JP2703499B2 - ゴルフバッグ - Google Patents

ゴルフバッグ

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JP2703499B2
JP2703499B2 JP6041619A JP4161994A JP2703499B2 JP 2703499 B2 JP2703499 B2 JP 2703499B2 JP 6041619 A JP6041619 A JP 6041619A JP 4161994 A JP4161994 A JP 4161994A JP 2703499 B2 JP2703499 B2 JP 2703499B2
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正信 松木
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中部総業株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B55/00Bags for golf clubs; Stands for golf clubs for use on the course; Wheeled carriers specially adapted for golf bags
    • A63B55/50Supports, e.g. with devices for anchoring to the ground
    • A63B55/57Bags with tripod or like set-up stands

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉自在の脚体を備え
たゴルフバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】現今、多数のゴルフクラブをまとめて収
納するゴルフバックは、保管や輸送等にあってクラブ自
体が重いこともあり、全体が重量のある堅牢かつ大型に
製作され、使用や保管にあっては、垂直に立った状態で
保持されるように形成されている。
【0003】そのため、プレー中の運搬には、全コース
に亘って人手により持ち運ぶことは負担が大きく、その
ため、手動または自動で走行するカート等の台車に載置
して行なうことが一般的である。
【0004】この台車は、競技を楽しむプレーヤだけ
(キャディーも含む)が利用することが多く、例えば、
学生や練習生等(一般プレーヤの場合もある。)は自ら
がゴルフバッグを背負いながら運びコースを回るもので
ある。
【0005】したがって、これらのプレーヤにとって
は、ゴルフバッグは軽量でかつ小型で持ち運びしやすい
ほど負担が少なく有効的である。
【0006】一方、ゴルフバッグを軽量でかつ小型に形
成すると、必然的に胴部は薄手で柔軟な素材により成形
されるから、バッグ全体の保形力が弱いので、コースの
途中等において地面へ立て置くことができず、やむをえ
ず、地面へ寝かして置くことになる。
【0007】この動作は1プレーごと行なわれ、ゴルフ
バッグを腰を屈めて地面に置いたり持ち上げたりする動
作を頻繁に行なうので、結局、ゴルフバッグが重量かつ
大型と同様な負担がプレーヤに掛かる。
【0008】そのため、前記した欠点を解消するため
に、ゴルフバックの一側に、突上げ棒により作動されて
起伏自在となる支持用支脚を取り付けたゴルフバッグが
提供されている。(実開平4-95066 号公報参照) これにより、プレー中に運搬するゴルフバッグは、地上
へこの支脚により立てた状態に支持されて、プレーヤは
前記欠点から開放されて練習に集中することができる。
【0009】しかしながら、前記支脚の操作部材は、ゴ
ルフバッグの外側に露出しているので、外観上体裁が悪
い上、これが運搬中等において邪魔になったり、他物に
引っ掛かったりして不都合を生ずる。
【0010】また、前記操作部材の取り付けにより、バ
ッグの一側部が塞がるので、プレーに必要な衣料やアク
セサリー等の物品を収納するポケットがなくなって不便
である。
【0011】更に、構造が複雑となるので安価に製作で
きない。等の様々な問題点を有するものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、筒状胴部を可撓
性に成形した主体において、下部に底体を上部開口部に
口枠を取り付け、主体の一側に口枠と前記底体とに懸張
した芯杆を設けて、主体内において前記口枠へ回動自在
に回動軸を設けると共に、この回動軸に付設したレバー
と底体とに操作杆を取り付け、更に、回動軸へその基部
を固着して操作杆によるレバーの回動によって開閉する
脚体を設けることにより、作動する機構が主体内に収納
されて外観上体裁が良く、小物等の背袋の取り付けスペ
ースが得られて全体を安価に製作することができるゴル
フバッグを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、上部に開口部を形成して胴部を
可撓性を有する外装材により筒状に成形した主体と、該
主体の下部に連接してゴルフクラブの下端部を支承する
底体と、前記主体の開口部に周設した堅牢な口枠と、前
記主体の一側においてこの口枠と前記底体とに懸張した
芯杆と、前記主体内において前記口枠へ回動自在に設け
て両端を口枠より突出させた略水平の回動軸と、前記主
体内においてこの回動軸に付設したレバーへ一端を取り
付け、他端を前記主体の他側部における底体に取り付け
た操作杆と、前記回動軸における両側の突出部へ基部を
固着し、主体が傾斜したとき、操作杆によるレバーの回
動によって開閉する脚体と、を備えさせたゴルフバッグ
の構成にある。
【0014】また、上部に開口部を形成して胴部を可撓
性を有する外装材により筒状に成形した主体と、該主体
の下部に連接してゴルフクラブの下端部を支承する底体
と、前記主体の開口部に周設した堅牢な口枠と、前記主
体の一側においてこの口枠と前記底体とに懸張した芯杆
と、前記主体内において前記口枠へ回動自在に設けて両
端を口枠より突出させた略水平の回動軸と、前記主体内
において回動軸より延設したレバーと、前記回動軸にお
ける両側の突出部へ基部を固着し、レバーの回動によっ
て開閉する脚体と、前記口枠の外側に設けて前記レバー
に連結し該レバーの回動操作を行う操作手段と、を備え
させたゴルフバッグの構成にある。
【0015】更に、前記口枠に設けた回動軸およびレバ
ーを、前記口枠に設けたゴルフクラブの仕切り部材によ
り被覆させる。
【0016】そして、上部に開口部を形成した筒状の主
体と、この主体の下部に連接してゴルフクラブの下端部
を支承する底体と、前記主体の開口部に周設した口枠
と、前記主体内を進退自在に貫通させて、その一側と他
側との両側に突出させた操作軸と、主体の一側において
軸受に支承させた回動軸と、該回動軸の外端へそれぞれ
取り付けた脚体と、前記回動軸の他端と前記操作軸の一
端部とを接続する連結部材と、前記操作軸の他端部をそ
の中間部へ軸支し、一端を主体または口枠へ枢着して、
他端に握り部を設けたハンドルと、を備えさせたゴルフ
バッグの構成にある。
【0017】
【作用】前記のように構成される本発明のゴルフバッグ
は以下に述べる作用を奏する。まず、第一および第二の
例は、主体の底体を接地して該主体を脚体側へ傾斜させ
ると、操作杆が回動軸のレバーを押し上げるので、これ
に伴って回動軸が回動する。
【0018】すると、回動軸の両端部に固着した脚体が
外方へ向かって開くので、その外端部を地面へ当接させ
れば、ゴルフバッグはこの脚体により所定傾斜で支持さ
れて略起立状態となる。
【0019】また、持ち運びにあっては、主体を垂直に
起こすと、操作杆が前記レバーを引き戻すので、これに
伴って回動軸が回動し、これに固着された脚体は主体の
側部に復帰する。
【0020】回動軸の回動操作は、レバーに連係させた
操作手段により口枠の外側において行なうこともでき
る。
【0021】そして、第三の例は、主体の一側に設けた
ハンドルにおける握り部を操作すると、支軸を中心とし
て該ハンドルが回動するので、これに伴って操作軸が手
前に引かれる。
【0022】すると、この操作軸の他端に取り付けた連
結部材が回動して回動軸を回転させるので、脚体が主体
に対して外方に開く回動運動を起こす。
【0023】この脚体の下端部を地面へ当接させれば、
ゴルフバッグはこの脚体により所定傾斜で支持されて略
起立状態となる。
【0024】また、持ち運びにあっては、ハンドルを元
へ戻せば、これに伴って、操作軸が押し出され、連結部
材の回動により回動軸が回って脚体が主体側へ引き戻さ
れるので、該脚体は主体に復帰する。
【0025】
【実施例】次に、本発明に関するゴルフバッグの一実施
例を図面に基づいて説明する。
【0026】図1〜図6および図7〜図8においてAは
ゴルフバッグで、主体1と、脚体2とにより基本的にな
る。
【0027】そして、図1〜図5においてはゴルフバッ
グAの第一の実施例を示すもので、主体1と、脚体2、
底体3と、口枠4と、芯杆5と、回動軸6と、レバー7
と、操作杆8とによりなる。
【0028】このうち、前記した主体1は、上部に開口
部9を形成して胴部を可撓性を有する外装材、例えば、
合成樹脂素材によりゴルフクラブが収納し得る大きさの
筒状に成形してあって、その外側の一箇所または複数箇
所にゴルフ手袋等のゴルフ用具の小物やセーター等の衣
料を収納するポケット10, 11を付設してある。
【0029】この主体1は胴部が可撓性を有するため、
中間において容易に折曲できるものである。
【0030】そして、この主体1の下部にはゴルフクラ
ブの下端部を支承する合成樹脂製等の底体3を接着や縫
着等により固定してあり、上部の全体を開口して合成樹
脂等により成形された堅牢な口枠4を同様に固着してあ
る。
【0031】前記した芯杆5は、前記主体の一側、すな
わち、後述する脚体2の取付位置の他側において、口枠
4と前記底体3とに懸張して主体1の保形性を維持させ
るもので、剛性を有する金属製の細棒を用いる。
【0032】前記した回動軸6は、前記主体1内におけ
る前記芯杆5の他側において、前記口枠4へ回動自在に
設けて両端を口枠4の外側より略水平に突出させてあ
り、中間部にレバー7を延設してある。
【0033】前記した操作杆8は、前記主体1内におけ
る前記芯杆5の他側において、前記回動軸6に付設した
レバー8へ一端を取り付け、他端を前記主体1の底体3
へ略垂直に取り付けてあるもので、剛性を有する金属製
の細棒を用いる。
【0034】前記した脚体2は、前記回動軸6における
両側の突出部へ基部12を固着し、主体1が前記芯杆5と
反対側に傾斜したとき、操作杆8によるレバー7の回動
によって主体1の側部とその外方との間において開閉す
るもので、開放したときは、外端の石突き部13が接地し
て主体1を支承するものである。
【0035】なお、この脚体2は、中間部を二重構造等
にして伸縮自在とし、その長さを適宜調整可能とするこ
ともある。
【0036】各図において14は、前記口枠4に設けた縦
および横へ複数に区画する仕切り部材で、多数のゴルフ
クラブを主体1内へ整然と収納させるものであって、口
枠4と一体成形することもあり、更に、内部に空洞部を
形成させて、これにより前記回動軸6とレバー7とを被
覆することによって、外観上その機能が見えないので体
裁が良好となる共に、ゴルフクラブにより回動軸6とレ
バー7との作動が阻害されない。
【0037】なお、図1,図2および図4において15
は、回動軸6に取り付けたレバー7の他側へ付設したス
トッパーで、主体1が起立したとき仕切り部材14の上部
内側に当接することにより操作杆8を緊張させて、芯杆
5側への主体1の傾倒を抑止させ該主体1を垂直姿勢に
保持させる。
【0038】更に、このレバー7の外端部16を、図4
(b) に示すように、仕切り部材14の上部内側に当接する
ことにより、操作杆8の押し出しによる主体1の傾倒に
よる脚体2の開放限を規制させる。
【0039】この例は、操作機構が、主体1内に納まっ
て露出部がないので、プレー等の妨げとなることがな
く、その体裁も良好である。
【0040】図6においてAは、本発明における第二実
施例のゴルフバッグで、主体1と、脚体2と、底体3
と、口枠4と、芯杆5と、回動軸6と、レバー7とは、
前記した第一実施例のものと同一構成であるが、前記回
動軸6を回動させる手段が異なる。
【0041】すなわち、第一実施例が操作杆8を用いる
のに対して、本例は、人為的に操作させる操作手段17を
用いる。
【0042】この操作手段17は、回動軸6に取り付けら
れたレバー7の一側に、一端を口枠4の外側に突出させ
た連杆18の他端を軸19着し、この連杆18の一端を主体1
へ回動自在に支承させた開脚ハンドル20に連結してあ
る。
【0043】そして、主体1に取り付けた取っ手21と共
に、この開脚ハンドル20を握ることにより、連杆18が内
方へ突き出され、レバー7が回動されて回動軸6に固着
した脚体2が主体1の側部より外方へ繰り出されて希望
角度に開脚する。
【0044】なお、前記したレバー7は、一端を仕切り
部材14に取り付け、他端をレバー7の一側に係合させた
戻しばね22により、常時は、連杆18を外方へ突き出す方
向へ付勢させてある。
【0045】この例は、その操作機構のほとんどを主体
1内に収納してあって、これら機構がプレー等の妨げと
なることがなく、しかも体裁も良好であり、また、主体
1に取り付けた取っ手21と共に、この開脚ハンドル20を
握ることで、脚体1の操作が行なえるので、片手による
ワンタッチの閉脚、開脚が行なえる。
【0046】次に、図7〜図11においてAは、本発明に
おける第三実施例のゴルフバッグを示すもので、主体1
と、脚体2と、底体3と、口枠4と、操作軸30と、回動
軸31と、連結部材32と、ハンドル20とより基本的に構成
される。
【0047】前記した主体1は、第一および第二実施例
と同様に、上部に開口部9を形成して胴部を可撓性を有
する外装材、例えば、合成樹脂や合成皮革素材等により
ゴルフクラブが収納し得る大きさの筒状に成形してあっ
て、その外側の一箇所または複数箇所にゴルフ手袋等の
ゴルフ用具の小物やセーター等の衣料を収納するポケッ
ト10を付設してある。
【0048】この主体1は、胴部が可撓性を有するた
め、中間において容易に折曲できるものであっても、ま
た、所定の剛性を有する折曲できない堅牢なものであっ
てもよい。
【0049】そして、この主体1の下部にはゴルフクラ
ブの下端部を支承する合成樹脂製等の底体3を接着や縫
着等により固定してあり、上部の全体を開口して合成樹
脂等により成形された堅牢な口枠4を同様に固着してあ
る。
【0050】なお、前記した主体1と底体3と口枠4と
は、一体的に連結させた状態に成形することもできる。
【0051】前記した操作軸30は、主体1内を進退自在
に貫通させてその一側と他側との両側に突出させてある
もので、図9に示すように、逆U字状に形成した仕切り
部材14の内部に挿し通してある。
【0052】そして、前記した回動軸31は、主体1の一
側において操作軸30の一端部に、この操作軸30を挟んで
両側へ、主体1に取り付けた一対の軸受33, 33へ回動自
在に支承させてあるもので、これら回動軸31, 31の一端
へそれぞれ一対の脚体2,2を固着してある。
【0053】なお、この脚体2は、後記するハンドル20
の操作により主体1の側部との外方との間において開閉
するもので、開放したときは、外端の石突き部13が接地
して主体1を所定傾斜により安定支承するものである。
【0054】したがって、この脚体2,2は、主体1を
中心としてその両側へ、所定の傾斜をもってハの字状に
開いた状態で維持されることが好ましく、その角度は、
30〜40°程度が好ましい。
【0055】更に、この所定の傾斜により、前記した回
動軸31, 31は、図7および図10に示すように、軸受33,
33においてそれぞれ斜めに取り付ける必要がある。
【0056】なお、該回動軸31は、実施例のように二分
割する必要はなく、一連の一体軸を用いてもよいもの
で、図示してないが、これを主体1に対して斜めに取り
付けるときは、その中心部に自在継手等の換向部材によ
り接続することもできるものであって、操作軸30はこの
一体軸へ直接または連結部材を介して設けられる。
【0057】前記した連結部材32は、一対設けて、回動
軸31, 31の他端と操作軸30の一端部とを接続するもの
で、それぞれの上端部を操作軸30へピン34により回動自
在の取り付け、また、それぞれの下端部を回動軸31, 31
へピン35, 35により揺動自在に取り付けてある。
【0058】前記したハンドル20は、操作軸30の他端部
に取り付けて脚体2,2を適宜開閉させるもので、その
中間部を支軸36により連結し、一端、すなわち、外端部
を主体1の口枠4へ支軸37により枢着してあって、他
端、すなわち、自由端側に握り部38を設けてあり、この
ハンドル20外側の上部を隠蔽した把手39を口枠4へ取り
付けてある。
【0059】したがって、この握り部38を把手39と共に
握ると、支軸37を中心として該ハンドル20が回動し、操
作軸30を手前に引くことで、連結部材32,回動軸31を介
して脚体2を開閉することができる。
【0060】なお、この操作軸30の中間部には、コイル
状のリターンスプリング40を外装してあって、脚体2を
常時閉塞する方向に該操作軸30を付勢してある。
【0061】また、前記したハンドル20には、脚体2の
閉塞位置と、開脚位置とを固定させるストッパー41を付
設してあるもので、ハンドル20の中間部において軸41に
より鈎形片42を回動自在に取り付け、この一端部に把手
39に突設した係止突起42, 43に係止される受部44を設け
てある。
【0062】したがって、脚体2が閉塞状態のとき、ハ
ンドル20と共にこのストッパー41を握ると、鈎形片42の
受部44が係止突起42から外れるので、該ハンドル20の移
動は自由に行なえるもので、更に、このハンドル20を回
動させ、係止突起43に達すれば、該ストッパー41を離す
ことにより、鈎形片42とハンドル20とに設けた引張ばね
45が該鈎形片42を引き戻し、その受部44が係止突起43へ
係合して、操作軸30の移動を規制することで、開脚した
脚体2の主体1との位置が決められて固定される。
【0063】この例は、ハンドル20の操作により、脚体
2がワンタッチにより開閉でき、しかも、主体1の傾倒
および起立を簡便に行なうことができるもので、その構
成部材も可及的に少ないので、故障が起きにくく安価な
製作が可能となる。
【0064】また、脚体2の操作機構を、主体1の外側
に設けることで、主体1内を有効利用することができ
る。
【0065】特に、脚体2は、その上部のみにおいて操
作機構が連結されているので、主体1において脚体2の
取り付け側においても、ポケット10や11を設けることが
できて、これらからの収容物の取り出しに脚体2が邪魔
にならず、また、脚体2もポケット10, 11に干渉してそ
の開閉を妨げることがない。
【0066】
【発明の効果】前述のように本発明に関するゴルフバッ
グは、主体を可撓性の外装材により成形してあるので、
全体を軽量に製作できて長時間の持ち運びであってもプ
レーヤに疲労感を与えない。
【0067】脚体を操作する部材を主体内に収容したと
きは、外観上の体裁が良好となって意匠的価値が高騰す
ると共に、持ち運び時に邪魔になったり、地面等に載置
したとき他物との絡み合い等がなくなって扱いが向上す
る。
【0068】更に、これら部材は主体内に設けられてい
るので、バッグの一側部が開放されプレーに必要な衣料
やアクセサリー等の物品を収納するポケットが余分に設
けられて便利となる。
【0069】また、構成する部品点数が少ないためバッ
グ全体を安価に製作することができて故障等も少ない。
【0070】ハンドルの操作により脚体を開閉させると
きは、該ハンドルの握りによるワンタッチでかつ確実に
行なえるので、操作性が向上する。等の格別な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するゴルフバッグの第一実施例を示
す一部を破断して示す正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における脚体を開いた状態の側面図であ
る。
【図4】図1における要部を示す拡大断面図で、(a) は
主体が起立時を、(b) は主体が傾倒時をそれぞれ示す。
【図5】図1における主体の起立および傾倒の動作を示
す正面図である。
【図6】本発明に関するゴルフバッグの第二実施例を示
す要部の縦断正面図である。
【図7】本発明に関するゴルフバッグの第三実施例を示
す側面図である。
【図8】図7における正面図である。
【図9】図7における主体上部の縦断面図である。
【図10】図7における平面図である。
【図11】図7における脚体と回動軸とを示す要部の側
面図である。
【符号の説明】
1 主体 2 脚体 3 底体 4 口枠 5 芯杆 6,31 回動軸 7 レバー 8 操作杆 14 仕切り部材 17 操作手段 20 ハンドル 30 操作軸 32 連結部材 38 握り部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を形成して胴部を可撓性を
    有する外装材により筒状に成形した主体と、該主体の下
    部に連接してゴルフクラブの下端部を支承する底体と、
    前記主体の開口部に周設した堅牢な口枠と、前記主体の
    一側においてこの口枠と前記底体とに懸張した芯杆と、
    前記主体内において前記口枠へ回動自在に設けて両端を
    口枠より突出させた略水平の回動軸と、前記主体内にお
    いてこの回動軸に付設したレバーへ一端を取り付け、他
    端を前記主体の他側部における底体に取り付けた操作杆
    と、前記回動軸における両側の突出部へ基部を固着し、
    主体が傾斜したとき、操作杆によるレバーの回動によっ
    て開閉する脚体とを備えさせたことを特徴とするゴルフ
    バッグ。
  2. 【請求項2】 上部に開口部を形成して胴部を可撓性を
    有する外装材により筒状に成形した主体と、該主体の下
    部に連接してゴルフクラブの下端部を支承する底体と、
    前記主体の開口部に周設した堅牢な口枠と、前記主体の
    一側においてこの口枠と前記底体とに懸張した芯杆と、
    前記主体内において前記口枠へ回動自在に設けて両端を
    口枠より突出させた略水平の回動軸と、前記主体内にお
    いて回動軸より延設したレバーと、前記回動軸における
    両側の突出部へ基部を固着し、レバーの回動によって開
    閉する脚体と、前記口枠の外側に設けて前記レバーに連
    結し該レバーの回動操作を行う操作手段とを備えさせた
    ことを特徴とするゴルフバッグ。
  3. 【請求項3】 前記口枠に設けた回動軸およびレバー
    を、前記口枠に設けたゴルフクラブの仕切り部材により
    被覆させたことを特徴とする請求項1または2記載のゴ
    ルフバッグ。
  4. 【請求項4】 上部に開口部を形成した筒状の主体と、
    該主体の下部に連接してゴルフクラブの下端部を支承す
    る底体と、前記主体の開口部に周設した口枠と、前記主
    体内を進退自在に貫通させてその一側と他側との両側に
    突出させた操作軸と、主体の一側において軸受に支承さ
    せた回動軸と、該回動軸の外端へそれぞれ取り付けた脚
    体と、前記回動軸の他端と前記操作軸の一端部とを接続
    する連結部材と、前記操作軸の他端部をその中間部へ軸
    支し、一端を主体または口枠へ枢着して、他端に握り部
    を設けたハンドルとを備えさせたことを特徴とするゴル
    フバッグ。
JP6041619A 1993-03-30 1994-03-14 ゴルフバッグ Expired - Lifetime JP2703499B2 (ja)

Priority Applications (2)

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