JP2605967Y2 - 携帯用集じん機 - Google Patents
携帯用集じん機Info
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- JP2605967Y2 JP2605967Y2 JP1993067435U JP6743593U JP2605967Y2 JP 2605967 Y2 JP2605967 Y2 JP 2605967Y2 JP 1993067435 U JP1993067435 U JP 1993067435U JP 6743593 U JP6743593 U JP 6743593U JP 2605967 Y2 JP2605967 Y2 JP 2605967Y2
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- power tool
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動工具接続用のコン
セントを内装する単相100Vの電源で使用される携帯
用集じん機に関するものである。
セントを内装する単相100Vの電源で使用される携帯
用集じん機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用集じん機(掃除機)につい
て、図3乃至図5を用いて説明する。電動工具21より
発生する切削粉じんを集じんする集じん機は、電動工具
の作業性向上を目的に、集じん機本体ケース部22に電
動工具の電源コード23を接続する電動工具用コンセン
ト24が内装されている。この電動工具用コンセントは
集じん機に内装された電動機用の電源コード25に図4
に示す如く配線され、1本の電源コード25及び1個の
電源プラグ26で建屋の壁等に設置された屋内配線コン
セント27から電力を供給されていた。
て、図3乃至図5を用いて説明する。電動工具21より
発生する切削粉じんを集じんする集じん機は、電動工具
の作業性向上を目的に、集じん機本体ケース部22に電
動工具の電源コード23を接続する電動工具用コンセン
ト24が内装されている。この電動工具用コンセントは
集じん機に内装された電動機用の電源コード25に図4
に示す如く配線され、1本の電源コード25及び1個の
電源プラグ26で建屋の壁等に設置された屋内配線コン
セント27から電力を供給されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の携帯用集じん機
では、図4の配線図に示されるとおり、集じんファンを
駆動する電動機28と電動工具用コンセント24が、1
系統の共用電源コード25と電源プラグ26により電力
が供給されていたため、下記の問題点を有していた。
では、図4の配線図に示されるとおり、集じんファンを
駆動する電動機28と電動工具用コンセント24が、1
系統の共用電源コード25と電源プラグ26により電力
が供給されていたため、下記の問題点を有していた。
【0004】(1)電動工具は一般に、定格電流が4〜
14A(アンペア)までの機種がある。但し、一般には
4〜11Aまでの機種が主力製品となっていて、11A
を超える機種は少ない。これにより定格電流11Aまで
の電動工具を電動工具用コンセントに接続し顧客に使用
してもらうと電気用品取締法の技術基準より、屋内配線
コンセント及び電源プラグに流せる電流は平型の2極差
し込み式で1ケ所当り15A以下のため、集じんファン
を駆動する電動機の定格電流は15A−11A=4Aと
なる。電動工具によりコンクリート等被削材を加工する
際に発生する粉じんを集じんするには、定格電流4Aの
集じん機でも十分な能力があるが、作業現場の掃除な
ど、掃除機としてこの集じん機を使用するには、定格電
流4Aの集じん機では能力不足で、ほとんど使い物にな
らないという問題があった。
14A(アンペア)までの機種がある。但し、一般には
4〜11Aまでの機種が主力製品となっていて、11A
を超える機種は少ない。これにより定格電流11Aまで
の電動工具を電動工具用コンセントに接続し顧客に使用
してもらうと電気用品取締法の技術基準より、屋内配線
コンセント及び電源プラグに流せる電流は平型の2極差
し込み式で1ケ所当り15A以下のため、集じんファン
を駆動する電動機の定格電流は15A−11A=4Aと
なる。電動工具によりコンクリート等被削材を加工する
際に発生する粉じんを集じんするには、定格電流4Aの
集じん機でも十分な能力があるが、作業現場の掃除な
ど、掃除機としてこの集じん機を使用するには、定格電
流4Aの集じん機では能力不足で、ほとんど使い物にな
らないという問題があった。
【0005】(2)掃除機としての能力を十分に持たせ
るためには、集じんファンを駆動する電動機の定格電流
は10A程度必要となる。このため、電動工具用コンセ
ントには、電動工具の定格電流が5A以下の電動工具し
か接続できないため、ほとんどの電動工具を接続するこ
とができないという問題があった。
るためには、集じんファンを駆動する電動機の定格電流
は10A程度必要となる。このため、電動工具用コンセ
ントには、電動工具の定格電流が5A以下の電動工具し
か接続できないため、ほとんどの電動工具を接続するこ
とができないという問題があった。
【0006】本考案の目的は、上記した問題点を解消
し、定格電流の異なる種々の電動工具を集じん機に対し
て使用できるようにすることである。
し、定格電流の異なる種々の電動工具を集じん機に対し
て使用できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電動工具用
コンセントに電流を流す場合のみ、集じんファンを駆動
する電動機に流れる電流を制御する回路を搭載すること
により達成される。
コンセントに電流を流す場合のみ、集じんファンを駆動
する電動機に流れる電流を制御する回路を搭載すること
により達成される。
【0008】
【作用】上記のように構成された携帯用集じん機は、電
動工具用コンセントに流れる電流を検出し、更に検出さ
れた電流の大きさを判断する比較部からの信号によって
動作する電流制御回路により、集じん機の電動機に流れ
る電流を実用上支障ない電流値まで減少させられる。
動工具用コンセントに流れる電流を検出し、更に検出さ
れた電流の大きさを判断する比較部からの信号によって
動作する電流制御回路により、集じん機の電動機に流れ
る電流を実用上支障ない電流値まで減少させられる。
【0009】
【実施例】本考案になる携帯用集じん機の一実施例を図
1及び図2を用いて説明する。本体ケース1には電源プ
ラグ2付の電源コード3が組込まれ、内部には電動機
4、および集じんファン(図示せず)が内装され、本体
ケース1の前面には、電動機4をON−OFFする運転
スイッチ5及び電動工具6の電源コード7を接続するた
めの電動工具用コンセント8が装着されている。電動工
具用コンセントと電動機は、1系統の共用電源コード及
び電源プラグから電力を供給され、電動機は運転スイッ
チによりON−OFFされる。ダストケース9の内部に
は、粉じんをろ過するフィルター(図示せず)が内装さ
れており、ダクトホーク10から集じんされた粉じん
は、フィルターでろ過され、ダストケース9の内部に収
納される。
1及び図2を用いて説明する。本体ケース1には電源プ
ラグ2付の電源コード3が組込まれ、内部には電動機
4、および集じんファン(図示せず)が内装され、本体
ケース1の前面には、電動機4をON−OFFする運転
スイッチ5及び電動工具6の電源コード7を接続するた
めの電動工具用コンセント8が装着されている。電動工
具用コンセントと電動機は、1系統の共用電源コード及
び電源プラグから電力を供給され、電動機は運転スイッ
チによりON−OFFされる。ダストケース9の内部に
は、粉じんをろ過するフィルター(図示せず)が内装さ
れており、ダクトホーク10から集じんされた粉じん
は、フィルターでろ過され、ダストケース9の内部に収
納される。
【0010】以上のように構成された携帯用集じん機に
おいて、電流検出回路11を電動工具用コンセント8と
直列に設け、集じんファンを駆動する電動機に流れる電
流を可変させる電流制御部12を電動機と直列に設け
る。電流検出回路11は、電動工具用コンセント8に流
れる電流を検出し、検出電流の大きさを判断する比較部
13を介して前記電流制御部12に信号を送る。この電
流制御部12は信号を受けると、電動機4に流れる電流
を制御する。これにより、電動工具用コンセント8に電
流が流れる時のみ、集じんファンを駆動する電動機の電
流を実用上支障ない範囲の電流値に減少させることがで
きる。
おいて、電流検出回路11を電動工具用コンセント8と
直列に設け、集じんファンを駆動する電動機に流れる電
流を可変させる電流制御部12を電動機と直列に設け
る。電流検出回路11は、電動工具用コンセント8に流
れる電流を検出し、検出電流の大きさを判断する比較部
13を介して前記電流制御部12に信号を送る。この電
流制御部12は信号を受けると、電動機4に流れる電流
を制御する。これにより、電動工具用コンセント8に電
流が流れる時のみ、集じんファンを駆動する電動機の電
流を実用上支障ない範囲の電流値に減少させることがで
きる。
【0011】
【考案の効果】本発明によれば、電動工具用コンセント
に流れる電流を検出する電流検出回路と、電流検出回路
によって検出される電流の大きさを判断する比較部と、
比較部からの信号によって電動機に流れる電流を可変さ
せる電流制御部を設けることで、電動工具を接続しない
で作業現場の掃除を行う場合には定格電流の大きい通常
の掃除機として使用することができると共に、電動工具
を接続して集じんする場合には実用上支障ない電流値ま
で集じん機の電流を下げることで、定格電流の異なる種
々の電動工具を集じん機に対して使用することができ
る。
に流れる電流を検出する電流検出回路と、電流検出回路
によって検出される電流の大きさを判断する比較部と、
比較部からの信号によって電動機に流れる電流を可変さ
せる電流制御部を設けることで、電動工具を接続しない
で作業現場の掃除を行う場合には定格電流の大きい通常
の掃除機として使用することができると共に、電動工具
を接続して集じんする場合には実用上支障ない電流値ま
で集じん機の電流を下げることで、定格電流の異なる種
々の電動工具を集じん機に対して使用することができ
る。
【図1】 本考案になる携帯用集じん機に電動工具を接
続した使用状態を示す外観斜視図である。
続した使用状態を示す外観斜視図である。
【図2】 本考案になる携帯用集じん機の電気回路図で
ある。
ある。
【図3】 従来の携帯用集じん機の使用状態を示す外観
斜視図である。
斜視図である。
【図4】 従来の携帯用集じん機の電気回路図である。
【図5】 本考案になる携帯用集じん機を作業現場の掃
除機として使用した使用状態を示す外観斜視図である。
除機として使用した使用状態を示す外観斜視図である。
1は本体ケース、2は電源プラグ、3は電源コード、4
は電動機、5は運転スイッチ、8は電動工具用コンセン
ト、11は電流検出回路、12は電流制御部、13は比
較部である。
は電動機、5は運転スイッチ、8は電動工具用コンセン
ト、11は電流検出回路、12は電流制御部、13は比
較部である。
Claims (1)
- 【請求項1】 集じんファンを駆動する電動機と、該電
動機を操作する運転スイッチと、電動工具の電源プラグ
を接続する電動工具用コンセントとを備えた携帯用集じ
ん機において、前記電動工具用コンセントに流れる電流
を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路によって
検出される電流の大きさを判断する比較部と、前記比較
部からの信号によって前記電動機に流れる電流を可変さ
せる電流制御部を設けることを特徴とする携帯用集じん
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067435U JP2605967Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用集じん機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067435U JP2605967Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用集じん機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737007U JPH0737007U (ja) | 1995-07-11 |
JP2605967Y2 true JP2605967Y2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=13344848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993067435U Expired - Fee Related JP2605967Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用集じん機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605967Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008036723A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Makita Corp | 集塵機の連動システム |
JP2016086940A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 日立工機株式会社 | 電動集じん機 |
JPWO2016042973A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-04-27 | 日立工機株式会社 | 集塵機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550357B2 (ja) * | 2002-12-16 | 2010-09-22 | 株式会社マキタ | 集塵機の連動システム |
JP5015886B2 (ja) * | 2008-09-11 | 2012-08-29 | 株式会社マキタ | 電動工具用吸塵装置及び電動工具 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP1993067435U patent/JP2605967Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008036723A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Makita Corp | 集塵機の連動システム |
JPWO2016042973A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-04-27 | 日立工機株式会社 | 集塵機 |
JP2016086940A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 日立工機株式会社 | 電動集じん機 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0737007U (ja) | 1995-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000530 |
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