JP2692903B2 - 多相・多電極アーク発生用トーチ - Google Patents
多相・多電極アーク発生用トーチInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、複数本の電極を逆円錐状に配列し、これ
ら電極のなす逆円錐状の底面に設けられたそれぞれの電
極端子に多相電圧を引加し、逆円錐状の電極の先端部に
安定した多相・多電圧のアークを発生させる多相・多電
極アーク発生用トーチに関する。
ら電極のなす逆円錐状の底面に設けられたそれぞれの電
極端子に多相電圧を引加し、逆円錐状の電極の先端部に
安定した多相・多電圧のアークを発生させる多相・多電
極アーク発生用トーチに関する。
（従来の技術） 従来のアーク発生用トーチにおいて、電極消耗量に対
して，電極先端部で発生するアークを安定に維持するた
めに、例えば、２本の電極を用いてアークを発生させる
場合には、アーク発生にともない電極先端部が消耗する
と、作業者がそれぞれの電極をつかみかえて、消耗分だ
け手動で電極を送ることにより、電極消耗時の電極先端
部を調整していた。しかし、この方法はアークの安定性
を維持することが困難であった。
して，電極先端部で発生するアークを安定に維持するた
めに、例えば、２本の電極を用いてアークを発生させる
場合には、アーク発生にともない電極先端部が消耗する
と、作業者がそれぞれの電極をつかみかえて、消耗分だ
け手動で電極を送ることにより、電極消耗時の電極先端
部を調整していた。しかし、この方法はアークの安定性
を維持することが困難であった。
従って、アーク発生用トーチは、各電極ごとに電極送
り機構を設け、電極の消耗量に見合う量をそれぞれ送り
出して調整する機構を装着していた。それぞれの電極に
具備された電極送り機構により、電極の消耗量に相当す
る量だけ送り、アークを維持する手段を有するものであ
った。
り機構を設け、電極の消耗量に見合う量をそれぞれ送り
出して調整する機構を装着していた。それぞれの電極に
具備された電極送り機構により、電極の消耗量に相当す
る量だけ送り、アークを維持する手段を有するものであ
った。
（発明が解決しようとする課題） ところが、複数本の電極を逆円錐状に配置し、多相・
多電極アーチを発生するトーチにおいて、電極の本数は
使用する電極の相数により3,6,12・・・本と多くなり、
それぞれの電極の消耗量に相当する量だけ送り、アーク
の安定性を維持する送り機構を設けることは、その機構
が複雑となり、その調整が困難で、かつ費用が高価とな
るという解決すべき課題であった。
多電極アーチを発生するトーチにおいて、電極の本数は
使用する電極の相数により3,6,12・・・本と多くなり、
それぞれの電極の消耗量に相当する量だけ送り、アーク
の安定性を維持する送り機構を設けることは、その機構
が複雑となり、その調整が困難で、かつ費用が高価とな
るという解決すべき課題であった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、従来技術の問題点
を有効に解決し、その構成が簡略化し、しかもその調整
が容易で、その取扱い操作が容易な多相・多電極アーク
発生用トーチを提供することである。
を有効に解決し、その構成が簡略化し、しかもその調整
が容易で、その取扱い操作が容易な多相・多電極アーク
発生用トーチを提供することである。
（課題を解決するための手段） 本発明は、複数本の電極を逆円錐状に配列し、これら
電極のなす逆円錐状の底面に設けられたそれぞれの電極
端子に多相電圧を印加し、逆円錐状の電極の先端部多相
・多電圧のアークを発生させる装置において； 外周にねじ加工され、前記電極の逆円錐状底面の中央
部を貫通して先端部附近に達する棒状部材（７）と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第１貫通孔を
有し、締付金具により前記棒状部材に取付けられて前記
電極の逆円錐状の底面を形成し、前記電極の消耗の際に
前記棒状部材に沿って先端部方向に移動し得る多電極支
持治具（１）と； 前記多電極支持治具の外周に外方向に突起して設けら
れる複数の電極支持腕（10）と； 複数の前記電極端子をそれぞれ挟持し、前記電極支持
腕に回動自在に軸支される複数の電極挟持金具（２）
と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第２貫通孔を
有し、他の締付金具により前記棒状部材の先端部または
中間部に締付け固定され、前記電極の先端部または中間
部をそれぞれ貫通させる複数の第３貫通孔を有する電極
固定板（15）と； 前記電極固定板の外周より第３貫通孔に向けて螺着さ
れ、その先端突起部で貫通されたそれぞれの前記電極を
保持し前記電極の逆円錐状の頂角を調整する複数の電極
頂角調整機構（16）と； を備えることを特徴とする多相・多電極アーク発生用ト
ーチである。
電極のなす逆円錐状の底面に設けられたそれぞれの電極
端子に多相電圧を印加し、逆円錐状の電極の先端部多相
・多電圧のアークを発生させる装置において； 外周にねじ加工され、前記電極の逆円錐状底面の中央
部を貫通して先端部附近に達する棒状部材（７）と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第１貫通孔を
有し、締付金具により前記棒状部材に取付けられて前記
電極の逆円錐状の底面を形成し、前記電極の消耗の際に
前記棒状部材に沿って先端部方向に移動し得る多電極支
持治具（１）と； 前記多電極支持治具の外周に外方向に突起して設けら
れる複数の電極支持腕（10）と； 複数の前記電極端子をそれぞれ挟持し、前記電極支持
腕に回動自在に軸支される複数の電極挟持金具（２）
と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第２貫通孔を
有し、他の締付金具により前記棒状部材の先端部または
中間部に締付け固定され、前記電極の先端部または中間
部をそれぞれ貫通させる複数の第３貫通孔を有する電極
固定板（15）と； 前記電極固定板の外周より第３貫通孔に向けて螺着さ
れ、その先端突起部で貫通されたそれぞれの前記電極を
保持し前記電極の逆円錐状の頂角を調整する複数の電極
頂角調整機構（16）と； を備えることを特徴とする多相・多電極アーク発生用ト
ーチである。
（作用） 上述のように、外周にねじ加工された棒状部材が設け
られ、多電極支持治具の中心部をこの棒状部材が貫通し
取付けられて逆円錐状底面を形成し、この多電極支持具
の外周に外方向に突起して電極支持腕が設けられ、電極
端子を挟持して電極挟持金具が電極支持腕に回動自在に
軸支され、電極固定板の中心部に棒状部材の先端部また
は中間部が貫通し固定され、電極の先端部または中間部
がそれぞれ貫通される貫通孔に向けて、電極固定調整機
構を電極固定板の外周より螺着し、その先端突起部で電
極を固定して逆円錐状角度を調整可能とすることによ
り、その構成が簡略化し、その調整が容易で、その取扱
いが簡単で、しかもアークの安定性が維持される。
られ、多電極支持治具の中心部をこの棒状部材が貫通し
取付けられて逆円錐状底面を形成し、この多電極支持具
の外周に外方向に突起して電極支持腕が設けられ、電極
端子を挟持して電極挟持金具が電極支持腕に回動自在に
軸支され、電極固定板の中心部に棒状部材の先端部また
は中間部が貫通し固定され、電極の先端部または中間部
がそれぞれ貫通される貫通孔に向けて、電極固定調整機
構を電極固定板の外周より螺着し、その先端突起部で電
極を固定して逆円錐状角度を調整可能とすることによ
り、その構成が簡略化し、その調整が容易で、その取扱
いが簡単で、しかもアークの安定性が維持される。
（実施例） 本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例の断面構成図を示す。図に
おいて多相・多電極アーク発生用トーチは、複数本の電
極９を逆円錐状に配列し、これら電極９のなす逆円錐状
の底面Ｒに設けられたそれぞれの電極端子３に多相電圧
を印加し、逆円錐状の電極先端部Ｐに多相・多電圧のア
ークを発生させる装置である。
おいて多相・多電極アーク発生用トーチは、複数本の電
極９を逆円錐状に配列し、これら電極９のなす逆円錐状
の底面Ｒに設けられたそれぞれの電極端子３に多相電圧
を印加し、逆円錐状の電極先端部Ｐに多相・多電圧のア
ークを発生させる装置である。
多電極支持治具１は、中心部に設けられた貫通孔１′
に、棒状部材、例えば丸棒またはパイプ７を貫通させ
る。この棒状部材７の外周にはねじ部11が設けられてい
る．多電極支持治具１の貫通孔１′の内径は、棒状部材
７の外径より僅かに大きく、多電極支持治具１は棒状部
材７に沿って移動自在である。
に、棒状部材、例えば丸棒またはパイプ７を貫通させ
る。この棒状部材７の外周にはねじ部11が設けられてい
る．多電極支持治具１の貫通孔１′の内径は、棒状部材
７の外径より僅かに大きく、多電極支持治具１は棒状部
材７に沿って移動自在である。
また、多電極支持治具１は、上下２個の締付金具（蝶
ナット）5,6が棒状部材７に螺着され、その所定の位置
（底面）Ｒに挟持されるものである。なお、多電極支持
治具１の外周には、電極支持腕10が外方向に（放射状
に）突起して設けられている。
ナット）5,6が棒状部材７に螺着され、その所定の位置
（底面）Ｒに挟持されるものである。なお、多電極支持
治具１の外周には、電極支持腕10が外方向に（放射状
に）突起して設けられている。
逆円錐状に配置される複数本の電極９の末端には、電
極端子３が取付けられ、この電極端子３を挟持する電極
挟持金具２が設けられている。この電極挟持金具２と、
電極支持腕10とは軸支部４において、回動自在に軸支さ
れ、電極９の消耗量に応じて電極９を先端方向へ移動可
能とするものである。なお、電極９の他端に設けられた
電極端子３には、多相電源装置（図示省略）の導線を結
線するための電線用導線取付け孔８を有する。
極端子３が取付けられ、この電極端子３を挟持する電極
挟持金具２が設けられている。この電極挟持金具２と、
電極支持腕10とは軸支部４において、回動自在に軸支さ
れ、電極９の消耗量に応じて電極９を先端方向へ移動可
能とするものである。なお、電極９の他端に設けられた
電極端子３には、多相電源装置（図示省略）の導線を結
線するための電線用導線取付け孔８を有する。
また，第３図に示すように電極固定板15は、上下２個
の締付金具（平ナット）13,14を棒状部材（丸棒または
パイプ）７に螺着し、その所定位置である電極９の先端
部近傍Q1に固定するものである。なお、電極固定板15に
は、逆円錐状に斜行した複数の電極９がそれぞれ貫通す
る複数の貫通孔20が設けられている。
の締付金具（平ナット）13,14を棒状部材（丸棒または
パイプ）７に螺着し、その所定位置である電極９の先端
部近傍Q1に固定するものである。なお、電極固定板15に
は、逆円錐状に斜行した複数の電極９がそれぞれ貫通す
る複数の貫通孔20が設けられている。
さらに、電極固定板15の外周より複数の電極頂角調整
機構、本実施例では電極頂角調整ねじ16がこの貫通孔20
に向けて螺着されている。この電極頂角調整ねじ16は、
スプリング作用を利用した例えばボールプランジャ等の
先端突起部16aにより、貫通孔20を貫通したそれぞれの
電極９の側面に押圧を与え貫通孔20の内壁の縁17に固定
することにより、電極９が移動する際の逆円錐状の頂角
の変化を調整させることができる。
機構、本実施例では電極頂角調整ねじ16がこの貫通孔20
に向けて螺着されている。この電極頂角調整ねじ16は、
スプリング作用を利用した例えばボールプランジャ等の
先端突起部16aにより、貫通孔20を貫通したそれぞれの
電極９の側面に押圧を与え貫通孔20の内壁の縁17に固定
することにより、電極９が移動する際の逆円錐状の頂角
の変化を調整させることができる。
以上のように構成することにより、電極９が消耗した
際に、消耗量に応じて電極９を先端部Ｐ方向へ移動させ
るために、蝶ナット5,6を操作することにより、棒状部
材７に沿って多電極支持治具１を先端部Ｐ方向へ移動さ
せる。この移動により、電極支持腕10および軸支部４を
介して電極挟持金具２が回動し、複数の電極９が消耗量
に応じて先端部Ｐ方向へ移動する。このように電極９を
移動した後、蝶ナット5,6により多電極支持治具１を棒
状部材７に固定すればよい。
際に、消耗量に応じて電極９を先端部Ｐ方向へ移動させ
るために、蝶ナット5,6を操作することにより、棒状部
材７に沿って多電極支持治具１を先端部Ｐ方向へ移動さ
せる。この移動により、電極支持腕10および軸支部４を
介して電極挟持金具２が回動し、複数の電極９が消耗量
に応じて先端部Ｐ方向へ移動する。このように電極９を
移動した後、蝶ナット5,6により多電極支持治具１を棒
状部材７に固定すればよい。
この際、電極９の移動による電極９の逆円錐状の頂角
は、電極頂角調整ねじ16の先端突起部16aを支点として
自動的に調整され、多電極支持治具１を適宜移動調整す
るのみで、複数の電極９の消耗量の調整が同時に可能と
なり、その取扱い操作が容易である。
は、電極頂角調整ねじ16の先端突起部16aを支点として
自動的に調整され、多電極支持治具１を適宜移動調整す
るのみで、複数の電極９の消耗量の調整が同時に可能と
なり、その取扱い操作が容易である。
なお、第１図に示す実施例は、水中で多相・多電極ア
ークを発生させるトーチに用いる場合である。第２図に
示す他の実施例は、空気中で多相・多電極アークを発生
させるトーチに用いる場合である。この場合には多電極
アークにより放射される高温の影響を受け難い位置Q2
に，耐熱、耐絶縁性の良い電極中間固定板19を設けるも
のとする。
ークを発生させるトーチに用いる場合である。第２図に
示す他の実施例は、空気中で多相・多電極アークを発生
させるトーチに用いる場合である。この場合には多電極
アークにより放射される高温の影響を受け難い位置Q2
に，耐熱、耐絶縁性の良い電極中間固定板19を設けるも
のとする。
第４図は第１図の電極支持治具の自動化説明図を示
す。図において電極支持治具１は、周囲に歯を切ったギ
ヤー５′,6′と、ウオームギヤ５″,6″および回転制御
装置５,6を組合わせるとによって容易に行うことが
できる。
す。図において電極支持治具１は、周囲に歯を切ったギ
ヤー５′,6′と、ウオームギヤ５″,6″および回転制御
装置５,6を組合わせるとによって容易に行うことが
できる。
以上に示すように、複数の電極９を用いてアークを発
生する際に、従来のようにそれぞれの電極９に送り装置
を用いながら、その装置が簡単になり、電極消耗時の電
極調整作業が極めて容易に行うことができる。また、電
極固定板15,16を有するので、アーク発生時の電磁力に
よる電極先端部の移動が少なく、各電極９の消耗が一定
となり、一定の放電間隔を維持できるので、安定したア
ークを長時間維持できる。
生する際に、従来のようにそれぞれの電極９に送り装置
を用いながら、その装置が簡単になり、電極消耗時の電
極調整作業が極めて容易に行うことができる。また、電
極固定板15,16を有するので、アーク発生時の電磁力に
よる電極先端部の移動が少なく、各電極９の消耗が一定
となり、一定の放電間隔を維持できるので、安定したア
ークを長時間維持できる。
さらに、棒状部材７をパイプとすれば、安定した多相
・多電極アークの中心部に気体、液体、粉末などを効率
良く送入することができる。
・多電極アークの中心部に気体、液体、粉末などを効率
良く送入することができる。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものでは
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様に
おいても実施し得るものである。
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様に
おいても実施し得るものである。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば外周にねじ加工
された棒状部材が設けられ、多電極支持治具の中心部を
この棒状部材が貫通し固定されて逆円錐状底面を形成
し、この多電極支持具の外周に外方向に突起して電極支
持腕が設けられ、電極端子を挟持して電極挟持金具が電
極支持腕と逆円錐状角度を調整可能に結合され、電極固
定板の中心部に棒状部材の先端部または中間部が貫通さ
れて固定され、電極の先端部または中間部がそれぞれ貫
通され、電極頂角調整ねじを電極固定板の外周より螺着
し、先端突起部で電極を固定して逆円錐状角度を調整可
能とすることによって、従来技術の問題点が解消され
て、その構成が簡略化し、その調整が容易で、その取扱
い操作が簡単で、しかもアークの安定性が維持される等
の効果を奏する。
された棒状部材が設けられ、多電極支持治具の中心部を
この棒状部材が貫通し固定されて逆円錐状底面を形成
し、この多電極支持具の外周に外方向に突起して電極支
持腕が設けられ、電極端子を挟持して電極挟持金具が電
極支持腕と逆円錐状角度を調整可能に結合され、電極固
定板の中心部に棒状部材の先端部または中間部が貫通さ
れて固定され、電極の先端部または中間部がそれぞれ貫
通され、電極頂角調整ねじを電極固定板の外周より螺着
し、先端突起部で電極を固定して逆円錐状角度を調整可
能とすることによって、従来技術の問題点が解消され
て、その構成が簡略化し、その調整が容易で、その取扱
い操作が簡単で、しかもアークの安定性が維持される等
の効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例である多相、多電極アーク溶
射装置の概要説明図、第２図は本発明の他の実施例の要
部説明図、第３図は第１図に示す電極固定板の拡大説明
図図、第４図は第１図の電極支持治具の自動化説明図で
ある。 １……多電極支持治具 １′……貫通孔 ２……電極挟持金具 ３……電極端子 ４……軸支部 5,6……蝶ナット ７……棒状部材 ９……電極 10……電極支持板 11……ねじ部 15……電極固定板 16……電極頂角調整ねじ 17……縁 19……電極固定板 20……貫通孔
射装置の概要説明図、第２図は本発明の他の実施例の要
部説明図、第３図は第１図に示す電極固定板の拡大説明
図図、第４図は第１図の電極支持治具の自動化説明図で
ある。 １……多電極支持治具 １′……貫通孔 ２……電極挟持金具 ３……電極端子 ４……軸支部 5,6……蝶ナット ７……棒状部材 ９……電極 10……電極支持板 11……ねじ部 15……電極固定板 16……電極頂角調整ねじ 17……縁 19……電極固定板 20……貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】複数本の電極（９）を逆円錐状に配列し、
これら電極のなす逆円錐状の底面（Ｒ）附近に設けられ
たそれぞれの電極端子（３）に多相電圧を引加し、逆円
錐状の電極の先端部（Ｐ）に多相・多電圧のアークを発
生させる装置において； 外周にねじ加工され、前記電極の逆円錐状底面の中央部
を貫通して先端部附近に達する棒状部材（７）と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第１貫通孔を有
し、締付金具により前記棒状部材に取付けられて前記電
極の逆円錐状の底面を形成し、前記電極の消耗の際に前
記棒状部材に沿って先端部方向に移動し得る多電極支持
治具（１）と； 前記多電極支持治具の外周に外方向に突起して設けられ
る複数の電極支持腕（10）と； 複数の前記電極端子をそれぞれ挟持し、前記電極支持腕
に回動自在に軸支される複数の電極挟持金具（２）と； 中心部に前記棒状部材を貫通する一個の第２貫通孔を有
し、他の締付金具により前記棒状部材の先端部または中
間部に締付け固定され、前記電極の先端部または中間部
をそれぞれ貫通させる複数の第３貫通孔を有する電極固
定板（15）と； 前記電極固定板の外周より第３貫通孔に向けて螺着さ
れ、その先端突起部で貫通されたそれぞれの前記電極を
保持し前記電極の逆円錐状の頂角を調整する複数の電極
頂角調整機構（16）と； を備えることを特徴とする多相・多電極アーク発生用ト
ーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27814188A JP2692903B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 多相・多電極アーク発生用トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27814188A JP2692903B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 多相・多電極アーク発生用トーチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127983A JPH02127983A (ja) | 1990-05-16 |
| JP2692903B2 true JP2692903B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17593159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27814188A Expired - Fee Related JP2692903B2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 多相・多電極アーク発生用トーチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2692903B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105904065B (zh) * | 2016-04-29 | 2018-07-06 | 航天科工哈尔滨风华有限公司 | 一种可调整送丝角度的双向tig自动焊夹具 |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP27814188A patent/JP2692903B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127983A (ja) | 1990-05-16 |
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