JP2611136B2 - 加圧式混合機 - Google Patents

加圧式混合機

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JP2611136B2
JP2611136B2 JP6005979A JP597994A JP2611136B2 JP 2611136 B2 JP2611136 B2 JP 2611136B2 JP 6005979 A JP6005979 A JP 6005979A JP 597994 A JP597994 A JP 597994A JP 2611136 B2 JP2611136 B2 JP 2611136B2
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惇次 高崎
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株式会社フジサワ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数種類の食品等の原
材料を加圧しながら混合する加圧式混合機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来例の加圧式混合機は、図3(a),(b)
に示すように、内部に投入された原材料を攪拌して混合
する混合羽根10を有した混合容器2と、該混合容器2
の上部にヒンジ部材9を介して矢印a方向に開閉するよ
うに取付けた蓋部材11と、前記混合容器2内へ圧力配
管12a,12b,12cを介して空気を圧送する空気
圧縮機12とを備えたものであった。
【0003】前記混合容器2は、図4に示すように、上
面に開口部3を有し該開口部3の外周縁にフランジ13
を形成したものである。前記蓋部材11は、周縁部14
aを前記混合容器2のフランジ13に対面し天部にねじ
挿通孔14bを形成した上蓋14と、該上蓋14のねじ
挿通孔14bを経て前記上蓋14の上方に先端部15a
を突出したねじ棒15を固定した下蓋16と、該下蓋1
6のねじ棒15の先端部15aに螺合したハンドル付き
雌ねじ部材17と、前記上蓋14と下蓋16の間に挟持
した環状の弾性パッキン18とからなる。前記ヒンジ部
材9は、前記下蓋16のねじ棒15の先端部15aを挿
通し、前記蓋部材11と前記ハンドル付き雌ねじ部材1
7に上下から挟まれるリング部19を先端に設けてい
る。
【0004】前記混合容器2のフランジ13には、図5
によく現れているような大穴部20aと小穴部20bと
を有するダルマ穴20を複数箇所に形成している。前記
上蓋14の周縁部14aの下面には、前記大穴部20a
に挿通でき且つ前記小穴部20bに挿通できない外径を
有する大径部21aと、前記小穴部20bに挿通できる
小径部21bとを有する掛止ピン21が固定されてい
る。
【0005】この種の加圧式混合機を使用する際には、
先ず、前記混合容器2内に原材料を投入し、前記混合容
器2の開口部3を前記蓋部材11で閉塞し、同時に蓋部
材11の掛止ピン21を前記ダルマ穴20の大穴部20
aに挿通して、前記掛止ピン21の大径部21aを前記
フランジ13の下方へ突出する。そして、前記蓋部材1
1の全体を図5に示した矢印R方向に回動することによ
り、図6に示すように前記フランジ13に前記掛止ピン
21を掛止する。さらに、図4に示すように、前記ハン
ドル付き雌ねじ部材17を前記下蓋16のねじ棒15に
締付けて、前記下蓋16を上昇させることにより、前記
上蓋14と前記下蓋16の間に挟持した弾性パッキン1
8を圧縮する。これによって、前記弾性パッキン18
は、外周部が膨出することになり前記開口部3お内周面
3aに押圧し密着する。
【0006】次に、前記空気圧縮機12から前記混合容
器2内に圧力配管12a,12b,12cを通じて空気
を圧送して前記混合容器2の内部を加圧すると共に、混
合羽根10を駆動して前記混合容器2の内部に投入した
原材料を混合する。この状態で、前記混合容器2のダル
マ穴20に前記蓋部材11の掛止ピン21が掛止されて
いるので、前記開口部3から前記蓋部材11が上方へ抜
けることはなく、また弾性パッキン18が前記開口部3
の内周面3aに密着しているので、前記混合容器2と前
記蓋部材11の間を密閉することができる。
【0007】一方、前記混合容器2から前記蓋部材11
を取り外すには、先ず、前記下蓋16のねじ棒15に締
付けたハンドル付き雌ねじ部材17を緩めて前記下蓋1
6を下降させ、さらに前記蓋部材11の全体を図5に示
した矢印L方向に回動すると共に、蓋部材11を引き上
げて前記上蓋14の掛止ピン21を前記ダルマ穴20の
大穴部20aから抜き取ることによって行う。
【0008】なお、図3中の22は本体カバー、23は
操作パネル、24は前記空気圧縮機12を駆動するモー
タを各々示す。また、前記圧力配管12aは空気圧縮機
12のエアタンク25とフィルタ26を接続し、前記圧
力配管12bはフィルタ26と安全弁27を接続し、そ
して前記圧力配管12cは安全弁27と圧力容器2内を
接続している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように構成した
従来例の加圧式混合機では、ハンドル付き雌ねじ部材1
7を回動することにより前記蓋部材11を開閉しなけれ
ばならず、操作するのに多くの時間と労力が必要であっ
た。また、ハンドル付き雌ねじ部材17を緩めたとき
に、原材料が上蓋14と弾性パッキン18の間および下
蓋16と弾性パッキン18の間から上蓋14と下蓋16
と弾性パッキン18の間に形成された隙間内へ侵入し易
く、これを長時間放置すると前記隙間内に溜った原材料
が腐敗するという問題があった。このために分解清掃を
頻繁に行わなければならず、保守整備が煩雑であった。
【0010】そこで、図7に示すように、混合容器2の
開口部3を閉塞し上面に回転可能にハンドル付きねじ棒
28の下端28aを取付けた内蓋部材29と、前記ハン
ドル付きねじ棒28を螺合するねじ穴30aを天部に形
成した外蓋部材30と、前記混合容器2および前記内蓋
部材29の間に挟持された環状の弾性パッキン31とを
備え、前記内蓋部材29のハンドル付きねじ棒28を締
付けて、前記内蓋部材29を押下げることにより、前記
弾性パッキン31を前記混合容器2と前記内蓋部材29
に密着するようにした加圧式混合機が提案された。
【0011】この加圧式混合機は、家庭用の圧力窯に見
られるような構造のものであり、清掃作業を行うに当た
って弾性パッキン31の着脱は容易であるが、ハンドル
付きネジ棒28を回動することにより前記内蓋部材29
と前記外蓋部材30を開閉しなければならず、操作する
のに多くの時間と労力が必要であった。
【0012】この発明の目的は、使い勝手が良く且つ保
守整備が容易な加圧式混合機を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の加圧式混合機
は、開口部から投入された原材料を攪拌して混合する混
合手段を設けた混合容器と、該混合容器の開口部を閉塞
する蓋部材と、混合容器に蓋部材を掛止する掛止具と、
混合容器内へ空気を圧送する空気圧縮機とからなり、蓋
部材の混合容器の開口部へ進入する進入部の外周面に沿
って環状のパッキン取付溝を設け、該パッキン取付溝の
奥部に空気圧縮機から圧送される空気を給排する給排通
路を設け、パッキン取付溝内に、混合容器の開口部に嵌
入可能な外径を有する環状の弾性パッキンを嵌入したも
のである。
【0014】
【作用】この発明の加圧式混合機によると、パッキン取
付溝の奥部に空気圧縮機から圧送される空気を供給し、
弾性パッキンを開口部の内周面に押圧するようにしてい
るため、混合容器と蓋部材の間を迅速且つ容易に密閉す
ることができる。また、弾性パッキンをパッキン取付溝
内に嵌入しているので、パッキン取付溝内に原材料が侵
入するのを防止することができる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例の加圧式混合機につい
て、図1および図2に基づいて説明する。該実施例に係
る加圧式混合機が、図3乃至図6に示した従来例の加圧
式混合機と異なる点は蓋部材1の密封構造と蓋部材1の
取付構造であるので、この点を以下に詳細に説明し、そ
の他の説明を省略する。
【0016】すなわち、前記蓋部材1は、混合容器2の
開口部3内に進入する進入部4を設け、該進入部4の外
周面4aに沿って溝口5aが前記開口部3の内周面3a
と対向するパッキン取付溝5を形成すると共に、該パッ
キン取付溝5の奥部に空気圧縮機12から圧送される空
気を給排する給排通路6を穿孔し、前記パッキン取付溝
5内に、前記開口部3に嵌入可能な外径を有する環状の
弾性パッキン7を嵌入したものである。
【0017】前記給排通路6は、一端6aを前記パッキ
ン取付溝5の奥端面に開口し、他端6bを蓋部材3の表
面に開口すると共に、該他端6bを切換弁(図示せず)
を介して前記圧力配管12cの途中から分岐した圧力配
管12dに接続している。弾性パッキン7としては、O
−リング等が考えられるが、シリコン等の弾性材料を環
状に成形したものでもよく、またパッキン取付溝8内に
密着して嵌入できるものであれば断面形状を円形とする
必要はなく、楕円形や多角形としてもよい。前記蓋部材
1の天面には自在継手8が設けてあり、該自在継手8は
ヒンジ部材9の先端に支持されている。
【0018】このように構成した加圧式混合機を使用す
る際には、先ず、従来例と同様に、前記混合容器2内に
開口部3から原材料を投入し、前記混合容器2の開口部
3を前記蓋部材1で閉塞し、同時に蓋部材1の掛止ピン
21を前記圧力容器2のフランジ13に掛止する。
【0019】次に、空気圧縮機12から圧力配管12c
に圧送された空気を前記切換弁および前記給排通路6を
経て前記パッキン取付溝5の奥部に供給すると、前記弾
性パッキン7は空気圧により径方向に押し広げられて、
弾性パッキン7の外周部が開口部3の内周面3aに押圧
する。これによって、蓋部材1と混合容器2の間を迅速
且つ容易に密閉することができる。この後、前記切換弁
を切換えて前記給排通路6内に圧縮空気を封止した状態
で、前記空気圧縮機12から前記圧力配管12cに圧送
されている圧縮空気を前記混合容器2の内部へ導入し、
前記混合容器2内を加圧する。さらに、混合羽根10を
駆動して前記混合容器2の内部に投入した原材料を混合
する。
【0020】逆に、蓋部材1を開放する際には、パッキ
ン取付溝5内に圧送された空気を切替弁等(図示せず)
を操作して、パッキン取付溝5内から排出すると、弾性
パッキン7の形状が弾性力により復元する。この場合、
真空ポンプ(図示せず)等で負圧を発生し、強制的に弾
性パッキン7をパッキン取付溝5の奥方へ移動させても
よい。
【0021】以上のように構成した加圧式混合機による
と、従来のように雄ねじと雌ねじを締結する操作が不要
であるため、使い勝手が飛躍的に向上する。しかも構造
が簡単であり部品点数も少ないので、生産性に優れてい
る。
【0022】また、弾性パッキン7をパッキン取付溝5
内に嵌入しているので、パッキン取付溝5内に原材料が
侵入し腐敗することのを防止することができる。このた
め、頻繁に分解清掃を行って衛生を確保する必要がなく
なり、保守整備等の容易化を図ることができる。さら
に、分解清掃を行うに際して、蓋部材1を開放して弾性
パッキン7が開口部3から露出した状態で前記パッキン
取付溝5の奥部に空気圧縮機12から空気を圧送する
と、弾性パッキン7はパッキン取付溝5から飛び出すの
で、パッキン取付溝5内から容易に取り外すことができ
る。
【0023】
【発明の効果】この発明の加圧式混合機によると、パッ
キン取付溝の奥部に空気圧縮機から圧送される空気を供
給し、空気圧によって弾性パッキンを開口部の内周面に
押圧することにより、混合容器と蓋部材の間を迅速且つ
容易に密閉することができる。したがって、従来のよう
に雄ねじと雌ねじを締結する操作が不要であるため、使
い勝手が飛躍的に向上する。しかも、構造が簡単であり
部品点数も少ないので、生産性に優れている。
【0024】また、弾性パッキンをパッキン取付溝内に
嵌入しているので、パッキン取付溝内に原材料が侵入し
腐敗することを防止することができる。このため、頻繁
に分解清掃を行って衛生を確保する必要がなくなり、保
守整備等の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の加圧式混合機の要部を示
す断面図。
【図2】図1のA部を示す断面図。
【図3】(a) は従来例の加圧式混合機を示す正面図、
(b) はその上部を省略し下部を示す側面図。
【図4】従来例の加圧式混合機の要部を示す断面図。
【図5】従来例の加圧式混合機の要部を示す平面図。
【図6】従来例の加圧式混合機の要部を示す側面図。
【図7】提案例の加圧式混合機の要部を示す断面図。
【符号の説明】
1 蓋部材 2 混合容器 3 開口部 5 パッキン取付溝 6 給排通路 7 弾性パッキン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部から投入された原材料を攪拌して
    混合する混合手段を設けた混合容器と、該混合容器の開
    口部を閉塞する蓋部材と、前記混合容器に前記蓋部材を
    掛止する掛止具と、前記混合容器内へ空気を圧送する空
    気圧縮機とを備えた加圧式混合機において、 前記蓋部材の前記混合容器の開口部へ進入する進入部の
    外周面に沿って環状のパッキン取付溝を設け、該パッキ
    ン取付溝の奥部に前記空気圧縮機から圧送される空気を
    給排する給排通路を設け、前記パッキン取付溝内に、前
    記混合容器の開口部に嵌入可能な外径を有する環状の弾
    性パッキンを嵌入したことを特徴とする加圧式混合機。
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