JP2705474B2 - コントロールストリップ処理装置 - Google Patents
コントロールストリップ処理装置Info
- Publication number
- JP2705474B2 JP2705474B2 JP21088992A JP21088992A JP2705474B2 JP 2705474 B2 JP2705474 B2 JP 2705474B2 JP 21088992 A JP21088992 A JP 21088992A JP 21088992 A JP21088992 A JP 21088992A JP 2705474 B2 JP2705474 B2 JP 2705474B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- const
- holder
- control strip
- exposure table
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真感光材料にネガ画
像を焼き付ける自動焼付現像装置においてコントロール
ストリップを用いて液管理等を行う方法および装置に関
する。
像を焼き付ける自動焼付現像装置においてコントロール
ストリップを用いて液管理等を行う方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動焼付現像装置の液管理はコン
トロールストリップ、通称「コンスト」と呼ばれている
印画紙を処理し、その結果に基づいて行われている。
トロールストリップ、通称「コンスト」と呼ばれている
印画紙を処理し、その結果に基づいて行われている。
【0003】コントロールストリップは感光材料を塗布
した印画紙で、各自動焼付現像装置専用の遮光口を備え
たコンストホルダーと呼ばれている暗箱中に暗中で装填
される。そして、明室でコンストホルダーの口から出て
いるコンストの先端に専用のコンストリーダーをスプラ
イステープで貼り付けて、自動焼付現像装置にセットし
て処理される。
した印画紙で、各自動焼付現像装置専用の遮光口を備え
たコンストホルダーと呼ばれている暗箱中に暗中で装填
される。そして、明室でコンストホルダーの口から出て
いるコンストの先端に専用のコンストリーダーをスプラ
イステープで貼り付けて、自動焼付現像装置にセットし
て処理される。
【0004】図3は従来から用いられているコンストホ
ルダーの斜視図である。コントロールストリップ20は
コンストホルダー21内に挿入される。図4は従来から
用いられているコンストホルダーの断面図で、装填され
たコントロールストリップを引き出す様子を示してい
る。
ルダーの斜視図である。コントロールストリップ20は
コンストホルダー21内に挿入される。図4は従来から
用いられているコンストホルダーの断面図で、装填され
たコントロールストリップを引き出す様子を示してい
る。
【0005】コントロールストリップ20はリーダー2
2とスプライステープ23、24で接着されている。こ
のリーダー22を引き出すことでによってコントロール
ストリップをコンストホルダーの遮光口から引き出す。
2とスプライステープ23、24で接着されている。こ
のリーダー22を引き出すことでによってコントロール
ストリップをコンストホルダーの遮光口から引き出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンストホルダ
ーは、単純な構造であるが、その遮光口はベルベットの
突き合わせになっていて、その隙間にコントロールスト
リップを挿入する構造になっているが、実際には挿入し
にくかった。
ーは、単純な構造であるが、その遮光口はベルベットの
突き合わせになっていて、その隙間にコントロールスト
リップを挿入する構造になっているが、実際には挿入し
にくかった。
【0007】また、コンストホルダーに装填後にコント
ロールストリップを引き出す引き出し力も約1kgと大き
いため、コンストリーダーと呼ばれるリーダーテープを
貼り付けて、自動焼付現像装置からの駆動力で引き出し
たりしていた。
ロールストリップを引き出す引き出し力も約1kgと大き
いため、コンストリーダーと呼ばれるリーダーテープを
貼り付けて、自動焼付現像装置からの駆動力で引き出し
たりしていた。
【0008】しかし、このコンストリーダーの貼り付け
作業は簡単ではなく、コントロールストリップとリーダ
ーを接着しているスプライステープを剥離する作業も必
要となる。もっと簡略な作業でコンスト処理を行うこと
が望まれている。
作業は簡単ではなく、コントロールストリップとリーダ
ーを接着しているスプライステープを剥離する作業も必
要となる。もっと簡略な作業でコンスト処理を行うこと
が望まれている。
【0009】本発明は、新たな構造のコンストホルダー
装置を用いることによりコンスト処理を簡易化すること
を目的とする。
装置を用いることによりコンスト処理を簡易化すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明ではコントロールストリップの引き出しを
露光台の吸着力を利用して駆動する。コンストホルダー
を、露光台の吸着力をコントロールストリップの駆動に
集中するような構造とし、露光台の吸着力でコントロー
ルストリップの引き出しを可能とする。
めに、本発明ではコントロールストリップの引き出しを
露光台の吸着力を利用して駆動する。コンストホルダー
を、露光台の吸着力をコントロールストリップの駆動に
集中するような構造とし、露光台の吸着力でコントロー
ルストリップの引き出しを可能とする。
【0011】本発明のコントロールストリップ処理装置
の主な作用は以下の通りである。遮光口付きの箱がコン
ストホルダーを構成しており、暗袋の中でコンストホル
ダーの遮光口からコントロールストリップを1枚中に入
れる。
の主な作用は以下の通りである。遮光口付きの箱がコン
ストホルダーを構成しており、暗袋の中でコンストホル
ダーの遮光口からコントロールストリップを1枚中に入
れる。
【0012】ただし、コンストの先端を約50mm程、
コンストホルダーの外に残す。暗袋から取りだしたコン
ストホルダーを、機械の遮光扉を開いて、露光台の上に
セットして、機械の遮光扉を閉じる。コンストホルダー
が露光台の吸着範囲のほとんどを塞ぐため、露光台のペ
ーパー吸着ファンが作動すると、その吸着力は、コンス
トホルダーの外に残されたコントロールストリップに働
く。
コンストホルダーの外に残す。暗袋から取りだしたコン
ストホルダーを、機械の遮光扉を開いて、露光台の上に
セットして、機械の遮光扉を閉じる。コンストホルダー
が露光台の吸着範囲のほとんどを塞ぐため、露光台のペ
ーパー吸着ファンが作動すると、その吸着力は、コンス
トホルダーの外に残されたコントロールストリップに働
く。
【0013】コントロールストリップの先端約50mm
は通常のペーパー吸着力より強い力で露光台に吸着され
る。露光台のペーパー搬送ベルトが働き、コントロール
ストリップが出口部を経て現像機に搬送される。
は通常のペーパー吸着力より強い力で露光台に吸着され
る。露光台のペーパー搬送ベルトが働き、コントロール
ストリップが出口部を経て現像機に搬送される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面とともに説明する。図
1は本発明の実施例におけるコンストホルダーの外観を
示す斜視図である。外面は、コンストホルダーカバー
2、コンストホルダープレート3、マスクプレート4で
構成され、コンストホルダープレート3にロック孔5・
6があけられている。これを遮光袋に入っているコント
ロールストリップと共に暗袋(あるいは暗室)の中に入
れる。コンストホルダーはA面を下にして置く。
1は本発明の実施例におけるコンストホルダーの外観を
示す斜視図である。外面は、コンストホルダーカバー
2、コンストホルダープレート3、マスクプレート4で
構成され、コンストホルダープレート3にロック孔5・
6があけられている。これを遮光袋に入っているコント
ロールストリップと共に暗袋(あるいは暗室)の中に入
れる。コンストホルダーはA面を下にして置く。
【0015】図2は本発明の実施例におけるコンストホ
ルダーの外観を示す裏面図である。コンスト挿入口7
は、ビロード製の遮光材11・12で遮光されている。
コンストホルダープレート3には、露光台にセットする
ための、ロック片8、ピン9、ロック孔5・6を有す
る。
ルダーの外観を示す裏面図である。コンスト挿入口7
は、ビロード製の遮光材11・12で遮光されている。
コンストホルダープレート3には、露光台にセットする
ための、ロック片8、ピン9、ロック孔5・6を有す
る。
【0016】図5、図6は本発明の実施例におけるコン
ストホルダーの側面断面図である。遮光袋の中からコン
トロールストリップ1を1枚取り出して、乳剤面をコン
ストホルダー側にして、コンストの後端をコンスト挿入
口7から挿入して、コンストの先端が図3のB点に来る
ところまで入れる。
ストホルダーの側面断面図である。遮光袋の中からコン
トロールストリップ1を1枚取り出して、乳剤面をコン
ストホルダー側にして、コンストの後端をコンスト挿入
口7から挿入して、コンストの先端が図3のB点に来る
ところまで入れる。
【0017】コンスト挿入口7は、遮光材16・17と
スポンジ状の遮光材18で遮光されている。遮光材17
は遮光ホルダー板14に固定されている固定板13に支
持されている。フィルム状のコンストガイド15が挿入
されたコントロールストリップ1を導く。
スポンジ状の遮光材18で遮光されている。遮光材17
は遮光ホルダー板14に固定されている固定板13に支
持されている。フィルム状のコンストガイド15が挿入
されたコントロールストリップ1を導く。
【0018】図7は本発明の実施例におけるコンストホ
ルダー及び露光台の断面図である。暗袋から取りだした
コンストホルダーを機械の遮光扉を開いて、図のように
露光台の上にセットして、機械の遮光扉を閉じる。露光
台のペーパーファンが働き、コントロールストリップ1
が露光台31の搬送ベルト32に吸着される。図中の矢
線は露光台の吸着範囲を示している。
ルダー及び露光台の断面図である。暗袋から取りだした
コンストホルダーを機械の遮光扉を開いて、図のように
露光台の上にセットして、機械の遮光扉を閉じる。露光
台のペーパーファンが働き、コントロールストリップ1
が露光台31の搬送ベルト32に吸着される。図中の矢
線は露光台の吸着範囲を示している。
【0019】コンストホルダーのマスクプレート4が露
光台の吸着範囲で、コントロールストリップがコンスト
ホルダーから出ている範囲以外を塞ぐ構成になってい
る。従って、コントロールストリップを吸着している力
は通常のプリントペーパーを吸着する力より大きい。
光台の吸着範囲で、コントロールストリップがコンスト
ホルダーから出ている範囲以外を塞ぐ構成になってい
る。従って、コントロールストリップを吸着している力
は通常のプリントペーパーを吸着する力より大きい。
【0020】こうして、コンストホルダーのコンスト挿
入口の抵抗以上の搬送力が得られる。露光台31のペー
パー搬送ベルト32が働き、コントロールストリップ1
が出口部33を経て現像機に搬送される。
入口の抵抗以上の搬送力が得られる。露光台31のペー
パー搬送ベルト32が働き、コントロールストリップ1
が出口部33を経て現像機に搬送される。
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明のコントロールスト
リップ処理装置は、簡略な構造で露光台の吸着力を応用
して、コントロールストリップの引き出しを可能として
いる。自動現像処理装置に、コントロールストリップ引
き出しのための駆動対応手段が不要となる。駆動を行う
ためのリーダーや、リーダーにスプライステープでコン
トロールストリップを貼りつける面倒が解消する。この
ようにコンスト処理が簡便となるため、液管理が迅速に
出来る等の効果がある。
リップ処理装置は、簡略な構造で露光台の吸着力を応用
して、コントロールストリップの引き出しを可能として
いる。自動現像処理装置に、コントロールストリップ引
き出しのための駆動対応手段が不要となる。駆動を行う
ためのリーダーや、リーダーにスプライステープでコン
トロールストリップを貼りつける面倒が解消する。この
ようにコンスト処理が簡便となるため、液管理が迅速に
出来る等の効果がある。
【図1】本発明の実施例におけるコンストホルダーの外
観を示す概略斜視図である。
観を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施例におけるコンストホルダーの外
観を示す裏面図である。
観を示す裏面図である。
【図3】従来のコンストホルダーの斜視図である。
【図4】従来のコンストホルダーの断面図である。
【図5】本発明の実施例におけるコンストホルダーの側
面断面図である。
面断面図である。
【図6】本発明の実施例におけるコンストホルダーの側
面断面図である。
面断面図である。
【図7】本発明の実施例におけるコンストホルダー及び
露光台の断面図である。
露光台の断面図である。
1 コントロールストリップ 2 コンストホルダーカバー 3 コンストホルダープレート 4 マスクプレート 5 ロック孔 6 ロック孔 7 コンスト挿入口 8 ロック片 9 ピン 11 遮光材 12 遮光材 13 固定板 14 遮光ホルダー板 15 コンストガイド 16 遮光材 17 遮光材 18 遮光材 20 コントロールストリップ 21 コンストホルダー 22 リーダー 23 スプライステープ 24 スプライステープ 31 露光台 32 搬送ベルト 33 出口部
Claims (1)
- 【請求項1】 写真感光材料の自動焼付現像装置で液管
理を行うコントロールストリップ処理装置において、コ
ンストホルダーが、裏面部に露光台の吸着範囲を一部塞
ぐマスクプレートを有することを特徴とするコントロー
ルストリップ処理装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/199,270 US5530519A (en) | 1992-06-30 | 1992-05-12 | Method and apparatus for processing control strip |
JP21088992A JP2705474B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コントロールストリップ処理装置 |
PCT/JP1993/000625 WO1994000799A1 (en) | 1992-06-30 | 1993-05-12 | Method and apparatus for processing control strip |
EP93910330A EP0601193A4 (en) | 1992-06-30 | 1993-05-12 | METHOD AND APPARATUS FOR PROCESSING CONTROL TAPE. |
KR1019940700571A KR0158938B1 (ko) | 1992-06-30 | 1993-05-12 | 자동인화 현상방법 및 장치 |
CA002116553A CA2116553C (en) | 1992-06-30 | 1993-05-12 | Method and apparatus for processing control strip |
CN93106622A CN1045336C (zh) | 1992-06-30 | 1993-06-11 | 调控带处理方法以及装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21088992A JP2705474B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コントロールストリップ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635156A JPH0635156A (ja) | 1994-02-10 |
JP2705474B2 true JP2705474B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16596773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21088992A Expired - Fee Related JP2705474B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-07-15 | コントロールストリップ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705474B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006072056A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Noritsu Koki Co Ltd | 写真処理装置用コントロールストリップス部材及び写真処理装置用コントロールストリップス部材による搬送ローラのクリーニング方法 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP21088992A patent/JP2705474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635156A (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
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