JP2703220B2 - 垂直姿勢着陸航空機 - Google Patents
垂直姿勢着陸航空機Info
- Publication number
- JP2703220B2 JP2703220B2 JP61300686A JP30068686A JP2703220B2 JP 2703220 B2 JP2703220 B2 JP 2703220B2 JP 61300686 A JP61300686 A JP 61300686A JP 30068686 A JP30068686 A JP 30068686A JP 2703220 B2 JP2703220 B2 JP 2703220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tail
- vertical attitude
- vertical
- landing aircraft
- attitude
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は垂直姿勢着陸航空機に係り、特に迅速かつ効
率的に着陸する手段を有する垂直姿勢着陸航空機に関す
る。 (従来の技術) 従来、垂直姿勢着陸航空機としては、例えば特開昭55
-87700号公報に示されているように操舵翼の迎角を変化
させるようにしたものが知られているが、この種の垂直
姿勢着陸機では、迎角の変化量が±20度程度であり、水
平前進飛行から機体を垂直に立てる際には、垂直面内で
の引起しにより機体の揚力を利用して姿勢を変える方法
を採っているため上昇飛行をせざるを得ず、このため垂
直姿勢を確立したときには高度が上昇しており、着陸す
るためには、姿勢を保持しつつ降下させる必要があっ
た。したがって、エンジンを燃料消費の大きな大出力状
態で長時間運転する必要があり、非効率的である等の問
題があった。 そこで、一部では、例えば特開昭59-176197号公報に
示されているように機体の揚力を利用しないで機体の頭
上げモーメントを発生させて姿勢を変化させるようにし
たもの、あるいは特開昭59-53299号公報に示されている
ように操舵翼を360度回転させることができるようにし
て姿勢を変化させるようにしたものが提案されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、機体の揚力を利用しないで機体の頭上げモ
ーメントを発生させるようにした前者は、通常の形態で
は風見安定モーメントに抗するため大きなモーメントが
必要となり、コントロールパワーの要求が過大になると
いう問題があり、また操舵翼を360度回転させる後者
は、機体のコントロールを空気力に頼っているのでホバ
リング時や低速時のコントロールパワーが欠如してお
り、垂直姿勢着陸機として利用することは不可能である
という問題がある。 本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、迅速かつ
効率的に機体後部を下にした垂直状態で着陸することが
できる垂直姿勢着陸航空機を提供することを目的とす
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、前翼と複数枚の尾翼とを有する機体に、リ
アクションジェット装置を設けるとともに、水平前進飛
行から垂直姿勢への遷移飛行時および垂直姿勢ホバリン
グ時に少なくとも一部の尾翼をその取付角が機体中心線
に対して垂直をなす位置まで回動させる回動制御装置を
設けたことを特徴とする。 (作用) 本発明に係る垂直姿勢着陸航空機においては、機体の
前翼より前部に、リアクションジェット装置と少なくと
も一部の尾翼をその取付角が機体中心線に対して直角に
なる位置まで回動させる回動制御装置とが設けられ、水
平前進飛行から垂直姿勢への遷移飛行時に、少なくとも
一部の尾翼の取付角が、回動制御装置により機体中心線
に対して直角位置まで回動駆動される。すると、この尾
翼の回動による空気力モーメントにより機体が水平姿勢
から次第に引起こされて迎角が増大し、大迎角域ではリ
アクションジェット装置が使用されて完全な垂直姿勢と
なる。このため、迅速かつ効率的な垂直着陸が可能とな
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 まず、第1図ないし第3図について第一実施例を説明
すると、符号1は機体を示し、この機体1には、主翼を
なす前翼2および操舵翼をなす尾翼3がそれぞれ設けら
れ、尾翼3は水平尾翼3aと垂直尾翼3bとから構成されて
いる。 また、前記機体1には、第1図に示す水平前進飛行か
ら第2図に示す垂直姿勢までの姿勢の引起しを行なう際
に、前記両尾翼3a,3bの取付角を機体中心線4に対して
直角位置まで回動させる回動制御装置5、および機体1
からリアクションジェット6aを噴射するリアクションジ
ェット装置6がそれぞれ設けられている。 なお、リアクションジェット装置は、機首、主翼端な
どにも設けられるリアクションジェットは、エンジンの
コンプレッサ高圧段から、圧縮空気を抽気して、所定位
置のノズルまで導くことにより噴射され、ノズルの開閉
やノズル面積の調節により推力が制御される。 次に、本実施例の作用について説明する。 第1図に示す通常の水平前進飛行時には、水平尾翼3a
および垂直尾翼3bとも通常の飛行機と同様の取付角とな
っており、またリアクションジェット装置6も駆動され
ていない。したがって、この飛行状態では、通常離着陸
機と同一の操縦性能および機能を有する。 一方、水平前進飛行からから垂直姿勢へ遷移飛行時に
は、第3図に示すようにまず回動制御装置5により水平
尾翼3aのみをその前縁が下方へ変位する方向に回動させ
る。すると、水平尾翼3aの回動に伴なう空気力モーメン
トにより、機体1は、水平状態から後部を下にした垂直
状態に向かって次第に引起される。 この引起し過程において、引起しは、小迎角域から中
迎角域まで、水平尾翼3aの回動に伴なう空気力モーメン
トのみを利用して行ない、大迎角域では、第3図に示す
ようにリアクションジェット装置6を起動させ機体1か
らリアクションジェット6aを噴射させて行なう。 また、機体1の遷移途中の中迎角域から大迎角域にお
いては、水平尾翼3aで得られる姿勢制御モーメントは減
少していくので、水平尾翼3aの取付角を、機体中心線4
に対して直角となるようにする。この尾翼取付角回転
は、基本的には通常角度と機体中心線4に直角な位置と
が選択的に切換られればよく、取付角回転途中の角度制
御を行なう必要なない。このため、簡単な機構で実施で
きる。 また、垂直尾翼3bは、機体姿勢変化の途中で有害なロ
ーリングモーメントを生じさせないよう、第2図に示す
ように垂直姿勢が確立した時点で、回転制御装置5によ
り取付角を機体中心線4に垂直な位置まで回動させる。 ところで、第2図に示す垂直姿勢状態において、両尾
翼3a,3bの取付角は、機体中心線4に対して直角な位置
まで回動した状態となっている。そしてこの状態では、
機体1の移動や風の有無によらず、機体1を倒そうとす
るモーメントはほとんど生じないので、リアクションジ
ェット6a等の姿勢制御パワーを低減でき、姿勢保持が容
易である。また、機体中心線4に対しほぼ直角をなす両
尾翼3a,3bは、機体中心線4方向の力に対する減速効果
を有しているので、機体1の高度制御が容易となる。な
お、垂直姿勢ホバリング、その他の姿勢への機体コント
ロールのために、リアクションジェット6a以外の図示し
ないリアクションジェットが用いられることは言うまで
もない。第4図および第5図は本発明の第二の実施例を
示すもので、尾翼3を4枚のX字形尾翼3cで構成したも
のであり、その他の構成および作用は、前記実施例とほ
ぼ同一である。そして、本実施例のX字形尾翼機の場
合、尾翼3cが対称配置をなしているため、水平前進飛行
から垂直姿勢への遷移飛行時に、機体1に有害なローリ
ングモーメントを生じさせるおそれがない。このため、
すべてのX字形尾翼3cの取付角を、機体中心線4に対し
て直角な位置まで同時に回動させることができ、回動制
御装置5を簡素化できる。 なお、この効果は、X字形尾翼機のみならずV字形尾翼
機の場合も同様に得られる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の垂直姿勢着陸航空機
は、前翼と複数枚の尾翼とを有する機体に、リアクショ
ンジェット装置を設けるとともに、水平前進飛行から垂
直姿勢への遷移飛行時に少なくとも一部の尾翼の取付角
を、機体中心線に対して直角位置まで回動させる回動制
御装置を設けているので、迅速かつ効率的に機体後部を
下にした垂直状態で着陸することができる。
率的に着陸する手段を有する垂直姿勢着陸航空機に関す
る。 (従来の技術) 従来、垂直姿勢着陸航空機としては、例えば特開昭55
-87700号公報に示されているように操舵翼の迎角を変化
させるようにしたものが知られているが、この種の垂直
姿勢着陸機では、迎角の変化量が±20度程度であり、水
平前進飛行から機体を垂直に立てる際には、垂直面内で
の引起しにより機体の揚力を利用して姿勢を変える方法
を採っているため上昇飛行をせざるを得ず、このため垂
直姿勢を確立したときには高度が上昇しており、着陸す
るためには、姿勢を保持しつつ降下させる必要があっ
た。したがって、エンジンを燃料消費の大きな大出力状
態で長時間運転する必要があり、非効率的である等の問
題があった。 そこで、一部では、例えば特開昭59-176197号公報に
示されているように機体の揚力を利用しないで機体の頭
上げモーメントを発生させて姿勢を変化させるようにし
たもの、あるいは特開昭59-53299号公報に示されている
ように操舵翼を360度回転させることができるようにし
て姿勢を変化させるようにしたものが提案されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、機体の揚力を利用しないで機体の頭上げモ
ーメントを発生させるようにした前者は、通常の形態で
は風見安定モーメントに抗するため大きなモーメントが
必要となり、コントロールパワーの要求が過大になると
いう問題があり、また操舵翼を360度回転させる後者
は、機体のコントロールを空気力に頼っているのでホバ
リング時や低速時のコントロールパワーが欠如してお
り、垂直姿勢着陸機として利用することは不可能である
という問題がある。 本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、迅速かつ
効率的に機体後部を下にした垂直状態で着陸することが
できる垂直姿勢着陸航空機を提供することを目的とす
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、前翼と複数枚の尾翼とを有する機体に、リ
アクションジェット装置を設けるとともに、水平前進飛
行から垂直姿勢への遷移飛行時および垂直姿勢ホバリン
グ時に少なくとも一部の尾翼をその取付角が機体中心線
に対して垂直をなす位置まで回動させる回動制御装置を
設けたことを特徴とする。 (作用) 本発明に係る垂直姿勢着陸航空機においては、機体の
前翼より前部に、リアクションジェット装置と少なくと
も一部の尾翼をその取付角が機体中心線に対して直角に
なる位置まで回動させる回動制御装置とが設けられ、水
平前進飛行から垂直姿勢への遷移飛行時に、少なくとも
一部の尾翼の取付角が、回動制御装置により機体中心線
に対して直角位置まで回動駆動される。すると、この尾
翼の回動による空気力モーメントにより機体が水平姿勢
から次第に引起こされて迎角が増大し、大迎角域ではリ
アクションジェット装置が使用されて完全な垂直姿勢と
なる。このため、迅速かつ効率的な垂直着陸が可能とな
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 まず、第1図ないし第3図について第一実施例を説明
すると、符号1は機体を示し、この機体1には、主翼を
なす前翼2および操舵翼をなす尾翼3がそれぞれ設けら
れ、尾翼3は水平尾翼3aと垂直尾翼3bとから構成されて
いる。 また、前記機体1には、第1図に示す水平前進飛行か
ら第2図に示す垂直姿勢までの姿勢の引起しを行なう際
に、前記両尾翼3a,3bの取付角を機体中心線4に対して
直角位置まで回動させる回動制御装置5、および機体1
からリアクションジェット6aを噴射するリアクションジ
ェット装置6がそれぞれ設けられている。 なお、リアクションジェット装置は、機首、主翼端な
どにも設けられるリアクションジェットは、エンジンの
コンプレッサ高圧段から、圧縮空気を抽気して、所定位
置のノズルまで導くことにより噴射され、ノズルの開閉
やノズル面積の調節により推力が制御される。 次に、本実施例の作用について説明する。 第1図に示す通常の水平前進飛行時には、水平尾翼3a
および垂直尾翼3bとも通常の飛行機と同様の取付角とな
っており、またリアクションジェット装置6も駆動され
ていない。したがって、この飛行状態では、通常離着陸
機と同一の操縦性能および機能を有する。 一方、水平前進飛行からから垂直姿勢へ遷移飛行時に
は、第3図に示すようにまず回動制御装置5により水平
尾翼3aのみをその前縁が下方へ変位する方向に回動させ
る。すると、水平尾翼3aの回動に伴なう空気力モーメン
トにより、機体1は、水平状態から後部を下にした垂直
状態に向かって次第に引起される。 この引起し過程において、引起しは、小迎角域から中
迎角域まで、水平尾翼3aの回動に伴なう空気力モーメン
トのみを利用して行ない、大迎角域では、第3図に示す
ようにリアクションジェット装置6を起動させ機体1か
らリアクションジェット6aを噴射させて行なう。 また、機体1の遷移途中の中迎角域から大迎角域にお
いては、水平尾翼3aで得られる姿勢制御モーメントは減
少していくので、水平尾翼3aの取付角を、機体中心線4
に対して直角となるようにする。この尾翼取付角回転
は、基本的には通常角度と機体中心線4に直角な位置と
が選択的に切換られればよく、取付角回転途中の角度制
御を行なう必要なない。このため、簡単な機構で実施で
きる。 また、垂直尾翼3bは、機体姿勢変化の途中で有害なロ
ーリングモーメントを生じさせないよう、第2図に示す
ように垂直姿勢が確立した時点で、回転制御装置5によ
り取付角を機体中心線4に垂直な位置まで回動させる。 ところで、第2図に示す垂直姿勢状態において、両尾
翼3a,3bの取付角は、機体中心線4に対して直角な位置
まで回動した状態となっている。そしてこの状態では、
機体1の移動や風の有無によらず、機体1を倒そうとす
るモーメントはほとんど生じないので、リアクションジ
ェット6a等の姿勢制御パワーを低減でき、姿勢保持が容
易である。また、機体中心線4に対しほぼ直角をなす両
尾翼3a,3bは、機体中心線4方向の力に対する減速効果
を有しているので、機体1の高度制御が容易となる。な
お、垂直姿勢ホバリング、その他の姿勢への機体コント
ロールのために、リアクションジェット6a以外の図示し
ないリアクションジェットが用いられることは言うまで
もない。第4図および第5図は本発明の第二の実施例を
示すもので、尾翼3を4枚のX字形尾翼3cで構成したも
のであり、その他の構成および作用は、前記実施例とほ
ぼ同一である。そして、本実施例のX字形尾翼機の場
合、尾翼3cが対称配置をなしているため、水平前進飛行
から垂直姿勢への遷移飛行時に、機体1に有害なローリ
ングモーメントを生じさせるおそれがない。このため、
すべてのX字形尾翼3cの取付角を、機体中心線4に対し
て直角な位置まで同時に回動させることができ、回動制
御装置5を簡素化できる。 なお、この効果は、X字形尾翼機のみならずV字形尾翼
機の場合も同様に得られる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の垂直姿勢着陸航空機
は、前翼と複数枚の尾翼とを有する機体に、リアクショ
ンジェット装置を設けるとともに、水平前進飛行から垂
直姿勢への遷移飛行時に少なくとも一部の尾翼の取付角
を、機体中心線に対して直角位置まで回動させる回動制
御装置を設けているので、迅速かつ効率的に機体後部を
下にした垂直状態で着陸することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す垂直姿勢着陸機の水平
前進飛行時の外観図、第2図は同様の垂直姿勢の状態を
示す外観図、第3図は同様の水平前進飛行から垂直姿勢
への遷移飛行時の外観図、第4図は本発明の他の実施例
を示す第2図相当図、第5図は第4図の底面図である。 1……機体、2……前翼、3……尾翼、3a……水平尾
翼、3b……垂直尾翼、3c……X字形尾翼、4……機体中
心線、5……回動制御装置、6……リアクションジェッ
ト装置、6a……リアクションジェット。
前進飛行時の外観図、第2図は同様の垂直姿勢の状態を
示す外観図、第3図は同様の水平前進飛行から垂直姿勢
への遷移飛行時の外観図、第4図は本発明の他の実施例
を示す第2図相当図、第5図は第4図の底面図である。 1……機体、2……前翼、3……尾翼、3a……水平尾
翼、3b……垂直尾翼、3c……X字形尾翼、4……機体中
心線、5……回動制御装置、6……リアクションジェッ
ト装置、6a……リアクションジェット。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.胴体後部に複数の尾翼と、この尾翼より前部に前翼
とを備え、機体後部を下にした垂直姿勢で着陸する垂直
姿勢着陸航空機において、 前翼より前部にリアクションジェット装置を設けるとと
もに、水平前進飛行から垂直姿勢への遷移飛行時および
垂直姿勢ホバリング時に、少なくとも一部の尾翼を、そ
の取付角が機体中心線に対して垂直になる位置まで回動
させる回動制御装置を設けたことを特徴とする垂直姿勢
着陸航空機。 2.尾翼は、水平尾翼と垂直尾翼とから構成され、水平
尾翼は、水平前進飛行から垂直姿勢への遷移飛行時にそ
れを回動させる回動制御装置に接続され、垂直尾翼は、
垂直姿勢が確立した時点で回転駆動されるように前記回
動制御装置に接続されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の垂直姿勢着陸航空機。 3.尾翼は、V字形尾翼またはX字形尾翼で構成され、
これら各尾翼は、水平前進飛行から垂直姿勢への遷移飛
行時に同時に駆動されるように回動制御装置に接続され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の垂
直姿勢着陸航空機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61300686A JP2703220B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 垂直姿勢着陸航空機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61300686A JP2703220B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 垂直姿勢着陸航空機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151598A JPS63151598A (ja) | 1988-06-24 |
JP2703220B2 true JP2703220B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17887854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61300686A Expired - Lifetime JP2703220B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 垂直姿勢着陸航空機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703220B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4930923B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2012-05-16 | 関 博文 | 多機能飛行体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5393598A (en) * | 1977-01-22 | 1978-08-16 | Masaaki Kusano | Aeroplane capable of vertical ascending |
DE2855203A1 (de) * | 1978-12-21 | 1980-06-26 | Messerschmitt Boelkow Blohm | Leitwerk fuer luft- und raumfahrzeuge |
JPS5623838A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-06 | Shichifuku Shokuhin Kk | Sealed and packaged food and its preparation |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP61300686A patent/JP2703220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151598A (ja) | 1988-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11180248B2 (en) | Fixed wing aircraft with trailing rotors | |
US20230234704A1 (en) | Short takeoff and landing vehicle with forward swept wings | |
US11634222B2 (en) | Vertical take-off and landing unmanned aerial vehicle having foldable fixed wing and based on twin-ducted fan power system | |
US7735774B2 (en) | VTOL aircraft with forward-swept fixed wing | |
US5098034A (en) | Vertical/short takeoff or landing aircraft having a rotatable wing and tandem supporting surfaces | |
US4566657A (en) | Span loaded flying wing control | |
US7118066B2 (en) | Tall V/STOL aircraft | |
US6398157B1 (en) | Aircraft | |
US5094411A (en) | Control configured vortex flaps | |
US20030062442A1 (en) | VTOL personal aircraft | |
US4691879A (en) | Jet airplane | |
CN113525678B (zh) | 一种牵引-推进式倾转翼垂直起降载人飞行器 | |
EP0322775B1 (en) | Thrust-deflecting vane devices of v/stol aircraft | |
US2918229A (en) | Ducted aircraft with fore elevators | |
US2828929A (en) | Wingless aircraft | |
US4099687A (en) | All-axis control of aircraft in deep stall | |
US20120111997A1 (en) | Rotorcraft empennage | |
JP2703220B2 (ja) | 垂直姿勢着陸航空機 | |
CN111976954A (zh) | 一种可实现垂直起降的固定翼无人机及实现方法 | |
JP2820510B2 (ja) | ヘリコプタ | |
CN213620213U (zh) | 一种可实现垂直起降的固定翼无人机 | |
CN112937851B (zh) | 一种使用康达效应增升的垂直起降固定翼飞行器 | |
KR102712524B1 (ko) | 비행 효율이 향상되는 텐덤형 수직이착륙기 | |
CN211618083U (zh) | 一种可垂直起降的四涵道旋翼固定翼飞行器 | |
KR20210059370A (ko) | 날개 양력과 추력 혼합형 수직이착륙 비행기 |