JP2696782B2 - 二重床用支持脚の高さ調整方法 - Google Patents

二重床用支持脚の高さ調整方法

Info

Publication number
JP2696782B2
JP2696782B2 JP11208793A JP11208793A JP2696782B2 JP 2696782 B2 JP2696782 B2 JP 2696782B2 JP 11208793 A JP11208793 A JP 11208793A JP 11208793 A JP11208793 A JP 11208793A JP 2696782 B2 JP2696782 B2 JP 2696782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
height
support
floor
sensitive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11208793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299679A (ja
Inventor
信雄 伊沢
裕光 木村
Original Assignee
鐘紡株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鐘紡株式会社 filed Critical 鐘紡株式会社
Priority to JP11208793A priority Critical patent/JP2696782B2/ja
Publication of JPH06299679A publication Critical patent/JPH06299679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2696782B2 publication Critical patent/JP2696782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機室,事務室等の
OA機器を取り扱う部屋において、各種配線コードを床
下に収納して職場環境を整備するために使用する二重床
用パネルを支持する為の二重床用支持脚の高さを調整す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている二重床用支持脚とし
ては、図5に示すような4枚の二重床用パネル(以下、
単に「床用パネル」と言うことがある)の接合点に1台
の台座付き支持脚を設置し、各床用パネルを台座プレー
トに載置する台座型のもの、あるいは図6に示すような
1枚の基板の上に4本の支柱ボルトを突設し、各支柱ボ
ルトにパネル支持体を螺合し、このパネル支持体を床用
パネルに穿孔した貫通孔と嵌合せしめて固定する四柱型
のものなどが知られており、それぞれの目的に応じて使
用されている。
【0003】図5に示す台座型支持脚は、基板1の中央
に支柱ナット21を突設し、該支柱ナット21に台座ボ
ルト22を螺嵌している。台座ボルト22の上端部に
は、4個のガイド24を配設した円盤状の台座プレート
23が配設され、台座ボルト22と台座プレート23と
でパネル支持体を形成している。また、台座ボルト22
には固定用六角ナット25が螺合されている。図示して
いない二重床用パネルは、ガイド24に案内されて台座
プレート23に4枚載置されたのち、4枚の床用プレー
トの交点上にパネル押え板26が載せられ、次に押え板
固定ボルト27で締め付けることにより、台座プレート
23とパネル押え板26とによって挟持され固定され
る。
【0004】上記パネル支持体の高さ調整は、台座ボル
ト22を回すことによって行われ、台座ボルト22の固
定は固定用六角ナット25を支柱ナット21に圧着する
ことによってなされる。従って、この方式の支持脚では
床用パネルを載置した状態で高さの調整をすることは無
理であり、高さの調整は床用パネルを載せる前に予めし
ておく必要がある。また、床用パネルを敷設したあとの
高さの再調整あるいは微調整は、一旦床用パネルを取り
去り、次に台座プレートの下に配置されている固定用六
角ナット25を緩めたのち、台座ボルト22を回転させ
て行わなければならない。このため、上述のような台座
型支持脚において従来行われている高さ調整方法は、極
めて煩雑で且つ時間のかかる作業であり、問題点の多い
方法であった。また、支柱ナットとパネル支持体とを螺
合するねじは、若干の遊びがあるため、螺合部分の多少
がたつきは避けることができなかった。
【0005】一方、図6に示した四柱型支持脚は、基板
1の四隅に支柱ボルト31を突設し、各支柱ボルト31
にパネル支持体30を螺合している。(図においては、
一箇所のパネル支持体を取り去った状態を示した。)パ
ネル支持体30は、上部に円筒状キャップ32を、中程
に環状をした台座プレート34を、下部に六角ナット部
35を配設してなり、円筒状キャップ32の頂部にはね
じ回し嵌合孔33を該頂部を貫通するように穿設してい
る。この四柱型支持脚は、4枚の床用パネルの接合点に
1台設置し、各床用パネルはその裏面の四隅所定箇所に
穿設した貫通孔に円筒状キャップ32を嵌合し、高さの
調整をしたのち固定するものである。
【0006】上述のパネル支持体30の高さ調整は、ね
じ回し嵌合孔33にドライバー等の治具を挿入嵌合し
て、これを回すことにより行われる。そして、パネル支
持体30の高さを調整した後これを固定するには、一般
的には、ねじ回し嵌合孔33から接着剤を注入し、所定
時間放置して接着剤を硬化せしめる方法で行っている。
これに用いられる接着剤は、通常硬化するまでに約1時
間程かかり、次の作業はこの接着剤が硬化するのを待っ
てから行うのが一般的なやり方である。このため高さの
調整作業は、極めて効率の悪いものであった。
【0007】また、一旦固定したあとで床高さを再調整
するには、接着剤を溶解剤等で溶解しなければならず、
例えば溶解剤の浸透に時間を要する等、溶解が非常に困
難な場合には、隣接する床用パネルの少なくとも一つを
剥がしたのち、この部分からスパナ等を差し込み六角ナ
ット部35を回すことによって行っていた。したがっ
て、高さの再調整は極めて煩雑で且つ時間のかかる作業
となる。また、支柱ボルトとパネル支持体とを螺合する
ねじは、若干の遊びがあるため、螺合部分の多少がたつ
きは避けられないものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
に鑑み成されたものであって、その目的とするところは
二重床用パネルを設置するに際し、支持脚ががたつくこ
となく、床高さを容易且つ効率よく調整することがで
き、しかも施工後における床高さの微調整などの保守管
理が容易である二重床用支持脚の高さ調整方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、基板
と、該基板に突設する支柱部材と、該支柱部材に螺合す
るパネル支持体とから成る二重床用支持脚において、前
記パネル支持体の高さを調整するに際し、前記支柱部材
と前記パネル支持体との螺合部分に、ステンレス板に対
する粘着力が1000〜4000g/25mmである一液
型の溶剤型アクリル系感圧接着剤を施与することを特徴
とする二重床用支持脚の高さ調整方法によって達成され
る。
【0010】本発明の方法が適用される二重床用支持脚
(以下、単に「支持脚」と言うことがある)は、支柱部
材及びパネル支持体に施された螺合するねじを回すこと
により、床の高さを調整する方式のものであり、その形
状は特に限定されるものではない。このような支持脚と
しては、例えば上述した図5及び図6に示すような形状
の支持脚の他、後述する実施例1で用いた図1に示すよ
うな支持脚を挙げることができる。本発明における支柱
部材とは、前述の支柱ナットあるいは支柱ボルト等を意
味するが、それらと同様の機能を有するものも含まれ
る。
【0011】本発明に用いる感圧接着剤(粘着剤)は、
適度の粘着力,粘性及び凝集力を兼ね備えたものであ
る。 感圧接着剤としては、溶剤型、エマルジョン型,
ホットメルト型などがあるが、本発明の方法においては
溶剤型のものを用いる。エマルジョン型はポリマー粒子
を水中に分散せしめたものであり、ねじの金属を腐食す
る虞があり好ましくない。また、ホットメルト型は加熱
溶融する必要があり、現場での取扱が容易でなく、実用
的ではない。
【0012】本発明に用いる溶剤型感圧接着剤は、アク
リル系のポリマーからなるものである。溶剤型感圧接着
剤としては、他にもゴム系,シリコーン系のものがある
が、いずれも本発明の目的を達するために好適な物性の
ものを得るのが困難であり、実用的でない。
【0013】本発明に用いる感圧接着剤は、一液型のも
のである。二液型の場合には、施工現場で架橋剤を所定
量配合し且つ所定時間養生する等の作業工程が必要であ
り、施工効率が悪く本発明の目的には適していない。
【0014】本発明に用いる溶剤型アクリル系感圧接着
剤とは、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル等の二次転移点が−40℃以下のポリマーを形成す
るモノマーを主成分とし、これに凝集力を与える成分と
してアクリル酸メチル,メタクリル酸メチル,酢酸ビニ
ルなどの短鎖のアルキルアクリレートやメタクリレー
ト、更に架橋点となる官能モノマーとしてアクリル酸,
メタクリル酸2−ヒドロキシエチルなどが共重合されて
いるポリマーである。
【0015】本発明に用いる溶剤型アクリル系感圧接着
剤は、粘着力が1000〜4000g/25mmのもので
ある。粘着力が1000g/25mmより小さいものは、
支持脚の螺合部分を十分固定することができず、一方、
粘着力が4000g/25mmより大きいものは、螺合部
分を動かすのに極めて大きな力を必要とするため、支持
脚の高さを容易に調整することができない。
【0016】尚、本発明における感圧接着剤の粘着力と
は、JIS Z0237に準拠し、180°引き剥がし
法で測定して求めた値である。測定は、温度20℃,相
対湿度65%の環境条件で行い、引き剥がし速さは30
0mm/min である。
【0017】本発明の方法に用いる溶剤型アクリル系感
圧接着剤は、二次転移点(ガラス転移点)が−20℃以
下のものが好ましい。二次転移点の高いものは、一般的
に粘着力が小さく、弾力性にも欠けるため、支持脚の高
さ調整を円滑にすることができない。
【0018】また、本発明に用いる溶剤型アクリル系感
圧接着剤は、GPCの測定による重量平均分子量が好ま
しくは10万〜200万、更に好ましくは20万〜10
0万のものである。本発明において重量平均分子量の小
さい感圧接着剤は、凝集力が不足する傾向にあり、凝集
力が小さい場合には、螺合部分が十分固定されず、支持
脚の高さを安定して維持することが困難となる。
【0019】溶剤型アクリル系感圧接着剤は、アクリル
ポリマーの重合度(分子量)を上げると、粘着性が改善
されるが、溶液の粘度も大幅に上昇するため、重合度が
大き過ぎるものは、ねじに塗工することが難しくなる。
このため、本発明の方法に用いる溶剤型アクリル系感圧
接着剤は、適度に架橋したものが好適である。
【0020】溶剤型アクリル系感圧接着剤における一液
型の架橋方法としては、例えば、−COOH基あるいは
−OH基などの反応性水酸基を持ったポリマーと、キレ
ート形成能を有する金属アルカロイドあるいはキレート
化金属アルカロイドとを組み合わせる方法が挙げられ
る。
【0021】ここで、金属アルカロイドとは、一般式 Rn Me(OR1 z で表されるものである。式中、Meは周期律表のII,
III,IVまたはV族にある金属であり、Rはアルキ
ル基またはアリール基であり、R1 は脂肪族及び置換脂
肪族残基、例えばアルキル基またはアリル基であり、n
はゼロまたはそれ以上の整数で、zは少なくとも2の整
数で、n+zの合計はMeの価に等しい。
【0022】キレート化剤としては、例えばオクチレン
グリコール、トリエタノールアミン、2,4ペンタンジ
オンラクチックアシッド等を挙げることができる。キレ
ート化剤は、アクリル溶液に直接添加することもできる
し、金属アルカロイドに添加したのち溶液に加えること
もできる。
【0023】更に、一液型溶液を安定させるために、キ
レート化剤を過剰に加えたり、エタノール,プロパノー
ル,イソプロパノール,ブタノール等の低級アルコール
を溶液に加えることも考えられる。また必要に応じ、酸
化防止剤,軟化剤等の種々の添加剤を加えてもよい。
【0024】上述のようなキレート形成能を有する金属
アルカロイドあるいはキレート化金属アルカロイドとし
ては、具体的にはテトラ−n−ブトキシチタン,テトラ
−イソプロポキシチタン,アルミニウムアセチルアセト
ナート,エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプ
ロピレート等を挙げることができる。また、これらの金
属アルカロイドの使用量は、固形分に対して好ましくは
0.1〜0.5重量%である。
【0025】
【作用】雄ねじと雌ねじとの間に介在する溶剤型アクリ
ル系感圧接着剤が、適度の粘着力,粘性及び凝集力を有
するため、螺合部分ががたつくことなく適度に固定され
ている。このため、ねじは振動や小さな外力等によって
簡単に回ることはないが、ドライバー等の治具を用いれ
ば比較的容易に回すことは可能である。したがって、高
さの調整をした支持脚は、その高さが安定して維持され
ると共に、高さの微調整や再調整が必要な場合には、ド
ライバー等の適宜な治具によりねじを回すことで、容易
に高さの調整をすることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。
【0027】実施例1 図1は本発明の方法が適用される二重床用支持脚の一例
を示す要部縦断面図、図2は図1の支持脚の平面図、図
3はその側面図、図4は図1の支持脚においてパネル押
えボルトを取り外したときの形態を説明する要部平面図
である。この支持脚においては、基板1の四隅に雄ねじ
を形成した支柱ボルト2(支柱部材)がそれぞれ突設さ
れ、各支柱ボルト2には前記雄ねじと螺合する雌ねじを
形成したパネル支持体3が配設されている。該雌ねじは
パネル支持体3を上下に貫通する形で設けられている。
パネル支持体3は、その略中央に環状の台座プレート4
を周設し、台座プレート4の上にはフエルト製の緩衝シ
ート7を貼着している。また、パネル支持体3の上部に
は床用パネルの貫通孔と嵌合する円筒状をしたパネル案
内部5を形成している。更に、パネル支持体3の上端に
は高さ調整の際に利用するねじ回し嵌合溝6を刻設して
いる。
【0028】パネル支持体3の上端部には前記雌ねじと
螺合するパネル押えボルト9が螺着されている。パネル
押えボルト9の頂部には、ねじ回し嵌合穴12が刻設さ
れている。パネル押えボルト9は、床用パネルの上面を
押さえる円盤状部とパネル支持体3の雌ねじと螺合する
雄ねじ部とからなるものである。
【0029】上記の二重床用支持脚が適用される床用パ
ネルとしては、例えば、四隅の所定箇所にパネル案内部
挿入孔を穿孔したものが用いられる。また、床用パネル
のパネル支持体挿入孔の周囲には、パネル押えボルトよ
り僅かに大きい形状のパネル押えボルト用凹部11が形
成されている。
【0030】上記の二重床用支持脚の支柱ボルト2の雄
ねじ部分及びパネル支持体3の雌ねじ部分に、アクリル
酸エステル/酢酸ビニル系共重合物からなる一液型の溶
剤型アクリル系感圧接着剤を塗布した。この感圧接着剤
は、粘着力が1500g/25mm、2次転移点が−44
℃、重量平均分子量が約25万のものであった。
【0031】次に、基礎床面に正確に寸法取りをして、
所定の位置に支持脚を配置した。支持脚のパネル押えボ
ルト9を取り外したのち、予めパネル支持体3の高さを
概ね調整した。次いで、床用パネルのパネル案内部挿入
孔にパネル案内部5を挿入し嵌合せしめた。この作業を
繰り返し行うことにより、床用パネルを所定位置に載置
した。
【0032】次に、若干大きめのドライバーをパネル支
持体3のねじ回し嵌合溝6に嵌合せしめ、これを回して
高さの調整をした。支柱ボルト2の雄ねじとパネル支持
体3の雌ねじとの螺合部分8には、溶剤型アクリル系感
圧接着剤が介在しており、螺合部分は調整中にがたつく
こともなく、調整後はしっかりと固定されていた。
【0033】引き続き、パネル押えボルト9をパネル支
持体3の上端部にに螺着せしめ、床用パネルをパネル押
えボルト9と台座プレート4とによって挟持した。これ
によって、床用パネルはしっかりとパネル支持体に固定
された。
【0034】一方、床用パネルの高さを再調整する場合
には、パネル押えボルト9を取り外したのち、パネル支
持体3の上端からドライバー或いは所定の回転用治具等
を嵌合してパネル支持体3を回転すればよい。支柱ボル
ト2とパネル支持体3の螺合部分8の感圧接着剤は、粘
着し回転の抵抗となるが、パネル支持体の滑らかな回転
を妨げるほどのものではなく、微妙な高さ調整を効率よ
く行うことができた。また、本実施例においては、床面
の高さを床用パネルを載置した状態で調整できるため、
極めて精密な調整をすることができた。
【0035】実施例2,3 実施例1で用いた溶剤型感圧接着剤に代えて、主成分で
あるアクリル酸エステル/酢酸ビニル系共重合物の組成
及び平均分子量を変えることにより、表1に示す如き性
状の溶剤型感圧接着剤を調製し、これを使用した以外は
実施例1と同様にして二重床用支持脚の高さ調整を行っ
た。結果は、表1に示す通りであり、いずれも螺合部分
のがたつきがなく、床面の高さを精密且つ効率よく調製
することができた。
【0036】実施例4 溶剤型感圧接着剤として、実施例1で用いた主成分がア
クリル酸エステル/酢酸ビニル系共重合物からなるもの
に代えて、アクリル酸エステル系共重合物からなる表1
に示す如き性状のものを調製し、この溶剤型感圧接着剤
を用いた以外は実施例1と同様にして二重床用支持脚の
高さ調整を行った。結果は、表1に示す通りであった。
【0037】
【表1】
【0038】比較例1〜4 実施例1で用いた溶剤型感圧接着剤に代えて、主成分で
あるアクリル酸エステル/酢酸ビニル系共重合物の組成
及び平均分子量を変えることにより、表2に示す如き性
状の溶剤型感圧接着剤を調製し、これを使用した以外は
実施例1と同様にして二重床用支持脚の高さ調整を行っ
た。結果は、表2に示す通りであった。
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】本発明の方法は適度の粘着力と粘性とを
有する溶剤型アクリル系感圧接着剤を、ねじの螺合部分
に施与したため、螺合部分が調整時及び調整後にがたつ
くことがなく、また螺合部分がしっかりと固定されると
共に、ドライバー等の適宜な治具によって容易に回転す
ることができる。このため、二重床用支持脚の高さは、
安定して保持されると共に、必要な場合には、適宜な治
具により床高さの再調整あるいは微調整を容易且つ効率
よく行うことができる。更に、本発明の方法によれば、
固定用のナットやビス等が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が適用される二重床用支持脚の一
例を示す縦断面図である。
【図2】図1の支持脚においてパネル押え板と押え板固
定ボルトとを取り外したときの形態を示す平面図であ
る。
【図3】図1の支持脚の使用状態の一例を示す側面図で
ある。
【図4】図1の支持脚のパネル押え板を外した状態を示
す要部平面図である。
【図5】従来使用されている台座型支持脚の一例を示す
斜視図である。
【図6】従来使用されている四柱型支持脚の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支柱ボルト(支柱部材) 3 パネル支持体 4 台座プレート 5 パネル案内部 6 ねじ回し嵌合溝 7 緩衝シート 8 螺合部分 9 パネル押えボルト 10 二重床用パネル 11 パネル押えボルト用凹部 12 ねじ回し嵌合穴 13 床面係合孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板に突設する支柱部材と、
    該支柱部材に螺合するパネル支持体とから成る二重床用
    支持脚において、前記パネル支持体の高さを調整するに
    際し、前記支柱部材と前記パネル支持体との螺合部分
    に、ステンレス板に対する粘着力が1000〜4000
    g/25mmである一液型の溶剤型アクリル系感圧接着剤
    を施与することを特徴とする二重床用支持脚の高さ調整
    方法。
JP11208793A 1993-04-14 1993-04-14 二重床用支持脚の高さ調整方法 Expired - Lifetime JP2696782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208793A JP2696782B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 二重床用支持脚の高さ調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208793A JP2696782B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 二重床用支持脚の高さ調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06299679A JPH06299679A (ja) 1994-10-25
JP2696782B2 true JP2696782B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=14577776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11208793A Expired - Lifetime JP2696782B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 二重床用支持脚の高さ調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2696782B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070055095A (ko) * 2005-11-25 2007-05-30 주식회사 엘지화학 이중 바닥재용 지지대
GB0805976D0 (en) * 2008-04-02 2008-05-07 Kingston Property Com Ltd Flooring system
JP4953213B2 (ja) * 2008-08-26 2012-06-13 株式会社日本マイクロニクス テーブル高さ調整機構及びこれを用いた高さ調整テーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06299679A (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5015648B2 (ja) 光学用粘着剤組成物および光学機能性フィルム
US20050242254A1 (en) Mounting device for a flat screen display panel
JP2696782B2 (ja) 二重床用支持脚の高さ調整方法
JP2009108122A (ja) 光学用粘着剤組成物および光学機能性フィルム
EP1421148A1 (en) Tackified acrylic pressure sensitive adhesive
US11795351B2 (en) Adhesive composition and adhesive film comprising same
CN114231218A (zh) 一种抗静电并剥离无残留压敏胶及其制备方法
KR20120138482A (ko) 광학용 점착제 조성물 및 이를 포함하는 점착 시트
CN211902119U (zh) 一种可升降的投影仪
CN216109518U (zh) 一种建筑地板龙骨支撑构件
JP2013204035A (ja) 粘着テープ
US20050040124A1 (en) Corner shelf
JP5654192B2 (ja) 粘着剤組成物及び光学部材
CN219112101U (zh) 一种磁芯定位烘烤用固定夹具
CN212224542U (zh) 一种可自调节的踢脚线安装结构
CN218378827U (zh) 一种外挂式显示屏的安装支架
CN201517684U (zh) 一种平板电视安装架的角度调节装置
CN219611664U (zh) 一种可调式基座
CN219388349U (zh) 一种板体组装连接件
CN218645168U (zh) 一种led显示屏底座
CN220621060U (zh) 一种土建基模的固定结构
CN217871560U (zh) 一种可调节高度的简易挂件
CN214726676U (zh) 用于航空发动机滑油箱支架上的橡胶垫修复工装
US20240097610A1 (en) Rail for a Solar Panel Rack
JP2007204625A (ja) 粘弾性高分子材料として使用可能な基材なし両面粘着テープ又はシート