている。このスプロケット12,14の周囲を、無
端チエン16が取り囲んでいる。
上記素材折りたたみ機構は包装機の素材供給側端部に
隣接するように取り付けられている。また、２つの素材
折りたたみ機構が、横並びになるように、かつこの２つ
の素材折りたたみ機構の間に素材及び被包装物の移動経
路を形成し得るように設置されている。以下、この１対
の素材折りたたみ機構について説明する。
隣接するように取り付けられている。また、２つの素材
折りたたみ機構が、横並びになるように、かつこの２つ
の素材折りたたみ機構の間に素材及び被包装物の移動経
路を形成し得るように設置されている。以下、この１対
の素材折りたたみ機構について説明する。
一連の折り曲げ装置ｆはカートンの素材を折り曲げる
ためのものであり、この折り曲げ装置ｆは無端チエン
に、この無端チエンの縦方向に沿って離間した状態で保
持されており、素材折りたたみ機構の間にカートンの素
材の瓶支持用及び素材補強用のフラップを通過させる時
に、このフラップを折り曲げることができる。
ためのものであり、この折り曲げ装置ｆは無端チエン
に、この無端チエンの縦方向に沿って離間した状態で保
持されており、素材折りたたみ機構の間にカートンの素
材の瓶支持用及び素材補強用のフラップを通過させる時
に、このフラップを折り曲げることができる。
無端チエン16は素材の送り込みと同期するように駆動
される。従って、各折り曲げ装置はカートンの素材が素
材折りたたみ機構を通過する速度と同じ速度で無端チエ
ンの移動経路に沿って移動することができる。素材折り
たたみ機構が作動している時に、無端チエン16が各折り
曲げ装置を作用経路Ｗに沿って移動させる。この作用経
路Ｗはカートンの素材及び被包装物を送り込む経路と平
行である。この各折り曲げ装置は、無端チエン16によっ
て作用経路Ｗに沿って搬送された後に、無端チエン16に
駆動されて戻りの経路Ｒに沿って移動する。折り曲げ装
置は、作用経路Ｗに接近した時に、折り曲げ経路16Aに
沿って移動し、従って、この折り曲げ装置の回転可能の
指状部材がカートンの素材の穴に徐々に入る。この穴は
瓶の底部を挿入するための穴である。
される。従って、各折り曲げ装置はカートンの素材が素
材折りたたみ機構を通過する速度と同じ速度で無端チエ
ンの移動経路に沿って移動することができる。素材折り
たたみ機構が作動している時に、無端チエン16が各折り
曲げ装置を作用経路Ｗに沿って移動させる。この作用経
路Ｗはカートンの素材及び被包装物を送り込む経路と平
行である。この各折り曲げ装置は、無端チエン16によっ
て作用経路Ｗに沿って搬送された後に、無端チエン16に
駆動されて戻りの経路Ｒに沿って移動する。折り曲げ装
置は、作用経路Ｗに接近した時に、折り曲げ経路16Aに
沿って移動し、従って、この折り曲げ装置の回転可能の
指状部材がカートンの素材の穴に徐々に入る。この穴は
瓶の底部を挿入するための穴である。
次に、第1a図ないし第1c図、及び第2a図乃至第2c図に
おいて、各折り曲げ装置ｆは支持ブロック20を有し、こ
の支持ブロック20は中央に隆起部分22を含み、この隆起
部分22が回転可能の指状部材P1,P2を支持している。こ
の隆起部分22は平坦部22a,22bを有し、この平坦部22a,2
2bは離間距離が上で狭く、下で広い形状である。この平
坦部22a,22bからそれぞれシャフト24,26が延びており、
このシャフト24,26は回転可能である。このシャフト24,
26がこのシャフト24,26の軸線を見込む角度は53.13度で
ある。図に示すように、この角度は、回転可能の指状部
材が開くように移動する時における、この指状部材の下
に開く角度である。
おいて、各折り曲げ装置ｆは支持ブロック20を有し、こ
の支持ブロック20は中央に隆起部分22を含み、この隆起
部分22が回転可能の指状部材P1,P2を支持している。こ
の隆起部分22は平坦部22a,22bを有し、この平坦部22a,2
2bは離間距離が上で狭く、下で広い形状である。この平
坦部22a,22bからそれぞれシャフト24,26が延びており、
このシャフト24,26は回転可能である。このシャフト24,
26がこのシャフト24,26の軸線を見込む角度は53.13度で
ある。図に示すように、この角度は、回転可能の指状部
材が開くように移動する時における、この指状部材の下
に開く角度である。
回転可能の指状部材P1,P2は、それぞれ、回転可能の
シャフト24,26の中央部PM1,PM2の貫通口に取り付けられ
ている。この中央部PM1,PM2には、それぞれ、ベベルギ
ア部分PG1,PG2が形成されており、このベベルギア部分P
G1,PG2は他方の回転可能の指状部材のギア部分に噛み合
っている。従って、この回転可能の指状部材P1を時計回
りの方向に回転させれば、回転可能の指状部材P2が反時
計回りの方向に回転する。回転可能に指状部材は、さら
に、各回転可能の指状部材の中央部の一方向（前方）に
延びてカートンの素材に係合する起動アームPB1,PB2の
部分と、各回転可能の指状部材の中央部の反対方向（後
方）に延びている起動アームPA1,PA2とを含んでいる。
この２つの起動アームの端部には球形のカムフォロアPF
1,PF2が取り付けてある。第1c図及び第2c図に最も詳細
に示してあるように、起動アームPA1は起動アームPA2と
同一の面に、この起動アームPA2と干渉しないように取
り付けられている。これについては後に詳細に説明す
る。回転可能の指状部材を支持ブロックの相互に接近す
る形の平坦部22a,22bに取り付けることによって、第1a
図乃至第1c図に示すように、折り曲げ装置のカートンの
素材に係合する部分を閉じる時に、この折り曲げ装置の
カートンの素材に係合する部分を取付けブロックからほ
ぼ水平に延ばすことができると共に、カートンの素材に
係合する部分を第2a図乃至第2c図に示すように完全に90
度まで開く時に、このカートンの素材に係合する部分を
下方に傾斜させる構造にすることができる。折り曲げ装
置を完全に開いた時に、折り曲げ装置のカートンの素材
に係合する各部分を含んでいる面と、取付けブロックの
基部を含んでいる面とがなす角度は約30度（図2c）であ
る。従って、折り曲げ装置が完全に開かれる時に、折り
曲げ装置のカートンの素材に係合する部分は離れる方向
に移動し、完全に90度まで開くまで、徐々に下方に移動
する。この開く動作によって、折り曲げ装置のカートン
の素材に係合する部分を瓶に接触させないようにするこ
とができ、さらに瓶の支持及びカートンの補強を行うフ
ラップを適当に折り曲げ得るように改良することができ
る。上記30度の角度は、カートンのパネルを含む面と折
り曲げられるフラップとがなす角度に一致するように選
定された角度である。
シャフト24,26の中央部PM1,PM2の貫通口に取り付けられ
ている。この中央部PM1,PM2には、それぞれ、ベベルギ
ア部分PG1,PG2が形成されており、このベベルギア部分P
G1,PG2は他方の回転可能の指状部材のギア部分に噛み合
っている。従って、この回転可能の指状部材P1を時計回
りの方向に回転させれば、回転可能の指状部材P2が反時
計回りの方向に回転する。回転可能に指状部材は、さら
に、各回転可能の指状部材の中央部の一方向（前方）に
延びてカートンの素材に係合する起動アームPB1,PB2の
部分と、各回転可能の指状部材の中央部の反対方向（後
方）に延びている起動アームPA1,PA2とを含んでいる。
この２つの起動アームの端部には球形のカムフォロアPF
1,PF2が取り付けてある。第1c図及び第2c図に最も詳細
に示してあるように、起動アームPA1は起動アームPA2と
同一の面に、この起動アームPA2と干渉しないように取
り付けられている。これについては後に詳細に説明す
る。回転可能の指状部材を支持ブロックの相互に接近す
る形の平坦部22a,22bに取り付けることによって、第1a
図乃至第1c図に示すように、折り曲げ装置のカートンの
素材に係合する部分を閉じる時に、この折り曲げ装置の
カートンの素材に係合する部分を取付けブロックからほ
ぼ水平に延ばすことができると共に、カートンの素材に
係合する部分を第2a図乃至第2c図に示すように完全に90
度まで開く時に、このカートンの素材に係合する部分を
下方に傾斜させる構造にすることができる。折り曲げ装
置を完全に開いた時に、折り曲げ装置のカートンの素材
に係合する各部分を含んでいる面と、取付けブロックの
基部を含んでいる面とがなす角度は約30度（図2c）であ
る。従って、折り曲げ装置が完全に開かれる時に、折り
曲げ装置のカートンの素材に係合する部分は離れる方向
に移動し、完全に90度まで開くまで、徐々に下方に移動
する。この開く動作によって、折り曲げ装置のカートン
の素材に係合する部分を瓶に接触させないようにするこ
とができ、さらに瓶の支持及びカートンの補強を行うフ
ラップを適当に折り曲げ得るように改良することができ
る。上記30度の角度は、カートンのパネルを含む面と折
り曲げられるフラップとがなす角度に一致するように選
定された角度である。
第３図及び第４図に示すように、回転可能の指状部材
は、各折り曲げ装置が作用経路Ｗを通過する時に、起動
アームを受け入れ得るように送込み経路Ｆに沿って配設
されているカムトラック28と、回転可能の指状部材のカ
ムフォロアとによって起動される。
は、各折り曲げ装置が作用経路Ｗを通過する時に、起動
アームを受け入れ得るように送込み経路Ｆに沿って配設
されているカムトラック28と、回転可能の指状部材のカ
ムフォロアとによって起動される。
次に、折り曲げ装置の回転可能の指状部材P1を図の送
込み方向に移動させ、それに引き続いて回転可能の指状
部材P2を移動させる回転作動について説明する。一連の
各球形のカムフォロアは、図に概略的に示すように、カ
ムトラック28の中にある。折り曲げ装置の起動アームが
カムトラックに入って閉じた状態になる時に、カムフォ
ロアPF1が、カムトラックの「開く部分」にある傾斜し
ているカム面32を打ち、この動作によって、起動アーム
PA1を、上記送り込み経路の反対方向に、起動アームPA2
に向かうように、移動させることができる。この回転作
動が行われると同時に、ギア結合している指状部材の作
用により、回転可能の指状部材のカートン素材に係合す
る部分を相互に離れる方向に移動させることができ、こ
の移動によって、回転可能の指状部材を開いた状態にす
ることができる。他方のカムフォロアPF2はカムトラッ
クの開いている部分を通って、経路から出ている。
込み方向に移動させ、それに引き続いて回転可能の指状
部材P2を移動させる回転作動について説明する。一連の
各球形のカムフォロアは、図に概略的に示すように、カ
ムトラック28の中にある。折り曲げ装置の起動アームが
カムトラックに入って閉じた状態になる時に、カムフォ
ロアPF1が、カムトラックの「開く部分」にある傾斜し
ているカム面32を打ち、この動作によって、起動アーム
PA1を、上記送り込み経路の反対方向に、起動アームPA2
に向かうように、移動させることができる。この回転作
動が行われると同時に、ギア結合している指状部材の作
用により、回転可能の指状部材のカートン素材に係合す
る部分を相互に離れる方向に移動させることができ、こ
の移動によって、回転可能の指状部材を開いた状態にす
ることができる。他方のカムフォロアPF2はカムトラッ
クの開いている部分を通って、経路から出ている。
カムトラックの真っ直ぐな中間部は指状部材を開いた
状態に維持することができる。
状態に維持することができる。
その後に、起動アームはカムトラックの「閉じる部
分」に入り、この部分で、カムフォロアPF2が傾斜して
いるカム面34を打ち、これによって、起動アームPA2を
移動させることができる。この起動アームPA2の移動方
向は、送り込み方向とは反対の方向であり、隣接する起
動アームPA1から離れる方向である。この回転作動は、
同時に、回転可能の指状部材のカートンの素材に係合す
る部分を相互に接近する方向に移動させ、これによっ
て、回転可能の指状部材を閉じた状態に戻すことができ
る。もちろん、開く部分の直前で、折り曲げ装置を移動
させる作用をするチエンの経路16Aを、カートン素材送
込み経路の方向に対してコンバージエント形にすること
によって、各折り曲げ装置のカートンの素材に係合する
部分を徐々にカートンの瓶保持穴に挿入し、これによっ
て、指状部材がカムトラックの開く部分を通って移動し
ている時に、カートンのフラップを移動させて折り曲げ
ることができる。指状部材は、カムの中間部によって開
かれた状態のカートンに係合した状態を維持している。
その後に、相互に離れる方向に開いた形状、すなわちダ
イバージェント形のチエン経路16Bの作用によって、回
転可能の指状部材がカムトラックの閉じる部分を通って
移動している時に、上記指状部材を徐々に後退させるこ
とができる。
分」に入り、この部分で、カムフォロアPF2が傾斜して
いるカム面34を打ち、これによって、起動アームPA2を
移動させることができる。この起動アームPA2の移動方
向は、送り込み方向とは反対の方向であり、隣接する起
動アームPA1から離れる方向である。この回転作動は、
同時に、回転可能の指状部材のカートンの素材に係合す
る部分を相互に接近する方向に移動させ、これによっ
て、回転可能の指状部材を閉じた状態に戻すことができ
る。もちろん、開く部分の直前で、折り曲げ装置を移動
させる作用をするチエンの経路16Aを、カートン素材送
込み経路の方向に対してコンバージエント形にすること
によって、各折り曲げ装置のカートンの素材に係合する
部分を徐々にカートンの瓶保持穴に挿入し、これによっ
て、指状部材がカムトラックの開く部分を通って移動し
ている時に、カートンのフラップを移動させて折り曲げ
ることができる。指状部材は、カムの中間部によって開
かれた状態のカートンに係合した状態を維持している。
その後に、相互に離れる方向に開いた形状、すなわちダ
イバージェント形のチエン経路16Bの作用によって、回
転可能の指状部材がカムトラックの閉じる部分を通って
移動している時に、上記指状部材を徐々に後退させるこ
とができる。
第1a図は１対の回転可能の指状部材が閉じた状態におけ
る素材折りたたみ機構の平面図、第1b図は回転可能の指
状部材から離れた状態における折り曲げ装置の斜視図、
第1c図は折り曲げ装置の側面図、第2a図は回転可能の指
状部材が開いた状態における折り曲げ装置の平面図、第
2b図は回転可能の指状部材を示す折り曲げ装置の斜視
図、第2c図は回転可能の指状部材が開いた状態における
折り曲げ装置の平面図、第３図は回転可能の指状部材を
開閉移動させるためにカムフォロアが貫くように移動す
るカムトラックの平面図、第４図はカムトラックの正面
図、第５図は折り曲げ装置が無端チエンによって搬送さ
れる素材折りたたみ機構の平面図である。 10……素材折りたたみ機構、12,14……スプロケット、1
6……無端チエン、16A……折り曲げ経路及びチエンの経
路、20……支持ブロック、22……隆起部分、22a,22b…
…平坦部、24,26……シャフト、32,34……カム面、ｆ…
…折り曲げ装置、P1,P2……指状部材、PA1,PA2,PB1,PB2
……起動アーム、PF1,PF2……球形のカムフォロア、PG
1,PG2……ベベルギア部分、PM1,PM2……中間部、Ｒ……
戻りの経路、Ｗ……作用経路。
る素材折りたたみ機構の平面図、第1b図は回転可能の指
状部材から離れた状態における折り曲げ装置の斜視図、
第1c図は折り曲げ装置の側面図、第2a図は回転可能の指
状部材が開いた状態における折り曲げ装置の平面図、第
2b図は回転可能の指状部材を示す折り曲げ装置の斜視
図、第2c図は回転可能の指状部材が開いた状態における
折り曲げ装置の平面図、第３図は回転可能の指状部材を
開閉移動させるためにカムフォロアが貫くように移動す
るカムトラックの平面図、第４図はカムトラックの正面
図、第５図は折り曲げ装置が無端チエンによって搬送さ
れる素材折りたたみ機構の平面図である。 10……素材折りたたみ機構、12,14……スプロケット、1
6……無端チエン、16A……折り曲げ経路及びチエンの経
路、20……支持ブロック、22……隆起部分、22a,22b…
…平坦部、24,26……シャフト、32,34……カム面、ｆ…
…折り曲げ装置、P1,P2……指状部材、PA1,PA2,PB1,PB2
……起動アーム、PF1,PF2……球形のカムフォロア、PG
1,PG2……ベベルギア部分、PM1,PM2……中間部、Ｒ……
戻りの経路、Ｗ……作用経路。
Claims (9)
- 【請求項１】カートンに設けられたフラップをカートン
の内側に折り曲げるためのカートンフラップ折りたたみ
機構において、カートン及び被包装物を所定の作用経路
（Ｗ）に沿って前進させる前進装置と、互いに接近離間
する方向に回動自在な一対の指状部材（P1,P2）を有す
る折り曲げ装置（ｆ）と、この折り曲げ装置（ｆ）を前
記作用経路（Ｗ）に沿って前記カートン及び被包装物と
同期的に前進させる駆動装置（16）と、前記折り曲げ装
置（ｆ）の前進中に前記駆動装置（16）と共働して前記
指状部材（P1,P2）を回動させるカムトラック（28）と
を有し、何れか一方の指状部材が回動させられたときに
これに連動して他方の指状部材が逆方向に回動するよう
前記一対の指状部材（P1,P2）がギア（PG1,PG2）を介し
て互いに連結されていることを特徴とするカートンフラ
ップ折りたたみ機構。 - 【請求項２】前記カムトラック（28）は一方の指状部材
（P1）に係合してこれを回動させる第一のカム面（32）
と、他方の指状部材（P2）に係合してこれを回動させる
第二のカム面（34）とを有し、前記第一及び第二のカム
面（32,34）は前記作用経路（Ｗ）に沿う方向に互いに
離間して配されている請求項１記載の機構。 - 【請求項３】前記第一及び第二のカム面（32,34）は前
記作用経路（Ｗ）に沿う方向に対して傾斜している請求
項２記載の機構。 - 【請求項４】各指状部材（P1,P2）は前記折り曲げ装置
（ｆ）に回動自在に取り付けられた中央部（PM1,PM2）
と、前記フラップに係合してこれを折り曲げるために前
記中央部（PM1,PM2）から遠ざかる方向に延びる第一の
起動アーム（PB1,PB2）と、前記中央部（PM1,PM2）から
前記第一の起動アームとほぼ反対の方向に延びる第二の
起動アーム（PA1,PA2）と、この第二の起動アーム（PA
1,PA2）の外方端に設けられかつ前記カムトラック（2
8）に受け入れられたカムフォロア（PF1,PF2）とを有す
る請求項１記載の機構。 - 【請求項５】前記カムトラック（28）は一方の指状部材
（P1）のカムフォロア（PF1）に係合してこれを前記作
用経路（Ｗ）の後方に回動させる第一のカム面（32）
と、他方の指状部材（P2）のカムフォロア（PF2）に係
合してこれを前記作用経路の後方に回動させる第二のカ
ム面（34）とを有し、前記第一及び第二のカム面（32,3
4）は前記作用経路に沿う方向に互いに離間して配され
ている請求項４記載の機構。 - 【請求項６】前記第一及び第二のカム面（32,34）は前
記作用経路（Ｗ）に沿う方向に対して傾斜している請求
項５記載の機構。 - 【請求項７】前記ギア（PG1,PG2）は各指状部材（P1,P
2）の前記中央部（PM1,PM2）に設けられている請求項４
記載の機構。 - 【請求項８】前記指状部材（P1,P2）は各々シャフト（2
4,26）を介して前記折り曲げ装置（ｆ）に回動自在に取
り付けられ、これら指状部材（P1,P2）の回動時に各々
の第二の起動アーム（PA1,PA2）が互いに干渉しないよ
う、前記シャフト（24,26）が互いに角度をなして配さ
れている請求項４記載の機構。 - 【請求項９】前記折り曲げ装置（ｆ）は支持ブロック
（20）を有し、この支持ブロック（20）は互いに向かっ
て上方へ傾斜した一対の傾斜面（22a,22b）を有し、こ
れら傾斜面（22a,22b）から前記シャフト（24,26）が突
出して前記指状部材（P1,P2）を支持ブロック（20）に
連結している請求項８記載の機構。
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