JP2618913B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
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- JP2618913B2 JP2618913B2 JP62219919A JP21991987A JP2618913B2 JP 2618913 B2 JP2618913 B2 JP 2618913B2 JP 62219919 A JP62219919 A JP 62219919A JP 21991987 A JP21991987 A JP 21991987A JP 2618913 B2 JP2618913 B2 JP 2618913B2
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- Japan
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- video
- main
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオカメラ装置に関し、これを多機能
化させたものである。
化させたものである。
(従来の技術) 1987年度のビデオカメラ(ビデオムービー)の需要は
400万台以上にもなり、一般家庭用として本格的な普及
の段階になってきた。家庭でもビデオ番組が簡単に撮れ
るようになってきたが、まだ機材や操作性の問題で、一
般の人には、テレビ放送番組のようなおもしろい、スマ
ートなビデオ番組が撮れない状況である。その最大の差
は、テレビスタジオでは複数のビデオカメラを使用し、
それ等をスイッチで切換え又は編集して一本の番組を作
っているのに対して、家庭用では1台のカメラを使用し
て作るからである。例えば結婚式で来賓のあいさつが行
われる時、それを聞いている新郎・新婦の表情を同時に
収録しようとした時には1台のカメラではカメラを振り
回すか、一度録画を止めてアングルを変え再スタートす
る必要がある。前者では映像に不要な場面が入り見にく
くなり、後者では音声がとぎれてしまう。
400万台以上にもなり、一般家庭用として本格的な普及
の段階になってきた。家庭でもビデオ番組が簡単に撮れ
るようになってきたが、まだ機材や操作性の問題で、一
般の人には、テレビ放送番組のようなおもしろい、スマ
ートなビデオ番組が撮れない状況である。その最大の差
は、テレビスタジオでは複数のビデオカメラを使用し、
それ等をスイッチで切換え又は編集して一本の番組を作
っているのに対して、家庭用では1台のカメラを使用し
て作るからである。例えば結婚式で来賓のあいさつが行
われる時、それを聞いている新郎・新婦の表情を同時に
収録しようとした時には1台のカメラではカメラを振り
回すか、一度録画を止めてアングルを変え再スタートす
る必要がある。前者では映像に不要な場面が入り見にく
くなり、後者では音声がとぎれてしまう。
一方、最近複眼カメラを使って立体映像を撮影しよう
とする動きが出てきている。第3図に示すように、1フ
ィールド毎に交互に左,右のカメラで撮った映像をテレ
ビ信号として伝送し、テレビ受像機1では、左,右のカ
メラの映像が重なって表示され、1フィールド毎に表示
される左右の映像に対応して開閉する液晶シャッターメ
ガネ2をかけて見ることにより立体映像を楽しむことで
ある。また、ビデオディスクプレーヤ3も家庭用として
使用され、立体画像に対する関心が高まっており、次の
段階として、自分で立体映像を撮影したいという要求が
出てきている。
とする動きが出てきている。第3図に示すように、1フ
ィールド毎に交互に左,右のカメラで撮った映像をテレ
ビ信号として伝送し、テレビ受像機1では、左,右のカ
メラの映像が重なって表示され、1フィールド毎に表示
される左右の映像に対応して開閉する液晶シャッターメ
ガネ2をかけて見ることにより立体映像を楽しむことで
ある。また、ビデオディスクプレーヤ3も家庭用として
使用され、立体画像に対する関心が高まっており、次の
段階として、自分で立体映像を撮影したいという要求が
出てきている。
(発明が解決しようとする問題点) 立体カメラを家庭用として考えた時、カメラヘッド部
だけ2つとし信号処理部は共通に使い、60サイクル毎に
カメラヘッドを交互にスイッチングする方式のものがす
でに提案されている。しかしながら一般家庭では立体映
像を撮るチャンスよりも通常のテレビジョン方式でのビ
デオ撮り(メガネを使用しなくても見られる映像)の方
が圧倒的に多いので、立体カメラは極く一部の人だけに
して購入してもらえないという問題点がある。
だけ2つとし信号処理部は共通に使い、60サイクル毎に
カメラヘッドを交互にスイッチングする方式のものがす
でに提案されている。しかしながら一般家庭では立体映
像を撮るチャンスよりも通常のテレビジョン方式でのビ
デオ撮り(メガネを使用しなくても見られる映像)の方
が圧倒的に多いので、立体カメラは極く一部の人だけに
して購入してもらえないという問題点がある。
一方、少し進んだビデオ映像を収録しようとすると、
複数のカメラが必要となり、かつそれ等をショットを選
んで切り変えるスイッチャーが必要となり、とても一人
では操作できないという問題点がある。
複数のカメラが必要となり、かつそれ等をショットを選
んで切り変えるスイッチャーが必要となり、とても一人
では操作できないという問題点がある。
そこでこの発明は、一人で操作が簡単にでき、かつ色
々な変化のあるおるしろいビデオ映像の撮影ができるビ
デオカメラ装置を提供することを目的とする。
々な変化のあるおるしろいビデオ映像の撮影ができるビ
デオカメラ装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 例えば、ズームレンズ(レンズA)を持った主カメラ
にレンズBを持ったサブカメラを取付けられるようにし
た装置が本発明のビデオカメラである。サブカメラの
(レンズB)は、一般的にはセットのバランスから考え
て、レンズAよりもコンパクトな例えば固定焦点のレン
ズであり、カメラヘッド部全体も非常に小さくできてお
り、主カメラ本体の横及び上部に着脱自在になってい
る。
にレンズBを持ったサブカメラを取付けられるようにし
た装置が本発明のビデオカメラである。サブカメラの
(レンズB)は、一般的にはセットのバランスから考え
て、レンズAよりもコンパクトな例えば固定焦点のレン
ズであり、カメラヘッド部全体も非常に小さくできてお
り、主カメラ本体の横及び上部に着脱自在になってい
る。
(作 用) 主カメラとサブカメラを使って、立体映像を撮像する
場合には、レンズAとレンズBの光軸が、同じ水平面上
になるように、サブカメラを配置すれば良く、複数映像
を撮像する場合には、サブカメラを主カメラの上部に取
付けて、種々方向を変え、操作によって、主カメラとサ
ブカメラの撮像画を切換えて使用できる。
場合には、レンズAとレンズBの光軸が、同じ水平面上
になるように、サブカメラを配置すれば良く、複数映像
を撮像する場合には、サブカメラを主カメラの上部に取
付けて、種々方向を変え、操作によって、主カメラとサ
ブカメラの撮像画を切換えて使用できる。
[実施例] 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、同図(a),
(b)は、主カメラ100に対してサブカメラ200を側部に
取付けた状態、同図(c)は、主カメラ100に対してサ
ブカメラ200を上部に取付けた状態を示している。
(b)は、主カメラ100に対してサブカメラ200を側部に
取付けた状態、同図(c)は、主カメラ100に対してサ
ブカメラ200を上部に取付けた状態を示している。
主カメラ100は、ズームレンズA、主カメラ本体11、
エレクトリックビューファインダー(以下EVFと称す
る)12を有する。主カメラ本体11の側部には、テープカ
セット装着部13及びサブカメラ装着部14が設けられてい
る。
エレクトリックビューファインダー(以下EVFと称す
る)12を有する。主カメラ本体11の側部には、テープカ
セット装着部13及びサブカメラ装着部14が設けられてい
る。
サブカメラ装着部14には、サブカメラ200を安定して
保持するために、例えばレール15a,15bが設けられ、こ
れにサブカメラ200の対応部分をスライドさせて取付け
ることができる。また、サブカメラ装着部14は、サブカ
メラ200が所定の状態及び位置に装着されたことを検出
し、主カメラ本体11内部の回路スイッチを切換えるため
の検出スイッチ16が設けられている。更に、サブカメラ
200と主カメラ100とは、ケーブル17を介して電気的に接
続されている。サブカメラ200で撮像された撮像信号
は、主カメラ100内部の処理回路に導かれる。
保持するために、例えばレール15a,15bが設けられ、こ
れにサブカメラ200の対応部分をスライドさせて取付け
ることができる。また、サブカメラ装着部14は、サブカ
メラ200が所定の状態及び位置に装着されたことを検出
し、主カメラ本体11内部の回路スイッチを切換えるため
の検出スイッチ16が設けられている。更に、サブカメラ
200と主カメラ100とは、ケーブル17を介して電気的に接
続されている。サブカメラ200で撮像された撮像信号
は、主カメラ100内部の処理回路に導かれる。
サブカメラ装着部は、主カメラ本体11の上部にも設け
られているが、ここに取付けた場合は、サブカメラ200
は、例えば上下仰角及び水平方向に回転させて向きを変
えることができる。なお18はバッテリーである。
られているが、ここに取付けた場合は、サブカメラ200
は、例えば上下仰角及び水平方向に回転させて向きを変
えることができる。なお18はバッテリーである。
次に上記のカメラ装置の各種条件等について説明す
る。
る。
レンズAとレンズBの中心間距離は、通常な人間の両
眼の距離(50〜70mm)になるようにし、両レンズA,Bの
光軸の交差点(L)は被写体の位置に応じて設定する。
これは、例えばサブカメラ装着部14の支持基板をねじに
よって調整し、本体に対する傾きを変えることで実現で
きる。又両レンズA,Bの視界は同一であることが必要な
のでAがズームレンズなどの場合にはBレンズの焦点距
離に一致させたところに固定する。1/2インチサイズの
電荷結合素子(CCD)を使ったカメラでは通常6倍のズ
ームレンズの焦点距離は9〜54mmとなっているのでレン
ズBとしては9〜13mmの範囲のどこかに設定するのが望
ましい。なぜならば、焦点距離の大きな望遠タイプのレ
ンズでは立体映像効果がある被写体の位置の範囲(融合
範囲)が狭くなってしまうからである。
眼の距離(50〜70mm)になるようにし、両レンズA,Bの
光軸の交差点(L)は被写体の位置に応じて設定する。
これは、例えばサブカメラ装着部14の支持基板をねじに
よって調整し、本体に対する傾きを変えることで実現で
きる。又両レンズA,Bの視界は同一であることが必要な
のでAがズームレンズなどの場合にはBレンズの焦点距
離に一致させたところに固定する。1/2インチサイズの
電荷結合素子(CCD)を使ったカメラでは通常6倍のズ
ームレンズの焦点距離は9〜54mmとなっているのでレン
ズBとしては9〜13mmの範囲のどこかに設定するのが望
ましい。なぜならば、焦点距離の大きな望遠タイプのレ
ンズでは立体映像効果がある被写体の位置の範囲(融合
範囲)が狭くなってしまうからである。
上記のような立体映像を撮像する条件がすべて整って
いることをカメラ自体が確認してカメラが立体映像モー
ドに入るようになっており、例えばカメラBが立体映像
撮影時の正しいポジションにセッティングされた事を確
認するのがスイッチ16である。立体映像撮影時は、カメ
ラAとカメラBの画像はほぼ同一なので、EVFに表示す
る映像は、どちらの映像でも良く一方を選択して使用す
ればよい。
いることをカメラ自体が確認してカメラが立体映像モー
ドに入るようになっており、例えばカメラBが立体映像
撮影時の正しいポジションにセッティングされた事を確
認するのがスイッチ16である。立体映像撮影時は、カメ
ラAとカメラBの画像はほぼ同一なので、EVFに表示す
る映像は、どちらの映像でも良く一方を選択して使用す
ればよい。
立体映像モード以外で、このカメラ装置を使う時は、
カメラAは通常のズームレンズ付ビデオカメラとして使
える。カメラBはその補助カメラであり、例えばカメラ
Aの本体の上部に取付けられ、その視野アングルは上下
左右に自由に変えられるようになっている。カメラBは
カメラAの本体とはケーブル17で接続されている。カメ
ラAを第1カメラ、カメラBを第2カメラとして2つの
カメラを同時に使って一方の場面(カット)を選択、切
換しながらビデオ番組の撮影を行うことができる。
カメラAは通常のズームレンズ付ビデオカメラとして使
える。カメラBはその補助カメラであり、例えばカメラ
Aの本体の上部に取付けられ、その視野アングルは上下
左右に自由に変えられるようになっている。カメラBは
カメラAの本体とはケーブル17で接続されている。カメ
ラAを第1カメラ、カメラBを第2カメラとして2つの
カメラを同時に使って一方の場面(カット)を選択、切
換しながらビデオ番組の撮影を行うことができる。
次に第2図に従って、本カメラ装置の電気的回路ブロ
ックを説明する。
ックを説明する。
主カメラ100からの映像信号は、増幅器21、γ補正及
びAGC回路22を介して、スイッチ23の端子X1に供給され
るとともに、スイッチ24の端子X3に供給される。一方、
サブカメラ200からの撮像信号は、増幅器25、γ補正及
びAGC回路26を介して、スイッチ23の端子X2に供給され
るとともに、スイッチ24の端子X4に供給される。
びAGC回路22を介して、スイッチ23の端子X1に供給され
るとともに、スイッチ24の端子X3に供給される。一方、
サブカメラ200からの撮像信号は、増幅器25、γ補正及
びAGC回路26を介して、スイッチ23の端子X2に供給され
るとともに、スイッチ24の端子X4に供給される。
カメラ100と200は、例えばCCD撮像素子のような固体
撮像デバイスを用いたカメラであり、その駆動は、ドラ
イブ回路31,32によってそれぞれ行なわれるが、双方は
同期するように、共通の同期信号発生回路33により同期
信号を得ている。増幅器21,25は、相関二重サンプリン
グ(いわゆるCDSサンプリング)を行なっている。
撮像デバイスを用いたカメラであり、その駆動は、ドラ
イブ回路31,32によってそれぞれ行なわれるが、双方は
同期するように、共通の同期信号発生回路33により同期
信号を得ている。増幅器21,25は、相関二重サンプリン
グ(いわゆるCDSサンプリング)を行なっている。
スイッチ23は、カメラ選択スイッチであり、端子Y1,Y
2が選択されたときは、主カメラ100からの信号が、輝度
・色(Y/C)分離回路41に導入され、端子Z1,Z2が選択さ
れたときは、サブカメラ200からの信号がY/C分離回路41
に導入される。Y/C分離回路41の出力は、映像信号処理
回路42に入力され、マトリックス処理等のプロセス処理
を受けた後、エンコーダ43に導入され、例えばNTSC方式
のビデオ信号にエンコードされ、出力端子45に導出され
る。
2が選択されたときは、主カメラ100からの信号が、輝度
・色(Y/C)分離回路41に導入され、端子Z1,Z2が選択さ
れたときは、サブカメラ200からの信号がY/C分離回路41
に導入される。Y/C分離回路41の出力は、映像信号処理
回路42に入力され、マトリックス処理等のプロセス処理
を受けた後、エンコーダ43に導入され、例えばNTSC方式
のビデオ信号にエンコードされ、出力端子45に導出され
る。
スイッチ23は、スイッチ46からの出力によって、制御
される。今、立体映像モードであるとすると、スイッチ
46は、端子46Xを選択し、同期信号発生回路33からの60H
zのスイッチングパルスを導出する。これによって、ス
イッチ23は、主カメラ100とサブカメラ200からの信号を
交互に選択してY/C分離回路41に導入することになり、
出力端子45には、立体用の映像信号を得ることができ
る。
される。今、立体映像モードであるとすると、スイッチ
46は、端子46Xを選択し、同期信号発生回路33からの60H
zのスイッチングパルスを導出する。これによって、ス
イッチ23は、主カメラ100とサブカメラ200からの信号を
交互に選択してY/C分離回路41に導入することになり、
出力端子45には、立体用の映像信号を得ることができ
る。
次に、サブカメラ200を補助に使用する場合は、スイ
ッチ46は、端子46Yを選択する、端子46Yには、システム
制御回路(マイクロコンピュータ)47からの切換信号が
供給されるもので、スイッチ23を任意のカメラ選択状態
にすることができる。このカメラ選択は、ユーザによっ
て行なわれるもので、その操作信号が端子48を介してシ
ステム制御回路47に与えられることによる。
ッチ46は、端子46Yを選択する、端子46Yには、システム
制御回路(マイクロコンピュータ)47からの切換信号が
供給されるもので、スイッチ23を任意のカメラ選択状態
にすることができる。このカメラ選択は、ユーザによっ
て行なわれるもので、その操作信号が端子48を介してシ
ステム制御回路47に与えられることによる。
従って、サブカメラ200と主カメラ100の撮像出力のう
ち、任意のものを操作により選択し、VTR等に記録する
ことができる。
ち、任意のものを操作により選択し、VTR等に記録する
ことができる。
次に、EVF機能について説明する。
現在、出力端子45に導出されている映像信号を見る場
合には、スイッチ52がマニュアルによって、端子52X側
に切換えられる。これによって、映像信号処理回路42の
出力信号がEVF用増幅器53に入力され、EVF54でその映像
をみることができる。
合には、スイッチ52がマニュアルによって、端子52X側
に切換えられる。これによって、映像信号処理回路42の
出力信号がEVF用増幅器53に入力され、EVF54でその映像
をみることができる。
立体映像モードの場合、スイッチ52が端子52Xを選択
していると、映像信号がフィールド毎に切換えられるた
めに、EVF54の映像が見づらくなる。このときは、スイ
ッチ52は、端子52Y側に切換えられる。すると、例え
ば、主カメラ100の撮像出力が、スイッチ24、輝度信号
検出回路50、輝度信号処理回路51、スイッチ52、EVF用
増幅器53を介して、EVF54に映出される。つまり、片方
のカメラのみの信号をEVF54で映出してみることができ
る。サブカメラ200からの撮像信号を映出しようとすれ
ば、スイッチ24は端子X4、スイッチ52は端子52Y側にセ
ットされる。
していると、映像信号がフィールド毎に切換えられるた
めに、EVF54の映像が見づらくなる。このときは、スイ
ッチ52は、端子52Y側に切換えられる。すると、例え
ば、主カメラ100の撮像出力が、スイッチ24、輝度信号
検出回路50、輝度信号処理回路51、スイッチ52、EVF用
増幅器53を介して、EVF54に映出される。つまり、片方
のカメラのみの信号をEVF54で映出してみることができ
る。サブカメラ200からの撮像信号を映出しようとすれ
ば、スイッチ24は端子X4、スイッチ52は端子52Y側にセ
ットされる。
次に、主カメラ100を主担当、サブカメラ200を副担当
として、使用する場合を説明する。このときは、スイッ
チ46は、端子46Y側であり、任意のカメラからの映像信
号を出力端子45に導出することができる。今、主カメラ
100の映像信号を出力端子45に導出し、VTRに記録してい
る途中であるとする。次にサブカメラ200の向きを変え
て、主カメラ100とは異なるアングルの場面を撮像しよ
うとする場合、サブカメラ200が希望の領域を向いてい
るか否かをチェックする必要がある。このときは、スイ
ッチ24を端子X4側、スイッチ52を端子52Y側に切換えれ
ば、事前にサブカメラ200の撮像状態をチェックするこ
とができる。そして、希望のタイミングで、カメラ選択
操作を行なえば、サブカメラ200による映像信号を録画
できる。
として、使用する場合を説明する。このときは、スイッ
チ46は、端子46Y側であり、任意のカメラからの映像信
号を出力端子45に導出することができる。今、主カメラ
100の映像信号を出力端子45に導出し、VTRに記録してい
る途中であるとする。次にサブカメラ200の向きを変え
て、主カメラ100とは異なるアングルの場面を撮像しよ
うとする場合、サブカメラ200が希望の領域を向いてい
るか否かをチェックする必要がある。このときは、スイ
ッチ24を端子X4側、スイッチ52を端子52Y側に切換えれ
ば、事前にサブカメラ200の撮像状態をチェックするこ
とができる。そして、希望のタイミングで、カメラ選択
操作を行なえば、サブカメラ200による映像信号を録画
できる。
スイッチ24,52は通常は、システム制御回路47によっ
て、立体映像モードのときは、端子X3、端子52Y側に切
換わり、2台カメラの何れか一方のみを利用する撮像モ
ードのときは、スイッチ52は端子52X側に自動的にセッ
ティングされるようになっている。しかし前述のよう
に、事前のチェック等を行なう場合には、マニュアルモ
ードに設定し、自由に切換えることが可能である。
て、立体映像モードのときは、端子X3、端子52Y側に切
換わり、2台カメラの何れか一方のみを利用する撮像モ
ードのときは、スイッチ52は端子52X側に自動的にセッ
ティングされるようになっている。しかし前述のよう
に、事前のチェック等を行なう場合には、マニュアルモ
ードに設定し、自由に切換えることが可能である。
立体視モードで撮影した映像は、それをTVモニター上
で見る場合、右目,左目の映像に対応してメガネのシャ
ッターを開閉する必要があるので、その切換用の信号を
作る必要がある。テレビジョン信号では垂直同期信号の
等価パルスにより、その奇数フィールドと偶数フィール
ドを区別可能なので、本システムでは、主カメラ100の
信号は必ず奇数フィールドにし、サブカメラ200の信号
を必ず偶数フィールドになるようにしている。このよう
にすることにより立体視映像の右目と左目に対応した識
別用信号を別に設ける必要がなくなる。
で見る場合、右目,左目の映像に対応してメガネのシャ
ッターを開閉する必要があるので、その切換用の信号を
作る必要がある。テレビジョン信号では垂直同期信号の
等価パルスにより、その奇数フィールドと偶数フィール
ドを区別可能なので、本システムでは、主カメラ100の
信号は必ず奇数フィールドにし、サブカメラ200の信号
を必ず偶数フィールドになるようにしている。このよう
にすることにより立体視映像の右目と左目に対応した識
別用信号を別に設ける必要がなくなる。
[発明の効果] 上記したように本発明によると、1台のムービーカメ
ラに2つのカメラヘッドを設けることにより、そのカメ
ラの映像を自由に切り変えてカメラ撮りができるので、
非常に多彩な番組作りが可能になる、又サブカメラを水
平側面に取付け立体映像が撮影できるようにすることも
可能であり、1台のカメラが簡単な取付構造と信号切換
処理によって多目的な用途に使用できるという大きな利
点が得られる。
ラに2つのカメラヘッドを設けることにより、そのカメ
ラの映像を自由に切り変えてカメラ撮りができるので、
非常に多彩な番組作りが可能になる、又サブカメラを水
平側面に取付け立体映像が撮影できるようにすることも
可能であり、1台のカメラが簡単な取付構造と信号切換
処理によって多目的な用途に使用できるという大きな利
点が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す外観図、第2図は本発
明カメラ装置の電気的回路ブロック図、第3図は従来の
立体VHDの説明図である。 100:主カメラ、200:サブカメラ、11:主カメラ本体、12:
EVF、13:テープカセット装着部、14:サブカメラ装着
部、16:検出スイッチ、17:ケーブル。
明カメラ装置の電気的回路ブロック図、第3図は従来の
立体VHDの説明図である。 100:主カメラ、200:サブカメラ、11:主カメラ本体、12:
EVF、13:テープカセット装着部、14:サブカメラ装着
部、16:検出スイッチ、17:ケーブル。
Claims (4)
- 【請求項1】第1の撮像用レンズ部を有した主カメラ
と、第2の撮像用レンズ部を有したサブカメラと、前記
主カメラの本体側部に設けられ、前記サブカメラを着脱
自在であり、前記サブカメラのレンズ部と主カメラのレ
ンズ部とで被写体を立体視させるための第1のサブカメ
ラ装着部と、同じく前記主カメラ本体の上部に設けら
れ、前記サブカメラを着脱可能とするも該サブカメラの
向きを任意に変更できるように保持する第2のサブカメ
ラ装着部と、前記サブカメラの撮像信号出力を、前記主
カメラ内部のカメラ選択スイッチに導く接続ケーブル
と、前記接続ケーブルからの出力信号及び前記主カメラ
の撮像部からの出力信号を処理して、映像信号を得る手
段とを具備したことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項2】上記映像信号を得る手段は、前記主カメラ
及びサブカメラの撮像部を同期して駆動する同期手段
と、前記主カメラとサブカメラの各撮像部の出力信号を
前記同期手段からの垂直同期信号に基づいて交互に選択
し、輝度・色信号を分離する回路に導入するカメラ選択
手段とを具備したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項3】上記第1のサブカメラ装着部は、前記サブ
カメラが所定の位置に配置されたか否かを検出する検出
スイッチを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項4】上記映像信号を得る手段は、前記主カメラ
とサブカメラの各撮像部の出力の何れか一方を選択し
て、その選択出力を輝度信号処理して電子ビューファイ
ンダーに導く手段を有することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のビデオカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219919A JP2618913B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219919A JP2618913B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ビデオカメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462974A JPS6462974A (en) | 1989-03-09 |
JP2618913B2 true JP2618913B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16743076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62219919A Expired - Lifetime JP2618913B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618913B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5034822A (en) * | 1989-09-13 | 1991-07-23 | Stevens William M | Video camera adaptor for film cameras |
JPH04329074A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | Sharp Corp | ビデオカメラ装置 |
JPH11355624A (ja) | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮影装置 |
DE60044699D1 (de) * | 1999-04-15 | 2010-09-02 | Thomson Licensing Sa | Kamera mit hilfskamera |
JP2004193860A (ja) * | 2002-12-10 | 2004-07-08 | Canon Inc | 電子機器 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP62219919A patent/JP2618913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6462974A (en) | 1989-03-09 |
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