JP2621223B2 - シンクロナイザリング - Google Patents
シンクロナイザリングInfo
- Publication number
- JP2621223B2 JP2621223B2 JP62238508A JP23850887A JP2621223B2 JP 2621223 B2 JP2621223 B2 JP 2621223B2 JP 62238508 A JP62238508 A JP 62238508A JP 23850887 A JP23850887 A JP 23850887A JP 2621223 B2 JP2621223 B2 JP 2621223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- paper material
- porosity
- outer peripheral
- cone portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0681—Double cone synchromesh clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2300/00—Special features for couplings or clutches
- F16D2300/10—Surface characteristics; Details related to material surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車等の駆動伝達機構に使用されるシン
クロナイザリングに関する。
クロナイザリングに関する。
（従来の技術） 自動車においては、変速操作の円滑性、確実性を確保
することが重要な課題となつている。
することが重要な課題となつている。
このため、従来、変速装置内のシンクロナイザリング
の同期容量を多くする装置が提案されている。例えば、
特開昭61−74945号公報にはシンクロナイザリング側の
内周テーパコーン部と該内周テーパコーン部に対向する
ギヤ側の外周テーパコーン部間に配設された第２のシン
クロナイザリングについて開示されている。第２のシン
クロナイザリングは前記各テーパコーン部に所定間隙を
保つて係脱可能に対向する内外両テーパコーン部を有
し、同期装置内で２組のテーパコーンクラツチを構成す
るもので、これにより同期装置の同期容量を著しく増大
させている。
の同期容量を多くする装置が提案されている。例えば、
特開昭61−74945号公報にはシンクロナイザリング側の
内周テーパコーン部と該内周テーパコーン部に対向する
ギヤ側の外周テーパコーン部間に配設された第２のシン
クロナイザリングについて開示されている。第２のシン
クロナイザリングは前記各テーパコーン部に所定間隙を
保つて係脱可能に対向する内外両テーパコーン部を有
し、同期装置内で２組のテーパコーンクラツチを構成す
るもので、これにより同期装置の同期容量を著しく増大
させている。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この種のシンクロナイザリングにおい
ては、たとえば第２のシンクロナイザリングは、内外周
両テーパコーン部とこれらに対向する２部材の各テーパ
コーン部とを同時に摺接して摩擦係合させるものである
から、内周側より外周側のテーパコーン部の熱負荷が厳
しく、内外周とも同一材料を使用していると外周側テー
パコーン部が損傷し、所定の摩擦係数が得られず同期不
良やギヤ鳴りが生じやすいという問題がある。テーパコ
ーン部について、特開昭60−227021号公報にはテーパコ
ーン部にモリブデンを溶射した装置が開示されているが
所望の摩擦係数は得られていない。
ては、たとえば第２のシンクロナイザリングは、内外周
両テーパコーン部とこれらに対向する２部材の各テーパ
コーン部とを同時に摺接して摩擦係合させるものである
から、内周側より外周側のテーパコーン部の熱負荷が厳
しく、内外周とも同一材料を使用していると外周側テー
パコーン部が損傷し、所定の摩擦係数が得られず同期不
良やギヤ鳴りが生じやすいという問題がある。テーパコ
ーン部について、特開昭60−227021号公報にはテーパコ
ーン部にモリブデンを溶射した装置が開示されているが
所望の摩擦係数は得られていない。
本発明は、上記問題を解決するために、安定した摩擦
係数が得られるシンクロナイザリングを提供することを
目的とする。
係数が得られるシンクロナイザリングを提供することを
目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記、問題を解決するために、内周壁にテ
ーパ面を有するアウターリングと、前記テーパ面に対向
するテーパ面を外周壁に有するインナーリングとの間
に、インターミデイエイトリングを摺動自在に配置し、
該インターミデイエイトリングの内周テーパコーン部に
比較的気孔率の小さい湿式摩擦材を、その外周テーパコ
ーン部に比較的気孔率の大きい湿式摩擦材をそれぞれ貼
着したことを特徴とする。
ーパ面を有するアウターリングと、前記テーパ面に対向
するテーパ面を外周壁に有するインナーリングとの間
に、インターミデイエイトリングを摺動自在に配置し、
該インターミデイエイトリングの内周テーパコーン部に
比較的気孔率の小さい湿式摩擦材を、その外周テーパコ
ーン部に比較的気孔率の大きい湿式摩擦材をそれぞれ貼
着したことを特徴とする。
（作用） シンクロナイザリングはアウターリングがインナーリ
ングに嵌合するにつれて、インターミデイエイトリング
の内周テーパコーン部に貼着した気孔率の比較的小さい
湿式摩擦材がインナーリングの外周面に摺接し、外周テ
ーパコーン部に貼着した気孔率の大きい湿式摩擦材がア
ウターリングの内周面に摺接して、それぞれの回転によ
つて各湿式摩擦材が摺動し、内周テーパコーン部に生じ
る摩擦熱と外周テーパコーン部に生じる摩擦熱がそれぞ
れの湿式摩擦材の気孔率の差によってつり合い安定して
駆動伝達の同期が合わせられる。
ングに嵌合するにつれて、インターミデイエイトリング
の内周テーパコーン部に貼着した気孔率の比較的小さい
湿式摩擦材がインナーリングの外周面に摺接し、外周テ
ーパコーン部に貼着した気孔率の大きい湿式摩擦材がア
ウターリングの内周面に摺接して、それぞれの回転によ
つて各湿式摩擦材が摺動し、内周テーパコーン部に生じ
る摩擦熱と外周テーパコーン部に生じる摩擦熱がそれぞ
れの湿式摩擦材の気孔率の差によってつり合い安定して
駆動伝達の同期が合わせられる。
（実施例） 本発明の実施例を第１図に基いて説明する。
本図はダブルコーンタイプシンクロナイザリングの断
面を示す。図中、１は変速ギヤに連結しているインナー
リングであり、クラツチハブと連動するアウターリング
２とそれぞれ対向するテーパコーン部を有し、インター
ミデイエイトリング３を挟んで進退自在に設置されてい
る。インターミデイエイトリング３は鋼板（JISSCP28相
当）から鍛造により成形され、インナーリング１に摺接
する内周テーパコーン部４とアウターリング２に摺接す
る外周テーパコーン部５が形成され、内周テーパコーン
部４には比較的小さい気孔率（30〜60％）のペーパ材
（湿式摩擦材）６が貼り付けられ、外周テーパコーン部
５には比較的大きい気孔率（50〜80％）のペーパ材（湿
式摩擦材）７が貼り付けられている。
面を示す。図中、１は変速ギヤに連結しているインナー
リングであり、クラツチハブと連動するアウターリング
２とそれぞれ対向するテーパコーン部を有し、インター
ミデイエイトリング３を挟んで進退自在に設置されてい
る。インターミデイエイトリング３は鋼板（JISSCP28相
当）から鍛造により成形され、インナーリング１に摺接
する内周テーパコーン部４とアウターリング２に摺接す
る外周テーパコーン部５が形成され、内周テーパコーン
部４には比較的小さい気孔率（30〜60％）のペーパ材
（湿式摩擦材）６が貼り付けられ、外周テーパコーン部
５には比較的大きい気孔率（50〜80％）のペーパ材（湿
式摩擦材）７が貼り付けられている。
次に本発明の作用について説明する。
インターミデイエイトリング３にかかる摩擦熱はイン
ナーリング１との摺動とアウターリング２との摺動によ
り、異なつた気孔率をもつたペーパ材6,7を介して生じ
る。このため外周テーパコーン部には内周テーパコーン
部のそれよりも気孔率の大きいペーパ材７を貼着してあ
るので摩擦熱が均等化し、インターミデイエイトリング
の耐摩耗性、耐熱性が良化する。
ナーリング１との摺動とアウターリング２との摺動によ
り、異なつた気孔率をもつたペーパ材6,7を介して生じ
る。このため外周テーパコーン部には内周テーパコーン
部のそれよりも気孔率の大きいペーパ材７を貼着してあ
るので摩擦熱が均等化し、インターミデイエイトリング
の耐摩耗性、耐熱性が良化する。
〔実施例１〕 まず鋼板（JISSCP28相当）で熱間鍛造により、インタ
ーミデイエイトリング３を成形し、テーパコーン部4,5
には湿式のペーパ材6,7（ペーパ材の厚さ:600μｍ）を
加熱しながら圧着することにより固定した。なお、この
ペーパ材の素材としてはリンターパルプ100重量部に対
し、無機充てん材及び有機充てん材30重量部を加えた水
溶分散液で作つたものを用いた。ただし、ペーパ材の材
質はこれに限定されない。このペーパ材の気孔率はペー
パ材の耐久性を考慮して30〜80％の範囲で適当な値を選
択するが、本実施例では内周面側ペーパ材６のフエノー
ル樹脂の含浸量を50％にして気孔率Ａを50％とし、外周
面側ペーパ材の気孔率Ｂはフエノール樹脂の含浸量を20
％にして気孔率Ｂを70％とした（Ａ＞Ｂ）。
ーミデイエイトリング３を成形し、テーパコーン部4,5
には湿式のペーパ材6,7（ペーパ材の厚さ:600μｍ）を
加熱しながら圧着することにより固定した。なお、この
ペーパ材の素材としてはリンターパルプ100重量部に対
し、無機充てん材及び有機充てん材30重量部を加えた水
溶分散液で作つたものを用いた。ただし、ペーパ材の材
質はこれに限定されない。このペーパ材の気孔率はペー
パ材の耐久性を考慮して30〜80％の範囲で適当な値を選
択するが、本実施例では内周面側ペーパ材６のフエノー
ル樹脂の含浸量を50％にして気孔率Ａを50％とし、外周
面側ペーパ材の気孔率Ｂはフエノール樹脂の含浸量を20
％にして気孔率Ｂを70％とした（Ａ＞Ｂ）。
〔比較例１〕 上記、インターミデイエイトリング３の内周面側ペー
パ材の気孔率Ａを70％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
50％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＞
Ｂ）。
パ材の気孔率Ａを70％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
50％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＞
Ｂ）。
〔比較例２〕 上記、インターミデイエイトリング３の内周面側ペー
パ材の気孔率Ａを50％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
50％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＝
Ｂ）。
パ材の気孔率Ａを50％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
50％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＝
Ｂ）。
〔比較例３〕 上記、インターミデイエイトリング３の内周面側ペー
パ材の気孔率Ａを70％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
70％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＝
Ｂ）。
パ材の気孔率Ａを70％、外周面側ペーパ材の気孔率Ｂを
70％として圧着固定したシンクロナイザリング（Ａ＝
Ｂ）。
以下、本発明の実施例１および比較例1,2,3について
行なつたシンクロ作動耐久試験結果を第２図，第３図を
参照してこれを説明する。
行なつたシンクロ作動耐久試験結果を第２図，第３図を
参照してこれを説明する。
軸方向変位量（摩耗量）を示す第２図から、比較例１
はシンクロ耐久10,000サイクル以降、特に熱負荷のきび
しい外周テーパコーン部にライニングしたペーパ材が気
孔が少ないため潤滑性がわるく摩擦量によりへたりを生
じ軸方向変位量が多くなつて摩耗が進んでいる。比較例
２は内・外周面とも気孔の少ないペーパ材を用いている
ため、耐摩耗性には優れるが、耐熱性が不足しているた
め5000サイクル付近で熱負荷のきびしい外周面側ペーパ
材がはく離した。比較例３では内外周面とも気孔の多い
ペーパ材を用いているため耐熱性には優れるが耐摩耗性
に劣り軸方向変位量が1000サイクル付近から多くなつて
いる。
はシンクロ耐久10,000サイクル以降、特に熱負荷のきび
しい外周テーパコーン部にライニングしたペーパ材が気
孔が少ないため潤滑性がわるく摩擦量によりへたりを生
じ軸方向変位量が多くなつて摩耗が進んでいる。比較例
２は内・外周面とも気孔の少ないペーパ材を用いている
ため、耐摩耗性には優れるが、耐熱性が不足しているた
め5000サイクル付近で熱負荷のきびしい外周面側ペーパ
材がはく離した。比較例３では内外周面とも気孔の多い
ペーパ材を用いているため耐熱性には優れるが耐摩耗性
に劣り軸方向変位量が1000サイクル付近から多くなつて
いる。
一方、実施例１では熱負荷のきびしい外周面側のペー
パ材は気孔を多く持つているため、耐熱性にすぐれ、軸
方向変位量も非常に少なく耐摩耗性もよい。
パ材は気孔を多く持つているため、耐熱性にすぐれ、軸
方向変位量も非常に少なく耐摩耗性もよい。
一方、摩擦係数経時変化を第３図から、比較例１は熱
負荷のきびしい外周面側のペーパ材の気孔が少ないため
潤滑性がわるく、ペーパ材がへたり、10,000サイクル付
近から摩擦係数の低下が見られる。比較例２は、比較例
１と同様、熱負荷のきびしい外周面側ペーパ材の耐熱性
が不足しているため、5000サイクル付近ではく離が発生
し、磨耗係数の大幅な低下が見られる。比較例３では、
内、外周面とも気孔の多いペーパ材を用いているため、
耐熱性には優れるが耐摩耗性に劣るため1000サイクル付
近から摩耗が進み摩擦係数の低下が見られる。
負荷のきびしい外周面側のペーパ材の気孔が少ないため
潤滑性がわるく、ペーパ材がへたり、10,000サイクル付
近から摩擦係数の低下が見られる。比較例２は、比較例
１と同様、熱負荷のきびしい外周面側ペーパ材の耐熱性
が不足しているため、5000サイクル付近ではく離が発生
し、磨耗係数の大幅な低下が見られる。比較例３では、
内、外周面とも気孔の多いペーパ材を用いているため、
耐熱性には優れるが耐摩耗性に劣るため1000サイクル付
近から摩耗が進み摩擦係数の低下が見られる。
一方、実施例１では熱負荷のきびしい外周面側のペー
パ材は気孔を多く持つているため、潤滑性もよく、耐熱
性に優れ、ペーパ材のへたりもないため、50,000サイク
ル以降も摩擦係数の低下は見られない。
パ材は気孔を多く持つているため、潤滑性もよく、耐熱
性に優れ、ペーパ材のへたりもないため、50,000サイク
ル以降も摩擦係数の低下は見られない。
また、摩耗量に関しても外周面側ペーパ材の潤滑性が
よく、ペーパ材のへたりが見られないため、50,000サイ
クル以降も軸方向変位量は非常に少ない。
よく、ペーパ材のへたりが見られないため、50,000サイ
クル以降も軸方向変位量は非常に少ない。
（発明の効果） 本発明は、以上のように構成するものであるから、イ
ンターミデイエイトリングの外周面に生じる摩擦と内周
面に生じる摩擦は、外周面に気孔率の大きな湿式摩擦材
を使用しているために、耐摩耗性、耐熱性に優れ、ペー
パ材の耐久性が向上する。また、シンクロナイザリング
の潤滑状態が良化し、スムーズに変速操作が行われ、ギ
ヤ鳴りの発生率も減少する等の効果がある。
ンターミデイエイトリングの外周面に生じる摩擦と内周
面に生じる摩擦は、外周面に気孔率の大きな湿式摩擦材
を使用しているために、耐摩耗性、耐熱性に優れ、ペー
パ材の耐久性が向上する。また、シンクロナイザリング
の潤滑状態が良化し、スムーズに変速操作が行われ、ギ
ヤ鳴りの発生率も減少する等の効果がある。
第１図は本発明の実施例によるシンクロナイザリングの
断面図、 第２図は本発明のサイクル数に対する軸方向変位量を示
すグラフ、 第３図は本発明のサイクル数に対する摩擦係数を示すグ
ラフである。 １……インナーリング ２……アウターリング ３……インターミデイエイトリング 6,7……湿式摩擦材（ペーパ材）
断面図、 第２図は本発明のサイクル数に対する軸方向変位量を示
すグラフ、 第３図は本発明のサイクル数に対する摩擦係数を示すグ
ラフである。 １……インナーリング ２……アウターリング ３……インターミデイエイトリング 6,7……湿式摩擦材（ペーパ材）
Claims (1)
- 【請求項１】内周壁にテーパ面を有するアウターリング
と、前記テーパ面に対向するテーパ面を外周壁に有する
インナーリングとの間に、インターミデイエイトリング
を摺動自在に配置したシンクロナイザリングにおいて、
該インターミデイエイトリングの内周テーパコーン部に
比較的気孔率の小さい湿式摩擦材を、その外周テーパコ
ーン部に比較的気孔率の大きい湿式摩擦材をそれぞれ貼
着したことを特徴とするシンクロナイザリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62238508A JP2621223B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | シンクロナイザリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62238508A JP2621223B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | シンクロナイザリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6483925A JPS6483925A (en) | 1989-03-29 |
| JP2621223B2 true JP2621223B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=17031290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62238508A Expired - Lifetime JP2621223B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | シンクロナイザリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621223B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19915871A1 (de) | 1998-04-09 | 1999-10-21 | Unisia Jecs Corp | Viskosefluidkupplung |
| JP2001012511A (ja) | 1999-06-25 | 2001-01-16 | Unisia Jecs Corp | 流体継手 |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP62238508A patent/JP2621223B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6483925A (en) | 1989-03-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5143192A (en) | Friction clutch or friction brake | |
| US4618049A (en) | Friction partners for lubricated friction couplings | |
| US7455162B2 (en) | Friction lining plates | |
| US9400019B2 (en) | Friction ring, synchronizer unit, and gear changing transmission for a vehicle | |
| US7445103B2 (en) | Synchronizer clutch for a motor vehicle multistep transmission | |
| GB2065802A (en) | Friction lining for a multi-disc clutch or brake | |
| US20190323565A1 (en) | Assembly for a synchronization unit of a gear-changing transmission | |
| US2794526A (en) | Clutch device | |
| JP2017503132A (ja) | 車両の変速機用摩擦型シフト要素 | |
| EP3250837B1 (en) | Transmission gear synchronizer blocker ring formed of a thermoplastic material | |
| US3494452A (en) | Multiple disc power transmission | |
| US3584718A (en) | Wear surfaces of clutches, flywheels and the like | |
| US5099973A (en) | Self-contained friction clutch with low inertia driven disc | |
| JP2621223B2 (ja) | シンクロナイザリング | |
| EP0774594B1 (en) | A synchronizer ring | |
| EP2725250B1 (en) | Shift device with synchronizer | |
| US20060169571A1 (en) | Double clutch transmission | |
| US11073181B2 (en) | Transmission and method for shifting a transmission | |
| US2504409A (en) | Change-speed gear of motor vehicles | |
| US7040471B2 (en) | Sandwich composite clutch friction member with dual-directional moduli of elasticity | |
| CN207333493U (zh) | 滑动支撑片及推盘组件 | |
| Wazir | Manual Gearbox Synchronizers-An Overview | |
| KR102104365B1 (ko) | 변속기용 싱크로나이저 링 | |
| CN214118798U (zh) | 变速器齿轮同步器 | |
| GB2052671A (en) | Clutch Release Bearing Assembly |