JP2634989B2 - ウエブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置 - Google Patents
ウエブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置Info
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- JP2634989B2 JP2634989B2 JP20071192A JP20071192A JP2634989B2 JP 2634989 B2 JP2634989 B2 JP 2634989B2 JP 20071192 A JP20071192 A JP 20071192A JP 20071192 A JP20071192 A JP 20071192A JP 2634989 B2 JP2634989 B2 JP 2634989B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は製紙又は磁気テープの
如きウエブに平滑性を与えるカレンダーロール等に使用
される弾性ニップロールの熱損防止装置に関する。
如きウエブに平滑性を与えるカレンダーロール等に使用
される弾性ニップロールの熱損防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】紙又は磁気テープの如きウエブは仕上げ
工程として、金属ロールと弾性ニップロールを複段に組
み合わせたカレンダーに通走し、平滑性と光沢を与えて
おり、弾性ニップロールとしては最近樹脂でカバーした
樹脂ロールが多用されている。
工程として、金属ロールと弾性ニップロールを複段に組
み合わせたカレンダーに通走し、平滑性と光沢を与えて
おり、弾性ニップロールとしては最近樹脂でカバーした
樹脂ロールが多用されている。
【０００３】而して、上記カレンダーにおいては従来よ
り弾性ニップロールが部分的に発熱してクラックを発生
する問題を有している。このクラック発生は異物の介入
やウエブの厚薄による異常発熱に起因するものとされて
おり、例えば弾性ニップロ−ルと金属ロ−ルのニップ間
に異物が介入すると同部位が異常に発熱し、熱膨張を来
す。この熱膨張部分に更に金属ロールによる過加圧、即
ち集中荷重が加わり、発熱及び熱膨張を更に助長し、つ
いにはカバー部材の集中荷重を受けた部分にクラックを
発生するのである。
り弾性ニップロールが部分的に発熱してクラックを発生
する問題を有している。このクラック発生は異物の介入
やウエブの厚薄による異常発熱に起因するものとされて
おり、例えば弾性ニップロ−ルと金属ロ−ルのニップ間
に異物が介入すると同部位が異常に発熱し、熱膨張を来
す。この熱膨張部分に更に金属ロールによる過加圧、即
ち集中荷重が加わり、発熱及び熱膨張を更に助長し、つ
いにはカバー部材の集中荷重を受けた部分にクラックを
発生するのである。
【０００４】上記クラックが顕著であるとカバー部材の
飛散、これによるマシントラブル、人身事故等を誘発す
る問題を有しており、従来はその解決手段として図１
Ａ，１Ｂに示すように金属ロ−ル１と弾性ニップロール
２とを加圧接触させてウエブ３を通走する場合に、弾性
ニップロ−ル２の軸線に沿い複数のエアーノズル４を等
間隔で並設して置き、他方ロール出口側にウエブの厚さ
を幅方向において測定する測定器を設置し、この測定値
を監視してウエブ厚が薄くなっている部分を弾性ニップ
ロールが熱膨張しているものと看做し、これに対応する
部分のエアーノズル４を手動バルブ５の操作により開閉
し降温する方法を採っていた。
飛散、これによるマシントラブル、人身事故等を誘発す
る問題を有しており、従来はその解決手段として図１
Ａ，１Ｂに示すように金属ロ−ル１と弾性ニップロール
２とを加圧接触させてウエブ３を通走する場合に、弾性
ニップロ−ル２の軸線に沿い複数のエアーノズル４を等
間隔で並設して置き、他方ロール出口側にウエブの厚さ
を幅方向において測定する測定器を設置し、この測定値
を監視してウエブ厚が薄くなっている部分を弾性ニップ
ロールが熱膨張しているものと看做し、これに対応する
部分のエアーノズル４を手動バルブ５の操作により開閉
し降温する方法を採っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、マシン
の運転中に熱膨張部分がどこであるかを正確に把握する
ことは非常に困難であり、又マシンが数日間も連続運転
されている時、作業員が定期的に保守点検せねばなら
ず、手間のかかる作業となっていた。
の運転中に熱膨張部分がどこであるかを正確に把握する
ことは非常に困難であり、又マシンが数日間も連続運転
されている時、作業員が定期的に保守点検せねばなら
ず、手間のかかる作業となっていた。
【０００６】殊に突発する熱膨張に対し即応できず、又
クラック発生を防止する手段としては信頼性に欠けその
改善が望まれている現状にある。
クラック発生を防止する手段としては信頼性に欠けその
改善が望まれている現状にある。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記問題を有
効に解決することを目的とするものであって、その手段
としてウエブ通走用弾性ニップロールの軸線方向に沿っ
て複数のロール降温用エアーノズルを並設すると共に、
同弾性ニップロールの軸線方向に沿って往復スライドし
ロール表面温度を連続測定する赤外線感知形温度測定器
を設置し、該温度測定器の各測定点における温度測定に
基づき上記エアーノズルを制御し発熱部位の測定に対応
するエアーノズルを開き同部位を集中降温する構成とし
たものである。
効に解決することを目的とするものであって、その手段
としてウエブ通走用弾性ニップロールの軸線方向に沿っ
て複数のロール降温用エアーノズルを並設すると共に、
同弾性ニップロールの軸線方向に沿って往復スライドし
ロール表面温度を連続測定する赤外線感知形温度測定器
を設置し、該温度測定器の各測定点における温度測定に
基づき上記エアーノズルを制御し発熱部位の測定に対応
するエアーノズルを開き同部位を集中降温する構成とし
たものである。
【０００８】
【作用】前記のように、弾性ニップロールは局部的に異
常発熱し膨張することがクラック発生を招いており、上
記赤外線感知形温度測定器はロール軸線方向に往復スラ
イドすることにより常時このロールの表面温度を監視し
ており、上記異常発熱部、即ち熱膨張部が発生すると同
部位より発する赤外線を感知し、異常発熱温度を検知す
る。
常発熱し膨張することがクラック発生を招いており、上
記赤外線感知形温度測定器はロール軸線方向に往復スラ
イドすることにより常時このロールの表面温度を監視し
ており、上記異常発熱部、即ち熱膨張部が発生すると同
部位より発する赤外線を感知し、異常発熱温度を検知す
る。
【０００９】上記温度測定器はその温度測定に基づき上
記エアーノズルを制御する関係に配置されており、上記
異常発熱を検知すると、これに基づき直ちにこの異常発
熱検出部位に対応したエア−ノズルのバルブを開き同部
位へエア−を噴出して降温を行う。即ち、弾性ニップロ
−ルの軸線方向の各部位に対向して配したエア−ノズル
と、上記軸線方向に往復スライドして各部位の温度を連
続測定し上記エア−ノズルを制御する赤外線感知形温度
測定器との協働により、弾性ロ−ルの局部発熱に即応し
降温することができ、ロ−ルの部分膨張、クラック発生
を未然に且つ確実に防止でき、ロ−ルを長期間健全に機
能させ、修復や管理に要するコストを低減し経済的であ
る。
記エアーノズルを制御する関係に配置されており、上記
異常発熱を検知すると、これに基づき直ちにこの異常発
熱検出部位に対応したエア−ノズルのバルブを開き同部
位へエア−を噴出して降温を行う。即ち、弾性ニップロ
−ルの軸線方向の各部位に対向して配したエア−ノズル
と、上記軸線方向に往復スライドして各部位の温度を連
続測定し上記エア−ノズルを制御する赤外線感知形温度
測定器との協働により、弾性ロ−ルの局部発熱に即応し
降温することができ、ロ−ルの部分膨張、クラック発生
を未然に且つ確実に防止でき、ロ−ルを長期間健全に機
能させ、修復や管理に要するコストを低減し経済的であ
る。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図２乃至図１０に基づ
いて説明する。図２、図３に示すように、金属ロ−ル１
と弾性ニップロ−ル２とが加圧接触して相対回転してお
り、両ロ−ル１、２間に紙や磁気テ−プの如きウエブ３
を通走し、ウエブ３の表面に平滑性と光沢を与えてお
り、このロ−ル対の組合わせによりカレンダ−が構成さ
れる。
いて説明する。図２、図３に示すように、金属ロ−ル１
と弾性ニップロ−ル２とが加圧接触して相対回転してお
り、両ロ−ル１、２間に紙や磁気テ−プの如きウエブ３
を通走し、ウエブ３の表面に平滑性と光沢を与えてお
り、このロ−ル対の組合わせによりカレンダ−が構成さ
れる。
【００１１】上記弾性ニップロ−ル２は樹脂でカバ−し
た樹脂ロ−ルであり、この弾性ニップロ−ル２の軸線に
沿い複数のエア−ノズル４をロ−ル表面と対向して並設
し、更に弾性ニップロ−ル２の軸線に沿って往復スライ
ドする赤外線感知形の温度測定器７を配置する。
た樹脂ロ−ルであり、この弾性ニップロ−ル２の軸線に
沿い複数のエア−ノズル４をロ−ル表面と対向して並設
し、更に弾性ニップロ−ル２の軸線に沿って往復スライ
ドする赤外線感知形の温度測定器７を配置する。
【００１２】１１は該温度測定器７の往復動を案内する
ロール軸線と平行に設けたスライドレールであり、該レ
ール１１の両端はロール２の両端からロール全長より長
くなるように延出し、該レール延出部１１ａをウエブの
運転開始時のウエブ引き通しの便に供し、更にはロール
末端部の温度検出も適正に行なえるようにしている。
ロール軸線と平行に設けたスライドレールであり、該レ
ール１１の両端はロール２の両端からロール全長より長
くなるように延出し、該レール延出部１１ａをウエブの
運転開始時のウエブ引き通しの便に供し、更にはロール
末端部の温度検出も適正に行なえるようにしている。
【００１３】この赤外線感知形の温度測定器７は既知の
ように、ロ−ル２表面から発せられる赤外線を感知して
温度測定し、従って非接触で温度測定が可能であり、こ
れをロ−ル２の軸線方向に往復スライドさせることによ
り、ロ−ル表面の軸線方向の各部位の温度を連続的に測
定する。エア−ノズル４と温度測定器７とは上記温度測
定値を信号源として上記エア−ノズル４個々の開閉弁５
を自動的に制御する関係に配置する。
ように、ロ−ル２表面から発せられる赤外線を感知して
温度測定し、従って非接触で温度測定が可能であり、こ
れをロ−ル２の軸線方向に往復スライドさせることによ
り、ロ−ル表面の軸線方向の各部位の温度を連続的に測
定する。エア−ノズル４と温度測定器７とは上記温度測
定値を信号源として上記エア−ノズル４個々の開閉弁５
を自動的に制御する関係に配置する。
【００１４】９は温度測定器７の検出信号によってエア
−ノズル４を開閉する制御系であり、既知の制御装置の
適用が可能であるので詳細は省略する。上記エア−ノズ
ル４は圧縮エア−を供給するエア−パイプ６に上記開閉
弁５を介して等間隔で並設し温度測定器７が検知した異
常発熱部位に対応するエア−ノズルが上記制御系９によ
って開かれるように制御される。即ち、温度測定器７が
往復スライドしつつ、弾性ニップロ−ル２の表面温度を
一定周期を以て連続測定し、同ロ−ル２の局部に異常発
熱が発生すると、その測定に基づき、直ちにこの異常発
熱部位に対応するエア−ノズルが開かれ同部位へエア−
を噴出して降温し熱膨張とクラック発生を未然に防止す
る。
−ノズル４を開閉する制御系であり、既知の制御装置の
適用が可能であるので詳細は省略する。上記エア−ノズ
ル４は圧縮エア−を供給するエア−パイプ６に上記開閉
弁５を介して等間隔で並設し温度測定器７が検知した異
常発熱部位に対応するエア−ノズルが上記制御系９によ
って開かれるように制御される。即ち、温度測定器７が
往復スライドしつつ、弾性ニップロ−ル２の表面温度を
一定周期を以て連続測定し、同ロ−ル２の局部に異常発
熱が発生すると、その測定に基づき、直ちにこの異常発
熱部位に対応するエア−ノズルが開かれ同部位へエア−
を噴出して降温し熱膨張とクラック発生を未然に防止す
る。
【００１５】図４は上記思想に基づき、上記赤外線感知
形の温度測定器７を複数設け、例えば弾性ニップロ−ル
２を二分する一方領域と他方領域を温度測定する測定器
を二個配し、効率的な温度測定とエア−ノズルの作動が
行えるようにしたものである。又図５は上記エア−ノズ
ル４を単数又は複数設置し、これを弾性ニップロ−ル２
の軸線と平行に往復スライドするように設け、温度測定
器４が異常発熱部位を検出した時に、このエア−ノズル
を同発熱部位と対向する位置へ移動させて弁を開き降温
を図るようにしている。
形の温度測定器７を複数設け、例えば弾性ニップロ−ル
２を二分する一方領域と他方領域を温度測定する測定器
を二個配し、効率的な温度測定とエア−ノズルの作動が
行えるようにしたものである。又図５は上記エア−ノズ
ル４を単数又は複数設置し、これを弾性ニップロ−ル２
の軸線と平行に往復スライドするように設け、温度測定
器４が異常発熱部位を検出した時に、このエア−ノズル
を同発熱部位と対向する位置へ移動させて弁を開き降温
を図るようにしている。
【００１６】図６は上記図４及び図５の実施例に従いエ
ア−ノズル４と温度測定器７を夫々複数設け、夫々を往
復スライド可に設けた場合を示している。
ア−ノズル４と温度測定器７を夫々複数設け、夫々を往
復スライド可に設けた場合を示している。
【００１７】又図７に示す実施例は温度測定器７が温度
を測定する位置に対応してエア−ノズル４を配置すると
共に、温度測定位置間に別のエア−ノズル４を配し、異
常発熱した部位に対向するエア−ノズルとこれに隣接す
るエア−ノズルを開いて降温範囲を異常発熱部位の左右
に拡大し降温目的を確実にした場合を示す。
を測定する位置に対応してエア−ノズル４を配置すると
共に、温度測定位置間に別のエア−ノズル４を配し、異
常発熱した部位に対向するエア−ノズルとこれに隣接す
るエア−ノズルを開いて降温範囲を異常発熱部位の左右
に拡大し降温目的を確実にした場合を示す。
【００１８】又図８は図７の温度測定位置にエア−ノズ
ルを設けずに、温度測定位置の左右に隣接する位置にエ
ア−ノズル４を配し、異常発熱部位の左右においてエア
−を吐き出し降温を図るようにしている。１０はエア−
ノズル４及び温度測定器７のスライダ−であり、１１は
該スライダ−１０の往復スライドを案内する前記スライ
ドレ−ルである。
ルを設けずに、温度測定位置の左右に隣接する位置にエ
ア−ノズル４を配し、異常発熱部位の左右においてエア
−を吐き出し降温を図るようにしている。１０はエア−
ノズル４及び温度測定器７のスライダ−であり、１１は
該スライダ−１０の往復スライドを案内する前記スライ
ドレ−ルである。
【００１９】図９、図１０は上記往復スライド装置に関
する実施例を示している。図示のようにホイ−ル１２、
１３間に歯付きベルト１４を弾性ニップロ−ル２の軸線
と平行に装架し、このベルト１４を温度測定器７を支持
する搭載台１５とスライダ−１０間に引き通しつつ、上
記歯付きベルト１４を搭載台１５の底面に設けた歯と咬
合させ、ベルト１４を往動と復動を繰り返すことによ
り、上記スライダ−１０及び搭載台１５をレ−ル１１に
沿い往復動させ、温度測定器７及びエア−ノズル４を往
復動させるようにしている。又温度測定器７又はエア−
ノズル４は搭載台１５に対しヒンジ１６により前後傾可
に枢支し、弾性ニップロール２の直径に応じその対向角
度を調整できるように配する。又図２に示すように、エ
ア−ノズル４と温度測定器７とは弾性ニップロール２の
一側面側に接近して配し、且つウエブ３の出口側に接近
した位置に配する。
する実施例を示している。図示のようにホイ−ル１２、
１３間に歯付きベルト１４を弾性ニップロ−ル２の軸線
と平行に装架し、このベルト１４を温度測定器７を支持
する搭載台１５とスライダ−１０間に引き通しつつ、上
記歯付きベルト１４を搭載台１５の底面に設けた歯と咬
合させ、ベルト１４を往動と復動を繰り返すことによ
り、上記スライダ−１０及び搭載台１５をレ−ル１１に
沿い往復動させ、温度測定器７及びエア−ノズル４を往
復動させるようにしている。又温度測定器７又はエア−
ノズル４は搭載台１５に対しヒンジ１６により前後傾可
に枢支し、弾性ニップロール２の直径に応じその対向角
度を調整できるように配する。又図２に示すように、エ
ア−ノズル４と温度測定器７とは弾性ニップロール２の
一側面側に接近して配し、且つウエブ３の出口側に接近
した位置に配する。
【００２０】
【発明の効果】本発明はエア−ノズルと赤外線感知形の
温度測定器とが協働し、温度測定器が弾性ニップロ−ル
の異常発熱を検知した部位に対応するエア−ノズルを開
いて直ちに同該当部位の降温を図ることができ、異常発
熱に即応する降温措置が自動的に行え、ロ−ルの熱膨張
とクラック発生を未然に防止できる。
温度測定器とが協働し、温度測定器が弾性ニップロ−ル
の異常発熱を検知した部位に対応するエア−ノズルを開
いて直ちに同該当部位の降温を図ることができ、異常発
熱に即応する降温措置が自動的に行え、ロ−ルの熱膨張
とクラック発生を未然に防止できる。
【００２１】又その異常発熱部位の検知と降温の措置が
確実に行え、高信頼の熱損防止装置を提供できる。従っ
て本発明によればカレンダ−等における弾性ニップロ−
ルを高寿命にして健全に稼動させることができ、その保
守管理コストを著しく低減でき、弾性ニップロ−ルにお
けるカバ−部材の飛散、これによるマシントラブル及び
人身事故の防止に有効に寄与するものである。
確実に行え、高信頼の熱損防止装置を提供できる。従っ
て本発明によればカレンダ−等における弾性ニップロ−
ルを高寿命にして健全に稼動させることができ、その保
守管理コストを著しく低減でき、弾性ニップロ−ルにお
けるカバ−部材の飛散、これによるマシントラブル及び
人身事故の防止に有効に寄与するものである。
【図１Ａ】従来のカレンダーロールの側面図である。
【図１Ｂ】同平面図である。
【図２】本発明の実施例を示すカレンダーロールの側面
図である。
図である。
【図３】同平面図である。
【図４】他例を示す同平面図である。
【図５】更に他例を示す同平面図である。
【図６】更に他例を示す同平面図である。
【図７】更に他例を示す同平面図である。
【図８】更に他例を示す同平面図である。
【図９】上記各実施例におけるスライド装置を例示する
断面図である。
断面図である。
【図１０】同一部断面せる正面図である。
１ 金属ロール ２ 弾性ニップロール ３ ウエブ ４ エアーノズル ５ 開閉弁 ７ 赤外線感知形の温度測定器 ９ 制御系 １０ スライダー １１ スライドレール
Claims (3)
- 【請求項１】ウエブ通走用弾性ニップロールの軸線方向
に沿い複数のロール降温用エアーノズルを並設すると共
に、同弾性ニップロールの軸線方向に沿って往復スライ
ドしロール表面温度を連続測定する赤外線感知形温度測
定器を設置し、該温度測定器の各測定点における温度測
定に基づき発熱部位の測定に対応するエアーノズルを開
き同部位を集中降温する構成としたことを特徴とするウ
エブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置。 - 【請求項２】上記赤外線感知形温度測定器を複数設けた
ことを特徴とする請求項１記載のウエブ通走用弾性ニッ
プロールの熱損防止装置。 - 【請求項３】上記エアーノズルをウエブ通走用弾性ニッ
プロールの軸線方向に沿い往復動可に設けたことを特徴
とする請求項１記載のウエブ通走用弾性ニップロールの
熱損防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20071192A JP2634989B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ウエブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20071192A JP2634989B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ウエブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616300A JPH0616300A (ja) | 1994-01-25 |
| JP2634989B2 true JP2634989B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=16428953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20071192A Expired - Lifetime JP2634989B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ウエブ通走用弾性ニップロールの熱損防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2634989B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6897612B2 (en) | 2000-04-03 | 2005-05-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Discharge lamp, method for producing the same and lamp unit |
| DE112004002418T5 (de) * | 2003-12-10 | 2006-10-19 | Metso Paper, Inc. | Verfahren zum Steuern der Laufparameter bei einem Gerät zum Behandeln einer Faserbahn und Vorrichtung zum Anwenden dieses Verfahrens |
| KR20210131634A (ko) | 2020-04-24 | 2021-11-03 | 두산산업차량 주식회사 | 응축수 활용 냉각 시스템 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP20071192A patent/JP2634989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616300A (ja) | 1994-01-25 |
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