JP2686308B2 - 円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置 - Google Patents

円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置

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JP2686308B2 JP3642489A JP3642489A JP2686308B2 JP 2686308 B2 JP2686308 B2 JP 2686308B2 JP 3642489 A JP3642489 A JP 3642489A JP 3642489 A JP3642489 A JP 3642489A JP 2686308 B2 JP2686308 B2 JP 2686308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、婦人用ストッキングの糸目より大きな糸目
をもつ短靴化の生産、具体的には編成中の編成品の緊張
及び各編成品の編成終了後の裏返しの問題に関する。
回転針筒を有する円形編機による編成が終了すると裏
返しを行う、ストッキングなどの筒状編成品用の空気式
緊張兼裏返し装置は従来存在する。この種の装置は、外
筒と回転内筒とを備え、両者間の断面環状の間隙内にお
いて編成中の編成品を空気緊張するようになっている。
編成中の編成品は回転内筒を囲む。編成中の編成品がそ
の編成終了により針筒から分離されると、回転内筒内に
吸引作用が生じるように、そしてできれば前記の断面環
状の間隙内において回転内筒を囲んでいる編成品に空気
押し出し作用が生じるように空気流が反転される。これ
により、編成物は、断面環状の間隙から回転内筒へと折
込み裏返しされ、裏返しされた編成物は、ついで回転内
筒に接続する空気ダクトを通し空気搬出される。
前記従来公知の緊張兼裏返し装置を短靴下などを編成
する円形編機に取付けることは困難である。編成品が比
較的に大きくそして針筒の直径が比較的に小さい場合に
は、編成中の編成品を緊張するように外筒及び回転内筒
を針筒内に配置することは極めて困難である。特に、編
成品を回転内筒内へと裏返しできるように外筒及び回転
内筒を針筒内に配置することは、回転内筒の直径が小さ
くなりすぎるため、極めて困難である。
本発明の目的は、比較的に小直径の針筒を有する円形
編機における前記の問題を解決することにある。
本発明の装置は前記従来装置の改良である。本発明の
装置においては、外筒と少くとも一部が筒状である内部
要素とを、それぞれ異なる直径を有する2部分から構成
し、小径の上方部を針筒内に配置し、大径の下方部を針
筒に近接してその外部に配置すると共に、空気緊張しな
がら行われる編成の終了後に、前記内部要素の2部分間
に環状の間隙を生じさせて、内部要素の大径部である内
筒の短縁に沿っての編成物の折込み裏返しを可能にする
手段を有する。内部要素の小径の上方部は、少くとも、
該内部要素の大径の筒状部の直径に等しい膨出体に結合
されている。
内部要素の2部分は、裏返し用の環状間隙を生じさせ
るために相互の軸方向に動かすことができる。例えば、
内部要素の大径の筒部を軸方向に動かして前記の膨出体
に遠近させ、裏返し段階の間、前記の環状の間隙を生じ
させることができる。
通常、内部要素の小径上方部分の膨出部は、内部要素
の大径筒部の端部に嵌入でき(また分離でき)、したが
って、大径筒部は、緊張編成中、小径上方部分を支持す
る。更に、編成品が編針から分離された後に、外方から
断面環状の間隙を横断するように動かされて、裏返し作
業中、内部要素の小径上方部分に一時的に係合するジョ
ー(又はジョー類似のもの)を有する摺動装置が設けら
れている。ジョーを有する摺動装置は、内部要素の小径
上方部分に玉軸受を介して係合している。
内部要素の大径筒部は、内部要素の小径上方部分と共
に回転可能である。大径筒部は駆動回転しても回転自在
としてもよい。回転自在とする場合には、編成物緊張用
の断面環状の間隙内に存在する吸引空気流を利用する空
気駆動装置を取付けてもよい。
内部要素の小径上方部はプレート(ダイアル)に回転
させるようにしてもよい。内部要素の小径上方部とプレ
ートは、軸方向圧を受ける摩擦継手により連結可能であ
る。
内部要素の小径上方部の膨出部に、その大径筒部との
係合用のころがり軸受を設けてもよい。
内部要素の小径上方部を中空とし、内部要素の大径筒
部及び小径上方部の中空を通して、吸気による緊張空気
流と同方向の空気推力を環状間隙内に生じさせてもよ
い。この空気推力は編成品を拡開させる傾向を有する。
他の実施例においては、内部要素の小径上方部を、プ
レート(ダイアル)の回転体を軸方向に貫通しそして該
回転体により回転されるロッドに取付け、該ロッドによ
り内部要素の小径上方部を軸方向に動かして内部要素の
大径筒部に接離するようにされる。
他の実施例においては、内部要素の小径上方部を、フ
ックプレートに吊下しそしてフックプレートと共に上げ
ることのできるロッドとして構成し、また内部要素の大
径下方筒部とロッド下端の膨出部が離れた場合にも、両
者を接合させることのできる手段が設けられる。
すなわち、前記の膨出部と前記の大径下方筒部が、裏
返し用の環状間隙を発生させるために相互に分離された
際にも、内部要素の下方筒部の上端開口内にとどまる細
い突軸が、ロッド下端の膨出部に設けられる。
水平軸をもつヒンジを中心としてプレートを上げるこ
とができるように、ロッドはプレートに枢着されるか、
少くとも一部が可撓にされる。
本発明の他の改良は、針筒内に配置され編針の作動区
域に近い外筒内を流れる空気流の速度を低下させるため
に、空気流入孔と該空気流入孔の開閉を制御する手段と
を設けた点にある。
前記空気流入孔は、外筒の大径下方部の上方部周囲に
列設され、そして、編機の制御プログラムにより作動さ
れる外筒に外嵌合する摺動スリーブシャッターにより開
閉制御されるようになっている。
前記空気流入孔の下方に、外筒内にアクセスするため
の一のスロッティングを設け、該スロッティングが前記
の摺動スリーブシャッターにより閉じられ、あるいは摺
動スリーブシャッタを特別に摺動させることにより開放
するようにすると好適である。
空気流調節のために位置調節される環状体を、外筒の
大径下方部内に設けてもよい。編成物を、その裏返しに
できるだけ好都合なように捕捉位置決めするように位置
調節される格子を、大径をもつ2つの部分間の間隙内に
設けてもよい。
内部要素の小径上方部は、その下端に回転自在に取付
けられた膨大部を有するロッドとして構成してもよい。
本発明の一層の理解のために、以下、本発明の実施例
を添付図面について説明するが、本発明は該実施例に限
定されるものではない。
第1図において、1はその上方に同心的に配置された
プレート3と同期回転する針筒である。編成品Mは、筒
状をなし、その編成中、針筒1内を徐々に下降する。編
成を正しく行うために編成物を緊張することが必要であ
る。この緊張は、引続き編成物を裏返しすることのでき
る本発明の装置を使用して空気力によりなされる。
前記の本発明の装置は、7Cで連結された小径上方部7A
と大径下方部7Bとを有する外筒7を備える。外筒7は、
針筒に同心に配置して機枠に固定されている。大径下方
部7Bの底近くには、空気装置に連結される横向き開口9
が設けられている。空気装置は、編成中の編成物Mを空
気吸引作用により緊張し、またそれに続く裏返し及び取
出し過程においては、下記の目的で空気推進力を与え
る。外筒の小径上方部7Aは、編成物Mの導入のための漏
斗状受入端を備え、また編成物Mを緊張するための吸引
空気流によりその導入が促進されるようになっている。
外筒7の内部には、外筒7との間に断面環状の空間が
形成されるように内部回転体が配置されている。この内
部回転体は、下方に位置する大径筒状部10と、拡開結合
部すなわち下方拡開部12Aを備える上方に位置する小径
部分12(中実雄部でもよい)とからなる。小径部分12は
外筒の小径上方部7A内に配置され、大径筒状部10は外筒
の大径下方部7B内に配置されている。外筒の大径部7B及
び内部回転体の大径筒状部10は、針筒1の直下に針筒1
に近接させて配置されている。針筒1の直下に配置され
た外筒の大径部7B及び内部回転体の大径筒状部10は、編
成物の裏返しを行う内向き折返しは容易にできるが、そ
の直径が比較的に小さな針筒1内への編成物の進入は阻
止するような直径を有する。外筒の小径上方部7A及び内
部回転体の小径部分12は、それぞれ、針筒内に配置で
き、また、外筒の小径上方部7Aと内部回転体の小径部分
(雄部分)12との間に、編成物Mの空気緊張を行なうの
に好適な空間が形成されるような直径を有する。
内部回転体の大径筒状部10は、回転及び第1図に2重
矢で示す軸方向に運動可能である。このため、外筒の大
径筒状部7B内には、たわみ伝動装置22またはその他の適
当な方法によって駆動される歯車18,20によって回転さ
れるスリーブ16を回転自在に支持する2個の軸受14から
なる支持装置が設けられている。内部回転体の大径筒状
部10は、スリーブ16内に軸方向に摺動可能に取付けら
れ、そしてスプライン駆動装置を介しスリーブ16により
回転駆動される。大径筒状部10は、その軸方向運動のた
めに、歯車18の下方に環状溝26を有する。環状溝26内に
は30で機枠に枢着され、シリンダーピストン装置32によ
り揺動されるフォーク28が係合している。シリンダーピ
ストン装置32には、必要に応じ、反動ばね34からなる干
渉装置が設けられる。フォーク28及び環状溝26を介して
内部回転体の大径筒状部10を、その回転を阻止すること
なしに、軸方向に移動させることができる。
内部回転体の大径筒状部10の上端部10Aは、後で説明
する編成物の裏返しを容易にするように、また内部回転
体の小径部分12の下方拡開部12A、具体的には拡開部12A
の部分12Bにはまるように形成されている。ころがり軸
受38が、下記の目的で、小径部分12の拡開部12Aと部分1
2Bの間に配置されている。編機の固定機枠には、軸受38
と同じ高さに配置され、該軸受38に対し直径方向に摺動
できる2個の摺動部材42のための摺動案内部40が設けら
れている。2個の摺動部材42は、軸受38を支持するジョ
ーを備え、軸受38を針筒1に対し同心に保持する。摺動
部材42は、相互に接近する方向に求心放射運動を行う。
摺動部材42の求心放射運動は、第2図において符号44を
つけたシリンダーピストン装置又はアームにより、2個
の摺動部材42を同時に求心又は遠心変位させて行われ
る。摺動部材42は、その遠心変位後の位置では、軸受38
と外筒との間の、すなわち小径部分12、拡開部12A、部
分12Bと外筒7A,7C,7Bとの間の空間から脱出する。
編成物Mを空気力により緊張しながら編成している段
階では、内部回転体の大径筒状部10の上端部10Aが、内
部回転体の小径部分12の連結部12A,12Bの拡大部12Bに外
嵌合して、小径部分12を針筒内の所定の位置に保持し、
針筒内にある外筒の小径上方部7Aと内部回転体の小径部
分12との間の空間での空気力緊張を可能にしている。ま
た、摺動部材42は遠心方向に引込められ、小径上方部7A
と小径部分12との間及び大径下方部7Bと大径筒状部10と
の間の断面環状の空間が連続している。編成につれて、
編成物は、連結部12A及び外筒大径部7Bと内部大径筒10
との間の空間に達する。編成物の編成が完了し、編成物
が針筒から分離されると、編成物は、その編成中、編成
物を緊張している空気吸引作用により、外筒大径部7Bと
内筒10間の環状空間の下部に引き込まれる。したがっ
て、編成物は、外筒大径部7Bにより外側を限定された空
間内に、回転する内筒10を囲むように位置する。この状
態において、編成物の裏返しのため、1対の摺動部材42
が求心運動を始めて、それらの内方のジョー形外縁が、
ころがり軸受38及び小径の上方部12,12A,12Bに係合さ
れ、また内筒10を軸方向に下げて、内筒10の上端部10A
と小径の上方部12,12A,12Bの拡大部12Bとの間に、編成
物Mの折込み裏返しを可能にする大きさの環状開口Dを
生じさせる。ついで、吸引作用が内筒内に作用するよう
に吸引作用の切換えが行なわれる。この際、必要なら
ば、横向き開口9を通して空気押出し力を作用させるよ
うにしてもよい。外筒大径部7Bと内筒10間の空間の集っ
た編成物M1は、内筒の上端部10Aに達するまで押し上げ
られ、ついで折込み裏返し作業に必要とする十分な大き
さの直径をもった内筒10内へと折込まれる。内筒10内に
吸引された編成物M1は、ついで内筒10の下端に結合され
た空気搬送ダクトにより他の場所に搬送され、そこで処
理されたり、手により除去されたりする。環状空間内へ
突出して、ころがり軸受38に係合する摺動部材42が、外
筒上方部7Aと小径部分12との間の空間を通る空気の貫流
を阻止するので、内筒10内の吸引は、主に外筒大径部7B
と内筒10との間の環状空間を通して生じる。編成物が裏
返しされ運び去られると、再び内筒10が装置26,28,32に
より上げられて拡大部12Bにはまり、摺動部材42により
一時的に支持された上方部分12,12A,12Bを再び支持し、
摺動部材42を遠心方向に動かして外筒上方部7Aと上方部
分12との間及び外筒大径部7Bと内筒10との間の両環状空
間の連続性を回復し、新しい編成サイクルが再開され
る。
第3図に示す実施例は、内筒110(内筒10に相当)の
推進を、機械的駆動装置により行う代りに、内筒110と
外筒大径部107B(前記実施例の7Bに相当)との間の環状
空間内に配置された空気タービン推進装置160により行
う点を除き、前記実施例と同様である。空気タービン推
進装置160は、編成中、前記環状空間内に存在する緊張
用の吸引空気流を用いる。この実施例の装置は、第3図
には詳細に図示していないが、結合分離装置12,12A,12B
及びジョー42のようなジョーを備えた保持装置に類似の
装置を有する。内筒110は独立的に運動できるので、内
筒110は、内筒110を囲む編成品により、空気タービン駆
動装置160による運動の加速をされたり、制動を受けた
りする。
第4図は更に他の実施例を示す。
この実施例の内筒210は、小径の上方部分との接離の
ために前記2実施例と同様にその軸方向に動くが、回転
はしない。内筒210は、復動シリンダーピストン装置26
0,262により作動される。上方部分212は、内筒210が上
昇した際にその上端部が外嵌合するその結合部212Bを介
して内筒210と結合している。結合部212Bには、結合部2
12Bを上方部分212に対して回動自在とするために玉軸受
などが取付けられている。したがって、上方部分212
は、内筒210の上端部が外嵌合する結合部212Bを介して
内筒210により支持されてはいるが、内筒210とは独立的
に回転できる。第1実施例の拡開部12Aに類似している
上方部分212の拡大部212Aは、40,42と同様の装置のジョ
ーと係合可能であるが、第1実施例の38のようなころが
り装置を設けてもよい。上方部分212は、管状をなし大
径の内筒210と連通している。内筒にはダクト264が連結
され、ダクト264からの空気流が内筒210及び管状の上方
部分212を通り上方部分212の上端に形成されたノズル26
6から流出すると共に、外筒上方部207A(7Aに相当)と
上方部分212との間の環状空間内に向けて下向きに送入
されるようになっている。この空気流は、編成の進行に
つれて環状空間内に進入する編成物Mを拡張すると同時
に下方に押し下げる。すなわち、編成物Mを、第1実施
例の横向き開口9と同様と吸気口209を通しての吸引作
用による緊張方向と同方向に押し下げる。したがって、
編成物は上方部分212に付着せず、代りに拡開される。
上方部分212は回転自在であるので、編成品によりがか
かり編成品が上方部分212にからみ付く危険はない。上
方部分212及び拡大部212Aの長さは、内筒210が回転しな
い本実施例のものにおいては、緊張編成中の編成物が大
径をもつ内筒210に到達しない程度で十分である。これ
により、編成物の内筒210への付着がさけられる。拡大
部212Aはジョーを備えた42のような摺動部材と係合可能
である。
第5図は、大径の内筒が回転しない他の実施例を示
す。大径を有する内筒310は、その軸方向に移動させ
て、その上端をころがり軸受362を有する拡大部312Bに
嵌合し上方部分312に結合することができるが、回転は
しない。ころがり軸受362及び拡大部312Bを介して上方
部分312を支持するので、上方部分312は、拡大部312B及
び大径の内筒310に対し回転自在である。上方部分312
は、更に、第1実施例のジョーを備えた摺動部材42のよ
うな摺動部材により、軸受38と同様の軸受338を介し、
回転自在に支持されるようになっている。上方部分312
は、円錐又は円錐回転面を有する摩擦クラッチ314を介
しダイヤル3により駆動される。ダイヤル3は公知の方
法で針筒と同期回転される。摩擦クラッチ314は、フッ
クプレートと一体の部分または上方部分312と一体の部
分に軸方向に作用する弾性装置により与えられる弾力に
より結合される。この装置では、編成中、上方部分312
は、プレート3によって回転され、また、編成物が回転
しない内筒310にとどかないように軸方向にのびてい
る。これにより、編成中、編成物によりがかかったり、
編成物が回転しない内筒310に付着したりする危険をさ
けることができる。
第3ないし第5図に示す実施例装置においても、第1
図に示す第1実施例と同様に、摺動部材42のような摺動
部材又は他の同等の手段を上方部分312に係合して後、
大径の内筒110,210又は310を上方部分112,212又は312の
結合部から引き離して環状の通路Dを形成することによ
り、編成物の裏返しを行うことができる。
第6図は更に別の実施例を示す。第6図中、401は針
筒、403はダイヤル、407A及び407Bは外筒407の2部分、
410は回転しない大径の内筒、412はころがり軸受462を
介して内筒410の上端部に嵌合するようにつくられた拡
大部412Aをもつ内側要素の上方部分である。上方部分41
2は、ロッド480状をなしてプレート403及びその軸を、
軸方向に摺動自在に貫通し、内筒410と上方部分412との
間に、裏返し用の環状間隙を形成するため、レバー482
により膨大部412Aを内筒410から離す方向に動かすこと
ができるようになっている。ロッド480はプレート403と
共に回転する。
ロッド480の長さは、編成物が、緊張状態で回転しな
い内筒410に到達する前に編針から分離される長さにさ
れている。
一つの改変実施例としては、内部要素の上方部12,12
A,12Bを、円形編機のプレート(ダイアル)3に共に回
転できるように吊下状に取付けてもよい。この場合に
は、膨大部12Bの直径を、内筒10の上端部10Aに対し適当
な寸法とすれば、内筒10の軸方向運動を不要にすること
も可能である。なぜなら、もはや、上方部12の膨大部12
Bに内筒10を結合して、上方部12を支持する必要がない
からである。
第7ないし第10図において、501は回転する針筒であ
る。503は、必要に応じて針筒の上端から矢f503方向へ
とフックプレートを上げることができるように、水平軸
505に枢着した腕に取付けて針筒上に配置したフックプ
レートである。
507は、編成中の編成物を空気力緊張するための通路
を限定する小径の外筒上方部、509は針筒の直下にのび
る大径の外筒下方部である。512は、外筒下方部509と共
に、裏返しに先立って編成品を集める環状空間を限定す
る内筒である。
外筒上方部507と外筒下方部509内には、下方に位置す
る内筒512と協動するロッド514が設けられ、該ロッド51
4の下端には円錐形膨大部516が設けられている。円錐形
膨大部516の下面には、他の円錐体518が玉軸受などを介
して回転自在に取付けられている。円錐形膨大部516に
は、以下に記載する目的で下方にのびる比較的に長い突
軸520が設けられている。ロッド514はプレート503に枢
軸522で枢着され、プレート503と共に回転可能である。
内筒512及び上部組立体514,516,518,520からなる内部
要素は、前記各実施例の場合と同様に、筒状編成物の編
成中、第7図に示すように、その円錐体518を内筒512の
上端部開口内に嵌入し接合されている。裏返しを行う場
合には、内筒512と円錐体518間に環状通路Dを形成し、
外筒下方部509と内筒512との間の環状空間の吸気作用に
代えて内筒512内に吸気を作用させ、編成物を矢f1(第
8図)の方向に折込み裏返しする。環状通路Dの形成
は、内筒512を矢fAの方向に下げるか、上部組立体514,5
16,518,520を上げることにより行われる。
第9図は、針筒に接近できるように、プレート503を
支軸505を中心に上げた状態を示す。プレート503を上げ
ると上部組立体514,516,518,520も上げられる。この
際、上部組立体514−520は、プレート503に枢軸522によ
り連結されているため、ほぼ軸方向に上昇する。突軸52
0は、この上昇位置においても、内筒512の上端内にとど
まり、プレート503を元の位置に下げる際に、円錐体518
を確実に内筒512内に導入する。プレート503を上げた際
に、突軸520が内筒512の開口から脱出する場合には、突
軸520が細さが、プレート503を下げる際におけるその内
筒512への嵌入を保証する。
第10図の改変実施例においては、ロッド514は、枢軸5
22による枢着と同様に機能する可撓部材532によりプレ
ート503に連結されている。
第11図において、501は回転する針筒、503は該針筒上
に突出するフックプレートである。フックプレート503
は、針筒501の上端から矢f503の方向へと上げることが
できるように、枢軸505により枢着された腕により支持
されている。
507は編成中の編成物を空気緊張する通路を限定する
小径の外筒上方部、509は針筒の直下に位置する大径の
外筒下方部である。512は、外筒下方部509と共に断面環
状の空間を限定する内筒である。編成物は、裏返しする
前にこの断面環状の空間内に集められる。
外筒507,509内には、内筒512と協働するロッド514が
設けられ、ロッド514の下端には、玉軸受などを介して
膨出体516が回転自在に取付けられている。膨出体516
は、後記の目的で、軸方向下方にのびる先細端又は細い
突軸520を有する。ロッド514は、枢軸522によりプレー
ト503の下に枢着され、そしてプレート503と共に回転す
る。
外筒下方部509の上端近くには、外方に開く複数の孔7
01が設けられている(第11図参照)。各孔701は、プロ
グラム駆動装置705と反動スプリングの作用により、上
方又は下方に動かされる軸方向可動のスリーブ703によ
り、全開・全閉又は一部閉じた状態にされる。孔701の
列の下に一のスロット709を設けてもよい。このスロッ
ト709はスリーブ703によって閉じられ、またスリーブ70
3を孔701を開く行程より大きく動かすことにより開くこ
とができる。
外筒下方部509と内筒512との間の間隙には、環状支持
体713により支持した格子711が嵌入されている。環状支
持体713の位置は、ゴムなどの材料からなるリング715に
より加えられる摩擦作用により調節可能である。
内筒512及び上部組立体514,516,518,520は、筒状編物
の編成中、外筒上方部507内及び外筒下方部509と内筒51
2との間の断面環状の間隙内に存在する編成中の編物を
緊張するために、膨出体516を内筒512の上端開口部内に
嵌入接続し、格子711を通して吸気を行なうようになっ
ている。
裏返しをする際には、外筒下方部509と内筒512との間
の環状間隙及び格子711を通して吸気する代りに、内筒5
12の上端と膨出体516とを分離し両者間に環状間隙Dを
形成し、内筒512内に吸気して、編成物を矢f1方向へ折
込み裏返す。環状間隙Dは、内筒512を矢fA方向に下げ
るか、上部組立体514,516、518,520を上方に上げること
により得られる。孔701が閉じている場合には、強い空
気緊張力が外筒上方部507内にある編成中の編物にかか
る。編成中の編成物が編針から分離される時が近づく
と、孔701を開いて空気を流入させることにより、空気
流量の減少と、外筒上方部507の断面に応じて編成物に
かかる空気押し出し力の低下を生じさせる。編成物は、
これにより、次の裏返し動作に最適の位置に配置され
る。孔701は、次の編成品の編成開始直後に再び閉じら
れる。したがって、初期編成は、著しい空気緊張なしで
行われる。
孔701を部分的に遮断して吸引空気流を整えるための
手段が孔701に設けられている。この手段は、外筒下方
部509内にゴムリング719を介して嵌合した環状体717に
より構成されている。ゴムリング719の介在により環状
体717は容易に位置調節が可能である。
格子711の調節性及び編成終了時における外筒上方部5
07とロッド514との間(最狭断面部)を通る空気流量の
減少は、編成物を外筒下方部509と内筒512との間隙内に
次の裏返しが容易にできるように配置させる。
第11図は、プレート503を枢軸505を中心として上方に
回動し、針筒から遠ざけた状態を示す。プレート503を
上げると上部組立体514,516,520も共に上方に移動す
る。この際、上部組立体は、プレート503に枢着されて
いるため、ほぼその軸方向に上昇する。突軸520は、そ
の上昇時においても常に内筒512の上端内にとどまり、
再びプレート503を原位置に下げる際に、膨出体516を内
筒512に導入する役目をする。例え、その上昇時に突軸5
20が内筒512の開口から出たとしても、突軸520の細さに
より膨出体516は内筒512内に確実に再導入される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略縦断面図、第2図
は同概略水平断面図、第3ないし第6図は他の改変実施
例を示す概略縦断面図、第7図は編成物を緊張編成中の
本発明の別実施例を示す概略縦断面図、第8図は編成物
を裏返し中の同別実施例の各部の配置を示す概略縦断面
図、第9図はプレートを上げた場合の前記別実施例の各
部の配置を示す概略縦断面図、第10図は改変実施例の概
略部分縦断面図、第11図は更に他の実施例の概略縦断面
図である。 1……針筒、3……プレート(ダイアル)、7……外
筒、7A……外筒上方部、7B……外筒下方部、10……内筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−94672(JP,A) 特開 昭53−38743(JP,A) 実開 昭61−16389(JP,U) 特公 昭46−10507(JP,B1) 特公 昭61−42018(JP,B2) 特公 昭62−33340(JP,B2)

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と内部要素とにより断面環状の間隙が
    形成され、該内部要素内に空気力により編成物を折込み
    裏返しするとともに編成機外に搬出する軸方向通路が設
    けられているところの回転針筒をもつ円形編成機におけ
    る編成物の緊張兼裏返し装置において、外筒(7)及び
    内部要素(10,12)が、それぞれ、直径の異なる2部
    分、すなわち、針筒(1)内に配置された小さな直径を
    もつ上方部分(7A,12)と、針筒の直下に配置された大
    きな直径をもつ下方部分(7B,10)から構成され、ま
    た、編成終了後の裏返し動作時に、内部要素の2部分間
    に環状間隙(D)を生じさせて、編成物を内部要素の筒
    状の下方部分(10)の上端部(10A)に沿ってその内部
    へと折込み裏返しできるようにする手段が設けられてい
    るところの、小直径の回転針筒をもつ円形編成機におけ
    る編成物の緊張兼裏返し装置
  2. 【請求項2】小さな直径をもつ内部要素の上方部(12)
    に、少なくとも、大きな直径をもつ内部要素の筒部(1
    0)の直径に等しい直径を有する膨大部(12A,12B)が結
    合されているところの、請求項1に記載の円形編成機に
    おける編成物の緊張兼裏返し装置。
  3. 【請求項3】裏返し動作時に、内部要素の下方部(10)
    及び上方部(12)の相対的に軸方向に動かして、前記の
    環状間隔(D)を生じさせるところの、請求項1または
    2に記載の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装
    置。
  4. 【請求項4】裏返し動作時に、前記の環状間隔(D)を
    生じさせるため、大きな直径をもつ内部要素の筒部(1
    0)を、前記膨大部(12A,12B)の方へ又はその反対の方
    向へと軸方向に動かすことができるところの、請求項1
    ないし3のいずれかの項に記載の円形編成機における編
    成物の緊張兼裏返し装置。
  5. 【請求項5】内部要素の上方部分(12)を、その膨大部
    (12A,12B)を介してその筒状の下方部分(10)の上端
    部(10A)に連結又は分離できるように構成し、それに
    より、編成動作中だけ内部要素の上方部分(12)がその
    下方部分(10)より支持できるようにされ、また、編成
    物が編み針から分離された後に、外方から断面環状の間
    隙を横断移動して、裏返し動作期間中、内部要素の上方
    部分(12)にジョー付き滑動部材(42)が係合するとこ
    ろの、請求項1ないし4のいずれかの項に記載の円形編
    成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  6. 【請求項6】前記のジョーを有する滑動部材(42)が、
    小さな直径をもつ内部要素の上方部(12)を玉軸受を介
    して回転可能に保持するところの、請求項5に記載の円
    形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  7. 【請求項7】大きな直径をもつ内部要素の筒部(10)が
    回転又は小さな直径をもつ内部要素の上方部(12)と共
    に回転できるところの、請求項1ないし6のいずれかの
    項に記載の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装
    置。
  8. 【請求項8】大きな直径をもつ内部要素の筒部(10)が
    回転駆動されるところの、請求項7に記載の円形編成機
    における編成物の緊張兼裏返し装置。
  9. 【請求項9】大きな直径をもつ内部要素の筒部(110)
    が自由回転するところの、請求項7に記載の円形編成機
    における編成物の緊張兼裏返し装置。
  10. 【請求項10】大きな直径をもつ内部要素の筒部(11
    0)に、緊張用の環状間隙内に存在する吸引空気流を利
    用する空気駆動装置が結合されているところの、請求項
    9に記載の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装
    置。
  11. 【請求項11】小さな直径をもつ内部要素の上方部(31
    2)がプレート(3)により回転されるところの、請求
    項1ないし10のいずれかの項に記載の円形編成機におけ
    る編成物の緊張兼裏返し装置。
  12. 【請求項12】小さな直径をもつ内部要素の上方部(31
    2)が、摩擦クラッチ(314)によりプレート(3)に連
    結されるところの、請求項11に記載の円形編成機におけ
    る編成物の緊張兼裏返し装置。
  13. 【請求項13】小さな直径をもつ内部要素の上方部(31
    2)の膨大部(312A,312B)に、筒部(310)とのはめ合
    い用のころがり軸受(362)が取付けられているところ
    の、請求項5ないし12のいずれかの項に記載の円形編成
    機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  14. 【請求項14】内部要素の上方部分(212)を中空と
    し、内部要素の下方部分(210)及び上方部分(212)を
    通して、環状間隙の上端から吸引空気流と同方向に空気
    推力を発生させることができるところの、請求項5ない
    し13のいずれかの項に記載の円形編成機における編成物
    の緊張兼裏返し装置。
  15. 【請求項15】内部要素の上方部分(412)が、プレー
    ト(403)を軸方向に貫通しそしてプレート(403)によ
    り回転駆動されるロッド(480)に取付けられ、そし
    て、内部要素の上方部分(412)をロッド(480)により
    その軸方向に動かして、筒状の下方部分(410)に連結
    分離できるところの、請求項1ないし3のいずれかの項
    に記載の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装
    置。
  16. 【請求項16】内部要素の上方部分(514)がプレート
    と共に上昇できるようにプレートに吊下げられたロッと
    して構成され、そして、ロッド下方の膨大部(516,51
    8)と筒状の下方部分(512)が相互に分離した場合に
    も、ロッド下方の膨大部(516,518)が筒状の下方部分
    (512)にはめ込まれる手段が設けられているところ
    の、請求項1ないし3または15のいずれかの項に記載の
    円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  17. 【請求項17】前記の膨大部(516,518)に、筒状の下
    方部分(512)の上端開口内にとどまる細い突軸(520)
    が設けられているところの、請求項16に記載の円形編成
    機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  18. 【請求項18】ロッド(514)を軸(522)によりプレー
    ト(503)に枢着し、プレートを斜めに上げることがで
    きるようにしたところの、請求項16または17に記載の円
    形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  19. 【請求項19】ロッド(514)の少なくとも一部分(53
    2)にたわみ性を与え、プレートを斜めに上げることが
    できるようにしたところの、請求項16または17に記載の
    円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  20. 【請求項20】針筒内に配置した外筒上方部内の空気流
    量を低下させるための外気流入孔(701)と、該流入孔
    (701)の開閉制御手段(713)とを有するところの、請
    求項1ないし19のいずれかの項に記載の円形編成機にお
    ける編成物の緊張兼裏返し装置。
  21. 【請求項21】前記の外気流入孔(701)が外筒下方部
    (509)の上部周壁に列設され、また、該上部周壁に編
    機の編成プログラムに従って作動されるスリーブシャッ
    タ(703)が設けられているところの、請求項20に記載
    の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  22. 【請求項22】前記の外気流入孔(701)の列の下に、
    外筒(507,509)内にアクセスするためのスロッテイン
    グ(Slotting)(709)が設けられ、該スロッテイング
    (709)が前記スリーブシャッタ(703)によって閉じら
    れ、また、該スロッテイング(709)が前記スリーブシ
    ャッタ(703)の特別の移動により開くところの、請求
    項20または21に記載の円形編成機における編成物の緊張
    兼裏返し装置。
  23. 【請求項23】外筒の下方部(509)内に環状体(711)
    が位置調節可能に設けられているところの、請求項1な
    いし22のいずれかの項に記載の円形編成機における編成
    物の緊張兼裏返し装置。
  24. 【請求項24】大きな直径をもつ二つの下方部(509,51
    2)間の間隙において編成物をとらえるために、外筒の
    下方部(509)内に格子(711)を位置調節可能に設けた
    ところの、請求項1ないし23のいずれかの項に記載の円
    形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
  25. 【請求項25】膨大部(516)がロッド(514)の下端に
    回転自在に取付けられているところの、請求項20に記載
    の円形編成機における編成物の緊張兼裏返し装置。
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