JP2691992B2 - 流体定量分配装置 - Google Patents

流体定量分配装置

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JP2691992B2
JP2691992B2 JP63135735A JP13573588A JP2691992B2 JP 2691992 B2 JP2691992 B2 JP 2691992B2 JP 63135735 A JP63135735 A JP 63135735A JP 13573588 A JP13573588 A JP 13573588A JP 2691992 B2 JP2691992 B2 JP 2691992B2
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    • B05C5/0225Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work characterised by flow controlling means, e.g. valves, located proximate the outlet

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流体分配機構に関し、特に、構造が簡単で作
動のためのばねやシール(特に摺動シール)が不要であ
り、しかも、流体受取表面への流体供給量を正確に制御
できる改良形の分配器に関する。
〔従来の技術および解決すべき課題〕
接着剤やシール剤等の流体を正確な量で受取表面の正
確な場所へ分配するための構造としては様々なものが知
られている。
その一例では、ばね付勢式ピストンが空気圧により駆
動されて弁を必要に応じて開閉すことにより、出口ノズ
ルから分配される流体の流れを制御するようになつてい
る。ピストンには、弁以外の部分から流体が流れること
を防止するための複数のシールが設けてあり、それらの
シールには、特に分配する流体が加熱されている場合、
劣化や摩耗が生じる。
公知の別の構造の分配器では、ダイヤフラムを空気圧
により作動させて分配ノズルへの流体の流れを許容又は
遮断するようになつている。ダイヤフラムは駆動ロツド
によりたわみ位置と平坦位置との間で移動し、たわみ位
置では入口及び出口導管の間での流れを生じさせ、平坦
位置ではそのような流れを遮断するようになつている。
この場合も、バルブのシール構造が問題となる。特に、
駆動機構に使用するシールの数や形式とは関係なく、駆
動機構への流体の流れを防止するようにユニツトを適当
にシールすることがこれまでは不可能であつた。
別形式の分配器では、容積形の弁が使用されており、
その構造では、ある量の流体が室へ導入され、その量の
流体をピストンが付勢して分配出口又はノズルから排出
する。この構造でも、機構にとつてシールが必要な要素
であり、その所定の目的を充分かつ完全に果たせるわけ
ではない。
上述のいずれの従来例においても、出口ノズルから流
出しない流体は分配機構の別の空洞部に入つて損失流体
となるが、そのことは特に関心が持たれていない。とこ
ろが、流体がシール剤や接着材料である場合、損失流体
は集積して硬化するので、分配機構の動作に悪影響が生
じ、極端な場合には作動不能となる。
更に別の従来構造の流体分配器ではピンチ弁が使用さ
れており、それによると、供給源から分配ヘツドまで延
びる柔軟なチユーブ部に対して、アクチユエータがそれ
と係合する状態及び離脱する状態に択一的に移動させら
れるようになつている。この構造の分配器ではシールが
特に問題とはならないが、この構造に必要なチユーブ部
の長さが非常に長いので、弁の動作に対するノズルから
の分配流体流の応答時間に遅れが生じる。そのためにノ
ズルからの流れが不安定になり、そのために、精度、特
に、特定の時間及び位置における流体の排出量について
の精度が低下する。
〔発明の概要〕
本発明は上述の従来技術の問題を解決するものであ
る。本発明は、特殊なシールやばねを必要とせずに正確
な流体の定量分配を行うために、構造の簡単な流体分配
器に関する。本発明による流体分配器には、流体リザー
バーを形成するハウジングが設けてあり、ハウジング
に、リザーバーへの加圧流体を送るための入口が設けて
あるとともに、リザーバーから流体を分配するための出
口を形成する弁座が設けてある。ハウジングの出口と反
対側の開口端部には変形可能なアクチユエータ機構がか
ぶせてあり、該機構が通常は、弁座と係合可能な弁を閉
鎖位置に付勢している。上記機構を変形させると、アク
チユエータが作動して弁を解放位置へ移動させ、それに
より、リザーバーから一定量の流体が分配される。上記
機構を解放すると、アクチユエータは通常状態に戻り、
弁座を閉鎖位置へ戻す。
本発明には、従来技術では見いだせない多くの特徴や
効果がある。例えば、本発明では分配できる流体の粘度
の幅が非常に広く、1センチポアズから100万センチポ
アズ以上までの範囲にわたつている。
更に、本発明による分配器の作動及び停止は瞬間的に
行うことができ、流体の流動開始及び停止は、弁アクチ
ユエータの動作とほぼ同時に行われる。更に、本発明に
よると分配器の弁が閉鎖された場合に、流体が出口ノズ
ルからたれることはなく、構造が特殊であるために、流
体が引き戻されて流体の滴下が回避される。
本発明による分配器はプラスチツクのような安価な材
料を使用できる。部品数も少なく、特殊なシールやばね
が必要ではなく、又、材料及び寸法のいずれが異なる場
合でも、部品は互換性があるので、従来と同様の構造の
ものと比べ、製造コストが大幅に低い。
更に本発明の重要な特徴としては、その構造と作動方
法とがあり、それによると、分配器を作動させるために
アクチユエータを運動させると、それに等しい運動が弁
に同時に生じて弁座から離れ、流体が分配さる。この特
徴により、分配器は非常に高い作動速度で作動する。す
なわち、流体の分配は弁の駆動とほぼ同時に行われる。
本発明では、内部シール(特に、摩耗しやすい摺動シ
ール)は使用されていない。又、部品数も非常に少な
く、分配器内部での流体の流れは出口の方向においての
み行われる。そのために、本発明の動作はシールにより
損なわれることはない。すなわち、シールを使用した場
合、シール剤や接着材料(これらが被分配物質である場
合が多い)が乾燥又は部分的に乾燥して凝結状態又は粘
着状態となると、それにより特に作動不良となりやすい
が、本発明ではそのような問題は生じない。
本発明の特徴及び目的、効果、利点を図面により以下
に説明する。以上の一般的な記載及び以下の詳細な記載
は説明のためのものであり、本発明はそれに限定される
ものではない。添付の図面は本発明の実施例を示すもの
であり、それに基づいて本発明の原理を説明するための
ものである。同様の部分については同様の符号が付して
ある。
〔実施例〕
図面の第1図には本発明実施例の流体分配器20が示し
てある。明細書全体において、「流体」との言葉は全体
が固体である物質や気体以外の流動性を有するあらゆる
物質を意味するものであり、液体中に固体を懸濁状態で
含む物質をも含むものである。実際に分配器20を使用し
て分配しようとする物質の粘度は非常に広い範囲にわた
つており、例えば、粘度が1センチポアズの水から、粘
度が100万センチポアズ以上のタール状物質までの様々
な物質を分配できる。
第2図において、分配器20は、図示の如く筒状又はそ
の他の適当な形状のハウジング22を有しており、加圧流
体を収容できるリザーバー24がハウジング22の内部に形
成されている。ハウジング22の入口26にはねじ部が設け
てあり、供給導管30の一端部に取り付けた継手28をそこ
に螺合させるようになつており、又、その他端部は流体
源32に接続している。流体源32には、必要に応じてリザ
ーバー24へ流体を供給するための適当なポンプ機構が設
けてある。ハウジング22の一端部には穴ぐり部34が設け
てあり、その外側端部に設けたねじ部にノズル36が螺合
している。ノズル36は、後述する如く、リザーバー24か
ら分配された流体の流れの方向を正確に制御するように
作用する。
リザーバー24と穴ぐり部34との間の中間位置において
ハウジング22には絞り領域40が設けてあり、該領域40に
は出口42がその下流側のごく近傍に配置した弁座44によ
り形成してある。ハウジング22の穴ぐり部34と反対側の
端部には同様の穴ぐり部が設けてあり、それにより連続
した環状端部表面46が形成され、又、表面46から縦方向
に離れる方向に延びる環状フランジ48が形成される。
第2図に示す如く、端部表面46で形成されるハウジン
グ22の端部には、概ね半球状の弾性ドーム50がかぶせて
ある。ドーム50は適当な変形可能材料で作られており、
外側からの力により変形させられるとともに、力が解除
されると元の形状に戻るような記憶特性を有している。
そのような適当な材料の一例としてはデルリン(DELRI
N:商標)プラスチツクをあげることができる。その材料
は、低粘度流体に適しているが、同様の記憶特性を有し
ているその他のプラスチツク、金属、合成材料を利用す
ることもできる。ドーム50の中心部には開口52が設けて
あり、その終端部には端部表面46と係合する連続リム54
が設けてある。
ドーム50はアクチユエータ機構の1つの構成要素であ
り、該機構には細長いステム56及び適当な固定具58(締
め具)も設けてある。ステム56は開口52を貫通してお
り、その貫通部においてドーム50に嵌合状態で取り付け
られているとともに、リザーバー24及び出口42を貫通し
て延びている。ドーム50から離れた側の端部において、
ステム56にはゲート60(門部)が設けてある。ゲート60
は弁座44と係合可能に構成され、それにより、分配器20
の弁が形成されている。ゲート60はステム56と一体に形
成することもでき、又、別体にしてステムに適当に接着
又は固定してもよい。分配器20を最適の状態で確実に作
動させるためには、弁座44を正確に成形して平滑度を高
め、ゲート60が弁座44に係合した状態では、出口42を確
実かつ完全に閉鎖できるようにする必要がある。弁座
は、例えばセラミツクやステンレス鋼、硬質プラスチツ
ク等の不活性材料で構成する必要がある。第3図の如
く、ゲートは球状にし、直径方向の貫通孔61を備えたビ
ーズ60A(数珠玉状部分)で形成することが望ましい場
合がある。そのようなビーズ60Aは高い真円度で成形で
きる材料、すなわち、プラスチツクやガラス、セラミツ
ク、金属あるいはその他の適当な材料で構成し、それに
より、弁座44に適正かつ完全にビーズ60Aを係合させ得
るようにする。
ドーム50には中空筒状部62が、外側表面64から端部表
面66まで縦方向外向きに延びる状態で設けてある。ステ
ム56のゲート60と反対側の端部はドーム50から外方へ突
出しており、その端部に符号68で示す如くねじを設け、
そこにナツト状の固定具58を螺合させてある。
ナット58は端部表面66と係合するまでステム56上で回
す。この構造に代えて、適当なシール部材70を表面66と
ナツト58の間においてステム56の周囲に設け、それによ
りリザーバー24から流体が漏れることを確実に防止する
ように構成してもよい。いずれの場合でも、ナツト58は
充分に締め付け、ゲート60を弁座44に強固に係合させる
とともに、リム54を端部表面46に係合させる。但し、ナ
ツト58は、ドーム50に何等かの変形が生じる程度にまで
は締め付けない。このような状態が完成し、ドームのあ
らゆる運動が損失されずにゲート60へ即座に伝わる状態
で、ステム56をドーム50に適当に固定するとともに、ナ
ツト58とシール70を互いに固定してドーム50に適当に固
定する。ナツト58を第2図に示す如く締め付けると、リ
ム54に隣接するドーム50の外径は環状フランジ48の内径
で概ね同じとなる。環状フランジ48は本発明では必須で
はないが、後述する本発明の動作において、フランジ48
はドームがそのリム54の近傍において横方向に膨張する
ことを防止するのに役立つ。第4図に示す本発明の別の
実施例では、環状フランジ48に代えて環状溝72を設け、
そこにドーム50のリム54をはめ込むようになつている。
本発明による装置を作動させる場合、操作員が、例え
ば鉛筆を持つような状態で、ハウジング22を手で掴み、
その状態でステム56の端部74を手動により又は自動的に
作動させる。ステム56を第5図で示す如く矢印75の方向
に押し下げるとドーム50が変形し、その変形によりゲー
ト60が弁座44との係合状態から解除される。リザーバー
24内は流体源32により加圧されているので、その圧力に
より内部流体が出口42を通過し、ノズル36を通つて適当
な受取面へ送られる。駆動機構の力を端部74から解放す
ると、ドーム50が元の状態に戻つてゲート60を引き戻
し、ゲート60は弁座44に再び係合する。ゲート60は比較
的大きく、又、閉鎖速度も高いので、分配用流体は急速
に逆流して流出が即座に終了し、公知の装置でしばしば
生じるような後だれは生じない。このような所望の結果
を達成するには、ゲートの大きさ及び速度に関連して流
体の粘度も重要な要因となる。特に、ゲートの大きさ及
び速度が大きくなるとともに、流体の粘度が高くなるほ
ど、流出停止と後だれ防止についての効果が大きくな
る。上述の如く、流出が終了する場合、分配器20に後だ
れは生じない。このことは流体の粘度とは無関係に達成
でき、又、既に延べた如く、分配器20は、極めて広範囲
の粘度、すなわち、1〜100万センチポアズ以上の粘度
の流体を分配する場合に有益である。
分配器20はリザーバー24内の流体の一部又は全部を分
配することができる。流体源32のポンプ機構は、更に次
の流体の流れが終了した場合でも、リザーバー24を常に
加圧状態に維持するように構成することが望ましい。す
なわち、必要な場合、分配器20内の内容物全体を完全に
分配し、リザーバー24内に不要な流体を全く残留させな
いようにする。更に必要な場合、分配器20から全ての流
体を排出して流体源32へ戻すこともできるようにする。
第1図に示す如く、分配器20は手動で操作できるだけ
ではなく、ステム56は種々の機構で駆動することもで
き、場合によつては、コンピユータ制御式の機構で駆動
することもできる。すなわち、駆動機構76は、例えば、
電気的に駆動されるソレノイドや、機械的カム、あるい
は油圧又は空気圧により駆動される装置で構成できる。
駆動機構の動作は適当なコンピユータ77で制御すること
もでき、このような形式の駆動機構のいずれかを使用す
ることにより、分配器20をロボツト的に使用するように
容易に構成できる。コンピユータ77により流体源32を制
御して、リザーバー24へ供給する流体の量及び圧力を調
節することもできる。この形式の使用状態は特に効果的
であり、その理由として構造及び動作が簡単であり、特
に、摺動シールのような運動部分が無いことにより、故
障なしで作動する期間が非常に長いということがあげら
れる。
分配器20のドーム50以外の構成要素は、ステンレス鋼
のような耐久性及び持続性に優れているが高価である材
料で作ることができるが、実際に製造する場合には、よ
り安価なプラスチツクなどの合成材料を使用することが
望ましい。そのようなプラスチツク又はその他の合成材
料を使用すると、容易かつ安価に成形加工を施すことが
できる。更に、本発明の別の実施例では、ナツト58代え
て別の形式の固定具を使用することもできる。一例とし
ては、例えば第6図に示す如く、コツターピン78を公知
の状態でパツキングワツシヤー80と組み合わせて使用
し、ドーム50が解放状態にある時、ゲート60が弁座44に
係合する状態でワツシヤー80をステム56上に位置させる
こともできる。更に別の構造では、第7図の如く、スピ
ードナツト82をステム56の端部に取り付けて、ゲート60
と弁座44を所定の相対的な位置関係に維持することもで
きる。第6図及び第7図の構造では、ステム56の端部に
ねじ部を設ける必要がなく、従つてコストを低減できる
ので、この点において望ましい。更に分配器を別の状態
で構成し、ステム56のゲート60と反対側の端部が、固定
具を使用することなく、ドーム50に永久的に固定される
ように構成することもできる。
第8図に示す変形構造では、ドーム50の代わりに、凹
形断面を有するキヤツプ部材84(駆動機構)が設けてあ
る。キヤツプ部材84はドーム50のような半球状ではな
く、それよりも浅いので、ステム56に沿う方向において
ナツト58とその周辺リム86との間の距離が短いが、ドー
ム50と同様の変形性及び塑性復元性を有している。
第9図には更に別の実施例が示してある。この例で
は、別構造の駆動機構としてベローズ87がドーム50の代
わりに使用されている。このベローズも、本発明による
分配器の所定の動作に必要な変形性及び塑性復元性を有
している。この構造では、ベローズの許容移動範囲が比
較的大きいので、粘度の高い流体を分配する場合に特に
適している。この構造では、ゲート60が弁座44から長い
距離にわたつて移動できるので、ノズル36への流体の流
動がより容易になる。
第10図には本発明の更に別の実施例が示してある。こ
の実施例では、変形構造のハウジング22Aが設けてあ
り、そこに細長い入口88がステム56の軸と概ね平行に設
けてある。入口88にはハウジング22Aと一体のマニフオ
ールド90がかぶせてあり、マニフオールド90が導管92に
より流体源32Aに接続している。この構造は、小径導管
や小径孔を通して容易に導入することができない高粘度
流体を受け入れる場合に利用できる。それ以外の点につ
いては、この分配器も分配器20と同様に作動する。前述
の如く、この構造でもドーム50の代わりにベローズ87を
使用することが好ましい場合がある。
現代のプラスチツク成形技術を使用することにより、
ハウジング22とドーム50又はそれに相当する駆動機構を
一体構造とすることもできる。このためには、ゲート60
と反対側の構造部分の壁部厚さをその他の構造部分より
も薄くし、ドーム50やキヤツプ部材84、ベローズ87で許
容されるような曲げ特性又は変形特性を得られるように
する。この構造の分配器では、ステムのゲートと反対側
の端部を変形可能部分に対し、上述あるいはその他の方
法で、適当に固定する。
以上に本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明の
範囲において上記以外の様々な変形構造を採用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体分配機構をそれに併設される
作動及び制御機構の略図とともに示す側部正面図、第2
図は第1図に示す分配機構をその非操作状態で示す部分
断面図、第3図は流体分配機構の構成要素を示す詳細
図、第4図は別構造の流体分配機構の一部を示す詳細断
面図、第5図は作動状態にある流体分配機構を示す第2
図と同様の断面図、第6図及び第7図は本発明の別の実
施例の詳細斜視図、第8図及び第9図は本発明の更に別
の実施例の詳細断面図、第10図は本発明の更に別の実施
例の一部切欠き側面図である。 20……分配器、22……ハウジング、 24……リザーバー、26……入口、 30……供給導管、32……流体源、 36……ノズル、42……出口、44……弁座、50……弾性ド
ーム、56……ステム、60……ゲート。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤及びシール材を含む広範囲の流体を
    方向に関係なく正確に定量分配する流体分配装置であっ
    て、 (a)流体リザーバーを形成する概ね円筒状のハウジン
    グを有していて、流体を滴下式又は流動式に分配可能な
    分配器部分にして、 (イ)前記ハウジングには、前記リザーバーが常に流体
    で充填され且つ、前記リザーバーからの流体の流出が停
    止したときでも前記リザーバー内の圧力を維持するよ
    う、前記リザーバー内への加圧流体の流入用に常開の流
    入口と、前記リザーバーから流体を分配する流出口を形
    成する弁座と、この弁座とは反対側に、連続した環状端
    面で構成されるの開口端をが設けられ; (ロ)前記ハウジングの前記開口端にかぶせられてお
    り、中央開口及び前記環状端面と係合する連続リムの部
    分で終端する外側の周辺表面を有する変形可能で弾性的
    であり、且つ耐流体性の密封部材を備え; (ハ)前記流出口を通る細長いステム部材にして、その
    一端には前記弁座とシール係合するための球状表面を有
    するゲート部材を有するとともに、前記密封部材の前記
    中央開口を隙間なく通って、前記ゲート部材から離れた
    位置で前記密封部材に密封状態で固く装着されている、
    細長いステム部材を備え; (ニ)前記ステム部材及び前記密封部材は、前記弁座の
    方向に前記ステム部材に対して働く外力に応答して、前
    記ステム部材がその軸に沿って前記弁座方向に十分に移
    動でき、前記密封部材の変形によて、前記弁座に対して
    前記ゲート部材がシール係合する第1の位置から、係合
    が解除されて前記流体を前記リザーバーから前記流出口
    を介して分配させる第2の位置へと、前記ゲート部材を
    移動させ; (ホ)前記外力が除去されると、前記ステム部材が元の
    位置に戻り、前記密封部材が元の形状に復帰するように
    なっており、同時に前記ゲート部材は前記第2の位置か
    ら前記第1の位置へ移動し、これによって流体の分配が
    中止され; (ヘ)前記ハウジングに装着されたノズル手段を備え、
    このノズル手段と前記弁座との間に、ゲート部材が前記
    第1の位置と前記第2の位置の間で往復動できる流体分
    配室が形成され、前記ゲート部材が前記第2の位置から
    前記第1の位置へ移動したとき、この移動と同時に起こ
    る前記ステム部材の移動及び前記密封部材の形状復帰に
    よって、前記ノズル手段から分配中の流体が急速に逆流
    させられ、前記ノズル手段の中に引き込まれて後だれが
    防止されるよう構成されている、 流体を滴下式又な流動式に分配可能な分配器部分と、 (b)加圧流体源と、 (c)前記加圧流体源に接続された一端と、前記ハウジ
    ングの流入口に接続された他端を有し、加圧流体を前記
    リザーバーに供給する導管手段と を備えており、前記加圧流体源及び前記導管手段によ
    り、動作中、前記リザーバーは加圧流体で満たされてい
    る、流体分配装置。
  2. 【請求項2】前記ステム部材に前記外力を選択的に与え
    る駆動手段を含む特許請求の範囲第1項に記載の流体分
    配装置。
  3. 【請求項3】前記密封部材は前記ハウジングに一体に取
    り付けられたほぼ半球状のドームであり、前記弁座に対
    向した概ね凹状の表面を有する特許請求の範囲第1項に
    記載の流体分配装置。
  4. 【請求項4】前記密封部材は前記ハウジングに一体に取
    り付けられ、前記弁座に対向しているベローズである特
    許請求の範囲第1項に記載の流体分配装置。
  5. 【請求項5】前記ステム部材を前記密封手段に装着する
    固定手段を有する特許請求の範囲第1項に記載の流体分
    配装置。
  6. 【請求項6】前記ステム部材と前記密封部材の間の無駄
    な動きを除去するように前記ステム部材を前記密封部材
    に装着する調整可能な固定手段を含む特許請求の範囲第
    1項に記載の流体分配装置。
  7. 【請求項7】前記ハウジングはその開口端に穴ぐりを有
    し、これにより前記開口端の端面から延びる環状フラン
    ジを形成しており、このフランジの内径は前記リムの外
    径にほぼ等しく、これによって前記密封部材が前記ハウ
    ジングに対して横方法に動くことを防止している特許請
    求の範囲第1項に記載の流体分配装置。
  8. 【請求項8】前記密封部材は凹状のキャップ部材であ
    り、その凹状の表面は前記弁座と対向している特許請求
    の範囲第1項に記載の流体分配装置。
  9. 【請求項9】前記流体分配室は更に、前記ハウジング内
    の前記弁座と前記ノズル手段の中間にある第2の穴ぐり
    によって画定されている特許請求の範囲第1項に記載の
    流体分配装置。
  10. 【請求項10】接着剤及びシール材を含む広範囲の流体
    を方向に関係なく正確に定量分配する流体分配装置であ
    って、 流体リザーバーを形成する概ね円筒状のハウジングを備
    え、このハウジングには、前記リザーバーが常に流体で
    充填され且つ、前記リザーバーからの流体の流出が停止
    したときでも前記リザーバー内の圧力を維持するよう、
    前記リザーバー内への加圧流体の流入用に常開の流入口
    と、前記リザーバーから流体を分配する流出口を形成す
    る弁座と、この弁座とは反対側に、連続した環状端面で
    構成されるの開口端を設けられ; 前記ハウジングの前記開口端にかぶせられており、中央
    開口及び前記環状端面と係合する連続リムの部分で終端
    する外側の周辺表面を有する変形可能で弾性的であり、
    且つ耐流体性の密封部材を備え; 前記流出口を通る細長いステム部材にして、その一端に
    は前記弁座とシール係合するための球状表面を有するゲ
    ート部材を有するとともに、前記密封部材の前記中央開
    口を隙間なく通って、前記ゲート部材から離れた位置で
    前記密封部材に密封状態で固く装着されている、細長い
    ステム部材を備え; 前記ステム部材及び前記密封部材は、前記弁座の方向に
    前記ステム部材に対して働く外力に応答して、前記ステ
    ム部材がその軸に沿って前記弁座方向に十分に移動で
    き、前記密封部材の変形によって、前記弁座に対してゲ
    ート部材がシール係合する第1の位置から、係合が解除
    されて前記流体を前記リザーバーから前記流出口を介し
    て分配させる第2の位置へと、前記ゲート部材を移動さ
    せ; 前記外力が除去されると、前記ステム部材が元の位置に
    戻り、前記密封部材が元の形状に復帰するようになって
    おり、同時に前記ゲート部材は前記第2の位置から前記
    第1の位置へ移動し、これによって流体の分配が中止さ
    れ; 前記ハウジングに装着されたノズル手段を備え、このノ
    ズル手段と前記弁座との間に、前記ゲート部材が前記第
    1の位置と前記第2の位置の間で往復動できる流体分配
    室が形成され、前記ゲート部材が前記第2の位置から前
    記第1の位置へ移動したとき、この移動と同時に起こる
    前記ステム部材の移動及び前記密封部材の形状復帰によ
    って、前記ノズル手段から分配中の流体が急速に逆流さ
    せられ、前記ノズル手段の中に引き込まれて後だれが防
    止されるよう構成され; 動作に際して、独立して離れている加圧流体源に対し
    て、前記ハウジングの前記流入口に接続された一端と、
    前記流体源に接続された他端とを有する供給導管によっ
    て接続され、前記リザーバーに流体が供給され、流体が
    充填された状態で加圧状態に保たれ、更に、前記ノズル
    手段は流体を1滴ずつ或いは連続した流れで流体を分配
    することができる ことを特徴とする流体分配装置。
JP63135735A 1987-06-03 1988-06-03 流体定量分配装置 Expired - Lifetime JP2691992B2 (ja)

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JPS6479477A (en) 1989-03-24

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