JP2628052B2 - 合体植物 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 同種の花の色・形の異なる植物、実の色・形の異なる
植物、雌雄別体の植物等の根付幹に数本の枝を付帯して
切断し、これを縦に数個に分割して異種合体癒着し、又
球根は根を配して分割して他体と組合せて合体癒着して
一体化した観賞用合体植物で多種多用な花・実、醸出す
光景、雰囲気を楽しむものである。

図面について説明すると、黒色・形種花を観賞する三
種類の菊で説明すると、上部を切離した三本の主幹に脇
枝を付帯し、これを縦に上から根部まで三等分割し、三
種類の厚物直主幹１、の下部に厚物根１′、上部側面に
厚物花枝１″、太物直主幹２、の下部に太物根２′、上
部側面に太物花枝２″、細物直主幹３、の下部に細物根
３′、上部側面に細物花枝３″、をもった各種菊の直主
幹の縦切口を付合せ合致して一本に成形し、直主幹が互
に活着するまで外周を紐で巻締めて活着後紐を除去す
る。合体線６、である。多色種植物で説明すると、二種
類の木の直主幹を横切断し、縦に根部まで鋭利な刃物で
二分して二種類のうち赤物直主幹４、の下部に赤物根
４′、上部側面に赤物枝４″、黄物直主幹５、の下部に
黄物根５′、上部側面に黄物枝５″、をもった各実物の
直主幹の縦切口を密着合致して一本に成形し、二種類の
分割直主幹が互に活着するまで外周を紐で巻締め、活着
後紐を除去する。球根は植付ける前に、二種類の球根の
発芽・根部分をつけて切割した球根を押付具で密着して
植込み、双方の球根が活着後に押付具を取外す。押付具
は柔らかく伸縮するゴム、スプリング等で粗い目の物で
軽く押付け発芽・発根を防げず、接土面を出来得る限り
多くする。異色形花、異色形実、雌雄別植物等の植物が
一体化して多様の花、多様の実等を狭まい家、部屋、庭
等で観賞できる。園芸志向を高揚する。

【図面の簡単な説明】

第１図は三体の菊の合体植物の斜視図、第２図は三体の
菊の合体植物の上面図、第３図は二体の実物の合体植物
の斜視図である。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数種類の植物の直主幹及根をそれぞれ縦
   に切断して、その切断面同士を癒着して或る合体植物。