JP2654629B2 - 文字入力用電話機システムおよび入力文字列とキーワードとの近似的一致方法 - Google Patents

文字入力用電話機システムおよび入力文字列とキーワードとの近似的一致方法

Info

Publication number
JP2654629B2
JP2654629B2 JP2341180A JP34118090A JP2654629B2 JP 2654629 B2 JP2654629 B2 JP 2654629B2 JP 2341180 A JP2341180 A JP 2341180A JP 34118090 A JP34118090 A JP 34118090A JP 2654629 B2 JP2654629 B2 JP 2654629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyword
input
service name
service
character string
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2341180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH042254A (ja
Inventor
應仁 金
鐘楽 李
載仁 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKOKU DENKI TSUSHIN KOSHA
Original Assignee
KANKOKU DENKI TSUSHIN KOSHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANKOKU DENKI TSUSHIN KOSHA filed Critical KANKOKU DENKI TSUSHIN KOSHA
Publication of JPH042254A publication Critical patent/JPH042254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654629B2 publication Critical patent/JP2654629B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、DTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信
号を組合せて日本語に該当するコードにて構成された入
力文字列と、キーワードとの近似的一致を利用して音声
情報サービスを受けることができるようにした、文字入
力用電話機システムおよびその一致方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般的に音声情報システムにおいて、サービスにアク
セスするか、アクセスがなされた後詳細な情報検索をす
るとき、サービスの番号または詳細検索名の番号を順次
入力するか、該当するサービス名または詳細検索名を正
確に入力しなければ正確な音声情報サービスを受けるこ
とができないという問題点があった。すなわち、例を挙
げると、株式相場を確認するためのサービスを受けよう
とするとき、まず使用者はシステムに電話をかけた後、
該当するサービスの番号または「かぶしきそうばあんな
い」という正確なサービス名を正確に記憶しておき入力
しなければならない。そうでない場合は、希望するサー
ビス名とサービス番号とを確認した後でなければ正確な
サービスを受けることができない。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は上記問題点を解消するため、ボタン式
電話機の文字盤から任意の2つのボタンを組合せ、その
押す順序によって特定の文字を入力して、これを音声出
力できるように構成した文字入力用電話機システムを提
供することにある。
本発明の他の目的は、上記ボタン式電話機に入力され
る入力文字列が、単語間の区別がない連続した文字列で
なうように構成した文字入力用電話機システムを提供す
ることである。
本発明のさらに他の目的は、上記文字入力用電話機シ
ステム内で、入力文字列とキーワードとの近似的合致方
法を提供することにある。
本発明の1つの特徴によれば、DTMF受信装置より送ら
れてきた信号を、中央制御処理装置が単語別区分のない
入力文字列に変換し、この変換された入力文字列をキー
ワード記憶装置のサービス名ファイルに記憶されている
サービス名または詳細検索名と照合し、一致した場合に
はそのサービス名または詳細検索名に該当する情報を、
一致しなかった場合には、上記入力文字列を新たにキー
ワード記憶装置のキーワード辞典部に登録されたキーワ
ードと照合し、一致したサービス名または詳細検索に該
当する情報をその各々の外部コンピュータまたは自体が
有しているテキスト情報記憶装置から受けて音声出力装
置に伝送し、上記音声出力装置は上記テキストデータを
音声信号に変換し、電話線整合装置および交換機手段を
経由して電話機手段へ出力することを特徴とする。
本発明の他の特徴によれば、サービス提供者が入力し
たサービス名または詳細検索名と複合名詞形の追加キー
ワードとを、必要な記憶容量が削減できるように単語成
分別に分割してキーワードを作り、検索速度を速くする
ために綴り順にキーワード辞典部に記憶することを特徴
とする。
本発明による入力文字列とキーワードとの近似的一致
を利用した文字入力用電話機システムによれば、 入力文字列とキーワードとの近似的一致を利用した文
字入力用電話機システムにおいて、 任意の2個のボタンを組合せて押す順序によって特定
DTMF信号を送り出すように配列された複数個のボタンを
有する文字盤を具備する電話機手段と、 上記電話機から送り出されたDTMF信号を中継する交換
機手段と、 電話機システムの線路状態を監視し、過電圧から電話
機システムを保護するため、上記交換機手段に接続され
ている電話線整合装置と、 上記電話線整合装置から入力されるDTMF信号をそれに
対応するディジタル信号に変換させるDTMF受信装置と、 サービス名キーワードおよびサービスすべき情報をそ
れぞれ入力するサービス提供者端末機手段と、 サービス名およびそれに該当するサービス番号が記憶
されたサービス名ファイルを記憶するサービス名ファイ
ル部と、キーワードおよびサービス番号が記録されたキ
ーワード辞典を記憶するキーワード辞典部とによって構
成されたキーワード記憶装置と、 上記サービス提供者端末機よりサービスする情報のサ
ービス名に該当する多数の情報を記憶するテキスト情報
記憶装置と、 上記DTMF受信装置から出力されるディジタル信号を入
力文字列に変換してこの変換された入力文字列と、上記
キーワード記憶手段に記憶されたキーワードを照合して
得たサービス番号に該当する情報を上記テキスト情報記
憶装置より読出して、これをディジタル音声データ信号
に変換する処理と、上記サービス提供者端末機手段から
新たに登録するサービス名、キーワードおよびサービス
する情報を受け、上記サービス名とキーワードは上記キ
ーワード記憶装置に、上記サービス情報は上記テキスト
情報記憶装置へそれぞれ伝送して登録する処理とをする
中央制御処理装置と、 上記中央制御処理装置に接続されディジタル音声デー
タ出力信号を音声信号に変換して上記電話機整合装置お
よび交換機手段を経由し上記電話機手段に出力する音声
出力装置とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、入力文字列とキーワードとの近似的
合致方法において、 (1)入力される多数の文字列を音節単位に分節した上
記全音節が、記憶されているサービス名と一致するか否
かを判断する手段と、 (2)上記判断段階(1)より、上記全音節がサービス
名と一致するのでない場合、入力される入力文字列の最
初の音節と一致する最初の音節を有するキーワードが存
在するか否かを判断する段階と、 (3)上記判断段階(2)より、入力文字列の最初の音
節と一致する最初の音節を有するキーワードが存在する
場合、入力文字列の対応する音節と最後の音節まで一致
するキーワードが存在するか否かを判断する段階と、 (4)上記判断段階(3)より、上記最後の音節までそ
れぞれ入力文字列と一致するキーワードが存在する場
合、入力文字列の該当音節順序の全音節番号および対応
のサービス番号を一致結果ファイルに記憶する段階と、 (5)上記判断段階(2)および(3)より、それぞれ
の入力文字列およびキーワードの最初の音節および最後
の音節まで一致するキーワードが存在しない場合、上記
入力文字列の比較のための最初の音節を、次の音節に移
動させる段階と、 (6)上記入力文字列の最後の音節まで照合が行なわれ
たか否かを確認する段階と、 (7)上記記憶段階(4)で記憶された一致結果ファイ
ルを調査して最適サービス名を選択する段階と、 (8)上記判断段階(7)より最適サービス名を選択し
て最終に選択された候補サービスの数を判断して、判断
された数が1個の場合には当該サービス名に該当する情
報を出力して終了し、判断された数が2個の場合には使
用者が1個だけを選択して選択されたサービス名に該当
する情報を出力して終了し、判断された数がないか3個
以上の場合、上記判断段階(1)へ復帰する段階とを含
むことを特徴とする。
本発明によれば、キーワードが主として複合名詞形態
になっている点を利用して、上記のような場合、サービ
スの番号または正確なサービス名、たとえば「かぶしき
そうばあんない」を入力せずに「かぶしきそうば」「そ
うばあんあい」「かぶしきあんない」または「かぶし
き」等をMFC式電話機にて直接入力させて、利用者が容
易にかつ迅速に希望するサービスを受けることができる
利点がある。
[実施例] 以下、添付された図面を参照して例を挙げて本発明を
詳細に説明する。
第1図は本発明による文字入力電話機システム(10
0)であり、加入者用電話機手段(1)に取付けられた
本発明の文字入力用文字盤(30)より入力されたDTMF信
号は、この信号を中継する公知の交換機手段(2)を経
由し、電話線整合装置(3)に供給される。上記電話線
整合装置(3)では呼出音、ダイヤルトーン、通話中音
等の電話線状態を監視する一方、落雷などによる予期し
ない瞬間的高電圧が流入するときに、これを遮断してシ
ステムを保護する作用をする。
さらに上記電話線整合装置(3)はDTFM受信装置
(4)と音声出力装置(5)とをそれぞれ経由して中央
制御処理装置(8)に接続される。上記中央制御処理装
置(8)はキーワード記憶装置(6)と情報記憶装置
(7)およびサービス提供者端末機手段(9)にそれぞ
れ連結して構成される。上記DTMF受信装置(3)は、使
用者が入力するDTMF信号を受けて、この信号に該当する
ダイヤル番号を4ビットディジタル信号に変換した後、
中央制御処理装置(8)に送る。その後、この中央制御
処理装置(8)は、上記DTMF受信装置(4)から送られ
てきた上記ディジタル信号を文字列に変換して、この文
字列をキーワード記憶装置(6)に記憶されているキー
ワードと照合して一致するものがあるか否かを判断す
る。ここで上記キーワード記憶装置(6)には、第4A図
に図示されたとおり、サービス名ファイル部(6A)とキ
ーワード辞典部(6B)とが記憶されており、サービス名
ファイル部(6A)にはサービス名とサービス番号が、キ
ーワード辞典部(6B)にはキーワードとサービス番号と
がそれぞれ記憶されている。上記中央制御処理装置
(8)における照合過程は、第5図を参照して説明する
こととし、上記照合の結果によって得られたサービス番
号に該当する情報をテキスト情報記憶装置(7)から読
出した後これをディジタル音声データに変換して、この
変換された音声データを上記音声出力装置(5)へ伝送
する。上記中央制御処理装置(8)からの音声データ
は、上記音声出力装置(5)で音声信号に変換された
後、電話線整合装置(3)および交換機手段(2)を経
由して上記電話機手段(1)に送り出され、それによっ
て使用者が希望する情報を音声で聞くことができる。上
記中央制御処理装置(8)はさらに、サービス提供者が
サービス提供者端末機手段(9)に新しく入力したサー
ビス名、キーワードおよびサービスをする情報を受け、
サービス名とキーワードとは上記キーワード記憶装置
(6)へ、サービス内容は上記テキスト情報記憶装置
(7)にそれぞれ伝送して登録する。
第2図は従来の文字入力用文字盤(20)であり、各々
のボタン(20Ns)に文字を複数割当てて、希望する文字
の順番に該当する回数だけ押して入力する既存の方式で
あり、たとえば英文字“C、E、G"はボタン(20Ns)中
のボタン“111、22、3"で入力させる。この方法は、同
じボタンを継続して押すことになるので不便であり、英
文字を入力するためのそれぞれのボタン(20Ns)を押す
時間の間隔が不均一になりやすいために受信誤りが発生
しやすく、受信時に入力が曖昧になる場合が発生する。
たとえば英文字“ac"、“ca"、“bb"などは、同一のボ
タン(“1111")によって入力されるため、受信側で区
別するのに問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためのものであ
る。実施例では、電話機手段(1)に第3図のように多
数のボタン(30Ns)に文字配列を表示した文字盤(30)
を利用して、2つの隣接するボタンを組合せてある順序
で押すようにしており、特に表示された文字に近い方の
ボタンを先に、遠い方のボタンを後に押すことによって
1つの文字を入力する。たとえば「くすりや」という文
字列を入力しようとすれば、この文字列を4つの平仮名
「く、す、り、や」に分割して、上記したボタン中“1
4、35、74、70"の順にボタンを押せばよい。このように
すれば日本語の文を容易に入力することができ、かつ同
じボタンを数多く押す煩わしさを減らすことができる。
なお、一文字当り必ず2個の数字を入力するので、第2
図を用いて説明した従来の文字盤(20)の動作のよう
に、受信時に曖昧さが発生するおそれがない。このよう
な文字盤は別途に製作して電話機上に取付けて使用する
こともでき、電話機の上に直接印刷して使用することも
できる。
第4A図および第4B図は、本発明によるキーワード記憶
装置(6)および情報記憶装置(7)の構造図である。
キーワード記憶装置(6)にはサービス名ファイル部
(6A)とキーワード辞典部(6B)とがあり、テキスト情
報記憶装置(7)にはサービスすべき情報等が記憶され
ている。記憶されているサービス名がA、B、Cの場合
を例にして記憶部の構造を説明することにする。
キーワード記憶装置(6)のサービス名ファイル部
(6A)には、サービス名A、B、Cと、これらにそれぞ
れ該当するサービス番号i、j、kとがあり、サービス
名は検索速度を速くするために綴り順に記憶され、かつ
サービス番号は互いに重複しないように指定されてい
る。キーワード辞典部(6B)は通常複合単語形態のサー
ビス名と、追加キーワードを単語成分別に分割して得た
キーワードと、それに該当するサービス番号とを一緒に
綴り順に記憶したものであるが、1つのキーワードは2
個以上のサービス番号を有することができる。たとえば
キーワードbはサービス番号がjとkとであるため、サ
ービス番号BとCとのキーワードであることを知ること
ができる。サービス名が「かぶしきそうばあんない」の
場合を例に挙げると、単語成分である「かぶしき」、
「そうば」、「あんない」がキーワードになる。各キー
ワードは「かぶしきそうばあんない」に割当てられたサ
ービス番号をもってキーワード辞典部(10)に登録され
る。「バスじかんあんない」と「きしゃじかんあんな
い」という2個のサービスがある場合、「じかん」と
「あんない」とはそれぞれ2つのサービス番号を持つ。
テキスト情報記憶装置(7)には、サービス名に該当す
る情報(1A、1B、1C、…)などが記憶される。各情報の
大きさは一定ではない。
第5図は、第1図の中央制御処理装置(8)において
行なわれる、日本語の文字列とキーワードとの照合過程
を表わすブロック線図である。入力部(11)では、使用
者が入力した文字列を分節してサービス名の照合部(1
2)へ伝送する。サービス名との照合部(12)では、伝
送されてきた入力文字列とサービス名ファイルのサービ
ス名との照合を試みて、一致すれば出力部(15)へサー
ビス名を伝送し、一致しない場合には入力文字列をキー
ワードとの照合部(13)に伝送する。キーワードとの照
合部(13)では、入力文字列とキーワード辞典のキーワ
ードとの照合を試み、候補サービス名を決定した後、最
適サービス名選択部(14)へ伝送する。最適サービス名
選択部(14)では、候補サービス名が2個以上の場合、
最適サービス名を選択した後、出力部(15)へ伝送す
る。出力部(15)では最適サービス名に該当する情報を
電話機へ出力する。詳細な照合過程は第1表によって説
明することにする。
開始信号から段階(101)で音素形態の入力文字列を
受けて段階(102)へ進む。この段階(102)では、単語
区分なしで入力された文字列を文字単位(a1、a2、a3、
…aN)に分節して段階(103)に進む。段階(103)で
は、第1図のキーワード記憶部(4)のサービス名ファ
イルのサービス名と文字単位での照合を試みる。具体的
な例を挙げると、入力文字列が「でんわばんごうあんな
い」であり、照合しようとするサービス名が「でんわこ
しょうしゅうり」であれば、最初の文字である入力の
「で」とサービス名の「で」とが比較され、次にその次
の文字である「ん」と「ん」、「わ」と「わ」の順に比
較される。上記段階(103)で入力されたすべての文字
が正確に一致するサービス名が存在すれば、すなわち入
力文字列と全く同じサービス名が存在すれば制御は段階
(104)に進み、該当サービス名を出力することにより
照合過程が終わる。そうでない場合は制御は段階(10
5)に進む。段階(105)では、入力文字列の最初の文字
(a1)と、第1のキーワード記憶装置(6)のキーワー
ド辞典部(6B)に記憶されているキーワードの最初の文
字とを比較して、同一であれば段階(106)へ、同一で
ない場合には段階(108)にそれぞれ進む。段階(106)
では段階(105)で最初の文字の照合が行なわれたキー
ワード辞典部(6B)のキーワードに対して継続して2番
目の文字同士を比較して、一致すれば3番目の文字に進
んで、最終の文字まで一致したキーワードが存在すれば
段階(107)へ、存在しなければ段階(108)に進む。段
階(107)では、段階(106)でのキーワードに対するサ
ービス番号と、そのキーワードの文字が入力文字列の何
番目の文字であるかを示す文字番号をそれぞれ照合結果
ファイルに記憶した後、段階(108)に進む。たとえば
入力文字列が「かぶしきそうばあんない」であり、照合
が行なわれたキーワードが「かぶしき」、「かぶしきそ
うば」、「そうば」、「あんない」であり、「かぶし
き」にはサービス番号5と6および8が登録されてお
り、「かぶしきそうば」には5が登録され、「そうば」
には5、6、7が登録され、「あんない」には5、7、
9が登録されているものとすれば、第1表に示された照
合結果ファイルの例のように、サービス番号5にはキー
ワード「かぶしき」、「かぶしきそうば」、「そう
ば」、「あんない」が、照合された入力文字列の文字順
序に合うように記録される。すなわち「かぶしき」は入
力文字列の最初から4番目までの文字位置に記録され
る。段階(108)では上記段階(105)での文字番号
(i)を1つ増加させて、次の段階(109)に進む。段
階(109)では、入力文字列の最後の文字(aN)までの
照合が済んだか否かを確認して、最後の文字まで照合が
行なわれたならば段階(110)に進み、そうでない場合
には段階(105)に進んで、増加された文字番号を使用
して照合を試みる。すなわち、入力文字列のうちの、次
の文字を先頭として上記照合を行う。段階(110)で
は、上記段階(107)で記憶された照合結果ファイルを
調べて、最適サービス名を選択する。最適サービス名選
択過程は第1表によって説明する。11個の文字で構成さ
れた入力文字列である「かぶしきそうばあんない」は、
キーワードとの照合を行なった結果4個(かぶしき、か
ぶしきそうば、そうば、あんない)のキーワードと一致
が確認された。サービス番号5において一致したキーワ
ードは「かぶしき」、「かぶしきそう」、「そうば」、
「あんない」の4個でありこれを重ならないように配列
すると「かぶしきそうばあんない」、「かぶしきそう
ば」、「かぶしきあんない」、「そうばあんない」等を
得ることができ、最も多い数のキーワードが含まれた配
列である「かぶしきそうばあんない」のキーワードの数
は3になる。この数は、相互排他的に一致が確認された
最大構成キーワード数である。サービス番号6,7の相互
排他的最大構成キーワード数は2になる。この場合、相
互排他的に構成されたキーワード数が最も大きいサービ
ス番号5に相当するサービス名が最適サービス名と選択
される。段階(111)では、段階(110)で選択された最
適サービス名が1個であれば段階(113)でそのサービ
ス名を選択し、最適サービス名がないかまたは多数(3
個以上)であれいば入力文字列を再度入力するように
し、少数(たとえば2個)であれば段階(112)に進ん
で、電話機でそれらサービス名を出力し使用者がその中
から選択できるようにすることで最適サービス選択過程
が完了する。最後に照合過程によって選択されたサービ
ス名に該当する情報は電話機に出力される。
[発明の効果] 上述のように本発明によれば、MFC式一般的電話機で
文字を電話機で文字を入力させることによって、使用者
がサービス番号もしくは詳細検索番号を記憶していた
り、一々確認したりする必要がなく、サービス名または
詳細検索名と追加キーワードとを単語成分別に分割し
て、順にキーワード辞典に記憶し、単語別に区分されず
に連続的になっている文字列を、記憶された文字順のと
おりに比較して、一致が確認されたキーワードの数が最
大であるサービス名と詳細検索名を選択することで、近
似的な入力だけでサービス名または詳細検索名を正確に
探し出すことができるという顕著な効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による文字入力用電話機システムのブ
ロック図。 第2図は、従来の文字入力用文字盤の構成図。 第3図は、本発明によって第1図の電話機に使用された
文字入力用文字盤の構成図。 第4A図および第4B図は、本発明によるキーワード記憶手
段および情報記憶手段の構成図。 第5図は、本発明による照合過程のブロック線図。 第6図は、本発明による照合過程の詳細系統図。 1……電話機手段、2……交換機手段、3……電話線整
合装置、4……受信装置、5……音声出力装置、6……
キーワード記憶装置、7……情報記憶装置、8……中央
制御処理装置、9……サービス提供者端末機手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−296756(JP,A) 特開 昭64−67058(JP,A) 特公 平1−37061(JP,B2) 米国特許4817129(US,A) 米国特許4866759(US,A) 米国特許4754474(US,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力文字列とキーワードとの近似的一致を
    利用した文字入力用電話機システムにおいて、 任意の2個のボタンを組合せて押す順序によって特定DT
    MF信号を送り出すように配列された複数個のボタンを有
    する文字盤を具備する電話機手段と、 上記電話機から送り出されたDTMF信号を中継する交換機
    手段と、 電話機システムの線路状態を監視し、過電圧から電話機
    システムを保護するため、上記交換機手段に接続されて
    いる電話線整合装置と、 上記電話線整合装置から入力されるDTMF信号をそれに対
    応するディジタル信号に変換させるDTMF受信装置と、 サービス名キーワードおよびサービスすべき情報をそれ
    ぞれ入力するサービス提供者端末機手段と、 サービス名およびそれに該当するサービス番号が記録さ
    れたサービス名ファイルを記憶するサービス名ファイル
    部と、キーワードおよびサービス番号が記録されたキー
    ワード辞典を記憶するキーワード辞典部とによって構成
    されたキーワード記憶装置と、 上記サービス提供者端末機よりサービスする情報のサー
    ビス名に該当する多数の情報を記憶するテキスト情報記
    憶装置と、 上記DTMF受信装置から出力されるディジタル信号を入力
    文字列に変換してこの変換された入力文字列と、上記キ
    ーワード記憶手段に記憶されたキーワードを照合して得
    たサービス番号に該当する情報を上記テキスト情報記憶
    装置より読出して、これをディジタル音声データ信号に
    交換する処理と、上記サービス提供者端末機手段から新
    たに登録するサービス名、キーワードおよびサービスす
    る情報を受け、上記サービス名とキーワードは上記キー
    ワード記憶装置に、上記サービス情報は上記テキスト情
    報記憶装置にそれぞれ伝送して登録する処理とをする中
    央制御処理装置と、 上記中央制御処理装置に接続されディジタル音声データ
    出力信号を音声信号に変換して上記電話線整合装置およ
    び交換機手段を経由し上記電話機手段に出力する音声出
    力装置とによって構成されたことを特徴とする、入力文
    字列とキーワードとの近似的一致を利用した文字入力用
    電話機システム。
  2. 【請求項2】上記中央制御処理装置は、 使用者が入力した文字列を文節する入力部と、 上記入力部に接続され、これより伝送された入力文字列
    とサービス名ファイル部のサービス名との照合を試みる
    サービス名照合部と、 上記サービス名照合部に接続され、上記入力文字列と上
    記キーワード記憶装置のキーワードとの照合を試みて候
    補サービス名を決定するキーワード照合部と、 上記キーワード照合部に接続され、上候補サービス名が
    2個以上のとき最適サービス名を選択する最適サービス
    名選択部と、 上記サービス名照合部または上記最適サービス名選択部
    に接続され、これらの中でどちらか一つからサービス名
    または最適サービス名を受け、これらの各々に該当する
    上方を上記使用者端末機手段に出力する出力部を具備す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の入力文字列とキ
    ーワードとの近似的一致を利用した文字入力用電話機シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記キーワード記憶装置のサービス名ファ
    イル部は上記サービス名の検索速度を速くするためつづ
    り字順に記憶し、上記サービス名に該当するサービス番
    号を互いに重複しないように指定することを特徴とす
    る、請求項1に記載の入力文字列とキーワードとの近似
    的一致を利用した文字入力用電話機システム。
  4. 【請求項4】上記キーワード記憶装置のキーワード辞典
    部は複合名詞形態のサービス名と追加キーワードを単語
    成分別に分割して得たキーワードとこれに該当するサー
    ビス番号を一緒につづり字順に記憶することを特徴とす
    る、請求項1に記載の入力文字列とキーワードとの近似
    的一致を利用した文字入力用電話機システム。
  5. 【請求項5】文字入力用電話機システムにおいて、 隣接した任意の2個のボタンを組合せて押す順次にした
    がって特定文字を表す信号を送り出すことができるよう
    に配列した複数個のボタンを有する文字盤を具備した電
    話機手段と、 上記電話機手段から送られてきた信号を中継する交換機
    手段と、 上記交換機手段から電話線整合装置を介して入力される
    信号をそれに対応するディジタル信号に変換する受信装
    置と、 使用者が入力した文字列に対応して適切なディジタル出
    力信号を送り出す機能を実現するプログラムを記憶した
    プログラム記憶装置と、 上記ディジタル出力信号を記憶した出力情報記憶装置
    と、 上記受信装置より出力されるディジタル信号を入力文字
    列に変換し、この変換された入力文字列に対応する情報
    を上記出力情報記憶装置より読出して、これをディジタ
    ルデータ信号に変換する中央制御処理装置と、 上記中央制御処理装置に接続され、上記中央制御処理装
    置の出力するディジタルデータ信号を音声帯域信号に変
    換して上記交換機手段を経由して上記電話機手段に出力
    する出力装置とを含むことを特徴とする、文字入力用電
    話機システム。
  6. 【請求項6】入力文字列とキーワードとの近似的一致方
    法において、 (a)入力される多数の文字列を音節単位に分節した上
    記全音節が、記憶されているサービス名と一致するか否
    かを判断する段階と、 (b)上記判断段階(a)より、上記全音節がサービス
    名と一致するのでない場合、入力される入力文字列の最
    初の音節と一致する最初の音節を有するキーワードが存
    在するか否かを判断する段階と、 (c)上記判断段階(b)より、入力文字列の最初の音
    節と一致する最初の音節を有するキーワードが存在する
    場合、入力文字列の対応する音節と最後の音節まで一致
    するキーワードが存在するか否かを判断する段階と、 (d)上記判断段階(c)より、上記最後の音節までそ
    れぞれ入力文字列と一致するキーワードが存在する場
    合、入力文字列の該当音節順序の全音節番号および対応
    のサービス番号を一致結果ファイルに記憶する段階と、 (e)上記判断段階(b)および(c)より、それぞれ
    の入力文字列およびキーワードの最初の音節および最後
    の音節まで一致するキーワードが存在しない場合、上記
    入力文字列の比較のための最初の音節を、次の音節に移
    動させる段階と、 (f)上記入力文字列の最後の音節まで照合が行なわれ
    たか否かを確認する段階と、 (g)上記記憶段階(d)で記憶された一致結果ファイ
    ルを調査して最適サービス名を選択する段階と、 (h)上記判断段階(g)より最適サービス名を選択し
    て最終に選択された候補サービスの数を判断して、判断
    された数が1個の場合には当該サービス名に該当する情
    報を出力して終了し、判断された数が2個の場合には使
    用者が1個だけを選択して選択されたサービス名に該当
    する情報を出力して終了し、判断された数がないか3個
    以上の場合、上記判断段階(a)へ復帰する段階とを含
    むことを特徴とする、入力文字列とキーワードとの近似
    的一致方法。
  7. 【請求項7】上記判断段階(a)で、上記全音節が、記
    憶されているサービス名と一致する場合、一致したサー
    ビス名に該当する情報を出力して終了することを特徴と
    する、請求項6に記載の入力文字列とキーワードとの近
    似的一致方法。
  8. 【請求項8】上記確認段階(f)で、上記入力文字列の
    最終音節まで一致が行われていない場合、上記判断段階
    (b)に復帰することを特徴とする、請求項6に記載の
    入力文字列とキーワードとの近似的一致方法。
JP2341180A 1990-03-14 1990-11-30 文字入力用電話機システムおよび入力文字列とキーワードとの近似的一致方法 Expired - Fee Related JP2654629B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR90-3367 1990-03-14
KR1019900003367A KR930000593B1 (ko) 1990-03-14 1990-03-14 입력문자열과 키워드와의 근사적 합치(Match)를 이용한 정보 검색 시스템 및 그 합치 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH042254A JPH042254A (ja) 1992-01-07
JP2654629B2 true JP2654629B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=19296950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2341180A Expired - Fee Related JP2654629B2 (ja) 1990-03-14 1990-11-30 文字入力用電話機システムおよび入力文字列とキーワードとの近似的一致方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2654629B2 (ja)
KR (1) KR930000593B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5337347A (en) * 1992-06-25 1994-08-09 International Business Machines Corporation Method and system for progressive database search termination and dynamic information presentation utilizing telephone keypad input
KR100346262B1 (ko) * 1999-08-27 2002-07-26 엘지전자주식회사 멀티미디어 데이타의 키워드 자가 생성방법
DE60117330T2 (de) 2000-10-02 2006-10-19 Tanita Corp. Gerät zur Verwaltung des weiblichen physischen Zustands
JP2002102193A (ja) 2000-10-02 2002-04-09 Tanita Corp 婦人用体調管理装置
KR20030009852A (ko) * 2001-07-24 2003-02-05 에스케이텔레텍주식회사 공기(共起)유사도 사전을 이용한 지능형 메뉴탐색방법 및그 방법을 채택한 휴대전화기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4754474A (en) 1985-10-21 1988-06-28 Feinson Roy W Interpretive tone telecommunication method and apparatus
US4817129A (en) 1987-03-05 1989-03-28 Telac Corp. Method of and means for accessing computerized data bases utilizing a touch-tone telephone instrument
US4866759A (en) 1987-11-30 1989-09-12 Riskin Bernard N Packet network telecommunication system having access nodes with word guessing capability

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01296756A (ja) * 1988-05-24 1989-11-30 Toshiba Corp 音声情報検索システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4754474A (en) 1985-10-21 1988-06-28 Feinson Roy W Interpretive tone telecommunication method and apparatus
US4817129A (en) 1987-03-05 1989-03-28 Telac Corp. Method of and means for accessing computerized data bases utilizing a touch-tone telephone instrument
US4866759A (en) 1987-11-30 1989-09-12 Riskin Bernard N Packet network telecommunication system having access nodes with word guessing capability

Also Published As

Publication number Publication date
JPH042254A (ja) 1992-01-07
KR930000593B1 (ko) 1993-01-25
KR910017312A (ko) 1991-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5255310A (en) Method of approximately matching an input character string with a key word and vocally outputting data
US5917889A (en) Capture of alphabetic or alphanumeric character strings in an automated call processing environment
US4817129A (en) Method of and means for accessing computerized data bases utilizing a touch-tone telephone instrument
US5917890A (en) Disambiguation of alphabetic characters in an automated call processing environment
US6487533B2 (en) Unified messaging system with automatic language identification for text-to-speech conversion
US6510414B1 (en) Speech recognition assisted data entry system and method
US6606373B1 (en) Controller for use with communications systems for generating a condensed text message index
JP2003520983A (ja) 改良されたテキスト−音声変換
US20030167166A1 (en) Speech recognition system
US6674372B1 (en) Chinese character input method using numeric keys and apparatus thereof
US6223156B1 (en) Speech recognition of caller identifiers using location information
US4385359A (en) Multiple-channel voice input/output system
CN101218625A (zh) 用于移动设备的使用拼写识别的字典查找
US20040153444A1 (en) Technique for effectively providing search results by an information assistance service
CN106603792A (zh) 一种号码查找设备
CN111050002B (zh) 一种智能电话总机及其工作方法和系统
JP2654629B2 (ja) 文字入力用電話機システムおよび入力文字列とキーワードとの近似的一致方法
US20050049858A1 (en) Methods and systems for improving alphabetic speech recognition accuracy
US20030081738A1 (en) Method and apparatus for improving access to numerical information in voice messages
KR0183140B1 (ko) 초성 자음을 이용한 음성정보 서비스 검색방법
JP2002245078A (ja) 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体
KR100383053B1 (ko) 이동전화용 음성 인식 전화번호 저장 및 안내, 자동연결방법 및 그 시스템
KR100336939B1 (ko) 전화를 이용한 구인·구직 정보의 양방향 검색장치
JPH1115852A (ja) 画像データベースセンタ装置及び画像データベース登録/検索方法並びに記録媒体
KR920005581B1 (ko) 문자입력용 전화기 시스템 및 그의 문자입력방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees