JP2630721B2 - 催芽機のシャワー装置 - Google Patents

催芽機のシャワー装置

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JP2630721B2
JP2630721B2 JP34400592A JP34400592A JP2630721B2 JP 2630721 B2 JP2630721 B2 JP 2630721B2 JP 34400592 A JP34400592 A JP 34400592A JP 34400592 A JP34400592 A JP 34400592A JP 2630721 B2 JP2630721 B2 JP 2630721B2
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謙蔵 川島
和昭 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種籾の侵種・催芽用の
水を循環させながら加温して作業槽に散水することがで
きる催芽機のシャワー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、多数の種籾袋等を装填した催芽
槽の上方から該催芽槽内の水を循環させながら加温して
散水することができる催芽機において、実公昭61−2
4071号公報に見られるように、催芽槽の側部に着脱
可能に取り付けた箱体から催芽槽の上方へ横長のシャワ
ーヘッド付きパイプを延設することは知られており、ま
た、本出願人が既に出願した実願平2−104691号
に見られるように、催芽槽の上方には両端側にかけて延
長する散水槽をその両端で調節できるようにして架設す
ることは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな先行技術では、種籾袋等を催芽槽に装填する際にパ
イプや散水槽を取り外さなければならず、面倒で作業性
も悪く、また、散水槽が横長であるために、内部のセン
サによる水温の検出精度が悪くて誤動作したり、その調
節もひんぱんに行なわなければならず、その調節は難し
くて面倒である、といった不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合をことごとく解決し、種籾の催芽精度を一段と向上
させるよう工夫したものであり、そのため、催芽槽の側
部には該催芽槽の底部に速通する吸水パイプや揚水ポン
プを装備した揚水ケースを並設し、該揚水ケースの上方
には、前記催芽槽の上方中央部に下面の散水面がのぞむ
ような大きさに形成したシャワーボックスを支持する支
持ケースの下部を回動可能に速設し、ヒータやセンサを
上部に内装した前記シャワーボックスの内部には、前記
揚水ポンプに連結して前記揚水ケース及び支持ケースに
内装した揚水パイプを速通速設して構成したものであ
り、また、シャワーボックスの内部には、下端が下面の
散水面を通して下方に開口するとともに上端がシャワー
ボックス内の上方に開口するオーバーフローパイプを立
設したり、支持ケースから延出するステーにシャワーボ
ックスを傾斜変更調節自在に枢着したり、揚水パイプを
屈曲可能に形成するとともにその先端をシャワーボック
ス内の送水パイプに着脱自在にしたり、支持ケースの上
部には揚水パイプの取出し用開閉蓋を被着したり、揚水
ケースと支持ケースの連結部には、揚水パイプを嵌挿さ
せるとともに支持ケースの回動中心となる円筒を介装し
たり、円筒の下部は揚水ケース側に固定するとともに、
円筒の上部外周には、支持ケースが左右にそれぞれ略9
0度、回動すると、支持ケースの前方内側面に衝合可能
となるストッパ板を固設して構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、揚水ケースの上方の支持ケースを
簡単に回動させるだけで、種籾袋等を催芽槽内に上方か
ら容易に装填したり取出すことができることになり、シ
ャワーボックスはその下面の散水面が催芽槽の中央部上
方にのぞむような大きさに形成するとともに傾斜変更可
能にしたので、センサによる検出精度を一段と向上させ
ることができることになって、種籾の催芽精度を一段と
向上させることができることになり、また、揚水ポンプ
により催芽槽内の水を容易に排除できる。
【0006】
【実施例】図2は催芽機全体の側面図を示し、上方を解
放して底部にすのこ12を有する催芽槽Aは、網袋等に
種籾を充填した多数の種籾袋を装填できるように従来形
構造同様に形成するが、該催芽槽Aの横外側部には、該
催芽槽Aの底部の吸水パイプ13に速通する揚水ポンプ
2を内装して前記催芽槽Aより少し高くなる揚水ケース
Bを固設し、該揚水ケースBの上端面にはエルボー状の
支持ケースDの下端面を接合するとともに、その接合部
には、前記揚水ポンプ2から延出する可撓性の蛇腹形揚
水パイプ1を嵌挿させて下端部を揚水ケースBの上端面
に固定した短い円筒7を介装し、該円筒7の上部外周に
は、円筒7を中心にして回動できる支持ケースDの下端
面を挟持することができるとともに支持ケースDが左右
にそれぞれ略90度、回動すると支持ケースDの前方内
側面4に衝合する両側縁15a,15bを有したストッ
パ板15を固設し、また、支持ケースDの上部には、ヒ
ンジ16中心に回動して揚水パイプ1の上部を取出すた
めの開閉蓋11を被着して構成する。
【0007】前記支持ケースDの先端部両側から水平方
向に延出する両ステー9、9の間にはシャワーボックス
Cを架設するが、一側寄り上方にヒータ4やセンサ5を
有する該シャワーボックスCは、多数の通水孔を有した
下面の散水面3が前記催芽槽Aの中央部上方にのぞむよ
うな大きさに形成し、シャワーボックスCの内部には、
下端が下面の散水面3を通して下方に開口するとともに
上端がシャワーボックスC内の上方に開口するとオーバ
ーフローパイプ8を立設し、また、先端口が散水面3の
上方に開口する送水パイプ10を、その後端口が前記支
持ケースDの上部内方に延出するようにしてシャワーボ
ックスC内に架設し、送水パイプ10の後端口には前記
揚水パイプ1の上端側口金1aを着脱自在に嵌着して、
両ステー9、9の先端部には前記シャワーボックスCの
中央部両側を支点軸17、17を介して回動可能にし枢
着し、両ステー9、9には前記支点軸17を中心とした
円弧孔18を形成するとともに、シャワーボックスCの
両側に螺挿する締付ねじ19を円弧孔18に挿着し、シ
ャワーボックスCが傾斜変更調節できるようにして構成
する。
【0008】したがって、支持ケースDは円筒7を中心
にスムーズに回動できることになって、矢印イ方向に左
側へ略90度、回動させると、図8及び図9に示すよう
に、支持ケースDの前方内側面14がストッパ板15の
左側の側縁15aに衝合して催芽槽Aの上方を広く開放
させることができることになり、また、逆方向に支持ケ
ースDの前方内側面14がストッパ板15の右側の側縁
15bに衝合するまで90度、回動させても良く、その
状態で、種籾袋を催芽槽A内に上方から容易に装填した
り取出すことができることになり、シャワーボックスC
は、その下面の散水面3が催芽槽Aの中央部上方にのぞ
むような大きさに形成するとともに、支点軸17、17
中心に回動させて図11に示すように傾斜変更可能にし
たので、センサ5による検出精度を一段と向上させるこ
とができることになって、種籾の催芽精度を一段と向上
させることができることになり、また、作業が終って、
催芽槽A内の水を排出する場合には、図12に示すよう
に、開閉蓋11を開き、口金1aを送水パイプ10から
外して揚水パイプ1の上部を外方側へ屈曲させると、揚
水ポンプ2により容易に排出できる。
【0009】
【発明の効果】このように本発明は、揚水ケースBの上
方の支持ケースDを簡単に回動させるだけで、種籾袋等
を催芽槽A内に上方から容易に充填したり取出すことが
できることになり、シャワーボックスCは、その下面の
散水面3が催芽槽Aの中央部上方にのぞむような大きさ
に形成するとともに、内部で加温されながら多くなる水
はオーバーフローパイプ8によりオーバーフローさせる
ことができるので、水位を一定に保つことができ、しか
も傾斜度変更可能にしたので、センサ5による検出精度
を向上させることができることになって、種籾の催芽精
度を一段と向上させることができることになり、また、
開閉蓋11を開いて揚上パイプ1を屈曲させると、揚上
ポンプ2により催芽槽A内の水を容易に排除できること
になり、好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した側断面図である。
【図2】催芽機全体を示した側面図である。
【図3】図2を示した平面図である。
【図4】図2を示した斜視図である。
【図5】図1の一部を拡大して示した側断面図である。
【図6】図1の一部を示した平断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面を示した断面図で
ある。
【図8】図3の作動状態を概略示した平面図である。
【図9】図6の作動状態を示した平面図である。
【図10】図4の作動状態を概略示した斜視図である。
【図11】図2の作動状態を示した側面図である。
【図12】図1の作動状態を示した側断面図である。
【符号の説明】
A 催芽槽 1 揚水パイプ 2 揚水ポンプ B 揚水ケース 3 散水面 C シャワーボックス D 支持ケース 4 ヒータ 5 センサ 7 円筒 8 オーバーフローパイプ 9 ステー 10 送水パイプ 11 開閉蓋 13 吸水パイプ 14 内側面 15 ストッパ板

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の種籾袋等を装填した催芽槽Aの上
    方から該催芽槽A内の水を循環させながら加温して散水
    することができる催芽機において、前記催芽槽Aの側部
    には該催芽槽Aの底部に速通する吸水パイプ13や揚水
    ポンプ2を装備した揚水ケースBを並設し、該揚水ケー
    スBの上方には、前記催芽槽Aの上方中央部に下面の散
    水面3がのぞむような大きさに形成したシャワーボック
    スCを支持する支持ケースDの下部を回動可能にして連
    設し、ヒータ4やセンサ5を上部に内装した前記シャワ
    ーボックスCの内部には、前記揚水ポンプ2に連結して
    前記揚水ケースB及び支持ケースDに内装した揚水パイ
    プ1を速通速設して構成したことを特徴とするシャワー
    装置。
  2. 【請求項2】 シャワーボックスCの内部には、下端が
    下面の散水面3を通して下方に開口するとともに上端が
    シャワーボックスC内の上方に開口するオーバーフロー
    パイプ8を立設してなる請求項1記載の催芽機のシャワ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 支持ケースDから延出するステー9にシ
    ャワーボックスCを傾斜変更調節自在に枢着してなる請
    求項1記載の催芽機のシャワー装置。
  4. 【請求項4】 揚水パイプ1を屈曲可能に形成するとと
    もにその先端をシャワーボックスC内の送水パイプ10
    に着脱自在にしてなる請求項1記載の催芽機のシャワー
    装置。
  5. 【請求項5】 支持ケースDの上部には揚水パイプ1の
    取出し用開閉蓋11を被着してなる請求項1記載の催芽
    機のシャワー装置。
  6. 【請求項6】 揚水ケースBと支持ケースDの連絡部に
    は、揚水パイプ1を嵌挿させるとともに支持ケースDの
    回動中心となる円筒7を介装してなる請求項1記載の催
    芽機のシャワー装置。
  7. 【請求項7】 円筒7の下部には揚水ケースB側に固定
    するとともに、円筒7の上部外周には、支持ケースDが
    左右にそれぞれ略90度、回動すると、支持ケースDの
    前方内側面14に衝合可能となるストッパ板15を固設
    してなる請求項6に記載の催芽機のシャワー装置。
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