JP2696856B2 - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高密度記録に好適な磁気記録装置に関す
る。 〔発明の概要〕 本発明は、磁気ヘッドに対し1トラックピッチ相当の
段差を以て配設された再生ヘッドで先行記録トラックを
走査することにより、記録時においてもキャプスタンの
トラッキングサーボ制御を行ない、一層の高密度記録を
可能とした磁気記録装置である。 〔従来の技術〕 従来、幅が8mmの磁気テープを使用するヘリカルスキ
ャン型のビデオテープレコーダ(VTR)では、再生時、
いわゆるATF方式によるトラッキングサーボが行なわれ
ている。 このATF方式においては、磁気テープ上の各傾斜トラ
ックに4周波数f1〜f4のパイロット信号が映像信号に周
波数多重して順次循環的に記録され、再生時には、現に
再生しているトラックにおける両隣接トラックのパイロ
ット信号のクロストーク成分を比較してトラッキング誤
差を検出し、この検出信号に基いてキャプスタンに直結
されたモータの回転が制御される。 パイロット信号の周波数は、例えば次のように設定さ
れる。 f1=6.5fH≒102.5kHz f2=7.5fH≒119.0kHz f3=10.5fH≒165.2kHz f4=9.5fH≒148.7kHz 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、記録時には、キャプスタンモータは速度サ
ーボ制御されるのみであり、磁気テープがキャプスタン
サーボ系から外されてしまう。 このため、キャプスタンサーボ系が外部から記録装置
に加わる振動・衝撃に弱くなり、これにより磁気テープ
の走行状態が乱されて、傾斜トラックの弯曲、或はトラ
ックピッチの変動が生じ、より一層の高密度記録を実現
することが困難であるという問題があった。 かかる点に鑑み、本発笑みの目的は、一層の高密度記
録が可能な磁気記録装置を提供するところにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明による磁気記録装置は、少なくとも1個の記録
磁気ヘッドと、その記録磁気ヘッドに対し磁気テープ上
の1トラックピッチに相当する段差を以て配設された1
個の再生磁気ヘッドと、その再生磁気ヘッドの再生出力
に基づいて磁気テープの走行を制御するトラッキングサ
ーボ手段とを具備し、記録時に、当初はトラッキングサ
ーボ手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって最初
の記録トラックを形成し、その後はトラッキングサーボ
手段を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気ヘッ
ドにより形成された先行記録トラックを走査して得た再
生出力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいトラッ
キング状態で先行記録トラックを走査するようにトラッ
キングサーボ手段を制御した状態で、記録磁気ヘッドに
よって、最初の記録トラックに続けて、順次記録トラッ
クを形成するようにしたものである。 〔作用〕 かかる本発明によれば、記録時に、当初はトラッキン
グサーボ手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって
最初の記録トラックを形成し、その後はトラッキングサ
ーボ手段を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気
ヘッドにより形成された先行記録トラックを走査して得
た再生出力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいト
ラッキング状態で先行記録トラックを走査するようにト
ラッキングサーボ手段を制御した状態で、磁気記録ヘッ
ドによって、最初の記録トラックに続けて、順次記録ト
ラックを形成する。 〔実施例〕 以下、第1図〜第3図を参照しながら、本発明による
磁気記録装置の一実施例について説明する。 本発明の一実施例の構成を第1図に示す。 第1図において、(11A)及び(11B)は記録磁気ヘッ
ド,(12A)及び(12B)は再生磁気ヘッドであって、第
2図に示すように、それぞれアジマス角が異なると共
に、異なるアジマスの各1組の記録ヘッド及び再生ヘッ
ド(11A)及び(12A)と(11B)及び(12B)とが、互い
に近接し、かつ1トラックピッチに相当する所定の段差
Sdを以て、図示を省略した回転ドラムに取り付けられ
て、所謂、段差ダブルアジマスヘッド(ヘッド対)(10
A)及び(10B)が構成される。 映像信号が入力端子(13)から記録信号処理回路(1
4)に供給され、公知の手段によって、FM輝度信号YFMと
低域変換色信号Clに変換される。記録信号処理回路(1
4)の出力が、加算器(15)を介して、記録増幅器(1
6)に供給され、記録増幅器(16)の出力が、第1の切
換スイッチS1の可動接点及び両固定接点を介して、記録
磁気ヘッド(11A)及び(11B)に振り分けられる。 ATF信号発生器(17)から出力される4周波数f1〜f4
のパイロット信号がステップスイッチS3の4個の固定接
点にそれぞれ供給され、スイッチS3の可動接点の出力が
加算器(15)に供給される。スイッチングパルス発生器
(18)の出力が、制御信号として、スイッチS1〜S3に共
通に供給される。 再生磁気ヘッド(12A)及び(12B)の出力が切換スイ
ッチS2の両固定接点にそれぞれ供給され、スイッチS2の
可動接点の出力が、再生増幅器(21)と約200kHzのカッ
トオフ周波数の低域フィルタ(22)とを介して、ピーク
検波器(23)に供給されると共に、出力端子(24)に導
出される。 (30)はトラッキングサーボ回路であって、検波器
(23)の出力が供給され、このサーボ回路(30)の出力
がキャプスタンモータ(31)に供給されて、その回転が
制御され、モータ(31)に直結されたキャプスタン(3
2)によって磁気テープTの走行が制御される。また、
モータ(31)に直結された周波数信号発生器(33)の出
力がサーボ回路(30)に供給される。 第1図の実施例の動作は次のとおりである。 磁気テープTが通常の移送速度Vtnで移送され、アジ
マスの異なる記録ヘッド(11A)及び(11B)が1フィー
ルドごとに交互に磁気テープTを走査する。スイッチン
グパルス発生器(18)の出力に制御されて、1フィール
ドごとに、両切換スイッチS1及びS2が連動して切り換え
られると共に、ステップスイッチS3が1ステップずつ進
められる。これにより、第3図に示すように、磁気テー
プT上には交互にアジマスの異なる傾斜トラックTk1,Tk
2,Tk3,Tk4…が相互に隣接して順次形成され、各トラッ
クにf1,f2,f3及びf4の周波数のパイロット信号が、映像
信号に重畳して、順次循環的に記録される。 例えば、正アジマスの記録ヘッド(11A)によって傾
斜トラックTk5が形成されつつある期間に注目すると、
この記録ヘッド(11A)に近接する再生ヘッド(12A)
は、前述のように、記録ヘッド(11A)に対して1トラ
ックピッチ相当の段差Sdを有するため、形成中のトラッ
クTk5に隣接する先行記録トラックTk4を走査することと
なる。この先行トラックTk4は負アジマスの記録ヘッド
(11B)により形成されるため、同じく負アジマスの再
生ヘッド(12A)によって映像信号とパイロット信号と
を再生することができる。 第3図に破線で示すように、負アジマスの記録ヘッド
(11B)がトラックTk6を形成しつつある期間には、正ア
ジマスの再生ヘッド(12B)が同じく正アジマスの傾斜
トラックTk5を走査して、映像信号をパイロット信号と
が再生される。 両再生ヘッド(12A)及び(12B)の再生出力が、スイ
ッチS2を介して1フィールドごとに交互に再生増幅器
(21)に供給され、この増幅器(21)の出力から低域フ
ィルタ(22)によってパイロット信号が分離され、その
レベルが検波器(23)によって検知される。この検波器
(23)の出力を供給されて、トラッキングサーボ回路
(30)は、検波器(23)の出力が最大になるようにキャ
プスタンモータ(31)の回転を制御する。 これにより、再生ヘッド(12A),(12B)が正しいト
ラッキング状態で先行記録トラックを走査するので、再
生ヘッド(12A),(12B)に対して1トラックピッチ相
当の段差を以て配設された記録ヘッド(11A),(11B)
は、先行記録トラックに対して正確なトラックピッチを
以て、新規の記録トラックを形成する。 なお、第1図の実施例では、再生ヘッド(12A),(1
2B)がそれぞれ記録ヘッド(11A),(11B)よりもトラ
ックの長手方向にも先行するようにしたので、後続隣接
トラックのパイロット信号のクロストーク成分が得られ
ず、通常のATF方式のトラッキングサーボ制御を行なう
ことはできない。 上述のように、第1図の実施例においては先行記録ト
ラックのパイロット信号を再生し、再生パイロット信号
のレベルに応じてキャプスタンモータを制御するように
したので、記録モードにおいてもトラッキングサーボ制
御を行なうことができて、一層の高密度記録が可能とな
る。 次に、第4図〜第6図を参照しながら、本発明による
磁気記録装置の他の実施例について説明する。 本発明の他の実施例の構成を第4図に示す。この第4
図において、第1図に対応する部分には同一の符号を付
して重複説明を省略する。 第4図において、(10M)は多チャンネル磁気ヘッド
であって、本実施例の場合、4チャンネルの磁気ヘッド
素子(11A)〜(11D)と1チャンネルの再生ヘッド素子
(12)とが薄膜スパッタリングによって一体に構成さ
れ、図示を省略した小型回転ドラムに1組だけ搭載され
る。 この多チャンネル磁気ヘッド(10M)は、例えば所定
形状の外縁を有する砥石を用いて、第5図に示すよう
に、フェライト基板(101)の上面が研削され、例えば
センダストのような磁性材料のスパッタリングにより、
下部コア材(102)及び上部コア材(103)が形成され、
図示を省略した巻線が薄膜プロセスにより形成されて構
成される。同図から明らかなように、両コア材(1
02),(103)の間に形成されるギャップ(104)のアジ
マス角は交互に異なる。コア材(102)及び(103)の上
側にはガラスボンド(105)によって、保護用フェライ
ト板(106)が接着される。 (41A)から(41D)は時間軸圧縮のためのRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)であって、端子(13A)〜(13D)
からの4チャンネルの映像信号が、それぞれA−D変換
器(42A)〜(42D)と、エラー訂正符号の付加などの各
種処理を行なうデータ処理回路(43A)〜(43D)とを介
して供給される。RAM制御回路(44)に制御されて、適
宜の圧縮率とタイミングでRAM(41A)〜(41D)から読
み出された4チャンネルのデジタル映像信号が、それぞ
れ加算器(15A)〜(15D)及び記録増幅器(16A)〜(1
6D)を介して、4チャンネルの記録ヘッド素子(11A)
〜(11D)に供給される。加算器(15A)〜(15D)に
は、ATF信号発生器(17T)から4周波数f1〜f4のパイロ
ット信号が供給される。このATF信号発生器(17T)は、
RAM制御回路(44)と共に、システム制御回路(45)に
制御されて、第6図に示すように、各トラックの始端部
及び終端部の独立したエリア(ATFエリア)AAs及びAAf
に対応するタイミングで各パイロット信号f1〜f4を出力
する。 再生ヘッド素子(12)の出力が、再生増幅器(21)及
び低域フィルタ(22)を介して、乗算器(25)に供給さ
れると共に、ATF信号発生器(17T)から周波数f2のパイ
ロット信号が、局部基準信号として乗算器(25)に供給
される。乗算器(25)の出力は、中心周波数がそれぞれ
fH及び3fHの帯域フィルタ(261)及び(263)を介し
て、ピーク検波器(271)及び(273)に供給され、両検
波器(271)及び(273)の出力が比較器(28)に供給さ
れる。比較器(28)の出力がトラッキングサーボ回路
(30)に供給される。低域フィルタ(22)からこのトラ
ッキングサーボ回路(30)までの部分は、公知のATF方
式による再生時のトラッキングサーボと同一構成であっ
て、記録及び再生の双方に兼用することができる。その
余の構成は前出第1図と同様である。 第4図の実施例の動作は次のとおりである。本実施例
において、各チャンネルの映像信号はすべて一旦RAM(4
1A)〜(41D)に蓄えられているので、4チャンネル磁
気ヘッド(10M)が1組だけの場合でも、磁気テープの
巻付角を例えば180゜のように任意に設定することがで
きる。また、ATF信号発生器(17T)とRAM制御回路(4
4)とがシステム制御回路(45)に支配されているた
め、第5図に示すように、磁気ヘッド(10M)の各記録
ヘッド素子(11A)〜(11D)が整列していても、それぞ
れ対応するRAM(41A)〜(41D)から映像データを読み
出すタイミングを制御することにより、第6図に示すよ
うに、それぞれの記録トラックTk1〜Tk4が磁気テープT
の有効記録幅一杯に形成され、この記録トラックTk1〜T
k4の各ATFエリアに4周波数f1〜f4のパイロット信号が
それぞれ記録される 記録ヘッド素子(11A)〜(11D)によって、4本の傾
斜トラックTk5〜Tk8が形成されつつある期間に注目する
と、この記録ヘッド素子(11A)〜(11D)と整列して一
体に形成された再生ヘッド素子(12)は、形成中のトラ
ックTk5に隣接する先行記録トラックTk4を走査すること
になる。 第1図の実施例の場合と同様に、この先行記録トラッ
クTk4は負アジマスの記録ヘッド素子(11D)により形成
されており、同じく負アジマスの再生ヘッド素子(12)
によって映像信号及びパイロット信号を再生することが
できる。 再生ヘッド素子(12)が、先行記録トラックTk4のATF
エリアのうち、両隣接トラックTk3及びTk5の各ATFエリ
アと整列区間を走査しているとき、トラックTk3に記録
されたパイロット信号f3とトラックTk5に現に記録中の
パイロット信号f1の各クロストーク成分が再生される。 再生ヘッド素子(12)の再生出力が、再生増幅器(2
1)を介して、低域フィルタ(22)に供給され、分離さ
れたパイロット信号が乗算器(25)に供給される。乗算
器(25)にはATF信号発生器(17T)から先行記録トラッ
クTk4に対応する局部基準信号f2が供給されており、こ
れと両隣接トラックTk3及びTk5からのパイロット信号f3
及びf1のクロストーク成分とが乗算されて、各パイロッ
ト信号と局部基準信号との周波数差成分|f1−f2|=fH及
び|f3−f2|=3fHが得られる。この周波数差成分がそれ
ぞれ帯域フィルタ(261)及び(263)により分離されて
検波器(271)及び(273)に供給され、それぞれのレベ
ルが検出される。両検波器(271)及び(273)の出力が
比較器(28)に供給されて、この比較器(28)の出力、
すなわちトラッキング誤差信号がトラッキングサーボ回
路(30)に供給されて、誤差信号が最小となるようにキ
ャプスタンモータ(31)の回転が制御される。 これにより、再生ヘッド素子(12)が正しいトラッキ
ング状態で先行記録トラックを走査するので、この再生
ヘッド素子(12)に対して1トラックピッチ相当の段差
を以て一体に形成された記録ヘッド素子(11A)〜(11
D)は、先行記録トラックに対して正確なトラックピッ
チを以て、新規の4本1組の記録トラックを形成する。 なお、第4図の実施例においては、再生ヘッド素子
(12)が走査する先行記録トラックTk4の後続トラックT
k5が現に記録中であるため、記録ヘッド素子(11A)か
ら再生ヘッド素子(12)への直接のクロストーク成分が
存在し、必要に応じて、検波器(271)の出力レベルの
調整等が行なわれる。 また、第1図および第4図の両実施例とも、最初の1
本または1組の記録トラックを形成するときには、トラ
ッキングサーボが動作しないようにしておく。 更に、前述の両実施例では、アジマス記録を用いて各
トラック間のガードバンドを省いている。デジタルVTR
の場合、データ変調方式の如何によってはアジマス角を
零としてトラック間にガードバンドを設ける場合がある
が、本発明はかかる場合にも同様に適用することができ
る。 〔発明の効果〕 上述せる本発明によれば、少なくとも1個の記録磁気
ヘッドと、その記録磁気ヘッドに対し磁気テープ上の1
トラックピッチに相当する段差を以て配設された1個の
再生磁気ヘッドと、その再生磁気ヘッドの再生出力に基
づいて磁気テープの走行を制御するトラッキングサーボ
手段とを具備し、記録時に、当初はトラッキングサーボ
手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって最初の記
録トラックを形成し、その後はトラッキングサーボ手段
を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気ヘッドに
より形成された先行記録トラックを走査して得た再生出
力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいトラッキン
グ状態で先行記録トラックを走査するようにトラッキン
グサーボ手段を制御した状態で、記録磁気ヘッドによっ
て、最初の記録トラックに続けて、順次記録トラックを
形成するようにしたので、通常記録において、記録磁気
ヘッドによって、先行記録トラックに対し正確なトラッ
クピッチを以て、新規な記録トラックを形成することが
でき、これによって一層高密度記録の可能な磁気記録装
置を得ることができる。
る。 〔発明の概要〕 本発明は、磁気ヘッドに対し1トラックピッチ相当の
段差を以て配設された再生ヘッドで先行記録トラックを
走査することにより、記録時においてもキャプスタンの
トラッキングサーボ制御を行ない、一層の高密度記録を
可能とした磁気記録装置である。 〔従来の技術〕 従来、幅が8mmの磁気テープを使用するヘリカルスキ
ャン型のビデオテープレコーダ(VTR)では、再生時、
いわゆるATF方式によるトラッキングサーボが行なわれ
ている。 このATF方式においては、磁気テープ上の各傾斜トラ
ックに4周波数f1〜f4のパイロット信号が映像信号に周
波数多重して順次循環的に記録され、再生時には、現に
再生しているトラックにおける両隣接トラックのパイロ
ット信号のクロストーク成分を比較してトラッキング誤
差を検出し、この検出信号に基いてキャプスタンに直結
されたモータの回転が制御される。 パイロット信号の周波数は、例えば次のように設定さ
れる。 f1=6.5fH≒102.5kHz f2=7.5fH≒119.0kHz f3=10.5fH≒165.2kHz f4=9.5fH≒148.7kHz 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、記録時には、キャプスタンモータは速度サ
ーボ制御されるのみであり、磁気テープがキャプスタン
サーボ系から外されてしまう。 このため、キャプスタンサーボ系が外部から記録装置
に加わる振動・衝撃に弱くなり、これにより磁気テープ
の走行状態が乱されて、傾斜トラックの弯曲、或はトラ
ックピッチの変動が生じ、より一層の高密度記録を実現
することが困難であるという問題があった。 かかる点に鑑み、本発笑みの目的は、一層の高密度記
録が可能な磁気記録装置を提供するところにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明による磁気記録装置は、少なくとも1個の記録
磁気ヘッドと、その記録磁気ヘッドに対し磁気テープ上
の1トラックピッチに相当する段差を以て配設された1
個の再生磁気ヘッドと、その再生磁気ヘッドの再生出力
に基づいて磁気テープの走行を制御するトラッキングサ
ーボ手段とを具備し、記録時に、当初はトラッキングサ
ーボ手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって最初
の記録トラックを形成し、その後はトラッキングサーボ
手段を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気ヘッ
ドにより形成された先行記録トラックを走査して得た再
生出力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいトラッ
キング状態で先行記録トラックを走査するようにトラッ
キングサーボ手段を制御した状態で、記録磁気ヘッドに
よって、最初の記録トラックに続けて、順次記録トラッ
クを形成するようにしたものである。 〔作用〕 かかる本発明によれば、記録時に、当初はトラッキン
グサーボ手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって
最初の記録トラックを形成し、その後はトラッキングサ
ーボ手段を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気
ヘッドにより形成された先行記録トラックを走査して得
た再生出力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいト
ラッキング状態で先行記録トラックを走査するようにト
ラッキングサーボ手段を制御した状態で、磁気記録ヘッ
ドによって、最初の記録トラックに続けて、順次記録ト
ラックを形成する。 〔実施例〕 以下、第1図〜第3図を参照しながら、本発明による
磁気記録装置の一実施例について説明する。 本発明の一実施例の構成を第1図に示す。 第1図において、(11A)及び(11B)は記録磁気ヘッ
ド,(12A)及び(12B)は再生磁気ヘッドであって、第
2図に示すように、それぞれアジマス角が異なると共
に、異なるアジマスの各1組の記録ヘッド及び再生ヘッ
ド(11A)及び(12A)と(11B)及び(12B)とが、互い
に近接し、かつ1トラックピッチに相当する所定の段差
Sdを以て、図示を省略した回転ドラムに取り付けられ
て、所謂、段差ダブルアジマスヘッド(ヘッド対)(10
A)及び(10B)が構成される。 映像信号が入力端子(13)から記録信号処理回路(1
4)に供給され、公知の手段によって、FM輝度信号YFMと
低域変換色信号Clに変換される。記録信号処理回路(1
4)の出力が、加算器(15)を介して、記録増幅器(1
6)に供給され、記録増幅器(16)の出力が、第1の切
換スイッチS1の可動接点及び両固定接点を介して、記録
磁気ヘッド(11A)及び(11B)に振り分けられる。 ATF信号発生器(17)から出力される4周波数f1〜f4
のパイロット信号がステップスイッチS3の4個の固定接
点にそれぞれ供給され、スイッチS3の可動接点の出力が
加算器(15)に供給される。スイッチングパルス発生器
(18)の出力が、制御信号として、スイッチS1〜S3に共
通に供給される。 再生磁気ヘッド(12A)及び(12B)の出力が切換スイ
ッチS2の両固定接点にそれぞれ供給され、スイッチS2の
可動接点の出力が、再生増幅器(21)と約200kHzのカッ
トオフ周波数の低域フィルタ(22)とを介して、ピーク
検波器(23)に供給されると共に、出力端子(24)に導
出される。 (30)はトラッキングサーボ回路であって、検波器
(23)の出力が供給され、このサーボ回路(30)の出力
がキャプスタンモータ(31)に供給されて、その回転が
制御され、モータ(31)に直結されたキャプスタン(3
2)によって磁気テープTの走行が制御される。また、
モータ(31)に直結された周波数信号発生器(33)の出
力がサーボ回路(30)に供給される。 第1図の実施例の動作は次のとおりである。 磁気テープTが通常の移送速度Vtnで移送され、アジ
マスの異なる記録ヘッド(11A)及び(11B)が1フィー
ルドごとに交互に磁気テープTを走査する。スイッチン
グパルス発生器(18)の出力に制御されて、1フィール
ドごとに、両切換スイッチS1及びS2が連動して切り換え
られると共に、ステップスイッチS3が1ステップずつ進
められる。これにより、第3図に示すように、磁気テー
プT上には交互にアジマスの異なる傾斜トラックTk1,Tk
2,Tk3,Tk4…が相互に隣接して順次形成され、各トラッ
クにf1,f2,f3及びf4の周波数のパイロット信号が、映像
信号に重畳して、順次循環的に記録される。 例えば、正アジマスの記録ヘッド(11A)によって傾
斜トラックTk5が形成されつつある期間に注目すると、
この記録ヘッド(11A)に近接する再生ヘッド(12A)
は、前述のように、記録ヘッド(11A)に対して1トラ
ックピッチ相当の段差Sdを有するため、形成中のトラッ
クTk5に隣接する先行記録トラックTk4を走査することと
なる。この先行トラックTk4は負アジマスの記録ヘッド
(11B)により形成されるため、同じく負アジマスの再
生ヘッド(12A)によって映像信号とパイロット信号と
を再生することができる。 第3図に破線で示すように、負アジマスの記録ヘッド
(11B)がトラックTk6を形成しつつある期間には、正ア
ジマスの再生ヘッド(12B)が同じく正アジマスの傾斜
トラックTk5を走査して、映像信号をパイロット信号と
が再生される。 両再生ヘッド(12A)及び(12B)の再生出力が、スイ
ッチS2を介して1フィールドごとに交互に再生増幅器
(21)に供給され、この増幅器(21)の出力から低域フ
ィルタ(22)によってパイロット信号が分離され、その
レベルが検波器(23)によって検知される。この検波器
(23)の出力を供給されて、トラッキングサーボ回路
(30)は、検波器(23)の出力が最大になるようにキャ
プスタンモータ(31)の回転を制御する。 これにより、再生ヘッド(12A),(12B)が正しいト
ラッキング状態で先行記録トラックを走査するので、再
生ヘッド(12A),(12B)に対して1トラックピッチ相
当の段差を以て配設された記録ヘッド(11A),(11B)
は、先行記録トラックに対して正確なトラックピッチを
以て、新規の記録トラックを形成する。 なお、第1図の実施例では、再生ヘッド(12A),(1
2B)がそれぞれ記録ヘッド(11A),(11B)よりもトラ
ックの長手方向にも先行するようにしたので、後続隣接
トラックのパイロット信号のクロストーク成分が得られ
ず、通常のATF方式のトラッキングサーボ制御を行なう
ことはできない。 上述のように、第1図の実施例においては先行記録ト
ラックのパイロット信号を再生し、再生パイロット信号
のレベルに応じてキャプスタンモータを制御するように
したので、記録モードにおいてもトラッキングサーボ制
御を行なうことができて、一層の高密度記録が可能とな
る。 次に、第4図〜第6図を参照しながら、本発明による
磁気記録装置の他の実施例について説明する。 本発明の他の実施例の構成を第4図に示す。この第4
図において、第1図に対応する部分には同一の符号を付
して重複説明を省略する。 第4図において、(10M)は多チャンネル磁気ヘッド
であって、本実施例の場合、4チャンネルの磁気ヘッド
素子(11A)〜(11D)と1チャンネルの再生ヘッド素子
(12)とが薄膜スパッタリングによって一体に構成さ
れ、図示を省略した小型回転ドラムに1組だけ搭載され
る。 この多チャンネル磁気ヘッド(10M)は、例えば所定
形状の外縁を有する砥石を用いて、第5図に示すよう
に、フェライト基板(101)の上面が研削され、例えば
センダストのような磁性材料のスパッタリングにより、
下部コア材(102)及び上部コア材(103)が形成され、
図示を省略した巻線が薄膜プロセスにより形成されて構
成される。同図から明らかなように、両コア材(1
02),(103)の間に形成されるギャップ(104)のアジ
マス角は交互に異なる。コア材(102)及び(103)の上
側にはガラスボンド(105)によって、保護用フェライ
ト板(106)が接着される。 (41A)から(41D)は時間軸圧縮のためのRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)であって、端子(13A)〜(13D)
からの4チャンネルの映像信号が、それぞれA−D変換
器(42A)〜(42D)と、エラー訂正符号の付加などの各
種処理を行なうデータ処理回路(43A)〜(43D)とを介
して供給される。RAM制御回路(44)に制御されて、適
宜の圧縮率とタイミングでRAM(41A)〜(41D)から読
み出された4チャンネルのデジタル映像信号が、それぞ
れ加算器(15A)〜(15D)及び記録増幅器(16A)〜(1
6D)を介して、4チャンネルの記録ヘッド素子(11A)
〜(11D)に供給される。加算器(15A)〜(15D)に
は、ATF信号発生器(17T)から4周波数f1〜f4のパイロ
ット信号が供給される。このATF信号発生器(17T)は、
RAM制御回路(44)と共に、システム制御回路(45)に
制御されて、第6図に示すように、各トラックの始端部
及び終端部の独立したエリア(ATFエリア)AAs及びAAf
に対応するタイミングで各パイロット信号f1〜f4を出力
する。 再生ヘッド素子(12)の出力が、再生増幅器(21)及
び低域フィルタ(22)を介して、乗算器(25)に供給さ
れると共に、ATF信号発生器(17T)から周波数f2のパイ
ロット信号が、局部基準信号として乗算器(25)に供給
される。乗算器(25)の出力は、中心周波数がそれぞれ
fH及び3fHの帯域フィルタ(261)及び(263)を介し
て、ピーク検波器(271)及び(273)に供給され、両検
波器(271)及び(273)の出力が比較器(28)に供給さ
れる。比較器(28)の出力がトラッキングサーボ回路
(30)に供給される。低域フィルタ(22)からこのトラ
ッキングサーボ回路(30)までの部分は、公知のATF方
式による再生時のトラッキングサーボと同一構成であっ
て、記録及び再生の双方に兼用することができる。その
余の構成は前出第1図と同様である。 第4図の実施例の動作は次のとおりである。本実施例
において、各チャンネルの映像信号はすべて一旦RAM(4
1A)〜(41D)に蓄えられているので、4チャンネル磁
気ヘッド(10M)が1組だけの場合でも、磁気テープの
巻付角を例えば180゜のように任意に設定することがで
きる。また、ATF信号発生器(17T)とRAM制御回路(4
4)とがシステム制御回路(45)に支配されているた
め、第5図に示すように、磁気ヘッド(10M)の各記録
ヘッド素子(11A)〜(11D)が整列していても、それぞ
れ対応するRAM(41A)〜(41D)から映像データを読み
出すタイミングを制御することにより、第6図に示すよ
うに、それぞれの記録トラックTk1〜Tk4が磁気テープT
の有効記録幅一杯に形成され、この記録トラックTk1〜T
k4の各ATFエリアに4周波数f1〜f4のパイロット信号が
それぞれ記録される 記録ヘッド素子(11A)〜(11D)によって、4本の傾
斜トラックTk5〜Tk8が形成されつつある期間に注目する
と、この記録ヘッド素子(11A)〜(11D)と整列して一
体に形成された再生ヘッド素子(12)は、形成中のトラ
ックTk5に隣接する先行記録トラックTk4を走査すること
になる。 第1図の実施例の場合と同様に、この先行記録トラッ
クTk4は負アジマスの記録ヘッド素子(11D)により形成
されており、同じく負アジマスの再生ヘッド素子(12)
によって映像信号及びパイロット信号を再生することが
できる。 再生ヘッド素子(12)が、先行記録トラックTk4のATF
エリアのうち、両隣接トラックTk3及びTk5の各ATFエリ
アと整列区間を走査しているとき、トラックTk3に記録
されたパイロット信号f3とトラックTk5に現に記録中の
パイロット信号f1の各クロストーク成分が再生される。 再生ヘッド素子(12)の再生出力が、再生増幅器(2
1)を介して、低域フィルタ(22)に供給され、分離さ
れたパイロット信号が乗算器(25)に供給される。乗算
器(25)にはATF信号発生器(17T)から先行記録トラッ
クTk4に対応する局部基準信号f2が供給されており、こ
れと両隣接トラックTk3及びTk5からのパイロット信号f3
及びf1のクロストーク成分とが乗算されて、各パイロッ
ト信号と局部基準信号との周波数差成分|f1−f2|=fH及
び|f3−f2|=3fHが得られる。この周波数差成分がそれ
ぞれ帯域フィルタ(261)及び(263)により分離されて
検波器(271)及び(273)に供給され、それぞれのレベ
ルが検出される。両検波器(271)及び(273)の出力が
比較器(28)に供給されて、この比較器(28)の出力、
すなわちトラッキング誤差信号がトラッキングサーボ回
路(30)に供給されて、誤差信号が最小となるようにキ
ャプスタンモータ(31)の回転が制御される。 これにより、再生ヘッド素子(12)が正しいトラッキ
ング状態で先行記録トラックを走査するので、この再生
ヘッド素子(12)に対して1トラックピッチ相当の段差
を以て一体に形成された記録ヘッド素子(11A)〜(11
D)は、先行記録トラックに対して正確なトラックピッ
チを以て、新規の4本1組の記録トラックを形成する。 なお、第4図の実施例においては、再生ヘッド素子
(12)が走査する先行記録トラックTk4の後続トラックT
k5が現に記録中であるため、記録ヘッド素子(11A)か
ら再生ヘッド素子(12)への直接のクロストーク成分が
存在し、必要に応じて、検波器(271)の出力レベルの
調整等が行なわれる。 また、第1図および第4図の両実施例とも、最初の1
本または1組の記録トラックを形成するときには、トラ
ッキングサーボが動作しないようにしておく。 更に、前述の両実施例では、アジマス記録を用いて各
トラック間のガードバンドを省いている。デジタルVTR
の場合、データ変調方式の如何によってはアジマス角を
零としてトラック間にガードバンドを設ける場合がある
が、本発明はかかる場合にも同様に適用することができ
る。 〔発明の効果〕 上述せる本発明によれば、少なくとも1個の記録磁気
ヘッドと、その記録磁気ヘッドに対し磁気テープ上の1
トラックピッチに相当する段差を以て配設された1個の
再生磁気ヘッドと、その再生磁気ヘッドの再生出力に基
づいて磁気テープの走行を制御するトラッキングサーボ
手段とを具備し、記録時に、当初はトラッキングサーボ
手段を非動作にして、記録磁気ヘッドによって最初の記
録トラックを形成し、その後はトラッキングサーボ手段
を動作状態にして、再生磁気ヘッドが記録磁気ヘッドに
より形成された先行記録トラックを走査して得た再生出
力に基づいて、その再生磁気ヘッドが正しいトラッキン
グ状態で先行記録トラックを走査するようにトラッキン
グサーボ手段を制御した状態で、記録磁気ヘッドによっ
て、最初の記録トラックに続けて、順次記録トラックを
形成するようにしたので、通常記録において、記録磁気
ヘッドによって、先行記録トラックに対し正確なトラッ
クピッチを以て、新規な記録トラックを形成することが
でき、これによって一層高密度記録の可能な磁気記録装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録装置の一実施例の構成を
示すブロック図、第2図は本発明の一実施例の要部の構
成を示す略線展開図、第3図は本発明の一実施例のトラ
ックパターンを示す略線平面図、第4図は本発明の他の
実施例の構成を示すブロック図、第5図は本発明の他の
実施例の要部の構成を示す略線正面図、第6図は本発明
の他の実施例のトラックパターンを示す略線平面図であ
る。 (11A),(11B),(11C),(11D)は記録磁気ヘッ
ド、(12),(12A),(12B)は再生磁気ヘッド、(1
7),(17T)はATF信号発生器、(30)はトラッキング
サーボ回路、(31)はキャプスタンモータである。
示すブロック図、第2図は本発明の一実施例の要部の構
成を示す略線展開図、第3図は本発明の一実施例のトラ
ックパターンを示す略線平面図、第4図は本発明の他の
実施例の構成を示すブロック図、第5図は本発明の他の
実施例の要部の構成を示す略線正面図、第6図は本発明
の他の実施例のトラックパターンを示す略線平面図であ
る。 (11A),(11B),(11C),(11D)は記録磁気ヘッ
ド、(12),(12A),(12B)は再生磁気ヘッド、(1
7),(17T)はATF信号発生器、(30)はトラッキング
サーボ回路、(31)はキャプスタンモータである。
フロントページの続き
(72)発明者 進藤 典男
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ
ニー株式会社内
(72)発明者 専修 陽一郎
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ
ニー株式会社内
(56)参考文献 特開 昭61−156555(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも1個の記録磁気ヘッドと、 該記録磁気ヘッドに対し磁気テープ上の1トラックピッ
チに相当する段差を以て配設された1個の再生磁気ヘッ
ドと、 該再生磁気ヘッドの再生出力に基づいて上記磁気テープ
の走行を制御するトラッキングサーボ手段とを具備し、 記録時に、当初は上記トラッキングサーボ手段を非動作
にして、上記記録磁気ヘッドによって最初の記録トラッ
クを形成し、その後は上記トラッキングサーボ手段を動
作状態にして、上記再生磁気ヘッドが上記記録磁気ヘッ
ドにより形成された先行記録トラックを走査して得た再
生出力に基づいて、該再生磁気ヘッドが正しいトラッキ
ング状態で上記先行記録トラックを走査するように上記
トラッキングサーボ手段を制御した状態で、上記記録磁
気ヘッドによって、上記最初の記録トラックに続けて、
順次記録トラックを形成するようにしたことを特徴とす
る磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62260179A JP2696856B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62260179A JP2696856B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102765A JPH01102765A (ja) | 1989-04-20 |
JP2696856B2 true JP2696856B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17344422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62260179A Expired - Fee Related JP2696856B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2696856B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61156555A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-16 | Toshiba Corp | 回転ヘツド式記録再生装置 |
JPS61243979A (ja) * | 1985-04-20 | 1986-10-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62260179A patent/JP2696856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102765A (ja) | 1989-04-20 |
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---|---|---|---|
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