JP2611906B2 - 給食用配膳台 - Google Patents

給食用配膳台

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、学校や病院など各種
の施設において、給食のために使用する移動容易な配膳
台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、学校給食の際に使用する配膳
台として、親子両台をからなり、移動により子台が親台
の内部に格納され、引き出すことによって親子両台が分
離して使用しうるように構成した配膳台は、実開平4−
31533号などにおいて公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かゝる給食用配膳台
は、親台に子台を格納した状態で所定の場所に容易に移
動し、子台を親台から引き出して親子両台に設けた棚板
によって、給食に必要な用具や調理した食品などの給食
用材料を多く搭載できる利点があるが、さらに多くの搭
載が要求される場合にはこれに十分に対処することがで
きない。
【0004】この発明は、上記の問題に鑑み、給食用材
料の搭載を必要としない場合には、子台を親台内に格納
して移動・保管を有利にし、使用時にはより多くの給食
用材料を搭載することができる給食用配膳台を提供せん
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の給食用配膳台は、少なくとも上部に棚板
を有し、下部を子台の格納部となしたキャスタ付きの親
台と、該親台の格納部に格納され、かつ引き出すことに
よって親台から分離しうる上下2段の棚板を有するキャ
スタ付きの前記子台と、分離した親子両台間に架設して
棚板を形成する着脱自在なワタシ板とからなり、該ワタ
シ板は、前記親台の格納部よりも狭い幅を有すると共
に、対向する両端縁に形成した係合部によって分離した
親子両台に設けた横方向の杆状部にそれぞれ係合するこ
とによって水平な前記の棚板として使用し、かつ不使用
時には親台の前記上部の棚板と前記子台の格納部との間
に収容するよう構成したものである。
【0006】
【作用】この発明の給食用配膳台は、少なくとも上部に
棚板を有し、その下部を子台の格納部とした親台と、こ
の親台に格納しうる子台と、分離状態の親子両台間に架
設して水平な棚板として使用することができ、不使用時
には親台の上記棚板と格納部との間に収納しうるワタシ
板とによって構成されているので、配膳に際しては親台
に設けた棚板と子台に設けた上下の棚板および前記ワタ
シ板とによって多くの給食用材料を載置することがで
き、不使用時にはワタシ板を子台の格納に支障のない親
台の上部の棚板と子台の格納部との間に収納し、子台を
親台内に格納して保管移動を有利ならしめることができ
る。また、親台下部の子台の格納部にも折り畳み可能な
下部棚板を設けることにより、子台の格納時にはこの下
部棚板を折り畳んで親台の後端に立てかけて子台を親台
内に格納し、使用時にはこの棚板を使用して配膳材料の
搭載をさらに増大させることができる。また、親台をワ
タシ板を格納した状態で、親台と子台とを別個に独立し
て使用することもできる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の給食用配膳台の一実施例を
添付の図面に基づいて具体的に説明する。図面に示すこ
の発明の給食用配膳台1は、比較的大型の親台2と、該
親台2内に格納可能な大きさの子台12と、この親台2
と子台12の間に架設されるワタシ板24とから構成さ
れている。親台2、子台12はいずれもその骨格構造を
すべてステンレススチールのような不銹性の金属パイプ
乃至金属棒の屈曲や結合によって形成したものである。
【0008】前記親台2は、1本のパイプを逆U字状に
屈曲させてその両下端にキャスタ10,10を取り付
け、2本の脚部材4,4を形成し、逆U字状の上部を横
杆5aとすると共に、この横杆5aの直下の脚部材4,
4の上部寄りに横杆5bを結合し、さらに脚部材4,4
の下部に横杆5cを形成した一方の枠体3と、同じく1
本のパイプを逆U字状に屈曲し、その先端部にそれぞれ
キャスタ10,10を付けた2本の脚部の上部を横杆8
aとし、この横杆8aの直下の脚部材7、7の上部寄り
に横杆8bを結合した他方の枠体6とを、所定の間隔を
存して対向させ、左右の上部を上部側杆9a,9aで連
結し、左右の下部を下部側杆9b,9bで結合し、さら
に横杆5bと8bとは中間部で連結杆9cで連結されて
いるものである。この親台2の前記横杆5bと8bとは
同一レベルで、また、下部側杆9b,9bと横杆5cと
は同じレベルとなるものであるが、上部側杆9a,9b
は横杆5b,8bおよび連結杆9cよりも上部に位置す
るように設けられ、枠体6の横杆8bの下方は開放され
ているので、この開放部から子台12を親台2内に格納
することができる。前記の横杆8bはワタシ板24の一
端を保持するため保持杆となるものである。
【0009】一方、子台12は親台2と同様に1本のパ
イプを逆U字状に屈曲して下端にキャスタ20,20を
設けた2本の脚部材14,14の上部を横杆15aと
し、下部に横杆15bを結合して形成した枠体13と、
同じく下端にキャスタ20,20を付けた2本の脚部材
17,17の上部を横杆18aとし、下部に横杆18b
を結合して形成した枠体16とを所定の間隔を存して対
向させて各枠体13,16の左右の上部を上部側杆19
a,19aで、同じく左右の下部を上部側杆19b,1
9bで結合して形成したものである。しかして、前記横
杆18aと上部側杆19a,19aと結合点より、上部
側杆19a,19aを延長した状態で屈曲してワタシ板
24を係着させるための保持杆21を形成し、また、下
部側杆19b,19bの中間に連結杆22を形成してい
る。
【0010】この子台12の脚部材14,14および1
7,17の間隔は、親台2の脚部材4,4および7,7
の間隔よりも狭く、また、枠体16の高さは、親台2の
横杆5b,8bよりも低く設定されており、これによっ
て子台12は、枠体13を残して親台2の内部に格納す
ることができるものである。したがって、子台12の横
杆18a,上部側杆19a,19aは、親台2の横杆5
b,8bに対して高さの方向に適当な段差を有している
ものである。
【0011】親台2の左右の上部側杆9a,9aにはス
テンレススチール製の上部棚板11aを、その両側縁を
上部側杆9a,9aに巻き付けるようにして着脱不能に
固定し、左右の下部側杆9b,9bの水平部に図の仮想
線で示した下部棚板11bが着脱自在に載置され、この
下部棚板11bは、蝶番によって中央から折り曲げるこ
とができるようになっている。また、子台12の左右の
上部側杆19a,19aと、左右の下部側杆19b,1
9bには、いずれも同様にしてステンレススチール製の
上部棚板23aと、下部棚板23bが着脱不能に固定さ
れている。
【0012】ワタシ板24は、ステンレススチールの板
体からなり、図2で特に明らかなように、その幅は親台
2の開放部側の左右の脚部材7,7間および後部側の左
右の脚部材4,4間よりも狭く形成されている。また、
長さの方向の一方の端縁には裏面方向に親台2の横杆8
cが嵌入しうる幅の断面ほゞコ字状に曲折した係合部2
5を形成しており、他方の端縁には裏面側に向けて直角
に曲折した曲折縁26を形成すると共に、この曲折縁2
6に対して子台12の保持杆21および親台2の横杆8
cが丁度嵌入できる程度の間隔をおいて外郭断面が直角
三角形をなした保持部材27を固定して曲折縁26と保
持部材27との間に係合部28を形成し、この保持部材
27の中央部には、親台2の連結杆9cが嵌入できる程
度の幅の欠落部29を形成している。
【0013】上記の構造の給食用配膳台1は、図1に示
すように親台2と子台12とを分離して親台2の横杆8
bにワタシ板24の一端縁に形成した係合部25を嵌込
み、ワタシ板の他端縁に形成した係合部28を子台12
の保持杆21に係合することにより、このワタシ板24
を親台2と子台12に掛け渡すことができる。このワタ
シ板24の親台2側に係合する係合部25は、前記のと
おりほゞコ字状の断面を形成しており、横杆8bに係合
することによって段部を形成して板面が横杆8bより低
い位置となり、他方の係合部28が子台12の保持杆2
1に係合されたときに、傾斜せずに水平な板面となるよ
うに設定されるものである。
【0014】また、このワタシ板24は、前記の係合部
28が親台2の横杆8bに係合し、かつこの横杆8bに
直角に結合された連結杆9cがワタシ板24の前記欠落
部29に嵌合して該ワタシ板24を下面から支持するよ
う設定されており、このとき他方の係合部25は横杆5
bに嵌入することなくその上部に宙に浮いた状態で位置
するものである。
【0015】かゝる構造の給食用配膳台1は、図1に示
すように親台2と子台12とを分離して所定の間隔に配
置し、前記のとおり両台間にワタシ板24を掛け渡し、
親台2の下部に折り畳んだ下部棚板11bを展開して下
部側杆9b,9bに載置することにより、該親台2の上
下の棚板11a,11bの2面と、子台12の上下の棚
板23a,23bの2面および前記ワタシ板24の上面
の合計5面に配膳用具や給食材料を載置することがで
き、キャスタによってこの状態でこれらを移動すること
ができる。そして、この給食用配膳台1を使用しない場
合には、親台2の下部棚板11bを折り畳み、前記ワタ
シ板24を両台から分離してこれを親台2の上部棚板1
1aの下面で、横杆5b,8bおよび連結杆9cの上に
移動させて、図2のとおり横杆8bにワタシ板24の係
合部29を挿入すると共に、該横杆8に対して直角に結
合されている連結杆9cを欠落部28に嵌入させて親台
2に格納し、親台2の下部の空間部分に子台12を移動
させて格納することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の給食用配膳台は、キャスタに
よって移動する少なくとも上部に棚板を有する親台と、
この親台内に格納され、かつ引き出すことによって親台
から分離しうる同じくキャスタで移動できる上下2段に
棚板を有する子台と、分離した親子両台との間に掛け渡
して親子両台を一定間隔で保持する着脱自在なワタシ板
とによって構成したので、使用時には親子両台の各棚板
と前記ワタシ板とによってきわめて多くの配膳用材料を
載置することができる。また、親台の下部にも折り畳み
可能な下部棚板を設けることによって前記子台の格納に
支障なく積載量を顕著に増加させることができ、さらに
親台にワタシ板を収容したまゝ親子両台を別個に独立し
て使用することができるなどきわめて高い自由度による
使用が可能なものである。しかして、不使用時にはワタ
シ板を外して親台に収容し、子台を親台内に格納してコ
ンパクトな状態で保管することができ、又、キャスタに
よってこの状態のまゝできわめて容易に移動させること
ができるという優れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の給食用配膳台の一例を示す使用状態
における斜視図である。
【図2】この発明の給食用配膳台のワタシ板の裏面を示
す部分斜視図である。
【図3】この発明の給食用配膳台のワタシ板を親台に格
納し、かつ下部棚板を折り畳んで親台の端部に保持した
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 給食用配膳台 2 親台 8b 横杆 11a 上部棚板 11b 下部棚板 12 子台 23a 上部棚板 23b 下部棚板 24 ワタシ板 25 係合部 26 曲折縁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上部に棚板を有し、下部を子
    台の格納部となしたキャスタ付きの親台と、該親台の格
    納部に格納され、かつ引き出すことによって親台から分
    離しうる上下2段の棚板を有するキャスタ付きの前記子
    台と、分離した親子両台間に架設して棚板を形成する着
    脱自在なワタシ板とからなり、該ワタシ板は、前記親台
    の格納部よりも狭い幅を有すると共に、対向する両端縁
    に形成した係合部によって分離した親子両台に設けた横
    方向の杆状部にそれぞれ係合することによって水平な前
    記の棚板として使用し、かつ不使用時には親台の前記上
    部の棚板と前記子台の格納部との間に収容するよう構成
    してなることを特徴とする給食用配膳台。
  2. 【請求項2】 前記親台は、子台の格納部にも折畳み可
    能な棚板を着脱自在に設け、この棚板を折り畳んで親台
    の端部に立て掛けることによって子台を親台内に格納可
    能としてなることを特徴とする請求項1記載の給食用配
    膳台。
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JP2020089628A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社オーキン 運搬車兼配膳台

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