JP2700039B2 - 赤外線模擬標的装置 - Google Patents
赤外線模擬標的装置Info
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- JP2700039B2 JP2700039B2 JP1311961A JP31196189A JP2700039B2 JP 2700039 B2 JP2700039 B2 JP 2700039B2 JP 1311961 A JP1311961 A JP 1311961A JP 31196189 A JP31196189 A JP 31196189A JP 2700039 B2 JP2700039 B2 JP 2700039B2
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- JP
- Japan
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- infrared
- bag body
- target
- bag
- raft
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は，標的と背景の温度差を赤外線受信強度の
差として検出し，誘導追尾する赤外線誘導飛しょう体発
射試験の標的となる赤外線模擬標的装置に関するもので
ある。
差として検出し，誘導追尾する赤外線誘導飛しょう体発
射試験の標的となる赤外線模擬標的装置に関するもので
ある。
［従来の技術］ 第２図は例えば従来の赤外線模擬標的装置を示す断面
図であり，図において，（１）は海上で使用する場合の
船体，（２）は赤外線放射体，（３）はレーダー反射体
である。第３図はその内部構造を示すものであり，図に
おいて，（11）は加温バーナー，（12）は加温ダクト，
（13）は表面温度検出部，（14）は温度制御装置であ
る。
図であり，図において，（１）は海上で使用する場合の
船体，（２）は赤外線放射体，（３）はレーダー反射体
である。第３図はその内部構造を示すものであり，図に
おいて，（11）は加温バーナー，（12）は加温ダクト，
（13）は表面温度検出部，（14）は温度制御装置であ
る。
次に動作について説明する。第３図において，海上で
使用する標的の場合，海水温度と赤外放射体との温度差
が所定の値となるように温度制御装置（14）によつて加
温バーナー（11）の出力を制御する。また，赤外放射体
（２）の温度分布を小さくするため，加温ダクト（12）
の中を加熱された空気を循環させている。
使用する標的の場合，海水温度と赤外放射体との温度差
が所定の値となるように温度制御装置（14）によつて加
温バーナー（11）の出力を制御する。また，赤外放射体
（２）の温度分布を小さくするため，加温ダクト（12）
の中を加熱された空気を循環させている。
航空機より標的をレーダーで照準して飛しょう体を発
射する場合は，模擬標的として航空機のレーダーに反応
する必要があるので，第２図に示すように赤外放射体の
上にレーダー反射体（３）を備えている。
射する場合は，模擬標的として航空機のレーダーに反応
する必要があるので，第２図に示すように赤外放射体の
上にレーダー反射体（３）を備えている。
［発明が解決しようとする課題］ 従来の赤外線模擬標的装置は，以上のように構成され
ているので，炸薬を持たないダミー飛しょう体が赤外線
放射体に命中した場合，破損個所の修理のためにすぐに
再使用できない。また，万一船体部分に命中した場合
は，沈没の可能性もあるなどの課題があった。
ているので，炸薬を持たないダミー飛しょう体が赤外線
放射体に命中した場合，破損個所の修理のためにすぐに
再使用できない。また，万一船体部分に命中した場合
は，沈没の可能性もあるなどの課題があった。
この発明は，上記のような課題を解消するためになさ
れたもので，不使用時は，移動の便を計るために小さく
収納でき，価格が低く，使い捨ても可能な赤外線模擬標
的装置を得ることを目的とする。
れたもので，不使用時は，移動の便を計るために小さく
収納でき，価格が低く，使い捨ても可能な赤外線模擬標
的装置を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係る赤外線模擬標的装置は熱気球の原理を
応用し，ポリエチレン製の袋の開口部を下向にして，開
口部より袋内部の空気をバーナーで加熱したものを赤外
線放射体として，レーダー標的を取付けた船体又は，筏
に固定したものである。
応用し，ポリエチレン製の袋の開口部を下向にして，開
口部より袋内部の空気をバーナーで加熱したものを赤外
線放射体として，レーダー標的を取付けた船体又は，筏
に固定したものである。
［作用］ この発明における赤外線模擬標的装置は，ポリエチレ
ン製の袋の中へ下方より，バーナーで加熱された空気を
送り込むことによつて，袋が浮力を持って膨らみ，加熱
された空気が袋の中に溜ることにより袋の表面より赤外
線を放射する。
ン製の袋の中へ下方より，バーナーで加熱された空気を
送り込むことによつて，袋が浮力を持って膨らみ，加熱
された空気が袋の中に溜ることにより袋の表面より赤外
線を放射する。
［実施例］ 以下，この発明の一実施例を図について説明する。第
１図において，（21）は海上で使用する場合の筏，（2
2）は気球を構成しているポリエチレン製の袋，（23）
はこの袋（22）が熱気球の作用で受き上つて飛び去るこ
とを防ぐために筏とつなぐ繋留索，（24）は不使用時に
袋を収納する受け皿，（25）はバーナー，（26）はバー
ナーの燃料ガスボンベ，（27）はレーダー標的が合わせ
て必要な場合のレーダー反射体である。
１図において，（21）は海上で使用する場合の筏，（2
2）は気球を構成しているポリエチレン製の袋，（23）
はこの袋（22）が熱気球の作用で受き上つて飛び去るこ
とを防ぐために筏とつなぐ繋留索，（24）は不使用時に
袋を収納する受け皿，（25）はバーナー，（26）はバー
ナーの燃料ガスボンベ，（27）はレーダー標的が合わせ
て必要な場合のレーダー反射体である。
この発明は第１図に示すように熱気球の原理を応用し
て，ポリエチレン等の赤外線透過率の良い材質で作ら
れ，開口部を下向きとした袋（22）の内部空気をバーナ
ー（25）で加熱して，加熱空気の膨脹作用により袋（2
2）を膨らませて所定の表面積を確保し，加熱された空
気によつて発生する袋表面と背景との温度差により，赤
外線誘導飛しょう体の標的となる。
て，ポリエチレン等の赤外線透過率の良い材質で作ら
れ，開口部を下向きとした袋（22）の内部空気をバーナ
ー（25）で加熱して，加熱空気の膨脹作用により袋（2
2）を膨らませて所定の表面積を確保し，加熱された空
気によつて発生する袋表面と背景との温度差により，赤
外線誘導飛しょう体の標的となる。
なお，上記実施例では気球の形状を球型としている
が，任意の形状としたり，数個を任意の形状に連結する
ことにより，供試体である飛しょう体の標的形状識別機
能確認のための艦型赤外線模擬標的とすることもでき
る。
が，任意の形状としたり，数個を任意の形状に連結する
ことにより，供試体である飛しょう体の標的形状識別機
能確認のための艦型赤外線模擬標的とすることもでき
る。
［発明の効果］ 以上のように，この発明によれば，赤外線放射体とし
て熱気球と同程度品を採用しているので，飛しょう体が
命中しても気球部分を交換するだけで済み，装置が安価
にでき，不使用時は気球を折りたたんでおけるため，運
用性に優れたものが得られる効果がある。
て熱気球と同程度品を採用しているので，飛しょう体が
命中しても気球部分を交換するだけで済み，装置が安価
にでき，不使用時は気球を折りたたんでおけるため，運
用性に優れたものが得られる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による赤外線模擬標的装置
の側面図，第２図は従来の赤外線模擬標的装置の側面
図，第３図は従来の断面側面図である。 （１）は船体，（２）は赤外線放射体，（３）はレーダ
ー反射体，（11）は加温バーナー（12）は加温ダクト，
（13）は表面温度検出部，（14）は温度制御装置，（2
1）は筏，（22）は袋，（23）は気球繋留索，（24）は
気球受け皿，（25）はバーナー，（26）は燃料ガスボン
ベ，（27）はレーダー反射体である。 なお図中同一又は相当部分には同一符号を付して示して
ある。
の側面図，第２図は従来の赤外線模擬標的装置の側面
図，第３図は従来の断面側面図である。 （１）は船体，（２）は赤外線放射体，（３）はレーダ
ー反射体，（11）は加温バーナー（12）は加温ダクト，
（13）は表面温度検出部，（14）は温度制御装置，（2
1）は筏，（22）は袋，（23）は気球繋留索，（24）は
気球受け皿，（25）はバーナー，（26）は燃料ガスボン
ベ，（27）はレーダー反射体である。 なお図中同一又は相当部分には同一符号を付して示して
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】レーダー標的を取付けた船体又は筏に固定
され、標的と背景の温度差を赤外線受信強度の差として
検出し、誘導、追尾する赤外線誘導飛しょう体の発射試
験の標的として使用される赤外線模擬標的装置におい
て、赤外線透過率の良い材質で形成され、開口部が下向
きの袋体と、この袋体を上記船体又は筏に支持する支持
部材と、上記袋体の内部空気を上記開口部を介して加熱
し、加熱空気の膨張作用により上記袋体を膨らませて所
定の表面積を確保するためのバーナーと、上記船体又は
筏と上記袋体との間に設けられ、、上記袋体を不使用時
に折りたたんで収納するための受け皿とを具備し、加熱
された空気によって発生する袋表面と背景との温度差に
より、赤外線誘導飛しょう体の標的となることを特徴と
する赤外線模擬標的装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1311961A JP2700039B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 赤外線模擬標的装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1311961A JP2700039B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 赤外線模擬標的装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03170800A JPH03170800A (ja) | 1991-07-24 |
| JP2700039B2 true JP2700039B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=18023522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1311961A Expired - Lifetime JP2700039B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 赤外線模擬標的装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2700039B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732094B2 (ja) * | 1973-09-18 | 1982-07-08 | ||
| JPS60248496A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-09 | 増淵 秀雄 | 太陽熱気球 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732094U (ja) * | 1980-07-30 | 1982-02-19 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1311961A patent/JP2700039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732094B2 (ja) * | 1973-09-18 | 1982-07-08 | ||
| JPS60248496A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-09 | 増淵 秀雄 | 太陽熱気球 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03170800A (ja) | 1991-07-24 |
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