JP2604110B2 - 貯蔵装置 - Google Patents
貯蔵装置Info
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- JP2604110B2 JP2604110B2 JP5108016A JP10801693A JP2604110B2 JP 2604110 B2 JP2604110 B2 JP 2604110B2 JP 5108016 A JP5108016 A JP 5108016A JP 10801693 A JP10801693 A JP 10801693A JP 2604110 B2 JP2604110 B2 JP 2604110B2
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- storage
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂、化学薬品
等の各種工業用原料、農産物、飼肥料等の粉粒体の貯蔵
装置に関するものである。
等の各種工業用原料、農産物、飼肥料等の粉粒体の貯蔵
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種産業に利用されてきた比較的
大型の貯蔵槽としては、例えば図7(a)および(b)
に示すような横長箱型のものが多い。かかる貯蔵槽100
は、鋼材により固定した所定形状に製作され、上部に供
給コンベアー110 、下部に排出コンベアー120 が取り付
けられている。貯蔵物は貯蔵槽100 の上部より投入さ
れ、下部より排出される。貯蔵槽の下部形状は通常、
(b)に示すような先端を細くしたテーパー状のものが
採用されている。
大型の貯蔵槽としては、例えば図7(a)および(b)
に示すような横長箱型のものが多い。かかる貯蔵槽100
は、鋼材により固定した所定形状に製作され、上部に供
給コンベアー110 、下部に排出コンベアー120 が取り付
けられている。貯蔵物は貯蔵槽100 の上部より投入さ
れ、下部より排出される。貯蔵槽の下部形状は通常、
(b)に示すような先端を細くしたテーパー状のものが
採用されている。
【0003】しかしながら、かかる形状の貯蔵槽では次
のような欠点がある。すなわち下部断面が絞り込まれ縮
小されているため、貯蔵物の排出時、凝集、架橋現象に
よる排出口の閉塞や内壁への付着、貯蔵物の固化等によ
る残留が起こりやすい。これを防止して貯蔵物を全量排
出させようとすれば、振動装置等の排出補助装置(図示
せず)を必要とし、装置が複雑化する。また、貯蔵物を
充満させると貯蔵槽の重心位置が高くなるため、前記貯
蔵槽の設置にあたっては強固な基礎を必要とする。さら
に貯蔵槽中で粉粒体が凝集、固化するため、貯蔵物のい
わゆる先入れ・先出し処理が難しい。しかも、下部断面
が絞り込まれている為に、その下部がデッドスペースと
なっている。
のような欠点がある。すなわち下部断面が絞り込まれ縮
小されているため、貯蔵物の排出時、凝集、架橋現象に
よる排出口の閉塞や内壁への付着、貯蔵物の固化等によ
る残留が起こりやすい。これを防止して貯蔵物を全量排
出させようとすれば、振動装置等の排出補助装置(図示
せず)を必要とし、装置が複雑化する。また、貯蔵物を
充満させると貯蔵槽の重心位置が高くなるため、前記貯
蔵槽の設置にあたっては強固な基礎を必要とする。さら
に貯蔵槽中で粉粒体が凝集、固化するため、貯蔵物のい
わゆる先入れ・先出し処理が難しい。しかも、下部断面
が絞り込まれている為に、その下部がデッドスペースと
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解決するためになされたものであって、振動装置等を必
要とすることなく、貯蔵物の排出時の架橋現象による排
出口の閉塞、槽内壁への貯蔵物の付着を防止し、全量の
完全排出及び先入れ・先出し処理を可能とした貯蔵装置
を提供することを目的とする。
解決するためになされたものであって、振動装置等を必
要とすることなく、貯蔵物の排出時の架橋現象による排
出口の閉塞、槽内壁への貯蔵物の付着を防止し、全量の
完全排出及び先入れ・先出し処理を可能とした貯蔵装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵装置は、架
構と、この架構の内側に配置され、粉粒体を貯蔵する変
形可能なシート製貯蔵槽であって、上部と下部に開口部
を設けた貯蔵槽と、前記架構に設けられ、シート製貯蔵
槽の上側部(以下、明細書中の「上側部」を「肩部」と
略称する。)に接続した緊張装置と、この緊張装置を押
上げ、引下げ作動して、前記肩部を上下動可能とする駆
動装置と、前記架構に、前記シート製貯蔵槽の上下を循
環するように取付配置されたケース状のコンベアであっ
て、粉粒体の投入口及び排出口を備え、かつ前記シート
製貯蔵槽の上下開口部にそれぞれ連通する上下連通部を
備えた縦型循環コンベアーとを具備している。
構と、この架構の内側に配置され、粉粒体を貯蔵する変
形可能なシート製貯蔵槽であって、上部と下部に開口部
を設けた貯蔵槽と、前記架構に設けられ、シート製貯蔵
槽の上側部(以下、明細書中の「上側部」を「肩部」と
略称する。)に接続した緊張装置と、この緊張装置を押
上げ、引下げ作動して、前記肩部を上下動可能とする駆
動装置と、前記架構に、前記シート製貯蔵槽の上下を循
環するように取付配置されたケース状のコンベアであっ
て、粉粒体の投入口及び排出口を備え、かつ前記シート
製貯蔵槽の上下開口部にそれぞれ連通する上下連通部を
備えた縦型循環コンベアーとを具備している。
【0006】
【作用】縦型循環コンベアーを作動して、縦型循環コン
ベアーから粉粒体である貯蔵物を投入口から投入する
と、粉粒体は縦型循環コンベアーの上部連通部を通って
シート製貯蔵槽の上部開口部から貯蔵槽内部に入り、貯
蔵槽内の一端側から他端部にかけて順次貯蔵される。貯
蔵物の量が増加するにつれて、緊張装置を作動してシー
ト製貯蔵槽を押し下げる。変形自在なシート製貯蔵槽
は、架構に沿った形状で貯蔵物を貯留し、貯留物を低い
重心位置でかつデッドスペースのない状態に保持する。
ベアーから粉粒体である貯蔵物を投入口から投入する
と、粉粒体は縦型循環コンベアーの上部連通部を通って
シート製貯蔵槽の上部開口部から貯蔵槽内部に入り、貯
蔵槽内の一端側から他端部にかけて順次貯蔵される。貯
蔵物の量が増加するにつれて、緊張装置を作動してシー
ト製貯蔵槽を押し下げる。変形自在なシート製貯蔵槽
は、架構に沿った形状で貯蔵物を貯留し、貯留物を低い
重心位置でかつデッドスペースのない状態に保持する。
【0007】次に、縦型循環コンベアーを逆方向に作動
すると、粉粒体である貯蔵物は初めに貯蔵槽内の一端側
から次第に他端部にかけて、縦型循環コンベアーの下部
連通部を通って縦型循環コンベアーにより排出口から外
部に排出される。貯蔵物の量が減少するにつれ、緊張装
置が貯蔵槽を引張り、この作用により貯蔵槽の肩部が吊
り上げられ、貯蔵槽底部が下部開口部方向に傾斜して貯
蔵槽内の貯蔵物が下部開口部から縦型循環コンベアーの
下部連通部を通って完全に全量排出させる。このように
して、貯蔵物全量の完全排出及び先入れ・先出し処理が
おこなわれる。
すると、粉粒体である貯蔵物は初めに貯蔵槽内の一端側
から次第に他端部にかけて、縦型循環コンベアーの下部
連通部を通って縦型循環コンベアーにより排出口から外
部に排出される。貯蔵物の量が減少するにつれ、緊張装
置が貯蔵槽を引張り、この作用により貯蔵槽の肩部が吊
り上げられ、貯蔵槽底部が下部開口部方向に傾斜して貯
蔵槽内の貯蔵物が下部開口部から縦型循環コンベアーの
下部連通部を通って完全に全量排出させる。このように
して、貯蔵物全量の完全排出及び先入れ・先出し処理が
おこなわれる。
【0008】また、外部への排出を行わない場合、投入
口、排出口を閉じて縦型循環コンベアーを作動すること
により、貯蔵槽内の一端側にある貯蔵物は、縦型循環コ
ンベアーの下部連通部を通って縦型循環コンベアーに入
り、上部連通部から貯蔵槽内の他端側に順次移送されて
貯蔵される。このように貯蔵物(粉粒体)を移送して攪
拌することにより、粉粒体である貯蔵物の架橋現象を防
止し、連通部の閉塞、貯蔵槽内壁への付着を防止する。
口、排出口を閉じて縦型循環コンベアーを作動すること
により、貯蔵槽内の一端側にある貯蔵物は、縦型循環コ
ンベアーの下部連通部を通って縦型循環コンベアーに入
り、上部連通部から貯蔵槽内の他端側に順次移送されて
貯蔵される。このように貯蔵物(粉粒体)を移送して攪
拌することにより、粉粒体である貯蔵物の架橋現象を防
止し、連通部の閉塞、貯蔵槽内壁への付着を防止する。
【0009】
【実施例】本発明の貯蔵装置を図1乃至図6に示された
実施例に基づいて説明する。本発明の貯蔵装置は、図
4、図5に概略を示すように、立方体または直方体形状
骨格の架構10を備えている。架構10は、骨格が固定
式構造のものでもよいが、組立式にすれば必要に応じて
組立、解体、移設でき至便である。架構10には、少な
くともその側面部に防護壁12が取付けられている。な
お、必要に応じて底面部に防護壁12を設けてもよい。
防護壁12は、シート製貯蔵槽20の保護と満量状態に
ある貯蔵物Pを支持するもので、その材質は鋼材、コン
クリート、木材、樹脂等のいずれでもよく、形状はシー
ト状あるいは網状のものを適宜選択できる。架構10の
内側には、粉粒体である貯蔵物Pを貯蔵するための変形
自在のシート製貯蔵槽20が配置されている。シート製
貯蔵槽20は、その幅の長さの3倍程度の長さを有する
袋状のものであり、その材質は、例えば、テフロン、ポ
リ塩化ビニル等である。貯蔵槽20に貯蔵物Pを充填し
た時に、図1の2点鎖線及び図5に示すように、架構1
0及び防護壁12に沿った断面形状となり、貯蔵物Pが
ない時に、図1の実線のように肩部を持上げて折り曲げ
た断面形状となる。シート製貯蔵槽20は、上部及び下
部に開口部22,24を形成している。また、図1に示
すように、下部外側に補強バンド26を縫付け、この補
強バンド26を架構下部に取付けている。前記架構10
の肩部には緊張装置30が取付けられている。すなわ
ち、緊張装置30はワイヤロープ31を備え、ワイヤロ
ープ31の一端が前記シート製貯蔵槽20の肩部に取付
けられている。架構10の上部には複数の滑車32が列
設され、この滑車32に前記ワイヤロープ31が張渡さ
れ、ワイヤロープ31の他端にウエイト33が取付けら
れている。ウエイト33は、貯蔵物Pが満量の状態から
空の状態まで、シート製貯蔵槽20を引き上げるために
必要な補助張力を発生するものである。各ウエイト33
の下部及び架構下部には、それぞれ複数の滑車34が列
設され、ワイヤロープ35が交互にこれら滑車32に張
渡されている。ワイヤロープ35の先端は、滑車37を
経由して巻取ドラム36に巻き取られている。巻取ドラ
ム36は、ヘリカルギア式等の減速機42、パウダーク
ラッチ及びブレーキ44を介して駆動装置であるギヤー
ドモータ40に連結している。従って、駆動装置40に
より巻取ドラム36を駆動してワイヤロープ35を巻
取、巻戻すと、ワイヤロープ31及びこれに取付けられ
た貯蔵槽20の肩部が引上げられ、押し戻される。な
お、肩部の引上量、すなわちウエイト33及び滑車34
の引下量は、リミットスイッチ60で検知して、及び/
又はパウダークラッチ・ブレーキ44で張力を設定し
て、所定位置で肩部の引上を停止できるようにしてい
る。
実施例に基づいて説明する。本発明の貯蔵装置は、図
4、図5に概略を示すように、立方体または直方体形状
骨格の架構10を備えている。架構10は、骨格が固定
式構造のものでもよいが、組立式にすれば必要に応じて
組立、解体、移設でき至便である。架構10には、少な
くともその側面部に防護壁12が取付けられている。な
お、必要に応じて底面部に防護壁12を設けてもよい。
防護壁12は、シート製貯蔵槽20の保護と満量状態に
ある貯蔵物Pを支持するもので、その材質は鋼材、コン
クリート、木材、樹脂等のいずれでもよく、形状はシー
ト状あるいは網状のものを適宜選択できる。架構10の
内側には、粉粒体である貯蔵物Pを貯蔵するための変形
自在のシート製貯蔵槽20が配置されている。シート製
貯蔵槽20は、その幅の長さの3倍程度の長さを有する
袋状のものであり、その材質は、例えば、テフロン、ポ
リ塩化ビニル等である。貯蔵槽20に貯蔵物Pを充填し
た時に、図1の2点鎖線及び図5に示すように、架構1
0及び防護壁12に沿った断面形状となり、貯蔵物Pが
ない時に、図1の実線のように肩部を持上げて折り曲げ
た断面形状となる。シート製貯蔵槽20は、上部及び下
部に開口部22,24を形成している。また、図1に示
すように、下部外側に補強バンド26を縫付け、この補
強バンド26を架構下部に取付けている。前記架構10
の肩部には緊張装置30が取付けられている。すなわ
ち、緊張装置30はワイヤロープ31を備え、ワイヤロ
ープ31の一端が前記シート製貯蔵槽20の肩部に取付
けられている。架構10の上部には複数の滑車32が列
設され、この滑車32に前記ワイヤロープ31が張渡さ
れ、ワイヤロープ31の他端にウエイト33が取付けら
れている。ウエイト33は、貯蔵物Pが満量の状態から
空の状態まで、シート製貯蔵槽20を引き上げるために
必要な補助張力を発生するものである。各ウエイト33
の下部及び架構下部には、それぞれ複数の滑車34が列
設され、ワイヤロープ35が交互にこれら滑車32に張
渡されている。ワイヤロープ35の先端は、滑車37を
経由して巻取ドラム36に巻き取られている。巻取ドラ
ム36は、ヘリカルギア式等の減速機42、パウダーク
ラッチ及びブレーキ44を介して駆動装置であるギヤー
ドモータ40に連結している。従って、駆動装置40に
より巻取ドラム36を駆動してワイヤロープ35を巻
取、巻戻すと、ワイヤロープ31及びこれに取付けられ
た貯蔵槽20の肩部が引上げられ、押し戻される。な
お、肩部の引上量、すなわちウエイト33及び滑車34
の引下量は、リミットスイッチ60で検知して、及び/
又はパウダークラッチ・ブレーキ44で張力を設定し
て、所定位置で肩部の引上を停止できるようにしてい
る。
【0010】さらに架構10の長さ方向の周囲には、縦
型循環コンベアー50が配置されている。このコンベア
ー50は、貯蔵物Pを水平方向および上下方向に循環し
て搬送し得る角筒形状で、正逆両方向に回転可能なエン
ドレス チェーンコンベアーで、その上側および下側で
架構10に支持されている。縦型循環コンベアー50の
図面の左端部には、図4に示すように、下側のコンベア
部分の上面に粉粒体である貯蔵物Pの投入口52が、上
側のコンベア部分の下面に粉粒体である貯蔵物Pの排出
口54が形成されている。投入口52、排出口54は、
それぞれダンパー52a,54aを備えて、投入口5
2、排出口54を開閉可能としている。なお、ダンパー
52aは省略することができる。さらに、縦型循環コン
ベアー50は、下側のコンベア部分の上面及び上側のコ
ンベア部分の下面を、それぞれシート製貯蔵槽20の上
部開口部22及び下部開口部24に連通して開口し、上
部連通部56及び下部連通部58としている。上部開口
部22および下部開口部24(又は上部連通部56及び
下部連通部58)は、ダンパー22a,24aを備え
て、上部開口部22および下部開口部24を開閉可能と
している。なお、ダンバー22a及び24aは省略する
ことができる。
型循環コンベアー50が配置されている。このコンベア
ー50は、貯蔵物Pを水平方向および上下方向に循環し
て搬送し得る角筒形状で、正逆両方向に回転可能なエン
ドレス チェーンコンベアーで、その上側および下側で
架構10に支持されている。縦型循環コンベアー50の
図面の左端部には、図4に示すように、下側のコンベア
部分の上面に粉粒体である貯蔵物Pの投入口52が、上
側のコンベア部分の下面に粉粒体である貯蔵物Pの排出
口54が形成されている。投入口52、排出口54は、
それぞれダンパー52a,54aを備えて、投入口5
2、排出口54を開閉可能としている。なお、ダンパー
52aは省略することができる。さらに、縦型循環コン
ベアー50は、下側のコンベア部分の上面及び上側のコ
ンベア部分の下面を、それぞれシート製貯蔵槽20の上
部開口部22及び下部開口部24に連通して開口し、上
部連通部56及び下部連通部58としている。上部開口
部22および下部開口部24(又は上部連通部56及び
下部連通部58)は、ダンパー22a,24aを備え
て、上部開口部22および下部開口部24を開閉可能と
している。なお、ダンバー22a及び24aは省略する
ことができる。
【0011】ここで、図面では、シート製貯蔵槽20
は、架構10の内側において1個のみ配置しているが、
複数個を直列に個別に独立させ又は連通させて配置する
こともできる。
は、架構10の内側において1個のみ配置しているが、
複数個を直列に個別に独立させ又は連通させて配置する
こともできる。
【0012】次に、図示する実施例の作用を説明する。
縦型循環コンベアー50の投入口52に供給された貯蔵
物Pは、図6(a)に示すように、正方向(反時計回
り)に該コンベアーケース内を搬送され、該貯蔵槽20
の右上部より該貯蔵槽20内に投入される。該貯蔵槽2
0は貯蔵物Pの自重量と緊張装置30の張力とのバラン
スにより、貯蔵物P量の増加に従い徐々にその底面部を
拡大し、図1の実線(空の状態)から図1の2点鎖線及
び図5(満量の状態)へと該貯蔵槽20の幅方向断面の
形状を変化させる。長さ方向断面の変化は、貯蔵物Pの
張り込み量の増加にともない右端部より順次発生し、左
の方向へ移動する。図5に示すとおり、満量状態ではシ
ート製貯蔵槽20は底面および側面の防護壁12に支持
され、該貯蔵槽20全体の重心位置は低くなる。そし
て、下部断面も変化しないのでデッドスペースとならな
い。
縦型循環コンベアー50の投入口52に供給された貯蔵
物Pは、図6(a)に示すように、正方向(反時計回
り)に該コンベアーケース内を搬送され、該貯蔵槽20
の右上部より該貯蔵槽20内に投入される。該貯蔵槽2
0は貯蔵物Pの自重量と緊張装置30の張力とのバラン
スにより、貯蔵物P量の増加に従い徐々にその底面部を
拡大し、図1の実線(空の状態)から図1の2点鎖線及
び図5(満量の状態)へと該貯蔵槽20の幅方向断面の
形状を変化させる。長さ方向断面の変化は、貯蔵物Pの
張り込み量の増加にともない右端部より順次発生し、左
の方向へ移動する。図5に示すとおり、満量状態ではシ
ート製貯蔵槽20は底面および側面の防護壁12に支持
され、該貯蔵槽20全体の重心位置は低くなる。そし
て、下部断面も変化しないのでデッドスペースとならな
い。
【0013】一方、貯蔵物Pを排出する場合は、縦型循
環コンベアー50が張り込み時と逆方向(時計回り)に
運転され、図6(b)に示すとおり貯蔵物Pは該貯蔵槽
20の右端部より優先的に抜き出され、排出口54より
排出される。このときの該貯蔵槽20の幅方向断面の変
化は張り込み時とは逆になり、排出された貯蔵物Pの量
に応じて徐々に緊張装置30の張力で該貯蔵槽20の側
面および底面が引き上げられ、図1の実線に示すとおり
の空の状態となる。長さ方向断面の変化も、排出量に応
じ右端より順次起こり左の方向へ移行する。この変化に
より該当部分の貯蔵物Pは全量完全に排出される。
環コンベアー50が張り込み時と逆方向(時計回り)に
運転され、図6(b)に示すとおり貯蔵物Pは該貯蔵槽
20の右端部より優先的に抜き出され、排出口54より
排出される。このときの該貯蔵槽20の幅方向断面の変
化は張り込み時とは逆になり、排出された貯蔵物Pの量
に応じて徐々に緊張装置30の張力で該貯蔵槽20の側
面および底面が引き上げられ、図1の実線に示すとおり
の空の状態となる。長さ方向断面の変化も、排出量に応
じ右端より順次起こり左の方向へ移行する。この変化に
より該当部分の貯蔵物Pは全量完全に排出される。
【0014】次に貯蔵物Pの量が該貯蔵槽20のスペー
スの半分以下を占める場合においては、排出口54のダ
ンパー54aを閉止し、縦型循環コンベアー50を逆転
させると、該貯蔵槽20内にある貯蔵物Pは下部より抜
き出され、該貯蔵槽20の左上部より再投入され、該貯
蔵槽20内の左側に移送される(図6(c))。また該
コンベアー50を正転させると、貯蔵物Pは該貯蔵槽2
0の下部より抜き出され、該貯蔵槽20の右上部より再
投入され、該貯蔵槽20内の右側に移送される(図6
(d))。この操作により、該貯蔵槽20内での貯蔵物
Pの循環、移送が行われ、貯蔵物Pを攪拌、混合するこ
とができ、この結果、貯蔵物の固化が防止される。
スの半分以下を占める場合においては、排出口54のダ
ンパー54aを閉止し、縦型循環コンベアー50を逆転
させると、該貯蔵槽20内にある貯蔵物Pは下部より抜
き出され、該貯蔵槽20の左上部より再投入され、該貯
蔵槽20内の左側に移送される(図6(c))。また該
コンベアー50を正転させると、貯蔵物Pは該貯蔵槽2
0の下部より抜き出され、該貯蔵槽20の右上部より再
投入され、該貯蔵槽20内の右側に移送される(図6
(d))。この操作により、該貯蔵槽20内での貯蔵物
Pの循環、移送が行われ、貯蔵物Pを攪拌、混合するこ
とができ、この結果、貯蔵物の固化が防止される。
【0015】なお、該貯蔵槽20の複数個を個別に独立
して架構10の内側に配置させ、該貯蔵槽20の上部開
口部52および下部開口部54のダンパー52a,54
aを適宜に開閉することにより、特定の貯蔵物Pを例え
ば第1の貯蔵槽から第2、第3・・・の貯蔵槽に移し換
えることもできる。また、同一又は異なる貯蔵槽内での
多品種貯蔵物の保管が可能となる。更に、排出時に貯蔵
物Pの残量分を上記操作により該貯蔵槽20の右側に集
めた後、新しい貯蔵物Pを投入することにより、次回の
排出時に古い貯蔵物Pを優先的に排出する先入れ・先出
し処理も可能となる。
して架構10の内側に配置させ、該貯蔵槽20の上部開
口部52および下部開口部54のダンパー52a,54
aを適宜に開閉することにより、特定の貯蔵物Pを例え
ば第1の貯蔵槽から第2、第3・・・の貯蔵槽に移し換
えることもできる。また、同一又は異なる貯蔵槽内での
多品種貯蔵物の保管が可能となる。更に、排出時に貯蔵
物Pの残量分を上記操作により該貯蔵槽20の右側に集
めた後、新しい貯蔵物Pを投入することにより、次回の
排出時に古い貯蔵物Pを優先的に排出する先入れ・先出
し処理も可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、変形自在なシート製貯
蔵槽と縦型循環コンベアーとの組み合わせにより、振動
装置等を用いることなく、貯蔵物の全量完全排出が可能
になる。また、貯蔵中には粉粒体である貯蔵物を循環、
移送して貯蔵物の攪拌混合し、固化防止を可能にする。
これにより、同一貯蔵槽内でまたは他の貯蔵槽内へ貯蔵
物を移送できる。更に適切な循環、移送を行うことによ
り、貯蔵物の先入れ、先出し処理も可能となる。
蔵槽と縦型循環コンベアーとの組み合わせにより、振動
装置等を用いることなく、貯蔵物の全量完全排出が可能
になる。また、貯蔵中には粉粒体である貯蔵物を循環、
移送して貯蔵物の攪拌混合し、固化防止を可能にする。
これにより、同一貯蔵槽内でまたは他の貯蔵槽内へ貯蔵
物を移送できる。更に適切な循環、移送を行うことによ
り、貯蔵物の先入れ、先出し処理も可能となる。
【0017】また、貯蔵物を貯蔵したときに、従来の貯
蔵装置に比べて重心が低く安定性があり、しかもデッド
スペースがない。また装置も軽量となり、貯蔵能力に対
する設備費用の節減を図ることができる。さらに、本発
明装置を例えばボルト組み立て構造にすることも可能で
あり、このことにより分解、移設を容易に行える等の利
点をも有する。このように、本発明は、従来の貯蔵装置
の問題点を解決し、更に大型貯蔵装置として各種産業の
発展に寄与するところは極めて大きい。
蔵装置に比べて重心が低く安定性があり、しかもデッド
スペースがない。また装置も軽量となり、貯蔵能力に対
する設備費用の節減を図ることができる。さらに、本発
明装置を例えばボルト組み立て構造にすることも可能で
あり、このことにより分解、移設を容易に行える等の利
点をも有する。このように、本発明は、従来の貯蔵装置
の問題点を解決し、更に大型貯蔵装置として各種産業の
発展に寄与するところは極めて大きい。
【図1】本発明の貯蔵装置の幅方向の立断面図。
【図2】本発明の貯蔵装置の緊張装置及びその駆動装置
を示した幅方向の立断面図。
を示した幅方向の立断面図。
【図3】本発明の貯蔵装置の緊張装置及びその駆動装置
を示した長さ方向の立断面図。
を示した長さ方向の立断面図。
【図4】本発明の貯蔵装置の概略側面図。
【図5】本発明の貯蔵装置で貯蔵物を充填した状態の幅
方向の立断面図。
方向の立断面図。
【図6】本発明の貯蔵装置の運転状態を示す説明図で。
(a)は充填状態、(b)は排出状態、(c)、(d)
は循環、移送状態を示す。
(a)は充填状態、(b)は排出状態、(c)、(d)
は循環、移送状態を示す。
【図7】(a)は従来の貯蔵槽の長さ方向の立断面図、
(b)は従来の貯蔵槽の幅方向の立断面図。
(b)は従来の貯蔵槽の幅方向の立断面図。
10…架構、12…防護壁、20…シート製貯蔵槽、2
2…上部開口部、22a…ダンパー、24…下部開口
部、24a…ダンパー、26…補強バンド、30…緊張
装置、31…ワイヤロープ、32…滑車、33…ウェイ
ト、34…滑車、35…ワイヤロープ、36…巻取ドラ
ム、37…滑車、40…駆動装置、42…減速機、44
…パウダークラッチ及びブレーキ、50…縦型循環コン
ベアー、52…投入口、52a…ダンパー、54…排出
口、54a…ダンパー(調節弁)、56…上部連通部、
58…下部連通部、60…リミットスイッチ、P…貯蔵
物(粉粒体)。
2…上部開口部、22a…ダンパー、24…下部開口
部、24a…ダンパー、26…補強バンド、30…緊張
装置、31…ワイヤロープ、32…滑車、33…ウェイ
ト、34…滑車、35…ワイヤロープ、36…巻取ドラ
ム、37…滑車、40…駆動装置、42…減速機、44
…パウダークラッチ及びブレーキ、50…縦型循環コン
ベアー、52…投入口、52a…ダンパー、54…排出
口、54a…ダンパー(調節弁)、56…上部連通部、
58…下部連通部、60…リミットスイッチ、P…貯蔵
物(粉粒体)。
Claims (5)
- 【請求項1】 架構と、 この架構の内側に配置され、粉粒体を貯蔵する変形可能
なシート製貯蔵槽であって、上部と下部に開口部を設け
た貯蔵槽と、 前記架構に設けられ、シート製貯蔵槽の上側部に接続し
た緊張装置と、 この緊張装置を押上げ、引下げ作動して、前記上側部を
上下動可能とする駆動装置と、 前記架構に、前記シート製貯蔵槽の上下を循環するよう
に取付配置されたケース状のコンベアであって、粉粒体
の投入口及び排出口を備え、かつ前記シート製貯蔵槽の
上下開口部にそれぞれ連通する上下連通部を備えた縦型
循環コンベアーと、 を具備した貯蔵装置。 - 【請求項2】 緊張装置は、一端をシート製貯蔵槽の上
側部に接続する第一のワイヤロープと、第一のワイヤロ
ープが張設された第一の滑車と、第一のワイヤロープの
他端に取付けたウエイトと、ウエイトに取付けた第二の
滑車と、第二の滑車に張設された第二のワイヤロープ
と、第二のワイヤロープを巻き取る巻取装置とを備え、
この巻取装置は前記駆動装置により巻取、巻戻し駆動さ
れる請求項1に記載の貯蔵装置。 - 【請求項3】 シート製貯蔵槽は、上部及び下部開口部
に、それぞれ連通部開閉手段を備えている請求項1又は
2に記載の貯蔵装置。 - 【請求項4】 縦型循環コンベアーを正転及び逆転可能
に駆動する駆動手段を備え、かつ縦型循環コンベアーの
投入口及び排出口に、それぞれ開閉手段を備えている請
求項1乃至3のいずれかに記載の貯蔵装置。 - 【請求項5】 シート製貯蔵槽は、架構の内側に複数個
直列に配置されている請求項1乃至4のいずれかに記載
の貯蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5108016A JP2604110B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5108016A JP2604110B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 貯蔵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06321290A JPH06321290A (ja) | 1994-11-22 |
| JP2604110B2 true JP2604110B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14473852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5108016A Expired - Fee Related JP2604110B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 貯蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604110B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115504107B (zh) * | 2022-10-09 | 2023-10-24 | 河北大禹种业有限公司 | 一种生态农业种子培育存放系统及存放方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4523884Y1 (ja) * | 1966-06-11 | 1970-09-19 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5108016A patent/JP2604110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06321290A (ja) | 1994-11-22 |
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