JP2687254B2 - ガス感応素子 - Google Patents
ガス感応素子Info
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- JP2687254B2 JP2687254B2 JP2303037A JP30303790A JP2687254B2 JP 2687254 B2 JP2687254 B2 JP 2687254B2 JP 2303037 A JP2303037 A JP 2303037A JP 30303790 A JP30303790 A JP 30303790A JP 2687254 B2 JP2687254 B2 JP 2687254B2
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- Japan
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- gas
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- ceramic layer
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は常温において酸素ガスやオゾンガスに感応す
ることができる半導体ガス感応素子に関する。
ることができる半導体ガス感応素子に関する。
[従来の技術] 近年、計測制御や防災,公害防止分野において酸素お
よびオゾンセンサの需要が高まっており、これに応じて
従来の電気化学反応を利用するクラーク型酸素センサや
ガルバニ型酸素センサに代わり、小型軽量である半導体
素子のガスセンサが実用化されている。
よびオゾンセンサの需要が高まっており、これに応じて
従来の電気化学反応を利用するクラーク型酸素センサや
ガルバニ型酸素センサに代わり、小型軽量である半導体
素子のガスセンサが実用化されている。
しかしながら、従来の半導体ガスセンサにおいては感
応後のセンサ回復特性を良好にし、また、湿度の影響に
よる計測精度の低下を避ける等のために、センサ素子に
ヒーターを内臓して加熱していた。したがって、加熱の
ための電源を必要とする問題があった。
応後のセンサ回復特性を良好にし、また、湿度の影響に
よる計測精度の低下を避ける等のために、センサ素子に
ヒーターを内臓して加熱していた。したがって、加熱の
ための電源を必要とする問題があった。
そこで、現在、加熱を必要とせず常温作動が可能であ
る半導体ガスセンサの開発が進められており、例えば、
電界効果トランジスタ(FET)型の半導体ガスセンサの
ガス感応面にセラミック粉の水溶液を塗布,乾燥させて
セラミック層を形成することにより常温作動を可能とす
るガス感応素子が先行技術として提案されている。
る半導体ガスセンサの開発が進められており、例えば、
電界効果トランジスタ(FET)型の半導体ガスセンサの
ガス感応面にセラミック粉の水溶液を塗布,乾燥させて
セラミック層を形成することにより常温作動を可能とす
るガス感応素子が先行技術として提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような、半導体素子のガス感応面にセラミック
層を形成したガスセンサは、ガス感応後の回復時間も10
〜20分程度と良好であり、常温作動型の半導体ガスセン
サとしては優れたものである。
層を形成したガスセンサは、ガス感応後の回復時間も10
〜20分程度と良好であり、常温作動型の半導体ガスセン
サとしては優れたものである。
しかしながら、この半導体ガスセンサのセラミック層
は、セラミックの水溶液を塗布し、水分を乾燥させて成
層しているために、結露によってセラミック粉が流れ出
したり、セラミック層が剥がれたりするという不都合が
あった。すなわち、半導体素子ガスの感応面とセラミッ
ク層との接着性が十分でなく、また、セラミック層の機
械的強度が低いという問題が解決すべき問題として残さ
れていた。
は、セラミックの水溶液を塗布し、水分を乾燥させて成
層しているために、結露によってセラミック粉が流れ出
したり、セラミック層が剥がれたりするという不都合が
あった。すなわち、半導体素子ガスの感応面とセラミッ
ク層との接着性が十分でなく、また、セラミック層の機
械的強度が低いという問題が解決すべき問題として残さ
れていた。
本発明は上記問題の解決をめざすものであり、加熱を
必要とせずに常温での測定が可能という特徴を残しつ
つ、ガス感応面とセラミック層との接着性を高め、機械
的強度の高いセラミック層の形成を目的とする。
必要とせずに常温での測定が可能という特徴を残しつ
つ、ガス感応面とセラミック層との接着性を高め、機械
的強度の高いセラミック層の形成を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の課題を解決するために、電界効果トラ
ンジスタ(FET)のゲート部絶縁層上に白金(Pt)と白
金黒(Pt−black)の電極層が形成され、この電極層上
に樹脂で固定されたセラミック層が形成されて成ること
を特徴とするガス感応素子とするものである。
ンジスタ(FET)のゲート部絶縁層上に白金(Pt)と白
金黒(Pt−black)の電極層が形成され、この電極層上
に樹脂で固定されたセラミック層が形成されて成ること
を特徴とするガス感応素子とするものである。
[作用] 前記の構成による電界効果トランジスタ(FET)型ガ
ス感応素子のソース・ドレイン間にチャネルが形成され
るようにゲートにバイアス電圧を印加して被検ガスに臨
ませると、この被検ガス分子は白金黒Pt−blackに吸着
されてイオン化する。この被検ガス分子のイオン化はゲ
ート電圧をマイナス方向に下げるように作用し、これに
より、ソース,ドレイン間の電流が減少する。ガス感応
後においては、セラミック層の放出する遠赤外線が白金
黒Pt−blackに吸着された酸素O2分子やオゾンO3分子を
振動させるように作用する。この作用を受けて酸素O2分
子やオゾンO3分子は前記白金黒からの離脱が促進され、
これによりセンサとしての回復を早めることができる。
ス感応素子のソース・ドレイン間にチャネルが形成され
るようにゲートにバイアス電圧を印加して被検ガスに臨
ませると、この被検ガス分子は白金黒Pt−blackに吸着
されてイオン化する。この被検ガス分子のイオン化はゲ
ート電圧をマイナス方向に下げるように作用し、これに
より、ソース,ドレイン間の電流が減少する。ガス感応
後においては、セラミック層の放出する遠赤外線が白金
黒Pt−blackに吸着された酸素O2分子やオゾンO3分子を
振動させるように作用する。この作用を受けて酸素O2分
子やオゾンO3分子は前記白金黒からの離脱が促進され、
これによりセンサとしての回復を早めることができる。
また上記セラミック層は、樹脂溶液とセラミック粉と
を混練して塗布,乾燥させて成層するものであり、この
場合、樹脂溶液の粘着性はセラミック粉を固めて機械的
強度の高いセラミック層とし、さらに、このセラミック
層と上記ガス感応面との接着性を高める作用を行う。
を混練して塗布,乾燥させて成層するものであり、この
場合、樹脂溶液の粘着性はセラミック粉を固めて機械的
強度の高いセラミック層とし、さらに、このセラミック
層と上記ガス感応面との接着性を高める作用を行う。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明に係るガス感応素子の側面断面図であ
る。このガス感応素子1はMOS(metal oxide semicondu
ctor)構造電界効果トランジスタ(FET:field effect t
ransistor)型であり、その製造手順は概略次のとおり
である。すなわち、P型シリコン基板P−Siを加熱して
その表面に酸化シリコンSiO2層を形成し、この酸化シリ
コン層上にCVD(chemical vapour deposition)法によ
り窒化シリコンSi3N4層を形成し、さらに、この窒化シ
リコン層上に多結晶シリコンPoly−Si層を前記CVD法等
により形成するとともに、これと並行してイオン注入、
不純物拡散、あるいはそのためのエッチング等の処理を
行い、n型領域(ソース・ドレイン)等を形成する。
る。このガス感応素子1はMOS(metal oxide semicondu
ctor)構造電界効果トランジスタ(FET:field effect t
ransistor)型であり、その製造手順は概略次のとおり
である。すなわち、P型シリコン基板P−Siを加熱して
その表面に酸化シリコンSiO2層を形成し、この酸化シリ
コン層上にCVD(chemical vapour deposition)法によ
り窒化シリコンSi3N4層を形成し、さらに、この窒化シ
リコン層上に多結晶シリコンPoly−Si層を前記CVD法等
により形成するとともに、これと並行してイオン注入、
不純物拡散、あるいはそのためのエッチング等の処理を
行い、n型領域(ソース・ドレイン)等を形成する。
次に、この基板のゲート部分にスパッタリング法にて
白金Ptおよび白金黒Pt−black層1aを1000Å厚に形成
し、最後に、この白金および白金黒の層上に、樹脂によ
って固定されたセラミック層1bを形成する。
白金Ptおよび白金黒Pt−black層1aを1000Å厚に形成
し、最後に、この白金および白金黒の層上に、樹脂によ
って固定されたセラミック層1bを形成する。
ここで使用される樹脂はメチルセロソロブアエテート
に50%〜60%のノボラック樹脂を溶解させたものであ
り、この溶解溶液約2mlに天然無機質自然石並びに珪酸
ソーダ,炭化珪素,ジルコニア等を含有したセラミック
粉を約3g混ぜて混練し、これを上記白金および白金黒1a
上に塗布後自然乾燥させ、さらに90℃で約25分程度の熱
処理を行い成層する。上記ノボラック樹脂は一般的に塗
料として使用されているものであり、成膜状態で十分な
ガス透過性を有する。
に50%〜60%のノボラック樹脂を溶解させたものであ
り、この溶解溶液約2mlに天然無機質自然石並びに珪酸
ソーダ,炭化珪素,ジルコニア等を含有したセラミック
粉を約3g混ぜて混練し、これを上記白金および白金黒1a
上に塗布後自然乾燥させ、さらに90℃で約25分程度の熱
処理を行い成層する。上記ノボラック樹脂は一般的に塗
料として使用されているものであり、成膜状態で十分な
ガス透過性を有する。
以上によって本発明に係るガス感応素子1が完成す
る。ゲートに成層される白金および白金黒層1aのうち、
白金は被検ガスの活性化をはかり、センサとしての増感
効果を高めるように作用するものであり、白金黒はいわ
ゆる蜂の巣状に成層されて表面積が大となり被検ガスの
吸着効果をたかめるように作用する。また、この白金お
よび白金黒の層上に成層されるセラミック層1bは、常温
で9.5μm(1050cm-1)の波長をピークとする遠赤外線
を放出し、この遠赤外線が前記白金黒に吸着された被検
ガス分子である酸素分子およびオゾン分子に振動を与え
るように作用する。
る。ゲートに成層される白金および白金黒層1aのうち、
白金は被検ガスの活性化をはかり、センサとしての増感
効果を高めるように作用するものであり、白金黒はいわ
ゆる蜂の巣状に成層されて表面積が大となり被検ガスの
吸着効果をたかめるように作用する。また、この白金お
よび白金黒の層上に成層されるセラミック層1bは、常温
で9.5μm(1050cm-1)の波長をピークとする遠赤外線
を放出し、この遠赤外線が前記白金黒に吸着された被検
ガス分子である酸素分子およびオゾン分子に振動を与え
るように作用する。
すなわち、前記のように構成されるガス感応素子のゲ
ートにバイアス電圧を印加し、酸素O2ガスおよびオゾン
O3ガスに臨ませると、これらのガスはノボラック樹脂で
固定されたセラミック層1bの間隙を通り抜けて白金黒に
吸着される。この吸着された酸素分子およびオゾン分子
がイオン化し、O-,O2-,O2 -,O3-などのマイナスイオンと
なるために、ゲート電圧をマイナスの方向に下げる働き
をする。これにより、ソースとドレイン間に流れる電流
が減少する。この減少電流を検出することにより、この
ガス感応素子1はセンサとしての利用が可能になる。な
お、これらの現象については理論的に明らかでない面も
あるが、前記のような考え方は実験によって一般的に承
認されている。
ートにバイアス電圧を印加し、酸素O2ガスおよびオゾン
O3ガスに臨ませると、これらのガスはノボラック樹脂で
固定されたセラミック層1bの間隙を通り抜けて白金黒に
吸着される。この吸着された酸素分子およびオゾン分子
がイオン化し、O-,O2-,O2 -,O3-などのマイナスイオンと
なるために、ゲート電圧をマイナスの方向に下げる働き
をする。これにより、ソースとドレイン間に流れる電流
が減少する。この減少電流を検出することにより、この
ガス感応素子1はセンサとしての利用が可能になる。な
お、これらの現象については理論的に明らかでない面も
あるが、前記のような考え方は実験によって一般的に承
認されている。
第3図はこのガス感応素子を被検ガスに臨ませて回復
特性をみる試験結果のグラフである。すなわち、第2図
に示すセンサ特性測定回路において、ソース,ドレイン
間の電流を測定するピコアンペアメータ(微小電流計)
を接続し、ゲートにバイアス電圧を印加する。この場合
のバイアス電圧はセンサ半導体表面バンドが平坦になる
ように制御される。このような測定回路を備える試験チ
ャンバ内に、酸素20%,窒素80%の成分比を持つガス
に、約50ppmのオゾンガスを混入させたサンプルガスを
一分間に2の割合で流入させたときのソース,ドレイ
ン間の電流変化(μA)を示している。このグラフの示
すところによれば、サンプルガス流入直後よりガス感応
によるセンサ出力の低下がみられ、約2分後には飽和値
の90%程度まで出力が低下している。
特性をみる試験結果のグラフである。すなわち、第2図
に示すセンサ特性測定回路において、ソース,ドレイン
間の電流を測定するピコアンペアメータ(微小電流計)
を接続し、ゲートにバイアス電圧を印加する。この場合
のバイアス電圧はセンサ半導体表面バンドが平坦になる
ように制御される。このような測定回路を備える試験チ
ャンバ内に、酸素20%,窒素80%の成分比を持つガス
に、約50ppmのオゾンガスを混入させたサンプルガスを
一分間に2の割合で流入させたときのソース,ドレイ
ン間の電流変化(μA)を示している。このグラフの示
すところによれば、サンプルガス流入直後よりガス感応
によるセンサ出力の低下がみられ、約2分後には飽和値
の90%程度まで出力が低下している。
ガス流入より30分後にサンプルガスの流入を停止し、
オゾンガスを含まない酸素O220%,窒素N280%の混合ガ
スに入れ換えると、サンプルガス流入停止7分30秒後に
は初期値の90%程度までにセンサ出力が回復している。
オゾンガスを含まない酸素O220%,窒素N280%の混合ガ
スに入れ換えると、サンプルガス流入停止7分30秒後に
は初期値の90%程度までにセンサ出力が回復している。
以上の試験結果で明らかなように、セラミック粉を樹
脂で固定し、ガス感応面上に成層した場合にもこのセラ
ミック層はガス透過性を失うことなくガス感応後のセン
サ回復時間の大幅な短縮化を実現している。
脂で固定し、ガス感応面上に成層した場合にもこのセラ
ミック層はガス透過性を失うことなくガス感応後のセン
サ回復時間の大幅な短縮化を実現している。
[発明の効果] 以上説明のように、本発明はMOS構造電界効果トラン
ジスタ(FET)のゲートに白金および白金黒を付着さ
せ、この上にセラミック層を形成し、このセラミック層
の放出する遠赤外線が白金黒に吸着されたガス分子を振
動するように構成したので、小型軽量で常温作動が可能
であり、かつ、ガス感応後の回復時間を短縮しうるガス
感応素子とすることができる。
ジスタ(FET)のゲートに白金および白金黒を付着さ
せ、この上にセラミック層を形成し、このセラミック層
の放出する遠赤外線が白金黒に吸着されたガス分子を振
動するように構成したので、小型軽量で常温作動が可能
であり、かつ、ガス感応後の回復時間を短縮しうるガス
感応素子とすることができる。
また、上記セラミック層を樹脂で固定することによ
り、機械的強度の高いセラミック層とすることができ、
あるいはセラミック層とガス感応面との接着性を高める
ことができる。
り、機械的強度の高いセラミック層とすることができ、
あるいはセラミック層とガス感応面との接着性を高める
ことができる。
第1図は本発明に係るMOS構造電界効果トランジスタ(F
ET)型ガス感応素子の側面断面図、第2図は出力特性測
定のための回路図、第3図はオゾン濃度変化に対するセ
ンサ出力の変化を示すグラフである。 1;ガス感応素子 1a;白金および白金黒層 1b;セラミック層
ET)型ガス感応素子の側面断面図、第2図は出力特性測
定のための回路図、第3図はオゾン濃度変化に対するセ
ンサ出力の変化を示すグラフである。 1;ガス感応素子 1a;白金および白金黒層 1b;セラミック層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 紀雄 東京都調布市調布ヶ丘3丁目34番1号 株式会社オーク製作所内 (72)発明者 勝部 昭明 東京都多摩市永山3―1―1―205 (72)発明者 三浦 則雄 福岡県福岡市中央区平尾3―17―5 (72)発明者 山添 昇 福岡県春日市松ヶ丘4―32
Claims (1)
- 【請求項1】電界効果トランジスタ(FET)のゲート部
絶縁層上に白金(Pt)と白金黒(Pt−black)電極層が
形成され、この電極層上に樹脂で固定されたセラミック
層が形成されて成ることを特徴とするガス感応素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303037A JP2687254B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | ガス感応素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303037A JP2687254B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | ガス感応素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04175653A JPH04175653A (ja) | 1992-06-23 |
JP2687254B2 true JP2687254B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17916168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2303037A Expired - Lifetime JP2687254B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | ガス感応素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687254B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006047928A1 (de) * | 2006-10-10 | 2008-04-17 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Herstellung mindestens einer porösen Schicht |
DE102012211460A1 (de) * | 2012-07-03 | 2014-01-09 | Robert Bosch Gmbh | Gassensor und Verfahren zum Herstellen eines solchen |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP2303037A patent/JP2687254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04175653A (ja) | 1992-06-23 |
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