JP2672779B2 - 鉄道車両用応荷重制御弁装置 - Google Patents

鉄道車両用応荷重制御弁装置

Info

Publication number
JP2672779B2
JP2672779B2 JP6127433A JP12743394A JP2672779B2 JP 2672779 B2 JP2672779 B2 JP 2672779B2 JP 6127433 A JP6127433 A JP 6127433A JP 12743394 A JP12743394 A JP 12743394A JP 2672779 B2 JP2672779 B2 JP 2672779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
valve
load control
chamber
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6127433A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH079966A (ja
Inventor
パドマナブ・エル・ゴウダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Westinghouse Air Brake Technologies Corp
Original Assignee
Westinghouse Air Brake Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Air Brake Technologies Corp filed Critical Westinghouse Air Brake Technologies Corp
Publication of JPH079966A publication Critical patent/JPH079966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2672779B2 publication Critical patent/JP2672779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • B60T8/1893Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution especially adapted for railway vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に可変型の応荷重
制御弁に関し、特に、鉄道車輌におけるブレーキシリン
ダ圧力及び空気ばね圧力の比に比例して該ブレーキシリ
ンダに送られる空気圧の最大値を制限するように機能す
るダイヤフラム型の応荷重制御弁装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】当業者には周知のように、積載量の少な
い(軽荷重の)高速及び/又は大量輸送車輌に過剰制動も
しくはオーバーブレーキが作用するのは、それに伴って
車輪のロック及び車輪の滑りが生ずるので回避しなけれ
ばならない。何故なら、この種の乗客輸送列車の過剰制
動中に車輪に対しフラットスポットや損傷が起こり得る
からである。また、積載量の多い(重荷重の)鉄道車輌
で、制動不足状態が生じた場合には、ブレーキ作用距離
が長くなり、そのために、列車が駅或は閉そく区間にお
いて通常の停止点を越えてしまう可能性がある。このよ
うな制動過剰及び制動不足状態を回避するために、一般
的慣行として、米国特許第3,460,872号、第3,
504,698号、第3,517,971号、第3,58
3,772号及び第4,453,779号各明細書に図示
され且つ記述されているような標準型の応荷重制御弁装
置が用いられている。しかし、現存のブレーキ設備で用
いられているこれら従来の応荷重制御弁は、一般に、鉄
道車輌の荷重に対応する空気ばね圧に比例するブレーキ
シリンダ圧力を得るために段付き又は階段状ピストン部
材から構成されている。ピストン部材は、空気ばね圧室
とブレーキシリンダ圧室との間における空気漏洩を阻止
するように適切に寸法が決められた円筒状のブシュ内で
運動する動的O−リングシールを備えている。しかし、
動的O−リングシールと関連する始動摩擦特性に起因
し、特に、弁が、例えば夜間駐車におけるような長期間
に亙ってアイドル状態もしくは動作しない状態にあった
場合には、出力圧に比較的大きな変動が起こり得ること
が判明している。このようなO−リングは、弁の初期組
立中に完全に潤滑されるが、弁の爾後の動作中に潤滑剤
が場合により消散したり逸散したりして静摩擦の大きさ
が劇的に増加し得る。更に、明らかなように、ブレーキ
遮断圧力は応荷重制御弁の段付きピストンの上側表面積
及び下側表面積に加えられる実効圧力の比の関数であ
る。種々の輸送に対しブレーキ及び荷重特性も異なるの
で、空気ばね圧とブレーキシリンダ圧との間には多数の
異なった圧力比を設けておく必要がある。しかし、所定
の段付きピストン型の応荷重制御弁においては、圧力比
は、固定されており、異なった寸法の段付きピストン、
O−リング及びブシュを交換することにより変更できる
だけに過ぎず、或る種の事例においては、異なった寸法
のブシュを収容するために異なった介在填隙部材或はケ
ーシングの交換も必要とされる。従って、明らかなよう
に、応荷重制御弁装置が各種輸送事業機関が課する制動
要件を満たすように適応可能にするためには、比較的多
数の異なった部品を在庫品として保管しなければならな
い。更に、種々の段付きピストン及びそれと協働する関
連のブシュに要求される狭い製造公差及び研削公差とい
う要件から研削及び製造に要する費用が大きくなってい
る。
【0003】
【発明の目的及び概要】従って、本発明の目的は、新規
且つ改良された応荷重弁装置を提供することにある。
【0004】本発明の他の目的は、鉄道車輌のための新
規なダイヤフラム型の応荷重制御弁を提供することにあ
る。
【0005】本発明の更に他の目的は、実効空気ばね圧
面積と実効ブレーキシリンダ圧面積との比の関数である
最大圧力値を設定するために一対のダイヤフラム部材を
用いる独特な応荷重制御弁装置を提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、第1のダイヤフラム
及び第2のダイヤフラムにおける圧力面積の比を、座金
部材及びスペーサ部材の中央開口の直径を変えることに
より変更することができる新規なダイヤフラム型の応荷
重制御弁を提供することにある。
【0007】上述した諸目的を達成するために、ダイヤ
フラム型の鉄道車両用応荷重制御弁装置は、本発明によ
ると、上部ケーシング部と、中間ケーシング部と、下部
ケーシング部と、前記上部ケーシング部内に配設された
供給室及び吐出室と、前記供給室内に配設された緩め弁
/逆止弁組立体と、前記中間ケーシング部内に配置され
たピストンダイヤフラム組立体とを備え、前記ピストン
ダイヤフラム組立体は、1つの座金部材とピストン部材
に連結されたピストンステムとの間に内周部がクランプ
されると共に、前記上部ケーシング部と前記中間ケーシ
ング部との間に外周部がクランプされた上側の扁平な
撓性ダイヤフラムを含み、更に、前記ピストンダイヤフ
ラム組立体は、別の座金部材と前記ピストン部材の肩部
との間に内周部がクランプされると共に、前記中間ケー
シング部と前記下部ケーシング部との間に外周部がクラ
ンプされた下側の扁平な可撓性ダイヤフラムを含み、更
に、前記応荷重制御弁装置は、前記上側の可撓性ダイヤ
フラムの下側部の下方で、前記中間ケーシング部の頂部
に形成された環状の凹部に配置された環状の第1のスペ
ーサ部材と、前記上部ケーシング部の下側部と前記上側
の可撓性ダイヤフラムの上側部との間に配設された吐出
制御室と、前記下側の可撓性ダイヤフラムの下方で前記
下部ケーシング部内に配設された荷重制御室とを含んで
いて、圧力下の流体が前記供給室から前記吐出室へと移
送されると共に、前記吐出室内の圧力下の流体が、前記
荷重制御室内の圧力に従い最大値に制限されるようにな
っている。
【0008】また、本発明の更に別の目的は、費用の面
で経済的であり、構造が簡単で、手入れの効率が良く、
動作上の効果が優れ、使用上の信頼性及び耐久性があ
り、設置が簡単で、保守が実際的であるように改良され
たダイヤフラム型の応荷重制御弁を提供することにあ
る。
【0009】本発明の上述の目的及び他の目的並びにそ
れに伴う特徴及び利点は添付図面を参照しての本発明の
実施例に関する以下の詳細な説明から明瞭に理解される
であろう。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、鉄道車輌のブレーキ系統
で使用することができる応荷重制御弁装置1が示してあ
る。該応荷重制御弁装置1は、3つのハウジング部もし
くはケーシング部、即ち上部ケーシング部2、中間ケー
シング部3及び下部ケーシング部4を備える。
【0011】図から明らかなように、上部ケーシング部
2には、供給室8及び吐出室9が形成されている。上部
ケーシング部2内には、供給室8内に開口する端部を囲
繞する環状弁座7を有する通路6を介して該供給室8及
び吐出室9との間における流体連通を制御するために、
緩め弁/逆止弁(もしくはカットオフ弁)組立体(以
下、弁組立体という)10が物理的構造として配置され
ている。供給室8はポート11及び管12を介して適当
な空気圧力源、例えば、車輌の空気蓄積溜め(図示せ
ず)に接続されており、他方、吐出室9はポート13及
び管14を介して車輌のブレーキシリンダ(図示せず)
に接続されている。弁組立体10は、弁支持部材16が
同軸関係で摺動自在に取り付けられている上部ケーシン
グ部2の頂部に配置されたブシュ部材15を備えてい
る。弁支持部材16は、下端部に配設されてばね偏倚さ
れた環状の逆止弁17を備えている。弁支持部材16は
通常閉位置に向かい下方向に比較的軽度のばね18で付
勢されており、この閉位置においては、逆止弁17が弁
座7に対し座着位置を占めて通路6を経る連絡を遮断す
る。弁部材17及び弁支持部材16の底部には、貫通ポ
ート19が形成されており、逆止弁の両側に流体圧釣合
い状態を形成している。逆止弁17の上方に位置する緩
め弁室21内には緩め弁20が動作可能に配設されてい
る。緩め弁20を設けた目的は、供給室8内の流体圧が
減少もしくは放出されて現在のブレーキ作用状態を無効
にする場合に、逆止弁17が弁座から離れるようにする
ためである。逆止弁17が弁座7に着座した位置にある
場合には、吐出圧がその両側に作用して釣合い状態が存
在するので、逆止弁の上側から該逆止弁に作用する吐出
圧を除去し、逆止弁の下側に作用する圧力が働いて逆止
弁17を弁座から離間するための何らかの手段を講じな
い場合には、供給圧の弁による変化、特に、供給室8内
の圧力減少は逆止弁17に対して何等の作用をも及ぼさ
ないであろう。
【0012】図示のように、ブシュ部材15の上端部に
は、弁座23により囲繞された開口22が設けられてい
る。緩め弁20は、圧縮コイルばね(圧縮偏倚ばね)2
4及び緩め弁20の上側に作用する供給圧力により、弁
座23における着座もしくは係止位置へと付勢されてい
る。コイルばね24の上端部分は、上部ケーシング部の
上端部に適宜ボルト固定された保護カバー部材2aに形
成されている中央開口内に配置されている。図面に示す
ように、緩め弁20の下側は、開口22を介して、逆止
弁17の上側に作用する吐出流体圧と連通して該吐出流
体圧を受ける。緩め弁の上側は、緩め弁20が緩みを以
て配置されている緩め弁室21の周辺空間に供給室8を
連結しているポート25を介して供給室8と連通し、該
供給室8内の供給流体圧を受ける。従って、緩め弁20
の上側に作用する供給流体圧及びコイルばね24の合力
が、緩め弁20の下側に作用する吐出流体圧よりも大き
い限り、該緩め弁20は弁座23上の着座位置に保持さ
れることになる。ブレーキ緩めの開始に起因し供給室8
内の供給空気圧力が減少もしくは放出されると、緩め弁
20の下側に作用する吐出室9内の吐出圧は緩め弁20
の上側に作用する力を上回ることになり、その結果、緩
め弁20は、弁座23から離れて開弁される。従って、
逆止弁17もその下側に作用する高い圧力により弁座か
ら離れ、それにより、供給流体圧における減少に比例し
て吐出流体圧力は減少する。
【0013】図1に示すように、中空のピストンステム
もしくはプランジャ26が、ピストン部材27から同軸
関係で延びており、他方、ピストンステム26の上端部
29は、逆止弁17の下側と突き合わせ接触して、通
常、逆止弁17を弁座7から離間した位置に維持し、そ
の結果、通路6を経る流体連通路は、通常、開放されて
いる。図からも明らかなように、ピストンステム26
は、通路6と上部ケーシング部2の下部壁30に形成さ
れている開口31とを貫通して吐出制御室32内に延び
ている。また、図に示すように、自己潤滑性ポリマ材料
からなるピストン部材27は、一対の扁平な環状ゴム製
の可撓性ダイヤフラム33及び34によって中間ケーシ
ング部3内に配置され懸持されている。上側の可撓性ダ
イヤフラム33の内周部は、内側の環状座金(座金部
材)35の上部と、ピストンステム26と一体の環状カ
ラー36との間に挟着もしくはクランプされている。実
際例においては、ピストンステム26の下端部は、移動
可能なピストン部材27の上端部に螺着される。また、
図から明らかなように、扁平の可撓性ダイヤフラム33
の外周部は上部ケーシング部2と中間ケーシング部3と
の間に挟着もしくはクランプされている。更に、図に示
すように、上側の可撓性ダイヤフラム33の下側面と中
間ケーシング部3の頂部に形成された窪み部分(環状の
凹部)38との間には外側の環状のスペーサ部材(第1
のスペーサ部材)39が配置されている。図示のよう
に、下側の可撓性ダイヤフラム34の内周部は、環状座
金(座金部材)37の上部と拡大肩部40の底部との間
に下側ピストンステム41によって挟着されている。
尚、該ピストンステム41は往復動可能なピストン部材
27の底部に螺着されている。更にまた、下側の可撓性
ダイヤフラム34の上側面と、中間ケーシング部3の底
部に形成された窪み部分(環状の凹部)43との間には
外側の環状スペーサ部材(第2のスペーサ部材)42が
配置されている。
【0014】低圧領域(低圧受圧面)は、下部ケーシン
グ部4に形成されているばね室44内の荷重制御圧を受
ける。ばね室(荷重制御室)44には、それぞれ下部ケ
ーシング部4、中間ケーシング部3及び上部ケーシング
部2に形成されている通路46、47及び48を介して
空気ばね圧力が加えられる。通路48は管49を介して
空気ばね(図示せず)に連結されている。ばね室44内
の制御圧もしくは空気ばね圧力の圧力レベルは鉄道車輌
の現在の荷重状態に依存し且つ該荷重状態を反映する。
従って、ばね室44内の空気圧力の大きさは、空荷重状
態から全荷重状態の範囲に亙り、車輌により支持される
荷重の関数である。空気ばね室44内には第1の圧縮コ
イルばねもしくは偏倚ばね50が配置されていて、後述
するように、ダイヤフラムのピストン部材27を上向き
に開いた供給位置へと付勢する。偏倚ばね50は上側ば
ね座51と下側ばね座52との間で圧縮されている。上
側ばね座51は、ピストンステム41の下端に当接し、
下側ばね座52は一対の直径方向に対置して設けられて
いるタブ53とリブ54とにより回転運動しないように
固定されている。従って、下側ばね座52の軸方向位置
は、該ばね座52に形成されているねじ孔内に捩じ込ま
れた調節ねじ55を調節することにより上下に移動する
ことができる。かくして、偏倚ばね50の高さを調節
し、それにより圧縮力を変え、適宜調節した後に、調節
ねじ55を、固定ナット56により誤って回転しないよ
うに固定することができる。補助圧縮ばね57が、補助
ピストン59に同心関係で形成された凹部58内に収容
されている。尚、該補助ピストン59は、調節ねじ55
に形成された孔60及び該調節ねじ55に形成されてい
る凹部61内に往復動可能に配置されている。
【0015】次に、本発明の応荷重制御弁装置1の動作
を説明するに際し、供給空気だめは規格動作レベルで流
体圧を充填されており、空気ばね室44には、現在の車
輌荷重を表す圧力が供給されているものと仮定する。従
って明らかなように、技師もしくは運転者がブレーキ作
用を開始する時点までは、供給室8及び吐出室9並びに
制御圧室32には流体圧は存在せず、その結果、ピスト
ン部材27並びにダイヤフラム33及び34は実効的に
圧縮ばね50及び空気ばね室44内の空気ばね圧の作用
下にあって図示の通常位置もしくは供給位置を占める。
この位置においては、逆止弁17は座部から離間した位
置にあり、緩め弁20は座着位置にある。
【0016】ここで運転者もしくは列車乗務員が常用ブ
レーキ作用を開始したとすると、関連の制御装置によ
り、操作者が要求するブレーキ作用の程度に依存するレ
ベルの作用流体圧が管12及びポート11を介して供給
室8に供給される。そこで、供給圧は開いた逆止弁17
及び通路6を介して吐出室9へと流れる。一方、吐出室
9内の流体圧は、ポート13及び管14を介してブレー
キシリンダへと流れて鉄道車輌にブレーキ作用を加え
る。同時に、吐出室9内の流体圧は壁30に形成されて
いる介在通路31を介して吐出制御室32内へと流れ
て、実効的に且つ一次的に(即ち、主に)スペーサ部材
39の孔径によって決定される圧力領域(面積)PAS
に作用する。また、空気ばね室44内の流体圧は、実効
的に且つ一次的に(即ち、主として)スペーサ部材42
の孔径により決定される圧力領域(面積)PAAに作用
する。図面から明らかなように、圧力領域(面積)PA
Sは圧力領域(面積)PAAよりも若干大きい。本実施
例の場合、これら2つの表面積の比は、例えば約2:1
とすることができる。追って説明するように、この圧力
領域もしくは面積の比は、異なった型式の車輌の各種ブ
レーキ作用を保証するように状況に応じて変更すること
ができる。例えば、列車の運転者によるブレーキ作用の
程度もしくは度合いが、圧力領域(面積)PASに作用
する作用流体の圧力が、偏倚ばね50並びに圧力領域
(面積)PAAに作用する空気ばね室44内の空気ばね
圧の反対方向の力を克服するのに不充分である程に低い
レベルにある場合には、各ダイヤフラム33、34、座
金部材35、ピストン部材27及びピストンステム26
の位置並びに逆止弁17は不変のままに留どまるであろ
う。
【0017】しかし、操作者が新たに常用ブレーキ作用
を開始するか又は現在の低レベルの常用ブレーキ作用
を、圧力領域(面積)PASに現在作用している作用空
気圧力が圧力領域(面積)PAAに作用している反対方
向の力を克服するのに充分なほどに増加すると、ダイヤ
フラム33、34、座金部材35、ピストン部材27及
びピストンステム26並びに逆止弁17は通常位置から
下方向に閉位置もしくは非供給位置へと動かされる。こ
の状態下においては、偏倚ばね18が逆止弁17を下向
きに動かして弁座7に当接させ、それにより、逆止弁7
はその閉位置もしくはカットオフ(遮断)位置を取るこ
とになる。このようにして、吐出室9及びブレーキシリ
ンダに対する加圧作用流体の流れは、コイルばね50の
設定圧縮度及び空気ばね室44内の空気ばね圧の大きさ
によって決定される所定のレベルで遮断される。このこ
とは、たとえ操作者が、供給室8内の流体圧を付加的に
増加し、ブレーキ作用を更に高めようとしても変わりは
ない。逆止弁17が弁座に着座すると、ダイヤフラム3
3及び34の両側の力は釣合い、逆止弁17は、緩め弁
20の上側に作用する緩め弁室21内の供給圧が大気に
排出もしくは放出される時点となるまで係止位置に保持
される。ここで、操作者がブレーキ作用を緩め、供給圧
が充分に減少したとすると、緩め弁20の下側部に作用
する吐出圧で該緩め弁20は弁座から離れる。このよう
に、常用ブレーキ動作もしくはブレーキシリダに送出可
能な流体圧の最大限度、即ち、遮断が生起する圧力は、
空気ばね室44内の空気ばね圧力レベルで表される車輌
の現在の荷重状態により決定される。従って、空気ばね
室44内の空気ばね圧の力に圧縮コイルばね50の力を
加えた合力が、吐出室9内の作用流体圧によって克服し
なければならない力の大きさである。
【0018】容易に理解されるように、操作者が適当な
仕方で、供給室8内の流体圧の放出もしくは排出を行う
べく適当な制御弁装置を作動すると、常用或は非常を問
わず全てのブレーキ作用は緩められる。このように、供
給室8内の流体圧を放出することによりブレーキ緩めを
開始すると、緩め弁20の上側部から供給流体圧が取り
除かれ、その結果、該緩め弁20の下側に作用する流体
圧によって該緩め弁20は弁座23から離れる。逆止弁
17の上側部に作用する吐出圧は、弁座から離れた緩め
弁20を通って逃げることができ、それにより、今や逆
止弁17の下側部にのみ作用している吐出圧で該逆止弁
17も弁座から離間する。逆止弁17が弁座から離れる
と、扁平なダイヤフラム33の圧力領域(面積)に作用
する流体圧が取り除かれ、その結果、種々の構成部品
は、コイルばね50により通常の位置に戻され、逆止弁
17は空気ばね室44内の空気ばね圧により弁座から完
全に離れる。従って、ブレーキシリンダからの流体圧は
容易に、管14、ポート13、吐出室9、通路6を通
り、弁座から離れた逆止弁17を経て、供給室8、ポー
ト11を通り管12へと流れて制御装置(図示せず)内
の大気ポートに至る。
【0019】容易に理解されるように、行過ぎ状態が生
ずると、供給室8内の空気は、ダイヤフラム33の上方
に位置する吐出制御室32及び吐出室9内へと流入す
る。過剰空気圧力の力でピストンダイヤフラム組立体は
迅速に下方向に移動し、それにより、ピストンステム2
6は逆止弁17から引き離される。従って、吐出室9内
の加圧空気は、ピストンステム26内の通路62、ピス
トン部材27の通路63、中間ケーシング部に設けられ
た通路66を通って流れて、ポートEXで大気に排出さ
れ、終局的には過剰状態が矯正される。
【0020】先に述べたように、ここで記述している応
荷重制御弁装置1は、座金部材35及びスペーサ部材3
9を単に取り外して交換するだけで有効表面積PAS
容易に変えることができる差動型の圧力動作装置であ
る。圧力面積PAAに対し圧力面積PASの比を変える
ためには、単に、上側座金及びスペーサ部材を交換する
だけで良い。圧力比を増加するためには、座金部材35
の外径及びスペーサ39に形成されている円形の孔の内
径を増加する。逆に、圧力比を減少するためには、座金
部材35の外径及びスペーサ部材39に形成されている
円形開口の内径を減少する。このようにして、圧力面積
比を容易に選択もしくは変更して、種々の供給圧及び空
気ばね圧を補償し種々のばねの圧縮力を変えることがで
きる。
【0021】2つの扁平なポリウレタンダイヤフラムを
使用することにより、応荷重制御弁装置の段付きピスト
ンの機能をシミュレーションすることができ、また、動
的O−リングと関連する摩擦滅損の問題も軽減される。
また、ダイヤフラム型の応荷重制御弁によれば、空気ば
ね圧とブレーキシリンダ圧との比を、単純且つ廉価な2
つの要素(即ち、ダイヤフラム)を交換するだけで迅速
且つ容易に変更することが可能である。また、自己潤滑
性のポリマ製ピストン部材を使用することにより付加的
な潤滑の必要性は排除される。
【0022】以上、本発明が属する分野の当業者が本発
明を実施するのを可能にするのに充分、明瞭且つ簡潔且
つ正確に本発明を記述し、本発明を実施する上で最良と
考えられる態様について説明した。尚、本発明者が本発
明とみなす主題は、請求項に指摘し明瞭に記述した。更
に、当業者には、本発明の精神及び範囲から逸脱するこ
となく上に詳述した本発明の実施例の構成要素に関し変
形、変更、均等物交換が可能であるものと理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるダイヤフラム型の応
荷重制御弁装置を縦断面で示す側立面図である。
【符号の説明】 1…応荷重制御弁装置、2…上部ケー
シング部、3…中間ケーシング部、4…下部ケーシング
部、7…弁座、8…供給室、9…吐出室、10…緩め弁
/逆止弁組立体、17…逆止弁、18…偏倚ばね、20
…緩め弁、23…弁座、24…偏倚ばね(コイルば
ね)、26…ピストンステム、27…ピストン部材、
9…ピストンステムの上端部、32…吐出制御室、33
…上側の可撓性ダイヤフラム、34…下側の可撓性ダイ
ヤフラム、35…1つの座金部材(環状座金)、36…
1つの座金部材、37…別の座金部材(環状座金)、3
8…環状の凹部(窪み部分)、39…第1のスペーサ部
材、40…肩部、41…ピストンステム、42…第2の
スペーサ部材、43…環状の凹部(窪み部分)、44…
荷重制御室(空気ばね室)、50…偏倚ばね(コイルば
ね)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−118345(JP,A) 特開 昭58−110358(JP,A) 特開 平5−10447(JP,A) 実開 昭64−48358(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラム型の応荷重制御弁装置であ
    って、上部ケーシング部と、中間ケーシング部と、下部
    ケーシング部と、前記上部ケーシング部内に配設された
    供給室及び吐出室と、前記供給室内に配設された緩め弁
    /逆止弁組立体と、前記中間ケーシング部内に配置され
    たピストンダイヤフラム組立体とを備え、前記ピストン
    ダイヤフラム組立体は、1つの座金部材とピストン部材
    に連結されたピストンステムとの間に内周部がクランプ
    されると共に、前記上部ケーシング部と前記中間ケーシ
    ング部との間に外周部がクランプされた上側の扁平な
    撓性ダイヤフラムを含み、更に、前記ピストンダイヤフ
    ラム組立体は、別の座金部材と前記ピストン部材の肩部
    との間に内周部がクランプされると共に、前記中間ケー
    シング部と前記下部ケーシング部との間に外周部がクラ
    ンプされた下側の扁平な可撓性ダイヤフラムを含み、更
    に、前記応荷重制御弁装置は、前記上側の可撓性ダイヤ
    フラムの下側部の下方で、前記中間ケーシング部の頂部
    に形成された環状の凹部に配置された環状の第1のスペ
    ーサ部材と、前記上部ケーシング部の下側部と前記上側
    の可撓性ダイヤフラムの上側部との間に配設された吐出
    制御室と、前記下側の可撓性ダイヤフラムの下方で前記
    下部ケーシング部内に配設された荷重制御室とを含んで
    いて、圧力下の流体が前記供給室から前記吐出室へと移
    送されると共に、前記吐出室内の圧力下の流体が、前記
    荷重制御室内の圧力に従い最大値に制限されるようにな
    っている、ダイヤフラム型の鉄道車両用応荷重制御弁装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ピストン部材が自己潤滑性ポリマ材
    料からなる請求項1に記載のダイヤフラム型の鉄道車両
    応荷重制御弁装置。
  3. 【請求項3】 前記中間ケーシング部の底部に形成され
    た環状の凹部に環状の第2のスペーサ部材が配置されて
    いる請求項1に記載のダイヤフラム型の鉄道車両用応荷
    重制御弁装置。
  4. 【請求項4】 前記荷重制御室内に圧縮偏倚ばねが配置
    されている請求項1に記載のダイヤフラム型の鉄道車両
    応荷重制御弁装置。
  5. 【請求項5】 前記ピストンステムが前記ピストン部材
    に固定されていて、該ピストンステムは、前記緩め弁/
    逆止弁組立体の逆止弁と係合し該逆止弁を弁座から離す
    ための上端部を含んでいる請求項1に記載のダイヤフラ
    ム型の鉄道車両用応荷重制御弁装置。
  6. 【請求項6】 前記緩め弁/逆止弁組立体の逆止弁の弁
    座からの離脱を可能にするために前記供給室内の圧力を
    減少した際に前記緩め弁/逆止弁組立体の緩め弁が弁座
    から離脱する請求項1に記載のダイヤフラム型の鉄道車
    両用応荷重制御弁装置。
JP6127433A 1993-06-11 1994-06-09 鉄道車両用応荷重制御弁装置 Expired - Lifetime JP2672779B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/074526 1993-06-11
US08/074,526 US5340203A (en) 1993-06-11 1993-06-11 Variable load control valve with dual diaphragms reinforced by washers and spacer members

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH079966A JPH079966A (ja) 1995-01-13
JP2672779B2 true JP2672779B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=22120032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6127433A Expired - Lifetime JP2672779B2 (ja) 1993-06-11 1994-06-09 鉄道車両用応荷重制御弁装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5340203A (ja)
EP (1) EP0628458B1 (ja)
JP (1) JP2672779B2 (ja)
DE (1) DE69316739T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6079795A (en) 1998-06-08 2000-06-27 Westinghouse Air Brake Technologies Corporation Load proportional brake cylinder pressure limiting system
CN2344246Y (zh) * 1998-12-02 1999-10-20 殷昭荣 无级货车空重车自动调整装置
DE19918157C1 (de) * 1999-04-22 2000-10-26 Continental Ag Niveauregeleinrichtung für Fahrzeuge mit Luftfedern
US7556322B2 (en) * 2004-01-27 2009-07-07 Wabtec Holding Corp. Graduated release/proportioning valve
US20070215219A1 (en) * 2006-03-17 2007-09-20 Wabtec Holding Corporation Variable load valve with test point
US8083293B2 (en) * 2009-05-11 2011-12-27 Wabtec Holding Corp. Empty/load brake control device with multi-stage sensing
CN101922580B (zh) * 2010-07-30 2012-05-23 青岛迅力科技有限公司 一种自动调整环境差压阀
JP5378602B2 (ja) * 2010-07-30 2013-12-25 ナブテスコ株式会社 応荷重弁及びブレーキ制御装置
CN103303296B (zh) * 2013-05-27 2015-07-01 山东康健汽车配件有限公司 一种新型挂车控制阀
CN105459995B (zh) * 2015-12-29 2018-04-10 南京中车浦镇海泰制动设备有限公司 一种电控式多功能压力控制阀
CN106740774B (zh) * 2016-12-02 2019-09-27 中车齐齐哈尔车辆有限公司 一种铁路车辆及其称重阀
KR102362830B1 (ko) * 2021-06-09 2022-02-15 주식회사 주은기공 부하감지밸브
WO2023070416A1 (zh) * 2021-10-28 2023-05-04 眉山中车制动科技股份有限公司 一种中继阀

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2062500A (en) * 1932-04-27 1936-12-01 Bendix Westinghouse Automotive Brake mechanism
DE1080876B (de) * 1957-10-30 1960-04-28 Westinghouse Bremsen Gmbh Bremskraftregler fuer die Druckluft-bremseinrichtung an Fahrzeugen, insbesondere Kraftfahrzeugen, mit Luftfederung
GB1034828A (en) * 1963-07-17 1966-07-06 Girling Ltd Improvements in control valves for air braking systems
US3460872A (en) * 1968-06-07 1969-08-12 Westinghouse Air Brake Co Variable load valve device
US3504698A (en) * 1968-08-05 1970-04-07 Westinghouse Air Brake Co Variable load relay valve device
US3517971A (en) * 1968-09-06 1970-06-30 Westinghouse Air Brake Co Variable load brake control apparatus
US3583772A (en) * 1969-10-29 1971-06-08 Westinghouse Air Brake Co Dual range variable load valve device
US4302058A (en) * 1980-02-25 1981-11-24 Nippon Air Brake Co., Ltd. Variable load valve device
JPS58110358A (ja) * 1981-12-22 1983-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ステツプ制御式ブレ−キ装置
US4453779A (en) * 1982-02-18 1984-06-12 American Standard Inc. Adjustable variable load control valve device
JPS6020450U (ja) * 1983-07-20 1985-02-13 株式会社ナブコ 応荷重弁
JPS6448358U (ja) * 1987-09-21 1989-03-24
JPH04118345A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Toyota Autom Loom Works Ltd フォークリフトの制動制御装置
JPH0510447A (ja) * 1991-07-08 1993-01-19 Riken Corp ピストンリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0628458A1 (en) 1994-12-14
DE69316739T2 (de) 1998-07-30
DE69316739D1 (de) 1998-03-05
JPH079966A (ja) 1995-01-13
US5340203A (en) 1994-08-23
EP0628458B1 (en) 1998-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2672779B2 (ja) 鉄道車両用応荷重制御弁装置
US3900230A (en) Pneumatic brake system incorporating a double check valve
US3606485A (en) Empty-load relay valve device
US2940796A (en) Load-responsive brake control apparatus
US3053335A (en) Traction control suspension arrangement for multiple axle tractor vehicles
US5579807A (en) Solenoid-operated pressure control valve
US4418965A (en) Load-controlled brake pressure control unit
US4453779A (en) Adjustable variable load control valve device
US3650571A (en) Fluid pressure braking systems
US4397505A (en) Control valve
US4432585A (en) Emergency brake system
US4272659A (en) Hydraulic brake warning switch
US4225193A (en) Control valve arrangement for combined brake cylinder and reservoir
US3460870A (en) Empty and load brake apparatus
US3701567A (en) Combination proportioning and bypass valve
US3653729A (en) Electrically controlled hydraulic valve of self-lapping type
US2899024A (en) Automatic safety valve for vehicle brake systems
US3639010A (en) Fluid pressure and dynamic brake interlock valve with variable load control
US2876045A (en) Emergency braking system for automotive vehicles
US3330570A (en) Load leveling shock absorber
CA1191880A (en) Relay valve assembly
US4323144A (en) Hydro-pneumatic brake actuator arranged to maintain a constant brake shoe clearance
CA2109371C (en) Variable load control valve device
US2858166A (en) Fluid pressure brake apparatus
KR100341753B1 (ko) 에어 브레이크의 제동력 컨트롤 밸브

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term