JP2612400B2 - Glass plate mounting structure - Google Patents
Glass plate mounting structureInfo
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- JP2612400B2 JP2612400B2 JP4152558A JP15255892A JP2612400B2 JP 2612400 B2 JP2612400 B2 JP 2612400B2 JP 4152558 A JP4152558 A JP 4152558A JP 15255892 A JP15255892 A JP 15255892A JP 2612400 B2 JP2612400 B2 JP 2612400B2
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- glass plate
- glass
- groove
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は嵌殺しガラス窓における
ガラス板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の取付構造として従来から知ら
れているものには、次のようなものがある。先ず、室内
側の支持部材にサッシュバーを固定し、このサッシュバ
ーの溝にガラス板を嵌め込み、サッシュバーの溝とガラ
ス板との間にビードやシーリング材を介装したものがあ
る。このものは、ガラス板の取付強度は大きくすること
ができるものの、建築物の外壁に大きなガラス壁面を形
成する場合には、サッシュバーの見付け寸法が大きなも
のとなるため、美観上好ましくないものであった。つま
り、サッシュバーが支持部材に固定されているから、地
震時等におけるガラス板の層間変位を、ビードやシーリ
ング材によって吸収する必要がある。従って、サッシュ
バーに対するガラス板の呑込み寸法を、ガラス板の面外
方向への移動を規制するための寸法に、層間変位を吸収
できる寸法を加えたものにしなければならず、サッシュ
バーの見付け寸法が大きくなるものであった。一方、そ
のような大きなガラス壁面を構成するものとして、ガラ
ス板の端縁どうしをシーリング材を介して突付け接続す
るとともに、この接続部を、室内側の支持部材であるガ
ラスステイフナ或いは金属製のマリオンに、シーリング
材を介して接続したものがある。このものは、ガラス板
の層間変位を、端縁間に介装したシーリング材によって
吸収するとともに、ガラス板の室内側への移動は支持部
材によって規制し、ガラス板の室外側への移動は接続部
と支持部材との間に介装したシーリング材の接着力によ
って規制するものである。従って、サッシュバー等の部
材が外面に現れることがなく、美観上は好ましい。しか
しながら、地震時等にガラス板が大きく移動した場合に
は、接続部と支持部材との間のシーリング材が切断され
ることがあり、ガラス板の室外側への移動の規制が無く
なってガラス板の落下ないし破損の危険性が生じること
となるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来構成による
ガラス板の取付構造においては、取付強度を大きくする
ようにサッシュバーを用いると建物の美観的な問題を生
じ、建物の美観を重視するためにサッシュバーを省略す
るとともにシーリング材の接着性能のみに頼った構成に
すると、取付強度を充分大きなものにできない問題があ
った。本発明の目的は、上記実情に鑑み、ガラス板の取
付構造を、外側に現れる取付部材の見付け寸法を小さく
し、かつ、層間変位に耐え得るに充分な大きさの取付強
度でガラス板を支持できるものにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるガラス板の
取付構造の特徴構成は、溝内にガラス板の端縁を嵌め込
んである複数の溝状枠を、室内側支持部材に対して取り
付けてある嵌殺しガラス窓におけるガラス板Gの取付構
造において、前記溝内周部と前記ガラス板の端縁とを密
接状態に嵌合固着し、前記各溝状枠を前記支持部材に対
して取り付ける取付金物を、前記支持部材に取り付け、
前記取付金物と前記溝状枠とを、ガラス板面に沿った全
方向へのスライドを許容する層間変位吸収用の融通部を
介して取り付けてあるところにある。
【0005】
【作用】前記溝内周部と前記ガラス板の端縁とを密接状
態に嵌合固着してあるから、溝状枠とガラス板との一体
性を向上させることができ、例えば、地震時等にガラス
板が大きく移動しても、嵌合固着された前記溝状枠によ
ってガラス板を確実に保持することが可能となり、従来
の、シーリング材の接着力のみによってガラス板を保持
するものに比べて、より強力に且つ確実に保持すること
ができる。また、前記取付金物を支持部材に取り付け、
前記取付金物と前記溝状枠とを、ガラス板面に沿った全
方向へのスライドを許容する層間変位吸収用の融通部を
介して取り付けてあるから、地震時等に生じるガラス板
の層間変位を、前記取付金物と前記溝状枠との間に設け
た前記融通部で吸収できるようになり、従来のように、
ガラス板の層間変位を吸収するためのスペースを溝状枠
の溝内に設ける必要がなくなる。その結果、ガラス板に
対する溝状枠の呑み込み寸法の設定を、単にガラス板の
面外方向への移動を規制するためだけの最小寸法に設定
することが可能となり、従来の融通部を溝状枠内に設け
てあるものに比べて、ガラス板外側に露出する溝状枠部
分の寸法(見付け寸法)を、少なくして目立ち難くする
ことができる。
【0006】
【発明の効果】その結果、ガラス板の取付強度を、地震
時等に生じる層間変位にかかわらずガラス板を確実、強
力に取付け得るように充分大きなものにしながら、外側
に現れる取付部材としての溝状枠の見付け寸法を極めて
小さなものにすることができる。従って、例えば建築物
の外壁面に大きなガラス壁面を構成する場合に、ガラス
板どうしの間に位置する取付部材を目立たないものにす
るといった美観上の要求を、ガラス板の落下や破損等の
危険性を生じる虞れなく実現できるようになった。
【0007】
【実施例】以下に、本発明によるガラス板の取付構造の
実施例を、図面に基づいて説明する。図1は本発明によ
るガラス板の取付構造を適用して構成したガラス壁面
の、隣の合う二枚のガラス板G,Gの取り合い部分の水
平断面図である。二枚のガラス板Gの端縁は、夫々、溝
状枠1の第1の溝1a内に位置している。第1の溝1a
の内周とガラス板Gとの間には、特殊なエポキシ樹脂或
いは特殊なシリコン樹脂等からなる接着剤2が充填され
ており、ガラス板Gを溝状枠1に固着して両者が一体的
に動くように構成されている。そして、各ガラス板Gと
溝状枠1とは、予め工場で互いに固着された状態で現場
に搬入されるようになっている。溝状枠1には第1の溝
1aの内側に第2の溝1bを形成してある。そして、こ
の第2の溝1b内に、アルミニウム、ステンレス等の金
属から形成した横断面視コの字用の取付金物3の一方の
端部3aが遊嵌している。この取付金物3の他方の端部
3bは、後述するように、室内側の支持部材であるアル
ミニウム製或いは鋼製のマリオン4に固定されており、
溝状枠1の第2の溝1b内を、取付金物3の一方の端部
3aがガラス板G面に沿った全方向へ相対移動できるよ
うに構成されている。
【0008】つまり、地震時等に生じる層間変位を、取
付金物3と溝状枠1との間での相対動によって吸収する
ようにしてある。従って、ガラス板Gの溝状枠1の第1
の溝1aに対する呑み込み寸法を、層間変位を吸収する
ための寸法を加えることなく、単にガラス板Gの面外方
向への移動を規制するに足るだけの小さなものにするこ
ができる。また、ガラス板Gと溝状枠1とを固着するこ
とができ、そのことによって取付強度を負担できるか
ら、単にガラス板Gと溝状枠1とを重ね合わせて強度を
得るだけの構成に比して、呑み込み寸法をさらに小さな
ものにすることができる。その結果、充分な取付強度を
有しながら、ガラス壁面の外部に現れる溝状枠1の見付
け寸法を小さくして目立たないものにできるのである。
【0009】次に、図1及び図3を用いて、取付金物3
のマリオン4への取付構造を説明する。取付金物3はガ
ラス板Gの垂直方向の長さとほぼ同じ長さの通し物で、
その長手方向適当箇所にネジ孔3xを形成してある。一
方、マリオン4のフランジ4Aには、取付金物3のネジ
孔3xに相当する箇所にバカ孔4xを形成してあり、こ
のバカ孔4xの縁にゴムワッシャ5とワッシャ6とを介
して頭部7aが当接する第1のボルト7を、取付金物3
のネジ孔3xにネジ込んである。また、マリオン4のフ
ランジ4Aには、バカ孔4xの下側に隣接してネジ孔4
yを形成してあり、このネジ孔4yに螺合する第2のボ
ルト8の先端を、取付金物3の内側の端部3bに当接さ
せてある。前述した2つのボルト7,8は、一方がガラ
ス板Gをマリオン4側に引き付け、他方がガラス板Gを
マリオン4から押し出す働きをする。即ち、第1のボル
ト7を正方向に回転させることによって、取付金物3を
介してガラス板Gはマリオン4側に引き寄せられ、その
状態からガラス板Gが外方に移動することが規制され
る。また、第2のボルト8を正方向に回転させることに
よって、取付金物3を介してガラス板Gはマリオン4か
ら押し出され、その状態からガラス板Gが内方に移動す
ることが規制される。つまり、それら一対のボルト7,
8の共働によって、ガラス板Gとマリオン4との、ガラ
ス板Gの肉厚方向の相対位置を任意に変更して固定でき
るように構成されている。そして、上述した一対のボル
ト7,8からなる位置調整機構の一例であるボルト対S
を、上下方向に夫々2箇所づつ設けてある。つまり、複
数枚のガラス板Gを並設して大きなガラス壁面を構成す
る際に、各ガラス板Gの左右両辺の上下2箇所において
ガラス板Gとマリオン4との相対位置を微調整すること
によって、ガラス板Gとしてミラーガラスを用いる際に
要求されるガラス壁面全体としての平滑性の高い状態
で、ガラス板Gの取付施工を行うことができるようにし
てある。また、図1に示すように、左右に隣り合う溝状
枠1どうしの間には、外壁として充分な止水性が得られ
るように、バックアップ材9を嵌め込んだ後にシーリン
グ材10を充填してある。なお、図1において、11は
マリオン4に固定された化粧板、12はガスケットであ
る。
【0010】図2は上下のガラス板Gの取り合い部分を
示す垂直断面図である。この部分は、従来と同様にサッ
シュバーを組み合わせた構造である。つまり、マリオン
4に固着したブラケット13に、無目材となるサッシュ
バー14をボルト固定し、この無目材サッシュバー14
に咬み合わせた上下のサッシュバー15,16と、この
無目材サッシュバー14とによって形成される上下の溝
内に、上側のガラス板Gの下端部、及び、下側のガラス
板Gの上端縁を夫々嵌め込み、ガスケット17及びシリ
コン樹脂のシーリング材18によって固定してある。な
お、図中19は、水平に架設したC形鋼20にマリオン
4を固定するためのブラケット、21はC形鋼20にブ
ラケット22を介して取り付けられた耐火板である。
【0011】図4は、左右に隣り合う2枚のガラス板G
の取り合い部分の別の実施例を示す水平断面図である。
このものにおいては、取付金物3の内側の端部に連設し
たガイド枠Aに、ステンレス製の板片23を上下方向へ
のスライド自在に嵌め込んである。ステンレス製の板片
23には、図4及び図5に示すように、ネジ孔23xを
形成してあり、このネジ孔23xに螺合する第1のボル
ト24が、マリオン4のフランジ4Aに形成したバカ孔
4xを貫通し、このバカ孔4xの縁にゴムワッシャ25
とワッシャ26とを介してその頭部24aが係止されて
いる。また、マリオン4のフランジ4Aには、バカ孔4
xの上側及び下側に隣接して2つのネジ孔4y,4zを
形成してあり、このネジ孔4y,4zにそれぞれ螺合す
る第2及び第3のボルト27,28の先端を、夫々ステ
ンレス製の板片23に当接させてある。つまり、上述し
た3つのボルト24,27,28によって、ガラス板G
とマリオン4との、ガラス板Gの肉厚方向の相対位置を
任意に変更して固定できるように構成されている。そし
て、それらの3つのボルト24,27,28とステンレ
ス製の板片23とからなる位置調整機構Sを、上下方向
に2箇所に設けてあり、先に説明した実施例の場合と同
様に、ガラス壁面全体としての平滑性の高い状態で、ガ
ラス板Gの取付施工を行えるようにしてある。
【0012】図1及び図4に示したものにおいては、溝
状枠1と取付金物3との相対移動によって、ガラス板G
面に沿った方向へのスライドを許容するものであり、そ
の組み合わせを融通部Fと称する。融通部Fの具体的構
成は適宜変更可能であり、例えば、図1に示したものに
おいて、取付金物3を通し物とせず、ガラス板Gの寸法
に合わせて数箇所に設けるピース物としてもよい。この
場合には、位置調整機構Sは、図4に示したもののよう
に、ガラス板Gの引き付け用ボルト1本に対して押し出
し用ボルトを2本設けたり、或いは逆に、押し出しボル
ト1本に対して引き付け用ボルト2本を設けたりして、
取付金物3にひねりが生じないようにする方が好まし
い。また、取付金物3が通し物の場合に、上述のような
押し引きのボルト構成にすることも好ましい。さらに、
本発明を実施するにあたって融通部Fは必ずしも位置調
整機構Sを有していなくてもよい。また、ピース物とし
た場合の取付金物3、及び、ステンレス製等の板片23
の、上下方向の数並びに配置は、1枚のガラス板Gの大
きさ、厚さ、及び、必要とする取付強度に応じて適宜変
更可能である。
【0013】上下に隣合う2枚のガラス板Gの取り合い
部分の構造も図2に示すものに替えて適宜変更可能であ
る。例えば、図6に示すものは、図1に示した構造をほ
ぼそのまま上下の取り合い部分に適用したものである。
即ち、ガラス板Gの端縁に、接着剤2を介して溝状枠1
の第1の溝1aを固着してある。溝状枠1の第2の溝1
b内には、アルミニウム、或いは、ステンレス製の取付
金物3の一端3aが遊嵌しており、ガラス板Gの板面に
沿った全方向へのスライドを許容するようになってい
る。そして、この取付金物3の他端3bを、水平方向の
適宜箇所に設けたボルト対Sによって、ガラス板Gの肉
厚方向に対する取付位置変更自在に、室内側のマリオン
4に固定してある。なお、上側のガラス板Gに固着した
溝状枠1の下面には、マリオン4に固定したブラケット
29にネジ止めされたボルト30が当接しており、ガラ
ス板Gの自重を支持するように構成してある。この構造
に替えて、先に説明した図4に示す構造を上下の取り合
い部分に適用してもよい。なお、建築物におけるガラス
壁面を構成するにあたっては、先に述べたいずれかの左
右取り合い部と、何れかの上下の取り合い部分とを、適
宜組み合わせればよい。本発明を適用するガラス板G
は、先の実施例で説明したように複数枚で大きなガラス
壁面を構成するものだけではなく、一枚で1つの嵌殺し
窓を形成するものであってもよい。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a structure for mounting a glass plate on a closed glass window. 2. Description of the Related Art The following are conventionally known structures for mounting a glass plate. First, a sash bar is fixed to a support member on the indoor side, a glass plate is fitted into the groove of the sash bar, and a bead or a sealing material is interposed between the groove of the sash bar and the glass plate. Although this can increase the mounting strength of the glass plate, when forming a large glass wall surface on the outer wall of the building, the sash bar will have a large finding size, which is not preferable from an aesthetic point of view. there were. That is, since the sash bar is fixed to the support member, it is necessary to absorb interlayer displacement of the glass plate during an earthquake or the like by using a bead or a sealing material. Therefore, the swallowing dimension of the glass plate with respect to the sash bar must be set to the dimension for regulating the movement of the glass plate in the out-of-plane direction, plus the dimension capable of absorbing the interlayer displacement. The dimensions were to be large. On the other hand, as constituting such a large glass wall surface, the edges of the glass plates are butt-connected to each other via a sealing material, and this connection portion is formed of a glass stiffener or a metal support member serving as a support member on the indoor side. Are connected through a sealing material. In this device, the interlayer displacement of the glass sheet is absorbed by a sealing material interposed between the edges, and the movement of the glass sheet to the indoor side is restricted by a support member, and the movement of the glass sheet to the outdoor side is connected. It is regulated by the adhesive force of a sealing material interposed between the portion and the support member. Therefore, a member such as a sash bar does not appear on the outer surface, which is preferable from an aesthetic standpoint. However, if the glass sheet moves significantly during an earthquake or the like, the sealing material between the connection portion and the support member may be cut, and there is no restriction on the movement of the glass sheet to the outdoor side, and the glass sheet is removed. There is a danger of falling or breakage. [0003] That is, in the glass plate mounting structure according to the prior art, if a sash bar is used so as to increase the mounting strength, an aesthetic problem of the building arises, and the aesthetic appearance of the building is reduced. If the sash bar is omitted for the sake of emphasis and the configuration is based solely on the adhesive performance of the sealing material, there is a problem that the mounting strength cannot be made sufficiently large. In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a glass plate mounting structure that supports a glass plate with a mounting strength that is large enough to withstand the interlayer displacement by reducing the found size of a mounting member appearing outside. To be able to do it. [0004] A feature of the glass plate mounting structure according to the present invention is that a plurality of groove-shaped frames in which the edges of the glass plate are fitted in the grooves are mounted on the indoor support member. In the mounting structure of the glass sheet G in the fitted glass window attached to the glass sheet G, the inner peripheral portion of the groove and the edge of the glass sheet are fitted and fixed in a tight state, and each of the groove frames is attached to the support member. Attach the mounting hardware to be attached to the support member,
The mounting hardware and the groove-shaped frame are mounted via a flexible portion for absorbing interlayer displacement that allows sliding in all directions along the glass plate surface. [0005] Since the inner peripheral portion of the groove and the edge of the glass plate are fitted and fixed in close contact with each other, the integrity of the grooved frame and the glass plate can be improved. Even if the glass plate moves greatly during an earthquake or the like, the glass plate can be securely held by the grooved frame fitted and fixed, and the conventional glass plate is held only by the adhesive force of the sealing material. As a result, it can be held more strongly and securely. Also, the mounting hardware is attached to a support member,
Since the mounting hardware and the grooved frame are mounted via a flexible portion for absorbing interlayer displacement that allows sliding in all directions along the surface of the glass plate, interlayer displacement of the glass plate caused during an earthquake or the like occurs. Can be absorbed by the accommodating portion provided between the mounting hardware and the groove-shaped frame.
It is not necessary to provide a space for absorbing interlayer displacement of the glass plate in the groove of the groove frame. As a result, it is possible to set the swallowing dimension of the grooved frame with respect to the glass plate to the minimum size merely for restricting the movement of the glass plate in the out-of-plane direction. The size (found size) of the groove-shaped frame portion exposed to the outside of the glass plate can be made smaller and less noticeable than that provided inside. As a result, the mounting strength of the glass plate is made sufficiently large so that the glass plate can be securely and strongly mounted regardless of the interlayer displacement generated during an earthquake or the like, while the mounting member appearing on the outside. The found size of the groove-shaped frame can be made extremely small. Therefore, for example, when a large glass wall is formed on the outer wall of a building, there is an aesthetic requirement that mounting members located between the glass plates are inconspicuous, and the risk of falling or breakage of the glass plate is raised. It can be realized without fear of causing the problem. An embodiment of a glass plate mounting structure according to the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a horizontal cross-sectional view of a portion where two adjacent glass plates G and G are joined to each other on a glass wall surface formed by applying the glass plate mounting structure according to the present invention. The edges of the two glass plates G are located in the first grooves 1a of the grooved frame 1, respectively. First groove 1a
Is filled with an adhesive 2 made of a special epoxy resin, a special silicon resin, or the like, and the glass plate G is fixed to the grooved frame 1 so that the two are integrated. It is configured to move. Each glass plate G and the grooved frame 1 are transported to the site in a state where they are fixed to each other in advance in a factory. The groove-shaped frame 1 has a second groove 1b formed inside the first groove 1a. In the second groove 1b, one end 3a of a U-shaped mounting member 3 made of metal such as aluminum or stainless steel is loosely fitted. The other end 3b of the mounting hardware 3 is fixed to an aluminum or steel mullion 4, which is a support member on the indoor side, as described later.
In the second groove 1b of the grooved frame 1, one end 3a of the mounting hardware 3 can be relatively moved in all directions along the surface of the glass plate G. That is, the interlayer displacement generated during an earthquake or the like is absorbed by the relative movement between the mounting hardware 3 and the grooved frame 1. Therefore, the first of the grooved frame 1 of the glass plate G
Can be made small enough to simply restrict the movement of the glass plate G in the out-of-plane direction without adding a dimension for absorbing interlayer displacement. In addition, since the glass plate G and the grooved frame 1 can be fixed to each other, and the mounting strength can be borne by this, the structure is different from a structure in which the glass plate G and the grooved frame 1 are merely overlapped to obtain the strength. Thus, the swallowing dimension can be further reduced. As a result, it is possible to make the grooved frame 1 appearing on the outside of the glass wall surface small and inconspicuous, while having sufficient mounting strength. Next, referring to FIG. 1 and FIG.
The structure for attaching to the mullion 4 will be described. The mounting hardware 3 is a thread having a length substantially equal to the length of the glass plate G in the vertical direction.
A screw hole 3x is formed at an appropriate position in the longitudinal direction. On the other hand, on the flange 4A of the mullion 4, a stupid hole 4x is formed at a position corresponding to the screw hole 3x of the mounting hardware 3, and a rubber washer 5 and a washer 6 are provided on the edge of the stupid hole 4x via a rubber washer 5 and a washer 6. The first bolt 7 with which the contact 7a comes in contact with the mounting hardware 3
Screw holes 3x. The flange 4A of the mullion 4 has a screw hole 4 adjacent to the lower side of the stupid hole 4x.
The tip of the second bolt 8 screwed into the screw hole 4y is brought into contact with the inner end 3b of the mounting hardware 3. One of the two bolts 7 and 8 serves to pull the glass plate G toward the mullion 4 and the other to push the glass plate G out of the mullion 4. That is, by rotating the first bolt 7 in the forward direction, the glass plate G is drawn toward the mullion 4 via the mounting hardware 3, and the movement of the glass plate G outward from that state is restricted. . Further, by rotating the second bolt 8 in the forward direction, the glass plate G is pushed out of the mullion 4 via the mounting hardware 3, and the glass plate G is prevented from moving inward from that state. That is, the pair of bolts 7,
8, the glass plate G and the mullion 4 can be fixed by arbitrarily changing the relative position in the thickness direction of the glass plate G. Then, a bolt pair S which is an example of a position adjusting mechanism including the above-described pair of bolts 7 and 8 is used.
Are provided in each of two places in the vertical direction. In other words, when a plurality of glass plates G are juxtaposed to form a large glass wall surface, the relative position between the glass plate G and the mullion 4 is finely adjusted at two locations above and below the left and right sides of each glass plate G. In addition, the glass plate G can be attached and mounted in a state of high smoothness of the entire glass wall surface required when a mirror glass is used as the glass plate G. As shown in FIG. 1, a sealing material 10 is filled after a backup material 9 is fitted between the groove-shaped frames 1 adjacent to each other on the left and right sides so that sufficient waterproofness can be obtained as an outer wall. is there. In FIG. 1, reference numeral 11 denotes a decorative plate fixed to the mullion 4, and reference numeral 12 denotes a gasket. FIG. 2 is a vertical sectional view showing a portion where the upper and lower glass plates G are joined. This portion has a structure in which a sash bar is combined as in the conventional case. That is, the sash bar 14 serving as the blank is fixed to the bracket 13 fixed to the mullion 4 by bolts.
The lower end of the upper glass plate G and the upper end of the lower glass plate G are inserted into the upper and lower grooves formed by the upper and lower sash bars 15 and 16 and the blind sash bar 14. The edges are fitted respectively, and fixed by a gasket 17 and a sealing material 18 made of silicone resin. In addition, 19 in the figure is a bracket for fixing the mullion 4 to a C-shaped steel 20 erected horizontally, and 21 is a fireproof plate attached to the C-shaped steel 20 via a bracket 22. FIG. 4 shows two glass plates G adjacent to each other on the left and right.
FIG. 9 is a horizontal cross-sectional view showing another embodiment of the portion where the parts are joined.
In this embodiment, a stainless steel plate 23 is slidably fitted in a vertical direction in a guide frame A connected to an inner end of the mounting hardware 3. 4 and 5, a screw hole 23x is formed in the stainless plate 23, and a first bolt 24 screwed into the screw hole 23x is formed in the flange 4A of the mullion 4. Through the fool hole 4x, and a rubber washer 25 is attached to the edge of the fool hole 4x.
The head 24a is locked via the and the washer 26. The flange 4A of the mullion 4 has a stupid hole 4
Two screw holes 4y and 4z are formed adjacent to the upper side and the lower side of x, respectively, and the tips of the second and third bolts 27 and 28 respectively screwed into the screw holes 4y and 4z are made of stainless steel. Is made to abut against a plate piece 23 made of aluminum. That is, the three bolts 24, 27, 28 described above allow the glass plate G
The structure is such that the relative positions of the glass plate G and the mullion 4 in the thickness direction can be arbitrarily changed and fixed. A position adjusting mechanism S composed of the three bolts 24, 27, and 28 and the stainless steel plate 23 is provided at two locations in the vertical direction, as in the case of the above-described embodiment. The glass plate G can be attached and mounted in a state of high smoothness of the entire glass wall surface. In the embodiment shown in FIGS. 1 and 4, the relative movement between the grooved frame 1 and the mounting hardware 3 causes the glass plate G to move.
Sliding in the direction along the surface is allowed, and the combination is referred to as a flexible portion F. The specific configuration of the flexible portion F can be changed as appropriate. For example, in the configuration shown in FIG. 1, the mounting hardware 3 may not be a threaded material, but may be a piece provided at several places in accordance with the dimensions of the glass plate G. . In this case, as shown in FIG. 4, the position adjusting mechanism S is provided with two pushing bolts for one pulling bolt of the glass plate G, or conversely, one pushing bolt is used. By providing two bolts for attracting
It is preferable to prevent the fitting 3 from twisting. Further, when the mounting hardware 3 is a through object, it is preferable to adopt the above-described push-pull bolt configuration. further,
In practicing the present invention, the accommodation portion F does not necessarily have to have the position adjustment mechanism S. Also, the mounting hardware 3 in the case of a piece and a plate 23 made of stainless steel or the like.
The number and arrangement in the vertical direction can be appropriately changed according to the size and thickness of one glass plate G and the required mounting strength. The structure of the portion where two vertically adjacent glass plates G are joined can be appropriately changed instead of the structure shown in FIG. For example, the structure shown in FIG. 6 is obtained by applying the structure shown in FIG.
That is, the groove-shaped frame 1 is attached to the edge of the glass plate G via the adhesive 2.
The first groove 1a is fixed. Second groove 1 of grooved frame 1
One end 3a of the mounting hardware 3 made of aluminum or stainless steel is loosely fitted in b, and allows sliding in all directions along the plate surface of the glass plate G. The other end 3b of the metal fitting 3 is fixed to the mullion 4 on the indoor side by a bolt pair S provided at an appropriate position in the horizontal direction so that the mounting position in the thickness direction of the glass plate G can be changed. A bolt 30 screwed to a bracket 29 fixed to the mullion 4 is in contact with the lower surface of the grooved frame 1 fixed to the upper glass plate G, so as to support the weight of the glass plate G. I have. Instead of this structure, the above-described structure shown in FIG. 4 may be applied to the upper and lower joints. In configuring a glass wall surface in a building, any of the left and right joints described above and any of the upper and lower joints may be appropriately combined. Glass plate G to which the present invention is applied
As described in the previous embodiment, not only a plurality of sheets forming a large glass wall surface but also a single sheet forming one fitting window may be used. In the claims, reference numerals are provided for convenience of comparison with the drawings, but the present invention is not limited to the configuration shown in the attached drawings.
【図面の簡単な説明】
【図1】左右のガラス板の取り合い部の水平断面図(図
3のI−I断面図)
【図2】上下のガラス板の取り合い部の垂直断面図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】別実施例を示す図1に相当する水平断面図
【図5】図4に示す実施例の位置調整機構部分の斜視図
【図6】さらに別の実施例を示す図2に相当する垂直断
面図
【符号の説明】
1 溝状枠
1a 溝
4 支持部材
G ガラス板
F 融通部
S 位置調整機構BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a horizontal sectional view of a joint between left and right glass plates (a sectional view taken along the line II in FIG. 3). FIG. 2 is a vertical sectional view of a joint between upper and lower glass plates. 1; FIG. 4 is a horizontal sectional view corresponding to FIG. 1 showing another embodiment; FIG. 5 is a perspective view of a position adjusting mechanism portion of the embodiment shown in FIG. 4; Vertical sectional view corresponding to FIG. 2 showing another embodiment [Description of References] 1 Groove-shaped frame 1a Groove 4 Support member G Glass plate F Flexible portion S Position adjusting mechanism
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−133922(JP,A) アメリカ合衆国、ピーピージー・イン ダストリーズ・インコーポレーテッド発 行、1983年版、カタログ「THA RI GHT GLASS」第20頁、EFG GLAIZING SYSTEM 711 /712 参照 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (56) References JP-A-53-133922 (JP, A) PPG Inn, United States Departures from Industries Inc. Line, 1983 edition, catalog "THA RI GHT GLASS, page 20, EFG GLAIZING SYSTEM 711 See / 712
Claims (1)
状枠1を、室内側支持部材4に対して取り付けてある 嵌
殺しガラス窓におけるガラス板の取付構造であって、前記溝1a内周部と前記ガラス板Gの端縁とを密接状態
に嵌合固着し、前記各溝状枠1を前記支持部材4に対し
て取り付ける取付金物3を、前記支持部材4に取り付
け、前記取付金物3と前記溝状枠1とを、 ガラス板面に
沿った全方向へのスライドを許容する層間変位吸収用の
融通部Fを介して取り付けてあるガラス板の取付構造。(57) [Claims] A plurality of grooves in which the edges of the glass plate G are fitted in the grooves 1a.
It is a mounting structure of a glass plate in a fitted glass window in which the frame 1 is mounted to the indoor side supporting member 4 , wherein an inner peripheral portion of the groove 1a and an edge of the glass plate G are in close contact with each other.
And each groove-shaped frame 1 is fixed to the support member 4.
Attach mounting hardware 3 to support member 4
A mounting structure of a glass plate in which the mounting hardware 3 and the groove-shaped frame 1 are mounted via a flexible portion F for absorbing interlayer displacement that allows sliding in all directions along the surface of the glass plate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152558A JP2612400B2 (en) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | Glass plate mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152558A JP2612400B2 (en) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | Glass plate mounting structure |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12226485A Division JPS61282576A (en) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | Mounting structure of glass plate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156736A JPH05156736A (en) | 1993-06-22 |
JP2612400B2 true JP2612400B2 (en) | 1997-05-21 |
Family
ID=15543105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4152558A Expired - Fee Related JP2612400B2 (en) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | Glass plate mounting structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612400B2 (en) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049738B2 (en) * | 1977-04-26 | 1985-11-05 | 日鉄カ−テンオ−ル株式会社 | How to install glass plates in curtain wall |
JPS61282576A (en) * | 1985-06-05 | 1986-12-12 | 株式会社竹中工務店 | Mounting structure of glass plate |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4152558A patent/JP2612400B2/en not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
アメリカ合衆国、ピーピージー・インダストリーズ・インコーポレーテッド発行、1983年版、カタログ「THA RIGHT GLASS」第20頁、EFG GLAIZING SYSTEM 711/712 参照 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05156736A (en) | 1993-06-22 |
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