JP2629778B2 - 衛星中継通信装置 - Google Patents

衛星中継通信装置

Info

Publication number
JP2629778B2
JP2629778B2 JP3744888A JP3744888A JP2629778B2 JP 2629778 B2 JP2629778 B2 JP 2629778B2 JP 3744888 A JP3744888 A JP 3744888A JP 3744888 A JP3744888 A JP 3744888A JP 2629778 B2 JP2629778 B2 JP 2629778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
meeting
carrier
relay communication
satellite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3744888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01213033A (ja
Inventor
光芳 坪池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP3744888A priority Critical patent/JP2629778B2/ja
Publication of JPH01213033A publication Critical patent/JPH01213033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2629778B2 publication Critical patent/JP2629778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、衛星中継通信装置に関し、特に、衛星通信
において、一個の衛星中継器を使用して、一方向送りの
TV信号回線と双方向の打ち合せ回線を同時に伝送する衛
星中継通信装置に関する。
[従来の技術] 近年、一個の衛星中継器を経由し、一方向送りのTV信
号回線と双方向の打ち合せ回線を同時に伝送することが
行なわれている。
しかし、従来の衛星中継通信装置では、TV信号用FM搬
送波と打ち合せ回線用搬送波相互の干渉を避けるため、
TV信号用FM搬送波のスペクトラムを分析し、比較的スペ
クトラム密度の低い周波数に打ち合わせ回線用搬送波を
配置せねばならなかった。
また、打ち合せ回線用搬送波の信号レベルは衛星中継
器の混変調積による干渉増大などの影響を受けるため、
TV信号用に比べ十分低く抑える必要があった。
第3図は、従来の衛星中継通信装置において、NTSC方
式や、PAL方式またはSECAM方式による一つのTV信号用FM
搬送波と、打ち合わせ回線用搬送波を同時に伝送する場
合の信号レベルと周波数のスペクトラムを示す図であ
る。
同図に示すように、TV信号用FM搬送波は衛星中継器の
通過帯域のほとんどを占めていた。このため、打ち合せ
回線用搬送波は通過帯域の端に位置し、信号レベルもTV
信号用に比べ低く抑えられていた。
[解決すべき問題点] 上述した従来の衛星中継通信装置は、TV信号用FM搬送
波と打ち合せ回線用搬送波相互の干渉を避けるため、TV
信号と打ち合せ信号用の各搬送波の信号レベルと周波数
配置を決定する自由度が非常に小さいという問題点があ
った。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、
TV信号用FM搬送波と打ち合せ回線用搬送波相互の干渉を
防ぐとともに、TV信号と打ち合せ信号用の各搬送波の信
号レベルと周波数配置を決定する自由度が大きい衛星中
継通信装置の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の衛星中継通信装置
は、TV信号送信局側では、TV信号を変調するとともに、
このTV信号の同期信号の区間だけ打ち合せ信号を変調
し、変調されたTV信号と打ち合せ信号を送信信号として
出力する第1の送信手段と、衛星中継器を介してTV信号
受信局側から送信された打ち合せ信号を受信して復調す
る第1の受信手段とを具備し、TV信号受信局側では、衛
星中継器を介して上記第1の送信手段から送信された送
信信号を受信し、TV信号と打ち合せ信号を復調する第2
の受信手段と、この第2の受信手段によって復調された
TV信号の同期信号の区間だけ打ち合せ信号を変調して送
信する第2の送信手段とを備えた構成としてある。
本発明は、TV信号の同期信号区間におけるTV信号用FM
変調波の瞬時周波数変位は狭いことを利用するものであ
り、以上のような構成とすることにより、TV信号送信局
の入力TV信号の同期信号の区間だけ相対する二局から打
ち合せ信号の搬送波を送信させている。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る衛星中継通信装置
のブロック図であり、同図(a)はTV信号送信局側のブ
ロック図、同図(b)はTV信号受信局側のブロック図で
ある。また、第2図は、第1図の衛星中継通信装置にお
ける各部の信号波形を示す図である。
第1図において、1はFM変調器、2,15は同期信号抽出
回路、3,14は変調器、4は合成器、5,13は送信機、6,9
は分波器、7,10は受信機、8,16は復調器、11は分配器、
12はFM復調器である。
まず、上記構成からなるTV信号送信局側の動作につい
て説明する。
TV信号入力は、FM変調器1によってFM変調波に変換さ
れ、同時に、同期信号抽出回路2によってTV信号から同
期信号が分離抽出される。そして、同期信号抽出回路2
の出力により、打ち合せ信号入力用の変調器3からは同
期信号の区間だけ変調波が送出される。
一方、合成器4ではTV用FM変調波と打ち合せ信号用変
調波が合成され、送信機5によって周波数変換、および
増幅処理を受ける。そして、分波器6を経由して衛星中
継器に送信される。
また、受信した打ち合せ信号用搬送波は、分波器6を
経由して受信機7で受信する。そして、この受信機7で
周波数変換した後、復調器8で打ち合せ信号に再生す
る。
以上が、TV信号送信局側の動作である。
次に、相対するTV信号受信局側の動作について説明す
る。
TV信号受信局側では、TV信号用FM搬送波と打ち合せ信
号用搬送波を分波器9を経由して受信機10で受信する。
そして、この受信機10で周波数変換した後、分配器11で
TV信号用FM搬送波と打ち合せ信号用搬送波との成分に二
分岐する。
分配器11の出力のうち、一方はFM復調器12によってTV
信号に復調再生され、もう一方の出力は復調器16によっ
て打ち合せ信号に再生される。
また、同期信号抽出回路15では、再生されたTV信号か
ら同期信号だけを分離抽出し、TV信号送信局側のTV信号
に同期したタイミングを持つ同期信号を作り出す。一
方、打ち合せ信号入力は、変調器14によって打ち合せ信
号用変調波に変換される。しかし、変調波は、同期信号
抽出回路15から出力される同期信号の制御により、同期
信号区間だけ送出される。そして、送信機13による周波
数変換、および増幅処理を受け、分波器9を経由して先
ほどの衛星中継器に送信される。
以上が、TV信号受信局側の動作である。
第4図は、第1図の衛星中継通信装置を使用してTV信
号用FM搬送波と打ち合わせ回線用搬送波を同時に伝送す
る場合の信号レベルと周波数のスペクトラムを示す図で
ある。ここで、同図(a)は、同期信号区間のスペクト
ラムを示し、同図(b)は、画像信号区間のスペクトラ
ムを示す。
次に、具体的な周波数の関係について説明する。
通常における打ち合せ信号の最高周波数を3.4kHzとす
ると、TV信号の同期信号繰り返し周波数は約15kHzであ
るため、ナイキストサンプリング周波数より高くなる。
このため、相対する局で受信された打ち合せ信号はバー
スト状となるものの、原信号に再生することが十分可能
となる。
また、、同期信号抽出回路2,15は、モノマルチバイブ
レータ回路のように、TV信号入力が無い場合にも、同期
信号に近い周波数にてフリーランに発射し、出力信号を
得るものとする。
このように本実施例では、相対する二局の衛星通信地
球局AとBにおいて、地球局AからはTV信号のFM搬送波
と、TV信号の同期信号の区間だけ送出する打ち合せ信号
の搬送波とを衛星中継器に送信し、地球局Bではこれを
受信してTV信号と打ち合せ信号を得るとともに、このTV
信号の同期信号の区間だけ打ち合せ信号の搬送波を衛星
中継器に送信している。
すなわち、TV信号送信局側にて、TV信号の同期信号の
時間のみ、打ち合せ信号により変調された搬送波を送出
し、TV信号用FM搬送波と合成し発射する。
一方、TV信号受信局側では、受信したTV信号用FM搬送
波よりTV信号を復調し、その同期信号により送信局側TV
信号の同期信号に同期化した時間のみ打ち合せ信号によ
り変調された搬送波を発射する。
また、この際、二つの打ち合せ信号による搬送波の周
波数はそれぞれ異なり、二つの搬送波は同一の衛星中継
器を経由するものとする。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、以下のような特長を有
する衛星中継通信装置を提供できるという効果がある。
衛星中継器を通過するTV信号用FM搬送波のスペクトラ
ムが狭く、打ち合せ信号の搬送波がTV信号用FM搬送波か
らか干渉を受けることがない。
打ち合せ信号による搬送波はTV信号の同期信号区間だ
け存在することになるため、TV信号の画像信号部分に影
響を与えない。
TV信号と打ち合せ信号用の各搬送波について、信号レ
ベルと周波数配置決定の自由度が広くとれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る衛星中継通信装置のブ
ロック図、第2図は第1図の衛星中継通信装置における
各部信号波形を示す図、第3図は従来の衛星中継通信装
置においてTV信号用FM搬送波と打ち合わせ回線用搬送波
を同時に伝送する場合の信号レベルと周波数のスペクト
ラムを示す図、第4図は第1図の衛星中継通信装置を使
用してTV信号用FM搬送波と打ち合わせ回線用搬送波を同
時に伝送する場合の信号レベルと周波数のスペクトラム
を示す図である。 1:FM変調器 2,15:同期信号抽出回路 3,14:変調器 4:合成器 5,13:送信機 6,9:分波器 7,10:受信機 8,16:復調器 11:分配器 12:FM復調器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TV信号送信局側では、TV信号を変調すると
    ともに、このTV信号の同期信号の区間だけ打ち合せ信号
    を変調し、変調されたTV信号と打ち合せ信号を送信信号
    として出力する第1の送信手段と、衛星中継器を介して
    TV信号受信局側から送信された打ち合せ信号を受信して
    復調する第1の受信手段とを具備し、TV信号受信局側で
    は、衛星中継器を介して上記第1の送信手段から送信さ
    れた送信信号を受信し、TV信号と打ち合せ信号を復調す
    る第2の受信手段と、この第2の受信手段によって復調
    されたTV信号の同期信号の区間だけ打ち合せ信号を変調
    して送信する第2の送信手段とを具備することを特徴と
    する衛星中継通信装置。
JP3744888A 1988-02-22 1988-02-22 衛星中継通信装置 Expired - Lifetime JP2629778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3744888A JP2629778B2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 衛星中継通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3744888A JP2629778B2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 衛星中継通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01213033A JPH01213033A (ja) 1989-08-25
JP2629778B2 true JP2629778B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=12497782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3744888A Expired - Lifetime JP2629778B2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 衛星中継通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2629778B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01213033A (ja) 1989-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4644526A (en) Full duplex frequency division multiplex communication system
CA2223982A1 (en) Multiple user communication system, device and method with overlapping uplink carrier spectra
US4363129A (en) Method and means of minimizing simulcast distortion in a receiver when using a same-frequency repeater
JPH0698046A (ja) 無線電話信号をケーブルテレビ・ネットワークで配送するシステム
US4091422A (en) Apparatus for selectively transmitting television images from a plurality of cameras to a monitor
GB1435146A (en) Terminal equipment for a synchronized communication system
US5355363A (en) Voice transmission method and apparatus in duplex radio system
JP2629778B2 (ja) 衛星中継通信装置
JP3745458B2 (ja) マルチキャリア送信装置並びに受信装置
JPH0477489B2 (ja)
KR930003282B1 (ko) 데이타 신호 전송 시스팀
US6956622B2 (en) Method and apparatus for modulating video signals
US3020340A (en) Television synchronizing system
RU2211545C2 (ru) Способ трансляции объемного телевидения
JPH05336473A (ja) テレビジョン映像音声信号の伝送装置
JPS6231229A (ja) 中継装置
JPS598454A (ja) フレ−ム同期信号伝送方式
JPH09261288A (ja) データ伝送システム
JPH01292968A (ja) 音声デジタル送信部の同期装置
JPH0397385A (ja) 衛星経由双方向同時通話方法および装置
JP2825890B2 (ja) Catvシステムの音声通話方式
JP3084707B2 (ja) 映像伝送方式
JPH0330589A (ja) 衛星テレビジョン伝送方式
JPS62219886A (ja) 搬送波同期回路
JPS61139136A (ja) 送受信装置