JP2644658B2 - 飲食物供給装置 - Google Patents
飲食物供給装置Info
- Publication number
- JP2644658B2 JP2644658B2 JP4216326A JP21632692A JP2644658B2 JP 2644658 B2 JP2644658 B2 JP 2644658B2 JP 4216326 A JP4216326 A JP 4216326A JP 21632692 A JP21632692 A JP 21632692A JP 2644658 B2 JP2644658 B2 JP 2644658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- dilution water
- drink
- tube
- beverage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺菌後に飲食物ケース
(容器包装)内に自動充填された飲食物を、衛生的に受
容器に注出し、顧客に提供するための供給装置に関する
ものである。
(容器包装)内に自動充填された飲食物を、衛生的に受
容器に注出し、顧客に提供するための供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食物を、顧客毎に規定量ずつ提
供するための飲食物供給装置が使用されている。かかる
飲食物供給装置では通常、殺菌し、飲食物が自動充填さ
れ、密封された容器包装から、飲食物を規定量ずつ受容
器に注出するようになっている。しかし飲食物の供給は
常時行われるわけではなく、顧客の多寡により停止時間
が発生し、また、飲食物供給装置の設置場所の営業時間
により長期の休止時間が発生することもある。一方、多
くの飲食物は水分および栄養分に富むため、特に、飲食
物を受容器に搬送するチューブ内およびポンプ内等で、
外気に触れる状態で長時間滞留すると、雑菌の繁殖等を
招き衛生上好ましくない。
供するための飲食物供給装置が使用されている。かかる
飲食物供給装置では通常、殺菌し、飲食物が自動充填さ
れ、密封された容器包装から、飲食物を規定量ずつ受容
器に注出するようになっている。しかし飲食物の供給は
常時行われるわけではなく、顧客の多寡により停止時間
が発生し、また、飲食物供給装置の設置場所の営業時間
により長期の休止時間が発生することもある。一方、多
くの飲食物は水分および栄養分に富むため、特に、飲食
物を受容器に搬送するチューブ内およびポンプ内等で、
外気に触れる状態で長時間滞留すると、雑菌の繁殖等を
招き衛生上好ましくない。
【0003】そこで、飲食物が滞留しないよう前記チュ
ーブは途中接続のない連続チューブとし、飲食物を送出
するポンプ機能を、前記チューブを外部から圧縮して閉
塞箇所をつくり、かかる閉塞箇所を順次移動して押し出
すことにより行う形式のもの(以下、ローラポンプと称
する)とする技術が特開平2−109895号公報に開
示されている。ここで使用されているローラポンプの構
成図を図7に示す。図7には、飲食物供給装置前面にロ
ーラポンプ83が設けられており、さらにチューブ85
の閉塞箇所の密閉を確実にするためチューブ85をロー
ラ81に押し付けるチューブガイド82と、チューブガ
イド82が必要以上にローラポンプ83に近づくのを防
ぐチューブガイドストッパ84とが、チューブガイド8
2を開放とした状態で示されている。チューブガイド8
2とローラポンプ83との下流の位置では、ピンチガイ
ド86とピンチバルブ87とが協働して、チューブ85
を固定している。
ーブは途中接続のない連続チューブとし、飲食物を送出
するポンプ機能を、前記チューブを外部から圧縮して閉
塞箇所をつくり、かかる閉塞箇所を順次移動して押し出
すことにより行う形式のもの(以下、ローラポンプと称
する)とする技術が特開平2−109895号公報に開
示されている。ここで使用されているローラポンプの構
成図を図7に示す。図7には、飲食物供給装置前面にロ
ーラポンプ83が設けられており、さらにチューブ85
の閉塞箇所の密閉を確実にするためチューブ85をロー
ラ81に押し付けるチューブガイド82と、チューブガ
イド82が必要以上にローラポンプ83に近づくのを防
ぐチューブガイドストッパ84とが、チューブガイド8
2を開放とした状態で示されている。チューブガイド8
2とローラポンプ83との下流の位置では、ピンチガイ
ド86とピンチバルブ87とが協働して、チューブ85
を固定している。
【0004】この種の飲食物供給装置の中には、前記し
た飲食物ケースには飲食物の原液たる濃縮液が充填され
ており、これを水で希釈しながら供給する方式(以下、
希釈式と呼ぶ)をとるものがある。このような飲食物供
給装置では一般に図8に示すように、前記チューブ85
の出口に近接して、かつ、チューブ85と平行に固定的
に希釈水ノズル88を設け、まず原液をチューブ85を
介して容器E内に注出した後、希釈水を希釈水ノズル8
8を介して容器Eに注出するようになっている。また、
装置内に混合室を設け、かかる混合室内で原液と希釈水
とを予め混合した後に、飲食物容器に注出するようにし
た飲食物供給装置も知られている。
た飲食物ケースには飲食物の原液たる濃縮液が充填され
ており、これを水で希釈しながら供給する方式(以下、
希釈式と呼ぶ)をとるものがある。このような飲食物供
給装置では一般に図8に示すように、前記チューブ85
の出口に近接して、かつ、チューブ85と平行に固定的
に希釈水ノズル88を設け、まず原液をチューブ85を
介して容器E内に注出した後、希釈水を希釈水ノズル8
8を介して容器Eに注出するようになっている。また、
装置内に混合室を設け、かかる混合室内で原液と希釈水
とを予め混合した後に、飲食物容器に注出するようにし
た飲食物供給装置も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た前者の希釈式飲食物供給装置では、飲食物の種類によ
っては原液と希釈水とを合わせて供給するだけでは充分
混合せず、供給された飲料に濃度むらができてしまう。
このため別途撹拌手段を設けて原液と希釈水とを混合さ
せる必要がある。したがって当該撹拌手段、例えばかき
混ぜ棒等およびその駆動手段を組み込む必要上装置全体
が大形化、複雑化し、整備性の悪化を招いている。ま
た、前記した後者の希釈式飲食物供給装置においても、
予め原液と希釈水とを混合するための混合室を内蔵する
必要があり、これにより装置全体の大形化を招来する等
前者の供給装置におけるのと同様の問題が残存してい
た。
た前者の希釈式飲食物供給装置では、飲食物の種類によ
っては原液と希釈水とを合わせて供給するだけでは充分
混合せず、供給された飲料に濃度むらができてしまう。
このため別途撹拌手段を設けて原液と希釈水とを混合さ
せる必要がある。したがって当該撹拌手段、例えばかき
混ぜ棒等およびその駆動手段を組み込む必要上装置全体
が大形化、複雑化し、整備性の悪化を招いている。ま
た、前記した後者の希釈式飲食物供給装置においても、
予め原液と希釈水とを混合するための混合室を内蔵する
必要があり、これにより装置全体の大形化を招来する等
前者の供給装置におけるのと同様の問題が残存してい
た。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、飲食物と希釈水の自己撹拌を可
能とし、もって撹拌装置等の特別の装置を必要とするこ
となく飲食物と希釈水とを均一に混合できるとともに、
小形簡素化を図ってメンテナンス時等の作業性を向上し
た飲食物供給装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、飲食物と希釈水の自己撹拌を可
能とし、もって撹拌装置等の特別の装置を必要とするこ
となく飲食物と希釈水とを均一に混合できるとともに、
小形簡素化を図ってメンテナンス時等の作業性を向上し
た飲食物供給装置を提供することを目的とする。
【0007】この目的を達成するために本発明の飲食物
供給装置は、一端が飲食物を充填した飲食物ケースに連
通されるとともに他端に吐出口が形成され、飲食物を搬
送する可撓性のチューブと、前記チューブの吐出口の下
方に配置される飲食物容器台と、前記飲食物ケースから
前記チューブ内に搬送された飲食物を吐出口から前記飲
食物容器内に送出する飲食物送出装置と、前記飲食物容
器台の上方に配設された希釈水供給ノズルと、前記希釈
水供給ノズルから希釈水を前記飲食物容器内に送出する
希釈水送出装置とを有する飲食物供給装置において、前
記希釈水供給ノズルは希釈水の吐出方向が可変とされて
おり、前記希釈水供給ノズルに形成された弾力性のある
回転ロック端と、前記回転ロック端に対向する前面板に
設けられた突起とを有し、前記突起は、前記回転ロック
端の方向可変範囲内に設けられていることを特徴とする
構成とされる。
供給装置は、一端が飲食物を充填した飲食物ケースに連
通されるとともに他端に吐出口が形成され、飲食物を搬
送する可撓性のチューブと、前記チューブの吐出口の下
方に配置される飲食物容器台と、前記飲食物ケースから
前記チューブ内に搬送された飲食物を吐出口から前記飲
食物容器内に送出する飲食物送出装置と、前記飲食物容
器台の上方に配設された希釈水供給ノズルと、前記希釈
水供給ノズルから希釈水を前記飲食物容器内に送出する
希釈水送出装置とを有する飲食物供給装置において、前
記希釈水供給ノズルは希釈水の吐出方向が可変とされて
おり、前記希釈水供給ノズルに形成された弾力性のある
回転ロック端と、前記回転ロック端に対向する前面板に
設けられた突起とを有し、前記突起は、前記回転ロック
端の方向可変範囲内に設けられていることを特徴とする
構成とされる。
【0008】
【作用】前記構成を有する本発明の飲食物供給装置で
は、飲食物供給指令があると、飲食物ケースに充填され
た飲食物が飲食物送出装置によりチューブ吐出口から所
定量送出され、同時に希釈水送出装置により希釈水供給
ノズルから希釈水が供給される。そして、飲食物の吐出
流と希釈水の吐出流とが交錯して自己撹拌により混合
し、均一な濃度の飲料として飲食物容器に提供される。
また、希釈水供給ノズルを回転させると、回転ロック端
がともに回転して突起を乗り越えるので、希釈水供給ノ
ズルの希釈水の吐出方向が可変となっている。
は、飲食物供給指令があると、飲食物ケースに充填され
た飲食物が飲食物送出装置によりチューブ吐出口から所
定量送出され、同時に希釈水送出装置により希釈水供給
ノズルから希釈水が供給される。そして、飲食物の吐出
流と希釈水の吐出流とが交錯して自己撹拌により混合
し、均一な濃度の飲料として飲食物容器に提供される。
また、希釈水供給ノズルを回転させると、回転ロック端
がともに回転して突起を乗り越えるので、希釈水供給ノ
ズルの希釈水の吐出方向が可変となっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明を飲料サーバーとして具体化し
た一実施例を図面を参照して説明する。図1は前部扉2
を開けた状態で示す飲料サーバー1の全体図で、本実施
例にかかる飲食物供給装置3および同様の構成を有する
飲食物供給装置4の2セットが設置されている。矢印A
の空間および矢印Bの空間に、それぞれ後述する飲料ボ
ックス5を挿入し、前部扉2を閉じる。これらの飲料ボ
ックス5には、供給すべき飲食物の濃縮液が充填されて
いる。
た一実施例を図面を参照して説明する。図1は前部扉2
を開けた状態で示す飲料サーバー1の全体図で、本実施
例にかかる飲食物供給装置3および同様の構成を有する
飲食物供給装置4の2セットが設置されている。矢印A
の空間および矢印Bの空間に、それぞれ後述する飲料ボ
ックス5を挿入し、前部扉2を閉じる。これらの飲料ボ
ックス5には、供給すべき飲食物の濃縮液が充填されて
いる。
【0010】そして矢印Cの場所もしくは矢印Dの場所
に後述するコップ7を置いて飲料注出スイッチを押す
と、押されたスイッチに応じて、矢印Aの場所の飲料ボ
ックス5から飲食物供給装置3を経由して矢印Cの場所
に置かれたコップ7に、もしくは、矢印Bの場所の飲料
ボックス5から飲食物供給装置4を経由して矢印Dの場
所に置かれたコップ7に濃縮液が注出される。それと同
時に後述する希釈水供給ノズル21から希釈水が注出さ
れる。このとき濃縮液と希釈水とが自己混合され、飲料
として供給される。ここに示した飲料サーバー1は、飲
料ボックス5と飲食物供給装置3、4とを2セット有す
るものであるが、もちろん、1セットのみのものや、あ
るいは3セット以上を有するものであってもよい。
に後述するコップ7を置いて飲料注出スイッチを押す
と、押されたスイッチに応じて、矢印Aの場所の飲料ボ
ックス5から飲食物供給装置3を経由して矢印Cの場所
に置かれたコップ7に、もしくは、矢印Bの場所の飲料
ボックス5から飲食物供給装置4を経由して矢印Dの場
所に置かれたコップ7に濃縮液が注出される。それと同
時に後述する希釈水供給ノズル21から希釈水が注出さ
れる。このとき濃縮液と希釈水とが自己混合され、飲料
として供給される。ここに示した飲料サーバー1は、飲
料ボックス5と飲食物供給装置3、4とを2セット有す
るものであるが、もちろん、1セットのみのものや、あ
るいは3セット以上を有するものであってもよい。
【0011】図2に、飲食物供給装置3(飲食物供給装
置4もこれと同じものである)の正面図を示す。濃縮液
は、前述した飲料ボックス5からチューブ6を通って吐
出口6Aからコップ7に注出される。ここにおいて飲食
物供給装置3の前面には、外周に3個のローラ9を互い
に等間隔に設けたローラポンプ8と、チューブガイド1
0とが設置されている。ローラポンプ8はローラポンプ
軸13の周りに回転可能であり、図示しない駆動モータ
により駆動される。チューブガイド10は、チューブガ
イド軸11の回りに回動可能に設置されているが、チュ
ーブガイドストッパ15により、図示の位置よりさらに
ローラポンプ8に接近することが防がれており、チュー
ブガイドロック12によって図示の位置に固定されてい
る。
置4もこれと同じものである)の正面図を示す。濃縮液
は、前述した飲料ボックス5からチューブ6を通って吐
出口6Aからコップ7に注出される。ここにおいて飲食
物供給装置3の前面には、外周に3個のローラ9を互い
に等間隔に設けたローラポンプ8と、チューブガイド1
0とが設置されている。ローラポンプ8はローラポンプ
軸13の周りに回転可能であり、図示しない駆動モータ
により駆動される。チューブガイド10は、チューブガ
イド軸11の回りに回動可能に設置されているが、チュ
ーブガイドストッパ15により、図示の位置よりさらに
ローラポンプ8に接近することが防がれており、チュー
ブガイドロック12によって図示の位置に固定されてい
る。
【0012】かかるチューブガイドロック12の働きを
図3に示す飲食物供給装置3の右側面図および図4に示
すチューブガイドロック12の断面図で説明する。図3
は、チューブガイド10を閉位置にし、かつチューブガ
イドロック12をロックした状態を示す。図4(a)
は、この状態でのチューブガイドロック12およびその
周辺の右視断面図である。チューブガイドロック12の
先端16は、本体前面板25に設けられた穴18に挿入
され、チューブガイド10を固定している。チューブガ
イドロック12は、チューブガイド10を貫通して設け
られており、バネ20により図4(a)中右方向に押し
付けられている。この状態から矢印の方向にチューブガ
イドロック12を引くと、図4(b)の状態となり、チ
ューブガイドロック12の先端16は穴18から出て、
チューブガイド10は非固定状態となる。
図3に示す飲食物供給装置3の右側面図および図4に示
すチューブガイドロック12の断面図で説明する。図3
は、チューブガイド10を閉位置にし、かつチューブガ
イドロック12をロックした状態を示す。図4(a)
は、この状態でのチューブガイドロック12およびその
周辺の右視断面図である。チューブガイドロック12の
先端16は、本体前面板25に設けられた穴18に挿入
され、チューブガイド10を固定している。チューブガ
イドロック12は、チューブガイド10を貫通して設け
られており、バネ20により図4(a)中右方向に押し
付けられている。この状態から矢印の方向にチューブガ
イドロック12を引くと、図4(b)の状態となり、チ
ューブガイドロック12の先端16は穴18から出て、
チューブガイド10は非固定状態となる。
【0013】チューブ6を交換する際は、チューブガイ
ドロック12を引いてチューブガイド10を非固定状態
とし、そして、チューブガイド10をチューブガイド軸
11の回りにローラポンプ8から離れる方向(図2中時
計回り方向)に回転し、古いチューブ6を取り除く。そ
して、新しいチューブ6をローラポンプ8の図中右側を
半周するように配置する。そして、配置したチューブ6
をローラ9に押しつけながらチューブガイド10を図2
に示す位置に戻し、チューブガイドロック12を押し込
むと、チューブガイド10が固定される。
ドロック12を引いてチューブガイド10を非固定状態
とし、そして、チューブガイド10をチューブガイド軸
11の回りにローラポンプ8から離れる方向(図2中時
計回り方向)に回転し、古いチューブ6を取り除く。そ
して、新しいチューブ6をローラポンプ8の図中右側を
半周するように配置する。そして、配置したチューブ6
をローラ9に押しつけながらチューブガイド10を図2
に示す位置に戻し、チューブガイドロック12を押し込
むと、チューブガイド10が固定される。
【0014】各ローラ9はバネ40を介してローラポン
プ8に支持されており、バネ40は各ローラ9をローラ
ポンプ8の半径方向外側向きに押し出すように作用して
いる。そしてチューブガイド10がチューブガイドロッ
ク12により固定されると、ローラ9(図2中左側の1
個を除く)は、チューブガイド10およびチューブ6に
より、バネ40の反力に抗してローラポンプ8の半径方
向内側向きに押し付けられることになる。こうしてチュ
ーブ6には、ローラ9とチューブガイド10とによって
圧縮される閉塞箇所ができる。図2では2か所の閉塞箇
所ができており、該閉塞箇所間には飲料ボックス5から
供給された濃縮液が充填されている。ここでチューブガ
イドストッパ15は、チューブガイド10とローラ9と
の間のクリアランスが必要以上に小さくなり、チューブ
6に過度の負担がかかるのを防いでいる。
プ8に支持されており、バネ40は各ローラ9をローラ
ポンプ8の半径方向外側向きに押し出すように作用して
いる。そしてチューブガイド10がチューブガイドロッ
ク12により固定されると、ローラ9(図2中左側の1
個を除く)は、チューブガイド10およびチューブ6に
より、バネ40の反力に抗してローラポンプ8の半径方
向内側向きに押し付けられることになる。こうしてチュ
ーブ6には、ローラ9とチューブガイド10とによって
圧縮される閉塞箇所ができる。図2では2か所の閉塞箇
所ができており、該閉塞箇所間には飲料ボックス5から
供給された濃縮液が充填されている。ここでチューブガ
イドストッパ15は、チューブガイド10とローラ9と
の間のクリアランスが必要以上に小さくなり、チューブ
6に過度の負担がかかるのを防いでいる。
【0015】そして飲料供給指令があると、前記駆動モ
ータによりローラポンプ8が図2中矢印の向きに所定角
度(120゜)回転する。ローラポンプ8が矢印の向き
に120゜回転すると、2か所の閉塞箇所の間の濃縮液
のみを下方に送出し、同時に飲料ボックス5から濃縮液
が次の閉塞箇所間に供給される。これを所定回数繰り返
すことにより、所望量の濃縮液が送出される。チューブ
6のチューブガイド10とローラポンプ8とにより挟ま
れる位置より下流の位置にはピンチガイド14が設けら
れており、ピンチガイド14の裏側には図示しないピン
チバルブとその駆動機構とが設けられている。チューブ
6の清潔性を保つため、飲料供給指令がないときには、
ピンチバルブがチューブ6をピンチガイド14裏面に押
圧して密閉し、チューブ6内の飲料が外気に触れるのを
防ぐようになっている。
ータによりローラポンプ8が図2中矢印の向きに所定角
度(120゜)回転する。ローラポンプ8が矢印の向き
に120゜回転すると、2か所の閉塞箇所の間の濃縮液
のみを下方に送出し、同時に飲料ボックス5から濃縮液
が次の閉塞箇所間に供給される。これを所定回数繰り返
すことにより、所望量の濃縮液が送出される。チューブ
6のチューブガイド10とローラポンプ8とにより挟ま
れる位置より下流の位置にはピンチガイド14が設けら
れており、ピンチガイド14の裏側には図示しないピン
チバルブとその駆動機構とが設けられている。チューブ
6の清潔性を保つため、飲料供給指令がないときには、
ピンチバルブがチューブ6をピンチガイド14裏面に押
圧して密閉し、チューブ6内の飲料が外気に触れるのを
防ぐようになっている。
【0016】前記のようにチューブ6の吐出口6Aから
濃縮液が注出されると、同時に濃縮液を希釈するための
希釈水が、希釈水供給ノズル21から注出される。希釈
水供給ノズル21は、図5(a)に示すように前面板2
5に取り付けられたノズル受け21Aに回転可能に挿嵌
されており、その回転動作により希釈水の吐出方向を変
えられるようにされている。そして図5(b)に、図5
(a)のX−X’断面図を示す。図5(b)では、希釈
水を供給する配水管(水道等に連結されている)22
に、希釈水供給ノズル21がOリング23を介して回転
可能に嵌合されている。配水管22には希釈水バルブV
が設けられており、希釈水バルブVは飲料を供給すると
きのみ希釈水を注出すべく開放されるようになってい
る。
濃縮液が注出されると、同時に濃縮液を希釈するための
希釈水が、希釈水供給ノズル21から注出される。希釈
水供給ノズル21は、図5(a)に示すように前面板2
5に取り付けられたノズル受け21Aに回転可能に挿嵌
されており、その回転動作により希釈水の吐出方向を変
えられるようにされている。そして図5(b)に、図5
(a)のX−X’断面図を示す。図5(b)では、希釈
水を供給する配水管(水道等に連結されている)22
に、希釈水供給ノズル21がOリング23を介して回転
可能に嵌合されている。配水管22には希釈水バルブV
が設けられており、希釈水バルブVは飲料を供給すると
きのみ希釈水を注出すべく開放されるようになってい
る。
【0017】希釈水供給ノズル21は、回転ロック端2
4を一体に備えており、かかる回転ロック端24は、前
面板25の内方に配設されている。そして本体前面板2
5の裏面には突起26が設けられておりこの突起26
は、希釈水供給ノズル21希釈水供給ノズル21の回転
に伴い回転ロック端24が突起26を乗り越えた後に、
その位置で希釈水供給ノズル21をロックするものであ
る。ここに回転ロック端24は弾力性を有しており、操
作者が希釈水供給ノズル21を逆の方向に回転させれ
ば、突起26を乗り越えてその向きを変えることができ
る。そして突起26は、方向可変範囲F内に設けられて
いるので(図5(a)参照)、希釈水供給ノズル21を
図5(a)中右側の方向にすれば、この方向に固定され
ることになる。希釈水供給ノズル21がこの方向にある
と、図6(a)に示すように飲食物濃縮液の吐出方向2
7と希釈水の吐出方向28とが相互に鋭角をもって点P
で交錯することになるので、自己攪拌作用により濃縮液
と希釈水とは、別段の攪拌手段なくして充分に均一に混
合する。
4を一体に備えており、かかる回転ロック端24は、前
面板25の内方に配設されている。そして本体前面板2
5の裏面には突起26が設けられておりこの突起26
は、希釈水供給ノズル21希釈水供給ノズル21の回転
に伴い回転ロック端24が突起26を乗り越えた後に、
その位置で希釈水供給ノズル21をロックするものであ
る。ここに回転ロック端24は弾力性を有しており、操
作者が希釈水供給ノズル21を逆の方向に回転させれ
ば、突起26を乗り越えてその向きを変えることができ
る。そして突起26は、方向可変範囲F内に設けられて
いるので(図5(a)参照)、希釈水供給ノズル21を
図5(a)中右側の方向にすれば、この方向に固定され
ることになる。希釈水供給ノズル21がこの方向にある
と、図6(a)に示すように飲食物濃縮液の吐出方向2
7と希釈水の吐出方向28とが相互に鋭角をもって点P
で交錯することになるので、自己攪拌作用により濃縮液
と希釈水とは、別段の攪拌手段なくして充分に均一に混
合する。
【0018】ただこの状態では、希釈水供給ノズル21
とチューブ6およびピンチガイド14との間隔がせまい
ので、チューブ6の交換作業がしにくい。そこで希釈水
供給ノズル21を回して図5(a)中左側の位置にすれ
ば、図6(b)に示すように希釈水供給ノズル21とチ
ューブ6およびピンチガイド14との間隔が大きくとれ
るので、チューブ6の交換作業がしやすい。またこの方
向では、希釈水の吐出方向28は飲料濃縮液の吐出方向
27と交錯しないので、希釈水の吐出量を視覚にて確認
しつつ吐出流量の設定を行うことができる。また飲食物
の種類により希釈水が不要な場合にも、希釈水供給ノズ
ル21はこの方向にしておくのが好ましい。
とチューブ6およびピンチガイド14との間隔がせまい
ので、チューブ6の交換作業がしにくい。そこで希釈水
供給ノズル21を回して図5(a)中左側の位置にすれ
ば、図6(b)に示すように希釈水供給ノズル21とチ
ューブ6およびピンチガイド14との間隔が大きくとれ
るので、チューブ6の交換作業がしやすい。またこの方
向では、希釈水の吐出方向28は飲料濃縮液の吐出方向
27と交錯しないので、希釈水の吐出量を視覚にて確認
しつつ吐出流量の設定を行うことができる。また飲食物
の種類により希釈水が不要な場合にも、希釈水供給ノズ
ル21はこの方向にしておくのが好ましい。
【0019】ここで希釈水の供給源としては、上水道等
の水道から供給するものであってもよく、ミネラルウォ
ーター等を飲料サーバー内に貯蔵してこれを供給するも
のであってもよい。これにより、濃縮液と希釈水とを均
一に混合してなる飲料を供給する飲料サーバーを実現で
きる。ここでかき混ぜ棒等の攪拌手段およびその駆動手
段が不要なので、装置を小形化でき構造も簡単で、した
がって設計上の自由度も大きい。
の水道から供給するものであってもよく、ミネラルウォ
ーター等を飲料サーバー内に貯蔵してこれを供給するも
のであってもよい。これにより、濃縮液と希釈水とを均
一に混合してなる飲料を供給する飲料サーバーを実現で
きる。ここでかき混ぜ棒等の攪拌手段およびその駆動手
段が不要なので、装置を小形化でき構造も簡単で、した
がって設計上の自由度も大きい。
【0020】さらに、この実施例による飲食物供給装置
3、4では前述の機能に加え、希釈水のみを供給するた
めの水出しスイッチ29が設けられている(図2参
照)。水出しスイッチ29は、通常の飲料供給指令手段
とは回路上並列に配置されており、前記希釈水バルブV
のみを開にし、濃縮液を送出するローラポンプ8は駆動
しない。これにより、水のみを飲用に供したいときのほ
か、希釈水の吐出流量設定時、コップ7を置く場所の清
掃時等、濃縮液が不要なときは、水出しスイッチ29を
押下して、水だけを供給させることができるので便利で
ある。
3、4では前述の機能に加え、希釈水のみを供給するた
めの水出しスイッチ29が設けられている(図2参
照)。水出しスイッチ29は、通常の飲料供給指令手段
とは回路上並列に配置されており、前記希釈水バルブV
のみを開にし、濃縮液を送出するローラポンプ8は駆動
しない。これにより、水のみを飲用に供したいときのほ
か、希釈水の吐出流量設定時、コップ7を置く場所の清
掃時等、濃縮液が不要なときは、水出しスイッチ29を
押下して、水だけを供給させることができるので便利で
ある。
【0021】以上詳細に説明したとおり本実施例では、
濃縮液と希釈水とを混合して提供する飲食物供給装置に
おいて、濃縮液と希釈水とが充分に混合し、均一な濃度
の飲料を供給できる。しかも攪拌手段およびその駆動手
段を必要としないので、コンパクトで構造が簡単であ
り、またチューブ交換等の作業時にも、希釈水供給ノズ
ルが邪魔になることはなく、そして希釈水のみを注出す
ることも可能な、多機能飲料サーバーを実現することが
できる。
濃縮液と希釈水とを混合して提供する飲食物供給装置に
おいて、濃縮液と希釈水とが充分に混合し、均一な濃度
の飲料を供給できる。しかも攪拌手段およびその駆動手
段を必要としないので、コンパクトで構造が簡単であ
り、またチューブ交換等の作業時にも、希釈水供給ノズ
ルが邪魔になることはなく、そして希釈水のみを注出す
ることも可能な、多機能飲料サーバーを実現することが
できる。
【0022】なお、前記実施例は本発明を限定するもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能であることはもちろんである。例
えば、本実施例ではジュース等の飲料サーバーとした
が、注出する飲料濃縮液および希釈水を加温する機能を
付加すればコーヒー等温かい飲料のサーバーとすること
ができる。また、供給する飲食物は飲料に限らずスープ
等であってもよい。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能であることはもちろんである。例
えば、本実施例ではジュース等の飲料サーバーとした
が、注出する飲料濃縮液および希釈水を加温する機能を
付加すればコーヒー等温かい飲料のサーバーとすること
ができる。また、供給する飲食物は飲料に限らずスープ
等であってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明の飲食物供給装置では、飲食物と希釈水の自己撹拌を
可能とし、もって撹拌装置等の特別の装置を必要とする
ことなく飲食物と希釈水とを均一に混合できるととも
に、小形簡素化を図ってメンテナンス時等の作業性を向
上することができ、その奏する効果は大きい。
明の飲食物供給装置では、飲食物と希釈水の自己撹拌を
可能とし、もって撹拌装置等の特別の装置を必要とする
ことなく飲食物と希釈水とを均一に混合できるととも
に、小形簡素化を図ってメンテナンス時等の作業性を向
上することができ、その奏する効果は大きい。
【図1】前部扉を開けて示す飲料サーバーの全体図であ
る。
る。
【図2】飲食物供給装置の前面図である。
【図3】飲食物供給装置の左側面図である。
【図4】チューブガイドロックの断面図である。
【図5】希釈水供給ノズルの構造を示す図である。
【図6】希釈水の吐出方向と飲料濃縮液の吐出方向を説
明する図である。
明する図である。
【図7】従来技術による、ローラポンプ、チューブガイ
ド、ピンチバルブの図である。
ド、ピンチバルブの図である。
【図8】従来技術による、チューブ吐出口と、希釈水供
給ノズルの図である。
給ノズルの図である。
5 飲料ボックス 6 チューブ 6A チューブ吐出口 7 コップ 8 ローラポンプ 14 ピンチガイド 21 希釈水供給ノズル 26 突起 27 飲料濃縮液吐出方向 28 希釈水吐出方向 29 水出しスイッチ F 方向可変範囲 P 吐出流交錯点 V 希釈水バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が飲食物を充填した飲食物ケース
に連通されるとともに他端に吐出口が形成され、飲食物
を搬送する可撓性のチューブと、 前記チューブの吐出口の下方に配置される飲食物容器台
と、 前記飲食物ケースから前記チューブ内に搬送された飲食
物を吐出口から前記飲食物容器内に送出する飲食物送出
装置と、 前記飲食物容器台の上方に配設された希釈水供給ノズル
と、 前記希釈水供給ノズルから希釈水を前記飲食物容器内に
送出する希釈水送出装置とを有する飲食物供給装置にお
いて、 前記希釈水供給ノズルは希釈水の吐出方向が可変とされ
ており、 前記希釈水供給ノズルに形成された弾力性のある回転ロ
ック端と、 前記回転ロック端に対向する前面板に設けられた突起と
を有し、 前記突起は、前記回転ロック端の方向可変範囲内に設け
られている ことを特徴とする飲食物供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216326A JP2644658B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 飲食物供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216326A JP2644658B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 飲食物供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648490A JPH0648490A (ja) | 1994-02-22 |
JP2644658B2 true JP2644658B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16686782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4216326A Expired - Fee Related JP2644658B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 飲食物供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2644658B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005256814A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ckd Corp | チューブポンプ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007276814A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 飲料供給装置 |
JP5743667B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2015-07-01 | ホシザキ電機株式会社 | 氷ディスペンサ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189749A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-27 | Hitachi Ltd | 信号伝送方法 |
DE3940878C2 (de) * | 1989-12-11 | 1993-10-14 | Bosch Siemens Hausgeraete | Vorrichtung zum Kühlen von Getränkekomponenten in einem Getränkeautomaten |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4216326A patent/JP2644658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005256814A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ckd Corp | チューブポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648490A (ja) | 1994-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5875930A (en) | United type-beverage dispenser | |
CN107074517B (zh) | 饮料分配器 | |
US3750908A (en) | Concentrate dispenser with supply container removable from peristaltic pump | |
US5725125A (en) | Method of and means for providing multiple flavored beverages from a dispensing valve from a beverage dispensing unit | |
US5803317A (en) | Heated dispensing apparatus | |
US6698228B2 (en) | Method and apparatus for producing and dispensing an aerated and/or blended food product | |
DE3878869T2 (de) | Abgabevorrichtung fuer fruchtsaftgetraenke mit spaeterem mischen. | |
EP0354665B1 (en) | Beverage homogenizing and dispensing apparatus | |
US5890626A (en) | Remote juice dispenser | |
JPH02205594A (ja) | 飲料分配装置 | |
US8210736B2 (en) | Method and apparatus for mixing and dispensing products | |
US8550310B2 (en) | Peristaltic pump | |
US20100258590A1 (en) | Food dispenser with pump for easy loading of containers therein | |
EP0246052A1 (en) | Improvements relating to beverage dispensers | |
US20130167732A1 (en) | Brewing Device | |
EP0701777A3 (de) | Vorrichtung zum Herstellen von Speiseeis, Milchshake oder dergleichen | |
JP2644658B2 (ja) | 飲食物供給装置 | |
EP0676730B1 (en) | Drink dispenser | |
AU2013351318A1 (en) | Beverage dispensing system | |
US5749494A (en) | Juice dispenser | |
GB2146620A (en) | Beverage dispensing systems | |
CN114794862B (zh) | 流体原料出料机 | |
JP2644672B2 (ja) | 飲食物供給装置 | |
JPH05212260A (ja) | 混合バルブ、混合小出し装置及び混合小出し方法 | |
GB2100357A (en) | Dispenser for a liquid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |