JP2628429B2 - ごみ及び廃棄タイヤにより水を汚染することなく埋立地を造成するための方法及びごみを装荷するための装置及び埋立地を造成するためのシステム - Google Patents
ごみ及び廃棄タイヤにより水を汚染することなく埋立地を造成するための方法及びごみを装荷するための装置及び埋立地を造成するためのシステムInfo
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- JP2628429B2 JP2628429B2 JP4231593A JP23159392A JP2628429B2 JP 2628429 B2 JP2628429 B2 JP 2628429B2 JP 4231593 A JP4231593 A JP 4231593A JP 23159392 A JP23159392 A JP 23159392A JP 2628429 B2 JP2628429 B2 JP 2628429B2
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- garbage
- container
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- tires
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はごみと廃棄タイヤとによ
って埋立地を造成するための方法及びごみ装荷のための
装置に関する。
って埋立地を造成するための方法及びごみ装荷のための
装置に関する。
【０００２】
【従来技術】ごみ処理は今日大きな問題である。経費に
加え、埋め立て或は焼却による処理に拘らずその結果と
して土地及び或は空気が汚染するのは避けられない。や
っかいな問題は廃棄タイヤにもある。廃棄タイヤは分解
するのに何百年もかかり、その数は着実に増加してい
る。
加え、埋め立て或は焼却による処理に拘らずその結果と
して土地及び或は空気が汚染するのは避けられない。や
っかいな問題は廃棄タイヤにもある。廃棄タイヤは分解
するのに何百年もかかり、その数は着実に増加してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】汚染をもたらすことな
くごみ及び廃棄タイヤの処理上の問題を解決する方法並
びに、処理された廃棄タイヤ及びごみを利用して埋立地
を造成するためのシステムを提供することである。
くごみ及び廃棄タイヤの処理上の問題を解決する方法並
びに、処理された廃棄タイヤ及びごみを利用して埋立地
を造成するためのシステムを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、ごみを
装荷するための開放端部を具備する袋状用器が提供され
る。この袋状容器には、袋状の２つの”タイヤネット”
が含まれる。このタイヤネットは袋状のプラスチック層
をその間部分に挟持する。タイヤネットは整列された複
数の廃棄タイヤに刺し通した複数のワイヤーによって構
成される。ここで使用される廃棄タイヤは予め清掃及び
消毒されている。この袋状容器の開放端部から予め決定
された高さまでごみが充填される。
装荷するための開放端部を具備する袋状用器が提供され
る。この袋状容器には、袋状の２つの”タイヤネット”
が含まれる。このタイヤネットは袋状のプラスチック層
をその間部分に挟持する。タイヤネットは整列された複
数の廃棄タイヤに刺し通した複数のワイヤーによって構
成される。ここで使用される廃棄タイヤは予め清掃及び
消毒されている。この袋状容器の開放端部から予め決定
された高さまでごみが充填される。
【０００５】前記袋状容器へのごみ充填中及びその後、
内部のごみを消毒するために海水が注入される。使用さ
れる海水は袋状容器から排水処理装置に送給されそれに
より汚染が回避される。ごみ充填後、袋状容器はシール
ユニットを形成するべく閉じられ、埋め立てるべき海域
への埋設準備状態となる。袋状のプラスチック層はシー
ルの有効性及び長期持続性を保証するために、好ましく
は耐酸性及び耐アルカリ性の材料から作製される。
内部のごみを消毒するために海水が注入される。使用さ
れる海水は袋状容器から排水処理装置に送給されそれに
より汚染が回避される。ごみ充填後、袋状容器はシール
ユニットを形成するべく閉じられ、埋め立てるべき海域
への埋設準備状態となる。袋状のプラスチック層はシー
ルの有効性及び長期持続性を保証するために、好ましく
は耐酸性及び耐アルカリ性の材料から作製される。
【０００６】本発明に従えば、ごみが前述の袋状容器に
そこで装荷されるごみ充填ステーションもまた提供され
る。このごみ充填ステーションには、巻き揚げ手段と環
状フック手段とが含まれる。前記環状フック手段は、そ
の上端が、複数のチェーンと外側のタイヤネットの上部
に位置付けられたタイヤを引っ掛けるための複数の周囲
フックとを介し、前記巻き揚げ手段により巻き揚げられ
る。
そこで装荷されるごみ充填ステーションもまた提供され
る。このごみ充填ステーションには、巻き揚げ手段と環
状フック手段とが含まれる。前記環状フック手段は、そ
の上端が、複数のチェーンと外側のタイヤネットの上部
に位置付けられたタイヤを引っ掛けるための複数の周囲
フックとを介し、前記巻き揚げ手段により巻き揚げられ
る。
【０００７】
【実施例】図１及び２を参照するに本発明の袋状容器１
０が示され、ごみを装荷するための開放端部１５を有し
ている。袋状容器１０には２つの袋状の”タイヤネッ
ト”１１が含まれ、これらタイヤネット１１は袋状のプ
ラスチック層１３をその間部分に挟持している。タイヤ
ネット１１は整列した複数の廃棄タイヤに複数のワイヤ
ーを刺し通した構成とされる。ここで使用される廃棄タ
イヤは予め清掃及び消毒されている。この袋状容器の開
放端部１５から予め決定された高さまでごみが充填され
る。
０が示され、ごみを装荷するための開放端部１５を有し
ている。袋状容器１０には２つの袋状の”タイヤネッ
ト”１１が含まれ、これらタイヤネット１１は袋状のプ
ラスチック層１３をその間部分に挟持している。タイヤ
ネット１１は整列した複数の廃棄タイヤに複数のワイヤ
ーを刺し通した構成とされる。ここで使用される廃棄タ
イヤは予め清掃及び消毒されている。この袋状容器の開
放端部１５から予め決定された高さまでごみが充填され
る。
【０００８】図２には本発明に従う、巻き揚げ手段７０
と環状フック手段７２とを含むごみ充填ステーション２
０が示される。環状フック手段７２はその上端が、複数
のチェーン或はケーブル７４を介し巻き揚げ手段７０に
よって巻き揚げられるようになっている。この環状フッ
ク手段７２は更に、外側のタイヤネット１１の上部に位
置付けたタイヤを引っ掛けるための複数の周囲フック７
６を具備している。図２に示されるように、ごみ運搬車
８０がごみ充填作業のために作られた道路８２によりご
み充填ステーション２０に接近可能とされる。ごみ充填
ステーションには、袋状容器１０の支持を助成するため
の支柱手段２２と作業員のための回廊と２５をも有す
る。この具体例では環状フック手段７２は複数のワイヤ
ー２９によって下方の回廊２５の内周壁に対して吊り下
げられそれにより、ごみ充填作業中の袋状容器１０の支
持を強化する構造を提供する。ごみ充填ステーション２
０を覆う雨よけシールド２７を設け得る。
と環状フック手段７２とを含むごみ充填ステーション２
０が示される。環状フック手段７２はその上端が、複数
のチェーン或はケーブル７４を介し巻き揚げ手段７０に
よって巻き揚げられるようになっている。この環状フッ
ク手段７２は更に、外側のタイヤネット１１の上部に位
置付けたタイヤを引っ掛けるための複数の周囲フック７
６を具備している。図２に示されるように、ごみ運搬車
８０がごみ充填作業のために作られた道路８２によりご
み充填ステーション２０に接近可能とされる。ごみ充填
ステーションには、袋状容器１０の支持を助成するため
の支柱手段２２と作業員のための回廊と２５をも有す
る。この具体例では環状フック手段７２は複数のワイヤ
ー２９によって下方の回廊２５の内周壁に対して吊り下
げられそれにより、ごみ充填作業中の袋状容器１０の支
持を強化する構造を提供する。ごみ充填ステーション２
０を覆う雨よけシールド２７を設け得る。
【０００９】袋状容器１０内部のごみを消毒するため
に、ごみ充填中及びその後に袋状容器１０に海水が導入
される。消毒の後、使用された海水は袋状容器１０から
排水処理装置（図示せず）へと送給されそれにより、二
次汚染が回避される。ごみが充填された袋状容器１０は
シールユニット状態に閉じられ、次いで埋立するべき海
域への埋設準備状態とされる。この具体例ではシール
は、内側のタイヤネット１１のケーブルを結び付け、プ
ラスチック層１３を緊縛し、そして外側のタイヤネット
１１（図３参照）のケーブルを結ぶことによって達成さ
れる。プラスチック層１３は好ましくは耐酸性及び耐ア
ルカリ性の材料から作製される。
に、ごみ充填中及びその後に袋状容器１０に海水が導入
される。消毒の後、使用された海水は袋状容器１０から
排水処理装置（図示せず）へと送給されそれにより、二
次汚染が回避される。ごみが充填された袋状容器１０は
シールユニット状態に閉じられ、次いで埋立するべき海
域への埋設準備状態とされる。この具体例ではシール
は、内側のタイヤネット１１のケーブルを結び付け、プ
ラスチック層１３を緊縛し、そして外側のタイヤネット
１１（図３参照）のケーブルを結ぶことによって達成さ
れる。プラスチック層１３は好ましくは耐酸性及び耐ア
ルカリ性の材料から作製される。
【００１０】閉じた袋状容器１０はごみ充填ステーショ
ン２０から搬送手段３０を介して人造湖領域５０へと運
搬され人造湖領域５０の海水中で一時的に備蓄される。
袋状容器１０には、引き続きこれをボートにより浮遊状
態で牽引するための浮き５２が付設される。好ましく
は、人造湖領域５０の水面高さは普段の高潮線及び低潮
線間に設定される。埋め立ての実施に際しては、袋状容
器１０は埋立するべき海域へと移動されそして沈埋され
る。人造湖領域５０は好ましくは、埋立するべき場所に
接近して位置付けられ、引き船５４（袋状容器を埋め立
て位置まで牽引するために使用される）が通行可能なゲ
ート５１を有する。埋め立て予定地に到達した後、浮き
が取り外されそれにより、袋状容器１０は埋立するべき
海中に所望の高さだけ、例えば海面下１０メートルの深
さにまで積み重ねられる。そして後、袋状容器が潮汐に
よって移動するのを避けるために、袋状容器１０を係留
する係留手段（図示せず）を設け得る。
ン２０から搬送手段３０を介して人造湖領域５０へと運
搬され人造湖領域５０の海水中で一時的に備蓄される。
袋状容器１０には、引き続きこれをボートにより浮遊状
態で牽引するための浮き５２が付設される。好ましく
は、人造湖領域５０の水面高さは普段の高潮線及び低潮
線間に設定される。埋め立ての実施に際しては、袋状容
器１０は埋立するべき海域へと移動されそして沈埋され
る。人造湖領域５０は好ましくは、埋立するべき場所に
接近して位置付けられ、引き船５４（袋状容器を埋め立
て位置まで牽引するために使用される）が通行可能なゲ
ート５１を有する。埋め立て予定地に到達した後、浮き
が取り外されそれにより、袋状容器１０は埋立するべき
海中に所望の高さだけ、例えば海面下１０メートルの深
さにまで積み重ねられる。そして後、袋状容器が潮汐に
よって移動するのを避けるために、袋状容器１０を係留
する係留手段（図示せず）を設け得る。
【００１１】
【発明の効果】汚染をもたらすことなくごみ及び廃棄タ
イヤの処理上の問題を解決する方法並びに、処理された
廃棄タイヤ及びごみを利用して埋立地を造成するための
システムが提供される。
イヤの処理上の問題を解決する方法並びに、処理された
廃棄タイヤ及びごみを利用して埋立地を造成するための
システムが提供される。
【図１】本発明に従う、ごみを装荷するための袋状容器
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
【図２】本発明に従う、ごみ充填ステーションの斜視図
である。
である。
【図３】閉じた袋状容器の断面図である。
【図４】ごみを充填した袋状容器を人造湖に移送する状
況を示す概略図である。
況を示す概略図である。
【図５】ごみを充填した袋状容器が人造湖を浮遊する状
況を示す概略図である。
況を示す概略図である。
【図６】ごみを充填した袋状容器を、埋め立てに先立っ
て人造湖に於て集積する状況を示す平面図である。
て人造湖に於て集積する状況を示す平面図である。
１０：袋状容器 １１：タイヤネット １３：プラスチック層 １５：開放端部 ２０：ごみ充填ステーション ２５：回廊 ２７：雨よけシールド ２９：ワイヤー ３０：搬送手段 ５１：ゲート ５４：引き船 ７０：巻き揚げ手段 ７２：環状フック手段 ７４：ケーブル ７６：周囲フック ８２：道路
Claims (5)
- 【請求項１】 埋立地を造成するための方法であって、 （ａ）内側及び外側のタイヤネットと耐酸性及び耐アル
カリ性材料から作製され前記内側及び外側のタイヤネッ
ト間に挟持されたプラスチック層とを含み、前記内側及
び外側のタイヤネットが、複数のワイヤーを整列状態の
複数の廃棄タイヤに刺し通すことによって構成されてな
る袋状容器を形成する段階と、 （ｂ）袋状容器にごみを充填する段階と、 （ｃ）ごみ及び廃棄タイヤを消毒するために前記袋状容
器に海水を導入し、消毒後、導入した海水を袋状容器か
ら排出する段階と、 （ｄ）袋状容器に予め決定された高さにごみを充填する
段階と、 （ｅ）袋状容器を埋立するべき海域を埋め立てるために
使用する段階とを包含してなる埋立地を造成するための
方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載の袋状容器にごみを装荷
するための装置であって、 巻き揚げ手段と、該 巻き揚げ手段に巻き上げられる上端部と、各々外側の
タイヤネットの上部に位置付けられたタイヤを引っ掛け
るための複数の周囲フックとを具備する環状のフック手
段とを含む袋状容器にごみを装荷するための装置。 - 【請求項３】 埋立地を造成するためのシステムであっ
て、 ごみを装荷するための袋状容器にして、内側及び外側の
タイヤネットと、耐酸性及び耐アルカリ性材料から作製
され前記内側及び外側のタイヤネット間に挟持されたブ
ラスチック層とを含み、前記内側及び外側のタイヤネッ
トが、複数のワイヤーを整列状態の複数の廃棄タイヤに
刺し通すことによって構成されてなる袋状容器と、 ごみ充填ステーションにして、巻き揚げ手段と、該巻き
揚げ手段に巻き上げられる上端部と、各々外側のタイヤ
ネットの上部に位置付けられたタイヤを引っ掛けるため
の複数の周囲フックとを具備する環状のフック手段とを
含んでなるごみ充填ステーションと、 ごみを充填した袋状容器を備蓄するための人造湖領域に
して、前記ごみを充填した袋状容器を埋め立てるべき位
置へと牽引するためのボートがそこを通過して航行可能
なゲートを含む人造湖領域と、 前記ごみを充填した袋状容器を前記ごみ充填ステーショ
ンから前記人造湖領域へと運搬するための搬送手段とを
含む埋立地を造成するためのシステム。 - 【請求項４】 人造湖領域の水面高さは普段の高潮線及
び低潮線間に設定される請求項３の埋立地を造成するた
めのシステム。 - 【請求項５】 ごみ充填ステーションの上方には雨よけ
シールドが設けられる請求項３の埋立地を造成するため
のシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231593A JP2628429B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ごみ及び廃棄タイヤにより水を汚染することなく埋立地を造成するための方法及びごみを装荷するための装置及び埋立地を造成するためのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231593A JP2628429B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ごみ及び廃棄タイヤにより水を汚染することなく埋立地を造成するための方法及びごみを装荷するための装置及び埋立地を造成するためのシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108438A JPH06108438A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2628429B2 true JP2628429B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=16925952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4231593A Expired - Lifetime JP2628429B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ごみ及び廃棄タイヤにより水を汚染することなく埋立地を造成するための方法及びごみを装荷するための装置及び埋立地を造成するためのシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2628429B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4231593A patent/JP2628429B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06108438A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |