JP2703751B2 - 加熱及び加圧による動物の角の処理方法 - Google Patents
加熱及び加圧による動物の角の処理方法Info
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- JP2703751B2 JP2703751B2 JP8156444A JP15644496A JP2703751B2 JP 2703751 B2 JP2703751 B2 JP 2703751B2 JP 8156444 A JP8156444 A JP 8156444A JP 15644496 A JP15644496 A JP 15644496A JP 2703751 B2 JP2703751 B2 JP 2703751B2
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- horns
- pressing
- horn
- heating
- animal
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C5/00—Processes for producing special ornamental bodies
- B44C5/06—Natural ornaments; Imitations thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B13/00—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
- B29B13/02—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44F—SPECIAL DESIGNS OR PICTURES
- B44F9/00—Designs imitating natural patterns
- B44F9/06—Designs imitating natural patterns of horn, ivory, or meerschaum surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2711/00—Use of natural products or their composites, not provided for in groups B29K2601/00 - B29K2709/00, for preformed parts, e.g. for inserts
- B29K2711/06—Bone, horn or ivory
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の、彫像又は飾りのような
工芸品、又は文鎮又は印章のような置物の製造に動物の
角又は牙を使用することに関する。本発明の、特に、動
物の角の処理方法に関する。
工芸品、又は文鎮又は印章のような置物の製造に動物の
角又は牙を使用することに関する。本発明の、特に、動
物の角の処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】象の牙から取った象牙は、伝統的に、小
さな工芸品をつくるのに使用されている。象牙は、外観
及び耐久性が優れているため、及び高品質の精密彫刻に
向いているため、非常に需要が多い。しかしながら、自
然保護を理由として象を象牙のためだけに殺すのは非常
に無駄であることに基づき、象牙の貿易が禁止された。
自然産品に対する一般的な需要に照らして、他の自然産
品が、象牙の代替物として用いられている。特に、肉の
ために屠殺される他の動物の角が使用されている。
さな工芸品をつくるのに使用されている。象牙は、外観
及び耐久性が優れているため、及び高品質の精密彫刻に
向いているため、非常に需要が多い。しかしながら、自
然保護を理由として象を象牙のためだけに殺すのは非常
に無駄であることに基づき、象牙の貿易が禁止された。
自然産品に対する一般的な需要に照らして、他の自然産
品が、象牙の代替物として用いられている。特に、肉の
ために屠殺される他の動物の角が使用されている。
【０００３】最も一般的な代替物は牛の角である。牛の
角は、多数の牛が屠殺されるため、及び角は代替物とし
て使用されなければ廃棄されるため、特に適している。
更に、角には、実際には、彫刻を施して最終製品をつく
るのに適した組織は僅かしかなく、角の多くの部分は使
用できないということに留意すると比較的大型の角を使
用するのが望ましい。牛の角は象牙とは全く異なり黒色
である。牛の角には稀少価値がないため、また、牛の角
の外観は一般に象牙程魅力的でないため、牛の角は象牙
程には評価されない。
角は、多数の牛が屠殺されるため、及び角は代替物とし
て使用されなければ廃棄されるため、特に適している。
更に、角には、実際には、彫刻を施して最終製品をつく
るのに適した組織は僅かしかなく、角の多くの部分は使
用できないということに留意すると比較的大型の角を使
用するのが望ましい。牛の角は象牙とは全く異なり黒色
である。牛の角には稀少価値がないため、また、牛の角
の外観は一般に象牙程魅力的でないため、牛の角は象牙
程には評価されない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】象牙の余り一般的でな
い代替物は羊の角である。羊の角は、そのほとんどの部
分が使用できず、彫刻を施すのに適した組織及び品質を
持つ部分はほんの僅かしかないため、余り一般的でな
い。
い代替物は羊の角である。羊の角は、そのほとんどの部
分が使用できず、彫刻を施すのに適した組織及び品質を
持つ部分はほんの僅かしかないため、余り一般的でな
い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、一連の工程に
おいて、動物の角に８０度Ｃ以上の熱、及び、５００ｋ
ｇ以上の力を加え、各工程後、動物の角を水で急冷し、
好ましくは、最後の加熱及び加圧後、動物の角にラッカ
ーを塗布して、外観を改善し、外面を保護する、動物の
角の組織、外観及び耐久力を改善する、動物の角の処理
方法を提供する。
おいて、動物の角に８０度Ｃ以上の熱、及び、５００ｋ
ｇ以上の力を加え、各工程後、動物の角を水で急冷し、
好ましくは、最後の加熱及び加圧後、動物の角にラッカ
ーを塗布して、外観を改善し、外面を保護する、動物の
角の組織、外観及び耐久力を改善する、動物の角の処理
方法を提供する。
【０００６】この方法を添付図面を参照して以下に更に
特定的に説明する。添付図面には、印章の製造に羊の角
を使用する本発明による方法工程の一つの特定の順番が
単なる例として示してある。
特定的に説明する。添付図面には、印章の製造に羊の角
を使用する本発明による方法工程の一つの特定の順番が
単なる例として示してある。
【０００７】
【実施例】先ず、図１を参照すると、羊の角は、伝統的
な方法で彫刻を施すのにほんの僅かしか有用に使用でき
ないということは直ちに理解されよう。羊の角の多くの
部分は非常に薄く脆い貝殻状の組織を持っており、形状
が湾曲しており、表面組織は粗く、多くの不純物を含ん
でいる。符号「Ａ」を附した部分だけが彫刻に適する。
な方法で彫刻を施すのにほんの僅かしか有用に使用でき
ないということは直ちに理解されよう。羊の角の多くの
部分は非常に薄く脆い貝殻状の組織を持っており、形状
が湾曲しており、表面組織は粗く、多くの不純物を含ん
でいる。符号「Ａ」を附した部分だけが彫刻に適する。
【０００８】次に図２を参照すると、組織及び外見につ
いて非常に品質の高いこの図に示す印章は、非常に大型
の羊の角である場合を除き、図１に示す羊の角から従来
の彫刻方法を使用してつくることはできない。図３を参
照すると、羊の角の図１で符号「Ａ」を附した部分を羊
の角から切り出してこれをプレス作業で平らにし、図示
の角の片をつくる。角の残りの部分は廃棄される。
いて非常に品質の高いこの図に示す印章は、非常に大型
の羊の角である場合を除き、図１に示す羊の角から従来
の彫刻方法を使用してつくることはできない。図３を参
照すると、羊の角の図１で符号「Ａ」を附した部分を羊
の角から切り出してこれをプレス作業で平らにし、図示
の角の片をつくる。角の残りの部分は廃棄される。
【０００９】図４を参照すると、図３に示す片を切って
羊の角の同じブロックにする。これらのブロックは、比
較的粗いざらざらとした表面を有し、亀裂や気泡といっ
た欠陥を含んでいる。次に図５を参照すると、材料を軟
化するため、各ブロックに加熱工程を繰り返し加え、軟
化した材料を成形するため加圧し、これによってブロッ
クを図５の一番下に示す円筒形形状に徐々に変形させ
る。加熱工程及び加圧工程の正確な数及び加えられる温
度及び加えられる圧力は羊の角の組織及び品質に左右さ
れる。軟化を行Ａのに必要な最低温度は約８０℃であ
り、再成形を行うのに必要な最小の力は約５００kgであ
る。各工程の後、加工片を水で旧例する。一般的に述べ
ると、連続した工程の各々で温度及び圧力が徐々に高め
られる。全体として、亀裂や気泡といった欠陥を無くす
効果、及び密度を僅かに増す効果、及び優れた外観を持
つ半透明の褐色に色が変化する効果が得られる。
羊の角の同じブロックにする。これらのブロックは、比
較的粗いざらざらとした表面を有し、亀裂や気泡といっ
た欠陥を含んでいる。次に図５を参照すると、材料を軟
化するため、各ブロックに加熱工程を繰り返し加え、軟
化した材料を成形するため加圧し、これによってブロッ
クを図５の一番下に示す円筒形形状に徐々に変形させ
る。加熱工程及び加圧工程の正確な数及び加えられる温
度及び加えられる圧力は羊の角の組織及び品質に左右さ
れる。軟化を行Ａのに必要な最低温度は約８０℃であ
り、再成形を行うのに必要な最小の力は約５００kgであ
る。各工程の後、加工片を水で旧例する。一般的に述べ
ると、連続した工程の各々で温度及び圧力が徐々に高め
られる。全体として、亀裂や気泡といった欠陥を無くす
効果、及び密度を僅かに増す効果、及び優れた外観を持
つ半透明の褐色に色が変化する効果が得られる。
【００１０】褐色の程度は加える温度を変化させること
によって変化させることができる。加熱及び加圧後の工
程は、ドーム状の端を形成するため、旋盤を使用して円
筒体の端をカットすることである。ドーム状の端のカッ
ッティングを行った後、ドーム状になった円筒体の表面
を磨く工程を行う。
によって変化させることができる。加熱及び加圧後の工
程は、ドーム状の端を形成するため、旋盤を使用して円
筒体の端をカットすることである。ドーム状の端のカッ
ッティングを行った後、ドーム状になった円筒体の表面
を磨く工程を行う。
【００１１】磨いた後、ドーム状になった円筒体にラッ
カーをコーティングする。これは、円筒体をラッカーに
浸漬し、次いで液状のラッカーが円筒体を長さ方向に下
方に流れて滑らかで均等な仕上げ面を形成するようにド
ーム状の端を最も上にして円筒体を直立させることによ
って行われる。最後の工程は、全ての円筒体が同じ長さ
を持つようにドーム状の端を持つラッカー仕上げされた
円筒体の平らな端をカットする工程であり、次いで、か
っとした端がシールされる。
カーをコーティングする。これは、円筒体をラッカーに
浸漬し、次いで液状のラッカーが円筒体を長さ方向に下
方に流れて滑らかで均等な仕上げ面を形成するようにド
ーム状の端を最も上にして円筒体を直立させることによ
って行われる。最後の工程は、全ての円筒体が同じ長さ
を持つようにドーム状の端を持つラッカー仕上げされた
円筒体の平らな端をカットする工程であり、次いで、か
っとした端がシールされる。
【００１２】製造者が提供する最終製品は、長さが同じ
で好ましい褐色で透明な外観を持つドーム状の端を持つ
ラッカー仕上げされた円筒体の束である。販売者が図２
に「ＡＢＣ」で示す必要な模様を円筒体の平らな端に彫
刻する。上述の方法は、角が脆くなったり亀裂が入り易
くならないように、非常に湿度の高い環境、例えば相対
湿度が８０％を越える環境で行われる。
で好ましい褐色で透明な外観を持つドーム状の端を持つ
ラッカー仕上げされた円筒体の束である。販売者が図２
に「ＡＢＣ」で示す必要な模様を円筒体の平らな端に彫
刻する。上述の方法は、角が脆くなったり亀裂が入り易
くならないように、非常に湿度の高い環境、例えば相対
湿度が８０％を越える環境で行われる。
【図１】羊の角の斜視図である。
【図２】羊の角でつくった印章の斜視図である。
【図３】図１に示す角からの図２に示す印章の製造の中
間段階を示す斜視図である。
間段階を示す斜視図である。
【図４】図１に示す角からの図２に示す印章の製造の中
間段階を示す斜視図である。
間段階を示す斜視図である。
【図５】図１に示す角からの図２に示す印章の製造の中
間段階を示す斜視図である。
間段階を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 一連の工程において、動物の角に８０度
Ｃ以上の熱、及び、５００ｋｇ以上の力を加え、各工程
後、動物の角を水で急冷する、動物の角の組織、外観及
び耐久力を改善する、動物の角の処理方法。 - 【請求項２】 最後の加熱及び加圧後、動物の角にラッ
カーを塗布する、請求項１に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9114534:2 | 1991-07-05 | ||
| GB9114534A GB2257155B (en) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | Treatment of animal horn by the application of heat and pressure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091998A JPH091998A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2703751B2 true JP2703751B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=10697863
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4656992U Pending JPH0546500U (ja) | 1991-07-05 | 1992-07-03 | 動物の角の処理方法 |
| JP8156444A Expired - Fee Related JP2703751B2 (ja) | 1991-07-05 | 1996-06-18 | 加熱及び加圧による動物の角の処理方法 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4656992U Pending JPH0546500U (ja) | 1991-07-05 | 1992-07-03 | 動物の角の処理方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPH0546500U (ja) |
| GB (1) | GB2257155B (ja) |
| HK (1) | HK1002994A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5517831A (en) * | 1993-01-08 | 1996-05-21 | Korite Minerals Limited | Mammoth ivory jewellery and process for manufacture thereof |
| JPH07504348A (ja) * | 1993-01-08 | 1995-05-18 | コリテ ミネラルズ リミテッド | マンモス牙の貴金属細工品とその製造法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU638684B2 (en) * | 1988-11-11 | 1993-07-08 | Gard Okello | Method of treatment of animal horn |
-
1991
- 1991-07-05 GB GB9114534A patent/GB2257155B/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4656992U patent/JPH0546500U/ja active Pending
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8156444A patent/JP2703751B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-14 HK HK98102134A patent/HK1002994A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2257155A (en) | 1993-01-06 |
| GB2257155B (en) | 1995-06-07 |
| GB9114534D0 (en) | 1991-08-21 |
| JPH091998A (ja) | 1997-01-07 |
| HK1002994A1 (en) | 1998-09-30 |
| JPH0546500U (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
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