JP2642576B2 - 複数ページサイズシステムにおける自動ページ数管理方式 - Google Patents

複数ページサイズシステムにおける自動ページ数管理方式

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JP2642576B2
JP2642576B2 JP5028487A JP2848793A JP2642576B2 JP 2642576 B2 JP2642576 B2 JP 2642576B2 JP 5028487 A JP5028487 A JP 5028487A JP 2848793 A JP2848793 A JP 2848793A JP 2642576 B2 JP2642576 B2 JP 2642576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるサイズのページ
を同時に共有する計算機システムに関し、特にシステム
が保有するメモリを各ページサイズごとにページ数とし
て割当てる自動ページ数管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計算機システムでは、シ
ステムが保有する物理メモリを各ページサイズごとに割
当てる場合、システムの初期化時に各ページサイズごと
に固定的に割当るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の計算機システムでは、システム初期化時に物理メモ
リを各ページサイズごとに固定的に割当てていたため
に、異なるページサイズの間にメモリ負荷の偏りがある
と、メモリの使用効率が低下し、必要以上のメモリスワ
ッピングが発生するという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、各ページサイズのメモリ負荷に応
じて自動的にページ数を割当てることにより、メモリの
使用効率を大幅に向上するようにした複数ページサイズ
システムにおける自動ページ数管理方式を提供すること
を目的としたものである。
【0005】また、本発明は過去のメモリ使用率をもと
に今後の各ページサイズごとのメモリ使用率を予測し、
その予測結果に応じて各ページサイズにページ数を割当
てることにより、メモリ使用率の変化を先読みしてペー
ジ数の割当てを行い、更に効果的にメモリの使用率を向
上するようにした複数ページサイズシステムにおける自
動ページ数管理方式を提供することを目的としたもので
ある。
【0006】更に、本発明は過去のメモリ使用率と1日
の時間帯別の重みに基づいて今後の各ページサイズごと
のメモリ使用率を予測し、その予測結果に応じて各ペー
ジサイズにページ数を割当てることにより、更にメモリ
使用率を正確に予測し、よりメモリ使用率を向上するよ
うにした複数ページサイズシステムにおける自動ページ
数管理方式を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、メモリを複数の異なるページサイズに割
り当て、異なるサイズのページを同時に共有する計算機
システムにおいて、メモリを各ページサイズごとに管理
するメモリ管理テーブル及び前記メモリ上の情報を一時
的に退避させるためのスワップファイルを各ページサイ
ズごとに管理するスワップファイル管理テーブルの使用
情報を取得して各々のページサイズごとのメモリ負荷を
監視するための手段と、この監視手段で取得された使用
情報に基づいて各ページサイズごとのメモリ使用率を算
出するための手段と、得られた各ページサイズごとのメ
モリ使用率と予め決められた設定値とを比較して使用率
の低いページサイズはページ数を減じ、使用率の高いペ
ージサイズはページ数を増やすように使用率に応じてペ
ージ数を割り当てるための手段とを有することを特徴と
するものである。
【0008】また、本発明は異なるサイズのページを同
時に共有する計算機システムにおいて、メモリを各ペー
ジサイズごとに管理するメモリ管理テーブル及び前記メ
モリ上の情報を一時的に退避させるためのスワップファ
イルを各ページサイズごとに管理するスワップファイル
管理テーブルの使用情報を取得して各々のページサイズ
ごとのメモリ使用率を算出するための手段と、この算出
された各ページサイズごとのメモリ使用率を蓄積するた
めの手段と、この蓄積手段に蓄積された過去のメモリ使
用率に基づいて今後の各ページサイズごとのメモリ使用
率を予測するための手段と、この予測手段の予測結果に
応じて各ページサイズごとのページ数の割当てを行うた
めの手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】更に、本発明は異なるサイズのページを同
時に共有する計算機システムにおいて、メモリを各ペー
ジサイズごとに管理するメモリ管理テーブル及び前記メ
モリ上の情報を一時的に退避させるためのスワップファ
イルを各ページサイズごとに管理するスワップファイル
管理テーブルの使用情報を取得して各々のページサイズ
ごとのメモリ使用率を算出するための手段と、この算出
された各ページサイズごとのメモリ使用率を蓄積するた
めの手段と、1日の時間帯別に各ページサイズごとのメ
モリ使用状況がどう変わるのかを表わす重み付けを格納
するための手段と、前記蓄積手段に蓄積された過去の各
ページサイズごとのメモリ使用率及び前記重み付け格納
手段に格納された時間帯別の重みに基づいて今後の各ペ
ージサイズごとのメモリ使用率を予測するための手段
と、この予測手段で予測された予測結果に応じて各ペー
ジサイズのページ数の割当てを行うための手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明では、メモリ管理テーブル及びスワップ
ファイル管理テーブルの使用情報を取得して各々のペー
ジサイズごとのメモリ負荷を監視し、取得された使用情
報に基づいて各ページサイズごとのメモリ使用率を算出
する。そして、各ページサイズごとのメモリ使用率と予
め決められた設定値とを比較して使用率の低いページサ
イズはページサイズを減らし、使用率の高いページサイ
ズはページ数を増やすようにページ数を変換する。従っ
て、各ページサイズのメモリ負荷に応じてページ数の割
当てを行え、メモリの使用効率を向上することが可能と
なる。
【0011】また、本発明ではメモリ管理テーブルとス
ワップファイル管理テーブルの使用情報をもとに各ペー
ジサイズごとのメモリ使用率を算出し、各々のページサ
イズごとにメモリ使用率を蓄積する。そして、この蓄積
された過去のメモリ使用率に基づいて各ページサイズご
とに今後のメモリ使用率を予測し、この予測結果に応じ
て各ページサイズごとにページ数を割当てる。従って、
メモリの負荷変動を先読みしてメモリの負荷が変化する
前に各ページサイズのページ数の割当てを行うことがで
き、更に効果的にメモリ使用率を向上することが可能と
なる。
【0012】更に、本発明ではメモリ管理テーブルとス
ワップファイル管理テーブルの使用情報をもとに各ペー
ジサイズごとのメモリ使用率を算出し、各々のページサ
イズごとにメモリ使用率を蓄積する。また、1日の時間
帯別の各ページサイズごとのメモリ使用率を表わす重み
を蓄積する。そして、この蓄積された過去のメモリ使用
率に基づいて各ページサイズごとに今後のメモリ使用率
を予測すると共に、これを前記時間帯別の重みによって
補正し、得られたこの予測結果に応じて各ページサイズ
ごとにページ数を割当てる。従って、更に正確にメモリ
使用率を予測することができ、より効果的にメモリ使用
率を向上することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に基づく複数ページサ
イズシステムにおける自動ページ数管理方式の一実施例
を示したブロック図である。図1において、1はコンピ
ュータシステムが保有するメモリを管理するためのメモ
リ管理テーブルである。本実施例のコンピュータシステ
ムは、1つの物理メモリを複数の異なるページサイズに
割り当て、異なるサイズのページを同時に共有してい
。そのため、メモリ管理テーブル1はn種類のページ
サイズごとにメモリ管理テーブルM1 〜Mn を備えてい
る。従って、システムが保有するメモリはそれぞれのペ
ージサイズごとにこれらのメモリ管理テーブルM1 〜M
n で管理される。2は実メモリ上の情報を一時的に退避
するスワップファイルを管理するためのスワップファイ
ル管理テーブルである。このスワップファイル管理テー
ブル2もページサイズごとに管理テーブルS1 〜Sn
有し、やはりn種類のページサイズごとにこれらの管理
テーブルS1 〜Sn で管理される。
【0014】3はメモリ管理テーブル1及びスワップフ
ァイル管理テーブル2の使用情報を取得して各ページサ
イズごとのメモリ負荷を監視するためのメモリ負荷監視
手段である。このメモリ負荷監視段3はタイマー4によ
り所定の周期で定期的に起動される。5はメモリ負荷監
視手段3で取得された使用情報に基づいて各ページサイ
ズごとにメモリの使用率を算出し、得られた各ページサ
イズごとの使用率と予め決められた設定値を比較して使
用率が設定値よりも低いページサイズと高いページサイ
ズを変換すべきページサイズとして判定するためのペー
ジ変換判定手段である。また、このページ変換判定手段
5では各ページサイズの使用率と設定値との比較結果に
応じてページ数の変換を指示する。即ち、この比較結果
に応じて使用率の低いページサイズはページ数を減じ、
使用率の高いページサイズはページ数を増やすように各
ページサイズごとのページ数の増減を指示する。6はこ
の指示に基づいて各ページサイズのページ数を変換する
ためのページ変換手段である。
【0015】次に、上記実施例の動作を具体的に説明す
る。まず、メモリ負荷監視手段3はタイマー4により起
動されると、メモリ管理テーブルM1 〜Mn 及びスワッ
プファイル管理テーブルS1 〜Sn のそれぞれの使用情
報を取得する。即ち、2つの管理テーブルには各々n種
類のページサイズごとにメモリの使用情報が格納されて
おり、メモリ負荷監視手段3はこの使用情報を取得して
ページ変換判定手段5へ送る。ページ変換判定手段5で
は取得された使用情報をもとに各ページサイズごとのメ
モリ使用率を算出する。つまり、各ページサイズごとの
メモリの使用割合を測定する。次いで、ページ変換判定
手段5は得られた各ページサイズごとのメモリ使用率と
予め決められた設定値を比較してメモリ使用率が設定値
よりも低いページサイズ及び設定値よりも高いページサ
イズを判定する。
【0016】また、ページ変換判定手段5ではメモリ使
用率が設定値よりも低いページサイズについては、その
使用率に応じてページサイズを減らすように、メモリ使
用率が設定値よりも高いページサイズについては、その
使用率に応じてページ数を増やすようにページ変換命令
をページ変換手段6へ出力する。ページ変換手段6は与
えられた命令に従って指示されたページサイズのページ
数の変換を行い、各ページサイズごとのメモリ使用状況
に応じてページ数の割当てを行う。なお、メモリの使用
率が設定値よりも低いページサイズや高いページサイズ
がなかった場合は、ページ数の再割当ては行わず、今ま
で通りのページ数が維持される。こうして一連のページ
数の割当処理が終了し、所定時間が経過すると再びタイ
マー4の起動によりメモリ負荷監視手段3が起動され、
前記と同様のページ数の割当て処理が行われる。
【0017】このように本実施例にあっては、一定時間
ごとに各ページサイズのメモリの使用状況に応じてペー
ジ数の割当てを行うことにより、メモリ容量が不足して
いるページサイズはページ数を増加し、メモリ容量が余
っているページサイズはページ数を減らすというよう
に、常時メモリの使用状況に応じて各ページサイズごと
のページ数を最適に維持することができる。従って、各
ページサイズごとのメモリ負荷の偏りを自動調整でき、
これによってメモリスワッピングを低減すると共に、メ
モリの使用効率を著しく向上させることができる。
【0018】図2は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図である。この実施例では、メモリ負荷監視手段3は
タイマー4により起動されると、メモリ管理テーブルM
1 〜Mn 及びスワップファイル管理テーブルS1 〜Sn
の使用情報を取得してそれらの情報をもとに各ページサ
イズごとのメモリ使用率を算出する。そして、得られた
メモリ使用率及びそのときの時刻のデータをメモリ負荷
データ蓄積テーブル7に蓄積する。一方、メモリ負荷監
視手段3はページ数予測手段8に指示し、今後のメモリ
の使用状況を予測させる。ページ数予測手段8はこの指
示を受けると、メモリ負荷データ蓄積テーブル7に蓄積
された過去の各ページサイズごとのメモリ使用率を検索
し、今後の各ページサイズごとのメモリ使用率を予測す
る。
【0019】例えば、あるページサイズについて過去数
回のメモリ使用率が増加傾向であるならばその増加率か
らみて今後どのように増加していくかを予測し、またそ
の予測結果が予め決められた設定値を越えるのかどうか
を判定する。もし、予測結果が設定値を越えるようであ
れば、そのページサイズはメモリ不足状態になると判断
してページ数を増加するようにページ変換手段6に指示
する。この場合、他のページサイズについて余っている
メモリや今後メモリ使用率が減少していくと予測される
ものを探し、その分のページ数を減らして全体のメモリ
容量のバランスをとるようにする。ページ数の増加分は
そのときの増加率によって決定するのが望ましいが、他
のページサイズの余っているメモリ容量のこともあるの
で、これらを考慮して増加するページ数や減少するペー
ジ数を決定すればよい。
【0020】なお、予測の結果、今後メモリ使用率が設
定値を越えるものがなければ、各ページサイズのページ
数はそのままとして処理を終了する。また、メモリ使用
率が設定値を越えるものがあっても、他のページサイズ
のメモリ容量に余りがなければページ数の変更は行わ
ず、処理を終了する。こうしてページ数予測手段8は今
後のメモリ使用率を予測して各ページサイズごとのペー
ジ数の増減数を決定し、ページ変換手段6ではこの決定
に従って各ページサイズごとのページ数の割当てを行
う。以上で一連のページ数の割当て処理が終了し、次に
タイマー4により起動されると再び同様のメモリ使用率
の予測とそれに基づいたページサイズごとのページ数の
割当てが行われる。
【0021】本実施例では、過去のメモリ使用率に基づ
いて今後の各ページサイズごとのメモリ使用率を予測
し、予測結果に応じて各ページサイズごとにページ数を
割当てるようにしたので、メモリ使用率の変化に先立ち
前もってページ数の割当てを行うことができる。従っ
て、各ページサイズのメモリ使用率が刻一刻と変化した
場合であっても、自動的にそれを先読みして各ページサ
イズごとのページ数を割当てることが可能となり、更に
メモリの使用効率を向上させることができる。
【0022】図3は本発明の更に他の実施例を示したブ
ロック図である。図3において、9は1日の時間帯別の
各ページサイズごとのメモリ使用状況を重み付けとして
格納するためのページ変換判定基準テーブルである。即
ち、1日のうち時間帯別にコンピュータシステムに流れ
るジョブがわかっていれば、ある程度各ページサイズご
とのメモリ使用状況がわかるので、これを時間帯別の重
みとして格納しておくというものである。なお、その他
の構成は図2の実施例と同じである。
【0023】この実施例では、メモリ負荷監視手段3は
タイマー4により起動されると、メモリ管理テーブルと
スワップファイル管理テーブルの使用情報をもとに各ペ
ージサイズごとのメモリ使用率を算出し、メモリ負荷デ
ータ蓄積テーブル7に蓄積する。また、メモリ負荷監視
手段3はページ数予測手段8に指示して今後のメモリ使
用率を予測させる。ページ数予測手段8ではメモリ負荷
データ蓄積テーブル7の過去のメモリ使用率を各ページ
サイズごとに検索し、またページ変換判定基準格納テー
ブル9を参照して現在の時刻の各ページサイズごとの重
みを取得する。次いで、過去のメモリ使用率から今後の
各ページサイズごとのメモリ使用率を予測し、またこれ
に時間帯別の重みを加味してそれぞれのページサイズご
とのメモリ使用率を補正する。
【0024】こうしてページ数予測手段8は各ページサ
イズごとにメモリ使用率を予測し、得られた予測値と予
め決められた設定値を比較して今後設定値を越えるもの
があるかどうかを判断する。もし、設定値を越えるもの
があれば、そのページサイズはメモリ容量が不足するこ
とが予測されるので、ページ数を増やすようにする。こ
の場合、前記と同様に他のメモリ容量が余っているペー
ジサイズや今後メモリ使用率が減少することが予測され
るページサイズのページ数を減少し、その分をメモリ使
用率が増加することが予測されるページサイズのページ
数増加分に割当てる。こうしてページ数予測手段8は各
ページサイズごとにページ数の増減を決定し、ページ変
換手段6はその決定に従って各ページサイズごとのペー
ジ数の割当てを行う。なお、メモリ使用率の予測結果、
今後メモリ使用率が設定値を越えるものがない場合、あ
るいは設定値を越えてもほかのページサイズにメモリ容
量の余りがない場合は、ページ数の変更は行わず、処理
を終了する。以上で一連のページ数割当て処理が終了
し、以後一定時間ごとに同様の処理が行われる。
【0025】このように本実施例では、メモリ使用率を
予測するのみならず、1日の時間帯別の各ページサイズ
の重み付けを加味してメモリ使用率の予測値を補正した
ことにより、コンピュータシステムの使用状況を反映し
て更に正確に各ページサイズごとのメモリ使用率を予測
することができる。従って、図2の実施例に比べて更に
メモリの使用効率を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各ページ
サイズのメモリ使用率に応じて各ページサイズのページ
数を変更することにより、メモリスワッピングを低減し
てメモリ使用率を従来に比べて著しく向上でき、これに
よって計算機システムの資源を有効に利用できるという
効果がある。また、過去のメモリ使用率に基づいて今後
のメモリ使用率を予測し、その予測結果に応じて各ペー
ジサイズごとのページ数を割当てることにより、システ
ムの有するメモリを効果的にそれぞれのページサイズに
割当てることが可能となり、メモリの使用効率をより向
上させることができる。更に、メモリの使用率を予測す
るだけでなく、1日の時間帯別の重みに応じてメモリ使
用率を補正することにより、更に効果的にメモリの使用
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数ページサイズシステムにおける自
動ページ数管理方式の一実施例を示したブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【図3】本発明の更に他の実施例を示したブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリ管理テーブル 2 スワップファイル管理テーブル 3 メモリ負荷監視手段 4 タイマー 5 ページ変換判定手段 6 ページ変換手段 7 メモリ負荷データ蓄積テーブル 8 ページ数予測手段 9 ページ変換判定基準格納テーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリを複数の異なるページサイズに割
    り当て、異なるサイズのページを同時に共有する計算機
    システムにおいて、メモリを各ページサイズごとに管理
    するメモリ管理テーブル及び前記メモリ上の情報を一時
    的に退避させるためのスワップファイルを各ページサイ
    ズごとに管理するスワップファイル管理テーブルの使用
    情報を取得して各々のページサイズごとのメモリ負荷を
    監視するための手段と、この監視手段で取得された使用
    情報に基づいて各ページサイズごとのメモリ使用率を算
    出するための手段と、得られた各ページサイズごとのメ
    モリ使用率と予め決められた設定値とを比較して使用率
    の低いページサイズはページ数を減じ、使用率の高いペ
    ージサイズはページ数を増やすように使用率に応じてペ
    ージ数を割り当てるための手段とを有することを特徴と
    する複数ページサイズシステムにおける自動ページ数管
    理方式。
  2. 【請求項2】 異なるサイズのページを同時に共有する
    計算機システムにおいて、メモリを各ページサイズごと
    に管理するメモリ管理テーブル及び前記メモリ上の情報
    を一時的に退避させるためのスワップファイルを各ペー
    ジサイズごとに管理するスワップファイル管理テーブル
    の使用情報を取得して各々のページサイズごとのメモリ
    使用率を算出するための手段と、この算出された各ペー
    ジサイズごとのメモリ使用率を蓄積するための手段と、
    この蓄積手段に蓄積された過去のメモリ使用率に基づい
    て今後の各ページサイズごとのメモリ使用率を予測する
    ための手段と、この予測手段の予測結果に応じて各ペー
    ジサイズごとのページ数の割当てを行うための手段とを
    有することを特徴とする複数ページサイズシステムにお
    ける自動ページ数管理方式。
  3. 【請求項3】 異なるサイズのページを同時に共有する
    計算機システムにおいて、メモリを各ページサイズごと
    に管理するメモリ管理テーブル及び前記メモリ上の情報
    を一時的に退避させるためのスワップファイルを各ペー
    ジサイズごとに管理するスワップファイル管理テーブル
    の使用情報を取得して各々のページサイズごとのメモリ
    使用率を算出するための手段と、この算出された各ペー
    ジサイズごとのメモリ使用率を蓄積するための手段と、
    1日の時間帯別に各ページサイズごとのメモリ使用状況
    がどう変わるのかを表わす重み付けを格納するための手
    段と、前記蓄積手段に蓄積された過去の各ページサイズ
    ごとのメモリ使用率及び前記重み付け格納手段に格納さ
    れた時間帯別の重みに基づいて今後の各ページサイズご
    とのメモリ使用率を予測するための手段と、この予測手
    段で予測された予測結果に応じて各ページサイズのペー
    ジ数の割当てを行うための手段とを有することを特徴と
    する複数ページサイズシステムにおける自動ページ数管
    理方式。
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