JP2699353B2 - Clutch control device for compressor - Google Patents

Clutch control device for compressor

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JP2699353B2
JP2699353B2 JP62221049A JP22104987A JP2699353B2 JP 2699353 B2 JP2699353 B2 JP 2699353B2 JP 62221049 A JP62221049 A JP 62221049A JP 22104987 A JP22104987 A JP 22104987A JP 2699353 B2 JP2699353 B2 JP 2699353B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機のためのクラッチ制御装置に係り、
特に、車両用エアコンディショナ等の圧縮機に適用され
るクラッチ制御装置に関する。 (従来技術) 従来、例えば、車両用エアコンディショナの圧縮機に
付設した電磁クラッチの制御装置においては、車室内の
空調にあたり、電磁クラッチを係合或いは解離するよう
に制御して、エンジンの動力を圧縮機に伝達し、或いは
エンジンの動力を圧縮機から遮断するようにしていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成においては、電磁クラ
ッチの係合時或いは解離時に係合騒音或いは解離騒音が
生じ車両の静粛性向上の妨げとなっていた。また、電磁
クラッチの係合時には、圧縮機が負荷としてエンジンに
急激に加わるため、エンジの回転数が急低下して車両が
急激に減速されるという不具合が生じる。一方、電磁ク
ラッチの解離時には、負荷としての圧縮機がエンジンか
ら急激に遮断されるため、エンジンの回転数が急上昇し
て車両が急激に加速されるという不具合が生じる。ま
た、このようなことは、小型車において特に著しい。 これに対しては、電磁クラッチを、滑り係合等により
緩衝係合させたり、或いは滑い解離等により緩衝解離さ
せるようにして、上述の不具合を解消することが考えら
れる。しかしながら、電磁クラッチの係合時或いは解離
時に、常に緩衝係合或いは緩衝解離することとすると、
電磁クラッチの耐久性を不必要に高く設計しなければな
らない。 そこで、本発明は、上述のようなことに対処すべく、
圧縮機において、そのクラッチの緩衝係合制御或いは緩
衝解離制御を一定条件下のみに制限して行うようにした
クラッチ制御装置を提供しようとするものである。 (問題点を解決するための手段) 上記問題の解決にあたり、本発明によれば、第1図に
て示すごとく、 車両に搭載したエンジン1の動力を係合により圧縮機
2に伝達し当該圧縮機から解離により遮断するクラッチ
手段3と、 このクラッチ手段を係合或いは解離させるように制御
する制御手段4とを備えたクラッチ制御装置において、 前記クラッチ手段の瞬時の係合或いは解離に伴い前記
エンジンへの負荷が急激に変化する状態にあるか否かを
判断する判断手段5を設けて、 この判断手段が前記エンジンへの負荷が急激に変化す
る状態にないと判断したとき、前記制御手段が前記クラ
ッチ手段を瞬時に係合させ又は解離させるように制御
し、 また、前記判断手段が前記エンジンへの負荷が急激に
変化する状態にあると判断したとき、前記制御手段が前
記クラッチ手段を滑り係合状態を経て係合或いは解離さ
せるように制御することを特徴とする圧縮機におけるク
ラッチ制御装置が提供される。 (作用効果) このように本発明を構成したことにより、判断手段
が、上述のごとく、エンジンへの負荷が急激に変化する
状態にないと判断したときには、制御手段がクラッチ手
段を瞬時に係合させ又は解離させるように制御する。 これにより、エンジンから圧縮機への動力の伝達がク
ラッチ手段の瞬時の係合により瞬時に行われるが、エン
ジンへの負荷は急激には変化しないため、車両の車速が
急激に変化することはない。 また、判断手段が、上述のごとく、エンジンへの負荷
が急激に変化する状態にあると判断したときには、制御
手段がクラッチ手段を滑り係合状態を経て係合或いは解
離させるように制御する。 これにより、エンジンから圧縮機への動力の伝達がク
ラッチ手段の滑り係合に応じて除々に行われる。このこ
とは、エンジンに対する圧縮機の負荷として作用する度
合が徐々に変化することを意味する。 このため、クラッチ手段が瞬時に係合或いは解離した
場合に生ずるであろうエンジンへの負荷の急激な変化を
確実に抑制することができ、その結果、車両の車速を急
激な変化を招くことなくそのまま維持し得る。 また、本発明では、上述のごとく、クラッチ手段の係
合或いは解離に伴いエンジンへの負荷が急激に変化する
状態にあるときにのみクラッチ手段の滑り係合制御を行
うように制限したので、クラッチ手段の耐久性を不必要
に高くする必要もない。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第
2図において、符号100は、車両用エアコンディショナ
のための圧縮機を示しており、この圧縮機100は、油圧
式多板クラッチ200、電気−油圧機構300及びベルト機構
400を介し当該車両のエンジンに連結されている。圧縮
機100は、円筒状ハウジング110を備えており、このハウ
ジング110の両側には、両エンドブラケット120,130が、
互いに同軸的にかつハウジング110の軸に対し偏心して
組付けられている。かかる場合、両エンドブラケット12
0,130のハウジング110に対する組付けは、ベルト機構40
0のフロントブラケット401、電気−油圧機構300のハウ
ジング301,油圧式多板クラッチ200の円筒状ハウジング2
01、エンドブラケット120,ハウジング110及びエンドブ
ラケット130を介するボルト170のリアカバー160に対す
る締着によってなされている。 回転軸140は、その各軸端部141,142にて、各ベアリン
グ121,122をそれぞれ介し各エンドブラケット120,130に
より回転自在に軸支されており、この回転軸140には、
ロータ150が、ハウジング110内にて軸支されている。ま
た、ロータ150には、複数のラディアルベーン151〜151
が、第2図及び第3図に示すように、半径方向に摺動可
能に外方から嵌装されており、これら各ラディアルベー
ン151〜151はロータタ150の外周面及びハウジング110の
内周面との間に各可変圧力室を形成する。かかる場合、
各可変圧力室のうちの最大容積をもつものは、エンドブ
ラケット120の吸入孔(図示しない)を通しエバポレー
タ(図示しない)に連結し、一方、各可変圧力室のうち
の最小容積をもつものは、ハウジング110の吐出孔(図
示しない)を通し、ハウジング110に付設の吐出室111内
に連通している。しかして、ロータ150は、回転軸140の
回転に応じ各ラディアルベーン151〜151を半径方向に摺
動させつつ回転し、エバポレータからの冷媒(潤滑油を
含む)をエンドブラケット120の吸入孔を通し可変圧力
室の一つ(最大容積をもつ)内に吸入し、然る後、同可
変圧力室の容積の減少に応じ冷媒を圧縮し、高温高圧の
圧縮冷媒としてハウジング110の吐出孔を通し吐出室111
内に吐出する。 リアカバー160は、環状アダプタ160aを介しエンドブ
ラケット130に同軸的に組付けられているもので、この
リアカバー160内には、連通室161、分離室162及び貯溜
室163が形成されている。連通室161は、エンドブラケッ
ト130の連通孔131を介し吐出室111内に連通して、同吐
出室111内の圧縮冷媒を連通孔131を介し導入して分離室
162に流入させる。分離室162は、連通室161からの圧縮
冷媒中の潤滑油を分離して貯溜室163内に貯溜するとと
もに、残余の圧縮冷媒をコンデンサ(図示しない)に流
入させる。なお、貯溜室163内の潤滑油は、同貯溜室163
の底壁連通孔163a、並びにボルト170のリアカバー160と
の螺着部分及びエンドブラケット130、ハウジング110、
エンドブラケット120との挿通部分に形成される各遊隙
を通りハウジング201の貯溜室201a内に還流するように
なっている。 油圧式多板クラッチ200は、回転軸202を有しており、
この回転軸202は、その中央部にて、シール301aを介し
ハウジング301により回転自在に軸支され、その内端部
にて、ベアリング141aを介し回転軸140の軸端部141によ
り回転自在に軸支されている。回転軸202には、環状中
空部を有するシリンダ203がハウジング201内の左方部分
にて圧入により同軸的に嵌着されており、このシリンダ
203の中空部は、ハウジング301内に生じる圧油を導入す
べく、シリンダ203の内周壁連通路203a及び回転軸202内
のH形状連通路202aを介しハウジング301内に連通して
いる。なお、第2図にて符号203bはスラストベアリング
を示す。 シリンダ203の中空部内には、断面略コ形状のピスト
ン204が、第2図及び第3図に示すごとく、Oリング204
aを介し軸方向に摺動可能に嵌装されており、このピス
トン204は、その背壁204cにて内周壁連通路203aを通し
圧油を付与されて第2図にて図示右方へ摺動する。コイ
ルスプリング204bは、ピストン204の中空部内にてシリ
ンダ203の内間壁に外方から遊嵌されるとともにピスト
ン204の背壁204cと段付環状のスプラインハブ205との間
に挾持されてピストン204を第2図にて図示左方へ付勢
する(第2図及び第3図参照)。スプラインハブ205
は、第2図及び第3図に示すごとく、ハウジング201内
にて、シリンダ203の内周壁端部と回転軸202の内端部に
嵌着したスナップリング202bとの間において回転軸202
に同軸的に嵌装されており、このスプラインハブ205の
スプライン部205aには、三枚の環状の摩擦板206〜206
(第3図では一枚の摩擦板206のみを示す)が、その各
内周部にて、軸方向へのみ摺動可能にスプライン結合さ
れている。各摩擦板206〜206は、スプラインハブ205か
ら外れることのないように、ピストン204の外周部端面
(以下、摩擦面という)と環状カラー205bとの間に保持
されており、これら摩擦板206〜206の各内周部及びカラ
ー205bの各間にては、環状の波バネ206a〜206a(第3図
では、単一の波バネのみを示す)がスプラインハブ205
に遊嵌されて各摩擦板206〜206及びカラー205bを互いに
解離させるように付勢する。なお、カラー205bは、スプ
ラインハブ205と、スプラインハブ205に嵌着したスナッ
プリング205cとの間に挾持されている。 断面略コ形状の回転部材207は、第2図及び第3図に
示すごとく、その各内周爪部207a〜207aを回転軸140に
おける軸端部141の各爪部141b〜141bに係合させて、ハ
ウジング201内の第2図にて図示右方部分においてシリ
ンダ203及びピストン204に同軸的に対向するように回転
軸140に軸支されており、この回転部材207の中空部内に
ては、三枚の摩擦板208〜208(第3図では単一の摩擦板
208のみを示す)が、スプラインハブ205に同軸的に遊嵌
されている。また、これら各摩擦板208〜208は、回転部
材207の中空部底面(以下、摩擦面という)及び各摩擦
板206〜206間に交互に介装されており、各摩擦板208〜2
08の外周に形成した各凹部208b〜208bは、回転部材207
の各外周爪部207b〜207bに軸方向に相対的に摺動可能に
嵌装されている。しかして、ピストン204が、第2図に
て図示右方へ摺動し、その摩擦面にて各波バネ206a〜20
6aを圧縮しつつ各摩擦板206,208,206,208,206,208を介
し回転部材205の摩擦面を押圧して摩擦接触し回転部材2
02から回転部材140へのトルク伝達を可能にする。な
お、第2図にて、符号209はスラストベアリングを示
す。 電気−油圧機構300は、トロコイドポンプ302と、ハウ
ジング301の底部凹所内にOリング301cを介し嵌着した
電磁弁300aを有しており、トロコイドポンプ302は、回
転軸202の回転に応じ、ハウジング201の貯溜室201aから
ハウジング301の連通路301bを介し潤滑油をハウジング3
01内に汲上げ回転軸202の連通路202a内に圧油として吐
出する。電磁弁300aは、第4図及び第5図に示すごと
く、ソレノイド303を有しており、このソレノイド303
は、その中空部内に下方からステータコア304の中央凸
部304aを嵌装させて、各Oリング304b,305aを介し、ス
テータコア304とカバー305との間に同軸的に挾持されて
いる。円筒状のムービングコア306は、ソレノイド303の
中空部及びカバー305の中央環状部305b内に同軸的に摺
動可能に嵌装されており、ムービングコア306の大径内
孔部306a内には、コイルスプリング307が、ステータコ
ア304の中央凹部304aと、大径内孔部306aの上端部分に
係止する係止板306bとの間に介装されて、ムービングコ
ア306をカバー305の中央環状部305bの上壁に向けて付勢
する。 ムービングコア306の小径内孔部306c内には、断面T
字状の弁体308が、小径内孔部306cの上端部分に形成し
た環状の弁座306dに着座すべく軸方向に変位可能に嵌装
されており、この弁体308のロッド部308aは弁座306dを
通りムービングコア306の上端よりも上方に突出すべく
カバー305の上壁に向けて延出している。また、小径内
孔部306c内には、コイルスプリング309が係止板306bと
弁体308との間に介装されて組付けられており、このコ
イルスプリング309が弁体308を弁座306dに向けて付勢す
る。但し、コイルスプリング309のバネ定数はコイルス
プリング307のそれよりも小さく設定されている。 しかして、ムービングコア306が、第4図に示すよう
に、ソレノイド303の消磁下にてコイルスプリング307に
より上方へ付勢されて弁体308がロッド部308aにてカバ
ー305の上壁に当接しコイルスプリング309に抗し弁座30
6dから解離すると、ムービングコア306の小径内孔部306
cは、弁座306d、カバー305の上壁に穿設した各流入口30
5c,305c、及びハウジング301の連通路301dを通りハウジ
ング301の内部に導通し、一方、小径内孔部306cの周壁
部分に穿設した各連通孔306e、同小径内孔部306cの外周
に穿設した環状溝306f、及びカバー305の各流出口305d
を通りハウジング201の貯溜室201a内に連通する。換言
すれば、電磁弁300aはソレノイド303の消磁により開成
し、ハウジング301内の圧油を連通路301d、カバー305の
各流入口305c、ムービングコア306の弁座306d、小径内
孔部306c、連通路306e、環状溝306f及びカバー305の各
流出口305dを通しハウジング201の貯溜室201a内に吐出
するとともに、シリンダ203内の圧油をその各連通路203
a、回転軸202の連通路202a、ハウジング301内を通し上
述と同様に連通路301d〜各流出口305dから貯溜室201a内
に排出する。 一方、ムービングコア306が、第5図に示すように、
ソレノイド303の励磁下にてコイルスプリング307に抗し
ソレノイド303により下方へ吸引されて弁体308がロッド
308aのカバー305の上壁からの離脱のもとにコイルスプ
リング309によって付勢されて弁座306dに着座すると、
ムービングコア306の小径内孔部306cは、カバー305の各
流入口305c及び各流出口305dから遮断される。換言すれ
ば、電磁弁300aは、ソレノイド303の励磁により閉成
し、ハウジング301内の圧油及びシリンダ203内の圧油の
ムービングコア306の小径内孔部306c内への流入を遮断
する。 ベルト機構400は、第2図に示すごとく、上述のフロ
ントブラケット401を有しており、このフロントブラケ
ット401は、その環状のフランジ部401aにて、環状アダ
プタ402a及びベアリング402bを介し回転軸202に同軸的
に軸支されるとともにハウジング301に組付けられてい
る。ハブ403は、その環状軸部403aを回転軸202の外端部
にキー結合により嵌装されており、このハブ403は、環
状カラー404aを介するボルト404の回転軸202の外端部に
対する締着によって抜止めされている。Vプーリ405
は、両ベアリング406,406を介しフロントブラケット401
の円筒状ボス部401bに同軸的に回転可能に嵌装されてお
り、このVプーリ405の環状フランジ部405は、その内周
部にて、ハブ403の環状フランジ部403bの外周部に同軸
的に嵌着されている。なお、Vプーリ405はVベルト
(図示しない)によりエンジンに連結されている。ま
た、第2図にて符号406aはスナップリングを示す。 次に、電磁弁300aのソレノイド303を選択的に励磁す
るための電気回路構成について説明すると、温度センサ
500aは、前記エバポレータの出口の現実の温度を検出し
温度検出信号として発生する。車速センサ500bは当該車
両の現実の車速を検出しこれに比例する周波数にて順次
車速パルスを発生する。回転速度センサ500cは、エンジ
ンの現実の回転速度を検出しこれに比例する周波数にて
順次回転速度パルスを発生する。操作スイッチ600は、
エアコンディショナを作動させるとき操作されて操作信
号を発生する。 A−D変換器700aは温度センサ500aからの温度検出信
号をディジタル温度信号に変換する。波形整形器700b
は、車速センサ500bからの各車速パルスを波形整形し車
速整形パルスとして順次発生する。波形整形器700cは回
転速度センサ500cからの各回転速度パルスを波形整形し
回転速度整形パルスとして順次発生する。マイクロコン
ピュータ800は、コンピュータプログラムを、第7図に
示すフローチャートに従い、操作スイッチ600、A−D
変換器700a及び各波形整形器700b,700cとの協働さによ
り実行し、この実行中において、ソレノイド303に接続
した駆動回路900の制御に必要な演算を行う。なお、コ
ンピュータプログラムは、マイクロコンピュータ800のR
OMに予め記憶されている。また、マイクロコンピュータ
800は、当該車両のイグニッションスイッチIGの閉成に
よりバッテリBから給電を受け、操作スイッチ600から
の操作信号に応答してコンピュータプログラムの実行を
開始する。 以上のように構成した本実施例において、イグニッシ
ョンスイッチIGの閉成に伴うエンジンの始動下にて当該
車両を発進させるものとする。このとき、当該車両の変
速装置は第1速レンジにシフトされているものとする。
しかして、かかる状態にあっては、Vプーリ405がエン
ジンによりVベルトを介し駆動されてハブ403と共に回
転し、回転軸202が回転し、トロコイドポンプ302が貯溜
室201aから連通路301bを介しハウジング301内に潤滑油
を汲み上げ、圧油として、連通路301d及び開状態にある
電磁弁300aを介し貯溜室201a内に還流させる。従って、
多板クラッチ200が、トロコイドポンプ302からの圧油を
受けることなく、シリンダ204の摩擦面、各摩擦板206〜
206,208〜208及び回転部材207の摩擦面を相互に分離し
て維持する。このため、圧縮機100は停止したままであ
る。 このような段階において、操作スイッチ600から操作
信号を発生させれば、マイクロコンピュータ800が第7
図のフローチャートに従いコンピュータプログラムの実
行をステップ1000にて開始し、ステップ1010にて初期化
し、かつステップ1020にてA−D変換器700aからディジ
タル温度信号を受ける。このとき、エアコンディショナ
は、圧縮機100の停止下にて操作スイッチ600からの操作
信号に基き作動し始める。 しかして、ステップ1020におけるディジタル温度信号
の値(以下、ディジタル温度値Tという)が所定温度値
Toよりも1(℃)以上高ければ、マイクロコンピュータ
800がステップ1030にて「YES」と判別する。但し、(To
+1)は、圧縮機100の駆動の要否の判断基準としてマ
イクロコンピュータ800のROMに予め記憶されているもの
で、T≧(To+1)は、圧縮機100の駆動の必要性を表
わし、一方、T<(To+1)は圧縮機100の駆動の不要
性を表わす。然る後、マイクロコンピュータ800は、ス
テップ1040にて、波形整形器700bからの各車速整形パル
スに基き当該車両の車速(以下、車速Vという)を演算
するとともに、波形整形器700cからの各回転速度整形パ
ルスに基きエンジンの回転速度(以下、回転速度Nとい
う)を演算し、コンピュータプログラムをステップ1040
に進める。 然るに、ステップ1040における車速V及び回転速度N
が緩衝制御域A(第8図参照)にあるとすれば、ステッ
プ1050における判別が「YES」になる。かかる場合、緩
衝制御域Aは、多板クラッチ200を滑り係合下におくに
必要な領域を表わし、第8図の横軸と縦軸とによる座標
面上において、両直線a,d上並びに両直線a,d及び横軸に
より囲われる斜線領域によって、以下の根拠に基き特定
される。但し、各直線a,b,cは、当該車両の変速装置の
第1速,第2速,第3速への各シフト時におけるN−V
特性をそれぞれ表わす。 本発明者等は、圧縮機100へのエンジンからの動力伝
達時或いは動力遮断時における当該車両の車速の急低下
或いは急上昇という不具合の発生原因について種々の実
験により確認してみたところ、かかる不具合は、当該車
両の車速が低い程かつエンジンの回転速度が高い程、発
生し易いことが認識された。そこで、変速装置のシフト
位置を第1速,第2速及び第3速に変えながら車速Vと
回転速度Nとの関係において上述の不具合が生じ易い領
域を検討した結果、両直線a,d及び横軸により特定され
る領域が、多板クラッチ200の滑り係合制御に必要な領
域(即ち、緩衝制御域A)として特定できた。なお、緩
衝制御域Aは、緩衝制御域データとしてマップ等の形態
にてマイクロコンピュータ800のROMに予め記憶されてい
る。 上述のようなステップ1050における「YES」との判断
後、マイクロコンピュータ800が、ステップ1060にて、
電磁弁300aのソレノイド303の間欠的励磁に必要なデュ
ーティ比Daとステップ1050における最初の「YES」との
判別後の経過時間tとの間の比例関係を表わす第1デュ
ーティ比データに基き経過時間tに応じデューティ比Da
を増大させるように決定しこのデューティ比Daを第1出
力信号として発生する。但し、上述の第1デューティ比
データはマイクロコンピュータ800のROMに予め記憶され
ているもので、この第1デューティ比データにおける
(Da/t)に相当する正の比例定数は、上述の不具合を生
じないように定められている。 しかして、マイクロコンピュータ800から上述のよう
な第1出力信号が生じると、駆動回路900が、経過時間
tに比例するデューティ比データDaでもってソレノイド
300を間欠的に励磁し、電磁弁300aが、デューティ比デ
ータDaに伴い閉成時間を増大させつつ間欠的に閉成し、
トロコイドポンプ302から貯溜室201への圧油の還流量を
減少させながら各連通路202a,203aを介するトロコイド
ポンプ302からシリンダ203内への圧油の供給量を増大さ
せてピストン204をコイルスプリング204b及び各波バネ2
06aに抗し摺動させてゆく。 すると、ピストン204の摩擦面及び各摩擦板206〜206
と各摩擦板208〜208及び回転部材207の摩擦面との間の
各滑り摩擦接触力がデューティ比Daの増大に応じ増大し
エンジンの動力のピストン204及び各摩擦板206〜206か
ら各摩擦板208〜208及び回転部材207への伝達度合を増
大させてゆく。換言すれば、多板クラッチ200がその滑
り摩擦接触力をデューティ比Daに応じ増大させながらエ
ンジンの動力の回転軸202から回転軸140への伝達度合を
増大させてゆく。このことは、かかる動力の伝達度合の
増大に応じ回転軸140が回転軸202の回転速度に向けて増
速回転してゆくことを意味する。 従って、圧縮機100が、回転軸140の増速回転に応じ、
各ラディアルベーン151〜151を半径方向に摺動させつつ
ロータ150を増速回転させて、エバポレータからエンド
ブラケット120の吸入孔を介する可変圧力室内への冷媒
の吸入量を増大させながら同吸入冷媒を圧縮しハウジン
グ110の吐出孔から吐出室111内に吐出する。ついで、吐
出室111内の冷媒がエンドブラケット130の連通孔131及
びリアカバー160の連通室を通り分離室162内にて潤滑油
と分離されてコンデンサに流入する。一方、分離された
潤滑油は貯溜室163内に貯溜される。 換言すれば、各ステップ1030,1050における「YES」と
の判別後、経過時間tに応じ増大するデューティ比Daが
第1出力信号としてステップ1060にて発生され、両ステ
ップ1080,1090の循環演算中において、電磁弁300aの間
欠的閉成制御が、デューティ比Daに応じた閉成時間の増
大のもとに行なわれて多板クラッチ200へのトロコイド
ポンプ302からの供給圧油量をデューティ比Daに応じて
増大させ、多板クラッチ200の滑り摩擦力による動力の
伝達度合が前記供給圧油量の増大に応じて増大し圧縮機
100の冷媒吐出量を順次増大させる。このため、エンジ
ンに対する圧縮機100の負荷としての作用が経時的にデ
ューティ比Daでもって増大することとなり、その結果、
エンジンの回転速度の急低下を伴うことなくかつ多板ク
ラッチ200の耐久性を必要以上に高くすることなく当該
車両の車速をそのまま維持し得る。 このような状態において、ステップ1090における判別
が「YES」になると、マイクロコンピュータ800がステッ
プ1100にてステップ1040における場合と同様に車速V及
び回転速度Nを演算する。このことは、エバポレータの
出口の温度のTo以下への低下により圧縮機200を停止さ
せてよいとの判断のもとにV,Nを演算することを意味す
る。しかして、ステップ1110における判別がステップ10
50におけると同様に「YES」となれば、マイクロコンピ
ュータ800が、ステップ1120にて、第1出力信号を消滅
させるとともに、デューティ比Db(デューティ比Daに対
応)とステップ1110における「YES」との判別後の経過
時間taとの間の反比例関係を表わす第2デューティ比デ
ータに基き経過時間taに応じデューティ比Dbを減少させ
るように決定しこのデューティ比Dbを第2出力信号とし
て発生する。但し、上述の第2デューティ比データはマ
イクロコンピュータ800のROMに予め記憶されているもの
で、この第2デューティ比データにおける反比例定数は
前記比例定数を実質的に同様に定めてある。 しかして、マイクロコンピュータ800から上述のよう
な第2出力信号が第1出力信号の消滅と共に生じると、
駆動回路900が、経過時間taに反比例するデューティ比D
bでもってソレノイド303を間欠的に励磁し、電磁弁300a
が、デューティ比Dbに伴い閉成時間を減少させつつ間欠
的に閉成し、トロコイドポンプ302から貯溜室201への圧
油の還流量を増大させながらトロコイドポンプ302から
シリンダ203内への圧油の供給量を減少させてピストン2
04をコイルスプリング204b及び各波バネ206aによりシリ
ンダ203内に向け摺動させてゆく。 すると、ピストン204の摩擦面及び各摩擦板206〜206
と各摩擦板208〜208及び回転部材207の摩擦面との間の
各滑り摩擦接触力がデューティ比Dbの減少に応じ減少し
エンジンの動力のピストン204及び各摩擦板206〜206か
ら各摩擦板208〜208及び回転部材207への伝達度合を減
少させてゆく。換言すれば、多板クラッチ200がその滑
り摩擦接触力をデューティ比Dbに応じ減少させながらエ
ンジンの動力の回転軸202から回転軸140への伝達度合を
減少させてゆく。このことは、かかる動力の伝達度合の
減少に応じ回転軸140の回転速度が低下してゆくことを
意味する。 従って、圧縮機100が、回転軸140の減速回転に応じ、
各ラディアルベーン151〜151を半径方向に摺動させつつ
ロータ150を減速回転させて、エバポレータから可変圧
力室内への冷媒の吸入量を減少させながら同吸入冷媒を
圧縮し吐出室111内に吐出する。以後、上述と同様に吐
出室111内の冷媒が潤滑油から分離されてコンデンサに
流入する。 換言すれば、各ステップ1090,1110における「YES」と
の判別後、経過時間taに応じ減少するデューティ比Dbが
第2出力信号としてステップ1120にて発生され、電磁弁
300aの間欠的閉成制御が、デューティ比Dbに応じた閉成
時間の減少のもとに行なわれて多板クラッチ200へのト
ロコイドポンプ302からの供給圧油量をデューティ比Db
に応じて減少させ、多板クラッチ200の滑り摩擦力によ
る動力の伝達度合が前記供給圧油量の減少に応じて減少
し圧縮機100が冷媒吐出量を順次減少させる。このた
め、エンジンに対する圧縮機100の負荷としての作用が
経時的にデューティ比Dbでもって減少することとなり、
その結果、エンジンの回転速度の急上昇を伴うことなく
かつ多板クラッチ200の耐久性を必要以上に高めること
なく当該車両の車速をそのまま維持し得る。 また、ステップ1050における判別が「NO」となった場
合には、マイクロコンピュータ800が、ステップ1070に
て、デューティ比Da=100(%)を第3出力信号として
発生し、これに応答して駆動回路900がDa=100(%)で
もってソレノイド303を励磁し電磁弁300aを閉状態に維
持する。このため、トロコイドポンプ302からの全圧油
がシリンダ203内に供給されて多板クラッチ200が滑りを
伴うことなく完全に係合し回転軸140の回転速度を回転
軸202のそれに急上昇させる。このことは、圧縮機100が
回転軸140の回転速度でもって冷媒を吐出することを意
味する。また、ステップ11110における判別が「NO」と
なった場合には、マイクロコンピュータ800がステップ1
130にて第3出力信号を消滅させ、これに応答して電磁
弁300aが開成状態に維持される。このため、多板クラッ
チ200が即座に解離して回転軸140の回転速度を急低下さ
せる。これらの場合、緩衝制御域AからV,Nが外れてい
るので、エンジンの回転速度の急低下或いは急上昇、即
ち当該車両の急減速或いは急上昇を招くことはない。 なお、上記作用においては、変速装置を第1速にシフ
トした例について説明したが、これに限ることなく、変
速装置を第2速或いは第3速にシフトしても同様の作用
及びその効果を達成し得る。 また、本発明の実施にあたっては、多板クラッチ200
に限ることなく、例えば、電磁パウダークラッチ,電磁
単板クラッチ或いは電磁多板クラッチを採用して実施し
てもよい。 また、本発明の実施にあたっては、例えば30km/h以下
の車速、変速装置のシフト位置と車速、或いは変速装置
のシフト位置とエンジンの回転速度によって緩衝制御域
Aを特定するようにしてもよく、又は、当該車両のスロ
ットル弁の開度と車速によって緩衝制御域B(第9図の
斜線領域参照)を特定するようにしても、前記実施例と
実質的に同様の作用効果を達成し得る。
Description: TECHNICAL FIELD The present invention relates to a clutch control device for a compressor,
In particular, it is applied to compressors such as air conditioners for vehicles.
To a clutch control device. (Prior art) Conventionally, for example, in compressors for air conditioners for vehicles
In the attached electromagnetic clutch control device,
For air conditioning, engage or disengage the electromagnetic clutch.
To transmit the power of the engine to the compressor, or
The engine power was cut off from the compressor. (Problems to be solved by the invention) However, in such a configuration, the electromagnetic
When the switch is engaged or disengaged, engagement noise or dissociation noise
This hindered the quietness of the vehicle. Also, electromagnetic
When the clutch is engaged, the compressor applies a load to the engine.
Due to the sudden addition, the engine speed drops rapidly and the vehicle
There is a problem that the vehicle is suddenly decelerated. On the other hand,
When the latch is disengaged, the load
The engine speed suddenly rises
This causes a problem that the vehicle is rapidly accelerated. Ma
Such a phenomenon is particularly remarkable in a small car. In response, the electromagnetic clutch can be
Buffered disengagement due to buffer engagement or sliding dissociation
To solve the above-mentioned problems.
It is. However, when the electromagnetic clutch is engaged or disengaged
Sometimes, if you always want to buffer or disengage,
The durability of the electromagnetic clutch must be designed unnecessarily high.
No. Therefore, the present invention has
In the compressor, buffer engagement control or release of the clutch is performed.
Dissociation control is now limited to certain conditions
It is intended to provide a clutch control device. (Means for Solving the Problems) In solving the above problems, according to the present invention, FIG.
As shown, the power of the engine 1 mounted on the vehicle is
2 which is transmitted to the compressor 2 and disconnected by disengagement from the compressor.
Means 3 and control to engage or disengage this clutch means
And a control means 4 for controlling the clutch means.
Whether the load on the engine is changing rapidly
A judgment means 5 for judging is provided, and the judgment means makes a sudden change in the load on the engine.
The control means determines that the
Control to instantly engage or disengage switch means
The determination means determines that the load on the engine is suddenly increased.
When it is determined that the state is changing, the control means
The clutch means is disengaged or disengaged through the sliding engagement state.
Control in the compressor, characterized in that
A latch control device is provided. (Operation and Effect) By configuring the present invention as described above, the determining means
However, as described above, the load on the engine changes rapidly
If it is determined that the clutch is not in the state,
The steps are controlled to instantaneously engage or disengage. This reduces the transmission of power from the engine to the compressor.
This is instantaneous due to the instantaneous engagement of the latch means.
Since the load on the gin does not change rapidly, the vehicle speed
It does not change rapidly. Further, as described above, the determination means determines whether the load on the engine is high.
When it is determined that
Means slipping or disengaging the clutch means via the engaged state.
Control so that they are separated. This reduces the transmission of power from the engine to the compressor.
This is done gradually in response to the sliding engagement of the latch means. this child
Is the amount of time the compressor acts on the engine
It means that the situation changes gradually. For this reason, the clutch means was instantaneously engaged or disengaged.
The sudden change in load on the engine that might occur
As a result, the vehicle speed can be reduced rapidly.
It can be maintained without causing drastic changes. Further, in the present invention, as described above,
The load on the engine changes drastically due to merging or dissociation
Only when it is in the state, the slip engagement control of the clutch means is performed.
The durability of the clutch means is unnecessary.
It is not necessary to be high. (Example) Hereinafter, an example of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 2, reference numeral 100 denotes a vehicle air conditioner.
The compressor 100 is shown in FIG.
Multi-plate clutch 200, electro-hydraulic mechanism 300 and belt mechanism
It is connected via 400 to the engine of the vehicle. compression
The machine 100 is provided with a cylindrical housing 110.
On both sides of the jing 110, both end brackets 120, 130,
Coaxial with each other and eccentric with respect to the axis of the housing 110
It is assembled. In such a case, both end brackets 12
The assembly of the housing 130 and the housing 130 is performed by the belt mechanism 40.
0 front bracket 401, electro-hydraulic mechanism 300 how
Zing 301, cylindrical housing 2 for hydraulic multi-plate clutch 200
01, end bracket 120, housing 110 and end bracket
Bolt 170 through racket 130 against rear cover 160
This is done by tightening. The rotating shaft 140 has bearings at its shaft ends 141 and 142.
To the end brackets 120 and 130 via
It is more rotatably supported, and this rotating shaft 140 has
A rotor 150 is supported in the housing 110. Ma
In addition, the rotor 150 includes a plurality of radial vanes 151 to 151.
Can slide in the radial direction, as shown in FIGS. 2 and 3.
Noh is fitted from the outside.
Parts 151 to 151 are formed on the outer peripheral surface of the rotor 150 and the housing 110.
Each variable pressure chamber is formed between the inner peripheral surface and the inner peripheral surface. In such cases,
The largest volume of each variable pressure chamber is
Evaporate through the suction hole (not shown) of racket 120
(Not shown), while each of the variable pressure chambers
The one with the minimum volume of
(Not shown) through the discharge chamber 111 attached to the housing 110
Is in communication with Thus, the rotor 150 is
Slide each radial vane 151-151 in the radial direction according to the rotation.
It rotates while moving, and the refrigerant (lubricating oil
Variable pressure through the suction hole of the end bracket 120
Inhalation into one of the chambers (with maximum volume), then allowed
The refrigerant is compressed as the volume of the variable pressure chamber decreases,
Through the discharge hole of the housing 110 as a compressed refrigerant, the discharge chamber 111
Discharge inside. The rear cover 160 is attached to the end cover via the annular adapter 160a.
This is mounted coaxially on the racket 130, this
Inside the rear cover 160, a communication chamber 161, a separation chamber 162, and a storage
A chamber 163 is formed. The communication room 161 has an end bracket
The discharge chamber 111 communicates with the discharge chamber 111 through the communication hole 131 of the
The compressed refrigerant in the exit chamber 111 is introduced through the communication hole 131 to separate the separation chamber.
162. The separation chamber 162 is compressed from the communication chamber 161.
When lubricating oil in the refrigerant is separated and stored in storage chamber 163
The remaining compressed refrigerant flows into a condenser (not shown).
To enter. The lubricating oil in the storage chamber 163 is
With the bottom wall communication hole 163a, and the rear cover 160 of the bolt 170
Screw part and end bracket 130, housing 110,
Each play space formed in the insertion part with the end bracket 120
To return to the storage chamber 201a of the housing 201
Has become. The hydraulic multi-plate clutch 200 has a rotating shaft 202,
The rotating shaft 202 is provided at its center via a seal 301a.
It is rotatably supported by the housing 301, and its inner end
At the shaft end 141 of the rotating shaft 140 via the bearing 141a.
It is rotatably supported. The rotating shaft 202 has an annular middle
A cylinder 203 having an empty portion is a left portion in the housing 201.
This cylinder is fitted coaxially by press fitting.
The hollow part of 203 introduces pressure oil generated in the housing 301.
The inner circumferential wall communication passage 203a of the cylinder 203 and the rotation shaft 202
Through the H-shaped communication passage 202a into the housing 301.
I have. In FIG. 2, reference numeral 203b denotes a thrust bearing.
Is shown. In the hollow part of the cylinder 203, there is a piston
2 and 3, the O-ring 204
a slidably fitted in the axial direction through a
The ton 204 passes through the inner peripheral wall communication passage 203a at the back wall 204c.
It is slid to the right in FIG. Koi
The spring 204b in the hollow part of the piston 204.
From the outside to the inner wall of the
Between the back wall 204c of the spring 204 and the stepped annular spline hub 205.
And urges the piston 204 to the left as shown in FIG.
(See FIGS. 2 and 3). Spline hub 205
Is located inside the housing 201 as shown in FIGS.
At the inner peripheral wall end of the cylinder 203 and the inner end of the rotary shaft 202.
The rotation shaft 202 is inserted between the snap ring 202b and the snap ring 202b.
The spline hub 205 is fitted coaxially
The spline portion 205a has three annular friction plates 206 to 206
(Only one friction plate 206 is shown in FIG. 3).
At the inner circumference, spline connection is possible to slide only in the axial direction.
Have been. Each friction plate 206-206 is a spline hub 205
So that it does not come off,
(Hereinafter referred to as friction surface) and held between the annular collar 205b
The inner peripheral portions and the collars of these friction plates 206 to 206 are provided.
-205b, annular wave springs 206a to 206a (FIG. 3)
Shows only a single wave spring)
The friction plates 206-206 and the collar 205b are loosely fitted to each other.
Energize to dissociate. The color 205b is
The line hub 205 and the snap fit on the spline hub 205
It is pinched between the pulling 205c. The rotating member 207 having a substantially U-shaped cross section is shown in FIGS. 2 and 3.
As shown, each of the inner peripheral claw portions 207a to 207a is
By engaging with the claw portions 141b to 141b of the shaft end portion 141,
The right side of the housing 201 shown in FIG.
To rotate coaxially with the cylinder 203 and piston 204
The rotary member 207 is rotatably supported by a shaft 140.
Three friction plates 208 to 208 (in FIG. 3, a single friction plate
208 only), but loosely fit coaxially to spline hub 205
Have been. Each of the friction plates 208 to 208 is a rotating part.
The bottom of the hollow part of the material 207 (hereinafter referred to as friction surface) and each friction
The friction plates 208-2 are alternately interposed between the plates 206-206.
The recesses 208b to 208b formed on the outer periphery of the
Slidable in the axial direction relative to the outer peripheral claw portions 207b to 207b of
Fitted. Then, the piston 204 is
And slide to the right in the figure, and the wave springs 206a to 206
6a through each friction plate 206, 208, 206, 208, 206, 208 while compressing
And presses the friction surface of the rotating member 205 to make frictional contact with the rotating member 2.
Transmission of torque from 02 to rotating member 140 is enabled. What
In FIG. 2, reference numeral 209 denotes a thrust bearing.
You. The electro-hydraulic mechanism 300 includes a trochoid pump 302 and a
Fitted in the bottom recess of the jing 301 via the O-ring 301c
It has a solenoid valve 300a, and the trochoid pump 302
According to the rotation of the rotating shaft 202, from the storage chamber 201a of the housing 201
Lubricant is supplied to the housing 3 through the communication passage 301b of the housing 301.
01 Pumped as pressure oil into the communication passage 202a of the pumping rotary shaft 202
Put out. The solenoid valve 300a is as shown in FIGS. 4 and 5.
And has a solenoid 303, and this solenoid 303
Is the central protrusion of the stator core 304 from below in its hollow part.
The part 304a is fitted, and through each O-ring 304b, 305a,
Coaxially sandwiched between theta core 304 and cover 305
I have. The cylindrical moving core 306 is provided with a solenoid 303
Slide coaxially into the hollow portion and the central annular portion 305b of the cover 305.
It is fitted so that it can move, and is within the large diameter of the moving core 306.
A coil spring 307 is provided in the hole 306a.
In the central recess 304a of the hole 304 and the upper end of the large-diameter inner hole 306a.
It is interposed between the locking plate 306b and the moving plate.
A 306 is biased toward the upper wall of the central annular portion 305b of the cover 305.
I do. In the small diameter inner hole portion 306c of the moving core 306, a cross section T
A valve body 308 is formed at the upper end of the small bore 306c.
To be displaceable in the axial direction to seat on the closed annular valve seat 306d
The rod portion 308a of the valve body 308 has a valve seat 306d.
To protrude above the upper end of the moving core 306
The cover 305 extends toward the upper wall. Also within the small diameter
In the hole 306c, a coil spring 309 is engaged with the locking plate 306b.
It is interposed and assembled between the valve body 308 and this
Il spring 309 biases valve body 308 toward valve seat 306d.
You. However, the spring constant of the coil spring 309 is
It is set smaller than that of the pulling 307. Then, the moving core 306 is moved as shown in FIG.
To the coil spring 307 under the demagnetization of the solenoid 303
The valve body 308 is urged upward to cover the rod 308a.
ー Abuts the upper wall of 305 against valve spring 30 against coil spring 309
When dissociated from 6d, small-diameter inner hole 306 of moving core 306
c is the valve seat 306d, each inlet 30 formed in the upper wall of the cover 305.
5c, 305c and the housing 301 through the communication passage 301d of the housing 301.
The inner wall of the small-diameter inner hole 306c
Outer perimeter of each communication hole 306e and small diameter inner hole 306c
An annular groove 306f perforated in each hole and each outlet 305d of the cover 305
Through the storage chamber 201a of the housing 201. Paraphrase
The solenoid valve 300a is opened by the demagnetization of the solenoid 303.
Then, the pressurized oil in the housing 301 passes through the communication passage 301d and the cover 305.
Within each inlet 305c, valve seat 306d of moving core 306, small diameter
Each of the hole 306c, the communication passage 306e, the annular groove 306f, and the cover 305
Discharge into the storage chamber 201a of the housing 201 through the outlet 305d
And pressurized oil in the cylinder 203
a, through the communication passage 202a of the rotating shaft 202 and the inside of the housing 301
As described above, from the communication passage 301d to each outlet 305d to the inside of the storage chamber 201a.
To be discharged. On the other hand, as shown in FIG.
Against the coil spring 307 under the excitation of the solenoid 303
The valve body 308 is sucked downward by the solenoid 303 and the rod
The coil sprung from the upper wall of 308a
When seated on the valve seat 306d by being biased by the ring 309,
The small-diameter inner hole 306c of the moving core 306 is
It is shut off from the inlet 305c and each outlet 305d. Paraphrase
For example, the solenoid valve 300a is closed by the excitation of the solenoid 303.
The pressure oil in the housing 301 and the pressure oil in the cylinder 203.
Blocks the inflow of the moving core 306 into the small-diameter inner hole 306c.
I do. The belt mechanism 400, as shown in FIG.
With a front bracket 401
The cutout 401 is formed by an annular flange 401a.
Coaxial with the rotating shaft 202 via the stopper 402a and the bearing 402b
And is attached to the housing 301.
You. The hub 403 has an annular shaft portion 403a formed at the outer end of the rotation shaft 202.
The hub 403 is fitted with a ring.
To the outer end of the rotating shaft 202 of the bolt 404 through the collar 404a.
It has been locked by tightening. V pulley 405
Is the front bracket 401 via both bearings 406,406
Is rotatably fitted coaxially to the cylindrical boss 401b of
The annular flange 405 of the V pulley 405
At the outer periphery of the annular flange 403b of the hub 403
Is fitted. The V pulley 405 is a V belt
(Not shown) connected to the engine. Ma
In FIG. 2, reference numeral 406a indicates a snap ring. Next, the solenoid 303 of the solenoid valve 300a is selectively excited.
The electrical circuit configuration for
500a detects the actual temperature at the outlet of the evaporator
Generated as a temperature detection signal. The vehicle speed sensor 500b is
Detect both actual vehicle speeds and sequentially at frequencies proportional to this
Generates a vehicle speed pulse. The rotation speed sensor 500c is
The actual rotational speed of the
A rotation speed pulse is generated sequentially. The operation switch 600
Operated when operating the air conditioner
Issue a signal. The A / D converter 700a receives a temperature detection signal from the temperature sensor 500a.
Signal to a digital temperature signal. Waveform shaper 700b
Is the waveform shaping of each vehicle speed pulse from the vehicle speed sensor 500b.
Generated sequentially as a speed shaping pulse. Waveform shaper 700c
The waveform of each rotation speed pulse from the rotation speed sensor 500c is shaped.
It is sequentially generated as a rotation speed shaping pulse. Microcon
Computer 800 is a computer program that
According to the flowchart shown, the operation switches 600, A-D
In cooperation with the converter 700a and the waveform shapers 700b and 700c,
Connected to the solenoid 303 during this execution.
An operation necessary for controlling the drive circuit 900 thus performed is performed. In addition,
Computer program, microcomputer 800 R
It is stored in the OM in advance. Also a microcomputer
800 is used to close the ignition switch IG of the vehicle.
From the battery B and from the operation switch 600
Execution of a computer program in response to an operation signal
Start. In this embodiment configured as described above, the ignition
When the engine starts with the switch IG closed,
The vehicle shall be started. At this time, the change of the vehicle
It is assumed that the speed device has been shifted to the first speed range.
Therefore, in such a state, the V pulley 405
Driven by the gin through the V-belt and rotated with the hub 403
Rotate, the rotating shaft 202 rotates, and the trochoid pump 302 accumulates
Lubricating oil from the chamber 201a into the housing 301 via the communication passage 301b
Is pumped and is in the open state with the communication passage 301d as pressure oil.
It is returned to the storage chamber 201a via the solenoid valve 300a. Therefore,
The multi-plate clutch 200 receives pressure oil from the trochoid pump 302.
The friction surface of the cylinder 204 and each friction plate 206-
206, 208 to 208 and the friction surface of the rotating member 207 are separated from each other.
To maintain. For this reason, the compressor 100 remains stopped.
You. At this stage, the user operates the operation switch 600.
When a signal is generated, the microcomputer 800
Execute the computer program according to the flowchart in the figure.
Start line at step 1000 and initialize at step 1010
At step 1020, and
Receiving a temperature signal. At this time, the air conditioner
Is operated from the operation switch 600 when the compressor 100 is stopped.
It starts working based on the signal. Thus, the digital temperature signal in step 1020
(Hereinafter referred to as digital temperature value T) is a predetermined temperature value
If more than 1 (℃) higher than To, microcomputer
800 determines “YES” in step 1030. However, (To
+1) is used as a criterion for determining whether the compressor 100 needs to be driven.
What is stored in advance in the ROM of the microcomputer 800
And T ≧ (To + 1) indicates the necessity of driving the compressor 100.
On the other hand, T <(To + 1) does not require driving the compressor 100
Represents sex. After that, the microcomputer 800
At step 1040, each vehicle speed shaping pulse from waveform shaper 700b
The vehicle speed (hereinafter referred to as vehicle speed V) based on the
And the rotation speed shaping parameters from the waveform shaper 700c.
Engine speed (hereinafter referred to as rotation speed N)
U) calculate the computer program step 1040
Proceed to Accordingly, the vehicle speed V and the rotation speed N in step 1040
Is in the buffer control area A (see FIG. 8),
The determination in step 1050 is “YES”. In such cases, loose
The impulse control range A is for keeping the multi-plate clutch 200 under sliding engagement.
The required area is represented by the coordinates on the horizontal and vertical axes in FIG.
On the surface, on both straight lines a and d, and on both straight lines a and d and the horizontal axis
Identification based on the following grounds by the shaded area surrounded by
Is done. However, each straight line a, b, c is the transmission of the vehicle.
NV at each shift to first speed, second speed, and third speed
The characteristics are shown respectively. The inventors of the present invention have reported that the power transmission from the engine to the compressor 100 is performed.
When the vehicle reaches or when the power is cut off
Alternatively, the actual cause of the
According to the test, such a problem was found to be
The lower the vehicle speed and the higher the engine speed,
It was recognized that it was easy to grow. So, the shift of the transmission
While changing the position to the first, second and third speeds,
The above problem is likely to occur in relation to the rotation speed N.
As a result of examining the area, the two straight lines a and d and the horizontal axis
The area required for sliding engagement control of the multi-plate clutch 200 is
Area (ie, buffer control area A). Note that
The collision control area A is in the form of a map or the like as buffer control area data.
Is stored in the ROM of the microcomputer 800 in advance.
You. Judgment of "YES" in step 1050 as described above
Thereafter, the microcomputer 800, in step 1060,
The duty required for intermittent excitation of solenoid 303 of solenoid valve 300a
Between the duty ratio Da and the first "YES" in step 1050
First du representing a proportional relationship between elapsed time t after determination and
Duty ratio Da according to elapsed time t based on the duty ratio data
And increase this duty ratio Da to the first output.
Generated as a force signal. However, the first duty ratio described above
The data is stored in the ROM of the microcomputer 800 in advance.
In the first duty ratio data,
The positive proportional constant corresponding to (Da / t) causes the above-mentioned problem.
It is stipulated not to be broken. Then, from the microcomputer 800,
When the first output signal is generated, the drive circuit 900 outputs the elapsed time
Solenoid with duty ratio data Da proportional to t
300 is intermittently excited, and the solenoid valve 300a
Closing intermittently while increasing the closing time with the
The amount of pressurized oil refluxed from the trochoid pump 302 to the storage chamber 201
Trochoid via each communication passage 202a, 203a while decreasing
Increase the amount of pressure oil supplied from pump 302 into cylinder 203
The piston 204 into the coil spring 204b and each wave spring 2
Slide against 06a. Then, the friction surface of the piston 204 and the friction plates 206 to 206
Between the friction plates 208 to 208 and the friction surface of the rotating member 207.
Each sliding friction contact force increases as the duty ratio Da increases.
Engine power piston 204 and friction plates 206-206
Increase the degree of transmission to each friction plate 208-208 and rotating member 207
I'll make it bigger. In other words, the multiple disc clutch 200 is
While increasing the frictional contact force according to the duty ratio Da.
The degree of transmission of engine power from the rotating shaft 202 to the rotating shaft 140
Increase. This means that the power transmission
As the rotation increases, the rotation shaft 140 increases toward the rotation speed of the rotation shaft 202.
It means that it rotates at high speed. Therefore, the compressor 100 responds to the rotational speed increase of the rotating shaft 140,
While sliding each radial vane 151-151 in the radial direction
Rotate the rotor 150 at an increased speed, and end from the evaporator.
Refrigerant into the variable pressure chamber through the suction hole of the bracket 120
Compresses the refrigerant while increasing the suction volume of
The discharge is performed into the discharge chamber 111 from the discharge hole of the plug 110. Then vomit
Refrigerant in the exit room 111 passes through the communication holes 131 of the end bracket 130.
Lubricating oil in the separation chamber 162 through the communication chamber of the rear cover 160
And flows into the capacitor. Meanwhile, isolated
The lubricating oil is stored in the storage chamber 163. In other words, “YES” in each of steps 1030 and 1050
Is determined, the duty ratio Da that increases with the elapsed time t is
Generated as the first output signal in step 1060,
Between the solenoid valve 300a during the circulation calculation of 1080 and 1090
Intermittent closing control increases the closing time according to the duty ratio Da.
Trochoid to multi-disc clutch 200 performed under great
The amount of pressure oil supplied from the pump 302 depends on the duty ratio Da.
Power by the sliding friction force of the multi-plate clutch 200.
The degree of transmission increases as the supply pressure oil amount increases,
The refrigerant discharge amount of 100 is sequentially increased. Because of this,
The effect of the compressor 100 as a load on the compressor
Duty ratio Da, and as a result,
Without a sudden decrease in engine speed
Without increasing the durability of the latch 200 unnecessarily,
The vehicle speed of the vehicle can be maintained as it is. In such a state, the determination in step 1090
Is set to “YES”, the microcomputer 800
In step 1100, the vehicle speed V and
And the rotation speed N are calculated. This means that the evaporator
Compressor 200 shuts down due to outlet temperature drop below To
Means to calculate V and N based on the judgment that
You. Thus, the determination in step 1110 is
If the answer is “YES” as in the case of 50,
800 turns off the first output signal in step 1120
The duty ratio Db (duty ratio Da
Response) and after the determination of “YES” in step 1110
A second duty ratio data representing an inversely proportional relationship with time ta
The duty ratio Db according to the elapsed time ta based on the data
And this duty ratio Db is used as the second output signal.
Occur. However, the second duty ratio data described above is
What is stored in advance in the ROM of the microcomputer 800
The inverse proportional constant in the second duty ratio data is
The proportionality constant is substantially determined similarly. Then, from the microcomputer 800,
When the second output signal occurs along with the disappearance of the first output signal,
The drive circuit 900 has a duty ratio D that is inversely proportional to the elapsed time ta.
b to excite the solenoid 303 intermittently, and the solenoid valve 300a
But intermittent while reducing the closing time with the duty ratio Db
And the pressure from the trochoid pump 302 to the storage chamber 201 is closed.
From the trochoid pump 302 while increasing the amount of oil reflux
Reduce the amount of pressurized oil supplied into the cylinder 203 to
04 by the coil spring 204b and each wave spring 206a.
And slide it into the cylinder 203. Then, the friction surface of the piston 204 and the friction plates 206 to 206
Between the friction plates 208 to 208 and the friction surface of the rotating member 207.
Each sliding friction contact force decreases as the duty ratio Db decreases.
Engine power piston 204 and friction plates 206-206
Reduce the degree of transmission to each friction plate 208-208 and rotating member 207
I will reduce it. In other words, the multiple disc clutch 200 is
While reducing the frictional contact force according to the duty ratio Db.
The degree of transmission of engine power from the rotating shaft 202 to the rotating shaft 140
Decrease it. This means that the power transmission
Check that the rotation speed of the rotating shaft 140 decreases as the
means. Therefore, the compressor 100 responds to the reduced rotation of the rotating shaft 140,
While sliding each radial vane 151-151 in the radial direction
Rotate the rotor 150 at a reduced speed and set the variable pressure from the evaporator.
While reducing the amount of refrigerant sucked into the power chamber,
It is compressed and discharged into the discharge chamber 111. After that, discharge as described above.
The refrigerant in the outlet 111 is separated from the lubricating oil and
Inflow. In other words, “YES” in steps 1090 and 1110
Is determined, the duty ratio Db that decreases according to the elapsed time ta is
Generated in step 1120 as the second output signal, the solenoid valve
Intermittent closing control of 300a closes according to duty ratio Db
The time required to reduce the time
The amount of pressure oil supplied from the locoid pump 302 is changed to the duty ratio Db.
In accordance with the sliding friction force of the multi-plate clutch 200.
Power transmission decreases as the supply pressure oil volume decreases
Then, the compressor 100 sequentially reduces the refrigerant discharge amount. others
Therefore, the effect of the load of the compressor 100 on the engine
It will decrease with the duty ratio Db over time,
As a result, without a sudden increase in engine speed
And to increase the durability of the multi-plate clutch 200 more than necessary.
Therefore, the vehicle speed of the vehicle can be maintained as it is. If the determination in step 1050 is “NO”,
In this case, the microcomputer 800 proceeds to step 1070.
And the duty ratio Da = 100 (%) as the third output signal
And the driving circuit 900 responds to this with Da = 100 (%).
The solenoid 303 is excited to keep the solenoid valve 300a closed.
Carry. Therefore, the total pressure oil from the trochoid pump 302
Is supplied into the cylinder 203 and the multi-plate clutch 200 slips.
Completely engaged without rotating, rotating the rotation speed of the rotating shaft 140
Jump up to that of axis 202. This means that the compressor 100
It is intended to discharge refrigerant at the rotation speed of the rotating shaft 140.
To taste. In addition, the determination in step 11110 is “NO”.
If this happens, the microcomputer 800 goes to step 1
At 130, the third output signal is extinguished, and the
The valve 300a is kept open. Because of this,
Switch 200 is immediately dissociated and the rotation speed of the rotating shaft 140 is rapidly reduced.
Let In these cases, V and N are out of the buffer control area A.
As a result, the engine speed suddenly drops or rises
That is, the vehicle does not suddenly decelerate or ascend. In the above operation, the transmission is shifted to the first speed.
The example described above was explained, but without being limited to this,
The same operation is performed even if the speed device is shifted to the second or third speed.
And its effects can be achieved. In implementing the present invention, the multi-plate clutch 200
Without limitation, for example, electromagnetic powder clutch, electromagnetic
Use a single-plate clutch or an electromagnetic multi-plate clutch to implement
You may. In the practice of the present invention, for example, 30 km / h or less
Vehicle speed, transmission shift position and vehicle speed, or transmission
Buffer control range depending on the shift position of the
A may be specified, or the slot of the vehicle may be specified.
The buffer control range B (FIG. 9)
(Refer to the hatched area).
Substantially the same effect can be achieved.

【図面の簡単な説明】 第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は、圧縮機、多板クラッチ、電気−油圧機
構及びベルト機構の断面図、第3図は多板クラッチ及び
圧縮機の各構成部材の分解斜視図、第4図は電磁弁の開
成状態を示す断面図、第5図は電磁弁の閉成状態を示す
断面図、第6図は電磁弁のソレノイドのための電気回路
を示すブロック図、第7図は第6図におけるマイクロコ
ンピュータの作用を示すフローチャート、第8図は回転
速度Nと車速Vとの関係による緩衝制御域Aを示す図、
及び第9図はスロットル弁の開度と車速Vとの関係によ
る緩衝制御域Bを示す図である。 符号の説明 100……圧縮機、200……多板クラッチ、300……電気−
油圧機構、300a……電磁弁、302……トロコイドポン
プ、400……ベルト機構、500a……温度センサ、500b…
…車速センサ、500c……回転速度センサ、800……マイ
クロコンピュータ、900……駆動回路。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram corresponding to the structure of the invention described in the claims, FIG. 2 is a sectional view of a compressor, a multi-plate clutch, an electro-hydraulic mechanism and a belt mechanism, and FIG. FIG. 4 is an exploded perspective view of each component of the multi-plate clutch and the compressor, FIG. 4 is a cross-sectional view showing an opened state of the solenoid valve, FIG. 5 is a cross-sectional view showing a closed state of the solenoid valve, and FIG. FIG. 7 is a block diagram showing an electric circuit for the solenoid of the solenoid valve, FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the microcomputer in FIG. 6, and FIG. 8 shows a buffer control area A based on the relationship between the rotation speed N and the vehicle speed V. Figure,
FIG. 9 is a diagram showing a buffer control range B based on the relationship between the opening of the throttle valve and the vehicle speed V. Description of reference numerals 100: compressor, 200: multi-plate clutch, 300: electric
Hydraulic mechanism, 300a ... Solenoid valve, 302 ... Trochoid pump, 400 ... Belt mechanism, 500a ... Temperature sensor, 500b ...
... Vehicle speed sensor, 500c ... Rotation speed sensor, 800 ... Microcomputer, 900 ... Drive circuit.

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 1.車両に搭載したエンジンの動力を係合により圧縮機
に伝達し当該圧縮機から解離により遮断するクラッチ手
段と、 このクラッチ手段を係合或いは解離させるように制御す
る制御手段とを備えたクラッチ制御装置において、 前記クラッチ手段の瞬時の係合或いは解離に伴う前記エ
ンジンへの負荷が急激に変化する状態にあるか否かを判
断する判断手段を設けて、 この判断手段が前記エンジンへの負荷が急激に変化する
状態にないと判断したとき、前記制御手段が前記クラッ
チ手段を瞬時に係合させ又は解離させるように制御し、 また、前記判断手段が前記エンジンへの負荷が急激に変
化する状態にあると判断したとき、前記制御手段が前記
クラッチ手段を滑り係合状態を経て係合或いは解離させ
るように制御することを特徴とする圧縮機におけるクラ
ッチ制御装置。
(57) [Claims] A clutch control device comprising: clutch means for transmitting the power of an engine mounted on a vehicle to a compressor by engagement and disconnecting from the compressor by disengagement; and control means for controlling the clutch means to be engaged or disengaged. In the above, there is provided a judgment means for judging whether or not the load on the engine accompanying the instantaneous engagement or disengagement of the clutch means is abruptly changed. When the control means determines that the state is not in a state of changing, the control means controls the clutch means to be instantaneously engaged or disengaged, and the determination means determines that the load on the engine changes rapidly. When it is determined that there is a clutch, the control means controls the clutch means to engage or disengage through a sliding engagement state. Clutch control device.
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