JP2639032B2 - エネルギー結合装置 - Google Patents
エネルギー結合装置Info
- Publication number
- JP2639032B2 JP2639032B2 JP63318691A JP31869188A JP2639032B2 JP 2639032 B2 JP2639032 B2 JP 2639032B2 JP 63318691 A JP63318691 A JP 63318691A JP 31869188 A JP31869188 A JP 31869188A JP 2639032 B2 JP2639032 B2 JP 2639032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ports
- amplifiers
- power
- coupled
- coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明の対象はメートル及びデシメートル液で使用で
きるエネルギーの結合用装置である。
きるエネルギーの結合用装置である。
この型の装置は種々な場合に必要である:例えば、ひ
とつの源を使用して数個の増幅器又は前置増幅器を等電
位でまた等位相で作動させる、あるいは数個の等電位の
また等位相の前置増幅器で送られるパワーを集合し、こ
れによって得られたパワーで増幅器(複数)を等電位で
また等位相で作動させる。あるいはまた等電位でまた等
位相で作動する数個の増幅器によって送られるパワーを
集合し、一般に送信アンテナで形成されるひとつのユー
ザに給電する場合である。
とつの源を使用して数個の増幅器又は前置増幅器を等電
位でまた等位相で作動させる、あるいは数個の等電位の
また等位相の前置増幅器で送られるパワーを集合し、こ
れによって得られたパワーで増幅器(複数)を等電位で
また等位相で作動させる。あるいはまた等電位でまた等
位相で作動する数個の増幅器によって送られるパワーを
集合し、一般に送信アンテナで形成されるひとつのユー
ザに給電する場合である。
(従来の技術の説明) この場合、例えば、等電位でまた等位相で作動する増
幅器の場合には、4分の1波長のトランスでインピーダ
ンスを合わせる回路と関連しているひとつの入力とn個
の出力を持つディストリビュータがあり、このトランス
はすべての増幅器が同じパワーを送る限りは正確にこの
動作を行う。しかしもし1個以上の増幅器が故障する
と、それによって発生する不整合は全体のアセンブリの
動作を大いに阻害する。従って絶縁装置で増幅器を遮へ
いする事が必要となる。各種の解決策がこの目的を達成
するために使用されてきた。
幅器の場合には、4分の1波長のトランスでインピーダ
ンスを合わせる回路と関連しているひとつの入力とn個
の出力を持つディストリビュータがあり、このトランス
はすべての増幅器が同じパワーを送る限りは正確にこの
動作を行う。しかしもし1個以上の増幅器が故障する
と、それによって発生する不整合は全体のアセンブリの
動作を大いに阻害する。従って絶縁装置で増幅器を遮へ
いする事が必要となる。各種の解決策がこの目的を達成
するために使用されてきた。
ディストリビュータはフェライトの(ヂャイロ)磁気
特性を使用するサーキュレータ型絶縁装置と結合された
ものが知られている。この方法は理論的には理想的な方
法であるが、実際にはパワー、選択性の制限及びサーキ
ュレータ中での比較的高い損失のような各種の欠陥を持
っている。
特性を使用するサーキュレータ型絶縁装置と結合された
ものが知られている。この方法は理論的には理想的な方
法であるが、実際にはパワー、選択性の制限及びサーキ
ュレータ中での比較的高い損失のような各種の欠陥を持
っている。
リング型のハイブリッド接合器、3dBカプラなどをカ
スケード装備したものも知られている。この場合、増幅
器は2個づつひとつの同じ接合に接続される。この方式
は、優れたデカップリングが増幅器間で得られるが、こ
れは費用のかかる方法であり、特に多数の増幅器の場合
には多くのハイブリッド接合が必要となる。更に損失が
大きい。
スケード装備したものも知られている。この場合、増幅
器は2個づつひとつの同じ接合に接続される。この方式
は、優れたデカップリングが増幅器間で得られるが、こ
れは費用のかかる方法であり、特に多数の増幅器の場合
には多くのハイブリッド接合が必要となる。更に損失が
大きい。
ディストリビュータがウイルキンソン型の遮へい装置
に結合されたものも知られている。これはかなり効果的
な方法である。しかし多くの増幅器を持つマイクロ波帯
での使用に適用することは非常に難しい。
に結合されたものも知られている。これはかなり効果的
な方法である。しかし多くの増幅器を持つマイクロ波帯
での使用に適用することは非常に難しい。
(発明の概略) 本発明の目的はカスケード装備のハイブリッド接合に
関連する利点と同じ利点を得る一方で同時に欠陥を最少
に減少させることである。
関連する利点と同じ利点を得る一方で同時に欠陥を最少
に減少させることである。
これはハイブリッド接合を適切にディストリビュータ
に結合させることによって得られる。
に結合させることによって得られる。
本発明の特徴は、mが正の整数値である場合のm個の
エネルギー源とnが正の整数である場合のn個のユーザ
との間でエネルギーを結合する装置であって、m+nは
2より大であり、m個の第1の90度の3dBハイブリッド
回路(H1−Hm)とn個の第2の90度の3dBハイブリッド
回路(F1−Fn)とを有し、それぞれが第1、第2、第
3、第4のポートを持ち、各ハイブリッド回路の第1と
第2のポート並びに第3と第4のポートは共役ポートの
対をなし、m+n個の吸収抵抗がm+n個の前記ハイブ
リッド回路に対応してもうけられ、m入力n出力の第1
及び第2のディストリビュータがもうけられ、2個のデ
ィストリビュータは等電位等位相で同じ入出力位相シフ
トを持ち、m個の第1ハイブリッド回路のm個の第1ポ
ートは各々対応するm個のエネルギー源に結合し、m個
の第2ポートはm個の吸収抵抗に結合し、m個の第3ポ
ートは第1ディストリビュータのm個の入力に各々結合
し、m個の第4ポートは第2ディストリビュータのm個
の入力に各々結合し、n個の第2ハイブリッド回路のn
個の第1ポートは第1ディストリビュータのn個の出力
に各々結合し、n個の第2ポートは第2ディストリビュ
ータのn個の出力に各々結合し、n個の第3ポートはn
個の吸収抵抗に各々結合し、n個の第4ポートはn個の
ユーザに各々結合する。エネルギー結合装置にある。
エネルギー源とnが正の整数である場合のn個のユーザ
との間でエネルギーを結合する装置であって、m+nは
2より大であり、m個の第1の90度の3dBハイブリッド
回路(H1−Hm)とn個の第2の90度の3dBハイブリッド
回路(F1−Fn)とを有し、それぞれが第1、第2、第
3、第4のポートを持ち、各ハイブリッド回路の第1と
第2のポート並びに第3と第4のポートは共役ポートの
対をなし、m+n個の吸収抵抗がm+n個の前記ハイブ
リッド回路に対応してもうけられ、m入力n出力の第1
及び第2のディストリビュータがもうけられ、2個のデ
ィストリビュータは等電位等位相で同じ入出力位相シフ
トを持ち、m個の第1ハイブリッド回路のm個の第1ポ
ートは各々対応するm個のエネルギー源に結合し、m個
の第2ポートはm個の吸収抵抗に結合し、m個の第3ポ
ートは第1ディストリビュータのm個の入力に各々結合
し、m個の第4ポートは第2ディストリビュータのm個
の入力に各々結合し、n個の第2ハイブリッド回路のn
個の第1ポートは第1ディストリビュータのn個の出力
に各々結合し、n個の第2ポートは第2ディストリビュ
ータのn個の出力に各々結合し、n個の第3ポートはn
個の吸収抵抗に各々結合し、n個の第4ポートはn個の
ユーザに各々結合する。エネルギー結合装置にある。
(実施例) 次の説明では2対の共役ポートを有する90度の3dBの
ハイブリッド接合を例示する。接合の「1対の共役ポー
ト」という用語は接合の4個のポートの中の2個であっ
て、整合のとれた負荷(複数)が接続される時は、その
回路の他の2個のポートの間に実際的に結合がなく、他
の2個のポートは更に1対の共役ポートを形成し、整合
のとれた負荷が共役ポートの対のひとつに接続される時
は常に、他の対の2個の共役ポートのひとつに印加され
たパワーは、整合のとれた負荷が接続された1対のポー
トによって同じパワーで直角位相で出力される。図面で
は90度の3dBハイブリッド接合の共役ポートの対はそれ
ぞれ1−2と3−4と表示されている。これらの接合は
方向性のあるカプラであり、これらの90度の3dB方向性
カプラ「3dBカプラ」又は「カプラ」と今後の説明で呼
ばれる。しかし本発明の範囲を越えることなく、これら
のカプラ、例えば適切な値の位相のシフト素子に関連す
るマジックT接合又はハイブリッドリング接続のような
等価な接合で構成されてもよい事に注意しなければなら
ない。
ハイブリッド接合を例示する。接合の「1対の共役ポー
ト」という用語は接合の4個のポートの中の2個であっ
て、整合のとれた負荷(複数)が接続される時は、その
回路の他の2個のポートの間に実際的に結合がなく、他
の2個のポートは更に1対の共役ポートを形成し、整合
のとれた負荷が共役ポートの対のひとつに接続される時
は常に、他の対の2個の共役ポートのひとつに印加され
たパワーは、整合のとれた負荷が接続された1対のポー
トによって同じパワーで直角位相で出力される。図面で
は90度の3dBハイブリッド接合の共役ポートの対はそれ
ぞれ1−2と3−4と表示されている。これらの接合は
方向性のあるカプラであり、これらの90度の3dB方向性
カプラ「3dBカプラ」又は「カプラ」と今後の説明で呼
ばれる。しかし本発明の範囲を越えることなく、これら
のカプラ、例えば適切な値の位相のシフト素子に関連す
るマジックT接合又はハイブリッドリング接続のような
等価な接合で構成されてもよい事に注意しなければなら
ない。
第1図はE1からEnまでのn個の増幅器によって与えら
れるエネルギーの損失を引いた合計(説明の例ではnは
8に等しく、増幅器はそれぞれ1kwの出力を持ってい
る)でアンテナAに給電するために使用できる結合装置
の図を示す。E1からEnまでの増幅器の出力はそれぞれD1
からDnまでのn個の3dBカプラのポート1に接続され
る。D1からDnまでのカプラのポート2と大地との間には
整合用吸収抵抗Rd1からRdnまでが取り付けられ、この抵
抗は整合のとれた負荷を形成する。D1からDnまでのカプ
ラのポート3はn個の入力と1個の出力を持つディスト
リビュータC1の1からnまでの入力にそれぞれ接続され
る。同様にして、D1からDnまでのカプラのポート4はn
個の入力と1個の出力を持つディストリビュータC2の1
からnまでの入力にそれぞれ接続される。ディストリビ
ュータC1とC2は等電位で等位相であり、同じ入力/出力
位相シフトを持つ。これらのディストリビュータは0゜
ディバイダとも呼ぶ。ディストリビュータC1とC2の出力
は3dBカプラBのポート1と2にそれぞれ接続され、そ
のカプラのポート3は整合用吸収抵抗Rbにより大地に接
続され、そのカプラのポート4はアンテナAに接続さ
れ、後者はインピーダンス整合回路を持つ(図示してし
ない)。
れるエネルギーの損失を引いた合計(説明の例ではnは
8に等しく、増幅器はそれぞれ1kwの出力を持ってい
る)でアンテナAに給電するために使用できる結合装置
の図を示す。E1からEnまでの増幅器の出力はそれぞれD1
からDnまでのn個の3dBカプラのポート1に接続され
る。D1からDnまでのカプラのポート2と大地との間には
整合用吸収抵抗Rd1からRdnまでが取り付けられ、この抵
抗は整合のとれた負荷を形成する。D1からDnまでのカプ
ラのポート3はn個の入力と1個の出力を持つディスト
リビュータC1の1からnまでの入力にそれぞれ接続され
る。同様にして、D1からDnまでのカプラのポート4はn
個の入力と1個の出力を持つディストリビュータC2の1
からnまでの入力にそれぞれ接続される。ディストリビ
ュータC1とC2は等電位で等位相であり、同じ入力/出力
位相シフトを持つ。これらのディストリビュータは0゜
ディバイダとも呼ぶ。ディストリビュータC1とC2の出力
は3dBカプラBのポート1と2にそれぞれ接続され、そ
のカプラのポート3は整合用吸収抵抗Rbにより大地に接
続され、そのカプラのポート4はアンテナAに接続さ
れ、後者はインピーダンス整合回路を持つ(図示してし
ない)。
第1図によるアセンブリが正確に作動するためには、
E1からEnまでの増幅器は等電位で等位相の信号を送らな
ければならない。この結果を得る既知のアセンブリがあ
るが、第2図と第3図に示される本発明によるアセンブ
リでこの結果を得る事も可能である。必要なことは、1
個以上の電源パワーを1個以上のユーザに送る事であ
り、そのユーザは次の増幅段階での電源となる。この様
にして第2図の前置増幅器からのエネルギーのユーザで
ある第1図の増幅器は第1図のアンテナAであるユーザ
へのエネルギー源でもある。
E1からEnまでの増幅器は等電位で等位相の信号を送らな
ければならない。この結果を得る既知のアセンブリがあ
るが、第2図と第3図に示される本発明によるアセンブ
リでこの結果を得る事も可能である。必要なことは、1
個以上の電源パワーを1個以上のユーザに送る事であ
り、そのユーザは次の増幅段階での電源となる。この様
にして第2図の前置増幅器からのエネルギーのユーザで
ある第1図の増幅器は第1図のアンテナAであるユーザ
へのエネルギー源でもある。
E1からEnの増幅器が等電位信号を等位相で送る通常の
動作では、増幅器Eiのパワー(iは1からnまでの如何
なる値をとってもよい整数)はカプラDiにより2つの等
しい部分に分けられるが、90゜の位相シフトを持つ: −カプラDiのポート3に現れる の部分(Uは増幅器Diによって与えられるパワーに相当
する電圧であり、1からnまでのiによってとる値と関
係なく同じである); の部分、但しexp(−jπ/2)は−jπ/2の指数を表わ
し、 である。
動作では、増幅器Eiのパワー(iは1からnまでの如何
なる値をとってもよい整数)はカプラDiにより2つの等
しい部分に分けられるが、90゜の位相シフトを持つ: −カプラDiのポート3に現れる の部分(Uは増幅器Diによって与えられるパワーに相当
する電圧であり、1からnまでのiによってとる値と関
係なく同じである); の部分、但しexp(−jπ/2)は−jπ/2の指数を表わ
し、 である。
カプラD1からDnのポート3に現れる信号のパワーはす
べてディストリビュータC1に加えられ、カプラD1からDn
のポート4に現れる信号のパワーはすべてディストリビ
ュータC2に加えられる。ψcをディストリビュータC1と
C2の交差から生ずる位相の変化とすると、カプラBのポ
ート1と2における信号はそれぞれ次の形をとる: カプラBのポート3と4ではそれぞれ U/2exp(jψc)+U/2exp−j(π−ψc)、ゼロ信号 U/2exp−j(π/2−ψc) +U/2exp−j(π/2−ψc)、再結合された全パワーを
表わす信号、 かくして第1図のカプラとディストリビュータによっ
て形成されるアセンブリは、D1からDnまでのカプラのポ
ート2とカプラBのポート3が完全に減結合される時
は、カプラBのポート4に向かって、D1からDnまでのカ
プラのポート1の結合を構成する。第1図によるアセン
ブリはパワーの集合器として作動し、カプラBのポート
4におけるパワーはE1からEnまでの増幅器によって与え
られるパワーの損失を引いた合計である。図によるアセ
ンブリはE1からEnまでの増幅器を除き可逆である点に注
意しなければならない。
べてディストリビュータC1に加えられ、カプラD1からDn
のポート4に現れる信号のパワーはすべてディストリビ
ュータC2に加えられる。ψcをディストリビュータC1と
C2の交差から生ずる位相の変化とすると、カプラBのポ
ート1と2における信号はそれぞれ次の形をとる: カプラBのポート3と4ではそれぞれ U/2exp(jψc)+U/2exp−j(π−ψc)、ゼロ信号 U/2exp−j(π/2−ψc) +U/2exp−j(π/2−ψc)、再結合された全パワーを
表わす信号、 かくして第1図のカプラとディストリビュータによっ
て形成されるアセンブリは、D1からDnまでのカプラのポ
ート2とカプラBのポート3が完全に減結合される時
は、カプラBのポート4に向かって、D1からDnまでのカ
プラのポート1の結合を構成する。第1図によるアセン
ブリはパワーの集合器として作動し、カプラBのポート
4におけるパワーはE1からEnまでの増幅器によって与え
られるパワーの損失を引いた合計である。図によるアセ
ンブリはE1からEnまでの増幅器を除き可逆である点に注
意しなければならない。
しかしE1からEnまでの増幅器の絶縁はそれぞれに対し
てどの程度であるか、増幅器Ei(iは1からnまでの如
何なる値でもとる事がてきる整数)から出て、ディバイ
ダC1とC2の入力iに達した信号は3つの部分に分けられ
る: −カプラBのポート1と2に向けて伝送されるひとつの
部分; −増幅器Eiに向けて反射されるひとつの部分; −他の増幅器に向けて再伝送されるひとつの部分。
てどの程度であるか、増幅器Ei(iは1からnまでの如
何なる値でもとる事がてきる整数)から出て、ディバイ
ダC1とC2の入力iに達した信号は3つの部分に分けられ
る: −カプラBのポート1と2に向けて伝送されるひとつの
部分; −増幅器Eiに向けて反射されるひとつの部分; −他の増幅器に向けて再伝送されるひとつの部分。
EiからEnまでの増幅器によって与えらえるすべての信
号が等電位で等位相である時は、カプラBのポート1と
2に向けて伝送される部分のみが存在し、他の部分はゼ
ロになる。もし増幅器間の振幅又は位相の不整合のため
又は1個以上の増幅器の故障の場合には、故障した増幅
器Eiから出て、ディストリビュータC1とC2によって反射
されるか又は他の増幅器に再伝送される信号は再結合さ
れ、D1からDnまでのカプラのポート2に現れ、そこでRd
1からRdnまでの整合用吸収抵抗により形成される保護用
負荷により吸収される。かくして第1図によるアセンプ
リは如何なる不整合に対しても、また1個以上の増幅器
の如何なる全停止に対しても増幅器を完全に保護する。
また正常時に入手できる全パワーと実際に有効に入手で
きる全パワーとの間の比は、システムの損失を除きカス
ケード装備のカプラの組合せについて; n2/(n−n′)2である。但しn′は故障増幅器の
数である。
号が等電位で等位相である時は、カプラBのポート1と
2に向けて伝送される部分のみが存在し、他の部分はゼ
ロになる。もし増幅器間の振幅又は位相の不整合のため
又は1個以上の増幅器の故障の場合には、故障した増幅
器Eiから出て、ディストリビュータC1とC2によって反射
されるか又は他の増幅器に再伝送される信号は再結合さ
れ、D1からDnまでのカプラのポート2に現れ、そこでRd
1からRdnまでの整合用吸収抵抗により形成される保護用
負荷により吸収される。かくして第1図によるアセンプ
リは如何なる不整合に対しても、また1個以上の増幅器
の如何なる全停止に対しても増幅器を完全に保護する。
また正常時に入手できる全パワーと実際に有効に入手で
きる全パワーとの間の比は、システムの損失を除きカス
ケード装備のカプラの組合せについて; n2/(n−n′)2である。但しn′は故障増幅器の
数である。
第2図は如何にしてE1からEnのn個の増幅器がJ1から
Jmのm個の等電位で等位相の前置増幅器から給電される
かを示す。このアセンブリはm個の前置増幅器、続いて
H1からHmまでのm個の90度3dBカプラ、続いてG1とG2の
2個の同一の等電位で等位相のディストリビュータでm
個の入力とn個の出力を有するもの、続いてF1からFnま
でのn個の90度3dBカプラ、続いてE1からEnまでのn個
の増幅器より構成される。H1からHmまでのカプラのポー
ト2と大地との間並びにF1からNnまでのカプラのポート
3と大地との間に、Rh1からRhm及びRf1からRfnまでの整
合用吸収抵抗が接続されている。
Jmのm個の等電位で等位相の前置増幅器から給電される
かを示す。このアセンブリはm個の前置増幅器、続いて
H1からHmまでのm個の90度3dBカプラ、続いてG1とG2の
2個の同一の等電位で等位相のディストリビュータでm
個の入力とn個の出力を有するもの、続いてF1からFnま
でのn個の90度3dBカプラ、続いてE1からEnまでのn個
の増幅器より構成される。H1からHmまでのカプラのポー
ト2と大地との間並びにF1からNnまでのカプラのポート
3と大地との間に、Rh1からRhm及びRf1からRfnまでの整
合用吸収抵抗が接続されている。
第2図のアセンブリの中でJ1からJmまでの前置増幅器
からディストリビュータG1とG2の入力に至る部分は、E1
からEnまでの増幅器とデストリビュータC1とC2の入力と
の間に含まれる第1図によるアセンブリの部分に相当す
る。従って、J1からJmまでの前置増幅器のひとつの異常
動作に対する遮へいは第1図と同様に与えられる。
からディストリビュータG1とG2の入力に至る部分は、E1
からEnまでの増幅器とデストリビュータC1とC2の入力と
の間に含まれる第1図によるアセンブリの部分に相当す
る。従って、J1からJmまでの前置増幅器のひとつの異常
動作に対する遮へいは第1図と同様に与えられる。
第2図のアセンブリの中でディストリビュータG1とG2
の出力からE1からEnの増幅器の入力に到る部分は、ディ
ストリビュータC1とC2の入力とE1からEnまでの増幅器の
出力との間の第1図によるアセンブリの部分、即ちその
可逆性を利用して第1図による使用方法を逆転して使用
する部分に相当する。従って第2図のアセンブリのこの
部分はE1からEnまでの増幅器の等電位で等位相の給電を
可能にする。
の出力からE1からEnの増幅器の入力に到る部分は、ディ
ストリビュータC1とC2の入力とE1からEnまでの増幅器の
出力との間の第1図によるアセンブリの部分、即ちその
可逆性を利用して第1図による使用方法を逆転して使用
する部分に相当する。従って第2図のアセンブリのこの
部分はE1からEnまでの増幅器の等電位で等位相の給電を
可能にする。
第3図は、如何にしてJ1からJmまでの前置増幅器が1
個の増幅器Nによって表わされる電源から等電位、等位
相で給電され得るかを示す。信号Sは増幅器Nの入力に
印加される。このアセンブリは増幅器Nを、続いて90度
の3dBカプラMを、続いて1個の入力とm個の出力を持
つ2個の同一の等電位、等位相のディストリビュータL1
とL2を、続いてK1からKmまでのm個の90度3dBカプラ
を、続いてJ1からJmまでのm個の前置増幅器を持つ。カ
プラMのポート2と大地の間並びにK1からKmまでのカプ
ラのポート3と大地の間に整合用吸収抵抗RとRk1からR
kmまでが接続される。
個の増幅器Nによって表わされる電源から等電位、等位
相で給電され得るかを示す。信号Sは増幅器Nの入力に
印加される。このアセンブリは増幅器Nを、続いて90度
の3dBカプラMを、続いて1個の入力とm個の出力を持
つ2個の同一の等電位、等位相のディストリビュータL1
とL2を、続いてK1からKmまでのm個の90度3dBカプラ
を、続いてJ1からJmまでのm個の前置増幅器を持つ。カ
プラMのポート2と大地の間並びにK1からKmまでのカプ
ラのポート3と大地の間に整合用吸収抵抗RとRk1からR
kmまでが接続される。
Nの電源の出力とJ1からJmまでの前置増幅器の入力と
の間に含まれる第3図によるアセンブリの部分は、アン
テナAとE1からEnまでの増幅器の出力との間に含まれ、
その可逆性によって第1図を逆方向に使用することに相
当する。このアセンブリはJ1からJmの前置増幅器の等電
位と等位相の給電用に使用できる。
の間に含まれる第3図によるアセンブリの部分は、アン
テナAとE1からEnまでの増幅器の出力との間に含まれ、
その可逆性によって第1図を逆方向に使用することに相
当する。このアセンブリはJ1からJmの前置増幅器の等電
位と等位相の給電用に使用できる。
本発明は説明の例に限定されない。本発明はm個のエ
ネルギー源によるn個のユーザの等電位、等位相の供給
に一般に使用できる。このmとnは正の整数であり、m
+nは2よりも大である。
ネルギー源によるn個のユーザの等電位、等位相の供給
に一般に使用できる。このmとnは正の整数であり、m
+nは2よりも大である。
第1図は増幅器と使用物との間の結合装置を示す。 第2図は前置増幅器と第1図の増幅器との間の結合装置
を示す。 第3図は源と第2図の前置増幅器との間の結合装置を示
す。 各種図面の相対的な素子は同じ参照で指定する。
を示す。 第3図は源と第2図の前置増幅器との間の結合装置を示
す。 各種図面の相対的な素子は同じ参照で指定する。
Claims (1)
- 【請求項1】mが正の整数値である場合のm個のエネル
ギー源とnが正の整数である場合のn個のユーザとの間
でエネルギーを結合する装置であって、m+nは2より
大であり、 m個の第1の90度の3dBハイブリッド回路(H1−Hm)と
n個の第2の90度の3dBハイブリッド回路(F1−Fn)と
を有し、 それぞれが第1、第2、第3、第4のポートを持ち、各
ハイブリッド回路の第1と第2のポート並びに第3と第
4のポートは共役ポートの対をなし、 m+n個の吸収抵抗がm+n個の前記ハイブリッド回路
に対応してもうけられ、 m入力n出力の第1及び第2のディストリビュータがも
うけられ、 2個のディストリビュータは等電位等位相で同じ入出力
位相シフトを持ち、 m個の第1のハイブリッド回路のm個の第1ポートは各
々対応するm個のエネルギー源に結合し、m個の第2ポ
ートはm個の吸収抵抗に結合し、m個の第3ポートは第
1ディストリビュータのm個の入力に各々結合し、m個
の第4ポートは第2ディストリビュータのm個の入力に
各々結合し、 n個の第2のハイブリッド回路のn個の第1ポートは第
1ディストリビュータのn個の出力に各々結合し、n個
の第2ポートは第2ディストリビュータのn個の出力に
各々結合し、n個の第3ポートはn個の吸収抵抗に各々
結合し、n個の第4ポートはn個のユーザに各々結合す
る、 ことを特徴とするエネルギー結合装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8717710 | 1987-12-18 | ||
FR8717710A FR2625053A1 (fr) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | Dispositif de couplage d'energies |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01282901A JPH01282901A (ja) | 1989-11-14 |
JP2639032B2 true JP2639032B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=9358031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63318691A Expired - Lifetime JP2639032B2 (ja) | 1987-12-18 | 1988-12-19 | エネルギー結合装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0321331B1 (ja) |
JP (1) | JP2639032B2 (ja) |
AT (1) | ATE87770T1 (ja) |
CA (1) | CA1297954C (ja) |
DE (1) | DE3879905T2 (ja) |
ES (1) | ES2039678T3 (ja) |
FR (1) | FR2625053A1 (ja) |
HK (1) | HK64795A (ja) |
MX (1) | MX169534B (ja) |
SG (1) | SG9795G (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014045484A1 (ja) | 2012-09-18 | 2014-03-27 | 日本電気株式会社 | 電力合成回路および電力合成方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11146223B2 (en) * | 2019-07-01 | 2021-10-12 | Raytheon Company | High power radio frequency (RF) amplifiers |
CN112563711B (zh) * | 2020-11-23 | 2021-07-27 | 杭州电子科技大学 | 矩形贴片-半模基片集成波导杂交型90度定向耦合器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4673898A (en) * | 1986-02-28 | 1987-06-16 | Advanced Systems Research, Inc. | Wide band quadrature hybrid |
-
1987
- 1987-12-18 FR FR8717710A patent/FR2625053A1/fr active Pending
-
1988
- 1988-12-13 ES ES198888403162T patent/ES2039678T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-13 DE DE8888403162T patent/DE3879905T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-13 AT AT88403162T patent/ATE87770T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-12-13 EP EP88403162A patent/EP0321331B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-14 MX MX014154A patent/MX169534B/es unknown
- 1988-12-16 CA CA000586192A patent/CA1297954C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-19 JP JP63318691A patent/JP2639032B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-21 SG SG9795A patent/SG9795G/en unknown
- 1995-04-27 HK HK64795A patent/HK64795A/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014045484A1 (ja) | 2012-09-18 | 2014-03-27 | 日本電気株式会社 | 電力合成回路および電力合成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3879905T2 (de) | 1993-07-08 |
DE3879905D1 (de) | 1993-05-06 |
MX169534B (es) | 1993-07-09 |
SG9795G (en) | 1995-06-16 |
HK64795A (en) | 1995-05-05 |
ES2039678T3 (es) | 1993-10-01 |
ATE87770T1 (de) | 1993-04-15 |
CA1297954C (en) | 1992-03-24 |
JPH01282901A (ja) | 1989-11-14 |
EP0321331A1 (fr) | 1989-06-21 |
EP0321331B1 (fr) | 1993-03-31 |
FR2625053A1 (fr) | 1989-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4916410A (en) | Hybrid-balun for splitting/combining RF power | |
US4774481A (en) | Wideband transmission line signal combiner/divider | |
US4549152A (en) | Broadband adjustable phase modulation circuit | |
US5389890A (en) | Combiners for R.F. power amplifiers | |
GB2190261A (en) | Parallel distributed signal amplifiers | |
GB1302605A (ja) | ||
GB1114889A (en) | Multi-branched signal transmission circuits | |
US6246299B1 (en) | High power broadband combiner having ferrite cores | |
EP0238650B1 (en) | Broadband, high isolation radial line power divider/combiner | |
US5754082A (en) | N-way combiner | |
KR20000022848A (ko) | 전력분배기 및 전력결합기 | |
US5285175A (en) | Tri-phase combiner/splitter system | |
JP2639032B2 (ja) | エネルギー結合装置 | |
GB1226997A (ja) | ||
US6545564B1 (en) | RF signal divider | |
US3030501A (en) | Microwave duplexers | |
JPS58107708A (ja) | マイクロ波電力合成回路 | |
Sanada et al. | A waveguide type power divider/combiner of double-ladder multiple-port structure | |
Goodman | A wideband stripline matched power divider | |
US5334957A (en) | RF high power, two and three way in phase combiner and method | |
US3219949A (en) | Multiport hybrid coupling device for wave transmission systems | |
US4394629A (en) | Hybrid power divider/combiner circuit | |
US5032802A (en) | Hybrid directional coupler circuit | |
US3221274A (en) | Unbalanced line directional couplers and television frequency translating systems utilizing said couplers | |
US5194835A (en) | Energy coupling device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |