JP2643986C - - Google Patents

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JP2643986C
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バラ科植物抽出物またはクワ科植物抽出物を含有するか、またはそ
れら抽出物と従来より養毛剤等の成分として用いられてきた各種植物抽出物とを
含有することにより、特に脱毛防止、発毛、育毛、養毛などを促進する効果に優
れた頭部化粧料に関するものである。 〔従来の技術〕 従来より、各種薬剤を配合した養毛化粧料が知られている。例えば、ビタミン
Bなどのビタミン類、メチオニンなどのアミノ酸類、アセチルコリン誘導体など
の血管拡張剤、紫根エキスなどの抗炎症剤、エストラジオールなどの女性ホルモ
ン剤、セファランチンなどの皮膚機能亢進剤などが配合され、脱毛症の予防及び
治療に用いられている。 しかしながら、従来の養毛化粧料はフケ、カユミ、抜毛などの予防及び改善に
有効で、発毛や育毛を促進するとされているが、いまだ満足すべき効果を発揮す
るものは得られていない。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明者等は脱毛防止、発毛等に有効で、安全性に優れた天然由来の薬剤を鋭
意検討した結果、特定のバラ科植物抽出物あるいは特定のクワ科植物抽出物がこ の課題を解決しうることを見出し、本発明を完成するに至った。 〔課題を解決するための手段〕 従って、本発明は、モモ(Prunus persica)、キンミズヒキ(Agrimonia pilo
sa,Ledeb.)、ヘビイチゴ(Duchesnea sp.)、ダイコンソウ(Geum Japonicum,Th
unb.)、ヤマブキ(Kerria japonica)、カワラサイコ(Potentilla chinensis)
、ツチグリ(Potentilla discolor)、オヘビイチゴ(Potentilla Kleiniana)、
コウシンバラ(Rosa chinensis)、ナニワイバラ(Rosa laevigata)、ノイバラ
(Rosa polyanthaあるいはRosa multiflora)、セイヨウバラ(Rosa centifolia)、
ハマナス(Rosa rugosa,Thunb)、ボサツイバラ(Rosa Thoryi)、キイチゴ(Rub
us corchorifolius)、トックリイチゴ(Rubus sp.)、シマバライチゴ(Rubus La
mbertianus)、エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)、ワレモコウ(Sangui
sorba officinalis,L)、サンザシ(Crataegus cuneata)およびカリン(Pseudoc
ydonia sinensis)からなる群から選んだバラ科抽出物少なくとも一種、または
ハラミツ(Artocarpus integriforia L)、コウゾ(Broussonetia sp.)、ハリグ
ワ(Cudrania tricuspidata,Bur)、イチジク(Ficus Carica.L)、ヒメイタビ
(Ficus tipulata,thunb.)、イタビカズラ(Ficus stipulata,Thunb.)、ガ
ジュマル(Ficus Wightiana.Wall)およびアサ(Cannabis sativa)からなる群から
選んだクワ科植物の抽出物少なくとも一種を含有することを特徴とする頭部化粧
料に関する。 更に、本発明はビワ(Eriobotrya japonica)またはクワ(Morus bombycis)の
果実、花、茎、皮または枝の抽出物、あるいはホップ(Lupuli strobilus)の花
、根、茎、皮、枝または葉の抽出物を含有することを特徴とする頭部化粧料にも
関する。 更に、本発明はバラ科植物の抽出物またはクワ科植物の抽出物と、リンドウ科
の植物としてセンブリ(Swertia japonica)、セリ科の植物としてトウキ(Angel
icae acutiloba)、センキュウ(Cnidium officinaleまたはLigusticum wallichi
i)、ウコギ科の植物としてニンジン(Panax ginseng)、チクセツニンジン(Panax
japonicus)、ショウガ科の植物としてショウガ(Zingiber officinale)、ナス科
の植物としてトウガラシ(Capsicum annuum L.)、クコ(Licium chinense) 、ゴマノハグサ科の植物としてジオウ(Rehmannia glutinosa)、マメ科の植物と
して甘草(Glycyrrhiza glabra)、オウギ(Astragalus Hoantchy あるいはA,H
enryi Oliv.あるいはA.menbranaceus,Bung.)ホコツシ(Psoralea Cor-ylifol
ia L)、ゴマ科の植物としてゴマ(Sesamumindicum L.)、タデ科の植物としてカシ
ュウ(Poligonum multiflorum)、ヨウテイ(Rumex japonicus H.あるいはRumex cr
ispus)、ロカイ科の植物としてアロエ(Aloe sp.)、ミカン科の植物としてサン
ショウ(Zanthoxylum Fruit)、ゴシュユ(Evodia rutaecarpa またはEvodia offi
cinalis)、キク科の植物としてヨモギ(Artemisia princeps)、ベニバナ(Cart
hamus tinctorius L.)、アブラナ科の植物としてカラシ(Brassica cernua ある
いはSinapis alba L)、イネ科の植物としてイネ(Oryza sativa L)、クマツヅ
ラ科の植物としてマンイシ(Vitex rotundifolia)、シソ科の植物としてマンネ
ンロウ(Rosmarinus officinalis)、タンジン(Salvia multiorrhiza,Bungeあ
るいはScutell-aria indica,L.)およびウラボシ科の植物としてコッサイホ(Dry
naria Fortunei)からなる群から選んだ植物の抽出物少なくとも一種を含有する
ことを特徴とする頭部化粧料にも関する。 また、本発明においてはモモの種子であるトウニン、キンミズヒキの茎葉であ
るリュウゲソウ、ヘビイチゴの果実であるジャモ、ダイコンソウの地下茎である
スイヨウバイ、ヤマブキの花であるテイトウ、カワラサイコの草本であるイリョ
ウサイ、ツチグリの塊根であるホンハクソウ、オヘビイチゴの全草であるジャガ
ン、コウシンバラの花であるゲッキカ、ナニワイバラの根、葉、花であるキンオ
ウ、ノイバラの根、葉、花、果実またはセイヨウバラの葉であるショウビ、ノイ
バラの果実であるエイジツ、ハマナスの花であるマイカイ、ボサツイバラの根葉
であるジュウシマイ、キイチゴの根、葉、果実であるケンチョウ、トックリイチ
ゴの根、葉、果実であるフクボン、シマバライチゴの果実であるホウルイ、エビ
ガライチゴの全草であるヤチョマ、ワレモコウの根、葉であるチユまたはハラミ
ツの果実、種又は仁であるハラミツ、コウゾの枝、茎、樹皮、葉、果実であるチ
ヨ、ハリグワの樹皮であるシャ、イチジクの葉、果実であるムカカ、ヒメイタビ
の幼木であるラクセキ、イタビカズラの葉、果実であるモクレン、ガジュマルの
根であるヨウを特に使用するのが好ましい。 本明細書において「頭部化粧料」とは、頭髪または頭皮に与えて頭髪の育毛、
発毛または養毛を促進し、脱毛を防止し、頭皮もしくは頭髪を清潔に保ち、ツヤ
や美しさを与え、毛根を強壮し、フケやカユミを防止する化粧料を意味し、例え
ば養毛化粧料、育毛化粧料、発毛化粧料(例えばヘアトニック)、頭髪化粧料(
例えばシャンプー、リンス)、整髪化粧料(例えばヘアリキッド、ヘアクリーム
、ヘアムース)等が含まれる。 本発明の化粧料においては、バラ科植物の果実、花、根、茎、皮、枝またはク
ワ科植物の花、根、茎、皮、枝を用いる。バラ科植物では特に花を、そしてクワ
科植物であるクワまたはモクレンでは特に果実を用いる。 ビワ以外の前記のバラ科植物、またはクワ以外の前記のクワ科の植物では前記
の部分以外に全草および葉を用いることができる。ホップ以外の前記のクワ科の
植物では、前記の部分以外に全草および実を用いることが出来る。 バラ科植物の抽出物および/またはクワ科植物の抽出物と併用することのでき
る植物抽出物は以下のとおりである。 センブリは全草を用いる。トウキは根を用いる。ニンジンは根を用いる。ショ
ウガは根〔乾燥体をカンキョウという〕を用いる。トウガラシは果実を用いる。
ジオウはショウジ(生地)とも言われ、根を用いる。甘草は、その成分であるグ
リチルリチンより得られるグリチルリチン酸モノアンモニウムまたはグリチルレ
チン酸を用いる。ゴマは種子を用いる。センキョウは根を用いる。カシュウはツ
ルドクダミとも言われ、根あるいは葉を用いる。ヨウテイは根、葉あるいは果実
を用いる。アロエは葉を用いる。サンショウは果実を用いる。ゴシュユは果実を
用いる。クコは茎、葉、根、皮あるいは果実を用いる。ヨモギは葉あるいは果実
を用いる。カラシは葉あるいは種子を用いる。イネは種子または茎を用いる。マ
ンケイシは果実を用いる。マンネンロウは葉を用いる。コッサイホはウンリョウ
シダとも言われ根茎を用いる。ベニバナは花を用いる。オウギは根茎あるいは葉
を用いる。カンキョウは根茎、葉を用いる。タンジンは根を用いる。ホコツシは
マメ科の植物で果実を用いる。チクセツニンジンは根、茎や葉を用いる。 本発明で用いる植物抽出物の製造方法は、バラ科植物、クワ科植物あるいは他
の植物を溶媒、例えば、熱水やメタノール、エタノール等の低級アルコールある いは含水低級アルコールあるいはプロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール等の多価アルコールあるいは含水多価アルコール等の含水アルコール等で
抽出することからなる。本発明における植物抽出物の配合量は、頭部化粧料全量
中、乾燥物として 0.005重量%以上、特には 0.005〜10重量%、好ましくは0.01
〜5重量%である。0.005重量%未満であると、本発明の効果が十分に得られず
、好ましくない。 本発明の頭部化粧料は前記の必須成分に加えて、必要に応じて、本発明の効果
を損なわない範囲内で、化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる各種
成分、水性成分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、色剤、薬剤等を
配合することができる。薬剤としては例えばビタミンEアセテート、ニコチン酸
ベンジル、グリチルリチン酸、ヒノキチオール、グリチルリチン酸モノアンモニ
ウム、ビオチン、ビタミンB6、エチニルエストラジオール等が用いられる。 〔実施例〕 次に、この発明の頭部化粧料の製造方法及びその効果を実施例により詳細に説
明する。育毛効果の測定法 (マウスでの育毛効果測定) 雄のC3Hマウス(生後60日)を用い、小川らの方法(Normal and Abnormal
Epidermal Differentiation,M.Seiji およびI.A.Bernstein 編、東大出版会
)に従い実験を行なった。マウスの背部毛を約2×4cmの大きさに剃り、翌日よ
り1日1回ずつ連日サンプル塗布を行ない、毛再生が始まった部分の面積比の変
化を求め、毛再生の早さの比較を行なった。サンプルは各植物抽出液の乾燥物を
75%エタノールに撹拌溶解し、これに界面活性剤を添加、溶解して調製した。対
照用サンプルとして75%エタノールを用いた。各試料ともマウス10匹ずつを用い
、その変化率の平均値を求めた。20日後の毛再生面積の結果を百分率にて表−1
に示した。比較例 1 (1)75%エタノール 100 %比較例 2 (1)クワ(葉)75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余比較例 3 (1)ニンジン(根)70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (2)オウギ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (3)トウキ(根)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (4)センキュウ(根)80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (5)カンキョウ(根)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (6)ベニバナ(花)75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (7)タンジン(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (8)ホコツシ(根)75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.25% (9)70%エタノール 残余比較例 4 (1)ホップ(実)熱水抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余比較例 5 (1)ビワ(葉)75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 1 (1)ノイバラ(花)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 2 (1)セイヨウバラ(花)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 3 (1)マイカイの75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 4 (1)クワ(実)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余 実施例 5 (1)クワ(茎)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 6 (1)ホップ(枝、葉)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 2.0 % (2)75%エタノール 残余実施例 7 (1)ビワ(実)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)ホップ(葉)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)50%エタノール 残余実施例 8 (1)クワ(実)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)マイカイの70%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)60%エタノール 残余実施例 9 (1)カリン(実)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)モクレンの50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)50%エタノール 残余実施例 10 (1)スイヨウバイの80%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)センブリ(茎、葉)の90%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)70%エタノール 残余実施例 11 (1)テイトウの60%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)ショウガ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)60%エタノール 残余実施例 12 (1)マイカイの80%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)ニンジン(根)の85%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)70%エタノール 残余実施例 13 (1)ハラミツの60%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)トウキ(根)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)70%エタノール 残余実施例 14 (1)クワ(実)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)オウギ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)70%エタノール 残余実施例 15 (1)チヨの50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)トウガラシ(実)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)50%エタノール 残余実施例 16 (1)ホンハクソウの70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (2)チヨの90%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (3)マンネンロウ(葉)の80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.6 % (4)70%エタノール 残余実施例 17 (1)マイカイの75%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)アサ(実)の80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.4 % (3)ゴマ(種子)の90%エタノール抽出物(乾燥物) 0.6 % (4)80%エタノール 残余実施例 18 (1)ジャガンの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (2)クワ(実)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)ジオウ(根)の65%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (4)65%エタノール 残余実施例 19 (1)ショウビの70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (2)ムカカの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (3)カシュウ(根)の90%エタノール抽出物(乾燥物) 0.6 % (4)75%エタノール 残余実施例 20 (1)ホップ(花、茎)の80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (2)ヨウの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (3)ゴシュユ(実)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.6 % (4)70%エタノール 残余実施例 21 (1)クワ(花)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.6 % (2)ホップ(皮)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (3)タンジン(根)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.7 % (4)60%エタノール 残余実施例 22 (1)リュウゲソウの50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (2)ジャモの70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (3)カリン(実)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (4)フクボンの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (5)クワ(枝、実)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (6)ビワ(根、茎)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (7)ホップ(根、茎)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (8)ジオウ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (9)カシュウ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (10)アロエ(葉)の55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (11)ヨモギ(全草)の55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (12)ショウガ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (13)70%エタノール 残余実施例 23 (1)ゴマ(種子)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (2)サンショウ(実)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (3)ジオウ(根)75%1,3−ブチレングリコール抽出物(乾燥物) 0.3 % (4)ゲッキカの80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (5)ビワ(花)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (6)ノイバラの65%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (7)イリョウサイの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (8)60%エタノール 残余実施例 24 (1)ニンジン(根)の70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (2)オウギ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (3)ビワ(実)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (4)カラシ(種子)の80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (5)ホウルイの55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (6)ヤチョマの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (7)カンキョウ(根)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (8)ベニバナ(花)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (9)タンジン(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (10)ホコツシ(根)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (11)70%エタノール 残余実施例 25 (1)キンオウの60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (2)ケンチョウの70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (3)ジュウシマイ80%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (4)ラクセキの70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (5)ビワ(皮)の50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (6)マンケイシ(実)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (7)カシュウ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (8)コッサイホ(根、茎)の55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (9)イネ(根)の60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (10)ゴマ(種子)の75%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (11)75%エタノール 残余 表−1から明らかなように各実施例において毛髪の再生に対する効果が認めら
れた。実施例 26 ヘアートニック 以下に示す組成のトニックを調製して実使用にてフケ、発毛、抜毛等の症状に
対する効果を検討した。 フケ、発毛、抜毛等の症状を呈する15名の男性(年齢25才〜62才)に1日1〜 2回、1〜5mlずつ4カ月にわたって投与し、表−2の結果を得た。フケ、発毛
及び抜毛に優れていた。 (1)ノイバラ(花)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (2)マイカイ(花)70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.4 % (3)カリン(実)70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (4)サンザシ(実)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (5)クワ(実)70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (6)ビワ(枝)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (7)ジオウ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 % (8)カシュウ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (9)センキュウ(根茎)55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (10)ヨモギ(全草)55%エタノール抽出物(乾燥物) 0.3 % (11)ショウガ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 % (12)プロピレングリコール 0.5 % (13)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01% (14)75%エタノール 残余 前記の表−2においては下記規準により効果判定を行った。 1. フケ防止効果テスト 「無効」とは治療にも拘らず何らの改善もみられないもの。 「有効」とはフケの発生が減少したもの。 「著効」とはフケの発生が止ったもの。 2. 発毛効果テスト 「無効」とは治療にも拘らず何らの改善もみられないもの。 「有効」とは脱毛部の2/3以上に毛の新生が認められるもの。 「著効」とは脱毛部に毛が生えそろったもの。 3. 抜毛効果テスト 「無効」とは治療にも拘らず何らの改善もみられないもの。 「有効」とは抜毛の進行が減少したもの。 「著効」とは抜毛が止ったもの。実施例 27 ヘアートニック (1)マイカイ(花)70%プロピレングリコール抽出物(乾燥物)1.0 % (2)カシュウ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.5 % (3)ショウガ(根、茎)90%エタノール抽出物(乾燥物) 0.5 % (4)ポリオキシエチレン(8モル)オレイルアルコールエーテル 2.0 % (5)プロピレングリコール 5.0 % (6)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01% (7)75%エタノール 残余実施例 28 ヘアートニック (1)ゴマ(種子)70%プロピレングリコール抽出物(乾燥物) 1.0 % (2)クワ(枝、実)70%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 % (3)ビワ(枝)90%1,3−ブチレングリコール抽出物(乾燥物) 0.5 % (4)ニンジン(根)のエタノール抽出物(乾燥物) 0.5 % (5)ショウジオウ(根)60%エタノール抽出物(乾燥物) 1.6 % (6)チクセツニンジン(根)70%エタノール抽出物(乾燥物) 0.5 % (7)ポリオキシエチレン(8モル)オレイルアルコールエーテル 0.5 % (8)プロピレングリコール 5.0 % (9)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01% (10)60%エタノール 残余 実施例1〜25の各化粧料は各処方の含水エタノールに他の成分を加え溶解して
製造した。実施例27および28の化粧料の発毛に対する結果も有効なものであった
実施例 29 シャンプー (重量%) (1)ココイルメチルタウリンナトリウム 10 (2)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 8 (3)ラウリン酸ジエタノールアミド 4 (4)エチレングリコール脂肪酸エステル 1.5 (5)プロピレングリコール 2 (6)マイカイ(花)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.2 (7)ノイバラ(花)30%エタノール抽出物(乾燥物) 0.4 (8)セイヨウバラ(花)40%エタノール抽出物(乾燥物) 0.1 (9)ソウジン(果実)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.05 (10)エデト酸2ナトリウム塩 0.1 (11)香料 適量 (12)精製水 残部実施例 30 リンス (1)ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 2.0 (2)セチルアルコール 2.0 (3)シリコン油 3.0 (4)ポリオキシエチレン(10モル)オレイルアルコールエーテル 1.0 (5)グリセリン 5.0 (6)サンザシ(果実)1,3−ブチレングリコール抽出物(乾燥物) 0.5 (7)モクレン(果実)プロピレングリコール抽出物(乾燥物) 0.5 (8)精製水 84.0 (9)香料 適量 (10)防腐剤 適量 (11)紫外線吸収剤 適量実施例 31 ヘアクリーム (1)ミツロウ 3.0% (2)ワセリン 15.0 (3)流動パラフィン 42.0 (4)ポリオキシエチレン(5モル)ステアリン酸エステル 3.0 (5)ポリオキシエチレン(6モル)オレイルアルコールエーテル 2.0 (6)ポリオキシエチレン(6モル)セチルアルコールエーテル 1.0 (7)クワ(果実)70%エタノール抽出物(乾燥物) 1.0 (8)マイカイ(花)60%エタノール抽出物(乾燥物) 0.5 (9)セイヨウバラ(花)50%エタノール抽出物(乾燥物) 0.5 (10)精製水 32.0 (11)香料 適量 (12)防腐剤 適量 実施例29〜31の各化粧料は頭皮や頭髪を清潔に保ち、ツヤや美しさを与え、フ
ケやカユミの防止効果にも優れていた。 〔発明の効果〕 バラ科植物またはクワ科植物の抽出物を含有する本発明の頭部化粧料は、従来
の同種の化粧料よりも著しく優れた各種の性質(例えば、発毛、育毛、養毛、脱
毛防止効果等)を示す。また、従来から頭部化粧料中に配合することが知られて
いる各種の植物抽出物と前記のバラ科植物および/またはクワ科植物の抽出物と
を組合せて使用すると相剰作用が認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハマナスおよびマイカイからなる群から選んだバラ科植物の抽出物少なく
    とも一種を含有することを特徴とする頭部化粧料。 2. ハマナス及びマイカイから成る群から選んだバラ科植物の抽出物と、リン
    ドウ科、セリ科、ウコギ科、ショウガ科、ナス科、ゴマノハグサ科、マメ科、ゴ
    マ科、タデ科、ロカイ科、ミカン科、キク科、アブラナ科、イネ科、クマツヅラ
    科、シソ科およびウラボシ科からなる群から選んだ植物の抽出物少なくとも一種
    とを含有することを特徴とする頭部化粧料。

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