JP2697537B2 - Mr装置の1/4ラムダ線路選択回路 - Google Patents
Mr装置の1/4ラムダ線路選択回路Info
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- JP2697537B2 JP2697537B2 JP4360399A JP36039992A JP2697537B2 JP 2697537 B2 JP2697537 B2 JP 2697537B2 JP 4360399 A JP4360399 A JP 4360399A JP 36039992 A JP36039992 A JP 36039992A JP 2697537 B2 JP2697537 B2 JP 2697537B2
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- Japan
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- lambda
- switch
- pin diode
- selection circuit
- line selection
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRS(核磁気共鳴
現象を利用した生体スペクトロスコピー)等を行なうM
R装置に関し、とくにその受信系に挿入される1/4ラ
ムダ線路選択回路の改良に関する。
現象を利用した生体スペクトロスコピー)等を行なうM
R装置に関し、とくにその受信系に挿入される1/4ラ
ムダ線路選択回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】MR装置では、通常、RFコイルを送受
兼用型とするため、送信時と受信時の状態を確実に分離
する必要がある。そこで、送信時にはRF励起パルスが
受信系のシステムに入力されないよう、受信系までの線
路として1/4ラムダ長のケーブルを用いる。これは、
1/4ラムダ長のケーブルは、その一端を接地すると、
他端から見たインピーダンスが無限大になるという性質
を利用したものである。
兼用型とするため、送信時と受信時の状態を確実に分離
する必要がある。そこで、送信時にはRF励起パルスが
受信系のシステムに入力されないよう、受信系までの線
路として1/4ラムダ長のケーブルを用いる。これは、
1/4ラムダ長のケーブルは、その一端を接地すると、
他端から見たインピーダンスが無限大になるという性質
を利用したものである。
【0003】そして、MR装置でイメージングを行なう
場合は、取り扱う周波数が単一であるため1/4ラムダ
長のケーブルも1つでよいが、MRSを行なう場合に
は、多核種を測定しようとすると、その各々の核種に応
じて1/4ラムダ長のラインを用意し、それらを選択し
なければならないことになる。
場合は、取り扱う周波数が単一であるため1/4ラムダ
長のケーブルも1つでよいが、MRSを行なう場合に
は、多核種を測定しようとすると、その各々の核種に応
じて1/4ラムダ長のラインを用意し、それらを選択し
なければならないことになる。
【0004】そこで、従来では、各核種の周波数に応じ
て1/4ラムダ長に相当するケーブルを複数本具備し、
これらを高周波型のリレーで切り換えるようにした1/
4ラムダ線路選択回路が用いられている。
て1/4ラムダ長に相当するケーブルを複数本具備し、
これらを高周波型のリレーで切り換えるようにした1/
4ラムダ線路選択回路が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の1
/4ラムダ線路選択回路では、核種に応じた数だけの1
/4ラムダケーブルと、これらを切り換える高周波型リ
レーを用いなければならないので、装置が大きくなって
しまうという問題がある。また、機械接点式のリレーで
切り換えを行なうため、動作不良の原因となり、さらに
VSWR(電圧定在波比)の点で信号の整合性が悪化す
るおそれもあり、しかも高磁場中でリレーが誤動作を起
こしかねない、などの問題もある。
/4ラムダ線路選択回路では、核種に応じた数だけの1
/4ラムダケーブルと、これらを切り換える高周波型リ
レーを用いなければならないので、装置が大きくなって
しまうという問題がある。また、機械接点式のリレーで
切り換えを行なうため、動作不良の原因となり、さらに
VSWR(電圧定在波比)の点で信号の整合性が悪化す
るおそれもあり、しかも高磁場中でリレーが誤動作を起
こしかねない、などの問題もある。
【0006】この発明は、上記に鑑み、構成簡単で小型
化が可能であり、しかも動作不良や誤動作を起こすこと
がないように改善した、MR装置の1/4ラムダ線路選
択回路を提供することを目的とする。
化が可能であり、しかも動作不良や誤動作を起こすこと
がないように改善した、MR装置の1/4ラムダ線路選
択回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMR装置の1/4ラムダ線路選択回
路では、基板上に形成されたストリップラインと、該ラ
イン中の複数の核種に対応した1/4ラムダ長のそれぞ
れに相当する複数位置に設けられたスイッチ部とを有
し、該スイッチ部は、該位置で上記ストリップラインと
グラウンドとの間に接続された送信波長に応じて順方向
にバイアスされる第1のPINダイオードと、該ストリ
ップラインに直列に接続された送信波長に応じて逆方向
にバイアスされる第2のPINダイオードとから構成さ
れることが特徴となっている。
め、この発明によるMR装置の1/4ラムダ線路選択回
路では、基板上に形成されたストリップラインと、該ラ
イン中の複数の核種に対応した1/4ラムダ長のそれぞ
れに相当する複数位置に設けられたスイッチ部とを有
し、該スイッチ部は、該位置で上記ストリップラインと
グラウンドとの間に接続された送信波長に応じて順方向
にバイアスされる第1のPINダイオードと、該ストリ
ップラインに直列に接続された送信波長に応じて逆方向
にバイアスされる第2のPINダイオードとから構成さ
れることが特徴となっている。
【0008】
【作用】PINダイオードは順方向バイアス電流により
オン、逆方向バイアス電流によりオフとなる。そこで、
ある核種について測定する場合、その核種の共鳴波長の
RF励起パルスを送信するが、その送信時、その波長の
1/4の位置に挿入されたスイッチ部の第1のPINダ
イオードには順方向バイアス電流を流してこれをオンす
るとともに第2のPINダイオードには逆方向バイアス
電流を流してこれをオフする。そして、他のスイッチ部
の第1のPINダイオードは逆方向バイアス電流を流し
てオフさせるとともに第2のPINダイオードに順方向
バイアス電流を流してオンにする。すると、この波長の
信号に対してはインピーダンスが無限大となるので、送
信信号は受信系に入ることがなくなる。受信時には、す
べてのスイッチ部の第2のPINダイオードに順方向バ
イアス電流を流してこれらをすべてオンにし、且つ第1
のPINダイオードに逆方向バイアス電流を流してこれ
らをすべてオフにすれば、受信信号を受信機に送ってス
ペクトル測定を行なうことができる。
オン、逆方向バイアス電流によりオフとなる。そこで、
ある核種について測定する場合、その核種の共鳴波長の
RF励起パルスを送信するが、その送信時、その波長の
1/4の位置に挿入されたスイッチ部の第1のPINダ
イオードには順方向バイアス電流を流してこれをオンす
るとともに第2のPINダイオードには逆方向バイアス
電流を流してこれをオフする。そして、他のスイッチ部
の第1のPINダイオードは逆方向バイアス電流を流し
てオフさせるとともに第2のPINダイオードに順方向
バイアス電流を流してオンにする。すると、この波長の
信号に対してはインピーダンスが無限大となるので、送
信信号は受信系に入ることがなくなる。受信時には、す
べてのスイッチ部の第2のPINダイオードに順方向バ
イアス電流を流してこれらをすべてオンにし、且つ第1
のPINダイオードに逆方向バイアス電流を流してこれ
らをすべてオフにすれば、受信信号を受信機に送ってス
ペクトル測定を行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施例にかかる1/4ラムダ線路選択回路を用いた
MR装置のシステムの一部を模式的に示すものである。
この図1において、マグネット1の中の磁場中に図示し
ない被検体が配置され、この被検体にRFコイル2が取
り付けられる。このRFコイル2は送受兼用型のもの
で、ケーブル3及び分岐器5を介して送信系と受信系と
に接続される。分岐器5には、交叉ダイオード6を介し
てRF送信機7が接続される。また、この分岐器5には
RF受信機14に至るケーブル4が接続される。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施例にかかる1/4ラムダ線路選択回路を用いた
MR装置のシステムの一部を模式的に示すものである。
この図1において、マグネット1の中の磁場中に図示し
ない被検体が配置され、この被検体にRFコイル2が取
り付けられる。このRFコイル2は送受兼用型のもの
で、ケーブル3及び分岐器5を介して送信系と受信系と
に接続される。分岐器5には、交叉ダイオード6を介し
てRF送信機7が接続される。また、この分岐器5には
RF受信機14に至るケーブル4が接続される。
【0010】このケーブル4の一端とRF受信機14と
の間には、1/4ラムダスイッチ8と、プリアンプ9
と、フィルタユニット10とが挿入される。1/4ラム
ダスイッチ8は、基板81上に50Ω系のストリップラ
イン82を形成したもので、その適宜な箇所にスイッチ
部83が複数個(ここでは5個)設けられている。ここ
でストリップライン82を図に示すように蛇行させたの
は、コンパクトな形状で長さをかせぐためである。各ス
イッチ部83は、分岐器5からそれらまでの長さが、5
つの核種のそれぞれの1/4ラムダ長に相当する位置に
設けられる。
の間には、1/4ラムダスイッチ8と、プリアンプ9
と、フィルタユニット10とが挿入される。1/4ラム
ダスイッチ8は、基板81上に50Ω系のストリップラ
イン82を形成したもので、その適宜な箇所にスイッチ
部83が複数個(ここでは5個)設けられている。ここ
でストリップライン82を図に示すように蛇行させたの
は、コンパクトな形状で長さをかせぐためである。各ス
イッチ部83は、分岐器5からそれらまでの長さが、5
つの核種のそれぞれの1/4ラムダ長に相当する位置に
設けられる。
【0011】この5つのスイッチ部83は、すべて同一
構成で、図2に示すように、ストリップライン82に対
して並列接続された(他端はグラウンドに接続される)
PINダイオードD1と、直列接続されたPINダイオ
ードD2とを備えている。そして、バイアス電流I1〜
I5をそれぞれ流すことによって各スイッチ部83のP
INダイオードD1またはD2をオンさせる。各スイッ
チ部83において、L1、L2はチョークコイル、L3
はPINダイオードD2のバイアス用インダクタ、C
1、C2は直流阻止用キャパシタ、C3、C4はバイパ
スコンデンサである。また、C5も直流阻止用キャパシ
タである。
構成で、図2に示すように、ストリップライン82に対
して並列接続された(他端はグラウンドに接続される)
PINダイオードD1と、直列接続されたPINダイオ
ードD2とを備えている。そして、バイアス電流I1〜
I5をそれぞれ流すことによって各スイッチ部83のP
INダイオードD1またはD2をオンさせる。各スイッ
チ部83において、L1、L2はチョークコイル、L3
はPINダイオードD2のバイアス用インダクタ、C
1、C2は直流阻止用キャパシタ、C3、C4はバイパ
スコンデンサである。また、C5も直流阻止用キャパシ
タである。
【0012】PINダイオードD1、D2は順方向バイ
アス電圧によってオンとなり、逆方向バイアス電圧によ
ってオフとなる。バイアス電流I1を正にすると、PI
NダイオードD1はオフ、D2はオンとなり、逆にバイ
アス電流I1を負にすると、PINダイオードD1はオ
ン、D2はオフとなる。
アス電圧によってオンとなり、逆方向バイアス電圧によ
ってオフとなる。バイアス電流I1を正にすると、PI
NダイオードD1はオフ、D2はオンとなり、逆にバイ
アス電流I1を負にすると、PINダイオードD1はオ
ン、D2はオフとなる。
【0013】たとえば共鳴波長がλ1の核種についての
測定を行なうときは、図3に示すように、90°パルス
送信時(A期間)と180°パルス送信時(B期間)の
みバイアス電流I1を負にし、その他の期間では正にす
る。他のバイアス電流I2〜I5はすべての期間で正と
する。こうすると、励起RFパルスの送信時には、1/
4λ1の位置に置かれたスイッチ部83のPINダイオ
ードD1がオンとなり、PINダイオードD2がオフと
なるので、分岐器5から見たインピーダンスが無限大と
なる。そのため、RF送信機7からのRFパワーは分岐
器5を経てRFコイル2の側に入力され、1/4ラムダ
スイッチ8の側(受信側)には入力されないこととな
る。
測定を行なうときは、図3に示すように、90°パルス
送信時(A期間)と180°パルス送信時(B期間)の
みバイアス電流I1を負にし、その他の期間では正にす
る。他のバイアス電流I2〜I5はすべての期間で正と
する。こうすると、励起RFパルスの送信時には、1/
4λ1の位置に置かれたスイッチ部83のPINダイオ
ードD1がオンとなり、PINダイオードD2がオフと
なるので、分岐器5から見たインピーダンスが無限大と
なる。そのため、RF送信機7からのRFパワーは分岐
器5を経てRFコイル2の側に入力され、1/4ラムダ
スイッチ8の側(受信側)には入力されないこととな
る。
【0014】励起RFパルスが送信されていないとき
は、バイアス電流I1〜I5はすべて正となっているた
め、ストリップライン82に直列に接続されたPINダ
イオードD2がすべてオンになり、並列に接続されたP
INダイオードD1はすべてオフになるため、RFコイ
ル2で受信された信号はこの1/4ラムダスイッチ8を
通過し、プリアンプ9及びフィルタユニット10を通っ
てRF受信機14に入力される。
は、バイアス電流I1〜I5はすべて正となっているた
め、ストリップライン82に直列に接続されたPINダ
イオードD2がすべてオンになり、並列に接続されたP
INダイオードD1はすべてオフになるため、RFコイ
ル2で受信された信号はこの1/4ラムダスイッチ8を
通過し、プリアンプ9及びフィルタユニット10を通っ
てRF受信機14に入力される。
【0015】共鳴波長がλ2〜λ5の場合はそれに対応
したバイアス電流I2〜I5を、上記と同様に、送信時
のみ負にすればよい。したがって、特定波長のRF励起
パルスの送信時のみ、その波長の信号に対して受信系を
切り離すことができ、その他の期間は共鳴信号の受信可
能な状態とすることができるので、スペクトル信号のデ
ータ採取を行なうことができる。
したバイアス電流I2〜I5を、上記と同様に、送信時
のみ負にすればよい。したがって、特定波長のRF励起
パルスの送信時のみ、その波長の信号に対して受信系を
切り離すことができ、その他の期間は共鳴信号の受信可
能な状態とすることができるので、スペクトル信号のデ
ータ採取を行なうことができる。
【0016】フィルタユニット10は、各核種に対応す
る波長の信号を選択するようなバンドパスフィルタ11
を(この実施例では5個)備えており、これらを、上記
のスイッチ部83の切り換えに同期して、切り換え回路
12、13で切り換えるようにしている。この切り換え
回路12、13は、高周波型リレーで構成することもで
きるが、スイッチ部83と同様にPINダイオードで構
成すれば、機械的な接点を用いないので、動作不良を起
こすこともなく、またVSWRの悪化や、高磁場中でリ
レーが誤動作することなどを回避でき、望ましい。
る波長の信号を選択するようなバンドパスフィルタ11
を(この実施例では5個)備えており、これらを、上記
のスイッチ部83の切り換えに同期して、切り換え回路
12、13で切り換えるようにしている。この切り換え
回路12、13は、高周波型リレーで構成することもで
きるが、スイッチ部83と同様にPINダイオードで構
成すれば、機械的な接点を用いないので、動作不良を起
こすこともなく、またVSWRの悪化や、高磁場中でリ
レーが誤動作することなどを回避でき、望ましい。
【0017】なお、上記では1/4ラムダスイッチ8
は、1/4ラムダ線路の選択のために用いているが、そ
れとともに、受信時に可変減衰器としても使用できる。
受信時には5つのスイッチ部83の直列接続されたPI
NダイオードD2はすべて順バイアス状態とされてオン
にされるが、これら5つのスイッチ部83に流す正のバ
イアス電流I1〜I5の各値をそれぞれ単独に設定可能
とする。そうすると、5つのPINダイオードD2の各
々に流す順バイアス電流値が個別に変化させられること
になって、信号の減衰度を広範囲にわたり微調整するこ
とが可能となる。
は、1/4ラムダ線路の選択のために用いているが、そ
れとともに、受信時に可変減衰器としても使用できる。
受信時には5つのスイッチ部83の直列接続されたPI
NダイオードD2はすべて順バイアス状態とされてオン
にされるが、これら5つのスイッチ部83に流す正のバ
イアス電流I1〜I5の各値をそれぞれ単独に設定可能
とする。そうすると、5つのPINダイオードD2の各
々に流す順バイアス電流値が個別に変化させられること
になって、信号の減衰度を広範囲にわたり微調整するこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のMR装
置の1/4ラムダ線路選択回路によれば、1枚の基板で
構成できるため、構成が簡単で且つ非常にコンパクトに
できる。またスイッチ部はPINダイオードによって構
成されるので、バイアス電流を流し続ける限りは、機械
接点の接触不良に相当するトラブルとも無縁であり、接
点の磨耗などもない。さらにVSWRの点で信号の整合
性が悪化することもなく、高磁場中で誤動作することも
ない。
置の1/4ラムダ線路選択回路によれば、1枚の基板で
構成できるため、構成が簡単で且つ非常にコンパクトに
できる。またスイッチ部はPINダイオードによって構
成されるので、バイアス電流を流し続ける限りは、機械
接点の接触不良に相当するトラブルとも無縁であり、接
点の磨耗などもない。さらにVSWRの点で信号の整合
性が悪化することもなく、高磁場中で誤動作することも
ない。
【図1】この発明の一実施例にかかるMR装置の模式
図。
図。
【図2】同実施例の1/4ラムダスイッチをより詳しく
示す回路図。
示す回路図。
【図3】同実施例のバイアス電流波形を示すタイムチャ
ート。
ート。
1 マグネット 2 RFコイル 3、4 ケーブル 5 分岐器 6 交叉ダイオード 7 RF送信機 8 1/4ラムダスイッチ 81 基板 82 ストリップライン 83 スイッチ部 9 プリアンプ 10 フィルタユニット 11 バンドパスフィルタ 12、13 切り換え回路 14 RF受信機 D1、D2 PINダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に形成されたストリップライン
と、該ライン中の複数の核種に対応した1/4ラムダ長
のそれぞれに相当する複数位置に設けられたスイッチ部
とを有し、該スイッチ部は、該位置で上記ストリップラ
インとグラウンドとの間に接続された送信波長に応じて
順方向にバイアスされる第1のPINダイオードと、該
ストリップラインに直列に接続された送信波長に応じて
逆方向にバイアスされる第2のPINダイオードとから
構成されることを特徴とするMR装置の1/4ラムダ線
路選択回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360399A JP2697537B2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | Mr装置の1/4ラムダ線路選択回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360399A JP2697537B2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | Mr装置の1/4ラムダ線路選択回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06197884A JPH06197884A (ja) | 1994-07-19 |
JP2697537B2 true JP2697537B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18469242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4360399A Expired - Lifetime JP2697537B2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | Mr装置の1/4ラムダ線路選択回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697537B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11287849A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-19 | Jeol Ltd | Nmr装置における送受信切り替え回路 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59171842A (ja) * | 1983-03-19 | 1984-09-28 | Jeol Ltd | 核磁気共鳴装置の送受信回路 |
JPH0648446Y2 (ja) * | 1989-01-31 | 1994-12-12 | 株式会社島津製作所 | 核磁気共鳴装置の送受信回路 |
-
1992
- 1992-12-31 JP JP4360399A patent/JP2697537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06197884A (ja) | 1994-07-19 |
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