JP2683341B2 - IC card - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はある情報を記録し、情報を処理し、特定の
サービスを受けるために利用されるICカードに関する。
特に、ICカードを外部の入出力装置例えばリーダ・ライ
タ等に挿入し、リーダ・ライタからの始動信号に応答し
て、リーダ・ライタにICカードでの処理に必要な所定の
データをICカードが出力して始めて処理が始められるよ
うなICカードシステムに使用されるICカードに関する。
(従来の技術)
ICカードはCPUとメモリを内蔵し、そのデータ処理機
能を利用して、各種サービス機関において利用される。
そして、小さな形状と機能性から様々な人が携帯し、ま
たデータの入出力のためのいろいろな機器で利用され
る。そのような機器には銀行の現金自動支払い機、各種
自動販売機、POSシステムの端末機、商店のレジ等があ
る。カードの使用者は、それら機器にカードを差し込
み、それら機器はそのICカードを受け付けると、必要に
応じて接続されたホストコンピュータとやりとりし又、
ICカードとも対話しながら種々のサービスが開始される
ことになる。
(発明が解決する問題点)
入出力機器は複数の異なるサービスを受け入れるもの
もあるし、また自動販売機等のように特定の一種類のサ
ービスしか受け入れないものもあり、サービス開始にあ
たつては、入力されたICカードがその入出力機器が受け
入れ可能なカードかどうか前もつて判断する必要があ
る。そのような判断基準はICカードと入出力機器間の処
理作業上の規約のようなものである。そのような規約を
プロトコルと呼ぶとすればプロトコルには電気信号の通
信及び処理のための技術的な標準いわゆる通信プロトコ
ルと、ICカードサービス機関とその機関が発行ないし許
可したICカードとの間でとりきめたICカードの情報に関
する規約すなわちICカードの属性とがある。したがつ
て、ICカードもまたそのような入出力機器による判断を
受けるため、上記二種類の通信プロトコルとICカード属
性データを記録していなくてはならない。
通信プロトコルは純技術的なものであり、ほとんどど
のICカードも共通な標準方式を取ることになるだろう。
通信プロトコルデータには、通信周波数、通信速度、伝
送制御方式、エラー検出方法、内部電圧値等がある。こ
れらデータは固定であり途中で変更されることは殆どな
い。ICカードを受け入れる入出力機器はICカードからそ
れら通信プロトコルデータを受けて、自分の方式と適合
するものか判断する。違う方式のものであれば、そのIC
カードはその入出力装置のサービスは受けられない。
ICカードの属性データには次のようなものがある。そ
のICカードの製造履歴情報、たとえば、内部のICチツプ
の製造メーカ・ICカードのモヂユールメーカ・ICカード
の発行者等を特定する記号や発行日、ICカードの有効期
間等のサービス利用範囲が考えられる。また、カードが
偽造されないための特別なマークやICカードが紛失や盗
難届のでているものかどうか照合するためのICカード自
身のコードなども必要に応じてICカード属性データとし
て利用できる。
従つて、属性データはそのICカードがその入出力機器
のサービス機関が受け入れるものであるかという識別機
能と、そのICカードのセキユリテイの機能とを備えるも
のである。
このようなICカード属性は通信プロトコルとは異な
り、かならずしも固定情報ではない。このような情報な
いし規約は、ICチツプあるいはICカードの製造後等にお
いて、サービス機関とカード使用者との間で個別に定め
たい場合があるし、使用途中でなんらかの事情により変
更したい場合もあり、さらには定期的に更新したい場合
もある。従来のICカードにおいては、ICカード中の情報
へのアクセスに先だつてチエツクされる通信プロトコル
と製造履歴情報のデータは、すべてマスクROMなどの書
き換え不可能なメモリに記録しておくか、暗証番号の入
力後にICカードへのアクセスが許可された後にICカード
情報処理の一環として製造履歴情報の一部をチエツクし
ていたために、上述の便利さと要望を満たすことはでき
なかつた。
(問題点を解決する手段)
上記の問題点を解決するために、ICカード属性のチェ
ックを実際のICカードの情報へのアクセスに先立て行う
ことは、もし、そのカードが不適合なものであった場合
に、すぐに、それが発見でき、暗証番号の入力や希望す
るサービスのメニューを使用者が入力する前にカードを
受入れ不可として返却することができ、無駄な処理時間
を省くことができる。また、自動販売機等で利用され
る、いわゆるプリペイドカードでは通常個人の暗証番号
は入力されず、通信プロトコルとICカードの属性データ
のチェックがすめばすぐにサービスが可能となり便利で
ある点にも着目して、本発明においては、ICカードの通
信プロトコルが記憶された記憶エリアとICカードの属性
が記憶された書き換え可能な記憶エリアとを含む記憶部
と、ICカードが挿入された入出力機器からの動作開始信
号に応答して、ICカードの記憶部から通信プロトコルと
ICカードの属性とを読み出して、入出力機器に転送する
部分とを有する構成とした。
(発明の効果)
ICカードでの情報処理に先立ち、通信プロトコルとIC
カードの属性とを先ず入出力装置に転送し、ICカードは
属性データを書き換え可能なメモリに記録したことによ
り、以下のような優れた効果を奏する。
.短時間で、ICカードそのものがそのサービスを受け
られるものかどうか判断でき、無駄な処理時間を要しな
い。
.ICカードの情報のセキユリテイを二重に守ることが
できる。
.カードの不正使用、不正にサービスを利用されるこ
とを防止できる。
.カードの使用経過に応じて、適切なICカード属性デ
ータに更新して、より広範囲で利便性の高いサービスを
提供できる。
(実施例)
第2図はICカードとその入出力装置例えば、ICカード
リーダ・ライタとの間の動作シーケンスを示す。ステツ
プ00でリーダ・ライタにICカードが挿入されると、リー
ダ・ライタからICカードへ動作電圧やクロツク信号が供
給され、ICカードの信号の入出力が可能となる。次に、
ステツプ01のアンサートウリセツトで、ICカードから通
信プロトコルデータである定形バイト(周波数と伝送速
度比の検出用)、伝送制御方式、エラー検出と訂正法、
Vpp(書き込み電圧)の値の印加時間、ブロツクサイズ
とICカード属性データを転送する。リーダ・ライタはス
テツプ02でプロトコルデータと属性データとを受ける。
ステツプ03では、受信した各プロトコルデータと属性デ
ータがそのリーダ・ライタのシステムに適合するものか
どうかチエツクし、不適合であればステツプ04でエラー
通知をして、以後の処理は停止する。もし、ICカードか
らのプロトコルデータと属性データがリーダ・ライタの
ものに適合すればリーダ・ライタとICカードは以後の06
〜12のステツプを実行してICカードによるサービスをお
こなうことができる。
次に、本発明によるICカードの一実施例を図面を参照
して説明する。ICカードの記憶部には通常の情報の記憶
エリアと暗証番号を記憶したエリア等の他に、上述した
通信プロトコルデータとICカード属性データとを記録す
る記憶エリアが設けられる。通信プロトコルデータは、
固定情報であるのでマスクROMなどの書き換え不可能な
メモリに記憶される。ICカード属性データは、書き換え
可能なメモリに記憶し必要に応じて訂正、更新できるよ
うにしておく。その属性データのアドレスは予め定めて
おき、制御プログラム中にそのアドレスを書き込んでお
けばよい。
第3図に、本発明の実施例の書き換え可能なメモリの
ICカード属性データを記録する記憶エリアを示す。同図
において、第1番地から第F番地までの15バイト、すな
わちT1〜TFバイトは、ICカードの履歴データ、例えば、
カードの製造者、製造年月日、発行者、発行年月日等を
記録する。また、第0番地はTK情報バイトとして、その
ICカード属性エリアにアクセスするための索引エリアで
ある。この実施例では、ICカード属性記憶エリアを15バ
イトにしているが、本発明はこれにかぎらず、必要に応
じたバイト数を定義できる。バイト数に応じて多数のIC
カード属性データが記録できる。
第4図は、ICカード属性記録エリアの索引バイト(TK
情報バイト)の詳細を示している。同バイトの最上位ビ
ツト(ETK)は、このICカード属性記憶エリアにデータ
が記録されているかどうかを示す為のものであり、0が
記録有り、1が記録なしである。同バイトの下位4ビツ
ト(NTKビツト)は、ICカード属性記録エリアの総バイ
ト数(TK情報バイトを除く)を記録する。なお、このバ
イト数を固定とした場合は、NTKビツトは不要となり、E
TKビツトのみでよい。すなわち、ICカード属性データ記
憶エリアのデータの有無を示すフラツグとして1ビツト
必要となるだけである。その場合、TK情報バイトの他の
7ビツトを索引以外の目的に使用することができる。ま
た、ICカード属性記憶エリアを必ず読み出すようなプロ
グラムにしておけば、ETKビツトをも省略できる。
ICカードが発行されるにあたつて、これら記憶エリア
に所定データが記録されてカード使用者に渡される。
第1図は、第2図のICカードのアンサートウリセツト
の01のステツプの詳細を示したものである。リーダ・ラ
イタから電源、クロツク等を供給されると、まず、ステ
ツプ100で通信プロトコルデータをリーダ・ライタに転
送する。次に、ステツプ101で、ICカード属性記憶エリ
アのTK情報バイトのETKビツトを読み出し、ETK=0でな
ければステツプ105に進み、コマンドを待機する状態と
なる。コマンドがリーダ・ライタ側からあれば、第2図
のステツプ06以降を実行することになる。ステツプ101
でETK=0であれば、ステツプ102でNTKビツトのバイト
数を読み出す。ステツプ103では、第1バイトから第F
バイトの内、NTKビツトで指定されたバイト数のICカー
ド属性データたとえばICカード履歴情報を読み出し、リ
ーダ・ライタに転送する。但し、NTKビツトのバイト数
が固定の場合は、ステツプ102は省略できる。又、ICカ
ード属性記憶エリアを必ず読み出すプログラムにしてお
けばステツプ101も省略できる。ステツプ104では、すべ
てのバイトが読み出されたかどうかチエツクされ、全部
読み出されていなければ、ステツプ103が繰り返され
る。すべてのバイトが読み出されるとステツプ105でコ
マンドを待つ。
第5図にICカード内のICの概略の構成を示す。図でCP
UはICカードの情報処理の制御部であり、多くの場合、
一時記憶用のRAMを付設している。マスクROMは、書き換
え不可能な記憶部であり、通信プロトコルや属性データ
のうち、あらかじめ定めたデータはここに記憶してもよ
い。PROM(例えばEEPROM)は、書き換え可能な記憶部で
あり、属性データのうち、後で書き換えや更新される予
定のデータはここに記憶される。ICカードの基本的な制
御プログラムは、マスクROMに記憶され、CPUにより制御
される。暗証番号は、マスクROMまたはPROMの所定の記
憶エリアに記憶される。書き換え可能なメモリとしては
EEPROMの他に、電源でバツクアツプされたRAMも使用で
きる。
第6図は、第2図のステツプ01のさらに別の実施例を
示したもので、第1図のものと基本的に同じであるが、
ICカード属性記憶エリアの読み出しとカード・ライタへ
の転送を各1バイト毎に行う点が第1図のものと異な
る。異なる部分のみ説明する。ステツプ110では、最初
に第1バイト目の内容を読み出し、リーダ・ライタにす
ぐに転送せずにあらかじめバツフアメモリに記憶させて
おく。同時に、カウンタを1カウントする。ステツプ11
1で、カウンタのカウント値がステツプ102で読み出した
バイト数に達したかどうかチエツクされる。達していな
れば、ステツプ110に戻り、次の、第2番目のバイトを
読み出し、バツフアメモリに一時的に記憶する。これら
のステツプをNTKビツトのバイト数だけ行うと、ステツ
プ113でバツフアメモリのデータをリーダ・ライタに転
送する。
第7図は、第2図のステツプ01に応答して、リーダ・
ライタ側でのステツプ02の処理をさらに詳細に示したも
のである。
まず、ICカードから通信プロトコルデータが転送され
てくると、ステツプ200でそれを受信する。ステツプ201
ではリーダ・ライタの記憶部から通信プロトコルデータ
を読み出し、ICカードから転送されたものと照合し、合
つているかどうかチエツクされる。照合のため、ステツ
プ201では正しい通信プロトコルをリーダ・ライタに接
続したホストコンピユータから読み出してもよい。ICカ
ードより転送された通信プロトコルが適合していなけれ
ば、ステツプ203でエラー処理をする。通信プロトコル
が適合していれば、ステツプ204で、ICカードからの属
性データを取り込む。ステツプ205では、属性データの
判定基準がリーダ・ライタないしはホストコンピユータ
の記憶部より読み出され、ICカードから転送設定された
属性データがそのリーダ・ライタのサービスに適合する
ものか判定基準により判断される。この判断はリーダ・
ライタ内部でおこなつてもよいし、ホストコンピユータ
で行つてもよい。ステツプ206では、ICカードの属性デ
ータがICカードシステムに適合しないものであれば、ス
テツプ207のエラー処理に進み、適合するものであれ
ば、ステツプ208のコマンドの出力に進む。
第8図は、ICカード発行時にICカード属性データ記憶
エリアへのデータ書き込み(更新)のフローを示したも
のである。
まず、ステツプ300でICカードの初期設定がされる。
ステツプ301で、書き込みコマンドと書き込む属性デー
タがICカードに入力される。この書き込みコマンドに
は、NTKバイト数と書き込みのための暗証番号(数字、
文字あるいは符号)が含まれる。ステツプ302では、入
力されたコマンドが書き込みコマンドかどうか判定され
る。書き込みコマンドでなければ、ステツプ303でその
他の処理が実行される。書き込みコマンドの場合は、ス
テツプ304で暗証番号がICカード内の所定の記憶エリア
のものと照合される。暗証番号が不一致であれば、ステ
ツプ305でその旨通知される。一致であれば、ステツプ3
06でICカード属性データがICカードの属性データ記憶エ
リアに書き込まれる。書き込みが終了すると、ステツプ
307で、ICカードの索引エリアにNTKバイト数が記録され
る。次に、ステツプ308で、同じく索引エリアのETKビツ
トを1から0にセツトする。そして、ステツプ309で、I
Cカード属性データ書き込み完了を通知して終了する。
なお、NTKビツト、ETKビツトを使用しない場合は、ステ
ツプ307,308は省略される。
属性データを途中で変更ないし書き換える場合は、基
本的に、第8図のフローチヤートに従つて行われる。こ
の場合、ステツプ306で新しい属性データが書き込まれ
るときには、まえのデータは自動的に消去される。
以上の実施例の説明においては、属性データの書き換
え回数を特別制限していなかつたが、属性データの書き
換え回数を0から所定回数までの任意の回数に制限した
ほうが、ICカードの使用に便利な場合がある。たとえ
ば、同じカードを一括して製造後に、カードの発行先に
応じて異なる回数を設定するような場合である。一例と
して、ICカード属性データの内容がICカードの有効期限
の場合、有効期限の更新はないものとすると、最初にPR
OMの属性データ記憶エリアに一回書き込んでしまうと、
書き換えは0回、すなわち、書き換え不可とする。ま
た、有効期限の更新が可能な場合には、その回数を設定
する。この書き換え可能回数の設定手段は、例えば、第
4図のTK情報バイトのうちの空きビツトをカウンタとし
て使用することにより実施できる。すなわち、3ビツト
を使用すれば0回から7回までの書き換えを設定するこ
とができる。なお、このような、書き換え回数制限手段
は、上記手段に限らず、公知の手段でも利用できる。
書き換え回数を制限する場合の書き換えのフローは基
本的には第8図と同じであるが、第8図のフローに書き
換え回数のカウント値を読み出すステツプと書き換え後
にカウンタを1インクリメントするステツプが追加され
る。たとえば、第8図のステツプ304の次にカウント値
を読み出し、ステツプ309の次にカウンタを1インクリ
メントしてよい。TECHNICAL FIELD The present invention relates to an IC card used for recording certain information, processing the information, and receiving a specific service.
In particular, the IC card is inserted into an external input / output device such as a reader / writer, and in response to a start signal from the reader / writer, the IC card provides the reader / writer with predetermined data necessary for processing by the IC card. The present invention relates to an IC card used in an IC card system in which processing can be started only after outputting. (Prior Art) An IC card has a built-in CPU and memory, and is used in various service institutions by utilizing its data processing function.
Because of its small shape and functionality, it is carried by various people and used in various devices for data input / output. Such devices include cash dispensers at banks, various vending machines, terminals for POS systems, cash registers at shops, and the like. The user of the card inserts the card into these devices, accepts the IC card, and interacts with the connected host computer as necessary.
Various services will be started while interacting with the IC card. (Problems to be solved by the invention) Some input / output devices accept a plurality of different services, and some accept only one specific type of service such as a vending machine. Must pre-determine whether the input IC card is a card that the input / output device can accept. Such criteria are like rules for processing work between the IC card and the input / output device. If such a protocol is called a protocol, the protocol includes a technical standard for communication and processing of electric signals, a so-called communication protocol, and an IC card service organization and an IC card issued or authorized by the organization. There are rules regarding the information of the IC card that has been settled, that is, the attributes of the IC card. Therefore, since the IC card is also judged by such an input / output device, the above-mentioned two types of communication protocols and IC card attribute data must be recorded. The communication protocol is purely technical, and almost all IC cards will have a common standard.
The communication protocol data includes communication frequency, communication speed, transmission control method, error detection method, internal voltage value, and the like. These data are fixed and rarely changed on the way. The input / output device that accepts the IC card receives the communication protocol data from the IC card and determines whether it is compatible with its own system. If it is a different method, the IC
The card cannot be serviced by its I / O device. IC card attribute data include the following. Information on the manufacturing history of the IC card, such as symbols for identifying the manufacturer of the internal IC chip, the IC card module manufacturer, the IC card issuer, etc., the issue date, the IC card validity period, etc. . In addition, a special mark that prevents the card from being forged and a code of the IC card itself to verify whether the IC card has been lost or stolen can be used as IC card attribute data as necessary. Therefore, the attribute data has a function of identifying whether the IC card is accepted by the service organization of the input / output device, and a function of security of the IC card. Such IC card attributes are different from communication protocols and are not always fixed information. Such information or rules may be individually set between the service organization and the card user after the IC chip or the IC card is manufactured, or may be changed during the use due to some circumstances. In addition, there are cases where you want to update it regularly. In conventional IC cards, all communication protocol and manufacturing history information data that is checked prior to accessing the information in the IC card must either be recorded in a non-rewritable memory such as a mask ROM, or a personal identification number. Since a part of the manufacturing history information was checked as a part of the IC card information processing after the access to the IC card was permitted after the input of, the above convenience and demand could not be satisfied. (Means to solve the problem) In order to solve the above problems, if the IC card attribute check is performed prior to the access to the actual IC card information, it means that the card is incompatible. In case of failure, you can immediately find it and return the card as unacceptable before entering the password or menu of the desired service, saving unnecessary processing time. . Also, with so-called prepaid cards used in vending machines etc., usually personal personal identification numbers are not entered, and if you check the communication protocol and the attribute data of the IC card, you can immediately provide services and it is convenient. Focusing attention, in the present invention, a storage unit including a storage area in which a communication protocol of the IC card is stored and a rewritable storage area in which attributes of the IC card are stored, and an input / output device in which the IC card is inserted In response to the operation start signal from the
It is configured to have a part that reads the attributes of the IC card and transfers them to the input / output device. (Effect of the invention) Communication protocol and IC prior to information processing with the IC card
The attribute of the card and the attribute of the card are first transferred to the input / output device, and the IC card records the attribute data in the rewritable memory, so that the following excellent effects are obtained. . In a short time, it can be determined whether the IC card itself can receive the service, and no unnecessary processing time is required. The security of the information on the IC card can be double protected. . It is possible to prevent unauthorized use of cards and unauthorized use of services. . Depending on the usage history of the card, it can be updated to the appropriate IC card attribute data to provide a wider and more convenient service. (Embodiment) FIG. 2 shows an operation sequence between an IC card and its input / output device, for example, an IC card reader / writer. When the IC card is inserted into the reader / writer at step 00, the operating voltage and the clock signal are supplied from the reader / writer to the IC card, and the IC card signal can be input / output. next,
In the step 01 answer insert, the fixed byte (for frequency and transmission rate ratio detection) which is the communication protocol data from the IC card, the transmission control method, the error detection and correction method,
The application time of the value of V pp (write voltage), and transfers the Burotsukusaizu and IC card attribute data. The reader / writer receives the protocol data and the attribute data in step 02.
In step 03, it is checked whether the received protocol data and attribute data are compatible with the reader / writer system. If they are not compatible, an error notification is issued in step 04, and the subsequent processing is stopped. If the protocol data and attribute data from the IC card match those of the reader / writer, the reader / writer and IC card will be
You can perform the steps from ~ 12 to provide the service by the IC card. Next, an embodiment of an IC card according to the present invention will be described with reference to the drawings. The storage section of the IC card is provided with a storage area for recording the above-mentioned communication protocol data and IC card attribute data, in addition to an area for storing normal information and an area for storing a personal identification number. The communication protocol data is
Since it is fixed information, it is stored in a non-rewritable memory such as a mask ROM. The IC card attribute data is stored in a rewritable memory so that it can be corrected and updated as needed. The address of the attribute data may be determined in advance and the address may be written in the control program. FIG. 3 shows the rewritable memory of the embodiment of the present invention.
A storage area for recording IC card attribute data is shown. In the figure, 15 bytes from the first address to the Fth address, that is, T1 to TF bytes, is the history data of the IC card, for example,
Record the card manufacturer, date of manufacture, issuer, date of issue, etc. The 0th address is the TK information byte,
This is an index area for accessing the IC card attribute area. In this embodiment, the IC card attribute storage area is 15 bytes, but the present invention is not limited to this, and the number of bytes can be defined as needed. Many ICs depending on the number of bytes
Card attribute data can be recorded. Figure 4 shows the index byte (TK
Information byte). The most significant bit (ETK) of the same byte is for indicating whether or not data is recorded in this IC card attribute storage area, where 0 is recorded and 1 is not recorded. The lower 4 bits (NTK bits) of the same byte record the total number of bytes (excluding the TK information byte) in the IC card attribute recording area. If this number of bytes is fixed, the NTK bit is unnecessary and
Only the TK bit is required. That is, only one bit is required as a flag indicating the presence / absence of data in the IC card attribute data storage area. In that case, the other 7 bits of the TK information byte can be used for purposes other than indexing. Also, if the program is such that the IC card attribute storage area is always read out, the ETK bit can be omitted. When the IC card is issued, predetermined data is recorded in these storage areas and given to the card user. FIG. 1 shows the details of step 01 of the unsert reset of the IC card of FIG. When power, clock, etc. are supplied from the reader / writer, first, in step 100, the communication protocol data is transferred to the reader / writer. Next, in step 101, the ETK bit of the TK information byte in the IC card attribute storage area is read out, and if ETK = 0 is not satisfied, the operation proceeds to step 105 to wait for a command. If the command is from the reader / writer side, step 06 and subsequent steps in FIG. 2 will be executed. Step 101
If ETK = 0, the number of bytes of the NTK bit is read at step 102. In step 103, the first byte to the Fth
Among the bytes, the IC card attribute data of the number of bytes designated by the NTK bit, for example, IC card history information, is read and transferred to the reader / writer. However, if the number of bytes of the NTK bit is fixed, step 102 can be omitted. Further, if the IC card attribute storage area is a program that always reads out, the step 101 can be omitted. At step 104, a check is made to see if all the bytes have been read, and if not all the steps are repeated. When all bytes have been read, step 105 waits for a command. FIG. 5 shows a schematic structure of the IC in the IC card. CP in the figure
U is an information processing control unit of the IC card, and in many cases,
A RAM for temporary storage is attached. The mask ROM is a non-rewritable storage unit, and predetermined data among communication protocol and attribute data may be stored here. The PROM (for example, EEPROM) is a rewritable storage unit, and of the attribute data, data that is scheduled to be rewritten or updated later is stored here. The basic control program of the IC card is stored in the mask ROM and controlled by the CPU. The personal identification number is stored in a predetermined storage area of the mask ROM or PROM. As a rewritable memory
In addition to EEPROM, RAM backed up by a power supply can also be used. FIG. 6 shows a further embodiment of the step 01 of FIG. 2, which is basically the same as that of FIG.
It differs from the one shown in Fig. 1 in that the reading of the IC card attribute storage area and the transfer to the card writer are performed for each byte. Only different parts will be described. At step 110, the contents of the first byte are first read and stored in the buffer memory in advance without being immediately transferred to the reader / writer. At the same time, the counter is counted one. Step 11
At 1, it is checked whether the count value of the counter has reached the number of bytes read at step 102. If not, the process returns to step 110 to read the next and second byte and temporarily store them in the buffer memory. When these steps are performed for the number of bytes of NTK bit, step 113 transfers the data in the buffer memory to the reader / writer. FIG. 7 shows the reader / driver in response to step 01 of FIG.
This shows the processing of step 02 on the writer side in more detail. First, when communication protocol data is transferred from the IC card, step 200 receives it. Step 201
Then, the communication protocol data is read from the storage unit of the reader / writer, collated with the data transferred from the IC card, and checked whether they match. For verification, in step 201, the correct communication protocol may be read from the host computer connected to the reader / writer. If the communication protocol transferred from the IC card is not suitable, error processing is performed in step 203. If the communication protocol is suitable, at step 204, the attribute data from the IC card is fetched. In step 205, the judgment standard of the attribute data is read from the storage unit of the reader / writer or the host computer, and it is judged whether the attribute data transferred from the IC card is compatible with the service of the reader / writer. It This judgment is the leader
It may be performed inside the writer or may be performed by the host computer. In step 206, if the attribute data of the IC card is not compatible with the IC card system, the error processing of step 207 is proceeded to, and if it is compatible, the command output of step 208 is proceeded to. FIG. 8 shows a flow of writing (updating) data to the IC card attribute data storage area when the IC card is issued. First, in step 300, the IC card is initialized.
In step 301, the write command and the write attribute data are input to the IC card. This write command includes the number of NTK bytes and the secret code (number,
Character or code) is included. At step 302, it is determined whether the input command is a write command. If it is not a write command, other processing is executed in step 303. In the case of a write command, the personal identification number is collated with that of a predetermined storage area in the IC card in step 304. If the personal identification numbers do not match, the fact is notified in step 305. If there is a match, step 3
At 06, the IC card attribute data is written in the IC card attribute data storage area. When writing is complete, the step
At 307, the number of NTK bytes is recorded in the index area of the IC card. Next, at step 308, the ETK bit of the index area is set from 1 to 0. Then, in step 309, I
Notify that C card attribute data writing is complete and end.
When the NTK bit and ETK bit are not used, steps 307 and 308 are omitted. When changing or rewriting the attribute data on the way, it is basically performed according to the flow chart of FIG. In this case, when new attribute data is written in step 306, the previous data is automatically erased. In the above description of the embodiments, the number of rewriting of attribute data is not particularly limited, but it is convenient for the use of the IC card to limit the number of rewriting of attribute data to any number from 0 to a predetermined number. There are cases. For example, this is a case where the same card is manufactured in a batch, and then different times are set according to the card issuing destination. As an example, if the content of the IC card attribute data is the expiration date of the IC card, assuming that the expiration date is not updated, the first PR
If you write to the attribute data storage area of OM once,
Rewriting is performed 0 times, that is, rewriting is impossible. If the expiration date can be updated, the number of times is set. This rewritable count setting means can be implemented, for example, by using an empty bit of the TK information byte in FIG. 4 as a counter. That is, if 3 bits are used, rewriting can be set 0 to 7 times. It should be noted that such a rewriting number limiting means is not limited to the above-mentioned means, and known means can be used. The flow of rewriting when the number of rewritings is limited is basically the same as that of FIG. 8, but a step of reading the count value of the number of rewritings and a step of incrementing the counter by 1 after rewriting are added to the flow of FIG. It For example, the count value may be read after step 304 in FIG. 8 and the counter may be incremented by 1 after step 309.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における、ICカードのICカード属性デー
タの読み出しの一実施例を示すフローチヤートである。
第2図は、ICカードとリーダ・ライタとのやりとりの基
本的フローチヤートである。
第3図は、本発明のICカードにおける属性データの記憶
エリアの構成を示す図である。
第4図は、第3図のTK情報バイトの構成を示す図であ
る。
第5図はICカード内部のICの構成を示す概略図である。
第6図は、本発明のICカードにおける属性データの読み
だしの別の実施例を示すフローチヤートである。
第7図は、本発明のICカードが挿入されたリーダ・ライ
タの動作を示すフローチヤートである。
第8図は、本発明のICカードに属性データを書き込む場
合のフローチヤートである。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a flow chart showing an embodiment of reading IC card attribute data of an IC card in the present invention. FIG. 2 is a basic flow chart of the exchange between the IC card and the reader / writer. FIG. 3 is a diagram showing a structure of a storage area of attribute data in the IC card of the present invention. FIG. 4 is a diagram showing the structure of the TK information byte in FIG. FIG. 5 is a schematic diagram showing the structure of the IC inside the IC card. FIG. 6 is a flow chart showing another embodiment of reading attribute data in the IC card of the present invention. FIG. 7 is a flow chart showing the operation of the reader / writer in which the IC card of the present invention is inserted. FIG. 8 is a flow chart for writing attribute data in the IC card of the present invention.
Claims (1)
ICカードから所定データを転送した後、該ICカードによ
る情報処理ができるICカードシステムに使用するICカー
ドであって、 該ICカードの通信プロトコルが記憶された記憶エリアと
該ICカードのICカード属性が記憶された書き換え可能な
記憶エリアとを含む前記所定データの記憶手段と、暗証
番号やサービスのメニュー等の入力が受付られる前に、
前記入出力装置からの動作開始信号に応答して、前記記
憶手段から前記通信プロトコルと前記ICカード属性デー
タとを読みだし、前記入出力装置に転送する手段とを有
し、前記書き換え可能な記憶エリアに記憶される前記IC
カード属性が前記ICカードでのサービス利用範囲に係る
情報であって、該情報が書き換え可能であることを特徴
とするICカード。 2.特許請求の範囲第(1)項において、前記記憶手段
は、前記書き換え可能な記憶エリアの索引情報を記録す
るエリアを有することを特徴とするICカード。 3.特許請求の範囲第(2)項において、前記記憶手段
は、外部よりの書き換え命令信号に応答して、前記書き
換え可能な記憶エリアのICカード属性の内容を書き換え
る手段を有することを特徴とするICカード。 4.特許請求の範囲第(3)項において、前記ICカード
属性の内容を書き換える手段は、書き換え可能回数を所
定回数に制限する手段を含むことを特徴とするICカー
ド。(57) [Claims] Insert the IC card into the input / output device,
An IC card used in an IC card system capable of performing information processing by the IC card after transferring predetermined data from the IC card, the storage area storing the communication protocol of the IC card and the IC card attribute of the IC card Before the input of the PIN and the service menu, etc., the storage means for the predetermined data including a rewritable storage area in which is stored,
The rewritable memory, which has a means for reading the communication protocol and the IC card attribute data from the storage means in response to an operation start signal from the input / output device and transferring the data to the input / output device. The IC stored in the area
An IC card, wherein the card attribute is information relating to a service usage range of the IC card, and the information can be rewritten. 2. The IC card according to claim (1), characterized in that the storage means has an area for recording index information of the rewritable storage area. 3. In claim (2), the storage means has means for rewriting the contents of the IC card attribute of the rewritable storage area in response to a rewrite command signal from the outside. card. 4. The IC card according to claim (3), wherein the means for rewriting the contents of the IC card attribute includes means for limiting the number of rewritable times to a predetermined number.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044806A JP2683341B2 (en) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | IC card |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044806A JP2683341B2 (en) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | IC card |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211483A JPS63211483A (en) | 1988-09-02 |
JP2683341B2 true JP2683341B2 (en) | 1997-11-26 |
Family
ID=12701671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62044806A Expired - Fee Related JP2683341B2 (en) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | IC card |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2683341B2 (en) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60221870A (en) * | 1984-04-18 | 1985-11-06 | Omron Tateisi Electronics Co | Ic card system |
JPS6154583A (en) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | Toppan Printing Co Ltd | Ic card |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62044806A patent/JP2683341B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63211483A (en) | 1988-09-02 |
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