JP2710415B2 - ブロックポリマーで安定化された懸濁物を組込んだ光弁 - Google Patents
ブロックポリマーで安定化された懸濁物を組込んだ光弁Info
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Description
れる粒子の液体懸濁物の改良に関する。
た。早期の例はエドウィン・ランド(Edwin Land)博士
の米国特許第1,955,923号に記載されている。通常の光
弁は、通常透明な導電性被覆物の形態の電極をその上に
有する、少なくとも一つが透明である二つのシートから
形成されたセルとして記載し得る。セルのウェル(well
s)を形成するシートは短い距離で隔置され、セルは液
体懸濁媒体中に小粒子の懸濁物を含む、適用電界の不在
下で、液体懸濁物中の粒子は無秩序のブラウン運動を示
し、それ故セル中を通る光線が粒子の性質及び濃度並び
に光のエネルギー含量に応じて反射され、透過され、あ
るいは吸収される。電界が光弁中の懸濁物に適用される
時、粒子は整列されるようになり、多くの懸濁物につい
て殆どの光はセル中を通過し得る。
5,923号、同第1,963,496号、同第3,512,876号及び同第
3,773,684号を参照のこと。光弁は、例えば英数字ディ
スプレイ、テレビディスプレイ、窓、鏡、眼鏡等を含む
多くの目的に関し光の通過量を制御するのに提案されて
きた。
ウム、黒鉛、金属ハロゲン化物及びアルカロイド酸塩の
ポリハロゲン化物(時々、従来技術に於いてペルハロゲ
ン化物と称される)が、光弁用に示唆されてきた。液体
懸濁物中の粒子は、ハロゲン含有偏光材料、例えばアル
カロイド酸塩のポリハロゲン化物の如く、偏光性であり
得る。(“アルカロイド”という用語は、ハックーズ・
ケミカル・ディクショナリィ(Hackh's Chemical Dicti
onary)、第4編、マグロー−ヒル・ブック・カンパニ
ィ(McGraw−Hill Book Company),ニューヨーク、196
9年に定義されているように有機の含窒素塩基を意味す
るように本明細書中に使用されている。)アルカロイド
酸塩のポリハロゲン化物が使用される場合には、アルカ
ロイド基は、上記のハックーズ・ケミカル・ディクショ
ナリィに定義されているような、キニンアルカロイドで
あることが好ましい。米国特許第2,178,996号及び同第
2,289,712号はキニンアルカロイド酸塩のポリハロゲン
化物の使用に関して詳細に言及しており、これらは本発
明に有用である。
131,334号に記載されているようなジヒドロシンコニジ
ンスルフェートポリヨウ化物の如きキニンアルカロイド
酸塩の水素化ポリハロゲン化物であることが好ましい。
何となれば、その材料は従来技術のキニンアルカロイド
のポリハロゲン化物よりも環境上安定であるからであ
る。
されているような臭化第二銅またはプルプレオコバルト
クロリドスルフェートポリヨウ化物の如き偏光金属ハロ
ゲン化物またポリハロゲン化物であってもよい。
き、使用できる。例えば、米国特許第2,246,087号はテ
ルル、ヒ素、ビスマス、アンチモン、銀、白金及び金の
このような粒子の調製方法を記載している。
トL.サックス(Robert L. Saxe)らの特許出願に記載さ
れているような偏光ポリハロゲン化物粒子であってもよ
く、その特許出願は参考として本明細書に含まれる。
たは透過し得る、いずれの型の粒子も、本発明の光弁懸
濁物中の粒子として使用し得る。光弁懸濁物中に使用さ
れる粒子の形状は、一つの配向に於いて粒子が他の配向
の場合よりも多くの光を遮断するような形状であること
が好ましい。針状形、棒状形、ラス状形、または薄いフ
レークの形態である粒子が好適である。偏光結晶が好ま
しい視覚外観を生じるので特に有用である。
に提案されてきた。一般に液体懸濁媒体は、粒子を懸濁
しかつ後述されるブロックポリマー及び粒子を懸濁物中
に保つのに使用されるその他のポリマーを溶解する一種
以上の電気的に抵抗性で化学的に不活性な液体を含む。
米国特許第4,247,175号に開示されている液体懸濁媒体
の如く、当業界で知られている液体懸濁媒体が本発明に
有用である。液体懸濁媒体は懸濁粒子を重力平衡で維持
することが望ましい。
くとも約1.5の比重(室温で)を有しかつその原子の少
なくとも50%がハロゲン原子により構成されておりハロ
ゲン原子の少なくとも60%がフッ素であり残りが塩素及
び/または臭素である電気的に抵抗性で化学的に不活性
な低分子量の液体フルオロカーボンポリマーの使用に基
く米国特許第4,407,565号に記載されている。また、液
体懸濁媒体は、懸濁粒子に比重平衡を与えかつ液体懸濁
媒体中に粒子を分散することを助けるために、例えばジ
オクチルアジペート、ジイソデシルアジペートの如き、
混和性の電気的に抵抗性の有機液体を含むことが好まし
い。混和性の電気的に抵抗性の有機液体として有用なそ
の他の材料は米国特許第4,772,103号に記載されたもの
であり、この特許は参考として本明細書に含まれる。液
体懸濁材料に関する詳細は米国特許第4,407,565号に見
られ、その特許は参考として本明細書に含まれる。
めに、液体懸濁媒体はまた後に特定されるようなA−B
型ブロックポリマーを含む。また、ブロックポリマーの
他にニトロセルロースが液体懸濁媒体中に有効に与えら
れてもよい。粒子を懸濁物中に維持するのに丁度充分な
A−Bブロックポリマーを使用することが好ましく、所
定の懸濁物に使用される量は、知られるように経験的に
決められる。通常、ポリマーの量は懸濁物の合計重量基
準で約1重量%から約30重量%、例えば約5重量%〜約
25重量%である。
は、ウィリアムJ.バーラント(William J.Burlant)及
びアランS.ホフマン(Allan S.Hoffman)著、“ブロッ
ク・アンド・グラフト・ポリマーズ(Block and Graft
polymers)”(ラインホルド・パブリッシング・コーポ
レーション(Reinhold Publishing Corporation)、ニ
ューヨーク、1960年)、“ブロック・アンド・グラフト
・ポリメリゼーション(Block and Graft Polymerizati
on)”(1巻、R.J.セレサ(Ceresa)編集、ジョン・ウ
ィリィ・アンド・サンズ(John Willey & Sons)、ニ
ューヨーク、1973年)、及びジャクバウスカス(Jakuba
uskas)著、“ジャーナル・オブ・コーティングス・テ
クノロジィ(Journal of Coatings Technology)”、58
巻、736号、71〜82頁(1986年)に記載されている。
要件を満たす必要がある。それらは液体懸濁媒体中で可
溶性である必要がある。それらは懸濁粒子並びに液体媒
体そのものに関して不活性である必要がある。それらは
液体媒体を電導性にしずぎてはならず、また粘稠にしす
ぎてはならない。これらの要件は、ブロックポリマーの
溶媒和セグメント即ちちB−セグメントが液体懸濁材料
中のポリマー全体に溶解性を付与するのに充分な分岐を
有する有機基、好ましくは飽和有機基であり、かつ第二
セグメント即ちA−セグメントがブロックポリマーを懸
濁粒子の表面に、あるいは粒子の表面上の別のポリマー
に定着する(anchor)、数平均分子量約10,000〜約1,00
0,000、好ましくは約20,000〜約25,000を有するA−B
型ブロックポリマーにより満たされる。更に、本発明の
光弁に使用するため、A−B型ブロックポリマーのアン
カーリングセグメント(ancoring segment)は、ポリマ
ーの分子量の約10重量%未満、好ましくは4重量%未満
を構成する。このようなA−B型ブロックポリマーに於
いて、アンカーリングセグメントは粒子の表面に吸着ま
たは結合し、一方溶媒和セグメントは粒子の表面から液
体懸濁媒体へと伸びる尾部を与える。
使用されていた。このようなコポリマーは、一層多量の
低極性可溶化モノマー基中に無秩序に分布されたOH基、
COOH基またはその他の極性基の如き官能基を有する。し
かしながら、このようなランダムコポリマーは、本発明
に使用されるA−B型ブロックポリマーより劣る。かく
して、ランダムコポリマーは粒子間にブリッジ及び連結
を形成して光弁懸濁物中で2個以上の粒子に結合する
か、またはそれらの粒子と合体し、その結果として別個
の粒子の分散よりむしろこのようなポリマー鎖により連
鎖された粒子の網状構造が形成される。懸濁物の粘度は
粒子間のポリマーのつながりにより増大されるので、ポ
リマーブリッジまたは連結は懸濁物及び光弁に於けるそ
の性能に有害である。この粒度は電圧が適用されるか、
または遮断される時に光弁中の懸濁物の立上がり時間及
び減衰時間に反映される。典型的には、ランダムコポリ
マーを使用して、懸濁物の組成に応じて、減衰時間は10
0ms〜数秒であり立上がり時間は減衰時間の約1/3〜1/2
である。従来技術に使用されたランダムコポリマーとは
対照的に、本発明に使用されるA−B型ブロックポリマ
ーは有害な粒子の網状構造の形成を避ける。
メント、即ち可溶化セグメント及びアンカーリングセグ
メントを含む。可溶化セグメントが液体懸濁媒体、特に
好ましいフルオロカーボンポリマー液体中に良く溶解す
るためには、反復単位当り少なくとも1つのアルキル分
岐、好ましくは二つ以上のこのような分岐を有するモノ
マー単位を含むポリマー鎖が存在する。非限定的な例と
して、反復単位当り一つの分岐を有する12−ヒドロキシ
ステアリン酸のポリマーの自己エステル(self−este
r)がA−B型ブロックポリマーの可溶化成分として好
適である。更に高度に分岐したポリマーの可溶化セグメ
ントが好ましい。
二酸塩化物を反応させることにより合成し得る。このよ
うなポリエステルの非限定的な例はネオペンチルグリコ
ールとジエチルマロン酸とのポリマーである。このポリ
マーは可溶化セグメント中のエステル結合当り二つの分
岐を与える。環状エステルの生成を避けるか、または最
小にするように注意する必要があり、さもなければそれ
らは分離されるべきである。
であってもよく、その中に1個〜約18個の炭素原子、好
ましくは約1個〜約6個の炭素原子を有してもよい。
でもよく、あるいはポリマー状であってもよい。後者は
アンカーリング結合強さを増大する。
は12−ヒドロキシステアリン酸の自己エステルであり、
残りのヒドロキシ基はそれを好適な酸、例えば2−エチ
ルヘキサン酸またはネオペンタン酸でエステル化するこ
とにより封鎖される。この操作は一つの末端カルボキシ
ル基をもつポリ(ヒドロキシステアリン酸を生成し、末
端カルボキシル基はアンカーリング成分として利用でき
る。多数の末端基は、末端カルボキシル基を、そのエス
テルを生成しついで末端ヒドロキシル基をベンゼンヘキ
サカルボン酸でエステル化することによるように封鎖す
ることによるようにして導入し得る。末端カルボキシル
は末端ヒドロキシル基よりも好ましいが、末端ヒドロキ
シル基は末端ヒドロキシ基を封鎖することにより与えら
れるのではなく、末端COOH基を好適なアルコール、例え
ば2−エチルヘキサノールまたはネオペンチルアルコー
ルとの反応によりエステル化することにより与えられて
もよい。
酸塩化物と反応させることにより生成される場合に同様
の封鎖が使用される。
ル中の残存OH基またはCOOH基を、ポリカルボキシルモノ
ヒドロキシ酸の自己ポリマー、例えばヒドロキシグルタ
ル酸の自己ポリマー、またはポリヒドロキシルモノカル
ボン酸の自己ポリマー、例えばジヒドロキシステアリン
酸の自己ポリマーの如きペンダント極性基を有するポリ
マー成分でエステル化することにより得ることができ
る。
ーセグメントは、それが合体される粒子と適合性の型の
官能基を含み得る。例えば、粒子によく吸着するような
米国特許第3,352,662号に記載される極性基のいずれも
が使用し得る。しかしながれ、ポリヨウ化物粒子等が懸
濁物中に使用される場合には、アンカー成分はヨウ素と
の有害な反応のため非ヒンダード四級アンモニウム基ま
たはアミン基を組込むべきではない。アンカー成分中に
組込むのに好ましい官能基は、ヒドロキシ基、COOH基、
PO4H2基、PO3H2基、及び陽イオンをキレート化し得る基
である。陽イオンをキレート化し得る基は、例えば下記
の構造を有する基を含む。
ヒドロキシ、カルボキシまたはカルボキシもしくはヒド
ロキシにより置換された低級アルキルであり、R3及びR4
は独立に水素または低級アルキルであり、Aは示された
炭素原子と共に炭素環を形成するアルキレンである) 本発明に有用なA−B型ブロックポリマーは既知の技
術により合成され、またはICIアメリカ、インコーポレ
ーション(ICI America, Inc.)のハイパーマー・ポリ
メリクス(Hypermer Polymerics)のように市販されて
いる。このようなポリマーは後記の実施例の1〜3に使
用された。
い限り重量基準である。
SIと称する)の懸濁物を米国特許第4,407,565号の実施
例Iに記載された調製と同様の方法で調製した。但し、
ハロカーボン・オイル(Halocarbon Oil)1.8/100に代
えて、型0.8のハロカーボン・オイルを使用し、パート
Cに記載されたポリマー(ニトロセルロースを除く、ニ
トロセルロースはそのまま使用した)を使用する代わり
にアンカーセグメントとして末端カルボキシル基を有す
る可溶化セグメントとして12−ヒドロキシステアリン酸
のポリマー自己エステルを含むA−B型ブロックポリマ
ー(ハイパーマーIL-2209)を使用した。このブロック
ポリマーの分子量は約2,000〜3,000であり、末端基はブ
ロックポリマーの分子量の4%未満を占めた。懸濁物
(懸濁DCSI粒子を含む)の合計重量を基準として5重量
%〜20重量%の範囲の異なる割合のブロックポリマーを
使用して幾つかの試験を行なった。ブロックポリマーは
懸濁物との逆化学反応を生じなかった。5%のブロック
ポリマーを含む懸濁物が2ミルの内部ギャップを有し約
22ボルトRMSの電圧により活性化された光弁中に置かれ
た時、米国特許第4,407,565号に示された実施例Iのコ
ントラスト比に匹敵するコントラスト比が得られたが、
約50msの極めて早い減衰時間が観察された。20%の濃度
のブロックポリマーでは、減衰時間は約200msであっ
た。立ち上がり時間は、光弁に通常であるように減衰時
間より約2倍〜3倍早かった。
溶性セグメント及び末端四級アンモニウム基をその中に
有するアンカーセグメントを有する異なるA−Bブロッ
クポリマーを使用した以外は、上記の実施例1を繰り返
した。このブロックポリマーの分子量は約2,000〜3,000
であり、末端基はブロックポリマーの4%未満を占め
た。結果は、立ち上がり時間及び減衰時間が約2倍早
く、凝集に対する優れた安定性が得られた以外は実施例
1に匹敵した。暗青色の懸濁液が淡青色になり、実施例
1よりも約50%大きい電圧が粒子を配向するのに必要と
された。色及び電圧の相違は粒子中のヨウ素とブロック
ポリマー中の四級アンモニウム基との間の化学反応に帰
因し、これが懸濁物を実施例1よりも導電性にした。し
かしながら、この試験は、良好な電界安定化がこのよう
なブロックポリマーにより得ることができ、そして上記
の如く逆化学反応が生じないことを条件としてA−Bブ
ロックポリマーが粘度を実質的に減少し光弁懸濁物の立
ち上がり時間及び減衰時間を減少すると予想し得ること
を示す。
間と関連して匹敵する利点でもって本発明のブロックポ
リマーを使用して、金属粒子、金属ハロゲン化物、その
他の有機ポリハロン化物等を含む前記の型の粒子のいず
れもが、懸濁物中でDCSI粒子と置換し得る。
固形分のハイパーマーIL-2209A−Bブロックポリマーを
含む溶液を調製し、その電気抵抗率を測定した。それは
約1.9×1011Ω−cmであった。上記の特許に記載された
ような光弁懸濁物に有用な種々のランダムコポリマーの
ハロカーボン・オイル型0.8の同様の比率の溶液を測定
し、わずかに約2×1010Ω−cm以下の電気抵抗率を示し
た。この結果は本発明のA−Bブロックポリマーがラン
ダムコポリマーを使用する懸濁物に対して最終懸濁物の
電気抵抗率を有意に増加することを明らかに示す。最終
懸濁物の抵抗率はその他の因子は勿論のこと、特にその
中に分散された粒子の相対導電率に依存するので、A−
B型ブロックポリマーを混入する最終懸濁物の電気抵抗
率は一般にランダムコポリマーを使用する同様の懸濁物
の少なくとも2倍の抵抗性であるが、少なくとも4倍の
抵抗性であることもあり得る。ランダムコポリマーを使
用する典型的なDCSI懸濁物は約(2〜4)×109Ω−cm
の電気抵抗率を有する。好適なブロックポリマーを使用
して、(4〜16)×109Ω−cm以上の抵抗率を得ること
ができる。
H.C.ジャクバウスカスの方法によりつくった。可溶化成
分は主としてポリラウリルメタクリレートからなり、そ
して、アンカー成分はメルカプトコハク酸をポリラウリ
ルメタクリレート鎖に結合されたイソシアネート基と反
応させることにより生成した。これはその中に4個のカ
ルボキシル基をもつ末端基を与えた。ブロックポリマー
の分子量は約10,000であり、可溶化成分に約90%、アン
カー成分に約10%を割り当てられた。そのポリマーはハ
ロカーボン・オイル型0.8に可溶性ではなかった。その
ポリマーは上記の実施例1及び2の光弁懸濁物と同様の
光弁懸濁物中に入れられた場合、一部のハロカーボン・
オイルの存在のために良く溶解されず、その結果かなり
不充分な安定化が観察されたが、懸濁物粘度は低く、応
答時間も優れていた。
メタクリレートの如き直鎖のエステルに代えて3,5,5−
トリメチルヘキシルアルリレートもしくはメタクリレー
ト、ネオペンチルアクリレートもしくはメタクリレート
等の如き分岐エステルモノマーを重合したブロックポリ
マーを使用することにより得ることができる。また優れ
た溶解性及び安定化は、アンカー成分をブロックポリマ
ーの分子量の10%未満、好ましくは4%未満に減少する
ことにより得られる。分子量を増加することは、一層大
きな立体的な保護のためブロックポリマーを使用する懸
濁物の電界安定性を増大するが、一層大きい分子量は溶
解性を低下し得る。アンカー成分の比率を減少すること
は、ポリマーの極性を減少し懸濁物の電気抵抗率を増加
するという付加的な重要な利点を有する。これは順に電
力要求を減少する。
ルヘキシルアクリレートを含むBセグメント及び実施例
4と同じAセグメントを有するA−Bブロックポリマー
を使用する以外は、実施例4を繰り返す。このブロック
ポリマーの分子量は約20,000であり、それはハロカーボ
ン・オイルに可溶性であった。かくして、この場合、A
セグメントは実施例4と同じ分子量、即ち約1000を有し
ていたが、ブロックポリマーのわずかに約5%を占めて
おり、一方実施例4の場合にはAセグメントはブロック
ポリマーの約10%を占めていた。この実施例5のブロッ
クポリマーの溶解性は、Aセグメントの相対比率(%)
の減少により、及びBセグメント中のラウリルメタクリ
レートを殆どネオペンチルアクリレートに置換すること
により、実施例4に使用されたブロックポリマーよりも
高められた。これらの変化の結果として、懸濁物の合計
重量を基準として10重量%のA−Bブロックポリマーを
使用して良好な粒子の分散が行なわれた。また約44ミリ
秒の懸濁物の早い減衰時間が観察された。
られる有用なブロックポリマーは、約30,000の分子量ま
で合成し得る。ほぼその分子量より上では、所望のA−
B型ポリマーの代わりにAセグメントが結合されていな
いポリマーが非常に多く生成される。しかしながら、こ
の問題はその他の重合方法、例えばグループ・トランス
ファー法(group transfer process)を用いて解決する
ことができ、その一般原理は例えば米国特許第4,417,03
4号及び同第4,508,880号を含む文献に記載されている。
グループ・トランスファー法が使用される場合、実際に
所望の分子量を有するブロックポリマーが生成でき、遊
離基重合法を使用するよりも一層大きい分子量のAセグ
メントが生成し得る。
ポリマー安定剤が懸濁物の比較的大きい容積を占めるた
め光弁懸濁物中に使用されるポリマー安定剤はその中に
使用される液体に可溶性であることが望ましい。安定剤
の良好な溶解性はその鎖及び分岐が液体中に広がり良く
コイル状になることを生じ、かくしてその大容積を占め
る。安定剤の非溶剤が懸濁物中に含まれる場合には、そ
れはポリマー鎖がそれ程良く広がらないことを生じ、ポ
リマー鎖がつぶれることさえ生じ得る。このような場
合、安定剤は良く作用しない。
占められる容積を増大する別の方法は安定剤の分子量を
増加することである。比較的に大きい分子量のポリマー
安定剤を懸濁物中に溶解することにより生じる比較的高
い粘度が許容し得る場合には、1,000,000以上の数平均
分子量が、光弁懸濁物中に使用される安定剤に関して用
い得る。例えば、数秒の減衰時間が許容し得る、可変の
光透過窓用の懸濁物は高分子量のポリマー安定剤を使用
し得る。
を有する安定剤を望む場合には、主鎖が反覆酸素結合を
含むA−Bブロックポリマー、例えばB−セグメントと
してポリ(有機シロキサン)ポリマー及び極性基を含む
ポリマー状もしくは非ポリマー状のA−セグメントを含
むポリマーが使用し得る。このようなポリマーは下記の
構造を有する。
の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキルであ
り、R5は18個までの炭素原子を有する直鎖または分岐鎖
のアルキル、アリール、アラルキルまたはアルキルアリ
ールであってもよく、nは10以上であり、かつAは幾つ
かの極性基を含むモノマー状またはポリマー状のA−セ
グメント(即ち、アンカーリングセグメント)であ
る。) 例えば、モノヒドロキシ−末端ポリジメチルシロキサ
ンが、任意に1個以上のヒドロキシル基を有する多塩基
酸と反応させられて結合を容易にするのに有効な1個以
上の極性基を有するエステルを生成し得る。この目的に
使用し得る好適な多塩基酸はリン酸、ベンゼンヘキサカ
ルボン酸、ガラクタル酸(galactaric acid)、酒石
酸、クエン酸等を含み、その幾つかは、上記のエステル
化の後に、結合を容易にするのに有効なヒドロキシル基
及びカルボキシル基を含む。
ポリマーがポリヒドロキシ化合物と反応させられて結合
を容易にするのに有効な1個以上の極性基を有するエス
テルを生成し得る。
ントがポリ(ジメチルシロキサン)を含みA−セグメン
トが各モノマー単位に少なくとも1個の極性基を有する
重合性モノマーのポリマー、例えば酸基もしくはヒドロ
キシル基または当業界で公知の別の極性基を含む、ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリ
レートまたはその他の好適な重合性モノマーのポリマー
を含むA−Bブロックポリマーが生成し得る。
め、B−セグメントとしてポリ(ジアルキルシロキサ
ン)ポリマーを有するA−Bブロックポリマーが好まし
く、アルキル基が分岐鎖、例えば2−エチルヘキシル等
である場合にその溶解性が特に高められる。
面に結合する場合にはポリマー安定剤として単独で使用
でき、あるいは粒子を被覆する第一ポリマー、例えばニ
トロセルロースに結合する第二ポリマーとして使用し得
る。
リマーと一層大きな立体障害を与えて電界中の凝集に対
する安定性を高めるための一層大きい分子量のA−Bブ
ロックポリマーとのブレンドの如き、二種以上の異なる
分子量のA−Bブロックポリマーのブレンドが有利であ
り得る。
Claims (27)
- 【請求項1】セルが電気抵抗性の化学的に不活性な液体
を含む液体懸濁媒体中の粒子の懸濁液を含み、上記の液
体懸濁媒体が約10,000〜約1,000,000の数平均分子量を
有し、かつ反覆単位当り少なくとも一つのアルキル分岐
を有する有機溶媒和セグメント及び少なくとも一つの極
性基または陽イオンをキレート化する基を含むアンカー
リングセグメントを含むA−B型ブロックポリマーをそ
の中に溶解して有し、アンカーリングセグメントが上記
のブロックポリマーの約10重量%未満を構成することを
特徴とする、光弁。 - 【請求項2】上記のA−B型ブロックポリマーが一つの
封鎖された末端基を有するポリ(12−ヒドロキシステア
リン酸)であることを特徴とする、請求項1記載の光
弁。 - 【請求項3】上記のブロックポリマーがA−Bブロック
ポリマーであり、その溶媒和セグメントが溶媒和セグメ
ントの重量基準で約99重量%のネオペンチルアクリレー
ト及び約1重量%の2−エチルヘキシルアクリレートを
含み、かつアンカーリングセグメントがポリカルボキシ
ル含有基を含み、上記A−Bブロックポリマーの数平均
分子量が約20,000であり、アンカーリングセグメントが
上記のA−Bブロックポリマーの約5重量%を構成する
ことを特徴とする、請求項1記載の光弁。 - 【請求項4】上記のブロックポリマーが少なくとも一つ
のカルボン酸アンカーリング基を有することを特徴とす
る、請求項1記載の光弁。 - 【請求項5】上記のブロックポリマーが少なくとも一つ
の四級アンモニウムアンカーリング基を有することを特
徴とする、請求項1記載の光弁。 - 【請求項6】上記のアンカーリングセグメントが陽イオ
ンをキレート化する少なくとも一つの基を含むことを特
徴とする、請求項1記載の光弁。 - 【請求項7】上記の溶媒和セグメントが飽和有機溶媒和
セグメントであることを特徴とする、請求項1記載の光
弁。 - 【請求項8】A−B型ブロックポリマーが 構造 (式中、R1,R2,R3,R4,R6及びR7が独立に1〜18個の炭素
原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のアルキルであり、R5
が18個までの炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のア
ルキル、アリール、アラルキルまたはアルキルアリール
であってもよく、nは少なくとも10であり、Aは極性基
を含むモノマーもしくはポリマーのアンカーリングセグ
メントである)を有することを特徴とする、請求項1記
載の光弁。 - 【請求項9】A−Bブロックポリマーが、モノヒドロキ
シ末端もしくはモノカルボキシ末端のポリ(ジメチルシ
ロキサン)のエステルであることを特徴とする、請求項
8記載の光弁。 - 【請求項10】A−Bブロックポリマーが、ポリ(ジメ
チルシロキサン)を含むB-セグメント及びポリ(ヒドロ
キシエチルアクリレート)またはポリ(ヒドロキシエチ
ルメタクリレート)を含むA-セグメントを含む、請求項
8記載の光弁。 - 【請求項11】上記の液体が、高密度のハロゲン化液体
を含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項
記載の光弁。 - 【請求項12】上記の液体が、少なくとも1.5の比重
(室温で)を有しかつその原子の少なくとも50重量%が
ハロゲン原子により構成され、ハロゲン原子の少なくと
も60%がフッ素であり、残りが塩素及び/または臭素で
ある低分子量の液体フルオロカーボンポリマー及びフル
オロカーボン液体と混和性の電気抵抗性の有機液体であ
ることを特徴とする、請求項11記載の光弁。 - 【請求項13】上記のフルオロカーボンポリマーがクロ
ロトリフルオロエチレン、ブロモトリフルオロエチレ
ン、及びヘキサフルオロプロピレンの低分子量ホモポリ
マー、テトラフルオロエチレン及びヘキサフルオロプロ
ピレンのコポリマー、及び−CF2−単位を含む主鎖及び
ペンダント−OCnF2n+1基(式中、nは一般に1〜4であ
る)を有するポリフルオロアルコキシポリマーから成る
群から選ばれる、請求項12記載の光弁。 - 【請求項14】上記のフルオロカーボンポリマーがクロ
ロトリフルオロエチレンのオリゴマーであることを特徴
とする、請求項13記載の光弁。 - 【請求項15】上記のオリゴマーが、約135℃〜約260℃
の範囲の初留点及び約−70℃〜約−130℃の範囲の流動
点を有することを特徴とする、請求項14記載の光弁。 - 【請求項16】上記のオリゴマーが、少なくとも約1.7
の比重(室温で)を有することを特徴とする、請求項14
記載の光弁。 - 【請求項17】上記のオリゴマーが、約135℃から約205
℃の範囲の初留点、約−130℃〜約−93℃の範囲の流動
点及び約1.6〜約2.0の範囲の比重(室温で)を有するこ
とを特徴とする、請求項14記載の光弁。 - 【請求項18】上記のフルオロカーボンポリマーが、ブ
ロモトリクロロエチレンのオリゴマーであることを特徴
とする、請求項13記載の光弁。 - 【請求項19】上記のオリゴマーが、約2.2〜約2.4の範
囲の比重(室温で)を有することを特徴とする、請求項
18記載の光弁。 - 【請求項20】上記の混和性の有機液体が、脂肪族の酸
及び芳香族の酸とアルコールとのエステル、脂肪族炭化
水素及び芳香族炭化水素及びシリコーンからなる群から
選ばれることを特徴とする、請求項11記載の光弁。 - 【請求項21】上記の混和性の液体が、p−ノニルフェ
ニルアセテート、ジオクチルアジペート、ジオクチルフ
タレート、ジイソデシルアジペート、ジオクチルセバケ
ート、ベンゼン、トルエン、ネオペンチルネオペンタノ
エート、3,5,5−トリメチルヘキシルイソブチレート、
3,5,5−トリメチルヘキシルエーテル及びジ−ネオペン
チルエーテルからなる群から選ばれることを特徴とす
る、請求項11記載の光弁。 - 【請求項22】上記の粒子が、ハロゲン含有偏光材料の
粒子であることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか
一項記載の光弁。 - 【請求項23】上記の粒子が、キニンアルカロイド酸塩
の偏光ポリハロゲン化物の粒子であることを特徴とす
る、請求項22記載の光弁。 - 【請求項24】上記のキニンアルカロイドが、キニン、
シンコニジン、ヒドロシンコニジン及びヒドロシンコニ
ンからなる群から選ばれることを特徴とする、請求項23
記載の光弁。 - 【請求項25】上記の粒子が、ジヒドロシンコニジンス
ルフェートポリヨウ化物の粒子であることを特徴とす
る、請求項1〜21のいずれか一項記載の光弁。 - 【請求項26】上記の粒子が、キニンビスルフェートポ
リヨウ化物の粒子であることを特徴とする、請求項1〜
21のいずれか一項記載の光弁。 - 【請求項27】ニトロセルロースが、上記の液体懸濁媒
体中に溶解される、請求項1〜26のいずれか一項記載の
光弁。
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-
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- 1989-07-07 KR KR1019890009651A patent/KR0145717B1/ko not_active IP Right Cessation
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