JP2681130B2 - 自動車用の遮光網 - Google Patents

自動車用の遮光網

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JP2681130B2 JP63071551A JP7155188A JP2681130B2 JP 2681130 B2 JP2681130 B2 JP 2681130B2 JP 63071551 A JP63071551 A JP 63071551A JP 7155188 A JP7155188 A JP 7155188A JP 2681130 B2 JP2681130 B2 JP 2681130B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、窓面等に張り、外部から内部への入射光を
軽減すると共に内部への透視を防止し、しかも、内部か
ら外部への見通しができる自動車用の遮光網に関するも
のである。
[従来の技術] 入射光軽減や内部透視の防止を目的とした窓面に貼る
方式の従来の製品は、紙タイプと型押しタイプと半透明
フィルタタイプとに大別できるが、これらは全てシート
状物である。
紙タイプは材質の不透明と乱反射とを利用し、ステン
ドグラスに似た型押しタイプは乱反射と着色吸収を利用
したものであって、ともに入射光軽減及び内部透視防止
の効果は充分であるが、内部から外部への見通しが全く
きかないという欠点がある。
また、半透明フィルムタイプは透視効率の良いフィル
ムに反射剤や着色吸収剤を混入したものであり、上記の
各効果を備えてはいるが、混入剤の為になんとなく違和
感があって、見通しがスッキリしないという欠点があ
る。
さらに、これらすべてのシート状物に共通する大きな
欠点は、窓面への貼り付け作業が難しく、窓面が曲面で
あれば張り付けがほとんど不可能なことである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記の各問題点を解決し、かつ、自動車用
としての使用を考えて、新たな特徴を付加すべくなされ
たものであって、(A)入射光軽減、内部見通しの防止
及び内部からのスッキリした見通しの三効果を備えてい
ること、 (B)平面はもとより曲面に対しても貼り付け作業が簡
単であること、(C)安定した粘着効果が維持できるこ
と、(D)脱着、再使用が可能であること、等の効果を
奏する自動車用の遮光網を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記問題を解決するために、本発明に係る自動車用の
遮光網は、靭性を有する長繊維多数本の集束による繊維
糸を編織して目の細かい網を形成し、この網の網目部を
開孔状態に残すように網糸部に樹脂コーティングを施す
とともに、この網を押圧することにより、糸自身をコー
ティング層とともに扁平化させて少なくとも片側網面を
略平滑状になし、この片側網面に粘着剤を施したことを
特徴とするものである。
前記の網としては、ガラス長繊維多数本を集束したガ
ラス繊維糸により編織しておくのが望ましい。また、前
記網の片面又は両面に、塗色し或は図柄を描いておくの
がよく、さらに、前記粘着剤に親水性を有するものを使
用することも後述の理由により好ましい。
[作用] 以下、請求項1の発明に係る遮光網を前記各問題点に
対応して説明する。従来の型押しやフィルムタイプのシ
ート状物は、その素材によって、一部不透過、乱反射、
乱屈折又は着色吸収等の一種の光の加工を行なっている
ので、それぞれのタイプに対応して種々の欠点が生じ
る。
これに対し、本発明の遮光網は、光を通過させる網目
部と通過させない網糸部との面積比によって、入射光の
軽減、調節をし、網糸部での反射光による眩感作用によ
って内部透視を防止すると共に、網目を通過する光が加
工されない自然光そのものであるから違和感のないスッ
キリした見通しが得られる。このように、本発明の遮光
網は、(A)入射光軽減、内部見通しの防止及び内部か
らのスッキリした見通しの三効果を同時に備えている。
また、貼り付け作業については、従来のシート状物
は、前加工として乾きが遅くてずらしのきく水性接着剤
を使用する必要があるが、それでも皺や気泡の抱き込み
が発生し易く、一旦発生すると、皺や気泡を完全に除去
するにはそれらを一つずつ端の方へずらしたり、又は、
再度貼り直さねばならないという問題がある。特に、窓
が曲面であればこの問題はさらに切実になる。元来、シ
ート状物は平面を基本的形状としているので曲面には馴
染まないのは当然であり、敢えて曲面に馴染ませるに
は、強く圧着してシート自体を伸縮させるという高等技
術を必要とするが、これは素人にはほとんど不可能であ
る。
これに対し、本発明の遮光網は、靭性を有する長繊維
多数本の集束による繊維糸を編織してかつ網糸部を樹脂
でコーティングしてあるので、網全体に靭性があって、
皺がよりにくく、また網目を有するので気泡を抱き込む
ことがなく、さらに、糸の交差角の変化や糸のしなりに
よる網目形状の変化によって、いわゆる、バイアス効果
が発揮されるので、窓面に押え付けるだけで、容易に曲
面に馴染み、粘着される。このように、(B)本発明の
遮光網は貼り付ける作業が簡単で時間がかからず、平面
はもとより、曲面にも簡単に取付けられる。
また、網は一般に網目を形成する糸の交差部等におい
て盛上がったような突起を形成しているのが一般的であ
り、このような通常の網に粘着剤を施したのでは、張り
付けたときに被着面との接触状態は前記の盛上り状の突
起部での点接触状態となって、全体の面積に対する接触
比率が極めて小さくなり、安定粘着が固定される。元
来、粘着剤は粘流動性物質であって、粘着部に長時間の
応力を与え続けた場合において、総応力より総粘着力が
小さいときには、粘着剤の界面破壊や凝集破壊によって
その剥離が起こる。この現象は接触比率の極めて小さい
点接触状態の網においては特に顕著である。
これに対して、本発明の遮光網においては、長繊維の
集束による繊維糸よりなる網の網糸部に樹脂コーティン
グを施すとともに、この網を押圧することにより、糸自
身をコーティング層とともに変形させて扁平化させ、粘
着剤を施す網面の突起部をなくして略平滑状としたもの
で、特に糸表面のコーティング層のセット性によ網糸部
の交差部と隣接する凹部との高低差を平準化して網面を
全体的に略平滑状にでき、かつその平滑状態を良好に保
持できる。そのため粘着部を平滑化された網糸部の略全
体の広い範囲に及ぼすことができ、以て被着面に対する
粘着部の接触状態が、扁平化された糸幅による線状の接
触状態になって、その接触比率が前記の点接触状態によ
る場合に比して大幅に増加することになる。このよう
に、曲面へ貼り付けたときのバイアス効果の復元応力よ
りも充分に大きな粘着力を常時持たせることができ、
(C)本発明の遮光網は、限られた面積や曲面による自
動車の窓ガラス面に対しても安定した粘着効果が得られ
る。しかも、糸自身の扁平化により、本来の糸径よりも
網面の糸幅が大きくなるため、少ない糸本数でも、通常
の糸をそのまま使用した網に比して効率のよい遮光効果
を得ることができる。
殊に、網の構成糸である長繊維多数本の集束による繊
維糸は、押圧によって扁平化され易く、上記効果が顕著
に発揮されるる上、このガラス繊維糸が比較的太いもの
であっても、押圧によって扁平化されて網全体が通常の
編織による網に比して厚みの小さいシート状をなし、こ
の種の繊維糸が靭性を有しかつ樹脂コーティングされて
適度に剛性を有することもあって、運搬、保管等の取扱
い、貼着作業が容易になる。
さらに、型押しタイプやウィルムタイプの遮光シート
は、被着面に対し一面に貼着されているので、これを剥
がす場合においては、その剥離部分が連続状をなし、大
きな力を必要とするのみならず、その大きな力がシート
を破る原因にもなり、剥がす作業が面倒であるばかり
か、再使用はほとんど不可能なものとなる。
これに対し、本発明の遮光網においては、被着面に対
しては粘着剤が施された網糸部で剥着されているだけ
で、これを剥がす場合の剥離部分が網目の存在のために
断続状となり、前記の遮光シートのように一面に貼着さ
れて剥離部分が連続状をなす場合に比べて小さな力で、
かつ繊維糸による網を破損することなく簡単に剥がすこ
とができる。したがって(D)脱着、再使用が容易に可
能になる。
請求項2の発明、すなわちガラス長繊維多数本を集束
したガラス繊維糸を織編して網を形成した遮光網につい
て説明する。
ガラス繊維は無機質であって、他の有機質繊維に比べ
て靭性が大きい為に、折れ曲がり難く、かつ皺がより難
いので、運搬、保管等の取扱いが容易で、貼着等の作業
性も良い。また、ガラス繊維は抗張力、伸縮性等の耐
熱、耐候性が良いので、強い光線が当たり、寒暖の厳し
い自動車の窓面に貼り付けても、その劣化応力による剥
離或は破損が生じない。しかも、このような特質を有す
るガラス繊維糸で編織した網に樹脂コーティングを施す
ことによって、網面を平滑状にするのみでなく、ガラス
繊維糸の屈曲破壊を防止し、遮光網に適度の風合を与え
ることができる。
次に、請求項3の発明、すなわち、片面又は両面に、
塗色し或いは図柄を描いたことを特徴とする遮光網につ
いて説明する。
シート状物の場合には、その材質についての必須条件
である光の透過性の為に、片面に塗色し或は図柄を描け
ば、それは反対面へも必ず投影される。従って、シート
状物の両面に異なる色或は図柄を施せば、それらは干渉
し合って意味をなさないものとなるが、これに対して、
本発明の遮光網においては、網糸を光非透過性にできる
ので、両面に異なる色を塗色し或は図柄を描いても一向
に干渉し合うことがなく、それぞれ独立したものとな
る。そこで、この遮光網の外側面には反射率の高い塗色
を、内側面には暗い塗色を施せば、室内の温度上昇や内
部透視の防止の効果が高まると共に、内部からの見通し
も一段とスッキリしたものになる。また、外側面と内側
面にそれぞれの雰囲気に応じた別々の図柄を印刷すれ
ば、インテリア性の高い貼り付け型スクリーンとしても
利用できる。
次に、請求項4の発明、すなわち、粘着剤が親水性を
有することを特徴とする遮光網について説明すると、親
水性を有する粘着剤を使用することにより、遮光網を被
着面から剥がした場合に、被着面に残った粘着剤を水分
を含んだ雑巾等で除去できるので、ガラス等の美観を損
うことがない。
[実施例] 以下、本発明に係る遮光網10の一実施例を第1図から
第4図に基づいて説明する。
符号13は、織成による網12の基布であって、2本撚り
した太さ6μmのガラス長繊維を400本集束してなるガ
ラス繊維糸16を、経、緯方向共に25mm当たり各20本の打
込み本数で比較的細かな網目を形成するように織成して
なる。なお、ガラス長繊維の太さは特に限定されるもの
ではないが、3μm〜9μmのものが適度の靭性を有す
るので好ましく、また、ガラス繊維糸16のピッチは遮光
網10の使用目的により適宜変更が可能である。さらに、
網目の形状は角形に限らず、菱形や六角形であってもよ
いのは当然である。
前記の基布13の表面には、図のように網目部を開孔状
態に残すように、例えば塩化ビニール樹脂18が基布13に
対して約35重量%の割合で網糸部にコーティングされて
いる。このようにすることにより、網12はしなやかさと
風合を与えられると共に、ガラス長繊維の集束によるガ
ラス繊維糸16の繊維の緩みやバラつき、該糸16が経又は
緯方向にずれて網12が変形することが防止される。
そして樹脂18がコーティングされた網12をロール(不
図示)で押圧して、経緯の網糸部およびその交差部等を
変形させて糸自身を扁平化させ、網12の断面を第2図に
示すような波状から、第3図に示すような突起部を有さ
ない平面的な形状、つまり網糸部の交差部と隣接する凹
部との間の高低差を平準化して網面を略平滑状に変化さ
せた形状にする。特に糸表面の樹脂コーティング層のセ
ット性により、その平滑状態を良好に保持できる。また
前記の長繊維の集束による繊維糸の場合、糸自身が図の
ように扁平化され易く、網全体が通常の編織による網面
に比して凹凸がなく、全体として厚みの小さいシート状
をなすことになる。
この結果、仮に、押圧扁平化しないままの網12をガラ
スGの被着面に接着した場合には、第2図に示すよう
に、ガラス繊維糸16の経糸16aと緯糸16bの交点17におい
てのみ接して、点接触状態になるものが、本発明による
前記の網12であると、第3図に示すように扁平化されて
網面が略平滑状にされた経糸16a及び緯糸16bが、それぞ
れ所要の幅をもってガラスGの被着面に接するようにな
り、その接触面積が増大する。
本実施例においては、網12をガラス繊維糸16を織成し
て形成したので、曲面状の被着面に貼着した場合には、
第4図において模式的に示すように、経糸16aと緯糸16b
の交差角度αが変化し、かつ、網12を構成するガラス繊
維糸16がしなるので、各網目の形状が立体的に変化し
て、網12が曲面に沿うことができる。
第3図に示すように、樹脂がコーティングされた網12
の片面14には親水性の粘着剤20が塗布されている。親水
性粘着剤は、窓ガラス等の被着面から剥離した場合に被
着面に残った粘着剤を容易に水洗して除去できる。その
一方、反復着脱によって粘着剤表面に付着物がついて粘
着力が低下した場合、粘着剤表面を粘着剤がなくなって
しまわない程度に軽く水洗することによって付着物を除
去できて、低下した粘着力を復活させることができる。
この粘着剤20には種々のものを使用し得るが、アクリル
系重合体エマルジョンをベースとし、これに酢酸ビニル
系エマルジョンを若干添加したものが、水分で除去でき
るばかりか、粘着安定性、着脱作業性、耐熱、耐候性等
の点で好結果を得ている。粘着剤20の塗布はローラー塗
りや、スプレー塗布等の方法によることができる。
上記の実施例において、コーティングを施した網12の
樹脂18の上から片面又は両面に、シルクスクリーン印刷
等の様々な印刷法によって好みの塗色或は図柄を描くこ
とができる。このように網12に柄を明確に描いても、網
目を通して自然光が入ると共にこの網目を通して外部を
見通すことができる。網12の内外面に塗色する場合に
は、外面側を銀色系色、内面側を黒色系色にすると、太
陽光線の反射率が高まり室内の温度上昇が防止できると
共に、色の持つ眩感作用により内部を見通し難く、さら
に、内部からはスッキリした見通しが得られる。
なお、前記実施例においては、ガラス繊維糸16を編織
して基布13を形成した後に、この基布13に樹脂18をコー
ティングしたが、これに代えて、第5図に示すように、
ガラス繊維糸16に樹脂18をコーティングし、その後、こ
のガラス繊維糸16を編織して網12を形成し、これを前記
同様に押圧して糸自身を扁平化させて網面を略平滑状に
してもよい。
また、以上の各実施例においては、多数のガラス長繊
維を集束したガラス繊維糸16を使用すると共にこのガラ
ス繊維糸16を樹脂ででコーティングしたが、他の素材の
長繊維の集束糸を使用することも、また第6図に示すよ
うに、扁平なポリエステル樹脂よりなるモノフィラメン
ト24,24を使用してもよい。モノフィラメント糸の場合
には、必ずしも樹脂18をコーティングする必要はない
が、編織して網12を形成した後に、この網12をロール等
で押圧したり、熱圧着してモノフィラメント24が経又は
緯方向にずれて網12が変形することを防止する。なお、
本発明における編織された網としては、上記の編成され
た網のほか、編成された網も当然含まれる。
[発明の効果] 本発明の自動車用の遮光網は、窓面が平面はもとより
曲面であっても、その内側に簡単な作業で、かつ、短い
時間で貼り付けることができ、外部から内部への入射光
の軽減と透視が防止されると共に、内部から外部へは違
和感のないスッキリした見通しが得られる。
殊に、靭性を有する長繊維多数本を集束した繊維糸を
素材とし、樹脂でコーティングした網を押圧し、糸自身
をコーティング層とともに扁平化させているので、糸自
身が扁平化によって幅を持ってかつその扁平化された状
態がコーティング層により良好に保持される。しかも前
記のように糸を扁平化して略平滑状にした網面に粘着剤
を施してあるので、編織による網であっても、粘着部を
網面の広い範囲に及ぼすことができ、被着面に対する粘
着部の接触状態が扁平化された網糸部により細幅線状の
接触状態になって、その接触比率が単なる網による場合
よりも大きく、網としての特性を失うことなく、また内
部からの見通しを悪化させることなく安定した粘着効
果、特に樹脂コーティングによる補強効果とも相まっ
て、光や寒暖に対しても安定した粘着性を保持でき、し
かも糸自身が扁平化されてその糸幅が本来の糸径よりも
大きくなるために、遮光効果もさらに向上する。
その上、ガラス繊維糸は、耐熱、耐候性に優れている
ために、強い光線が当たり、寒暖の厳しい自動車の窓面
に貼り付けて使用しても、劣化応力による剥離或は破損
が生じず、耐久性に一層優れる。
従って、建物の窓にも使用できるはもちろん、特に曲
面を多用し苛酷な条件を伴う自動車の窓の内張用として
最適なものである。
また、片面或は両面に様々な塗色或は図柄を描くこと
によって、室内外同時にインテリア効果をもたらす貼り
付け型のスクリーンとしても大きな効果が得られるもの
である。
さらに、粘着剤として親水性のものを使用すると、粘
着剤が窓面に残留した場合であってもそれを水で拭きと
ることができるので、脱着、再使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る遮光網の一部欠截斜
視図、第2図は、第1図の遮光網における網の押圧扁平
化する前の断面図、第3図は、第1図の遮光網の押圧扁
平化した後の断面図、第4図は、第1図の遮光網を曲面
状の被着面に貼着した状態を示す模式図、第5図は、本
発明に係る遮光網の他の実施例を示す断面図、第6図
は、本発明に係る遮光網をモノフィラメント糸により織
成した実施例を示す断面図である。 符号の説明 10……遮光網 12……網 14……片面 16……ガラス繊維糸 18……樹脂 20……粘着剤

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靭性を有する長繊維多数本の集束による繊
    維糸を編織して目の細かい網を形成し、この網の網目部
    を開孔状態に残すように網糸部に樹脂コーティングを施
    すとともに、この網を押圧することにより、糸自身をコ
    ーティング層とともに扁平化させて少なくとも片側網面
    を略平滑状になし、この片側網面に粘着剤を施したこと
    を特徴とする自動車用の遮光網。
  2. 【請求項2】ガラス長繊維の集束によるガラス繊維糸を
    編織して前記網を形成したことを特徴とする請求項1記
    載の自動車用の遮光網。
  3. 【請求項3】前記網の片面又は両面に、塗色し或は図柄
    を描いたことを特徴とする請求項1または2記載の自動
    車用の遮光網。
  4. 【請求項4】前記粘着剤が親水性を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の自動車用の遮光
    網。
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