JP2669098B2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents
閉鎖配電盤Info
- Publication number
- JP2669098B2 JP2669098B2 JP2068979A JP6897990A JP2669098B2 JP 2669098 B2 JP2669098 B2 JP 2669098B2 JP 2068979 A JP2068979 A JP 2068979A JP 6897990 A JP6897990 A JP 6897990A JP 2669098 B2 JP2669098 B2 JP 2669098B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley
- transformer
- closed
- inspection lid
- current transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Trip Switchboards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、台車付変成器を収納するとともにこの台
車付変成器が断路位置にあるときにのみ開閉することの
できる点検蓋を備えた閉鎖配電盤、特にその台車付変成
器の誤挿入防止構造に関する。
車付変成器が断路位置にあるときにのみ開閉することの
できる点検蓋を備えた閉鎖配電盤、特にその台車付変成
器の誤挿入防止構造に関する。
従来、台車付変成器等の電気機器を収納する閉鎖配電
盤は、これらの電気機器の保守点検作業をするための点
検蓋を備えている。この点検蓋は収納される台車付変成
器が主回路と電気的にまだ接続されていない断路位置に
あるときにのみ開閉することができ、主回路と電気的に
接続される運転位置にあるときは開くことができないよ
うにインタロックされている。即ち、点検蓋は台車付変
成器が断路位置にあるときにのみ開閉することができる
が、点検蓋が開いた状態で台車付変成器が断路位置から
運転位置へ移動するのを阻止するインタロックを備えて
いない。
盤は、これらの電気機器の保守点検作業をするための点
検蓋を備えている。この点検蓋は収納される台車付変成
器が主回路と電気的にまだ接続されていない断路位置に
あるときにのみ開閉することができ、主回路と電気的に
接続される運転位置にあるときは開くことができないよ
うにインタロックされている。即ち、点検蓋は台車付変
成器が断路位置にあるときにのみ開閉することができる
が、点検蓋が開いた状態で台車付変成器が断路位置から
運転位置へ移動するのを阻止するインタロックを備えて
いない。
かかる従来の構造の閉鎖配電盤においては断路位置で
点検蓋を開いて台車付変成器の保守点検作業終了後に点
検蓋を閉め忘れた状態で誤って台車付変成器を断路位置
から運転位置へ移動してしまうと、開いた点検蓋から作
業者が台車付変成器の充電部に触れることになるので大
へん危険である。
点検蓋を開いて台車付変成器の保守点検作業終了後に点
検蓋を閉め忘れた状態で誤って台車付変成器を断路位置
から運転位置へ移動してしまうと、開いた点検蓋から作
業者が台車付変成器の充電部に触れることになるので大
へん危険である。
そこでこの発明の目的は点検蓋が開いている状態では
台車付変成器を断路位置から運転位置へ移動することの
できない閉鎖配電盤、特にそのためのインタロック構造
を提供するものである。
台車付変成器を断路位置から運転位置へ移動することの
できない閉鎖配電盤、特にそのためのインタロック構造
を提供するものである。
上記の目的を達成するためにこの発明は、台車付変成
器を収納するとともにこの台車付変成器が断路位置にあ
るときにのみ開閉することのできる天井部にインタロッ
クを設けた点検蓋を備えた閉鎖配電盤において、点検蓋
に一方端が当接し他方端が閉鎖配電盤の底部に固定され
たガイド部に摺動自在に挿入する挿入防止板を備え、前
記点検蓋の開閉と連動し上下方向に移動するばねによっ
て常時上方向に付勢されている検出棒が設けられ、台車
付変流器が断路位置で前記点検蓋が閉のときに前記挿入
防止板との接触が解除され前記台車付変流器の移動を可
能にして、点検蓋が開の時に前記検出棒の上昇により前
記挿入防止板との当接により前記台車付変流器の移動を
阻止するものである。
器を収納するとともにこの台車付変成器が断路位置にあ
るときにのみ開閉することのできる天井部にインタロッ
クを設けた点検蓋を備えた閉鎖配電盤において、点検蓋
に一方端が当接し他方端が閉鎖配電盤の底部に固定され
たガイド部に摺動自在に挿入する挿入防止板を備え、前
記点検蓋の開閉と連動し上下方向に移動するばねによっ
て常時上方向に付勢されている検出棒が設けられ、台車
付変流器が断路位置で前記点検蓋が閉のときに前記挿入
防止板との接触が解除され前記台車付変流器の移動を可
能にして、点検蓋が開の時に前記検出棒の上昇により前
記挿入防止板との当接により前記台車付変流器の移動を
阻止するものである。
台車付変成器が断路位置にあって点検蓋が開くと、こ
れに連動して検出棒が動作し、挿入防止板を台車付変成
器が運転位置へ移動できない位置に移動させるので台車
付変成器は断路位置から運転位置へ移動できない。
れに連動して検出棒が動作し、挿入防止板を台車付変成
器が運転位置へ移動できない位置に移動させるので台車
付変成器は断路位置から運転位置へ移動できない。
第１図は本発明の実施例を示す正面図である。第２図
は第１図をII−II線の方向から見た側面図である。第１
図において10は台車付変成器を示し、Ａは台車付変成器
が断路位置にある状態を、Ｂは運転位置にある状態を示
している。この例では配電盤１の天井部に点検蓋６を設
けている。
は第１図をII−II線の方向から見た側面図である。第１
図において10は台車付変成器を示し、Ａは台車付変成器
が断路位置にある状態を、Ｂは運転位置にある状態を示
している。この例では配電盤１の天井部に点検蓋６を設
けている。
第１図および第２図において、配電盤１の上部の内側
面にコの字状の取付板２を固定し、これに検出棒３を摺
動自在に嵌入し、検出棒３に固定した鍔４と取付板２と
の間にばね５を挿入する。検出棒３はばね５によって常
時上方向に付勢されている。検出棒３の下端に挿入防止
板７を固着し、挿入防止板７は配電盤１に固定されたガ
イド８に上下方向に摺動自在に且つ検出棒３の軸心回り
に回転しないようにはめ込まれている。台車付変成器10
が断路位置Ａにあって点検蓋６が6Aに示すように開くと
検出棒３はばね５の作用によって上昇し、挿入防止板７
は点線7Aで示す位置に上昇する。この状態では台車付変
成器10の台車11の車軸９が挿入防止板７に当たって台車
付変成器10は断路位置Ａから運転位置Ｂの方向へは移動
できないようになっている。
面にコの字状の取付板２を固定し、これに検出棒３を摺
動自在に嵌入し、検出棒３に固定した鍔４と取付板２と
の間にばね５を挿入する。検出棒３はばね５によって常
時上方向に付勢されている。検出棒３の下端に挿入防止
板７を固着し、挿入防止板７は配電盤１に固定されたガ
イド８に上下方向に摺動自在に且つ検出棒３の軸心回り
に回転しないようにはめ込まれている。台車付変成器10
が断路位置Ａにあって点検蓋６が6Aに示すように開くと
検出棒３はばね５の作用によって上昇し、挿入防止板７
は点線7Aで示す位置に上昇する。この状態では台車付変
成器10の台車11の車軸９が挿入防止板７に当たって台車
付変成器10は断路位置Ａから運転位置Ｂの方向へは移動
できないようになっている。
本発明によると、台車付変成器が断路位置で点検蓋を
開いた状態で台車付変成器を運転位置に移動させようと
しても点検蓋の開放に連動した検出棒が挿入防止板を上
昇させ台車付変成器の運転位置方向への移動を阻止する
ので、点検蓋を開放したまま誤って台車付変成器を運転
位置へ移動することがなく作業者を感電の危険から守る
という安全性が得られる。
開いた状態で台車付変成器を運転位置に移動させようと
しても点検蓋の開放に連動した検出棒が挿入防止板を上
昇させ台車付変成器の運転位置方向への移動を阻止する
ので、点検蓋を開放したまま誤って台車付変成器を運転
位置へ移動することがなく作業者を感電の危険から守る
という安全性が得られる。
第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は第１図
をII−II線の方向から見た側面図である。 １……配電盤、２……取付板、３……検出棒、４……
鍔、５……ばね、６……点検蓋、７……挿入防止板、８
……ガイド、９……車軸、10……台車付変成器、11……
台車付変成器の台車。
をII−II線の方向から見た側面図である。 １……配電盤、２……取付板、３……検出棒、４……
鍔、５……ばね、６……点検蓋、７……挿入防止板、８
……ガイド、９……車軸、10……台車付変成器、11……
台車付変成器の台車。
Claims (1)
- 【請求項１】台車付変流器を収納するとともにこの台車
付変流器が断路位置にあるときにのみ開閉することがで
きる天井部にインタロックを設けた点検蓋を備えた閉鎖
配電盤において、点検蓋に一方端が当接し他方端が閉鎖
配電盤の底部に固定されたガイド部に摺動自在に挿入す
る挿入防止板を備え、前記点検蓋の開閉と連動し上下方
向に移動するばねによって常時上方向に付勢されている
検出棒が設けられ、台車付変流器が断路位置で前記点検
蓋が閉のときに前記挿入防止板との接触が解除され前記
台車付変流器の移動を可能にして、点検蓋が開の時に前
記検出棒の上昇により前記挿入防止板との当接により前
記台車付変流器の移動を阻止することを特徴とする閉鎖
配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2068979A JP2669098B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2068979A JP2669098B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 閉鎖配電盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03270610A JPH03270610A (ja) | 1991-12-02 |
| JP2669098B2 true JP2669098B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13389296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2068979A Expired - Lifetime JP2669098B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669098B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170000321U (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 엘에스산전 주식회사 | 링 메인 유닛의 인터락 장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8218294B2 (en) * | 2010-03-17 | 2012-07-10 | Eaton Corporation | Removable switchboard transformer |
| US9843172B2 (en) | 2014-12-31 | 2017-12-12 | Lsis Co., Ltd. | Switchboard with position-indicating apparatus |
| KR102269853B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2021-06-28 | 엘에스일렉트릭(주) | 배전반 변압기실의 변압기 위치조절 방지장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152915U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-13 | 三菱電機株式会社 | 引出形配電盤 |
| JPH0649042Y2 (ja) * | 1987-10-28 | 1994-12-12 | 富士電機株式会社 | 配電盤変成器室の扉インタロック装置 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2068979A patent/JP2669098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170000321U (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 엘에스산전 주식회사 | 링 메인 유닛의 인터락 장치 |
| KR200482521Y1 (ko) | 2015-07-14 | 2017-02-03 | 엘에스산전 주식회사 | 링 메인 유닛의 인터락 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03270610A (ja) | 1991-12-02 |
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