JP2683231B2 - 射出成形用ノズル - Google Patents

射出成形用ノズル

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JP2683231B2 JP7276016A JP27601695A JP2683231B2 JP 2683231 B2 JP2683231 B2 JP 2683231B2 JP 7276016 A JP7276016 A JP 7276016A JP 27601695 A JP27601695 A JP 27601695A JP 2683231 B2 JP2683231 B2 JP 2683231B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/32Moulds having several axially spaced mould cavities, i.e. for making several separated articles
    • B29C45/322Runner systems for distributing the moulding material to the stacked mould cavities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、スプルを使用する射出成形装置
に関するものであり、特に、スプルに対する良好なシー
ルを形成しながらスプルの位置誤差に許容性がある、ス
プルとともに使用するためのノズルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金型に2よりも多くのレベル(段階)が
ある射出成形用途では、多レベルの射出成形用金型に分
離した樹脂流れを分配するために多スプルバーを使用す
ることができる。すなわち、樹脂流れが分離された後に
おいて、スプルは樹脂を、射出成形用金型を含む金型セ
クションまで運ぶ。多レベルのスプルバー用途において
は、典型的には、単一のソースチャネルを、個々のスプ
ルバーに整列された複数のチャネルに分割するノズルを
備えた単一のソースチャネルが使用されている。典型的
には、スプルバーは、成形樹脂が運搬される金型セクシ
ョンに取り付けられている。射出成形デバイスは一般的
に長手方向ないし垂直方向に移動するので、スプルバー
はプラテンと転置されてなければならない。したがっ
て、スプルバーは、成形材料が収容されるノズルないし
チャネル内に堅固に取り付けられてはおらず、よってス
プルバーの配列は、スプルバーがノズルを分離するチャ
ンネルに戻り、それとともにシールを再形成するように
されなければならない。
【0003】特に、樹脂が単一のソース射出ユニットか
ら離間されて固定されたプラテンから漸次遠くなる多レ
ベルに流れなければならない多レベルのスタックモール
ドに対しては、いくつかのデザイン上の問題が存在す
る。例えば、4レベルのスタックモールドにおいては、
スプルバーは2レベルの間で金型プラテン内のチャネル
を経て第1および第2のレベルを供給し、また他のスプ
ルはこれら2つのレベルの間で金型プラテン内のチャネ
ルを経て第3および第4のレベルを供給する。進行的な
配置のために、これら2つのスプルバーは異なる長さと
する必要がある。長さにおける他の変化は、各スプルバ
ーが熱膨脹効果に晒されることによる。したがって、金
型が閉じられたときには、固定されたプラテンおよびチ
ャネル分離ノズルおよび他のスプルバーに対する各スプ
ルバーの端の位置は、金型プラテンが種々のレベルの間
に近付く位置の変化により変化する。これらの変化の組
み合わせにより、金型が閉じ、またスプルバーは多チャ
ネルノズルに戻る毎の、2つのスプルバーの端ないしブ
ッシュの位置を予測することがほとんど不可能である。
【0004】従来技術は単一のソースと多チャネル供給
を有する射出ユニットに関する種々のデバイスを含んで
おり、また多チャネルノズルとスプルバーないし同様な
チャネルの間の信頼性のある繰り返し可能なシールを生
成する問題を解決するための対応する努力がなされてい
る。
【0005】米国特許第3、843、295号には調節
可能なノズル長さ手段を備えた射出成形機が開示されて
いる。この機械は、金型の開と閉の間で線状に往復運動
する平行面を有する複数のプラテン上に載置された複数
の分離金型からなるものである。各金型キャビティは、
機械の固定されたマニホールド部から延在する1つまた
はそれより多くのノズルを通って充填される。各ノズル
は、ノズルシートに対して少なくとも間欠的に適合する
チップを有している。各ノズルには長さ調節手段が設け
られている。この射出成形機は、特定のノズルチップと
それらのノズルシートの間の往復的に収縮可能な漏れの
ないフィット性を有しながら、複数の温度で動作可能で
ある。図4において、得られたシール力がスプリング圧
縮にしたがって変化することから、スプリングに基づく
ノズルは変化するシート位置を収納することができる。
この特許の図5には、同様に一貫したシール力を維持し
ながら変化に適応する、油圧で駆動されるノズルが示さ
れている。しかしながら、熱い樹脂の近傍で油圧の流体
を使用することは、流体が可燃性であることから非常に
危険であり、また流体供給導管の複雑さがコストとメン
テナンスを増加させる。
【0006】米国特許第3、915、610号にはプラ
スチック射出金型のための芯合わせ組立体が開示されて
いる。芯合わせ組立体はそれぞれのキャビティと端ぐり
(counter bore)を連絡するベースを含ん
でいる。ボア内にスライド自在に封入的に配置された弁
本体と、端ぐり内に配置されたヘッド部が設けられてい
る。本体は通し部を有しており、またヘッド部はエジェ
クションノズルに嵌合する形状である。ステムのシール
嵌合により、射出されたプラスチックによりキャビティ
内に発生された圧力に反応するために本体の軸方向の移
動が許容される。開示された装置は、ノズルと本体との
間のシールを維持するためにプラスチックの圧力が本体
32をノズルに対して押圧することに依存している。ス
テム上のシールはステムとボアの間の接線的な接触によ
り作られる。この装置は、芯合わせを生成しまた維持す
るために、ステムがボア内で軸的に移動しおよびスライ
ドすることを必要とする。これは、球面部が摩耗する結
果を招き、これがクリアランスを招き次第に漏れが生じ
るようになる。同様に、接触面積が小さいことから、摩
耗の許容性の余地がほとんどない。
【0007】米国特許第4、299、791号はプラス
チック射出用金型および射出ノズルのドルーリングを防
止するための方法が開示されている。この特許には、射
出に続く樹脂容量の変化に適応するために使用される、
スプリング付勢されたスプル部材が開示されている。こ
のデバイスは1つのノズル/スプル接続だけを取扱、ま
たスプリングのデザインはノズルの位置の変化に適応す
るために働くことはない。
【0008】米国特許第4、917、595号にはノズ
ルタッチ・スプルブッシュデバイスが開示されている。
このデバイスは、射出成形機の外側フレーム上に取り外
し自在に取り付けられた内側の金型エレメントを有する
成形本体を含む、ユニット形式の射出金属金型で使用さ
れるためのものである。スプルブッシュは、射出機のノ
ズルの端を嵌合するための、その後端に設けられたノズ
ルタッチを有している。スプルブッシュはまた、金型の
材料収容部に嵌合することを許容するために、このよう
な嵌合形状の形成された前端を有している。本特許に開
示された方法のすべては、ノズルが係合されるまで中間
のコンダクタを内側の金型入口から遠ざけるように付勢
するスプリング手段を含んでいる。スプルブッシュはス
プリングにより付勢され、また射出ノズルないしプレー
トブッシュの角度的な誤整列を許容しないように実質的
に固定して取り付けられている。
【0009】よって、戻り位置誤差の許容性があり、ま
たスプルとノズルの間の緊密で信頼性があり反復性のあ
るシールを形成することができる、スプルとともに使用
されるノズルが必要とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、スプルまたは複数のスプルに沿って所望の方法でシ
ーリング力を分配し、また位置誤差の許容性のある、ス
プルないし複数のスプルとともに使用されるインジェク
タノズルを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、精密な製造を必要と
せず、実質的な誤芯合わせに許容性がある、少なくとも
1つのスプルをともに使用されるインジェクタノズルを
提供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、ノズルの使用のため
に既存の射出成形機を変更する必要がない、少なくとも
1つのスプルとともに使用されるインジェクタノズルを
提供することにある。
【0013】本発明のさらに別の目的は、嵌合する球面
の摩耗に許容性がある、多スプルバーとともに使用され
るインジェクタノズルを提供することにある。
【0014】さらに、本発明の別の目的は、ほとんどど
んな数のチャネルを有する射出成形機を補助するために
積み重ねられたフォーメーションにおいて使用できる、
多スプルバーとともに使用されるインジェクタノズルを
提供することにある。
【0015】また、本発明の別の目的は、均一なシール
力を確保しながら多スプルバー配列への等しい力分配を
保証するための単純な機械的な動作を持った、多スプル
バーとともに使用されるインジェクタノズルを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、ノズル
を材料源に接続するための手段を含む第1の面を含んて
いる本発明のノズルにより達成することができる。第1
の面は、材料源に隣接しまたこれに対して枢軸的に移動
可能であり、また材料源と材料の伝達がされるように適
合されている。第1の面は、スプルに隣接して位置され
またこれに対して枢軸的に移動可能であるように適合さ
れている。第2の面は第1の面と材料の流れ伝達がさ
れ、またスプルと材料の流れ伝達がされるように適合さ
れている。ノズルを通って材料の流れ伝達を確立するた
めのチャネル手段が使用される。
【0017】一実施の形態によれば、接続するための手
段は、材料源とシール可能に連結されるように適合され
たアダプタから構成される。アダプタは、第1の面と枢
軸的に係合した係合面を有し、またそれを通過するチャ
ネル手段を有している。係合面と第1の面との間にはシ
ールが形成される。
【0018】同じ実施の形態では、第1のノズルチップ
の両側を形成する第1および第2の面を含んでいる。ノ
ズルチップは、成形材料をアダプタから複数のスプルバ
ーに向けるように機能し、第2の面はスプルバーに枢軸
的およびシール可能に係合するように適合される領域を
含んでいる。
【0019】その他の構成は、請求の範囲に記載した通
りである。また、請求の範囲の記載に加えて、次の種々
の形態をとることができる。すなわち、第2の面が、そ
れぞれスプルに枢軸的およびシール可能に適合された複
数の領域を含んでいる。またこの領域が実質的に凹状の
窪みである。さらに、係合面が窪みからなり、第1の面
が窪みに枢軸的に係合する延長部を含んでいる。係合面
の窪みが凹状であり、第1の面の延長部が凸状であり、
この凸状の延長部が凹状の窪み枢軸的およびシール可能
にかみ合っている。凸状の延長部が、凹状の係合面の深
さよりも大きな深さを有している。第2の面の凹状の窪
みが、スプルに枢軸的およびシール可能に嵌合するに適
合されており、スプルはスプルバーに接続された凹状の
スプルブッシュである。接続するための手段が、ノズル
チップとアダプタの間に位置された、複数のスプリング
負荷された締結装置からなるものである。2次ノズルチ
ップのそれぞれの第2の側はそれぞれ、スプルとそれぞ
れ枢軸的およびシール可能に係合されるように適合され
た2つの領域を含んでいる。各第1の側上のそれぞれの
領域が凸状の延長部であり、各第2の側上のそれぞれの
領域が凹状の凹部である。第2の面が、実質的に三角状
のパターンに配置された3つの領域を含んでいる。3つ
の領域のそれぞれが、スプルにそれぞれ係合するように
適合された凹状の窪みである。2次ノズルチップのそれ
ぞれの第2の側がスプルに枢軸的およびシール可能に係
合されるように適合された領域をそれぞれ含んでいる。
各第1の側上のそれぞれの領域が凸状の延長部であり、
各第2の側上のそれぞれの領域が凹状の凹部である。チ
ャネル手段が凸状の延長部のそれぞれを通って延在して
いる。第1の面の位置が接続するための手段から角度を
付けて離れている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、同じ文字は同じ要素を示している。
【0021】図1に、本発明の実施の形態のノズルを示
した。ノズル10は、スタック射出用の金型14におい
て多スプルバー配列12とともに使用されるものであ
る。図2を参照して、インジェクタノズル10は、アダ
プタ16とノズルチップ18とを含んで構成される。
【0022】アダプタ16はノズル10を成形樹脂のバ
レル22の放出端20に連結するために使用される。ア
ダプタ16の側面24はバレル22に係合するように特
別に形成されている。アダプタ16は、図示しないボル
トや他の公知の従来の手段によりバレル22に固着され
ている。アダプタ16は、側面24から側面面28を通
って延在するチャネル26を有している。バレル22に
取り付けられながら、チャネル26は、バレル22から
アダプタ16を通ってノズルチップ18内に成形樹脂を
放出するために、バレル22の出力ポート29に整列さ
れている。側面28は、実質的に側面28上に中心をお
いた窪んだ凹部30を有する領域を含んでいる。凹部3
0は、ノズルチップ18の側面34から延在している嵌
合する凸球面状の延長部32に係合する。窪んだ凹部3
0は好ましくは、それがシール面としておよびノズルチ
ップ18の嵌合する凸球面状の延長部32のためのスラ
イド面として機能するように、硬化されおよび研磨され
る。硬化および研磨されることにより、延長部32との
摩擦が最小限となる。
【0023】ノズルチップ18の凸球面状の延長部32
は、アダプタ16の窪んだ凹部30とマッチする(嵌め
合いする)半径を有している。しかしながら、延長部3
2の深さは凹部30の深さより大きくなっている。これ
により、ノズルチップ18のためのアダプタ16に対し
て枢軸運動するためのクリアランスが設けられる。延長
部32のベースから外方に延在する位置における側面3
4は、側面34が側面28に対して枢軸運動できるよう
に、側面28に対して実質的に角度が付けられている。
しかしながら、例えば、球面状の面ではなくて円筒状の
面のような、枢軸運動ができるような他のいずれの形状
を使用することもできる。
【0024】凸状の延長部32は、凹部30と同様に、
窪んだ凹部30とシールおよびスライド係合するために
硬化および研磨されている。好ましくは、凸状の延長部
32の面の中心に、アダプタ16のチャネル26と整列
した入口36がある。入口36は延長部32の深さ内に
やや延在し、また2つのチャネル38aと38bに分岐
している。チャネル38aと38bは分岐態様でノズル
チップ18の全体の深さを通って延在し、またノズルチ
ップ18の側面40内に開いている。
【0025】図2から4に示したように、チャネル38
aと38bは、側面40内に形成された窪んだ凹部42
aと42bを有する2つの領域内に導入されている。凹
部42aと42bは、図2に示したように、それぞれス
プルバー12a、12bの、スプルのブッシュ44aと
44bの凸状端にそれぞれ部分的に係合するように適合
されている。窪んだ凹部42aと42bは、スプルバー
のブッシュ44aと44b(図2参照)とシールおよび
スライド関係が形成されるように同様に硬化および研磨
されている。したがって、チャネル38aと38bは、
バレル12からノズルチップ18を通ってアダプタ16
内へのおよびスプルバー12bと12b内への成形樹脂
の流れのための、それぞれスプルバー12aと12bと
成形樹脂の流体性の伝達がされるように適合される。
【0026】図3に、射出ユニットないしカートリッジ
(図示せず)による力が本発明のノズルチップ上に分配
されるかを示したものである。すべての場合において、
それぞれスプルバー12aと12bからの、力YとZの
合計は、射出ユニット(図示せず)の力Xと等しい。力
Xが加わる点から、力YとZの、スプルバー12aと1
2bの横の距離、NとMが実質的に等しい場合には、力
YとZは実質的に等しくなり、またXの1.5倍とな
る。明らかなように、距離の1つが零である場合には、
力Xがスプルバーの1つだけに直接作用していので、、
対応する力は力Xに等しくなる。同様に、距離Nが距離
Mの値の2倍である場合には、Mに対応する力Zは力Y
の2倍となる。この特徴は、2つのスプルバー12aと
12b(図2参照)のそれぞれに作用する力を特定のデ
ザイン要求のものに仕立てることができる点において重
要である。カートリッジにより作用される力はマッチす
る面の間の必要なシールを効率的に作るために必要なも
のである。
【0027】図5を参照して、アダプタ16は、射出ユ
ニット押出機(図示せず)のバレル22(図1)を取り
付けるためのボルト穴(図示せず)を含んでいる。ノズ
ルチップ18の凸状の延長部32はアダプタ16の窪ん
だ凹部30内に挿入される。ノズルチップ18は、アダ
プタ16とノズルチップ18を接続するためのアダプタ
16のボア46aと46bおよびねじ付き穴50aと5
0bにそれぞれ整列された、2つのボア48aと48b
を有している。フランジ付きのスリーブ52aと52b
がBellvilleワッシャ54aと54b内にそれ
ぞれ挿入されている。ここで、スリーブとワッシャの組
立体は、ノズルチップ18の側面40内に位置し、また
ボア48aと48b内に、Bellvilleワッシャ
54aと54bの大きな直径がボア56aと56bの面
58aと58b上にそれぞれ載置されるように、ボア5
6aと56bのそれぞれの内側に挿入される。ボルト6
0aと60bが次いでスリーブ52aと52bを通って
それぞれ挿入され、またアダプタ18のねじ付きボア5
0aと50b内に螺合される。上記した組立体は、凹部
30と延長部32のマッチする面を一緒にし、またこれ
らの面を接触を維持しながら、ノズルチップ18がスプ
ルバー12aと12bに接触する前に(図1参照)アダ
プタ16とノズルチップ18の軸方向での整列を維持す
る。最後に、キャップ62aと62bが、プラスチック
が端ぐり(counter bore)56aと56b
に入ること、およびワッシャ54aと54bのスプリン
グ動作を妨げるのを防止する目的で、ねじ付きの端ぐり
56aと56b内に螺合される。
【0028】動作の間は、本明細書で開示されたすべて
の実施の形態では、図5に示されたBellville
ワッシャ54は、ノズルチップがアダプタと軸方向の整
列を維持するための重要な働きをする。枢軸運動の後、
ワッシャのスプリングはノズルチップを軸方向に図2に
示した軸方向に整列した位置に戻す。ワッシャの他の機
能は、アダプタとノズルチップとの間に力を加え、また
延長部と凹部の球面の着座を保持して、ノズルチップが
スプルバーにより非係合となったときの界面に漏れがな
いようにすることである。
【0029】図6に示された本発明のノズルの第2の実
施の形態においては、ノズル110は3つのスプルバー
とともに使用するために適合されている。この組立体
は、図2に示されたノズルに対するものと、3つのスプ
ルバー(図示せず)と係合するための、窪んだ凹部14
2aと142bに加えて窪んだ凹部142cを加えた点
を除いて、実質的には同じである。ノズル110に拘ら
ず、凹部142a、142bおよび142cは面140
上に三角状に配列されている。ノズル110の組立体
は、2つのボルトを使用することに代えて、2つのボル
ト、スリーブとワッシャの組立体を用い、およびこのよ
うな組立体が使用されまた凹部142aから142cの
三角状の配列からオフセットした三角状の態様で配列さ
れた点を除いて、上記したノズル10のためのものと同
じである。さらに、ノズル110は、上記と同様に、ア
ダプタ(図示せず)の入口136と直線状のチャネル
(図示せず)に導く、3つのチャネル138a、138
bおよび138cを有している。ノズル110のノズル
チップは、上記したように、嵌め合いの凹と凸の球面を
使用して係合している。
【0030】図7と8に示されたノズル210は、本発
明の別の実施の形態である。図7に示したように、ノズ
ル210は、4つのスプルバー112aから112dと
ともに使用されるように適合されている。ノズル210
はアダプタ216、枢軸運動の第1のノズルチップ21
8、並びに枢軸運動の第2のノズルチップ219aと2
19bを有している。アダプタ216と第1のノズルチ
ップ218については、これらの要素は上記で説明した
アダプタ16とノズルチップ18と同様である。この実
施の形態における1つの相違点は、アダプタ216と第
1のノズルチップ218が寸法がより大きく、またこの
結果、第1のノズルチップ218の面240上で第2の
ノズルチップ219aと219bを支持するための表面
積が大きいことである。したがって、上記したように、
アダプタ216のチャネル226は第1のノズルチップ
218の入口236に導入される。入口236は、側面
240内に開口し、また窪んだ凹部242aと242b
上に中心がおかれた、2つの分岐したチャネル238a
と238bに枝分かれする。
【0031】ノズル210は、第2のノズルチップ21
9aと219bを使用している点がノズル10とは異な
る。凹んだ凹部242aと242bがスプルバーに係合
することに代えて、凹んだ凹部242aと242bは第
2のノズルチップ219aと219bと枢軸的に係合し
ている。第2のノズルチップ219aと219bは第1
のノズルチップ218の単に小型のものであり、全体の
デザインは同じであるがサイズが小さい。したがって、
第2のノズルチップ219aと219bは、第1のノズ
ルチップ218のチャネル238aと238bと流体の
伝達がされる、入口270aと270bをそれぞれ有す
る。入口270aと270bは、側面274aと274
b内にそれぞれ開口した、第2のノズルチップ219a
と219bの本体を通って分岐し延在する、分岐したチ
ャネル272aと272bおよび272cと272d内
にそれぞれ導入される。チャネル272aと272b
は、窪んだ凹部276aと276b内にそれぞれ開口し
ており、これらはスプルバー112aと112bと係合
するように適合され、また窪んだ凹部276cと276
d内にそれぞれ開口したチャネル272cと272dは
スプルバー112cと112dにそれぞれ係合するよう
に適合されている。
【0032】ノズル10とともに、窪んだ凹部と凸状の
延長部のすべての面は、これらの間でシール可能でスラ
イド自在な係合がされるように、研磨されまた硬化され
ている。凹部276aから276dは、スプルブッシュ
278aから278dとそれぞれ係合するように適合さ
れており、ブッシュと凹部の球状の面はマッチする半径
を有している。この構成の結果、溶融した樹脂を成形面
に運ぶための4つのスプルバーを組込んだ射出モルダー
が収容される。スプルバーの配列ずれおよび非同期の戻
りは、ノズル210の凸面と凹面の間の枢軸関係により
許容される。カートリッジ(図示せず)による力は、主
要な実施の形態のように、嵌め合い面の間の必要なシー
ルを効率的に形成するために必要なものだけで良い。
【0033】図9に示した、本発明の他の実施の形態で
あるノズル310は、それがノズルとスプルの軸方向の
配列を訂正するために使用される点を除いて、ノズル2
10と非常に類似したものである。図9に示したよう
に、ノズル310はスプル378aと378bとともに
使用される。ノズル310は、アダプタ316、枢軸的
な第1のノズルチップ318および枢軸的な第2のノズ
ルチップ319aと319bを有している。
【0034】アダプタ316と第1のノズルチップ31
8については、これらの構成要素は上記したアダプタ1
6とノズルチップ18と同様であり、図5に示したよう
に、それらの間にスプリング負荷された接続を含んでい
る。スプリング負荷された接続はここでは明確に示され
ていない。この実施の形態における1つの相違は、アダ
プタ316と第1のノズルチップ318は好ましくはサ
イズがより大きく、この結果、第1のノズルチップ31
8の面340上の第2のノズル318aと319bを支
持するための表面積がより大きい。したがって、説明し
たように、アダプタ316のチャネル326は第1のノ
ズルチップ318の入口336内に導入される。入口3
36は、側面340に開口しまた窪んだ凹部342aと
342b上に中心決めされた、2つの分岐するチャネル
338aと338bに枝別れしている。
【0035】ノズル310は第2のノズルチップ319
aと319bを使用している点においてノズル10とは
異なる。窪んだ凹部342aと342bがスプルバーに
係合する代わりに、窪んだ凹部342aと342bは第
2のノズルチップ319aと319bと枢軸的に係合す
る。第2のノズルチップ319aと319bは第1のノ
ズルチップ318のより小さいものであり、分岐したチ
ャネル以外は全体が同じデザインである。したがって、
第2のノズル319aと319bは、第1のノズルチッ
プ318と流体の伝達がされる、チャネル370aと3
70bをそれぞれ含んでいる。チャネル370aと37
0bは第2のノズルチップ319aと319bを通って
長手方向に真っ直ぐに延在している。チャネル370a
と370bは、窪んだ凹部376aと376b内に開い
ており、これらはスプルのブッシュ378a378bに
それぞれ係合するように適合している。ノズル10と同
様に、窪んだ凹部の面と凸状の延在部の面はすべて研磨
されまた硬化されており、これらの間にシール可能でス
ライド可能な係合がなされる。凹部376aと376b
はそれぞれスプル378aと378bと係合するように
適合されており、ブッシュと凹部の球面はマッチする半
径を有している。カートリッジ(図示せず)により生じ
た力は、嵌め合う面の間の必要なシールを効率的に形成
するために必要なものだけである。
【0036】以上の実施の形態において凹部と延在部は
アダプタとノズルチップの一部として説明したが、アダ
プタに延在部をまたノズルチップに凹部を設けることに
より等価的に動作するデバイスとすることができる。
【0037】本発明において開示されたノズルは2つ、
3つまたは4つのスプルバーだけに限定されない。射出
モールドのデザインにより必要とされるどんな数のスプ
ルバーに効率的に係合するように装置を設計しまた適合
させることができる。ノズル10の実施の形態に示した
ように、アダプタ上に複数のノズルチップを積み重ね、
および接続点の間の正しい間隔を選択することで、本発
明のノズルにあらゆる数のスプルバーを接続し、それぞ
れ個別のシール力を支持することができる。さらに、ま
た図10に示した以下の実施の形態によれば、本発明の
ノズルは1つのスプルないしスプルバーだけとともに使
用することができる。
【0038】図10は、スプルとアダプタ410の間
の、2つのチャネルだけとともに使用されるのに適合し
た実施の形態を示したもので、これにより軸方向の配列
ずれが補償されているが力の等化は特徴ではない。この
実施の形態は、アダプタ416、ノズルチップ418、
並びにスプル480を有している。ノズルチップ418
は、主要な実施の形態で説明し、図5に示した弾性的な
スプリング負荷された接続を経て、アダプタに接続され
ている。アダプタ416は実質的に上記したものと同じ
であり、入口チャネル426と、ノズルチップの凸状の
延長部483と係合するための実質的に窪んだ凹部48
2を有している。
【0039】1つから1つの接続が必要である、この実
施の形態では、ノズルチップ418は上記したようにア
ダプタに接続されているが、ノズルチップは長手方向に
それを通る1つのチャネル438だけを有している。1
つのチャネルだけが1つのスプルに接続されているの
で、力の等化は問題ではない。この場合には、スプル4
80は、ノズルチップの他の凸状の延長部と係合するた
めの窪んだ凹部484を同様に有している。
【0040】したがって、ノズルチップ418はそれら
の間に本体部分を備えた2つの凸状の延長部を有してお
り、本体部分の壁486は、延長部483の両側上で、
延長部486から、アダプタ416から遠ざかるように
角度が付けられている。壁486に角度を付けること
で、ノズルチップ418がアダプタ416およびスプル
480に対して枢軸運動できるようになる。界面の間の
このような枢軸により、バレル(図示せず)とスプルと
の間において、これらを一緒に押す軸方向の力によりこ
れらの整列およびシールの形成を行うことができるよう
になる。図10に示したように、ノズルチップ418の
壁486と487がそれぞれアダプタ416とスプル4
80の壁488と490から実質的に離れているような
ノズルチップ418のデザインを確保することにより、
実質的な整列ずれが許容され、実質的な枢軸運動を行う
ことができる。
【0041】射出モルダーの動作の間において、図11
と図1を参照して、各成形サイクルでは、スプルバー1
2aと12bはランナ80aと80bとともに移動す
る。スプルバー12aと12bの長さおよび通常の機械
的な変動のために、スプルブッシュ44aと44bは、
射出モールドが閉じられる度に、正確に同じ位置に戻る
傾向がある。システムにおいて正しく動作するためにス
プルブッシュの戻り位置における変動が非常にわずかだ
けしか許容されず、またスプルバーを含むシステムの構
成要素の非常に精密な製造が必要とされる従来技術とは
異なり、本発明のスプルブッシュおよびノズルチップ
は、戻り位置の誤差の許容性があり、また精密な製造を
必要としない。従来技術のいくつかのデバイスでは、ス
プルブッシュの1つが他より前にノズルチップに接触し
た場合には、他のスプルがノズルに接触する前に押出機
が1つのスプルを押し付けることから、他のスプルブッ
シュは同じシール力を受けることがない。ブッシュとノ
ズルの間のシールの効率はそれらを一緒に押す力に依存
している。この界面における強すぎる力は、球面を損傷
し、また力が小さすぎれば漏れが起きてプラスチックを
撒き散らす危険性がある。
【0042】したがって、動作の際には、本発明はこれ
らの変動を補償し、また図3に示したように、射出ユニ
ットにより生じた力を所望の態様でスプルバーに分配す
る。よって、本発明を構成するいかなる部品も高い精度
で作る必要がない。図1、2並びに8を参照して、射出
ユニットのカートリッジによりスプルバー上に大きな力
が生じる前に、アダプタ16とノズルチップ18の共動
する球面の対、凹部30および延長部32は互いにスラ
イドし、共動する球面のすべての対が接触するまでノズ
ルチップ18が枢軸運動することが許容される。面のす
べての対、つまりスプルブッシュ44aと44bおよび
凹部42aと42bが着座したならば、射出カートリッ
ジの力は図3に示したように分配される。
【0043】図12は図1の実施の形態における特別の
場合を示したもので、スプルブッシュ44aと44b
が、ノズルチップの復帰により、実質的に異なる長手方
向の位置において位置決めされている。この違いは距離
Aとして示した。したがって、スプルブッシュ44aは
その共動する凹部42aの凹状の球面と接触し、またス
プルブッシュ44bは、凹状の球面のそれぞれの凹部4
2bの接触点から距離Aにある。射出ユニットとスプル
バーが互いに向かって移動するので、スプルバー12a
とスプルブッシュ44aは凹部42aの凹状の球面上に
押圧され、このため、ノズルチップ18が、ノズルチッ
プ18の球状の延長部32とアダプタ16の球状の凹部
30との間の係合領域内で枢軸運動する。この結果、ス
プルブッシュ44aが凹部44b上をスライドして枢軸
運動して、窪んだ凹部42bがスプルブッシュ44bに
向かってこれらが図2のように接触するまで移動するよ
うになる。このようなノズル配列は上記したように機能
し、射出ユニットがスプルバーに向けて移動するか、あ
るいはスプルバーがノズルと射出ユニットに向けて移動
する。ノズル10の動作の説明は、ノズル110とノズ
ル210にも同様に適用される。
【0044】本発明の主要な特徴は、少なくとも1つま
たは複数のスプルに所望の態様でシール力を分配する、
少なくとも1つのスプルとともに使用されるインジェク
タノズルが提供されることである。他の特徴は、正確な
製造を必要とせずまた実質的な整列ずれを許容する、少
なくとも1つのスプルとともに使用されるインジェクタ
ノズルが提供されることである。別の特徴は、既存の射
出成形機にノズルを使用するための変更を必要としな
い、少なくとも1つのスプルとともに使用されるインジ
ェタノズルが提供されることである。また本発明の他の
目的は、マッチする球面の摩耗に許容性がある、多スプ
ルバーとともに使用されるインジェクタノズルが提供さ
れることである。さらに本発明の他の目的は、ほとんど
すべての数のチャネルを有する射出成形に使用するため
に積み重ねられた構成で使用することができる、多スプ
ルバーとともに使用されるインジェクタノズルが提供さ
れることである。また、本発明の別の目的は、均一なシ
ール力を確保しつつ多スプルバー構成に等しい力を分配
するための簡単な機械的な動作を有する、多スプルバー
とともに使用されるイジェクタノズルが提供されること
である。
【0045】以上、上記した目的、手段および特徴をす
べて満たす、本発明の好ましい実施の形態を説明した。
特定の各実施の形態を組み合わせて説明したが、当業者
が上記の説明を参照して適宜、代替、変更や変形を行う
ことができることは勿論である。よって、このような代
替、変更や変形は本発明の範囲内のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理によるスプルバーがインジェクタ
ノズルに係合している閉じられた位置における4レベル
のスタックモールド上面または平面図である。
【図2】2つのスプルバーとともに使用される本発明の
ノズルの上面または平面の一部断面図である。
【図3】ノズル、スプルバー、並びに射出モルダーに関
連した力の分配の図式的な概要図である。
【図4】図2に示したノズルの正面図である。
【図5】図2に示したノズルの組立体の分解図である。
【図6】3つのスプルバーとともに使用される他の本発
明の他の実施の形態のノズルの正面図である。
【図7】4つのスプルバーとともに使用するための本発
明の別の実施の形態を示した説明図である。
【図8】図7に示したノズルの実施の形態の正面図であ
る。
【図9】多スプルとともに使用される本発明の他の実施
の形態の説明図である。
【図10】対向するチャネルの単一のセットとともに使
用するための本発明の他の実施の形態の説明図である。
【図11】開いた位置における図1の多レベルスタック
射出モルダーの上面または平面図である。
【図12】スプルバーの非同時的な戻りを調節する本発
明のノズルを示した図4に類似した上面または平面図で
ある。
【符号の説明】
10 インジェクタノズル 14 金型 16 アダプタ 18 ノズルチップ 22 バレル 26 チャネル

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料源からスプルに成形材料を向けるた
    めのノズルにおいて、 材料源に隣接して位置決めされ、また材料源に対して枢
    軸的に移動可能であるように適合され、また材料源と材
    料の伝達がされる第1の面、 スプルに接触して位置決めされ、また材料源に対して枢
    軸的に移動可能である第2の面であって、第2の面は第
    1の面と材料の流れ伝達がされ、スプルと材料の流れ伝
    達がされるように適合されて、第2の面は成形材料の導
    入およびこれに関連した圧力増大の前にスプルとの接触
    を経てシールを形成するように適合されており、並び
    に、 ノズルを通って材料の流れ伝達を確立するためのチャネ
    ル手段からなる、ことを特徴とするノズル。
  2. 【請求項2】 ノズルを材料源に接続するための手段を
    さらに含み、第1の面は接続するための手段に係合す
    る、ことを特徴とする請求項1記載のノズル。
  3. 【請求項3】 接続するための手段が、材料源にシール
    可能に接続されるように適合されるアダプタから構成さ
    れ、アダプタは第1の面と枢軸的に係合する係合面を有
    し、またそれを通過するチャネル手段を有し、係合面と
    第1の面との間にはシールが形成される、請求項2記載
    のノズル。
  4. 【請求項4】 第1および第2の面は、材料をアダプタ
    からスプルに向ける第1のノズルチップの両側を構成
    し、第2の面はスプルに枢軸的およびシール可能に係合
    するように適合された領域を含む、請求項3記載のノズ
    ル。
  5. 【請求項5】 第2の面がそれぞれ枢軸的およびシール
    可能にスプルに係合するように適合された少なくとも2
    つの領域を含み、チャネル手段がアダプタを通過する第
    1のチャネル、ノズルチップを第1の面から入れる第2
    のチャネル、および第2のチャネルから第2の面に延在
    する第3および第4チャネルからなり、第3のチャネル
    と第4のチャネルのそれぞれはスプルと材料の流れ伝達
    するように適合される、請求項4記載のノズル。
  6. 【請求項6】 ノズルチップをアダプタに弾性的に接続
    するための手段をさらに含み、ノズルチップは枢軸運動
    後にアダプタと実質的に軸方向に整列して復帰する、請
    求項4記載のノズル。
  7. 【請求項7】 第1および第2の側を有する2つの2次
    ノズルチップをさらに有し、2次ノズルチップは第1の
    ノズルチップの第2の面に隣接して位置し、第2のノズ
    ルチップはそれぞれ成形材料を少なくとも2つのスプル
    に向けるように適合され、また各2次ノズルチップは、
    第1のノズルチップと枢軸的およびシール可能に係合さ
    れた第1の側上の領域を含む、請求項4記載のノズル。
  8. 【請求項8】 第1および第2の側を有する2つの2次
    ノズルチップをさらに有し、2次ノズルチップは第1の
    ノズルチップの第2の面に隣接して位置されており、2
    次ノズルチップがそれぞれ成形材料をスプルに向けるよ
    うに適合されており、各2次ノズルチップが、第1のノ
    ズルチップと枢軸的およびシール可能に係合される第1
    の側上の領域を含む、請求項4記載のノズル。
  9. 【請求項9】 第1および第2の面のそれぞれが凸面の
    延長部を含み、 ノズルを材料源と接続するための手段をさらに含み、第
    1の面の凸状の延長部は接続するための手段と係合す
    る、請求項1記載のノズル。
  10. 【請求項10】 接続するための手段が材料源にシール
    可能に接続されるように適合されたアダプタからなり、
    アダプタは、第1の面と枢軸的に係合する係合面を有
    し、またこれを通過するチャネル手段を有し、係合面と
    第1の面の間にはシールが形成される、請求項9記載の
    ノズル。
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