JP2607623Y2 - ウオーム減速機付モータ - Google Patents

ウオーム減速機付モータ

Info

Publication number
JP2607623Y2
JP2607623Y2 JP1993071285U JP7128593U JP2607623Y2 JP 2607623 Y2 JP2607623 Y2 JP 2607623Y2 JP 1993071285 U JP1993071285 U JP 1993071285U JP 7128593 U JP7128593 U JP 7128593U JP 2607623 Y2 JP2607623 Y2 JP 2607623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion member
thrust
mounting hole
shaft
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993071285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0735819U (ja
Inventor
靖 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP1993071285U priority Critical patent/JP2607623Y2/ja
Publication of JPH0735819U publication Critical patent/JPH0735819U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607623Y2 publication Critical patent/JP2607623Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ウオーム減速機付モー
タに関し、特に、スラスト受け構造の改良に係り、例え
ば、自動車に搭載される電装品を駆動するのに利用して
有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載されるパワーウイ
ンドやパワーシート等の駆動装置においては、モータの
回転を充分に減速させる必要があるため、ウオーム減速
機付モータが使用されている。ウオーム減速機付モータ
は、モータ回転軸の先端部に形成されたウオームと、こ
のウオームに噛合されたウオームホイールとを備えてお
り、モータ回転軸の回転がウオームとウオームホイール
とにより減速されて出力軸へ伝達するように構成されて
いる。
【0003】このように構成されているウオーム減速機
付モータにおいては、起動時や停止時および過負荷時
に、モータ回転軸に軸方向の衝撃力(スラスト力)が作
用する。そこで、従来のウオーム減速機付モータにおい
ては、モータ回転軸の軸方向端面を受けるスラスト受け
が配置されている。
【0004】このようなスラスト受けとしては、図4に
示されているように、クッション部材31にスラストプ
レート32を接着剤層33によって接着したもの、ある
いは、実公昭62−42196号公報に開示されている
ように、軸装着穴内に樹脂を充填して回転軸端を固定的
に支承したもの、がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図4に示され
ているように、クッション部材31とスラストプレート
32とが接着剤層33によって接着されたスラスト受け
においては、次の問題点がある。 スラストプレート
とクッション部材とを接着するための接着工程が必要で
ある。 図4(b)に示されているように、接着時に
スラストプレート32に対するクッション部材31の位
置がずれると、回転軸とクッション部材31との中心が
ずれてしまい、スラスト力が作用した際にスラストプレ
ート32が傾き、スラストプレート32が軸装着穴34
の内周に接触したりしてノイズが発生する。 図4
(a)に示されているように、クッション部材31の圧
縮量の設定範囲が接着剤層32の盛り上がりによって狭
められる場合が発生する。
【0006】一方、軸装着穴内に樹脂が充填されるスラ
スト受けにおいては、樹脂を充填する作業が必要のた
め、作業性が悪いという問題点がある。
【0007】本考案の目的は、スラストプレートとクッ
ション部材との位置ずれを防止することができるととも
に、組立作業性を向上させることができるウオーム減速
機付モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係るウオーム減
速機付モータは、ハウジングに回転自在に支承された回
転軸の一端部にウオームが設けられているとともに、ウ
オームにウオームホイールが噛合されており、ハウジン
グにおける回転軸の軸方向一端部に軸方向に沿って形成
された軸装着穴内に、回転軸の軸方向端面を受けるスラ
ストプレートと、このスラストプレートを支持するクッ
ション部材とが隣接されて収納されており、回転軸の回
転が減速されて負荷へ伝達されるウオーム減速付モータ
において、前記スラストプレートの外径は前記軸装着穴
の内径よりも小径に形成され、前記スラストプレートの
回転軸の軸方向端面を臨むスラスト面と反対側のスラス
ト面には凸部が形成されており、前記クッション部材は
単一部品によって構成されており、前記クッション部材
軸方向端面は前記軸装着穴の底面に接するとともに、
このクッション部材の軸方向端面と軸装着穴の底面の一
部には、このクッション部材の弾性圧縮変形時の逃げ代
を構成するクッション部材変形許容部が設けられてお
り、前記クッション部材には軸方向に中空部が開設さ
れ、この中空部にスラストプレートの凸部が挿入されて
いることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記した手段によれば、スラストプレートが軸
装着穴よりも小径に形成され、しかも、スラストプレー
トはクッション部材に凸部と中空部との嵌合により位置
決め保持されているため、スラストプレートが傾いたり
軸装着穴と接触したりするのが防止され、ノイズの発生
を防止することができる。また、スラストプレートはク
ッション部材に接着剤を使用されずに支持されているた
め、組付作業性が良好であるとともに、接着剤層の盛り
上がりによってクッション部材の圧縮量の範囲が狭めら
れるのを回避することができる。
【0010】そして、回転軸からのスラスト力がスラス
トプレートに作用した場合、クッション部材の変形によ
ってスラスト力が吸収される。すなわち、クッション部
材外周面と軸装着穴内周面間にクッション部材変形許容
部が設けられていることにより、スラスト荷重の初期に
おいてスラスト力を吸収する作用が発生されるため、過
大な負荷に対して充分に吸収する作用を発生することが
できる。また、クッション部材のラジアル方向の外周は
軸装着穴内周面と接する面が少ないので、リブ化による
クッション部材の挿入性と位置決め性(組み付け性)を
向上することができる。さらに、クッション部材変形許
容部が外周に設けられているので、スラストプレートの
突起と相俟ってクッション部材の永久変形(破壊)を防
止することができる。
【0011】
【実施例】図1は本考案の一実施例であるウオーム減速
機付モータのスラスト受けを示しており、(a)は拡大
部分断面図、(b)は分解斜視図である。図2(a)は
そのウオーム減速付モータを示す側面断面図、図2
(b)はクッション部材の変形量とスラスト力との関係
を示す特性線図である。
【0012】本実施例において、本考案に係るウオーム
減速機付モータは、自動車に搭載されるパワーウインド
やパワーシート等を駆動するためのウオーム減速機付モ
ータ(以下、車載用モータという。)として構成されて
いる。車載用モータ1はモータハウジング3とギヤハウ
ジング4とを備えており、ギヤハウジング4はモータハ
ウジング3に直列的に連結されている。車載用モータ1
の回転軸2は軸方向の両端部にそれぞれ配置されている
ラジアル軸受8、8と、中間部に配置されているラジア
ル軸受9とにより回転自在に支承されている。ギヤハウ
ジング4内に収納された回転軸2の先端部にはウオーム
5が形成されており、ウオーム5にはウオームホイール
6が噛合されている。ウオームホイール6には出力軸7
が連結されており、この出力軸7は所望の負荷に駆動力
を伝達するようになっている。
【0013】本実施例において、回転軸2の両端面外側
には第1スラスト受け11および第2スラスト受け20
がモータハウジング3およびギヤハウジング4との間に
それぞれ介設されており、両スラスト受け11および2
0により回転軸2はこれに作用する軸方向のスラスト力
を支承されるように構成されている。第2スラスト受け
20は軸受メタルとボールとから構成されており、これ
らは回転軸2の端面とギヤハウジング4との間に介設さ
れている。
【0014】図1に示されているように、第1スラスト
受け11はゴムまたは樹脂が用いられて短尺で肉厚の円
筒形状に形成されたクッション部材12と、大小径の2
段円盤形状に形成されたスラストプレート16とを備え
ており、これらが、ギヤハウジング4に開設された軸装
着穴10内に収納されている。クッション部材12の外
周は中央部が径方向外側に膨出した太鼓形状に形成され
ており、クッション部材12が軸装着穴10に収納され
た状態において、その太鼓形状の外周面の中央部は軸装
着穴10の内周面に押接した状態になっている。換言す
れば、クッション部材12の外周面と軸装着穴10の内
周面との間にはクッション部材12の変形を許容する空
間であるクッション部材変形許容部が相対的に設けられ
ている。また、クッション部材12の中空部13は軸線
に沿って貫通した楕円形状に形成されている。
【0015】図1(b)に示されているように、自然状
態において、クッション部材12における回転軸2の軸
方向端面を臨む端面(スラスト面)と反対側の端面(ス
ラスト面)には、小体積部14が円形リング形状に膨出
形成されている。そして、図1(a)に示されているよ
うに、クッション部材12およびスラストプレート16
が回転軸2に組み付けられた後の状態において、この小
体積部14は軸装着穴10のスラスト面に押し付けられ
た状態になって、押し潰されるように圧縮変形し、回転
軸2に所定の弾発力を及ぼす状態になる。
【0016】一方、スラストプレート16は軸装着穴1
0の内径およびクッション部材12の外径よりも若干小
径の円盤形状の本体部17と、本体部17における回転
軸2の軸方向端面を臨む端面とは反対側の端面に膨出形
成された凸部18とを備えている。この凸部18はクッ
ション部材12の中空部13と略同一の楕円形状に形成
されており、中空部13内にクッション部材12自体の
弾性力下で圧入されてクッション部材12に固定されて
いる。すなわち、スラストプレート16はその凸部18
が中空部13内に弾性力に抗して圧入されることによっ
て、クッション部材12に保持されるとともに、楕円形
状によって回り止めされた状態になる。そして、スラス
トプレート16は凸部18と反対側の端面に回転軸2の
端部がボール2aを介して押接され、回転軸2からのス
ラスト力がスラストプレート16の中央部に作用するよ
うになっている。
【0017】ここで、図2(b)に直線P1で示されて
いる特性は、回転軸2からのスラスト力がスラストプレ
ート16を介してクッション部材12に作用したとき
に、クッション部材12の小体積部14の変形によって
回転軸2からのスラスト力が吸収される特性を示してい
る。一方、直線P2で示されている特性は、小体積部1
4が変形した後、モータの拘束等によって回転軸2から
さらに大きなスラスト力がスラストプレート16に作用
したときに、クッション部材16全体の変形によってモ
ータ拘束による大きな衝撃力が吸収される特性を示して
いる。この2段階の特性は次のように利用することがで
きる。
【0018】まず、第1スラスト受け11が軸装着穴1
0に組み付けられるに際して、特性P1で示されるスラ
スト力が予圧として回転軸2の軸方向に作用される。こ
の際、特性P1はスラスト力対変形量の傾きが小さいの
で、組み付けにおける変位量のばらつきを広い範囲に設
定することができる。また、車載用モータ1の組立後に
おける通常の負荷時において、特性P1はモータ1の駆
動力損失が大きくなるのを防止することができる。
【0019】一方、モータ拘束等による過負荷時に際し
て回転軸2に大きなスラスト方向の衝撃力が作用した場
合には、特性P2で示されているクッション部材12全
体による弾性力が回転軸2に作用する。この特性P2は
スラスト力対変形量の傾きが大きいため、過負荷時に、
大きなスラスト力が作用してもこの力を充分に吸収する
ことができる。
【0020】次に作用を説明する。車載用モータ1が回
転されると、モータ1の回転力は回転軸2におけるウオ
ーム5を経由して、ウオームホイール6を時計方向(図
2参照)に回転させるようにウオームホイール6に伝達
され、さらに、ウオームホイール6に固定された出力軸
7に伝達される。出力軸7が回転されると、この回転が
図示しない所望の負荷に伝達される。このとき、回転軸
2には負荷の反作用としてのスラスト力が作用する。ま
た、第1スラスト受け11から回転軸2が受けるスラス
ト力は、クッション部材12の小体積部14による予圧
のみである。
【0021】しかも、車載用モータ1の拘束等による過
負荷時においては、回転軸2にはウオームホイール6に
よって大きい衝撃的なスラスト力が作用する。しかし、
前述した特性P2の作用により、この大きなスラスト力
はクッション部材12全体の変形による弾性力によって
きわめて効果的に吸収される。この際、クッション部材
12の外周面と軸装着穴10の内周面との間にはクッシ
ョン部材変形許容部が形成されているため、クッション
部材12はP2の特性を適正に発揮することになる。
【0022】さらに、大きなスラスト力が作用すること
により、クッション部材12全体が押し潰された場合に
は、クッション部材12の中空部13内に嵌入されたス
ラストプレート16の凸部18が軸装着穴10のスラス
ト面に接衝する。この接衝により、クッション部材12
はそれ以上の圧縮変形を停止されるため、永久変形する
のを防止されることになり、回転軸2に予め設定された
限界以上の移動は防止されることになる。
【0023】本実施例においては、スラストプレート1
6が軸装着穴10の内径およびクッション部材12の外
径よりも若干小径に形成されて、しかも、凸部18がク
ッション部材12の中空部13内に圧入されているた
め、スラストプレート16が傾いたり、スラストプレー
ト16がギヤハウジング4の軸装着穴10の内周に接触
したりするのを防止することができる。その結果、スラ
ストプレート16が傾いて回転することによって発生す
るノイズや、スラストプレート16が軸装着穴10の内
周に接触して発生するノイズを未然に防止することがで
きる。
【0024】また、本実施例においては、互いに嵌合す
る中空部13および凸部18が略楕円形状に形成されて
いるため、クッション部材12とスラストプレート16
とは互いに回り止めされた状態になっている。したがっ
て、クッション部材12とスラストプレート16との間
における滑動は防止されるため、クッション部材12が
異常に摩耗してしまうことはない。
【0025】さらに、本実施例においては、クッション
部材12の中空部13内に嵌入されたスラストプレート
16の凸部18のスラスト面が軸装着穴10のスラスト
面に直接的に対向されているため、凸部18と軸装着穴
10との当接によって、回転軸2の移動の限界を規定す
ることができる。
【0026】図3(a)、(b)、(c)は本考案の他
の実施例2、3、4をそれぞれ示す各拡大部分断面図で
ある。図3(a)に示されている実施例2が前記実施例
1と異なる点は、クッション部材12Aの外周面が円柱
外周面に形成されているとともに、この外周面の軸方向
略中央部に突出部12aが径方向外向きに突出されて環
状に形成されている点にある。そして、軸装着穴10に
クッション部材12Aが嵌入された状態において、突出
部12aは軸装着穴10の内周面に押接して圧縮変形し
た状態になっている。
【0027】図3(b)に示されている実施例3が前記
実施例1と異なる点は、クッション部材12Bの外周面
が円柱外周面に形成されており、軸装着穴10Bが2段
円柱穴形状に形成されている点にある。そして、クッシ
ョン部材12Bは軸装着穴10Bの小径部に片側略半分
が圧入された状態になっている。
【0028】図3(c)に示されている実施例4が前記
実施例1と異なる点は、クッション部材12Cの中空部
13が底部13cを形成されている点にある。そして、
スラストプレート16の凸部18のスラスト面はこの底
部13cから適度に離れた位置で、軸装着穴10のスラ
スト面に向けられている。
【0029】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
変更可能であることはいうまでもない。
【0030】例えば、クッション部材12とスラストプ
レート16との間の回り止めは、中空部13および凸部
18を楕円形状に形成するに限らず、角形等の形状に形
成してもよい。
【0031】小体積部14は円形リング形状に膨出形成
するに限らず、突起群を環状に配列してもよいし、クッ
ション部材12の端面に穴または溝を没設して相対的に
形成してもよい。
【0032】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
スラストプレートとクッション部材との位置ずれを防止
することができるとともに、組立作業性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるウオーム減速機付モー
タのスラスト受けを示しており、(a)は拡大部分断面
図、(b)は分解斜視図である。
【図2】(a)はそのウオーム減速付モータを示す側面
断面図であり、図2(b)はクッション部材の変形量と
スラスト力との関係を示す特性線図である。
【図3】本考案の他の実施例を示しており、(a)は実
施例2の拡大部分断面図、(b)は実施例3の拡大部分
断面図、(c)は実施例4の拡大部分断面図である。
【図4】従来例を示しており、(a)は通常の組立状態
を示す拡大部分断面図、(b)はスラストプレートが傾
いた状態を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1…車載用モータ(ウオーム減速機付モータ)、2…回
転軸、3…モータハウジング、4…ギヤハウジング、5
…ウオーム、6…ウオームホイール、7…出力軸、8、
9…ラジアル軸受、10、10B…軸装着穴、11…第
1スラスト受け、12、12A、12B、12C…クッ
ション部材、12a…突出部、13…中空部、13c…
底部、14…小体積部、16…スラストプレート、17
…本体部、18…凸部、20…第2スラスト受け。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転自在に支承された回転
    軸の一端部にウオームが設けられているとともに、ウオ
    ームにウオームホイールが噛合されており、ハウジング
    における回転軸の軸方向一端部に軸方向に沿って形成さ
    れた軸装着穴内に、回転軸の軸方向端面を受けるスラス
    トプレートと、このスラストプレートを支持するクッシ
    ョン部材とが隣接されて収納されており、回転軸の回転
    が減速されて負荷へ伝達されるウオーム減速付モータに
    おいて、 前記スラストプレートの外径は前記軸装着穴の内径より
    も小径に形成され、前記スラストプレートの回転軸の軸
    方向端面を臨むスラスト面と反対側のスラスト面には凸
    部が形成されており、 前記クッション部材は単一部品によって構成されてお
    り、 前記クッション部材の軸方向端面は前記軸装着穴の底面
    に接するとともに、このクッション部材の軸方向端面
    軸装着穴の底面の一部には、このクッション部材の弾性
    圧縮変形時の逃げ代を構成するクッション部材変形許容
    部が設けられており、 前記クッション部材には軸方向に中空部が開設され、こ
    の中空部にスラストプレートの凸部が挿入されているこ
    とを特徴とするウオーム減速機付モータ。
  2. 【請求項2】 前記クッション部材の回転軸の軸方向端
    面を臨むスラスト面と反対側のスラスト面には小体積部
    が形成され、この小体積部が前記軸装着穴のスラスト面
    に押接されていることを特徴とする請求項1に記載のウ
    オーム減速機付モータ。
JP1993071285U 1993-12-06 1993-12-06 ウオーム減速機付モータ Expired - Fee Related JP2607623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993071285U JP2607623Y2 (ja) 1993-12-06 1993-12-06 ウオーム減速機付モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993071285U JP2607623Y2 (ja) 1993-12-06 1993-12-06 ウオーム減速機付モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0735819U JPH0735819U (ja) 1995-07-04
JP2607623Y2 true JP2607623Y2 (ja) 2002-03-04

Family

ID=13456285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993071285U Expired - Fee Related JP2607623Y2 (ja) 1993-12-06 1993-12-06 ウオーム減速機付モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2607623Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4665895B2 (ja) * 1997-05-29 2011-04-06 日本精工株式会社 電動式パワーステアリング装置
GB0019200D0 (en) * 2000-08-05 2000-09-27 Renishaw Plc Bearing arrangement

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0735819U (ja) 1995-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5212999A (en) Motor with worm reduction gear
JP5176577B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US6520042B2 (en) Electric power steering assist mechanism
JP4942843B2 (ja) ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP4980173B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の軸継手
JP5263281B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US6523431B2 (en) Electric power steering assist mechanism
WO2006022351A1 (ja) 自在継手
JP4946649B2 (ja) 動力伝達機構用緩衝部材及び電動式パワーステアリング装置
JP2607623Y2 (ja) ウオーム減速機付モータ
US6408707B1 (en) Bevel gear mechanism and electric power steering system using it
JPH0716904Y2 (ja) モータ拘束用ショックアブソーバ
JPH0571588A (ja) フライホイール
JPH02269434A (ja) 起動用モータ
JPH0415985Y2 (ja)
JP2535847B2 (ja) 超音波モ−タ−
JPH027263Y2 (ja)
JP3904301B2 (ja) 動力伝達機構
JPH07229538A (ja) ダンパ
JP3135562B2 (ja) リダクションスタータ
JP2003056605A (ja) ラチェットワンウェイクラッチ及びラチェットワンウェイクラッチを用いたステータ
CN117628119A (zh) 平衡器装置
JP2006248464A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2520286B2 (ja) トルク伝達軸のためのダンパ構造
JP2002266890A (ja) ジョイント及びそれを用いた操舵補助装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees