JP2618584B2 - サブノッチ付円偏波クロスノッチアンテナ - Google Patents

サブノッチ付円偏波クロスノッチアンテナ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はノッチアンテナを2個
交叉させて構成した円偏波アンテナに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ノッチアンテナを2個交叉させて円偏波
を発生させるアンテナとして、例えば図8(a)、
(b)に示すような形式のものが特開平3−25090
7号公報によって公表されている。
【0003】しかし、この公報に示されたアンテナは、 (1)構成要素となる各導体素片(ノッチアンテナ)の
寸法が異ることに起因して、水平面内、垂直面内の指向
特性の非対称性が存在する。
【0004】(2)構成素片の寸法が異るのは製作面か
ら材料の歩留まりの点で不利である等の欠点がある。
【0005】これらの欠点を解消するために、例えば図
9に示すように各導体素片の寸法・形状が同じ形式のも
のが公表されている。
【0006】このアンテナは前記(1)、(2)のよう
な欠点はないが、インピーダンス調整のために各フィン
の上縁からスタブSTを上方に突出して設けているの
で、強度および製作の点で問題があり充分な実用性が得
られない欠点がある。
【0007】
【発明の目的】この発明は前記のような欠点を解消する
ためのものであって、各構成素片の基本形状と寸法が同
じであり且つ何等の突起物を有しないクロスノッチ円偏
波アンテナを得ることを目的とする。
【0008】
【発明の概要】このような目的を達成するため、この発
明は基本形状を方形(正方形の場合を含むことを許容す
る。)とした2つの導体素片の外郭の寸法を同じにした
うえで、その一方の導体素片はセンターノッチから見て
対称位置に同形状・同寸法のサブノッチをそれぞれセン
ターノッチに並行に設けたものを使用し、双方の導体素
片をセンターノッチの個所で直交交叉して組合わせ、各
々の導体素片をそのセンターノッチの個所で並列励振す
る。
【0009】この場合、センターノッチ内にける給電点
の位置(上縁から下方に向って下った距離)によってイ
ンピーダンスの調整をし、円偏波発生の条件を見出すこ
とができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)実施例1は、この発明の基本的な特性を把
握するためのものである。
【0011】図1(a)に実施例1のクロスノッチアン
テナの外観の概要を示す。
【0012】図1(a)に示したものは、図2(a)、
(b)に示す各々の導体素片(以下「素片」という。)
を直交させてセンターノッチCNの個所で組合わせたも
のである。
【0013】2枚の素片のうち、一方はサブノッチSN
を2個有し、他方はサブノッチSNを有しない点で差異
があるが、他の諸元はどちらの素片についても同一であ
る。
【0014】以下、サブノッチSNを有しない素片をA
片とし、サブノッチSNを有する素片をB片とする。
【0015】なお、この明細書の説明において、上、上
方、上縁、下、下方など、方向についての用辞は、図に
示した状態に即して用いてある。
【0016】A片、B片のセンターノッチCNの下方の
ノッチでない個所を相互に密着させて導通接続する。
【0017】図2(a)、(b)に示すA片、B片は、
その外部形状は一般に正方形の場合を含む方形であり、
また、A片、B片についてその各部の寸法は次の(1)
〜(8)の通りである。
【0018】(1)W1は各素片の外郭の幅 (2)W2はセンターノッチCNの幅 (3)W3はサブノッチSNの幅 (4)W4はセンターノッチCNとサブノッチSNとの
間隔 (5)H1は各素片の外郭の高さ (6)H2はセンターノッチCNの深さ(上縁から測
る) (7)H3はサブノッチSNの深さ(上縁から測る) (8)H4は給電点FPの位置(上縁から測る) A片とB片に対して、給電点FPにおいて各素片の両側
のフィンに図1(b)に示すように接続して並列に電流
励振する。
【0019】図1(b)は、図1(a)に示すものを上
方から見て示したものであって、A片、B片の各々の2
つのフインのセンターノッチCNの附近の上端面および
給電線FDをその上方から見える部分並びに各フインに
電気接続する関係を示した。
【0020】この実施例1の場合、図1(a)、(b)
に示すように、柔軟な給電線(例えば同軸ケーブル)F
Dを各々の素片の交叉部分に近い個所で上方に向って延
長しながらその外部導体をA片の1つのフインに導通接
続して保持し、給電点FPの高さで水平方向に曲げてそ
の中心導体をA片の他の1つのフイン(外部導体に導通
していないもの)とB片の1つのフインとに接続する。
B片の他の1つのフインは給電線FDの外部導体に接続
する。
【0021】ここで、各素片について、 (9)外郭の幅W1は使用波長λの約1/4〜1/5 (10)外郭の高さH1は使用波長λの約1/2 (11)センターノッチCNの幅W2およびサブノッチ
SNの幅W3はそれぞれ使用波長λの約1/30〜1/
50 に設定する。但し、この明細書において、これらの寸法
と使用波長λとの関係について、“約”の文字を用いて
いるが、これは『“丁度所定の値”であって“約”が不
要である場合』を含む意味であるものとする。
【0022】各素片において、センターノッチCNを、
上縁の幅方向の中央点(一方の側縁から(1/2・W
1)の距離の点)を中心にして、その点から左右に(1
/2・W2)づつの幅で且つH2の深さ(縦方向の寸
法)の短冊形に切欠して設ける。
【0023】B片において、サブノッチSNは、幅方向
の中央点から左右にそれぞれ{1/2・(W2+W3)
+W4}の距離の点を中心にして、その点の左右にそれ
ぞれ(1/2・W3)の広がりで且つH3の深さの短冊
形に切欠して設ける。
【0024】A片は、B片のサブノッチSNの深さH3
=0の場合のものとして理解できる。
【0025】A片、B片の入力インピーダンスをそれぞ
れzA 、zB とすると、給電線FDの特性インピーダン
スをzo として、 zA =2zo (1−j) zB =2zo (1+j) となるようにセンターノッチCNの深さH2および給電
点FPの位置の深さH4を設定しならびに調整する。
【0026】ここで、A片、B片ともにその各々のセン
ターノッチCNの深さH2の値を同じにし、B片におい
て2個のサブノッチSNの深さH3の値を同じにし、ま
たA片およびB片における給電点FPの位置は、各素片
のセンターノッチCNにおいて上縁からの深さH4がど
ちらの素片についても同じであるとしている。
【0027】この場合、B片にサブノッチSNを入れる
ことによって入力インピーダンスzA 、zB はその抵抗
分Rの変化は殆んどなく、そのリアクタンス分Xが容量
性から誘導性へと急峻に変化する。
【0028】この特性を利用して、サブノッチSNの深
さH3を適宜設定して並列接続のリアクタンス分Xが消
えるようにする。
【0029】この結果、両素片を並列給電したときにA
片およびB片を総合した入力インピーダンスがzA とz
B との並列合成値に等しくなって、給電線FDの特性イ
ンピーダンスzO と整合する。
【0030】(実施例1の実験例) W1=50.4 mm W2= 7.2 mm W3= 7.2 mm W4= 7.2 mm H1=79.2 mm H2=43.2 mm H4=21.6 mm としてA片を作り、使用周波数f=1.5GHz(λ=
20cm)において、モーメント法による計算の結果、
これによるA片の入力インピーダンスzA1が zA1=120−j127.4(Ω) になった。
【0031】実際に厚さ1mmの真鍮板を用いて実験し
た結果、これによるA片の入力インピーダンスzA2が zA2=106.4−j96.6(Ω) を得た。
【0032】図3は、B片のサブノッチSNを1つのセ
グメント当り7.2mmとして、その深さH3を変化さ
せたときのモーメント法により解析した入力インピーダ
ンス特性を示す図である。
【0033】計算によれば、上から数えて4セグメント
から5セグメントの間で円偏波が発生することが判明し
た。
【0034】実験の結果は、特性インピーダンスzo
値が50Ωの給電線(同軸ケーブル)FDを使用したと
き、サブノッチSNの深さH3が35.0mmのB片を
A片と直交して並列給電することにより円偏波が発生す
ることが確認された。
【0035】図4は実施例1の実験例の「軸比―リター
ンロス特性」を示す図である。
【0036】使用周波数が1.5GHzで 軸比 1dB リターンロス −7.2dB を得た。
【0037】リターンロスは給電点位置をさらに微調整
することで改善できるものである。
【0038】図5は、実施例1の実験例の円偏波指向性
を示す図である。(a)は右旋円偏波受信特性、(b)
は左旋円偏波受信特性、(c)は(a)、(b)の特性
を得る際の実験装置の配置関係を示す図である。
【0039】この場合、送信にヘリカルアンテナを使用
して、この実験例のクロスノッチアンテナで受信した。
使用周波数は、1.5GHzで、(c)に示すようにY
軸方向に電波が進行するとき、A片をXY面に、B片を
YZ面にそれぞれ位置させて(X、Y、Zの各軸はこの
順に右手系を構成する。)測定した。
【0040】実験結果は、前方方向(0度方向)に右旋
円偏波、後方方向(180度方向)に左旋円偏波がそれ
ぞれ放射されている。また、右旋、左旋の各場合につい
て、XY面内、YZ面内ともにそれぞれ±90度の範囲
において実用上差支えない程度の良好な指向特性を得て
いる。
【0041】(実施例2)実施例1は給電部分の構造が
複雑で且つ堅牢さに欠けている。
【0042】図6(a)、(b)に示す実施例2のもの
は給電線FDをアンテナ構造体の中心に配置することに
よりこの欠点を解消したものである。
【0043】図6(a)は実施例2のクロスノッチアン
テナの外観の概要を示す。
【0044】A片、B片は、各々のフインのセンターノ
ッチCNの下方部分を、支持体HDとしての4角柱の軸
に沿ってその各側面に縦方向に作った割り(溝)に埋込
んで挾持且つ取付固定して保持する。A片、B片が下方
(各センターノッチCNの下方:幅方向の中央線位置)
で交叉して各素片のフインが直交する形に作ることは実
施例1の場合と同様である。
【0045】支持体HDの軸(縦軸)はA片、B片の各
センターノッチCNの交叉によって出来る線(各素片の
センターノッチCNの交叉によってこれら各センターノ
ッチCNの中心線が一致して作る線のことであるが、こ
の線は物体的には実在しない。)に一致させる。
【0046】支持体HDは構造的にはA片、B片を所定
の位置に且つ所定の姿勢に保持する支持物体であるとと
もに、A片とB片の双方をその各々の下方(センターノ
ッチCNの下方)で電気的に導通接続する導体であり、
そのような材質(例えば金属)で作るが、この観点につ
いては、支持体HDの必ずしも全体を導体で作らなくて
も、例えば表面ないしは割り(溝)の個所が導体で出来
ているなどのように、電気的には各素片の下方の部分を
相互に導通接続するようになっていれば足りる。
【0047】支持体HDの中心部分に軸方向に沿って穴
をあけ、同軸ケーブルなどのようにセミリジッドな給電
線FDを挿通してその穴で保持する。
【0048】この場合、同軸ケーブルは支持体HDより
上に出る部分は外部導体を取去って中心導体とその外側
の誘電体だけにし、給電点FPの高さH4にまで持って
行く。
【0049】A片とB片の隣合う各1つのフインのセン
ターノッチCNの端部で給電点FPの高さH4の個所を
導通接続して、図6(b)に示すように、それを中心導
体に接続する。
【0050】A片とB片の他の隣合う各々1つのフイン
のセンターノッチCNの端部は導通接続して、それを同
軸ケーブルの外部導体に接続する。支持体HDの導体部
も同軸ケーブルの外部導体に導通接続する。図6(b)
の記号Eは、同軸ケーブルの外部導体(一般に、給電線
FDのアース電位導体)に導通接続する意味である。
【0051】図6(b)は、図6(a)に示すものを上
方から見て示したものであって、A片、B片の各々の2
つのフインのセンターノッチCNの附近の上端面および
支持体HDと給電線FDをその上方から見える部分並び
に各フインに電気接続する関係を示した。
【0052】この実施例2はA片、B片を強固に保持す
ることができ、給電線FDもしっかりと保持することが
できる。
【0053】またA片、B片の直交性と構造的な対称性
も、支持体HDに設ける溝を直交させて設けるなどのこ
とにより確実性が増し、保証できる。
【0054】そして、A片、B片に対する給電配置がそ
の直交部分の中心において両素片に対して対称性を保た
せることができるので両素片のインピーダンス整合をと
ることが容易であって、指向特性の対称性が向上し、且
つ軸比、リターンロスが改善される。
【0055】実施例2について、支持体HDは図6
(a)、(b)には横断面の外郭形状が正方形の4角形
であるとして示したが、これは例えば横断面の外郭が円
形であるような形状であってもよく、一般には横断面の
外郭形状如何にかかわらず柱状体であるとしてよい。
【0056】その他の事項については、実施例1の場合
のことが準用される。
【0057】(実施例2の実験例) W1=52.4 mm W2= 3.6 mm W3= 3.6 mm W4= 3.6 mm H1=81.2 mm H2=43.2 mm H3=36.0 mm H4=21.6 mm として、使用周波数が1.5GHz(λ=20cm)の
とき、厚さ2mmの真鍮板を用いて、図7のような「軸
比―リターンロス特性」を得た。実施例1の実験例の場
合に比べて、軸比、リターンロスともにかなり改善され
ていることが認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図であり、(a)は
組立てた状態の概要を示す斜視図、(b)は給電の接続
関係を示す部分平面図。
【図2】この発明の実施例1を構成素片に分解して示す
図であり、(a)はサブノッチを有しない導体素片の正
面図、(b)はサブノッチを有する導体素片の正面図。
【図3】この発明の実施例1についてサブノッチの深さ
の変化による入力インピーダンスの変化を示す図。
【図4】この発明の実施例1の「軸比―リターンロス特
性」を示す図。
【図5】この発明の実施例1の偏波面の指向特性を示す
図であり、(a)は右旋円偏波受信特性、(b)は左旋
円偏波受信特性、(c)は(a)、(b)に示す特性を
得る際の実験装置の配置関係を示す図。
【図6】この発明の実施例2を示す図であり、(a)は
組立てた状態の概要を示す斜視図、(b)は給電の接続
関係を示す部分平面図。
【図7】この発明の実施例2の「軸比―リターンロス特
性」を示す図。
【図8】従来例を示す図であり、(a)は第1の従来
例、(b)は第2の従来例。
【図9】第3の従来例を示す図。
【符号の説明】
FD…給電線 FP…給電点 CN…センターノッチ SN…サブノッチ HD…支持体 E…給電線FDの外部
導体 ST…スタブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本形状をそれぞれ方形とした第1の導
    体素片(A片)および第2の導体素片(B片)を有し、
    上記第1の導体素片(A片)と上記第2の導体素片(B
    片)の各々において幅方向の中央に上縁から縦方向にセ
    ンターノッチ(CN)を設け、上記第2の導体素片(B
    片)において上記センターノッチ(CN)の左右の上記
    センターノッチ(CN)に関して対称の位置に上記セン
    ターノッチ(CN)に並行に同寸法且つ同形状のサブノ
    ッチ(SN)を上記上縁から設け、上記第1の導体素片
    (A片)と上記第2の導体素片(B片)とをその各々の
    上記センターノッチ(CN)を交叉して直交配置し、上
    記第1の導体素片(A片)および上記第2の導体素片
    (B片)の各々の上記センターノッチ(CN)を並列励
    振したサブノッチ付円偏波クロスノッチアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサブノッチ付円偏波ク
    ロスノッチアンテナにおいて、 第1の導体素片(A片)と、第2の導体素片(B片)と
    をこれら各導体素片(A片、B片)をそのセンターノッ
    チ(CN)の下方部分において直交させ、上記第1の導
    体素片(A片)と上記第2の導体素片(B片)の上記直
    交した個所に柱状体からなる支持体(HD)を設け、上
    記支持体(HD)はその軸を上記第1の導体素片(A
    片)および上記第2の導体素片(B片)の上記直交した
    上記各センターノッチ(CN)の交叉により出来る線に
    一致させ、上記第1の導体素変(A片)と上記第2の導
    体素片(B片)とをこれら各導体素片(A片、B片)の
    上記交叉した各センターノッチ(CN)の下方において
    上記支持体(HD)に取付固定し、上記支持体(HD)
    の中心の上記軸に沿った穴に給電線(FD)の中心導体
    とその周囲の誘電体を挿通し、上記第1の導体素片(A
    片)および上記第2の導体素片(B片)の各々の上記セ
    ンターノッチ(CN)を並列励振したサブノッチ付円偏
    波クロスノッチアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のサブノッチ付
    円偏波クロスノッチアンテナにおいて;第1の導体素片
    (A片)および第2の導体素片(B片)の外形寸法を、
    縦の寸法(H1)が使用波長(λ)の約1/2で幅(W
    1)が上記使用波長(λ)の約1/4〜1/5に設定
    し;上記第1の導体素片(A片)および上記第2の導体
    素片(B片)の各々のセンターノッチ(CN)の幅(W
    2)を、上記使用波長(λ)の約1/30〜1/50に
    設定し;上記センターノッチ(CN)の上縁からの深さ
    (H2)を、上記第1の導体素片(A片)および上記第
    2の導体素片(B片)における各々の入力インピーダン
    ス(zA 、zB )の抵抗分とリアクタンス分の絶対値と
    が等しく且つ位相がπ/4異る値を示すように設定し;
    上記第1の導体素片(A片)における給電点(FP)の
    位置を、上記第1の導体素片(A片)に対する入力イン
    ピーダンス(zA )がzA =2zo (1−j)(zO
    給電線FDの特性インピーダンス、jは虚数単位)とな
    るように上記センターノッチ(CN)における上記上縁
    からの深さ(H4)の個所に設定し;上記第2の導体素
    片(B片)において、 各々のサブノッチ(SN)の幅(W3)を、上記使用波
    長(λ)の約1/30〜1/50に設定し、上記各々の
    サブノッチ(SN)の上記上縁からの深さ(H3)を、
    上記第2の導体素片(B片)への入力インピーダンス
    (zB )がzB =2zO (1+j)であるように設定
    し、 上記センターノッチ(CN)と上記各々のサブノッチ
    (SN)との間隔を、それぞれ上記使用波長(λ)の約
    1/30〜1/50に設定し;上記第2の導体素片(B
    片)における給電点(FP)の位置を、上記センターノ
    ッチ(CN)において上記上縁から上記第1の導体素片
    (A片)における上記給電点(FP)の深さ(H4)と
    同じ深さ(H4)の個所に設定した;サブノッチ付円偏
    波クロスノッチアンテナ。
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