JP2693029B2 - 塗料臭気の成分測定方法 - Google Patents
塗料臭気の成分測定方法Info
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- JP2693029B2 JP2693029B2 JP2260388A JP26038890A JP2693029B2 JP 2693029 B2 JP2693029 B2 JP 2693029B2 JP 2260388 A JP2260388 A JP 2260388A JP 26038890 A JP26038890 A JP 26038890A JP 2693029 B2 JP2693029 B2 JP 2693029B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築施工において実際に塗装施工が行われる
木材、金属スレート等における塗料の塗布面から発せら
れる気体の成分測定方法に係るものである。
木材、金属スレート等における塗料の塗布面から発せら
れる気体の成分測定方法に係るものである。
(従来の技術) バイアルびん保温装置及び保温後のバイアルびん内部
の空気を採取してガスクロマトグラフィーに自動的に送
り込むオートサンプラーを備えたヘッドスペースを有す
るガスクロマトグラフィーに使用されるバイアルびん
は、入口が約1.5cm径で内容量が25mlと小さく、そのた
めサンプルは通常小さく切ってそのままの形でバイアル
びんに入れて測定を行なう。
の空気を採取してガスクロマトグラフィーに自動的に送
り込むオートサンプラーを備えたヘッドスペースを有す
るガスクロマトグラフィーに使用されるバイアルびん
は、入口が約1.5cm径で内容量が25mlと小さく、そのた
めサンプルは通常小さく切ってそのままの形でバイアル
びんに入れて測定を行なう。
而してヘッドスペースガスクロマトグラフィーを用い
て塗料から発する臭気を測定する場合は、バイアルびん
中に塗料を直接入れて測定を行なっている。
て塗料から発する臭気を測定する場合は、バイアルびん
中に塗料を直接入れて測定を行なっている。
(発明が解決しようとする課題) このよにバイアルのびんに直接塗料を入れてヘッドス
ペースガスクロマトグラフィーによって分析を行なって
も、バイアルびん内の塗料は厚い塗膜を生成し、内部ま
で乾燥させることが難しく、時間がかかる。また実際に
塗料を塗布した時に発せられる臭気の成分を測定するこ
とができない。
ペースガスクロマトグラフィーによって分析を行なって
も、バイアルびん内の塗料は厚い塗膜を生成し、内部ま
で乾燥させることが難しく、時間がかかる。また実際に
塗料を塗布した時に発せられる臭気の成分を測定するこ
とができない。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とする処は、ヘッドスペースガス
クロマトグラフィーを用いて、塗料の塗布面から発せら
れる気体の成分を迅速、且つ高精度で分析することがで
きる塗料臭気の成分測定方法を提供する点にある。
れたもので、その目的とする処は、ヘッドスペースガス
クロマトグラフィーを用いて、塗料の塗布面から発せら
れる気体の成分を迅速、且つ高精度で分析することがで
きる塗料臭気の成分測定方法を提供する点にある。
更に本発明の他の目的は、塗料の各種実験を行なう
際、ガラス面に塗料を塗布する方法が一般的にとられて
いるが、塗料は実際に塗装を行なうスレート板等の塗装
面によって、臭気の発生時間や成分の異なる場合がある
ので、これを立証するための独自の分析方法を提供する
点にある。
際、ガラス面に塗料を塗布する方法が一般的にとられて
いるが、塗料は実際に塗装を行なうスレート板等の塗装
面によって、臭気の発生時間や成分の異なる場合がある
ので、これを立証するための独自の分析方法を提供する
点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明に係る塗料臭気の
成分測定方法によれば、施工現場で実際に塗装が行われ
る被塗装材料を使用し、同被塗装材料よりなる板状基片
に塗料を塗布してなる試料をバイアルびん中に密封して
ヘッドスペースの気化室にセットし、一定条件で気化さ
せた気体をガスクロマトグラフィー本体に送り込んで塗
料臭気成分を分析することを特徴とするものである。
成分測定方法によれば、施工現場で実際に塗装が行われ
る被塗装材料を使用し、同被塗装材料よりなる板状基片
に塗料を塗布してなる試料をバイアルびん中に密封して
ヘッドスペースの気化室にセットし、一定条件で気化さ
せた気体をガスクロマトグラフィー本体に送り込んで塗
料臭気成分を分析することを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば前記したように、ヘッドスペースガス
クロマトグラフィーにおける塗料の臭気の成分測定にお
いて、従来のようにバイアルびんに直接塗料を入れるこ
となく、塗料を施工現場で実際に塗装が行なわれる被塗
装材料の板状基片に塗布して試料を作成し、同試料をバ
イアルびんに密封してヘッドスペースの気化室にセット
し、一定条件で気化させるようにしたので、塗料が乾燥
する時間が短縮され、また塗料を実際の施工と同様の膜
厚で乾燥させることができ、実際の施工を行なった時に
発生する状態と同じ臭気成分を測定することができる。
クロマトグラフィーにおける塗料の臭気の成分測定にお
いて、従来のようにバイアルびんに直接塗料を入れるこ
となく、塗料を施工現場で実際に塗装が行なわれる被塗
装材料の板状基片に塗布して試料を作成し、同試料をバ
イアルびんに密封してヘッドスペースの気化室にセット
し、一定条件で気化させるようにしたので、塗料が乾燥
する時間が短縮され、また塗料を実際の施工と同様の膜
厚で乾燥させることができ、実際の施工を行なった時に
発生する状態と同じ臭気成分を測定することができる。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
(A)は試料で、アルミニウム板等よりなる板状基片
(1)の片面に測定対象となる塗料(2)を塗布する。
(第2図及び第3図参照) 基片(1)は塗布材料によって必要な材質を選択する
が、一例としてアルミニウム、スレートの2種類を使用
する。
(1)の片面に測定対象となる塗料(2)を塗布する。
(第2図及び第3図参照) 基片(1)は塗布材料によって必要な材質を選択する
が、一例としてアルミニウム、スレートの2種類を使用
する。
基片(1)の大きさはバイアルびん(3)の大きさ等
を勘案して2.4cm×1.2cmが適当であることが実験上判っ
た。
を勘案して2.4cm×1.2cmが適当であることが実験上判っ
た。
また基片(1)の厚さは加工、及び剛性から金属、プ
ラスチック材の場合は1mm、木材、スレートは5mm程度が
よい。
ラスチック材の場合は1mm、木材、スレートは5mm程度が
よい。
而して前記基片(1)の片面に塗布される塗料の塗布
量は例えば0.02g/cm2として、かくして得られた試料
(A)をバイアルびん(3)に入れて密封する。(第4
図参照) このように試料(A)を密封したバイアルびん(3)
をヘッドスペースガスクロマトグラフィーにおけるヘッ
ドスペース(4)の上部の気化室(5)にセットし、一
定条件で気化したのち、気化した気化をオートサンプラ
ーを介してガスクロマトグラフィー本体(5)に送り込
み塗料の臭気成分を分析、測定する。
量は例えば0.02g/cm2として、かくして得られた試料
(A)をバイアルびん(3)に入れて密封する。(第4
図参照) このように試料(A)を密封したバイアルびん(3)
をヘッドスペースガスクロマトグラフィーにおけるヘッ
ドスペース(4)の上部の気化室(5)にセットし、一
定条件で気化したのち、気化した気化をオートサンプラ
ーを介してガスクロマトグラフィー本体(5)に送り込
み塗料の臭気成分を分析、測定する。
なお前記気化室(5)の条件は、温度と保持時間とに
より設定する。
より設定する。
なお、前記ガスクロマトグラフィー本体(6)にMS
(質量分析装置)、あるいはIR(赤外線分光光度計)若
しくはFT−IR(フーリエ変換赤外線分光光度計)等の定
性用検出器(7)を接続することによって、臭気の成分
の定性分析も可能となる。
(質量分析装置)、あるいはIR(赤外線分光光度計)若
しくはFT−IR(フーリエ変換赤外線分光光度計)等の定
性用検出器(7)を接続することによって、臭気の成分
の定性分析も可能となる。
第5図及び第6図は某社の水性ペイントの臭気の成分
測定結果を示し、第5図は塗布後0時間後、第6図は塗
布後1時間の試験結果を示す。
測定結果を示し、第5図は塗布後0時間後、第6図は塗
布後1時間の試験結果を示す。
測定条件は次の如くである。
1) 試料 基片1.2cm×4.2cmアルミニウム板 塗布量0.02g/cm2 ヘッドスペース条件100℃(保持時間10分) 2) ガスクロマトグラフィー条件 インジェクション温度 100℃ カラム温度100℃×10分→10℃/分→250℃×5分 (初期温度) (最終温度) カラム名 PBWA×30m(J&W社) スプリット比 1:20 キャリアガス ヘリウム 而して塗布直後では第5図に示すようにa部分で(ビ
ークナンバー2)でピークが一番大きくなっているが、
第6図に示すように、塗布後1時間ではa部分のピーク
が減少し、その代わりにb部分(ピークナンバー2)の
ピークが新しく発生していることが判る。
ークナンバー2)でピークが一番大きくなっているが、
第6図に示すように、塗布後1時間ではa部分のピーク
が減少し、その代わりにb部分(ピークナンバー2)の
ピークが新しく発生していることが判る。
これは塗装後、1時間で臭気の成分が既に変化してい
ることを示すものである。
ることを示すものである。
なお比較例として第5図で測定したものと同じ水性ペ
イントをアルミニウム板に塗らずにバイアルびん中に直
接0.1g封入して、同じ条件でヘッドスペースガスクロマ
トグラフィーによって成分分析を行なったが、第5図及
び第6図に見られるような鮮明なピークはみられなかっ
た。
イントをアルミニウム板に塗らずにバイアルびん中に直
接0.1g封入して、同じ条件でヘッドスペースガスクロマ
トグラフィーによって成分分析を行なったが、第5図及
び第6図に見られるような鮮明なピークはみられなかっ
た。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、ヘッドスペースガス
クロマトグラフィーによって塗料の臭気成分を測定する
のに際して、従来のように塗料を直接バイアルびんに入
れることなく、板状基片に塗料を塗布した試料をバイア
ルびん中に密封してヘッドスペースの気化室にセット
し、一定条件で気化させた気体をガスクロマトグラフィ
ー本体に送り込んで臭気成分を分析することによって、
塗料の乾燥時間を短縮し、多数の試料の測定が短時間で
行なわれるようにしたものである。
クロマトグラフィーによって塗料の臭気成分を測定する
のに際して、従来のように塗料を直接バイアルびんに入
れることなく、板状基片に塗料を塗布した試料をバイア
ルびん中に密封してヘッドスペースの気化室にセット
し、一定条件で気化させた気体をガスクロマトグラフィ
ー本体に送り込んで臭気成分を分析することによって、
塗料の乾燥時間を短縮し、多数の試料の測定が短時間で
行なわれるようにしたものである。
また塗料を板状基片に塗布した試料を使用することに
よって、塗料が実際の施工と同様の膜厚で乾燥させるこ
とができるため、実際の施工と同じ臭気成分を短時間
で、しかも高精度で分析することができる。
よって、塗料が実際の施工と同様の膜厚で乾燥させるこ
とができるため、実際の施工と同じ臭気成分を短時間
で、しかも高精度で分析することができる。
更にまた本発明によれば、前記板状基片が施工現場に
おいて、実際に塗装が行なわれる金属、スレート等の材
料より構成されているので、実際に施工する塗装面から
臭気の発生時間や成分が異なる場合でも、これを立証す
ることができる。
おいて、実際に塗装が行なわれる金属、スレート等の材
料より構成されているので、実際に施工する塗装面から
臭気の発生時間や成分が異なる場合でも、これを立証す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る塗料臭気の成分測定方法を実施す
る測定装置の斜視図、第2図は試料の斜視図、第3図は
その縦断面図、第4図はバイアルびんに試料を密封した
状態を示す斜視図、第5図及び第6図は夫々塗料の臭気
成分の分析測定例を示す図である。 (A)……試料、(1)……基片、(2)……塗料、
(3)……バイアルびん、(4)……ヘッドスペース、
(5)……気化室、(6)……ガスクロマトグラフィー
本体。
る測定装置の斜視図、第2図は試料の斜視図、第3図は
その縦断面図、第4図はバイアルびんに試料を密封した
状態を示す斜視図、第5図及び第6図は夫々塗料の臭気
成分の分析測定例を示す図である。 (A)……試料、(1)……基片、(2)……塗料、
(3)……バイアルびん、(4)……ヘッドスペース、
(5)……気化室、(6)……ガスクロマトグラフィー
本体。
Claims (1)
- 【請求項1】施工現場で実際に塗装が行われる被塗装材
料を使用し、同被塗装材料よりなる板状基片に塗料を塗
布してなる試料をバイアルびん中に密封してヘッドスペ
ースの気化室にセットし、一定条件で気化させた気体を
ガスクロマトグラフィー本体に送り込んで塗料臭気成分
を分析することを特徴とする塗料臭気の成分測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260388A JP2693029B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 塗料臭気の成分測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260388A JP2693029B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 塗料臭気の成分測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140659A JPH04140659A (ja) | 1992-05-14 |
JP2693029B2 true JP2693029B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17347226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2260388A Expired - Fee Related JP2693029B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 塗料臭気の成分測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2693029B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5773603B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-09-02 | 東京都 | 採取容器と、揮発性油類の採取方法 |
JP6198408B2 (ja) * | 2012-04-02 | 2017-09-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | サンプル液に含まれる揮発性物質の分析方法 |
DE102017119439A1 (de) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | Khs Gmbh | Verfahren zum Steuern der Menge eines auf einen Träger aufzubringenden Klebemittels |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136933Y2 (ja) * | 1980-03-15 | 1986-10-25 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP2260388A patent/JP2693029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JIS K5460 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04140659A (ja) | 1992-05-14 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |