JP2659564B2 - 2サイクルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの燃料噴射装置

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JP2659564B2 JP22146188A JP22146188A JP2659564B2 JP 2659564 B2 JP2659564 B2 JP 2659564B2 JP 22146188 A JP22146188 A JP 22146188A JP 22146188 A JP22146188 A JP 22146188A JP 2659564 B2 JP2659564 B2 JP 2659564B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リード弁を有する2サイクルエンジンの燃
料噴射装置に関する。
(従来の技術) 一般に内燃エンジンにあっては、吸入空気量に応じて
燃料噴射量を制御し、運転状態に対応した最適な混合気
濃度を得ることが必要である。
ところで、吸入空気量は種々の空気流量計で検出され
るが、この空気流量計は大きく、構造が複雑であるた
め、これが設けられる吸気系が大型化すること、特にク
ランク室予圧式2サイクルエンジンにおいては、外気条
件が同一であればクランク室内圧の最大値は吸入空気量
に比例すること等の事情から、本出願人等はクランク室
内圧を圧力検出器によって検出し、この検出器の出力に
基づいて燃料噴射量を制御することを提案した(特開昭
58−98632号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、2サイクルエンジンのクランク室は掃
気圧を確保するためにウェブとクランク室内壁とを接近
させているため、上記圧力検出器はクランク室の外側へ
設けざるを得ず、特に自動二輪車用のエンジンにあって
は、この圧力検出器が飛石等を受けて破損する虞があ
る。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、検出器の外的衝撃からの保護を図ることが
できる2サイクルエンジンの燃料噴射装置を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、リード弁を有する2
サイクルエンジンの燃料噴射装置において、前記リード
弁に設けられ、該リード弁の開閉量を検出する検出器
と、該検出器の出力に応じて燃料噴射量を制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
(作用) リード弁の開閉量を検出する検出器を吸気管内に配さ
れる該リード弁自体に設けたため、該検出器は吸気管に
よって外的衝撃から保護される。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る燃料噴射装置を備える2サイク
ルエンジンの構成図、第2図(a)はリード弁の断面
図、第2図(b)は同図(a)のA部の拡大詳細図であ
る。
第1図中、1はクランク室予圧式2サイクルエンジン
であり、該エンジン1のシリンダ2内にはピストン3が
上下摺動自在に嵌装されており、シリンダ2内にはピス
トン3にて画成される燃焼室Sが形成されている。尚、
シリンダ2の頂部には点火プラグ4が螺着されている。
又、シリンダ2の下方にはクランクケース5が設けら
れており、該クランクケース5内のクランク室6には第
1図の紙面垂直方向に長いクランク軸7が回転自在に支
承されて設けられており、該クランク軸7のウェブ7aと
前記ピストン3とはコンロッド8を介して互いに連結さ
れている。
更に、上記シリンダ2の内周壁には吸気ポート9、排
気ポート10及び掃気ポート11が開口しており、掃気ポー
ト11は掃気通路12を経て前記クランク室6に連通してい
る。又、吸気ポート9には吸気管13が接続され、掃気ポ
ート10には排気管14が接続されている。尚、吸気管13に
は不図示のエアクリーナが接続されている。
上記吸気管13内の吸気ポート9に近い側には図示矢印
方向の混合気の流れのみを許容するリード弁15が設けら
れており、該リード弁15の上流側(第1図中、右方)位
置には電磁式燃料噴射弁16が設けられている。
一方、第1図中、17は燃料タンクであり、該燃料タン
ク17から導出する燃料パイプ18は前記燃料噴射弁16に接
続されており、該燃料パイプ18の中間にはストレーナ19
及び電動式燃料ポンプ20が介設されている。尚、前記燃
料噴射弁16には圧力調整部21が設けられており、該圧力
調整器21は燃料パイプ22を介して燃料タンク17に接続さ
れている。
ところで、本実施例においては、第2図に示すように
樹脂製の前記リード弁15の積層間に歪計23が組み込まれ
ている。この歪計23はリード弁15の歪、つまりはリード
弁15の開閉量を計測する検出器であって、これには例え
ば一定の電流が流れており、該歪計23から導出リード線
24は第1図に示すA/Dコンバータ25に接続されており、A
/Dコンバータ25はコントローラ26に電気的に接続されて
いる。コントローラ26は、A/Dコンバータ25から送られ
るリード弁15の開閉量(デジタル値)に基づき最適な燃
料噴射量を算出し、制御信号Iをクランク軸7の回転角
θに同期して前記燃料噴射弁16に送るものである。尚、
第2図(a)において、27,27はリード弁15の開き量を
規制するストッパーである。
而して、以上説明した燃料噴射弁16,燃料タンク17、
燃料ポンプ20、圧力調整器21、歪計23、A/Dコンバータ2
5、コントローラ26等が本発明に係る燃料噴射装置を構
成するが、次にこの燃料噴射装置の作用を説明する。
2サイクルエンジン1においてピストン3がシリンダ
2内を上昇すると、クランク室6の内圧が低下し、ピス
トン3が吸気ポート9を開くと、混合気がリード弁15を
経てクランク室6内に流入する。尚、燃料タンク17内の
燃料は燃料ポンプ20によって燃料噴射弁16に圧送され、
燃料噴射弁16はコントローラ26からの制御信号Iを受け
て所定量の燃料を吸気管13内に噴射し、この噴射された
燃料は吸気管13内を流れる空気と混合して所定濃度の混
合気が形成される。ここで、圧力調整器21の作用によっ
て燃料ポンプ20から燃料噴射弁16に供給される燃料の圧
力は一定に保たれる。即ち、燃料ポンプ20から燃料噴射
弁16に供給される燃料の圧力が所定値以上になると、圧
力調整器21が開いて燃料の一部が燃料パイプ22を経て燃
料タンク17へ還流せしめられ、これによって燃料圧が一
定に保たれる。ところで、2サイクルエンジン1にあっ
ては、吸入空気量に応じて燃料噴射量が制御されるべき
であり、吸入空気量はリード弁15の開閉量に比例する。
而して、本実施例においては、リード弁15の開閉量は
該リード弁15自体に設けた歪計23によって検出され、該
歪計23より発せられる検知信号(例えば、電圧信号)は
A/Dコンバータ25によってデジタル化され、コントロー
ラ26に入力される。コントローラ26においては、A/Dコ
ンバータ25から入力されたデータに基づいてリード弁15
の開閉量が演算され、このリード弁15の開閉量に応じた
最適な燃料噴射量が算出され、これに基づいた制御信号
Iがクランク軸7の回転角θに同期して燃料噴射弁16に
送られる。そして、燃料噴射弁16はこの制御信号Iを受
けて所定量の燃料を吸気管13内に噴射し、ここにエンジ
ン1の運転状態に対応した最適な混合気濃度が得られ
る。
以上において、歪計23は吸気管13内に設けられるた
め、該歪計23は吸気管13によって外的衝撃から保護され
る。又、歪計23自体は安価であるため、当該燃料噴射装
置のコストダウンを図ることができる。
ところで、前述のようにクランク室6内に流入した所
定濃度の混合気は下降するピストン3によって予圧さ
れ、掃気ポート11から燃焼室S内に流入し、既燃焼ガス
を排気ポート10側へ押し出す。そして、やがて排気ポー
ト10及び掃気ポート11が閉じると、燃焼室S内の混合気
は上昇するピストン3によって昇圧された後、点火プラ
グ4によって着火燃焼せしめられ、ピストン3はこの混
合気によって生ずる高い燃焼圧のその上面に受けて下降
し、このピストン3の下降によって混合気がクランク室
6内で予圧され、以後は上述と同様の作用が繰り返され
る。
尚、以上の実施例においては、リード弁15の開閉量を
検出する検出器として歪計23を用いたが、これの代りに
例えば第3図に示すようにリード弁15の取付部の該リー
ド弁15とストッパー27間に介在される圧電素子30を用
い、該圧電素子30に加わる圧力を検出することによって
リード弁15の開閉量を検知したり、或は、図示しない
が、リード弁としてそれ自体が歪計をも兼ねるものを用
いるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、リード弁
を有する2サイクルエンジンの燃料噴射装置において、
前記リード弁に設けられ、該リード弁の開閉量を検出す
る検出器と、該検出器の出力に応じて燃料噴射量を制御
する制御手段を設けたため、検出器のコストダウン、外
的衝撃からの保護を図ることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る燃料噴射装置を備える2サイクル
エンジンの構成図、第2図(a)はリード弁の断面図、
第2図(b)は同図(a)のA部の拡大詳細図、第3図
は検出器の別実施例を示す断面図である。 1……2サイクルエンジン、15……リード弁、16……燃
料噴射弁、23……歪計(検出器)、25……A/Dコンバー
タ、26……コントローラ(制御手段)、30……圧電素子
(検出器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 35/00 301 F02D 35/00 366A

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード弁を有する2サイクルエンジンの燃
    料噴射装置において、前記リード弁に設けられ、該リー
    ド弁の開閉量を検出する検出器と、該検出器の出力に応
    じて燃料噴射量を制御する制御手段を設けたことを特徴
    とする2サイクルエンジンの燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】前記検出器は、歪計を兼ねるリード弁自体
    で構成される請求項1記載の2サイクルエンジンの燃料
    噴射装置。
  3. 【請求項3】前記検出器は、リード弁の積層間に介設さ
    れる歪計にて構成される請求項1記載の2サイクルエン
    ジンの燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】前記検出器は、リード弁取付部に設けられ
    る圧電素子にて構成される請求項1記載の2サイクルエ
    ンジンの燃料噴射装置。
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